2 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:04:55 ID:
HgQC
加蓮「ぽってと♪」ピョンコ
ちとせ「ぽってと♪」ピョンコ
加蓮「ぽっ」ピョン
ちとせ「てっ」ピョン
「「とーっ♪」」ピョーン
P「おねがいたすけて」
李衣菜「うわ、ポテト両手に持って飛び跳ねてる」
泰葉「Pさんには悪いけど怖いね……」
千夜「お嬢さまが未開の地の部族のような動きを……!」
3 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:06:04 ID:
HgQC
加蓮「ぽてとー♪」
ちとせ「ぱーてぃー♪」
加蓮「一緒に食べよ~♪」
ちとせ「みんなで食べよ~♪」
加蓮「今日はポテトの日だから~♪」
ちとせ「加蓮ちゃんが買ってきてくれたの~♪」
「「食べようよ~~~♪」」
P「タスケテ…」
泰葉「ミュージカルかな?」
千夜「あいつ、ついに頭を抱えて蹲りましたよ」
李衣菜「た、助けに行こうっ」
4 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:06:51 ID:
HgQC
泰葉「加蓮、ちとせさんっ。Pさんを解放しなさいっ」
加蓮「ふっ……Pさんを助けたくばポテトに忠誠を誓いなさい!」
李衣菜「なんか始まった……」
P「たすけてくれ……」
千夜「お前、安らかに眠りなさい」
ちとせ「千夜ちゃん、あーん♪」
千夜「あーん」モキュ
ちとせ「はいこれで千夜ちゃんも私たちの仲間ね♪」
千夜「……ぽて」コクリ
李衣菜「ノリいいね千夜ちゃん」
5 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:07:29 ID:
HgQC
加蓮「新たなポテメイト千夜、Pさんを捕まえといてね!」
千夜「お嬢さま以外の命令は聞けません」
加蓮「めんどい!?」
ちとせ「千夜ちゃんお願い!」
千夜「ぽてー」ガシッ
P「千夜かわいいな」
千夜「うるさいぽて」ペシ
泰葉「くっ、千夜ちゃんが取り込まれた……! 李衣菜、協力して悪を倒そうっ」
李衣菜「えー。普通にポテト食べたいよー」
6 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:08:11 ID:
HgQC
加蓮「李衣菜、美味しいよ! ほらほら♪」プラプラ
李衣菜「ポテトで釣られるのは世界で加蓮だけだよ……」
ちとせ「ぱくっ♪」
加蓮「ああっちとせさん! ダメだよ勝手に!」
李衣菜「2人いた」
泰葉「ポテト一味……なんてふざけた集団なの!」
ちとせ「ぽってって♪ 泰葉ちゃんもポテメイトにしてやろうか~♪」
加蓮「世界をポテトの海に沈めてやる~♪」
「「ぽててててて♪♪」」
李衣菜「頭おかしくなるよ~!」
千夜「気の迷いで乗りましたがどうしたらいいのですかお前」
P「俺に聞かないで?」
7 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:09:12 ID:
HgQC
泰葉「こうなったら……冷めてしなしなになったポテト!」
加蓮「うっ!?」
ちとせ「せ、精神攻撃……! なんて卑怯なの!」
泰葉「なりふり構っていられないの、こっちは! 世界を守るために!」
加蓮「揚げ直したらいいんだよそんなのっ!」
ちとせ「総帥、そんなことしていいの?」
加蓮「いいんだよ……2度揚げは邪道、でもポテト神はポテトを愛する全てを許してくれるから」
ちとせ「ありがとうポテト神……!」
泰葉「こ、これも効かないの……!?」
李衣菜「美味しいですねっ」パクパク
P「久しぶりに食べると美味いな」モグ
千夜「たまにはいいものですね、ジャンクフードも」モグモグ
8 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:09:48 ID:
HgQC
加蓮「あー! なに勝手に食べてるの!?」
P「いや、暇だったし……」
千夜「冷めたら本当に不味くなってしまいますよ」
ちとせ「あは、もう少し遊びたかったなぁ♪」
泰葉「せっかく茶番に乗ったのに……!」
李衣菜「今回は乗る方が悪いよ泰葉。あーん」
泰葉「ぁむぅ」ムグムグ
加蓮「もー! せっかく2次会を盛り上げようと思ったのに!」
千夜「2次会……? 何のですか」
9 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:10:41 ID:
HgQC
加蓮「ちとせさんの誕生日パーティーの、だよっ。昨日の今日がポテトの日だもん、これはやんなきゃでしょ♪」
ちとせ「加蓮ちゃんたら張り切ってこぉんなにポテト買ってきちゃったの♪」
李衣菜「そしてPさんは謎の儀式に巻き込まれたんだね……」
P「うっあたまが」
加蓮「ごめんねPさん♪」
泰葉「ふふっ、なるほど。それじゃ大皿持ってきてこのポテトの山を崩さないとね」
千夜「日を跨ぐ2次会など経験したことがありません……まったく」
李衣菜「あはは、この量じゃ明日は3次会のランニングパーティーになっちゃうね!」
P「よし、やるか!」
ちとかれ「「えー!?」」
千夜「……ふふ。本当にもう……」クスッ
10 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:11:26 ID:
HgQC
泰葉「お皿持ってきました!」ビシッ
加蓮「でかした! ぶちまけ!」ザララララッ
ちとせ「す、すごい……! ファミレスの山盛りポテトフライよりも大きなお山!」キラキラ…!
P「既に胸焼けが……!」
李衣菜「大丈夫ですよ、6人で食べたらすぐですって。千夜ちゃんもいるし」
千夜「宛にしないでください。加蓮さんが買ってきたのだから加蓮さんが一番食べるべきで」
ちとせ「お願い千夜ちゃん♪」
千夜「任されました」キリッ
泰葉「千夜ちゃん……」
11 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:12:32 ID:
HgQC
加蓮「千夜ってちとせさんが絡むと途端に残念になるよねぇ」モックモック
千夜「元から残念な人に言われたくありません」モキュモキュ
加蓮「むっ。なによー」
千夜「本当のことでは?」
李衣菜「喧嘩しちゃダメだよー。楽しいポテトパーティーなんでしょ?」
ちとせ「あはっ。私は見てて楽しいよ♪」
泰葉「ちとせさんはいつだって楽しそうにしてますよ? ふふっ」
ちとせ「うんっ。だって楽しいもの、毎日♪」
P「ポテトだけでこんなに盛り上がれるんだもんな。俺も楽しいよ」
12 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:13:21 ID:
HgQC
加蓮「じゃあもっと楽しいことしよっか? はいPさん、あーん♪」
P「えっ? あーん……むぐ」
李衣菜「!」ガタッ
泰葉「!」ガタッ
ちとせ「!」ガタタッ
千夜「……え、なんですかこれは」
加蓮「あれ、千夜はやらない感じ?」
千夜「必要が無いので」
加蓮「必要ならやるんだ♪」
千夜「屁理屈です」
ちとせ「♪」ジリッ…
泰葉「♪♪」ジリジリ
李衣菜「♪♪♪」ジリジリ…
P「おぉいたすけてくれー! なんか怖い!」
13 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:13:58 ID:
HgQC
泰葉「Pさん……私のポテト食べてくれませんか?」ウルウル…
P「な、何も泣かなくても!? 分かった、食べるよ!」
泰葉「あーんっ♪」
P「泣き止んだ……あ、あーん」
李衣菜「Pさん! 私とロックしませんか!? あーんっ」
P「なんか意味深――むぐっ」
ちとせ「ブツブツブツブツ…」
P「な、何を囁いてるんだちとせ……!?」
ちとせ「魔法使いさんが私を好きになってくれるおまじない♪ 魔女に教わったの♪」アーン
P「そ、そんなの無くても俺はあむっ」
14 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:14:53 ID:
HgQC
加蓮「そのおまじない私にも教えてちとせさんっ!」
李衣菜「わ、私にも!」
泰葉「いくら積めばいいですか!?」
ちとせ「積まなくてもいいよ!? 仕方ないなぁ、こっそりね♪」
「「「やったー!」」」
千夜「……お前のことになるとすぐ暴走しますね、みんな」
P「ま、まぁ嫌われてるよりいいかなって……」
千夜「…………はい。食べなさい、特別ですよ」
P「え」
千夜「早くしろ」
P「あ、ああ……もぐ」
千夜「………………嫌いではないですから。みんなの、お嬢さまの……私のプロデューサーですからね」
P「千夜……!」キュン
千夜「ときめくな気色悪い」
P「ぐえ」グサッ
15 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:15:30 ID:
HgQC
―――
李衣菜「――さて……もうすぐ無くなっちゃうね」
泰葉「あっという間だったね。かなりあったけど」
千夜「雑談しながらだと危険ですね。つい食べすぎてしまう」
李衣菜「千夜ちゃんは黙ってても食べちゃうよね?」
千夜「とう」ペシ
李衣菜「あいたー」
泰葉「ふふふ」
P「ははは。……で、案の定……」
加蓮「ぷふぅ……」
ちとせ「けぷぅ……」
P「知ってた」
16 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:16:41 ID:
HgQC
加蓮「うーん……余は満足じゃ……♪」
ちとせ「もう食べられないよ……♪」
李衣菜「2人ともMサイズ分くらいしか食べてなかったよ?」
泰葉「ほとんどPさんと千夜ちゃんだったね」
P「悪いな千夜、俺が一番食べるべきだったのに」
千夜「いえ、このくらいは。……まぁ若干おめでたになりましたが」サスサス
李衣菜「わぁぽっこり!?」
泰葉「明日はほんとに走らないと……」
加蓮「がんばろっかー♪」
ちとせ「がんばってねー千夜ちゃん♪」
千夜「もう……お嬢さまもです。お腹押しますよ?」
ちとせ「あはー、ゆるしてぇ♪」
17 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:17:26 ID:
HgQC
P「さ、もういい時間だし片付けるぞー」
李衣菜「はーい」
泰葉「袋はこっちにくださーい」
ちとせ「わかったー」
千夜「お皿を洗ってきますね」
加蓮「楽しかったねーほんと♪ 毎日ポテトパーティーやりた――」
李衣菜「か」
泰葉「れ」
P「ん」
千夜「さん」
加蓮「ピェッ」
ちとせ「あはははっ♪」ケラケラ
18 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:18:05 ID:
HgQC
がちゃっ
ちひろ「ただいま戻りました~♪」
P「あ、ちひろさんおかえりなさ……あっ、ちひろさんの分残しとくの忘れてた!」
泰葉「あ、大丈夫ですよ。あらかじめ取っておきましたから。ほら」ザラッ
李衣菜「おお~。泰葉やるね♪」
千夜「さすがです」
P「よ、よかった。ありがとな泰葉……どうぞ、ちひろさん」
ちひろ「あら、ポテトですか? どうせプロデューサーさん、みんなと食べさせ合いなんてしてたんでしょう?」
P「そそそそそんなことは!?」
加蓮「あはは、バレバレだね♪」
ちとせ「いちゃいちゃしてたの♪」
P「節度を持って! な!?」
19 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:18:57 ID:
HgQC
ちひろ「うふふ、いつも通りですね♪ それじゃあお返しに、じゃーん! みんなにポッキープリッツのプレゼントです!」ドバーッ
P「…………えっ?」
アイドル「あっ」
ちひろ「いやー、ポッキーの日だからどこへ行っても売っててついつい買っちゃいました♪ …………どうしたんですか、吐きそうな顔して」
李衣菜「あ、あの」
泰葉「……さっきまで、みんなで」
千夜「ぽ、ポテト……パーティーを……」
ちとせ「してた、の……」
加蓮「…………けぷ」
ちひろ「」
P「……れ、冷蔵庫しまっとくか……」
ちひろ「…………わ、私悪くありませんよねー!?」
ねー!?
ネー!
ネー…
―――
――
―
20 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:19:32 ID:
HgQC
―――河川敷
P「そーれ、みんな頑張れーい!」チリンチリン
たったったっ……
李衣菜「はっ、はっ……!」
泰葉「ふっ、ふぅっ……!」
千夜「……っ、……っ!」
加蓮「ひぃ、ふぅ……っ! ち、ちとせさぁーん……! おくれ、てるよーっ……!」
ちとせ「ま、まってぇ……! さ、さんじかい……つらいぃ……!」
21 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:20:14 ID:
HgQC
千夜「お嬢さま……っ!」クルッ
P「千夜、ストーップ。助けに行ったら本人のためじゃないぞ」チリンッ
千夜「くっ……!! お嬢さま、頑張って!」
加蓮「もう少しだよちとせさん……!」
李衣菜「ファイトです!」
泰葉「終わったら美味しいカフェに行きましょうっ」
ちとせ「う……が、がんばるっ……!」ググッ
P「その意気だ、ちとせ!」
ちとせ「! はぁ、はぁ……!!」ドクン ドクン…!
ちとせ「――毎日、生きるの、楽しいっ……!!」タッ!
―――
――
―
22 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:20:54 ID:
HgQC
―――とあるカフェ
泰葉「名物、ジャンボパフェ……!」
李衣菜「でかっ!?」
千夜「ふざけてるのか店主……」
加蓮「まじめにばかだね……」
ちとせ「あは、美味しそう♪」
P(また走り込みだな、こりゃ)
おわり
23 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:22:08 ID:
HgQC
というお話だったのさ
ちとせ誕SSが早めに出来上がったから適当に書いてたら完成したので1日ぶりのだりやすかれんwithちとちよです
24 :
◆5F5enKB7wjS6 21/11/11(木)21:22:33 ID:
HgQC
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黒埼ちとせ「アディショナル誕生日♪」
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