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莉嘉「どうしてお姉ちゃんはまだ処女なの?」武内P「」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1636840341/

1 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 06:52:21.43 ID:/yDiE7So0
注意事項

・武内Pもの

・武内Pもの



武内P「……あの、城ヶ崎さん」

莉嘉(15歳)「ちょーかっこいいし、キレーだし。優しいし。アタシの自慢のお姉ちゃん」

莉嘉「アタシもお姉ちゃんに負けないぞ、追いつくぞって頑張っても、お姉ちゃんも頑張ってるからなかなか追いつけなくって、でもそれが嬉しいの☆」

莉嘉「ああ、お姉ちゃんはいつまでたっても、アタシの憧れでいてくれるんだって」

莉嘉「――――でも、気づいちゃったんだ」

莉嘉「お姉ちゃん、まだ……処女だよね? もう20歳になるのに」

武内P「……」

武内P(いつになく真剣な様子の城ヶ崎さんに“相談があるの”と呼び止められたため、空いていた小さめの会議室に場所を移しました)

武内P(どのような悩みを打ち明けられるのか。相談相手に選ばれた期待に私は応えられるのか。いや、なんとしても応えなければ)

武内P(そんな私の不安と意気込みは、城ヶ崎さんの一言目の『どうしてお姉ちゃんはまだ処女なの?』で木っ端みじんにされたのです)

武内P「……城ヶ崎さん。なぜお姉さんがしょ――未経験だと思うのですか? お姉さんは十代前半から二十代前半の女性を中心に圧倒的な人気を誇るカリスマギャルなんですよ」

武内P(想定をはるかに超える相談のショックから何とか立ち直った私は、まずは城ヶ崎さん――お姉さんの方ですね――の名誉を守るために、悩みを否定しようと試みました)

武内P(ですが――)

莉嘉「Pくんだって気づいているんでしょ。それもずっと前から」

武内P(残念ながら、お姉さんが未経験である事に確信を持っているようです)





城ヶ崎美嘉
http://i.imgur.com/lBPSF2F.png
http://i.imgur.com/Hyjmqog.png

城ヶ崎莉嘉
http://i.imgur.com/e73IIqh.jpg

今年初、通算8度目、美嘉ねぇでは2度目のご理解
http://i.imgur.com/BPranZu.png

2 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 06:55:09.87 ID:/yDiE7So0
莉嘉「最初の違和感はね、ラジオでリスナーの恋愛相談に乗っている時のやつ。いつもためになるコトを言ってて、さっすがお姉ちゃんだって聞いてたんだけど――ある時ふと気づいたの」

莉嘉「確かにためになるけど……似たようなコーナーを持っている人は、テレビやラジオっていう誰もが視たり聞いたりできる媒体ってコトを意識しながら、それでも隠せない生々しさというか……エグさ? そういうのが時々見えちゃうの」

莉嘉「けどお姉ちゃんからはそれがまったく無いの! 公共の場であるコトを意識してちゃんと隠してるっていっても、限度があるでしょ?」

莉嘉「それでもしかしてって思いながら普段のお姉ちゃんを見ていたら……うん、そこからはポロポロって怪しいところをドンドン見つけちゃったの」

莉嘉「恋バナになったら軽く息をのんで身構えて、さらに話がエッチな方向になったら目が泳いじゃって……JCでもあんなにウブな反応する子、滅多にいないよ!」

武内P「そ……それは……」

武内P(何とか擁護しなければと口を出してみたものの、言葉が続きません。脳裏に顔を真っ青にしながら私を責めるお姉さんが思い浮かびますが、これは無理です)

莉嘉「共演した男性アイドルや俳優に食事に誘われても、二人っきりのやつは絶対に避けるのはアイドルだから当然だとして……その時の反応!」

莉嘉「相手がどんなイケメンでも『え~、どうしよっかな。〇〇さんと二人っきりでランチしたって知られたら、〇〇さんのファンに刺されちゃいそうだし。〇〇さんならかなり熱心なファンがいるっしょ★』て笑いながら流すけど、ちょっぴり指先が震えてて……」

武内P「あ……相手に花を持たせつつ断るのは……お姉さんらしいかと」

莉嘉「あ、でも! Pくんに『少し喫茶店で休憩しましょうか』と誘われた時は喜んでたから安心してね☆」

武内P「え……? は、はい……?」

莉嘉「まあそういったコトもあってアタシはお姉ちゃんが処女だってコトに気づいてしまって、だから今度は不安になったの。カリスマギャルであるお姉ちゃんが処女だってコトを、ファンの皆に知られてしまったらどうしようって」

武内P「あっ……」

莉嘉「恐るおそる“城ヶ崎美嘉 処女”でググってみたら――――ウワアアアアッと出てきたの! アタシが知らなかっただけで、お姉ちゃんが処女だって気づいているファンはけっこういるんだね」

武内P「……未経験である事は、決して責められる様な事ではありません」

莉嘉「うん、そうだね。恋愛経験豊富なカリスマギャルじゃなければね」

武内P「そ、それは……」

莉嘉「別にお姉ちゃんが処女だからって、アタシは別にいいよ。処女でもお姉ちゃんがかっこよくて、キレーで、優しくて、アタシの大好きなお姉ちゃんであるコトに変わりないから」

3 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 06:55:55.46 ID:/yDiE7So0
莉嘉「でもお姉ちゃんが気にしているなら話は別。お姉ちゃんは皆が憧れるカリスマギャルであろうと努力しているから、恋愛経験なしの処女だってバレないように気を遣ってて……そんなお姉ちゃんのコトをネットでカリスマ処女ってバカにしてるんだよ! ムカつく!」

武内P「……確かにお姉さんが未経験である事をネタにからかう風潮はあります。しかし彼らの大半は暇つぶしであって、本気でお姉さんをバカにしているわけではありません。むしろあれだけ見事にカリスマギャルとして支持を受けるお姉さんの意外な一面に、魅了されているともいえます」

莉嘉「それは……わかるけど、暇つぶしでバカにされているのがムカつくのは変わんないし……お姉ちゃんだって、きっと傷ついているよ」

武内P「……そうですね。だからこそ――」

莉嘉「ねえ、どうして?」

武内P(顔の見えない悪意からお姉さんを守るために、私たちがしっかり味方をしないといけない。そう続けようとした私の言葉を遮って、城ヶ崎さんは潤《うる》んだ瞳で私を責めるように、縋《すが》るように見上げた)





莉嘉「どうしてお姉ちゃんはまだ処女なの? Pくんはお姉ちゃんに何の不満があるの?」





武内P「………………………?」

武内P(城ヶ崎さんの言葉の意味がわからず、少し固まってしまいました)

武内P(額面通りに受け取るならば、まるでお姉さんが未経験である事に私が関わりがあるような言い方です)

武内P(確かにお姉さんがアイドルとしてデビューした時の担当プロデューサーは私です。そして最初の説明で、ハッキリとは言いませんでしたがアイドルは恋愛禁止であるとほのめかしました)

武内P(しかしそれはもう何年も前の話であって、今の担当プロデューサーは私ではありません)

武内P(お姉さんが未経験である事と、まったく無関係とは言えませんが――こうも強く城ヶ崎さんに詰め寄られる理由は見当たらないのです)

武内P「あの……城ヶ崎さん?」

莉嘉「Pくんだってお姉ちゃんとエッチしたいでしょ!」

武内P「!?」

莉嘉「確かにお姉ちゃんはチョー奥手かもしんないけど、もう何年もあったんだから二人っきりで良い雰囲気な時だって何回もあったでしょ!」

武内P「!!?」

莉嘉「確かにPくんがガバッていこうとしたら、お姉ちゃん固まって震えちゃうかもしんないけど――大丈夫! アタシが保証するから、多少強引でもいいから押し倒して☆」グイッ

武内P「!!!?」

武内P(城ヶ崎さんは私の目の前に手を突き出したかと思うと、握った拳の人差し指と中指の間から親指を出すジェスチャー――いわゆるフィグ・サインをニッコリと笑いながらしてみせました)

武内P(もともと大人に憧れて背伸びした発言が多くはありましたが、ここまで性を連想させる表現をするのは初めての事で……学生の頃から知っている少女の意外な一面は、足元が崩れそうなほどの衝撃を私に与えます。そんな私に――)

莉嘉「そんでもってムリヤリ凸凹×!」

武内P「――――――――――」

4 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 06:56:35.28 ID:/yDiE7So0
莉嘉「Pくん? どうしたの?」

武内P(――天真爛漫な笑顔から放たれた衝撃的な言葉は、ふらつく私に容赦のない追撃となり、思わず膝をついてしまいました)

武内P「はぁ……はぁ……城ヶ崎さん?」

莉嘉「ん、なーにPくん」

武内P(未だに片膝をついたまま、白ばんだ視界に頭痛を覚えるも何とか耐えます。今はそんな事よりも、まずは城ヶ崎さんの真意を確かめなければ)

武内P「先ほどの話を聞いていますと、まるでお姉さんと私が両想いだと思われているようですが……」

莉嘉「へ? Pくん何を……あ、はは~ん☆」

武内P「城ケ崎さん?」

莉嘉「そっかー、そういうコトかあ。いやーお似合いだねぇ。お似合いだけど、Pくんがそんなんだからお姉ちゃんがまだ処女なんだから困っちゃうなあ☆」

武内P「あ、あの……」

莉嘉「うん、安心してPくん。もう何年も年頃の女の子をプロデュースしているのに女心かちっともわかんないのはPくんの悪いトコだけど、アタシたちはそういう所は嫌いじゃないから」

莉嘉「妹のアタシが保証するから大丈夫! Pくんは片想いなんかじゃない! これまでずっと両片想いだっただけ☆」

武内P「ち、違います……っ」

武内P(私が言いたいのはお姉さんの気持ちではなく……いえ、そちらもあるのですが、私はアイドルに私欲を抱いたりはしていないという事です)

莉嘉「……Pくん。もう何年も我慢してたんだよね? 急には信じらんないかもしれないけど大丈夫。お姉ちゃんもPくんを、何年も待ってたんだから」

武内P(しかしふらつく頭では考えがまとまらず、何と言っていいのかわかりません)

莉嘉「あ、いけない! そろそろお姉ちゃんと会う時間だ。ねえPくん、今日は仕事上がりは20時の予定だったよね?」

武内P(白ばむ視界のどこか遠くから城ヶ崎さんの声が聞こえたような気がします。私がそれにどう応えたのか、自分の事なのにわからない)

莉嘉「帰らないでPくんの部屋で待ってて! あ、それとちゃんと覚悟を決めておいてね☆ お姉ちゃんのコトだから怖じ気づいちゃうだろうからPくんから強引に始めないとダメだから!」

武内P(そう言い残した城ヶ崎さんは、私が立ち上がる前に会議室から走り去ってしまったのでした……)

5 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 06:57:31.28 ID:/yDiE7So0
――

――――

――――――――



莉嘉「というわけで! お姉ちゃんの脱・処女☆ の準備を整えてきたよ!」

美嘉(20歳)「」

莉嘉「いや~、まさかPくんがお姉ちゃんの気持ちに気づいていなかったなんて。お姉ちゃんってば他の男にもフレンドリーだけど、絶対に超えさせない一線を引いてるよね。それがPくん相手にはユルユルなコトに気づいてなかったとか、もうホントPくん!」

美嘉「り、莉嘉……? ああ、アンタ……何て……何てコトを」

莉嘉「けどね~、Pくんも男の子だからなあ。もう何年も叶わないって思ってた想いが実るとわかれば、普段の優しくて鈍感なPくんじゃなくて、ケダモノのPくんになっちゃうかも☆」

美嘉「!!?」

莉嘉「はい、というわけでこれ」

美嘉「……? 何これ?」

莉嘉「……お姉ちゃん。ホントに知らないの?」

美嘉「え……いやだって初めて見るし」

莉嘉「ゴムだよ」

美嘉「ゴム?」

莉嘉「うん、ゴム」

美嘉「ゴム……なんでゴムがこんな小さな袋に入って――――――――――ゴム!? そっちの!!?」

莉嘉「……うん。お姉ちゃんがゴムを見たのが初めてで、アタシだってショックだよ」

美嘉「え、あ、いや、その! そもそも! アンタまだ15でしょっ! 何でこんなモノ持ってんのよ!」

莉嘉「クラスの女子何人か経験済だから見せてもらって、ついでに一つもらったの」

美嘉「……へ?」

莉嘉「面白いんだよこれ。ヌルヌルしているこれをスポっとはめて、それからクルクルッと回すんだけど、ゆっくりしないといけないんだって。痛がるから」

美嘉「???」

莉嘉「あ、それと今夜のためにちゃんと穴はあけておいたよ☆」

美嘉「?????」

莉嘉「じゃ、そういうわけだから頑張ってねお姉ちゃん☆」

美嘉「あ、待ちなさい莉嘉!」

莉嘉「Pくんは仕事あがったら部屋で待ってるから、逃げちゃダメだかんねー!」


タタタタタタタタッ


美嘉「こ、この~! 好き勝手やってくれちゃって!」

6 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 06:58:32.04 ID:/yDiE7So0
美嘉「……ど、どうしよう。今ならまだ、莉嘉が勝手にやったコトだって言えば、アイツもわかってくれるだろうし……でも……もしかしたらホントにうまくいくかもしれないし……ああ、どうしよう!」

美嘉「そもそも何なのこれ? ちゃんと穴はあけたって……何で避妊具に穴をあけんのよ」

美嘉「使用方法は……書かれてない。これが入ってた箱には穴をあけるように書いてあったとか? ん~、わかんない!」

美嘉(どうしよう、どうしよう! もしかしたらもしかすると、アイツが莉嘉の言葉を真に受けてアタシが何言っても聞く耳持たずにその……あ、アレをしようとする可能性だって……あ、あるかな? あるよね? アタシはカリスマギャルなんだし、アイツだって男なんだからそういうコトしたいって思ってたかもしんないよね?)

美嘉(結婚前にそういうのは良くないけど……ま、まあ堅物のアイツがそこまでなるんだったら、させてあげないとダメかな? そしたらこのゴムが必要になるけど……本当に穴があいたままでいいのかな?)

???「どうしたの美嘉ちゃん?」

美嘉「うわっ!」

???「っ!?」

美嘉「あ、ごめんなさい。ちょっと考え事していて、ビックリしちゃいました」

???「ええ、いいのよ。それよりそこまで考え込んでどうしたの。何かトラブル?」

美嘉「と、トラブルと言えばトラブルなんですけど……あ」

美嘉(そうだ! 頼もしい年上の女性に訊けばいいじゃん! この人なら間違いない!」

美嘉「あの……恥ずかしいコトを訊いてもいいですか?」

???「ええ、構わないわ。ここだけの話にするから安心して」

美嘉「その……コンドームって……穴をあけて使うんですか?」

???「……え?」

美嘉(この反応!? やっぱりちが――――)

???「ふ、ふふ。その使い方もあるけど……」

美嘉「……え?」

和久井留美(29歳)「美嘉ちゃんにはまだ早いわよ」

美嘉「……っ!?」





和久井留美
http://i.imgur.com/S5MZOD9.jpg

7 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 06:59:18.24 ID:/yDiE7So0
留美「今の話、他の人には?」

美嘉「わ、和久井さんにだけです」

留美「そう、じゃあここだけにしておきましょう。いい美嘉ちゃん。その方法は大人の女がじれったい男に対して使うモノだから、美嘉ちゃんはダメよ」

美嘉「は、はい」

留美「しかし、そうね……そういうのも“アリ”よね。私もそろそろ30だし……こんな方法を使わせるほど追い込んだ男の方に責任があるから」

美嘉「和久井さん?」

留美「あ、ごめんなさい。私の方もちょっと考え事をしてしまったみたい。用事ができてしまったからもう行くけど……美嘉ちゃんの悩みは解決したかしら?」

美嘉「だ、大丈夫です。ありがとうございました」

留美「ええ、それじゃあ」


カツン、カツン、カツンーー


美嘉「……」

美嘉(『美嘉ちゃんにはまだ早い』『その方法は大人の女がじれったい男に対して使うモノ』……か)

美嘉(アタシはカリスマギャル。莉嘉のせいで未経験だってアイツにバレてしまったけど……けどアイツだって、大人っぽいアタシを抱きたいはず)

美嘉(そんなアタシがもし、穴があいていないゴムを差し出したら――)

8 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 07:00:00.68 ID:/yDiE7So0
~ポワン、ポワン、ポワン~


武内P『城ヶ崎さん!』

美嘉『ま、待って……どうしたのよアンタ』

武内P『私は……この想いは許されないものだと、それに叶わないものだと思い込んでいました。しかし叶ってしまうのではと思ってしまった途端に、自制しようとする想いはあっさりと崩れてしまいました』

美嘉『だ、ダメだって。アンタのコトは大切だけど……アタシはアイドルで、アンタはプロデューサーで……たとえ両想いでも』

武内P『そう自分に言い聞かせる事ができなくなったんです。城ヶ崎さん、私は……貴方が欲しくてたまらない』

美嘉『――――――――――っ』

武内P『いいですよね、美嘉』

美嘉『……本気なんだよね?』

武内P『本気でなければ、こんな事できません』

美嘉『結婚してくれる?』

武内P『貴方がそれを望んでくれるのなら、喜んで』

美嘉『一生、一緒にいてくれる?』

武内P『絶対に貴方を手放しません』

美嘉『……バカ。そこまで言われたら、断れないじゃん』

武内P『……っ!? 美嘉さん!』

美嘉『きゃっ!』



美嘉(アタシの魅力に完全にまいってしまったアイツは、ええっと……あんなコトやこんなコトとか、まあそういったコトをして、ついに――)



武内P『いいですよね、美嘉さん』

美嘉『ま、待って。まだ結婚前だから、ちゃんとこれ使って』

武内P『これは……?』

美嘉『どうしたの?』

武内P『穴が……あいていないようですが』

美嘉『……え?』

武内P『美嘉さんは……こういうゴムの使い方をするのですか……ハァ』

美嘉『ま……待って。違う、違うから』

武内P『処女である事は我慢できましたが……そのうえこんな子どものようなゴムの使い方をするとは』

美嘉『待って! どこに行くの!?』

武内P『すみません、冷めてしまいました。冷静になってみれば、アイドルと関係を持とうなどと私はどうかしていたようです』

美嘉『そ、そんな……っ』

武内P『それではさようなら城ヶ崎さん。明日からは元の関係に戻りましょう』

美嘉『い、イヤアアアアアアアアアアァァ!!』



美嘉(……いや無いから。さすがにそんな展開は無いっしょ)

美嘉(そもそも莉嘉が一人で勘違いしているだけで、アイツがアタシに告白するわけが……でも、もしかしたら)

美嘉(アイツがアタシに告白してくれて、さらに色々あってそういう雰囲気になっちゃったら……アイツが冷静になって行為を止める可能性は、少しでも減らさないと)

美嘉「……ありがとう、莉嘉。お姉ちゃん頑張るから★」

美嘉「真のカリスマギャルに、アタシはなる!」

9 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 07:00:42.33 ID:/yDiE7So0
※ ※ ※



武内P(いったいどうしたものでしょうか……)

武内P(妹さんがどのように話を伝えたかわかりませんが、私がプロデューサーであるにも関わらず城ヶ崎さんの事が好きで、今夜部屋で待っていると伝わっているとすれば――軽蔑ですめばまだ良い話で、下手をすると今頃セクハラ相談員と話しているかもしれません)

武内P(いったいどのようにして誤解を解けばいいのでしょう?)

武内P「はぁ……」

???「はぁ……」

武内P「ん……?」

???「え……?」

武内P「佐久間さん、何か悩み事ですか?」

まゆ(19歳)「そういうCPのプロデューサーさんも」

武内P「はい……とても人には話せませんが」

まゆ「ええ、まゆもです」

武内P「……」

まゆ「……」

武内P「相談に乗りますので、私の相談に乗ってもらえないでしょうか。年頃の女性の意見が必要なんです」

まゆ「まゆの方も、年頃のアイドルを担当しているプロデューサーさんの意見が必要だったんです」

武内P「あちらの小会議室が空いていますので、そこで話を――」

10 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 07:01:46.72 ID:/yDiE7So0
佐久間まゆ
http://i.imgur.com/MHgwrrT.jpg

11 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 07:02:41.36 ID:/yDiE7So0
※ ※ ※



武内P「……」

まゆ「……」

武内P「佐久間さんの方から、どうぞ」

まゆ「いえ……本当に話しにくいコトなんです。CPのプロデューサーさんがまゆに話してくれる悩みが大きければまゆも話しやすくなるので、できればそちらからお願いしていいですか」

武内P「これは失礼しました。私のほうから話しをさせていただきます」

まゆ「お互い他言無用、ですね?」

武内P「はい。それでは――城ケ崎さん……ああ、妹の莉嘉さんの方ですね。莉嘉さんが何故かある勘違いをしているのです」

まゆ「莉嘉ちゃんが? 何をでしょう」

武内P「これが不思議な事に、私とお姉さんが両想いであると」

まゆ「……」

武内P「まったく不思議な話です」

まゆ「え?」

武内P「……佐久間さん?」

まゆ「そんなに不思議な話でしょうか?」

武内P「佐久間さんは不思議だとは思わないのですか?」

まゆ「はい。だって莉嘉ちゃんと美嘉ちゃんの共通の知人である男性の中で、二人にとって最も親しい年頃の男性はCPのプロデューサーさんです。他人の恋バナに関心がある莉嘉ちゃんが、二人を結び付けてしまうのはそこまで不思議ではありません」

武内P「な、なるほど……」

まゆ「付け加えれば、莉嘉ちゃんはお姉ちゃん子ですからね。自分の知らない男に大好きなお姉ちゃんを取られたくないという気持ちが、せめて自分が信頼しているCPのプロデューサーさんになら、という心理も働いたかもしれません」

武内P「莉嘉さんが何故このような勘違いをしたのか理解できずに悩んでいましたが……佐久間さんに話して正解でした」

まゆ「あ、正解とはわかりませんよ。あくまでまゆから見て、莉嘉ちゃんがそういう勘違いをしても不思議とは思えないというだけです」

まゆ「……そもそも本当に勘違いなんですか?」

武内P「佐久間さん、からかわないで下さい」

まゆ「ふふ、ごめんなさい。しかしCPのプロデューサーさんの悩みというのは莉嘉ちゃんのコトだけでしょうか? もっと深刻そうに見えたんですけど」

武内P「実は……お姉さんと私が両想い、もとい両片想いの状態が何年も続いていると勘違いした莉嘉さんは業を煮やして、今夜私たちが二人っきりになる状況を用意しているんです」

まゆ「それは……そのコトをCPのプロデューサーさんがご存じというコトは、勘違いした莉嘉ちゃんに発破をかけられたというコトですか?」

武内P「はい。何年もお姉ちゃんを待たせて酷い、今夜はちゃんと覚悟を決めておくようにと言われました。私が心配しているのは、勘違いした莉嘉さんがお姉さんにどのような説明をして、今夜私の部屋に来るように説得しているのかです」

まゆ「そうですねえ。莉嘉ちゃんのコトですから『お姉ちゃん、Pくんが今夜自分の部屋に来るようにだって。覚悟を決めた様子だから期待した方がいいよ☆』という感じでしょうか」

武内P「……やはりそのような形だと思いますよね。そうなると当然、もう担当ではないとはいえ自分に仕事を割り振る事もあるプロデューサーが、職権を乱用して自分にセクハラするのではと不安になっている事でしょう」

まゆ「え?」

12 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 07:03:37.40 ID:/yDiE7So0
武内P「……違うでしょうか?」

まゆ「CPのプロデューサーさん、美嘉ちゃんは莉嘉ちゃんの性格を誰よりも知っていますし、貴方のコトだって信頼しています。彼女が今不安だとすれば、妹さんが勘違いしてアレコレやって、CPのプロデューサーさんに迷惑をかけていないかというコトでしょう」

武内P「つまり……」

まゆ「CPのプロデューサーさんの心配は杞憂《きゆう》というコトです」

武内P「良かった……本当に、良かった……」

まゆ「……」

まゆ「ああ、でも」

武内P「どうしましたか?」

まゆ「今後のコトを考えるのなら、CPのプロデューサーさんは美嘉ちゃんに告白した方がいいでしょう」

武内P「……え?」

まゆ「考えてもみてください。莉嘉ちゃんにしてみれば、頑張って二人は両想いであったと教えて夜に二人っきりになるようにセッティングしたのに、二人は想いを告げ合うどころか『妹が迷惑かけてごめんなさい』『私の方こそ誤解を与える様なマネをしていまい申し訳ありません』と謝り合うんですよ。納得すると思いますか?」

武内P「……莉嘉さんにしてみれば、私も美嘉さんも自分の話を信じてくれず、両片想いな状態が続いているように見える……ですか?」

まゆ「はい。そして今度こそ二人をくっつけようと、もっと過激で他の人も巻き込む大がかりな状況を作りかねません」

武内P「それはいけません。このような事が続けばやがてスキャンダルになります」

まゆ「はい。ですからCPのプロデューサーさんは今夜美嘉ちゃんに告白します。二人が両想いだというのは莉嘉ちゃんの“勘違い”なんですから、当然美嘉ちゃんは断ります。そうなれば莉嘉ちゃんも納得するでしょう」

武内P「問題があるとすれば、私が昔担当していたアイドルに告白するようなプロデューサーだと美嘉さんに思われ、このままCPに妹がいていいのだろうかと不安を与える事でしょうか」

まゆ「そちらの方については、二人の仲について莉嘉ちゃんの誤解を解いたあとに、まゆの方からこういう事情があったと美嘉ちゃんに説明します」

武内P「……完璧です。佐久間さんに相談して良かった。何から何までありがとうございます」

まゆ「そ、そこまでのコトではありません。大げさですよ」

武内P「いえ、大げさではありません。先ほどまで私は目まいを覚えるほど悩んでいましたが、今は晴れ晴れとした気持ちです」

まゆ「ふふ、助けになれたように何よりです」

まゆ「――――――――――あ、でも」

まゆ「CPのプロデューサーさんが告白して、それを美嘉ちゃんが受けてしまった場合はどうしましょうか?」

13 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 07:04:17.12 ID:/yDiE7So0
武内P「……え? それは――」

まゆ「ああ、でもあり得ませんよね。だって二人が両想いなのは莉嘉ちゃんの“勘違い”なんですから」

武内P「ええ、あり得ない話です」

まゆ「ただ、もしもの話ですけど……CPのプロデューサーさんなら気づいているでしょうけど、美嘉ちゃんは異性と付き合ったコトがありません。つまり、告白されたコトは何度もあるでしょうけど、それを受けたコトは一度としてありません」

まゆ「初めて告白を受け止めようとしたのに、それが嘘だったとしたら……美嘉ちゃんは何年も引きずるほど酷く傷つき、恋愛を今まで以上に恐れるようになるでしょうね」

武内P「……」

まゆ「でもこれは考えすぎですよね。だって“勘違い”なんですから」

武内P「え、ええ」

まゆ「残念でしたね、“勘違い”で。CPのプロデューサーさんにとって美嘉ちゃんは、特に親しい女性の一人なのに。憎からず思っていて、付き合えば間違いなく上手くいく相性なのに」

武内P「……佐久間さん、私の悩みについてはこのぐらいで。今度は私が佐久間さんの相談に乗る番です」

まゆ「それなんですけど……」

武内P「どうしましたか?」

まゆ「まゆの悩みはまゆのプロデューサーさんとの仲についてだったんですけど、今のお話の中でティンと来るモノがあったので解決できました。CPのプロデューサーさんが相談してくれたおかげです♪」

武内P「解決した事は喜ばしいのですが……今の話で何を閃いたのか、彼の同僚として不安になります」

まゆ「え? まゆはプロデューサーさんと二人で幸せになるコトしか考えていません。どうして不安に思うんでしょうか?」

武内P「その幸せが、アイドルとプロデューサーとしてなら不安にならないのですが……」

まゆ「うふふ、それではまゆは失礼します。美嘉ちゃんへの告白、頑張ってくださいね」

14 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 07:05:19.81 ID:/yDiE7So0
※ ※ ※



――時刻20時 武内Pの仕事部屋


武内P(そろそろ城ヶ崎さんが来る時間ですね)

武内P(妹さんが隠れて様子を見ているかもしれませんし、演技とは思われないように告白しなければ)

武内P(……心苦しいです。嘘の告白をする事も、アイドルに告白する事も、あとで佐久間さんがフォローしてくれるとはいえ、これまでの信頼関係を壊してしまう事も)


コンコン


武内P「……っ。どうぞ、開いています」


ガチャ


美嘉「おお、お疲れー★ り、莉嘉カラネー、アンタから大切な話があるルって聞いたんだけど……な、何かな?」

武内P(いつになく緊張している様子ですが……これは妹さんの勘違いだと半分気づいているものの、本当に私が呼び出した可能性もあると思っているからでしょうか)

美嘉「ど、どうしたのー? なんだか表情硬いけど……あっ! もしかしてアタシにこ、ココ――告白とか!? もしそうだとしたら嬉しいけど……なんちゃって★」

武内P「……城ヶ崎さん、私の話というのはですね」

美嘉「う、うん」

武内P「プロデューサーとして、昔担当していたアイドルにこのような話をするのは間違っているとわかっています」

美嘉「う、うん!」

武内P「まして相手は未成年……そう言い聞かせていましたが、成人を迎えた貴方を見ていると、この想いをこれ以上抑えきれなくなってしまいました」

美嘉「うん!」

武内P「城ケ崎さん……いえ、美嘉さん。私は貴方を、一人の女性として見ています」

美嘉「―――――――――」

武内P「……城ヶ崎さん?」

美嘉「……美嘉、だよね?」

武内P「え?」

美嘉「美嘉って……呼ばないの?」

武内P「み、美嘉さん」

美嘉「…………うふふ」

15 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 07:05:58.78 ID:/yDiE7So0
武内P(おかしい。城ヶ崎さんの反応が妙です。良くてお説教、悪ければ軽蔑されて部屋を立ち去るかと思ったのですが……気のせいか、この上なく上機嫌に見えます)

美嘉「ねえ、女性として見ているって……少し回りくどいっていうか、婉曲的な表現だよね。もしアンタがそういった意図でアタシと呼びだしたのなら、そういう逃げ道を残す余地があるのはちょっとなーって思うよ?」

武内P「え……は、はい」

美嘉「うん、アンタのそういう言い回しは嫌いじゃない……好きかな、むしろ。でも……ね? 今ぐらい情熱的に、そしてもっとハッキリと伝えてほしいの。アタシの誤解かなって思う余地が無い言葉で」

美嘉「言葉が難しいのなら……ん、ほら……ね? アタシも……アンタを何年もお預けさせちゃった負い目があるし……男の人ってそういうモノだって聞いたコトあるし……怖いけど……アンタが……貴方が相手なら、勇気を持てるから」

武内P(……いったい何が起きているのですか?)

武内P(これではまるで、城ヶ崎さんが私の告白を受けてしまったようで……ハッ!?)


美嘉『アタシの誤解かなって思う余地が無い言葉で』


武内P(誤解の余地が無い言葉……なるほど、そういう事ですか城ヶ崎さん)

武内P(ドアの向こうには、妹さんがどうなるのか様子をうかがっているのですね)

武内P(そしてプロデューサーである私が自分に告白するはずがないと信じてくれて、私の意図を――妹さんが二度とこのようなマネをしないように、告白して振られようとしている事を察してくれた)

武内P(そのためには、ドアの向こうにいる妹さんにもハッキリとわかる形で振られろと言ってるのですね!)

武内P「美嘉さん……私は貴方を愛しています」

美嘉「――っ!!」

武内P「もし私の気持ちを受け取っていただけるのなら――」

美嘉「あ――」

武内P(城ヶ崎さんに歩み寄り、その両肩にゆっくりと手を乗せます)

武内P(あとは城ヶ崎さんが私を拒絶するだけです!)

美嘉「ん……」

武内P「……?」

武内P(おかしいですね。どうして城ヶ崎さんは目をつむりながら上を向いているのでしょう?)

武内P(これではまるで、キスされるのを待っているかの―――――――――キスを待っている!!?)

美嘉「ね、ねえ……」

武内P「は、はいっ」

16 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 07:06:48.76 ID:/yDiE7So0
美嘉「その……緊張しているのはわかるけど……アタシだってそうなんだから……あんまり待たせないでよね」

武内P「……っ」

武内P(どういう事です!? まさか……こんなはずは! 城ヶ崎さんが、私などの告白を受けるはずが――ッ)



まゆ『そんなに不思議な話でしょうか?』



武内P(……私の考えが、足りなかった?)

武内P(今さら止めようにも……)



まゆ『初めて告白を受け止めようとしたのに、それが嘘だったとしたら……美嘉ちゃんは何年も引きずるほど酷く傷つき、恋愛を今まで以上に恐れるようになるでしょうね』



武内P(しかし……城ヶ崎さんに嘘の告白などするわけには)



まゆ『CPのプロデューサーさんにとって美嘉ちゃんは、特に親しい女性の一人なのに。憎からず思っていて、付き合えば間違いなく上手くいく相性なのに』



武内P(私は……私は……プロデューサーで……アイドルをそのような目で見たりは、決して――それなのに)

武内P(手を放して離れないといけないのに……城ヶ崎さんを掴む指は、彼女を惜しむように握る力を強めていく)

武内P(もはや私は目をつむって待ち受ける城ヶ崎さんから視線を逸らせない。もっと間近で見ようと、彼女に顔を寄せてしまう)

武内P(近づく気配を感じたのか、城ヶ崎さんの体がこわばるのが肩に置いた手から伝わってくる。それでも頬を赤らめながらその時を待つ城ヶ崎さんに――――私という忍耐が切れてしまった事を、脳裏の隅に追いやられてしまったわずかばかりの理性で察した)





武内P(私は――――――――――ケモノになってしまった)

17 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 07:07:50.62 ID:/yDiE7So0
――

――――

――――――――



ガタゴソ、ガタゴソ、ギシイッ


莉嘉「お…………おおぅ」

莉嘉「うっわ~……強引に行けって言ったのはアタシだけど……うわー、うわー。あのPくんがそこまで……」

まゆ「莉嘉ちゃん?」

莉嘉「……っ!!?」

まゆ「どうですか中の様子は?」

莉嘉「う、うん。ビックリするぐらい上手くいってる」

まゆ「それは良かったです。でも上手くいっているのがわかったのなら聞き耳はもう止めましょう。邪魔が入らないように見張っているのに、かえって目立って興味を引きますし……何より失礼です」

莉嘉「う、うん。そうだね」

まゆ「しかし上手くいきましたか……うふふ、無自覚に何年も我慢していて、これ以上ないぐらいの状況だったんです。当然です」

莉嘉「さっすがまゆちゃん☆ あとはアタシがまゆちゃんのプロデューサーに、それとなくお姉ちゃんとPくんが上手くいったコトを話せばいいんでしょ?」

まゆ「はい。未成年の担当アイドルに手を出さないと必死に自分に言い聞かせていますけど、まゆはもうじき20歳になります。そして一緒に耐えていた同期の親友が先に折れてしまう」

まゆ「それでもプロデューサーさんは我慢するでしょうけど……我慢するというのは無理をするというコト。そして無理が続けばやがて破綻します」

まゆ「我慢していた期間が長いほど、抱えていた想いが重いほど破綻した時の反動は大きくなります。今のCPのプロデューサーさんのように」

まゆ「プロデューサーさんが我慢できなくなって、まゆを手折るのはもう時間の問題……うふ、うふふ」

莉嘉「……ま、まゆちゃん」

まゆ「どうしましたか?」

莉嘉「――カッコいい! 今のカッコよかったよまゆちゃん! ゾクッとしちゃった☆」

まゆ「あら、ありがとうございます。ところで莉嘉ちゃん、そろそろ聞き耳を止めないと」

莉嘉「あ、ごめん。流石にもう止めなきゃ――――――――――え?」

18 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 07:08:48.07 ID:/yDiE7So0
まゆ「……莉嘉ちゃん?」

莉嘉「……どうしようまゆちゃん」

まゆ「どうしました、何かトラブルですか?」

莉嘉「アタシ……お姉ちゃんに穴をあけたゴムを渡したでしょ?」

まゆ「ええ、そうでしたね。美嘉ちゃんを混乱させる目的の小道具でしたけど、それが何――――――――――莉嘉ちゃん? あの……もしかして?」

莉嘉「今……お姉ちゃんがゴムを……Pくんに渡した」

まゆ「……美嘉ちゃんは普段から、ゴムを持ち歩いている人ですか?」

莉嘉「ううん。ゴムを見たのさえ今日が初めて」

まゆ「……あの美嘉ちゃんが、わずか数時間で覚悟を決めてゴムを調達できると思いますか?」

莉嘉「無理。絶対無理」

まゆ「……」

莉嘉「……」

まゆ「ゴムの避妊率は決して100%ではありません」

莉嘉「う、うん」

まゆ「性行為をするというコトは、愛する人とのコミュニケーションであると同時に、子どもを産む神聖な行為です」

莉嘉「つ、つまり!」

まゆ「たとえ避妊具を使っていても、性行為をするというコトは子どもを二人の間に授かる覚悟があるというコト!」

莉嘉「じゃあ今回の件は!」

まゆ「問題無し!」

莉嘉「一件落着!」

まゆ「めでたし、めでたし!」



~おしまい!!!~

19 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 07:09:58.63 ID:/yDiE7So0
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今年初、通算8度目、美嘉ねぇでは二度目のご理解を記念した奉納SSになります。
しまむークリスマス限定ガシャ奉納SSの準備をしていたタイミングでの温泉美嘉ねぇには驚きました。
担当が11人もいると1~2ヵ月ごとに限定が来るので油断できません。
そろそろランランと幸子も警戒しておかないと。

20 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 07:10:50.18 ID:/yDiE7So0
これまでのおきてがみ(黒歴史)デース!


【モバマスSS】凛「プロデューサーにセクハラしたい」

加蓮「CPのプロデューサーってかっこいいよね」凛「」

未央「貴方の視線」

楓「私たちも」美嘉「プロデューサーに」小梅「…セクハラしたい」

莉嘉「Pくんってかっこいいよね!」美嘉「」【※武内Pもの】

武内P「襲われました…」卯月「へそ下辺りが満たされました♪」

早苗「CPのプロデューサー君(武内P)ってかっこいいじゃない」楓「どやぁ」

凛(五体投地)「お願いだからやらせてください」武内P「」

島村卯月の性教育【※武内Pもの】

武内P「これは……私の抱き枕?」

藍子「CPのプロデューサーさん(武内P)ってかっこいいですね」未央「」

武内P「渋谷さんがお神酒を飲んだら……」凛「プロデューシャー♪」

武内P「女性は誰もがこわ……強いですから」

美嘉「アタシは――――処女だから」武内P「」

まゆ「ムリヤリ凸凹×……するんですよね?」モバP「」

蘭子「汝が望む豊かな乳房のため、儀式を行っている!!]武内P「」

武内P「私がロリコンで熟女好きのホモ?」

まゆP「ホモになるぞ!」武内P「その手がありました……ッ!?」

武内P「絶対にアイドルに手を出したりしませんッ!!」

武内P「眠る私に口づけをしたのは」

武内P「パッションな皆さんとの平穏な日常」

楓「初めましてお義母様」武内P「」

幸子「孕まされてお腹がパンパンです♪」武内P「」

武内P「私が童貞ではなかったせいで」

武内P「私の愛が重い?」

武内P「姉を望んだ末路」

武内P「桃太郎」

21 : ◆SbXzuGhlwpak 2021/11/14(日) 07:11:27.51 ID:/yDiE7So0
モバP「輝子が魔王になってしまった」輝子「Welcome to this crazy Time!!!」

武内P「私をドキドキさせたい?」小梅「……うん」

楓「つまり私が彼女ということですね!」武内P「え?」

武内P「素直じゃないプロポーズ」

武内P「まゆのお悩み相談室?」まゆ「はぁい」

武内P「島村さんが私の?」卯月「お気に入りですよね!?」

茜「さいきっく・おいろけビーム!!!」武内P「!!?」

武内P「ホモのショックで記憶が」

武内P「魔神が生まれた日」

武内P「ノンケの証明」

仁奈「ノンケの気持ちになるですよ!」武内P「!?」

武内P「神崎さんが反抗期になってしまいました……」

【モバマス】楓「恋と呼ぶのでしょう」

武内P「私にマーキングしたい?」

千夜「お前を監視する」武内P「?」

武内P「脳が破壊される?」

千夜「お前のモノを測る」武内P「?」

凛「……」まゆ「……」【セ〇クスしないと出られない部屋】

武内P(これは……脅迫状?)文香(あれは……ラブレター!?)

奏「CPのプロデューサーさんってチャーミングよね」文香「……ダメですよ」



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元スレ: 莉嘉「どうしてお姉ちゃんはまだ処女なの?」武内P「」
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