ヘッドライン

モバP「いろいろ」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 21:45:35.38 ID:q7PLqQac0
P「……んー」

ちひろ「どうしたんですか、プロデューサーさん?」


P「あぁ、いえ。特になにも」

ちひろ「そうですか」

P「えぇ。皆の活動も軌道に乗って、特になにもすることが無いんですよ」

ちひろ「あぁ、なるほど……」

P「もちろん、雑務はありますけどね……」

ちひろ「……そうですねぇ」

P「ヒマじゃないですか?」

ちひろ「じゃあ細かい事務手伝ってくださってもいいんですよ?」

P「あっ、急用が」

ちひろ「……いけずっ」

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 21:52:01.62 ID:q7PLqQac0
☆ 似てるかも

小関麗奈(13)


関裕美(14)




麗奈「……」

裕美「……」

麗奈「……ねぇ、アンタ」

裕美「……私?」

麗奈「そうよ、アンタよアンタ」

裕美「……何? 私に何か、用……?」

麗奈「別に用ってほどでもないんだけど……って言うか同じ事務所よね?」

裕美「うん、そうだね……たぶん、そう」

麗奈「無駄に所属アイドル多すぎなのよね、ここ……はぁ。ま、いいわ」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 21:57:00.10 ID:q7PLqQac0
裕美「じゃあ……」

麗奈「待ちなさいよ、アンタもヒマなんでしょ?」

裕美「え、ううん……ちょっと、したいことがあるから」

麗奈「……したいこと?」

裕美「うん、自主練なんだけどね……だから、1人にして欲しいんだけど」

麗奈「ふぅん、自主練ねぇ……ダンス? ボーカル? 教えなさいよ」

裕美「……ぉ」

麗奈「何? 聞こえないわよ。なんだったらこのレイナサマもつきあってあげても」

裕美「え、笑顔の練習だから、1人になりたいの」

麗奈「は?」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 22:02:24.08 ID:q7PLqQac0
裕美「……」

麗奈「今、なんて言った? 笑顔?」

裕美「……笑いたいなら、笑ってもいいんだよ。どうせ私なんか目つきも悪いし可愛くないし」

麗奈「そういうこと聞いたんじゃないわよ、なんで笑顔に練習なんかいるわけ?」

裕美「だって私、無愛想だし。でもせっかくアイドルになれたんだから……」

麗奈「……意味わかんない」

裕美「あなたは、自分に自信がありそうだもんね。きっとわかんないよ」

麗奈「そうね、本当に理解不能よ……でも」

裕美「……?」

麗奈「運がよかったわね。アタシ、今ヒマしてるのよ」

裕美「え……?」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 22:06:00.29 ID:q7PLqQac0
麗奈「ほら、もっと自信を持ちなさい! それで、相手を見下す!」

裕美「そ、そんなの悪いっていうか」

麗奈「うっさいわね、気分の問題なのよ! それで思いっきり笑い飛ばしてやるのよ!」

裕美「わ、笑い飛ばす……?」

麗奈「アーッハッハッハッハッハァ!」

裕美「あ、あははぁ……」

麗奈「声が小さい! もっとミジンコを相手にするように笑いなさい!」

裕美「ミ、ミジンコ?」

麗奈「そうよ、アーッハッハッハ、ゲホッ! ゴホッ、ゲホッゲホッ……」

裕美「だ、大丈夫!?」

麗奈「ち、違うわよ。今のは相手を油断させるための作戦よ……ケホッ……」

裕美(……少し涙目になってるけど大丈夫かな)

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 22:10:28.84 ID:q7PLqQac0
麗奈「アーッハッハッハ!」

裕美「ハーッハッハッハ!」

麗奈「ま、それなりにはよくなってきたんじゃない?」

裕美「ほ、本当?」

麗奈「このレイナサマほどじゃないけどね。さ、次はドリンクをすりかえる技を練習するわよ」

裕美「えっ!?」

麗奈「……何よ」

裕美「それは流石にダメ、じゃないかな……」

麗奈「いいのよ、勝つためには手段なんて選んでられないの!」

裕美「でもやっぱり胸を張れるようになりたいよ……」

麗奈「ふぅん……ま、あとで教えてって言っても教えてやんないわよ?」

裕美「いらないから、大丈夫」

麗奈「ふんっ、可愛くないわね」

裕美「……よく言われる」

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 22:14:50.79 ID:q7PLqQac0
麗奈「ま、いいわ。多少は自信持って笑えるようになったでしょ?」

裕美「う、うん」

麗奈「それじゃアタシはお仕事あるからそろそろ行くわ。じゃあね?」

裕美「……待って」

麗奈「何よ?」

裕美「……なんで」

麗奈「……?」

裕美「なんで、付き合ってくれたの? 私のこと、知らなかったのに」

麗奈「さぁ、なんでかしら? アタシによくくっついてくるバカの影響かもしれないし……」

麗奈「……あと、なんとなく。本当になんとなくよ? ちょっとだけ似てるかもって思ったのよ」

裕美「似てる……って」

麗奈「アタシと、アンタが。このレイナサマに似てるやつがくよくよしてるのなんて見てらんないのよ」

裕美「……ふふっ」

麗奈「なによ」

裕美「ううん、なんにも」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 22:20:04.03 ID:q7PLqQac0
裕美「ありがとう。ちょっと自信、ついたかも」

麗奈「そ、感謝しなさいよね? このレイナサマ直々のレッスンを受けれるなんてめったにないんだから」

裕美「うん。覚えておくね……麗奈ちゃん」

麗奈「……どうもむずがゆいわね」

裕美「どうして?」

麗奈「別に。なんでもないわよ……そういえばアンタの名前は?」

裕美「……裕美。関、裕美」

麗奈「へぇ、偶然ね……アタシは麗奈。小関麗奈よ。苗字も似てるなんてそうそうないんじゃない?」

裕美「そうかも……」

麗奈「じゃあ、そろそろ行くから。アンタもせいぜいがんばりなさいよ?」

裕美「……うん、ありがとう。またね」

麗奈「アイドルやってるんだから、嫌でもまた顔合わせるでしょうけどね。待っててはやんないから」

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 22:22:23.26 ID:q7PLqQac0
裕美「……麗奈ちゃんか」

裕美「あんな風に自信が持てたら、私も……」

裕美「……」

裕美「ううん、暗くならないで、思い切って前を見なきゃ」

裕美「笑う、練習……笑う練習……」

裕美「……」

裕美「は、はーっはっは……」

裕美「ハーッハッハッハッハ」

裕美「ハッハッハッハッハァ!」

P(裕美に新しい仕事が来たから呼びにきたらなんか高笑いしてた……)

裕美「もう少し捻りがあったほうがいいかな……フゥーハハハ!」

P(……そっとしておこう)

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 22:29:43.26 ID:q7PLqQac0
☆ 居酒屋にて

柊志乃(31)


高垣楓(25)


姫川友紀(20)


日下部若葉(20)


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 22:35:59.40 ID:q7PLqQac0
若葉(私はもう、20歳。大人なのにちっとも周りの人に年相応に見てもらえません)

若葉(そこで、今日は大人な2人についてきて大人として見られる秘訣を探ろう……と)

若葉(思っていたんですけれど~……)

友紀「あれ? 偶然だねーっ!」

若葉「友紀さん……」

志乃「あら? 珍しいところで会ったわね……」

友紀「今日はねー、キャッツが負けたんだよぉ……もう飲むしかないって思って!」

楓「それはそれは……寝込んじゃいそうですね」

友紀「ううん、泣き寝入りする暇はないんだよ!」

若葉(友紀さんも、私と同い年なのに年相応に見てもらえない人……)

若葉(でも、お酒が飲めるっていうことは、ちゃんと成人に見えているって言うこと……ですよね?)

若葉(これは、観察してみないといけませんね~!)

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 22:44:06.30 ID:q7PLqQac0
友紀「それでねー、その時に田井中が……」

志乃「そうなの……大変だったのね」

友紀「そうなんだよ~、もう戦犯ものだよ! はぁぁ……」

志乃「声援に応えるのって、単純なようで難しいものよ……私達も、そうでしょう?」

友紀「……確かに、そうかも」

志乃「ふふっ、愚痴ばかりじゃお酒もまずくなっちゃうわよ?」

友紀「うん……ありがとうございますっ! そうと決まれば飲み直しだー! 店員さん、生ー!」

楓「若葉さんは、大丈夫ですか?」

若葉「あっ、じゃあ……えーっと、あ、青リンゴサワーをください」

志乃「……ふふっ」

若葉「わ、笑わないでください~!」

志乃「あぁ、ごめんなさい。そういう意味じゃないの。にぎやかなお酒もいいものだなって思っただけよ」

若葉「……そ、そうなんですか?」

志乃「えぇ……」

若葉(……こ、これが大人の雰囲気! 相手の話を受け止めて、要所に相槌を打つ力も、必要なんですね~!)

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 22:53:08.46 ID:q7PLqQac0
若葉(そして、若く見える2人は……)

楓「あと、私は銀杏と炙りイカ、それから塩だれキャベツと、黒丸ください」

友紀「日本酒かぁ……」

楓「美味しいですよ?」

友紀「うーん、あたしはあんまり飲んだことないから……」

楓「……挑戦して、みますか?」

友紀「それじゃあ、お返しにビールどうぞ!」

楓「……すみません、ビールは得意じゃなくて」

友紀「そうなの? もったいない! 野球にはビールだよ!」

楓「野球もあまり見ないですから……」

友紀「ほほう……これは今度じっくりと名プレー珍プレーを交えてレクチャーする必要があるのかなっ!?」

楓「……レクチャー、しなくちゃー……」

友紀「?」

楓「いいえ、なんでも」

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:02:29.63 ID:q7PLqQac0
若葉(……なるほど、楓さんは大人ですね~)

若葉(友紀さんは、なんというか……)

友紀「いぇーい! 飲んでるぅー?」

若葉「あ、あの~、酔って、ませんか?」

友紀「えっ? よ、酔ってないよぉ、酔ってない、よっ!」

若葉(酔ってますね~)

友紀「あは、あはは~。うん! 枝豆美味しい!」

志乃「そう、よかったわね……」ニコッ

友紀「一緒にどうかな?」

楓「ありがとうございます。枝豆を、得た……」モグモグ

友紀「……?」

楓「いいえ、なんでもないですよ」

志乃「ふふっ……」ニコニコ

若葉(う、受け流す技術。これも大人の技……? あれ? 楓さんも……ひょっとして……)

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:08:53.89 ID:q7PLqQac0
楓「……若葉さん」

若葉「は、はい、なんでしょう~?」

楓「大人になりたいって。思ってるんですか?」

若葉「……な、なんでそれを~……!?」

楓「なんとなく、です」

若葉「……ぅ」

楓「ふふっ、当たっちゃいましたね」

若葉「……あの」

楓「なんでしょう?」

若葉「大人になるってどうやったらいいんでしょうか~?」

楓「……大人になるのは簡単ですよ?」

若葉「えっ?」

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:15:40.26 ID:q7PLqQac0
楓「まず、1人だけじゃなくなることが大切です」

若葉「ふ、ふむふむ……ちょっと、待ってください」

楓「それで、2人になったら……少しいいですか?」

友紀「んぇ? んー、よってらいよー?」

楓「こうやって、手を広げます」

友紀「うぇーへへぇー」デローン

楓「それで、隣で寝ます」

若葉「えっ、えぇぇ~!? そ、それって……」

楓「……人文字で『大人』の完成です」

若葉「……えっ?」

楓「ふふっ、なーんちゃって。あはっ」

若葉「あ、あの~、酔って、ますか?」

楓「酔ってませんよ?」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:19:59.71 ID:q7PLqQac0
若葉「あの、志乃さん……」

志乃「……ふぅ。楓ちゃんと飲むのってこれだから楽しいのよ」

楓「友紀さんには勇気を出してもらいましょう」

友紀「あたしのあたし~? それってなぁに~?」

楓「さぁ、なんでしょう? 新しいことに挑戦することでしょうか?」

友紀「そっか~! じゃああたしさっかーやるぅー」

楓「じゃあ私は審判をしますね」

若葉「あ、あの……」

楓「若葉さんは、副審をお願いしますね」

若葉「えぇ~!?」

志乃「あぁ、にぎやかなお酒って楽しいわぁ……」

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:27:01.47 ID:q7PLqQac0
☆ サンタさんだー

イヴ・サンタクロース(19)


佐々木千枝(11)


佐城雪美(10)


兵藤レナ(27)


44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:33:03.58 ID:q7PLqQac0
千枝「じゃあ、イヴさんは……本当にサンタさんなんですか?」

イヴ「そうですよ~☆ えへっ、サンタはいるんです!」

千枝「わぁ……! じゃあ、他のサンタさんは?」

イヴ「いますよ! ……ここら辺の担当は本当は私なんですけれどぉ」

千枝「えっ、それじゃあ……」

イヴ「クリスマスの日は、きっと大忙しですよぉ……あぁ、考えただけでクラクラしちゃいますぅ~」

千枝「だ、大丈夫ですか?」

イヴ「がんばりますぅ~……」

 ヒョコッ

雪美「……なんの……話……?」

千枝「あ、雪美ちゃん!」

イヴ「あ、サンタのお仕事のお話をしてたんですよ~?」

雪美「……サンタ……」

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:38:50.04 ID:q7PLqQac0
雪美「……イヴは、サンタ……?」

イヴ「そうですよ~? でも、荷物やプレゼントはもう全部盗られちゃって大変でしたぁ……」

雪美「……」

千枝「今年のクリスマスのサンタは、できるのかなぁってお話ししてたの……雪美ちゃん?」

雪美「……配るのも………1人……?」

イヴ「うーん、たぶんある程度の範囲は任されちゃうと思いますけれど、どうなんでしょう~?」

雪美「……大変………」

千枝「うん、それで今、お手伝いができるかなーって……」

雪美「……手伝い……」

千枝「うん、お手伝い。千枝たちも、サンタさんになれるかもって!」

イヴ「きっと、オッケーも出ると思うんですよぉ」

雪美「……助っ人………いい人、知ってる……」

千枝「いい人……?」

雪美「……」コクッ

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:43:30.36 ID:q7PLqQac0
レナ「……え~っと?」

雪美「……レナ……」

千枝「よ、よろしくお願いします!」

イヴ「このたびはお世話になりますぅ~」ペコッ

レナ「ご、ごめんね。雪美ちゃん……どういう、ことだったっけ?」

雪美「……イヴ………困ってる……サンタ、大変……」

レナ「うんうん……」

雪美「だから……レナ……まほうつかいなら、だいじょうぶ……」

レナ「えっ」

千枝「雪美ちゃんから聞きました! レナさんって魔法が使えるんですよね?」

イヴ「ドキドキしますね~☆」

レナ「えっ」

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:51:17.63 ID:q7PLqQac0
レナ(落ちつけ……落ちつきなさい、レナ。そう、勝負は冷静さを失ったほうの負け)

レナ(きっと、雪美ちゃんは本気で信じてる。千枝ちゃんも……イヴちゃんも)

レナ(人生は度胸とハッタリよ……私の仕事は、アイドルで、ディーラー)

レナ(人を楽しませてこそ、でしょう?)

千枝「あ、あの。レナさん……何か、無理な理由とかがあるなら……」

レナ「……そうね。それじゃあ簡単な魔法を見せてあげるわ」

千枝「い、いいんですか?」

レナ「任せなさい。さぁ……ショータイムよ!」バサッ

イヴ「わぁ、お花が出てきましたぁ~!」

レナ「今はちょっと魔力が切れそうだからこれ一本で勘弁してね?」

千枝「大丈夫です! すごい、すごいですね! これなら……」

雪美「……計画………できるはず……」

レナ「……計画?」

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:54:59.51 ID:q7PLqQac0
イヴ「担当のおうちに、レナさんの魔法でプレゼントを運んじゃうんですぅ~☆」

レナ「えっ」

千枝「とっても楽しみです! レナさん、本当に魔法が使えるなんて、千枝感激しちゃいました!」

レナ「う、うん?」

雪美「……レナなら……できる……」

レナ「そ、そうかしら?」

雪美「うん……魔法使いだから……大丈夫だと思ってた……」

レナ(雪美ちゃんがちょっと得意気で可愛いけど……これ、どうしましょうか……)

レナ(収拾、つかないわね……プロデューサーさんに相談しましょう……)


後日、アイドルがプレゼントを配りに来るサンタクロースフェスが開催されたのは、別のお話

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:02:01.03 ID:RHb5RtWS0
雪美「……」

レナ「ご、ごめんね雪美ちゃん……」

雪美「……いい……」

レナ「でも、その……」

千枝「あ、あのっ、レナさん!」

レナ「あっ……千枝ちゃん……?」

千枝「雪美ちゃん、サンタになれて、楽しかったっていってました!」

レナ「ほ、本当?」

雪美「……」コクッ

レナ「じゃあ、なんで……」

千枝「でも、レナさんと一緒にお仕事できなかったのがさびしかったみたいで……千枝たちは、ほかの小さい子達と一緒にいたから」

レナ「……そうだったのね」

雪美「……」

レナ「ごめんね、雪美ちゃん……あなたには涙は似合わないわ、なんて」ポンッ

雪美「……花……」

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:05:17.46 ID:RHb5RtWS0
雪美「……いい……」

レナ「雪美ちゃん……?」

雪美「……気にして、ない……みんな、楽しかった……」

レナ「じゃあ、今度こそちゃんと魔法使いっぽいところを見せてあげるわね!」

レナ(種の仕込みも万全だし今回は……)

千佳「魔法使いさんがいるって聞いて! ラブリー千佳ただいま参上っ!」


レナ「えっ」

仁奈「まほーつかいさんでやがりますか? ほんとうでごぜーますか?」


レナ「ちょ、ちょっと待って……あれ? 小学生の子達ほとんど集まってる?」

イヴ「呼んでおきましたぁ~☆」

レナ「」

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:10:59.37 ID:PRVmPZzr0
レナさんマジ苦労人

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:11:32.79 ID:RHb5RtWS0
☆ 後ろに……

輿水幸子(14)


白坂小梅(13)


小日向美穂(17)


61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:15:32.55 ID:RHb5RtWS0
小梅「……」

幸子「白坂さん」

小梅「ひゃっ……!?」

幸子「あぁ、すみません。……いったい、何を読んでたんですか? そろそろ出番も近いですし準備をしておいたほうがいいと思いますけど」

小梅「あ、えっと……その」

幸子「……?」

小梅「……よ、読んで、みます……か?」

幸子「いいんですか? それじゃあ……」

小梅「……この、ページからが、いいと、思う、から……」

幸子「まぁ、いいでしょう……どれどれ……」

幸子「……」ペラッ

幸子「……!?」

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:21:24.97 ID:RHb5RtWS0
幸子「ちょ、ちょっと待ってください。これって……」

小梅「……ホラー、小説、ですけど……」キョトン

幸子「な、なんで不思議がってるんですか!? オススメするからてっきり普通の……」

小梅「普通の、ホラー……です」

幸子「……あぁ、うん?」

小梅「個人的には、もっと、表現がおどろおどろしいほうが、好きで……」

幸子「い、いいです! それ以上はいいですから」

小梅「だから、ホラー映画とかだと……スプラッタな奴も、よくて」

幸子「だからもういいですってば!」

小梅「……あと、この本とか……読んでるとまるで近くに来てるみたいな表現が、面白くて……」

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:25:43.22 ID:RHb5RtWS0
幸子「だからもう……」

小梅「……あっ」

幸子「な、なんですか?」

小梅「……後ろ……」

幸子「えっ……!?」クルッ

幸子「……な、なんだ。誰もいないじゃないですか」

小梅「……いる……」

幸子「ど、どこに……」

小梅「そっちの、クローゼット、なにか……」

幸子「えっ……じょ、冗談はやめてくださいよ!」

小梅「……本当、です。信じて……」

幸子「い、いや。だってそんなバカな……」

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:30:48.59 ID:RHb5RtWS0
幸子「は、早めにネタばらししたほうがいいんじゃないですか?」

小梅「……」

幸子「ちょ、ちょっと何か言ってくださいよ!」

小梅「……あけないほうが、いい、かも、しれないです……」

幸子「そ、そんなの……だって、この中に衣装が入ってるんですよ? そんな頻繁に開け閉めするものが……」

小梅「……」フルフル

幸子「……も、もういいです! ど、どうせドッキリなんでしょう? 中に人が入ってたりして、開けたら驚かしてくるとか!」

幸子「ふ、ふふん。ボクにはお見通しなんですよ。さぁ、ネタばらししたらどうですか?」

小梅「……わからない、です。私は、知らないから……」

幸子「……あ、あけてやりますよ! ふふん、ざ、ざんねんでしたね中の人! す、すでに見切ってるんですよ!」

幸子「……」スッ

 ガチャッ…

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:32:27.32 ID:RHb5RtWS0
??「が、がおー!」

幸子「ひゃぁっ!?」

??「がおー! がおー」

幸子「……あ、あれ?」

??「がおー、がぉー……」

幸子「な、何やってるんですか? 小日向さん……」

美穂「ぉー……」

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:42:33.36 ID:RHb5RtWS0
幸子「つまり、演技力のレッスンだったんですか?」

美穂「……うん、そうなの」

幸子「まったくもって人騒がせな……」

美穂「ご、ごめんなさいっ! 今度の役、怖い人にならなきゃいけないけど、怖いって難しくて……」

幸子「それなら専門家がここにいるんだから聞けばいいでしょうに」

小梅「えっ……あ、あの……」

美穂「小梅ちゃん……」

小梅「で、でも、力になれるかわからない、し……」

美穂「う、ううん! もし小梅ちゃんが手伝ってくれるなら百人力だよ!」

小梅「ほ、本当に……?」

美穂「うん!」

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:49:17.31 ID:RHb5RtWS0
小梅「だから、驚かすなら、不意をついて……」

美穂「ふむふむ……」

幸子「……ところで小日向さん?」

美穂「どうしたの?」

幸子「怖い人ってどんなタイプなんですか?」

美穂「えーっと、いろんな男の人を惑わせちゃうんだって……」

幸子「……」

小梅「それで、そういう表現で一番参考になる作品が――」

幸子「小日向さんって、結構抜けてますよね」

美穂「えぇっ!? そんなことないよ?」

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:52:59.84 ID:RHb5RtWS0
幸子「まぁ、なにかの役には立つかもしれないですしいいんじゃないですか?」

小梅「ふ、ふふ、楽しい……」

美穂「うん、小梅ちゃんの話怖いけどすごく面白いし参考になる、と思う……」

幸子「それは何よりです。さぁそろそろ収録いかないといけないんじゃないですか?」

小梅「あ……もう、そんな時間……?」

幸子「怪談なりホラー談義なりは帰ってきてからでもできるでしょう?」

小梅「……うん、わかった……」

美穂「小梅ちゃん、ありがとう! わたし、精一杯やってみるね……自信、ちょっとついたから!」

小梅「がんば、って、ください……」

美穂「うん!」

小梅「あ、あと……」

美穂「なにかな?」


小梅「一緒に、クローゼットにいた人は……どうしたんですか……?」

美穂「えっ」

幸子「えっ」

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:54:04.38 ID:RHb5RtWS0
毎回書き始めると体調崩れて速度が……
今回はここらへんで終わらせてもらいます。もう少し時間と体調のいい時にでもまた

保守支援ありがとうございました!

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 01:02:53.90 ID:EWoWggju0

ほのぼのええな!



元スレ: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1349959535/



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