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千早「…ヤタガラス?」

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:09:33.63 ID:MhwFad9E0
立ったようなので書いていきます。
SS投下は始めてなので何か不備があるかもしれません。

※格闘ゲーム、及びゲームセンターの専門用語的な言葉が結構出てくるかもしれません。
 ある程度注釈を入れていきますし、わからない言葉があった時は質問してもらえれば極力答えていくつもりです。

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:17:54.31 ID:MhwFad9E0
-765プロ事務所-

真美「ねーねーピヨちゃん、PC使ってもいい?」

小鳥「共用のPCなら大丈夫よー。 何をするの?」

亜美「新しいゲームを買ってきたんだー!」

小鳥「PCでやるゲーム…? ダメよ、そういうのは年齢制限が…」

P「音無さん、PCとゲームですぐにそっちの発想になるのはちょっと…」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:20:01.82 ID:MhwFad9E0
小鳥「え? あ! あはは…そうですよね、お恥ずかしい」

P「音無さんらしいと言えばらしいですけどね。 で、実際なんのゲームなんだ?」

亜美「なんか同人ゲームっていう括りのゲームみたいだよ」

小鳥「同人!? やっぱりそういう…」

真美「ピヨちゃん、もしそういうゲームだったら店員さんが売ってくれないよ…」

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:22:20.17 ID:MhwFad9E0
ヤタガラス4.1

P「へー、格闘ゲームか。 実は俺も結構やれるんだぞ」

小鳥「男の人はこういうの好きですよね」

真美「兄ちゃんもゲーセンとか行くの?」

P「最近は忙しくて行けてないが、結構行く方ではあったな。 エヌアイン完全世界ってゲームが面白くてな」

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:24:46.58 ID:MhwFad9E0
真美「真美、それ知らないや」

P「ま、まあ、マイナーなゲームではあるからな。 最近はネシカ配信でプレイしやすくなったぞ」

真美「へー」

亜美「あ、えーっとね、最新バージョンにアップデートしないといけないっぽいよ?」

亜美「うーん、なんかちょっとわかんないから、ピヨちゃんお願いしていい?」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:28:03.50 ID:MhwFad9E0
小鳥「いいわよ、ちょっと待っててね」

小鳥「…こ、これ、一回も起動せずにパッチを当てないといけないとかちょっと面倒ね…」



小鳥「はい、できたわよ! ヤタガラス4.2ね!」

亜美「お、じゃあ早速やっちゃいますか→?」

真美「だね→! コントローラーも持ってきたし!」

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:37:49.98 ID:MhwFad9E0
P「PS2のコントローラーとPCで使うための変換器…。 お前ら準備万端だなぁ…」

亜美「兄ちゃんもやる?」

P「そうだな、パッドは苦手だから今度自前のアケコン持ってきてからやるよ」

亜美「じゃあまずは真美とだね! キャラは…この強そうな人でいいや!」
ワンピーガワ、チャダ

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:44:00.91 ID:MhwFad9E0
P(またピーキーそうなキャラを選んだな…ああいうキャラは大抵弱いことが多いが…)

P(っていうかナレーション? の声がどこかで聴いたことあるな)

真美「じゃあ真美はね→、この人!」
ツーピーガワ、ジュズマル

P(土方の兄ちゃんみたいな外見だな。 やっぱり強そうに見えるから選んだのか?)

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:46:45.44 ID:MhwFad9E0
亜美「あれ? 対戦画面にならないと思ったらなんか実写の顔が出てる?」

真美「しかもこれ3人の中から選べるみたいだよ亜美」

亜美「よくわかんないけどこの人にしよ→」

真美「真美も→」

\アイイイイイイイ/ \アイイイイイイイ/

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:45:03.49 ID:2IfswKAp0
ヤタガラス触ったことないんだけどバランスとかどんな感じなの?
良ゲーなら触ってみたい

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:49:31.67 ID:MhwFad9E0
>>19
自分も最近4.2になった時に始めたんだけど、キャラの強弱はあれど全体的にバランスは良い方だと思う。
ただ、ブロがボタンでスカりモーションとかがないから、その辺は嫌がる人いるかも。
始めてからはずっとこれしかやってないくらい個人的には良ゲー。

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:53:06.92 ID:MhwFad9E0
P(Kokujin…こくじん?)

ROUND 1 FIGHT
ラウンド! ワン! ファイッ!

P(思い出した! 『こくじん実況』で一時期話題になってたゲームか!)

※こくじん:ストリートファイター3 3rdやストリートファイター4の有名人。
      特徴的な声と喋り、確かな実力で人気の名物プレイヤー。

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:55:50.90 ID:MhwFad9E0
カイマクハジャンプ センテヲトッタノハツーピー アイアイアイィ! マエステマエステェ! トビマクッテイル! サーガメンハジ!

P「結構しっかり実況するんだなこれ」

亜美「ちょっとうるさいかもだけど面白いね→」

真美「うんうん! 真美こういうの好きだよ→」

P(しかし同人のわりに滑らかに動くゲームだな)

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:58:16.70 ID:MhwFad9E0
亜美「あー負けちゃったよ→」

真美「見て見て亜美、これボタン押すとさっきの人が喋るよ!」

\ソウイウゲームジャネーカラコレー!!!/

亜美「ホントだ! 負けた方も出来るみたい! 面白いねこれ!」

\ナンダヨオマエハ ワンパジャネーカヨ マジメニヤレオマエラ/

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:59:55.09 ID:MhwFad9E0
P(ふむ、システムなんかは見る限り3rdなのか)

※3rd:前述のストリートファイタ3 3rdの一般的な略称。
    滑らかに動くドット絵やブロッキング等の特徴的なシステムで、稼動から10年以上経過した今でも親しまれている。

真美「あれ? 兄ちゃん急に黙り込んじゃって、どしたの?」

P「亜美、真美」

亜美「な→に→?」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 01:01:58.42 ID:MhwFad9E0
P「俺はこのゲーム、結構本気でやるかもしれん。 お前たちにも負けないぞ!」

真美「これはこれは」

亜美「んっふっふ~、我々にケンカ吹っかけるとは、兄ちゃんも強気だねぇ?」

P「はっは、俺に勝とうと思うならしっかり練習しておくんだな」

小鳥(なんか少年漫画みたいな展開になってる)

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 01:04:23.35 ID:MhwFad9E0
数日後

-765プロ事務所-

千早「ただいま戻りました…って、あら?」

小鳥「あ、千早ちゃん、お帰りなさい。 外は暑かったでしょ、お茶飲む?」

千早「あ、はい、いただきます。 ところで、あれは何をやってるんですか?」

小鳥「あー、亜美ちゃんたちが数日前に買ってきたゲームなんだけど、プローデューサーさんが妙にやる気になっちゃってて」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 01:11:27.79 ID:MhwFad9E0
千早「…つまり遊んでるんですね」

小鳥「そういう事になるわねー。 はい、お茶」

千早「ありがとうございます。 まあ、仕事はちゃんとしているようなので何でもいいですけれど」

小鳥「千早ちゃんも今日はもうフリーでしょ? ちょっと混ざってみたら?」

千早「私はああいうのは………いえ、ちょっと混ざってみるのもいいかもしれませんね」

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 01:16:37.91 ID:MhwFad9E0
小鳥「ふふっ、行ってらっしゃい」


\カッタノハ、ワンピー!!/

亜美「あーん! また勝てなかったよー!」

P「はっはっは、まだまだ甘いな」

真美「次は真美だよ! 亜美のカタキをとってみせるもんね!」

千早「あの…」

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 01:21:58.06 ID:MhwFad9E0
P「お、千早、戻ってたのか、悪いな気づかなくて」

千早「いえ、それはいいんですけれど、何をやってるんですか?」

亜美「お! 千早おねーちゃんも興味ある?」

真美「ヤタガラスに風がきてるぜー!」

千早「…ヤタガラス?」

千早「って言うのそれ? ちょっとだけ興味はあるかも」

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 01:29:03.56 ID:MhwFad9E0
P「珍しいな、千早がゲームに興味を示すって」

真美「たしかにそうかも」

亜美「なんでもいいじゃん、一緒にやろうよ→」

千早(歌以外にも…例えばみんなで遊んだりした経験が歌に活かされることもある。 もう少しだけ気楽になってみろ)

千早(プロデューサーにそう言われたから、だなんて口に出すのは少し恥ずかしいわね)

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 01:34:21.05 ID:MhwFad9E0
P「じゃあ、まずは俺と真美の対戦を見るといい」

真美「今度は負けないかんね兄ちゃん!」

ワンピーガワ、クロウ \アイスエイジデイキマス/
ツーピーガワ、ジュズマル\オイトキドオイトキドオオオオ/
ラウンド! ワン! ファイッ!
カイマクハジャンプ クウタイクウハシッカリオトス ナゲテ ワザノデガカリヲツブス! スーゴイコスッテル ハイジャンプカウンター! イキナリオオキクタイリョクリード! トビマクッテイル! ハイッター! カッタノハ、ワンピー!!
\ツギノジンセイアタリデカナリツヨクナッテルカノウセイガアル/

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 01:41:28.79 ID:MhwFad9E0
真美「うわーまた負けちったよー!」

P「まだまだだな」

千早「すいませんプロデューサー、私こういうのやらないので見ていても何がなんだか…」

P「ん、ああ、そうだな。 もちろん説明するよ」

亜美「じゃあ亜美たちはその間に練習しておくもんね→!」

真美「兄ちゃんなんかすぐに追い抜いてやるもんね!」

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 01:45:35.10 ID:MhwFad9E0
P「おう、その意気だ。 時間がある時はいつでも受けて立つぞ」

千早「それじゃあプロデューサー、よろしくお願いします」

P「ああ。 簡単に言ってしまえば『レバーとボタンでキャラを操って、相手の体力を0にすれば勝ち』というゲームだ」

P「いま二人がやってる画面の上の方に、左右二つのゲージが見えるだろ? あれが体力ゲージだ」

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 01:51:24.32 ID:MhwFad9E0
千早「攻撃をされた側の体力が減ってますね。 真ん中の数字は…時間制限ですか?」

P「話が早いな、その通り。 格闘技なんかでも時間制限はあるだろ? あれと同じだ」

千早「体力が明確に見えているだけで、やってること自体は現実の格闘技の試合のようなものなんですね」

P「まあこっちは武器を持ってたりするがな」

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 01:55:13.95 ID:MhwFad9E0
千早「ふふっ、たしかに現実ではそういうのはありませんね」

P「あとは画面下のゲージ、これがフィクションならではの要素なんだが、これはゲージを使って凄い技を出せるくらいに考えればいい」

千早「凄い技…ですか?」

P「ああ。 この手の格闘ゲームはボタンだけで出せる通常技、レバーとボタンの組み合わせで出る特殊技、必殺技がある」

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 01:59:12.13 ID:MhwFad9E0
千早「必ず殺すんですか?」

P「いや、さすがにそんな事はないよ。 たまにそういうゲームもあるが」

千早「必ず殺すというわけではないのに必殺技…プックク」

P「あ、そこツボなのか」

千早「…すいませんプロデューサー、続けてください」

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 02:02:20.10 ID:MhwFad9E0
P「ああ。 で、攻撃をしたりしてると下のゲージが貯まるんだが、そのゲージを使わないと出せない技があるんだ」

P「このゲームだと、50%使って出せる強化版必殺技。 このゲームだとEX必殺技だな。 そして1本使って出せる超必殺技だな」

千早「超…」

P「超」

千早「…」

P「super」

千早「…ブフッ」

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 02:16:19.38 ID:MhwFad9E0
P「画面上の情報としてはこれだけ覚えれば充分かな」

P「暇な時にでもトレモしてみるといい」

※トレモ:トレーニングモードの略。 ゲームによってはプラクティスという名称だったりするが、基本的にトレモと呼ばれる。
     最近はトレモ設定の充実したゲームも多く、ヤタガラスのトレモも同人という点を抜きに考えてもトップクラスに充実している。

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 02:18:31.11 ID:MhwFad9E0
千早「わかりました。 せっかくなので私もヤタガラスを買って自宅で練習してみようと思います」

P「お? おう、思ったよりやる気だな」

千早「始めるからにはしっかりやりたいので」


―この些細なきっかけが、千早を格闘ゲーマーとして目覚めさせる。
   そして、765プロを巻き込んだ格ゲーブームの原因となるのである。



元スレ: 千早「…ヤタガラス?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1346338723/


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