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【ミリマスSS】まつりは妹と握手がしたい

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1 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:03:23.29 ID:8v/KZ7340
ミリオンライブのコメディSSです。
台本形式です。

2 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:06:06.65 ID:8v/KZ7340
【765プロライブシアター】


亜利沙「おっはよーございます!」


まつり「ほ? どうして亜利沙ちゃんがここにいるのです?」


朋花「今日の握手会は、私とまつりさんと美也さんだけのはずですが」


美也「もしかして、応援に来てくれたんですか~?」


亜利沙「ノンノン! 今日のありさは、1人のアイドルちゃんファンです!」

3 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:08:32.72 ID:8v/KZ7340
亜利沙「まつりちゃん、美也ちゃん、朋花ちゃんの3人が歌うCDのお渡し会兼握手会! 参加しないわけがありません!」


朋花「それはそれは、良い心がけですね~♪」


まつり「まぁそれはそれとして……プロデューサーさん」


P「すみません。ここ、関係者以外立ち入り禁止なんで」


亜利沙「ええっ!? プロデューサーさん、ありさのことを忘れたんですか!」


P「今日は1人のファンだろ。ほら行くぞ」


亜利沙「あぁん、もう少しだけ握手会前のアイドルちゃんの姿を~……」


まつり「やれやれなのです」


美也「2人とも、窓の外を見てください~」

4 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:09:48.28 ID:8v/KZ7340
まつり「どうしたのです、美也ちゃん」


美也「沢山のお客さんが並んでいますよ~」


朋花「まぁ。こんなに沢山の方々が、聖母の愛を心待ちにしているなんて……ふふっ、嬉しいですね~♪」


まつり「まつりのファンだって沢山いるのです! あっちの緑の法被を来た人や、あっちのリボンをつけた女の子も……あれ?」


美也「まつりちゃん、どうかしましたか~?」


まつり「間違いありません。まつりの妹が来ているのです」

5 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:10:53.18 ID:8v/KZ7340
美也「妹さんですか~? どれどれ……」


朋花「本当ですね。お客さんの列に並んでいます」


まつり「2人は姫の妹を知っているのです?」


朋花「以前、まつりさんのお家でお泊まり会をした時に、お会いしましたよ~」


美也「すごく可愛らしい女の子でしたね~。まつりちゃんにそっくりです」


まつり「そうでしょうそうでしょう。まつりの自慢の妹なのです」


まつり「握手会のことは伝えていましたが、興味なそうにしていたのです。それなのに、まさかCDを買っていたなんて……」


朋花「お姉さんにサプライズをしたかったんでしょうね」


美也「可愛いですな~」


まつり「はいほー! 姫、やる気がぱわほーにみなぎって来たのです! 今日の握手会は頑張るのですー!」

6 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:12:26.41 ID:8v/KZ7340
【開演後】
美也「いつも応援ありがとうございます~」


朋花「私の愛、受け取ってくれましたか~?」


まつり「次のまつりの舞踏会も、絶対に来てほしいのです……ね?」


美也「あっ、まつりちゃん。あちらにいるの、妹さんですよね~?」


朋花「あと10人くらいですかね~」


まつり「本当なのです! ど、どうしよう……まつりの方がドキドキしてきたのです!」


朋花「まつりさんが緊張してどうするんですか」


まつり「(うぅ~! あと9人、あと8人、7人……)」


まつり「……ほ?」

7 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:13:42.67 ID:8v/KZ7340
亜利沙「まつりちゃん! お待たせしました! ありさが来ましたよ!」


まつり「……」


亜利沙「あれ? まつりちゃん? もしもし?」


まつり妹「ととと朋花様! あの、いつも応援しています!」


朋花「ま、まぁ、妹さん。応援ありがとうございます~」


亜利沙「もしもーし! まつりちゃーん?」


まつり「……あ、何?」


亜利沙「まさかの塩対応!?」

8 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:14:46.05 ID:8v/KZ7340
亜利沙「まつりちゃんの塩対応はレアですし、ありさ的には美味しいんですけど、もっと何かサービス的な物は……?」


まつり「あっ……ごめんなのです! 握手しましょー!」


亜利沙「うふぉーーー! まつりちゃんのおてて、すべすべで柔らかくて……」


朋花「CD、買ってくれたんですね。ありがとうございます~」


まつり妹「と、朋花様にお礼言ってもらっちゃった……えへへ……」


まつり「ッ!?」メリメリメリィ!!


亜利沙「ギャァァァァァーーーッ!!」

9 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:16:07.41 ID:8v/KZ7340
亜利沙「ありさの、ありさのおててが、右のおててがぁーーー!!」


まつり「何あれ……家ではあんな笑顔見せてくれないのに!」


亜利沙「離してください! 剥がしの方! ありさがピンチですよ!」


P「あと10秒でーす」


亜利沙「剥がしの方ーーー!?」


朋花「ふふっ♪ 可愛い可愛い子豚ちゃんですね~」


まつり妹「ぶひぃぃぃぃぃぃ!!」


まつり「ッ!?」ゴキッ!!


亜利沙「ミ゜ッッッ」

10 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:17:54.30 ID:8v/KZ7340
P「終了でーす」


亜利沙「右手が……右手が動きません……」


美也「まつりちゃん、大丈夫ですか~?」


まつり「はい……でも、ぶひぶひ鳴く妹は見たくなかったです」


朋花「もしかして、私のファンを馬鹿にしていますか?」


まつり「いえいえまさか! さぁ、気を取り直して握手会続行なのです!」


美也「そうですね~……おや~?」

11 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:19:10.94 ID:8v/KZ7340
美也「まつりちゃん。妹さん、また並んでいますよ~」


まつり「えっ!? あっ、本当なのです!」


朋花「CDを2枚買っていたんですね~」


美也「次はまつりちゃんの列かもしれませんよ~?」


まつり「ま、まったく! 姉を焦らすなんて悪い妹なのです!」


P「次の方、どうぞー」


まつり「(あと少し…‥今度こそ……今度こそ……)」


まつり妹「朋花様! また来ちゃいました!」


まつり「……」

12 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:21:25.93 ID:8v/KZ7340
朋花「そ、そうですか~。嬉しいですね~」


まつり妹「ともか様に喜んでもらえて、私も嬉しいです!」


まつり「……何で……」


亜利沙「まつりちゃん! ありさ、リターンズですよ!」


まつり「何でまた並んでいるの!」


亜利沙「酷いっ!?」


亜利沙「今度こそ、まつりちゃんとまともに握手したくてループしてきたのに、酷いですよぉ!」


まつり「ち、違うのです。ぺこりんなのです」


亜利沙「可愛いから許しちゃいます! それより、はい握手!」


まつり「どうぞどうぞ」

13 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:22:28.88 ID:8v/KZ7340
亜利沙「あぁ~、まつりちゃんの左手も柔らかいですね~」


まつり「ところで、右手は大丈夫なのですか?」


亜利沙「さっきまでは痛みで意識が飛びそうでしたが、今は痛みを感じないので大丈夫です!」


まつり「(それは大丈夫なの?)」


亜利沙「それにしても、今日は様子が変ですね。何かあったんですか?」


まつり「実は朋花ちゃんの列に……」


朋花「何度も私の所に来るとは、感心ですね~♪ ご褒美です」


まつり妹「ぶひぃぃぃ! 朋花様の両手握手ぅぅ!」


まつり「ッ!?」グシャァ!!


亜利沙「ギャァーー!! まつりちゃんの両手握手ぅぅ!」

14 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:23:33.76 ID:8v/KZ7340
P「時間でーす。進んでくださーい」


亜利沙「左手まで逝きました……で、でも、まだ舞える……まだ舞えます……!」


P「(懲りないやつだな)」


まつり「……」


美也「まつりちゃん……?」


朋花「えっと、その……」


まつり「……なーんちゃって!」


まつり「まつりはアイドルなのです。ちょっと妹が構ってくれないからって、全然気にしていないのですよ?」


朋花「本当ですか?」


まつり「本当なのです! さぁさぁ、握手会に戻るのですー!」


朋花「それなら良いのですが……」


朋花「(その後も何度かまつりさんの妹さんがやって来ましたが、まつりさんの列に並ぶことはありませんでした)」


朋花「(それと、亜利沙さんの両腕が粉砕されました)」

15 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:24:56.18 ID:8v/KZ7340
【握手会後・控え室】
まつり「なんなんですか! あれが妹のやることなのです!?」


美也「まつりちゃん、落ち着いてください~」


朋花「そうですよ。握手会は成功したのですから、良いではありませんか」


まつり「良くないのです! だいたい、握手券10枚って何なのです!?」


朋花「亜利沙さんの両腕を再起不能にするのに必要な枚数ですね」


まつり「10枚もCDを積んで、10回も並ぶとか、どれだけ好きなのですか!」


朋花「照れますね~♪」


まつり「むきーーー!!」

16 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:26:35.46 ID:8v/KZ7340
美也「でも、もしかしたら、本当はまつりちゃんの列に並ぶつもりだったのかもしれませんよ~? きっと、直前になって照れてしまったんですよ~」


まつり「美也ちゃん……」


まつり「……天空騎士団法被を着てたんだけど、そんなことある?」


美也「……」


まつり「あと、法被の下のコーデが朋花ちゃんとお揃いだったんだけど、そんなことある?」


美也「……サンドイッチ、食べますか~?」


まつり「いただくのです!」


朋花「やけ食いですね」


まつり「むしゃむしゃ……む~! 妹のくせに、姉の列に真っ先に並ぶ心意気はないのですか!」


朋花「姉妹でそれはどうかと思いますが」

17 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:28:49.97 ID:8v/KZ7340
美也「妹さんなんですから、お家で握手するのはどうですか~?」


まつり「そんなのしてくれないのです! 絶賛反抗期中なので!」


朋花「反抗期って……それでよく握手してもらえると思いましたね~」


まつり「だって期待させるのですから!」


美也「期待?」


まつり「今朝、家を出る前に、妹がまつりのことを呼び止めたのです」


まつり「握手会なんだから、手のケアは問題無いか、朋花様や美也ちゃんに恥をかかせるようなことは無いかって」


美也「朋花様……」


朋花「既に伏線が張られていませんか?」


まつり「で、でも! その時に念入りに手をチェックしていたのです!」


美也「チェック?」

18 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:33:03.29 ID:8v/KZ7340
まつり「傷はないかとか、汗ばんでないかとか、冷たくなってないかとか、それはもう念入りに握って確かめていたのです」


まつり「そして会場で姿を見かけて……自分が握手するためにチェックしていたんだなって思うでしょう!」


まつり「それなのに、それなのにーーー!」


朋花&美也「「……」」


朋花「(……普通に握手してますよね、それ)」


美也「(誰よりも最初にしていますね~)」


朋花「(恐らく握手会より長時間でしょうね~)」


朋花「……ふふっ」

19 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:33:45.90 ID:8v/KZ7340
まつり「な、何がおかしいのです?」


朋花「まつりさんの妹さんが可愛らしくて、つい……うふふっ♪」


美也「私もそう思いますよ~。お姉さんのことが大好きなんですね~」


まつり「今の話の何を見てそう思うのです!?」


朋花「それは……内緒です。ね、美也さん」


美也「はい~。私と朋花ちゃんと、妹さんとの秘密です~」


まつり「なんなのですかー! もーー」

20 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:34:42.12 ID:8v/KZ7340
【おまけ・握手会会場にて】
亜利沙「というわけで、ありさの両腕は上がらないんですよ」


美也「む~ん。そうなるのがわかっていて、どうしてまつりちゃんの列に10回も並んだんですか~?」


亜利沙「5回目くらいから気持ち良くなってきちゃいまして」


亜利沙「この会場で最もファンサされているのはありさなのではという高翌揚感、ですかね」


美也「亜利沙ちゃんのお話は難しいですな~」

21 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:36:32.43 ID:8v/KZ7340
亜利沙「何はともあれ、この手じゃ握手はできません。お顔を見れただけで満足ですけど」


美也「それだけじゃ可哀想ですね~……あっ、良いことを思いつきました~」


亜利沙「良いこと?」


美也「よしよし~。早く元気になってくださいね~」ナデナデ


亜利沙「ン゛マ゜ッッッ」


美也「元気になるおまじないですよ~」

22 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:37:49.04 ID:8v/KZ7340
美也「お話だけじゃ物足りないと思いまして~。満足してもらえましたか~?」


亜利沙「ちょっと待ってください」


美也「はい?」


亜利沙「やっぱり握手もお願いします」


美也「おや? 骨も筋肉も完全に破壊されていたのではなかったんですか~?」


亜利沙「治りました。アイドルちゃんの頭なでなでで治らない怪我はありません」


美也「そうなんですか~?」


亜利沙「まだガンには効きませんが、そのうち効くようになります」


美也「お~、楽しみですな~」


P「つっこませろ」


【終わり】

23 : ◆2xoSemqxLg 2021/07/06(火) 20:38:20.34 ID:8v/KZ7340
以上です。楽しんでもらえたら幸いです。

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/07/06(火) 21:13:29.27 ID:FmzQMRK50
おつ



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元スレ: 【ミリマスSS】まつりは妹と握手がしたい
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