2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/10(月) 22:28:46.62 ID:
BdQ/08/r0
頼子「そうですか…。私、お茶入れてきますね。紅茶でいいですか」
荒木「ありがとうっス」
荒木「(頼子ちゃん×春菜ちゃんの眼鏡をめぐった百合ものとは本人には言えないっス)」
荒木「(さすがに夏コミには出さないっスけど、走りだしたペンが止まらなかったっスよ)」
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/10(月) 22:30:38.73 ID:
BdQ/08/r0
頼子「お待たせしました」
荒木「頼子ちゃんの淹れたお茶は美味しいっス」
頼子「ふふっ、お疲れと思って砂糖多めにしたの」
荒木「ああ、道理で染み渡るっスね」
荒木「そういえば、頼子ちゃん。今日は早いっスね」
頼子「中間試験休みで…美術館に寄ってから来たの」
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/10(月) 22:31:50.73 ID:
BdQ/08/r0
荒木「あ?、高校生はそんな時期っスね。頼子ちゃんなら余裕っスよね」
頼子「芸能活動する代わりに成績落とさない事って、父と約束してるから…」
荒木「いや?、それで他の娘の勉強見ながらだから大したもんスよ」
荒木「私は勉強はいまいち、っていうかあんまり真面目にやらなかったスから」
頼子「いえ、好きな事に一所懸命なのは…すごいと思うの」
頼子「それにPさんも勉強みてくれるし…」
荒木「あ?、あの人はホント万能っスよね。この事務所で一番不思議な人っス」
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/10(月) 22:32:59.74 ID:
BdQ/08/r0
荒木「そういえば、頼子ちゃん、美術館ってよく行くんスか?」
頼子「……うん。家や学校の近くの所に。気に入った展示には何回も…」
頼子「比奈さんは行くの?」
荒木「たまに行くっスけど、もっとサブカル系で。目的もちょっと違うと思うっス」
荒木「どっちかというとデッサンの参考に…うっ」
頼子「どうしたんですか、比奈さん?…フフッ」
荒木「いや、何でもないっス(急にもよおしてきたっス)」
荒木「ちょっと、お手洗い行ってくるっス。原稿見ちゃ駄目っスよ」
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/10(月) 22:33:30.46 ID:
BdQ/08/r0
頼子「…フフッ、秘密は暴きたくなるの…」
頼子「…ッッッ」
頼子「…これ、私?それに相手の娘は…春菜さん?」
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/10(月) 22:34:55.50 ID:
BdQ/08/r0
荒木「ふ?、危なかったっス」
頼子「…お、おかえりなさい…」
荒木「ただいまっス。どうしたんスか、目をふせて…」
荒木「ま、まさか見たんスか?どどど、どうして!」
頼子「………」
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/10(月) 22:36:23.06 ID:
BdQ/08/r0
荒木「いや、悪いのは、私の方スね。こんな目で事務所の友達を見てるなん…ンンッ」
荒木「頼子ちゃん、急に何するんスか」
頼子「比奈さんがいけないの…こんなの描くいけない人は…フフッ」
荒木「やッ、頼子ちゃん、そこは…」
頼子「比奈さんの漫画…少し表情描写が甘いですね…」
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/10(月) 22:36:48.62 ID:
BdQ/08/r0
頼子「私が比奈さんも知らない比奈さんを教えてあげる…」
荒木「いや、女の子同士なんて…(でも…頼子ちゃんなら…)」
頼子「読子さんも春美さんも女の子同士ですよ」
荒木「そ、それは漫画の話で…」
頼子「口で言うほど、嫌がっていないね…。じゃあ、もっと…」
荒木「ああ、ダメっス、頼子ちゃん!ダメ???!」
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/10(月) 22:37:30.70 ID:
BdQ/08/r0
荒木「ハッ!い、今のは一体…、そうか夢っスよね」
荒木「そうっスよね、頼子ちゃんがそんな事するはず無いっス」
頼子「…私が何をするはずが無いの?」
荒木「いや、こっちの話っス!…原稿は見てないっスよね!」
頼子「…私、勝手に人の秘密を盗み見たりはしないです…」
荒木「ご、ごめんなさい」
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/10(月) 22:38:05.16 ID:
BdQ/08/r0
頼子「今日は早めに寝た方がいいよ。まだイベントまで時間あるし…」
荒木「えっ?…はいっス」
頼子「あ、そういえば最近おもしろい小説を見つけたの…」
荒木「頼子ちゃんの推薦図書っスね。どれど…ッッ」
荒木「頼子ちゃん、こんなのまだ読んじゃダメっス」
頼子「え?純文学ですよ…フフッ」
荒木「い、いやそれはそうっスけど」
頼子「比奈さんもお好き…ですよね。さっきは可愛かったの」
荒木「ッッ…」
おしまい
24 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/11(火) 01:25:54.61 ID:
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頼子さんと紗枝はん&周子はん・修羅場の風景
シンデレラプロ事務所
周子「おはよー」
頼子「おはようございます、周子さん」
周子「おー、頼子ちゃん、一人なん?」
頼子「…はい、少し時間が空いたので、次のお仕事の下調べを…」
周子「んー、頼子ちゃんは真面目だね。あたしには真似出来ないや」
頼子「そんな事ないです…」
頼子「あ、Pさんが周子さんの事、仕事には真剣だって言ってましたよ」
25 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/11(火) 01:26:37.57 ID:
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周子「…ッ、Pさん、何言ってんのよ」
周子「そ、そういえばさ、頼子ちゃんもPさんにスカウトされたんでしょー」
頼子「はい…、そうですよ」
周子「ね、頼子ちゃんは何てPさんに口説かれたん?」
頼子「く、口説かれてなんて…いません」
周子「アハハ、冗談だよ、怒らんといて」
頼子「…もう、スカウトしてもらったのは美術館ですね」
周子「Pさん、ホント節操無いなー」
26 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/11(火) 01:27:38.32 ID:
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周子「ちなみにあたしは京都のカラオケ店で声掛けられたよ」
頼子「美術館に一人カラオケ…Pさんってホント多趣味なの」
周子「やー、家追い出されて、泊めてくれる人探しててさー」
頼子「危ないですよ…、そういうの」
周子「Pさんにもすっごい怒られたなー」
周子「でも、そのまま東京まで連れてくPさんも大概でしょ」
頼子「あの人らしいの…」
27 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/11(火) 01:28:20.11 ID:
LTprx4d10
周子「ねー。…頼子ちゃんもさ、夜遊び好きでしょ」
頼子「ええッ?」
周子「夜遊び好きのあたしが言うんだから間違いないよん」
頼子「…うん、実はアイドルになる前は一人でカラオケ行ってたの」
周子「おー、それで歌もダンスも上手なんだ」
周子「ねー、今度一緒にカラオケ行こうよー」
・・・
(紗枝「ギリッ」)
・・・
29 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/11(火) 01:46:16.80 ID:
LTprx4d10
頼子「(…ん、あれは紗枝さん?、フフッ)」
頼子「ふふっ、そうですね…保護者同伴ならいいですよ」
周子「んー、じゃあ、Pさんか川島さんでも誘う?
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/11(火) 01:47:28.29 ID:
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・・・
紗枝「もう、何やのん、周子はん」
紗枝「うちがおるのに、うちがおるのにーー」
紗枝「うちの事は子供扱いして誘ってくれへんのに」
紗枝「…頼子はんがおらへんかったら…」
頼子「私がいなくなったら、どうするの?」
紗枝「ッ、ちゃ、ちゃうの、今のは…」
31 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/11(火) 01:48:07.28 ID:
LTprx4d10
紗枝「お願い、周子はんには言わんといて…お願い、何でもするから…」
頼子「…フフッ、よく喋る口ですね…」
紗枝「…ンッ、ンン、ンンンッ、プハッ」
紗枝「そ、そんな、初めてやったのに…」
頼子「…周子さんとはまだだったの?」
紗枝「周子はんの事は言わんといて!」
頼子「泣き顔も素敵ね…、でもこれからもっと違う顔にしてあげる…」
紗枝「いや、いやや、触らんといて、ヤッ、あかんッ」
頼子「(…後は、周子さんを…)」
32 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/11(火) 01:48:41.02 ID:
LTprx4d10
・・・
周子「紗枝ちゃんー、おるーッ」
紗枝「いやッ、周子見んといてッ」
周子「紗枝…、頼子ちゃん…、二人で何してんの?」
頼子「あら、周子さん…、あなたも…来て…。ほら、紗枝さんもあなたが欲しいって」
周子「えッ、紗枝ッ、こんなのダメッ」
紗枝「周子、周子、周子ッ」
周子「ヤ、ヤダ、こんなのッ、ああぁッ」
33 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/11(火) 01:50:28.05 ID:
LTprx4d10
・・・
周子「…んん、うー、あたしって欲求不満?」
周子「んー、誰が毛布かけてくれたんかな?」
紗枝「んん」
周子「ん、どうして紗枝もいるん…?何か服乱れてるし」
周子「ま、減るもんじゃないし、別にいっか」
周子「ふふ、気持ちよさそうに寝てる」
周子「もうちょっと大人扱いしてあげよかな」チュッ
34 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/11(火) 01:50:56.94 ID:
LTprx4d10
・・・
頼子「…ちょっと、羨ましい…かな」
頼子「でも、良かったたね、二人共…」
おしまい
45 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 00:21:18.17 ID:
rjc2hmAy0
頼子さんと岡崎先輩・憧れた世界の舞台裏
シンデレラプロ事務所
泰葉「中間テストか…、どうしようかな」
泰葉「出来ないことは無いけど…、はぁ」
泰葉「誰かに教えて貰おうかな?」
46 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 00:21:44.77 ID:
rjc2hmAy0
・・・
頼子「おはようございます」
泰葉「おはようございます」
泰葉「(頼子さん…一つ年上で勉強も出来る…)」
泰葉「(私に無いものを持っている人…)」
泰葉「(…どうしてこんな世界に飛び込んだの?)」
48 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 00:29:52.97 ID:
rjc2hmAy0
頼子「どう…したんですか、泰葉さん?私の顔に何かついてる?」
泰葉「あっ、ごめんなさい。何でも…ないです」
頼子「そうですか。お隣…いいですか?」
泰葉「ええ、どうぞ」
泰葉「ねぇ、頼子さん」
頼子「はい、どうしました?」
泰葉「頼子さんはどうして芸能界に入ったの?」
49 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 00:30:50.59 ID:
rjc2hmAy0
頼子「えっ…、Pさんにスカウトされたからだけど…」
泰葉「……」
頼子「ううん…、ずっと華やかな世界に憧れてたの…」
泰葉「この世界は華やかなだけの世界じゃない…!」
頼子「…ッ、泰葉さん…?」
50 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 00:32:29.97 ID:
rjc2hmAy0
泰葉「あっ、その…ごめんなさい」
泰葉「でも、どうして?楽しい事ばかりじゃないのはわかるでしょう?」
泰葉「辛い仕事だってある…。それに…」
頼子「…ええ、Pさんにスカウトされてから、色々な事があったの」
頼子「学校の友達と過ごす時間も減ったけど…」
頼子「それでも、私は楽しいですよ…。泰葉さんは?」
51 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 00:33:12.49 ID:
rjc2hmAy0
泰葉「私だって…!初めは楽しかった」
泰葉「両親や周りの大人が喜んでくれるのが嬉しかった…」
泰葉「でも…でも…、気がついたら友達もいなくなって、いつも独りで…」
泰葉「思い出も何もなくて…、それにあんな…」
頼子「…泰葉さん」ギュッ
泰葉「えっ、頼子さん、何を?」
52 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 00:33:50.35 ID:
rjc2hmAy0
頼子「私が…います。事務所の皆も、…Pさんも」
泰葉「うん、うん…グスッ」
頼子「それに…それでも泰葉さんはこの世界にいるじゃないですか」
泰葉「それは…私がこの生き方しか知らないからで…」
頼子「本当にそうですか?私には…そうは見えませんよ、フフッ」
泰葉「頼子さん…ンンッ。ああ、こんな事ダメ…」
頼子「じゃあ、答えて…。泰葉さんは本当はどうしたいの?」
53 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 00:34:17.92 ID:
rjc2hmAy0
泰葉「ンッ、ンンッ、私は、私はもっと輝きたいの!」
泰葉「寂しくてもッッ、辛くてもッ、ンッ、ああッ」
頼子「やっと教えてくれたの…。泰葉さんの本当の気持ち」
頼子「でも、独りにはしないよ…」
頼子「ねぇ…、泰葉さんも私にも…お願い」
54 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 00:37:12.31 ID:
rjc2hmAy0
泰葉「うん…」クチュッ
頼子「アッ…、泰葉さん、上手…」
泰葉「ッッ、こういのは経験がものを言いいますッッッン」
頼子「泰葉さんッッ、あああッ」
泰葉「ンンンッ、私ッ、もうッッ」
55 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 00:37:53.22 ID:
rjc2hmAy0
・・・
頼子「泰葉さん…、とても輝いていましたよ…」
泰葉「うん…、頼子さんも」
泰葉「ねぇ頼子さん。私の勉強、見てもらえますか?」
頼子「ええ、喜んで…」
頼子「でも、その前にもうちょっとだけ…」
泰葉「ッッ、…うん」
おしまい
64 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 22:33:28.90 ID:
rjc2hmAy0
頼子さんと荒木先生・ある日の風景2
荒木比奈の自宅
荒木「…ん、いい出来っス。頼子ちゃん、ありがとうっス」
頼子「ふふっ…どういたしまして」
荒木「いやー、頼子ちゃんにモデルやってもらって大助かりっス」
荒木「最初は、設定面で協力してもらうだけのつもりだったのに。何か、悪いっスね」
頼子「いいえ、私も楽しんでる…から」
65 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 22:34:06.09 ID:
rjc2hmAy0
荒木「今日はこれくらいで、終わりにするっス」
頼子「じゃあ、ご褒美もうらおうかな…比奈さんで、フフッ」
荒木「…ッッ、そ、それはまた後にするっス」
頼子「そう?…それは残念です」
荒木「お、お茶淹れるっスから、頼子ちゃんは休んでて欲しいっス」
頼子「…うん、ありがとう、比奈さん。」
66 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 22:35:08.41 ID:
rjc2hmAy0
・・・
荒木「おまたせっス。どうぞ、頼子ちゃん」
頼子「ありがとう、比奈さん。うん、いい香りです」
荒木「ホントっスか。最近、少し勉強してるんスよ」
頼子「ふふっ、とても美味しいの」
荒木「いやー、褒められると照れるっス」
荒木「あの時、頼子ちゃんに淹れてもらったお茶がおいしかったから」
荒木「私もやってみようって思ったんスよ」
67 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 22:35:52.28 ID:
rjc2hmAy0
頼子「そう…なの。なんだか何だか、嬉しい」
荒木「でも、勉強っていいもんっスよね」
荒木「紅茶もそうっスけど、頼子ちゃんに色々手伝ってもらって」
荒木「新しい事を知って、自分の世界が広がったっス」
頼子「私も…比奈さんに色々教えてもらったよ」
荒木「いやー、私が教えられる事なんて、何も無いっスよ」
頼子「そんなことないの…、私は美術も勉強も読書も…」
頼子「何かを受け止めることばかりだったから…」
頼子「表現するって、すごいことなの…」
68 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 22:36:38.19 ID:
rjc2hmAy0
荒木「…そんな大げさなことじゃないっスよ」
荒木「私はしたいことしてるだけっスから」
荒木「それにほら、頼子ちゃんも、表現してるじゃないっスか」
頼子「…え?」
荒木「私たち、アイドルじゃないっスか」
頼子「そう…だね。ふふっ、何だか嬉しいの…」
荒木「へへ、ちょっとは年上らしいとこ見せられたっスかね」ぐー
69 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 22:38:27.67 ID:
rjc2hmAy0
荒木「…ッ、い、今のは聞かなかったことにして欲しいっス」
頼子「…うん、私も少しお腹すいたの」
荒木「ちょっと、何か作ってくるっス」
頼子「あ、私もお手伝いします」
荒木「いやー、余り物に手を加えるだけっスから」
荒木「頼子ちゃんはゆっくりしてて欲しいっス」
荒木「それに頼子ちゃんに手料理食べて欲しいっスから」
頼子「…ッ、もう比奈さん。じゃあ、待ってるの…」
荒木「えへへ、楽しみにしてるっスよ」
70 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 22:38:56.24 ID:
rjc2hmAy0
・・・
荒木「頼子ちゃん、お待たせしたっス」
頼子「……」
荒木「あ、頼子ちゃん、寝ちゃったんスね」
荒木「頼子ちゃんも忙しいっスからね」
荒木「…食事は後っスね。…頼子ちゃん」
荒木「頼子ちゃんの唇…キレイっス」
71 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 22:40:20.08 ID:
rjc2hmAy0
荒木「…いやッ、自分、何を考えてるんスか」
荒木「こんなのダメっス。…でも、ちょっとだけなら」チュッ
頼子「…んん」
荒木「頼子ちゃん…、好きっス」クチュッ
頼子「ンンッ、比奈…さん?」
荒木「頼子ちゃん、今のは違うっス。いや違わないっスけど…」
頼子「比奈さん…、いいの、私もこうしたかったから…」
頼子「ねぇ…、今度は比奈さんが私の知らない私を教えて…」
72 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 22:40:49.34 ID:
rjc2hmAy0
荒木「頼子ちゃん、じゃあ…」クチュッ
頼子「ああッ、ん、んッ、んんッッー」
荒木「頼子ちゃん、どうっスか。気持ちいいっスか」
頼子「うんッッ、気持ちいいよッ。あああッッ」
荒木「頼子ちゃん、私にも…して欲しいっス」
頼子「うん…ッ、じゃあ…ッ」
荒木「あッ、いきなりそんなところッ、ダメッッ」
頼子「比奈さんッ、一緒にッッ」
荒木「うんッ、あああッ、頼子ちゃんッッッ」
73 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 22:41:17.91 ID:
rjc2hmAy0
・・・
頼子「…んん、比奈さん、かわいい寝顔」
荒木「…ん」
頼子「ふふっ…」チュッ
荒木「あ、頼子ちゃん。そ、その昨日のことは忘れて欲しいっス」
頼子「いやです…、忘れませんよ」
荒木「じ、じゃあ、朝ごはんにするっス。昨日作ったのがあるっスから」
74 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 22:42:31.41 ID:
rjc2hmAy0
頼子「ええ、比奈さんの手料理ごちそうになりますね」
荒木「もう、頼子ちゃん…、これ食べたら事務所行くっスよ」
荒木「…ねぇ、頼子ちゃん」
頼子「えっ?…どうしました?」
荒木「いやっ、なんでもないっス」
荒木「(この時間がずっと続きますように…)」
おしまい
92 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/18(火) 23:58:41.62 ID:
M8aLC9Lv0
頼子さんと年増コンビもとい礼子さんと志乃さん・お酒は二十歳を過ぎてから
シンデレラプロ女子寮
頼子P「じゃあ、頼子ちゃん。これ志乃さんに渡してね」
頼子「はい…。でも、Pさんが自分で持っていった方が早いと…」
頼子P「いや、今日は礼子さんが来てる。私が行ったら間違いなく呑まされる」
頼子P「それに明日は朝から運転するからね」
頼子「…うん、ただでさえ怪しいPさんの運転がもっと怪しくなるから…」
頼子「さすが、Pさん、自分をよく知ってるの」
93 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/18(火) 23:59:16.98 ID:
M8aLC9Lv0
頼子P「頼子ちゃん…、褒めてないよね」
頼子「いいえ、そんなことはありませんよ」
頼子P「ま、まあ、あの二人でも未成年には飲ませないよ、たぶん…」
頼子「…」
頼子P「な、何かなその目は…ス、スタコラッシュ」ピュー
頼子「Pさん、一体何歳なの…?」
頼子「私も早く届けて寝よう。明日は早いし…」
94 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/18(火) 23:59:52.35 ID:
M8aLC9Lv0
・・・
女子寮・志乃の部屋
頼子「志乃さん、いますか」コンコン
志乃「はぁーい、いるわよー」
頼子「失礼します…う、相変わらずすごいお酒の匂い…」
志乃「あら、頼子ちゃん、いらっしゃい」
礼子「ふふ、頼子ちゃんもお酒が欲しくなった?」
頼子「いえ…未成年ですから。Pさんからお届けものです」
95 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/19(水) 00:00:54.60 ID:
2XXmC6Vk0
礼子「あら、残念ね。頼子ちゃんしっかりしてるから、忘れてたわ」
志乃「Pさんから?ふふ、ありがとう、頼子ちゃん」
志乃「そうだわ、お礼しないといけないわね」
頼子「い、いえ、いいです、そんなの…」
志乃「お酒はダメだから、唇で返すわね」チュッ
礼子「あら、志乃ったら大胆ね」
頼子「ーーンンッ、(ん、お酒臭くて、気分が…)」
96 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/19(水) 00:02:25.76 ID:
2XXmC6Vk0
頼子「ンッ、プハッ。志乃さん、何するんですか」
礼子「志乃ばっかりするいわ。私も…」チュッ
頼子「ッッ、やあッ、礼子さんまで(これじゃ、お酒飲むのと変わらない…)」
礼子「いやだって顔じゃないわよ、こんなに火照って」
頼子「ン、ン、ンッッ(それはお酒のせいでッ)」
志乃「頼子ちゃんも好きでしょ?こういうのはどうかしら」ブイーーン
頼子「ダ、ダメ、そんなのッッ、アアッ」
97 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/19(水) 00:04:11.16 ID:
2XXmC6Vk0
礼子「頼子ちゃん、かわいい声ね。、肌もスベスベで羨ましいわ」クチュ
頼子「礼子さんッ、もうッ、や、やめてッッ」
志乃「ダメよ、せっかく頼子ちゃんも気持ちよさそうなのに」ブイーーン
頼子「いッ、痛いッッ」
志乃「あら、ごめんなさい。大丈夫すぐに気持ちよくなるわ」
頼子「あん、ああッ、ンンンーーッッ」
礼子「うふふ、頼子ちゃん、気持ちよさそうね。でもっとよ」グチュ
98 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/19(水) 00:04:47.43 ID:
2XXmC6Vk0
頼子「ヤッ、ダメッ、休ませてッ。ああああッッ」
志乃「頼子ちゃん、かわいかったわよ」チュッ
志乃「ねぇ、礼子。私も何だか火照ってきたわ…」
礼子「私もよ…、久しぶりに二人でどう?」
志乃「いいわね。礼子、先にシャワー浴びてきて」
礼子「ええ、わかったわ。それじゃあ、少し待っててね」
頼子「……ンンンッ」
109 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/20(木) 04:13:12.78 ID:
lZHCOwp30
・・・
頼子「志乃…さん」
志乃「礼子?早かったわね…頼子ちゃん?」
頼子「はい…」
志乃「どうしたの?ワインボトル持って?」
頼子「ん…、志乃さん、まだ飲み足りなそうだったから…」
志乃「ありがとう、じゃあいただくわ…キャッ」
110 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/20(木) 04:13:45.74 ID:
lZHCOwp30
頼子「じゃあ、しっかり飲んでね…こっちのお口で…」
志乃「ダメよッ、頼子ちゃん、ひッ、ひぎぃぃぃッッ」
頼子「さっきは言っても止めてくれなかったの…」グィッ
志乃「ぐッ、ダメ、こんなの、はいッ、らッ、アアアッ」
頼子「ワイン美味しいですか?すぐに気持ちよくなりますよ?」ググッ
志乃「アアツ、アッ、あん、あああーッッ」
頼子「フフッ、志乃さん、そういう顔も素敵ですよ」チャプ、チャプ
頼子「もう一本行ってみますか?」ググッ
111 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/20(木) 04:14:14.69 ID:
lZHCOwp30
志乃「やあッ、もう許してッッ、グッ、あああああッッ」
頼子「どう?下のお口から飲むワインの味は?」
志乃「ハァ、ハァ、ハァッッ」
頼子「こんなにヨダレ垂らして…だらしないの」ググッ
志乃「ダメッ、それ以上挿れたら、裂けッ、ガァッッッ」
頼子「まだ、奥まで入りますよッ、フフッ」グッ
112 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/20(木) 04:14:50.31 ID:
lZHCOwp30
志乃「ガッ、くぅッ、アッーーー」
頼子「抜くと、全部漏れちゃうからそのままにしないとダメですよ」チュッ
志乃「ああッ…はい」
頼子「フフッ、志乃さん、かわいい。大好きなお酒に溺れててね…」
頼子「次は…フフッ」
113 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/20(木) 04:15:37.83 ID:
lZHCOwp30
・・・
シャワールーム
礼子「さっきの頼子ちゃん、かわいかったわ。若いっていいわね」
頼子「お呼びに‥なりました?」
礼子「よ、頼子ちゃん?どうしたのかしら?」
頼子「一緒にシャワー浴びたいなって…」
礼子「あら、後ろからなんて大胆ね」
頼子「礼子さんの…胸、すごく大きて、それにとても…」
114 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/20(木) 04:16:51.15 ID:
lZHCOwp30
礼子「うふふ、熟れた果実が一番美味しいのよ、あんッ」
頼子「ここ…気持ちいいの?じゃあ、ここも、ン」
礼子「ああ、そうよ、頼子ちゃん、いいわッ、イイッ」
礼子「さ、さっきは私達がしただけだから…ッ、今度は頼子ちゃんが、ンンッ」
頼子「うん、初めての気持ちにしてあげるの…」ズブッ
礼子「がぁッ、よ、頼子ちゃんッッ、それは、アアアアッ」
頼子「礼子さんが大好きなお酒ですよ。志乃さんも気持ち良さそうだったの…」ググッ
礼子「ひぐッ、そ、それは瓶で、うぐぅッッ」
115 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/20(木) 04:17:25.98 ID:
lZHCOwp30
頼子「大丈夫、お酒も入ってるの…、こうやって飲むのは初めて…?」チャプ
礼子「ハァ、ハァ、こ、こんなことッッ、ひゃじめッてぇぇぇぇええッッツ」
頼子「礼子さん、もう一つの下のお口にも…フフッ、もうズブズブね」ヌプッ
礼子「アアアッ、二本らんてぇッ、らッ、らめぇぇぇぇッッツ」
116 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/20(木) 04:17:59.02 ID:
lZHCOwp30
・・・
志乃「…礼……子?」
礼子「志乃ッ、たッ、たしゅけぇぇッ」
頼子「あら、志乃さん…、フフッ」
志乃「頼子ちゃん…、私、もっとッ、もっと欲しいのッッ」
礼子「志乃…?ガアアッーーッ」
頼子「淹れたまま這ってくるなんて…カワイイ志乃さん」
志乃「…ハァ、ハァッ、お願いッッ」
117 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/20(木) 04:19:04.80 ID:
lZHCOwp30
頼子「うん…こっちに来て…、志乃さんも私のここを…ンッ」
志乃「いくらでもするわッッ、だから…ぁん」
頼子「ンッ、ンッ、ああ、志乃さん…やっぱり上手ッ、ンン」
志乃「早くッ、ンンッ、もっとちょうらぁいッッ」
頼子「フフッ…そうですね、じゃあ…」スポンッ
118 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/20(木) 04:20:04.28 ID:
lZHCOwp30
志乃「よ、頼子ちゃん、どうして、ぬいッ、アアッ」
頼子「ほら、志乃さん、頑張って抑えないと、出ちゃうよ…」
志乃「どうして、こんなッ」
頼子「手で抑えるのはダメなの……志乃さん」
志乃「や、ンッ、もう我慢出来ないッッ」
頼子「志乃さん、ここで出すと礼子さんにかかっちゃうよ」チュッ
志乃「プハッ、そッそれはダメッ、ンッ」
礼子「志乃…」
119 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/20(木) 04:20:53.78 ID:
lZHCOwp30
頼子「けっこう我慢強いの…、じゃあ、前のお口責めようかな…?」
志乃「うふんッ、や、もう、もうダメェ、アアッ」
礼子「いいのよ、志乃…、あなたなら」
志乃「ダメよ、それだけはダメェッッ」
頼子「フフ…、前だけでダメなら…後ろも…」
志乃「えっ、ダメッ、そこはッ、もう抑えられな…い…」ドプププッ
礼子「…ああ、志乃のが、かかってる、熱…い…」
志乃「礼子、いや…よ、見ないで…」
120 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/20(木) 04:21:43.94 ID:
lZHCOwp30
頼子「全部出ちゃったね…私の指汚れたから…キレイにして」
志乃「ンンッ、チュパッ、ンチュッ…」
頼子「キレイになったの…、じゃあ、ここにお返し」グリッ
志乃「ヒグゥッッ、イタイッ」
頼子「じゃあ、お休みなさい、志乃さん、礼子さん」
頼子「二日酔いしないように気をつけてね」
志乃「ああ、頼子ちゃん…」
121 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/20(木) 04:22:45.30 ID:
lZHCOwp30
・・・
礼子「志乃…」
志乃「礼子…ごめんなさい。こんなに汚れて…」
礼子「いいの、志乃、そのかわり…私の体キレイにして、してぇッ」
志乃「ええ、じゃあ、まずはここからね」
礼子「ンッ、アア、志乃、志乃ッ…」
志乃「礼子、私の体も…ねッ、ンンンッ」
122 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/20(木) 04:23:21.58 ID:
lZHCOwp30
・・・
翌日・移動中の車内
頼子P「…頼子ちゃん、昨日は大丈夫だった?」
頼子「Pさん、問題がありそうな所に私を行かせたの?」
頼子P「いや…そんなことはないよ、ピューピュッピュッピュー」
頼子「Pさん、誤魔化すのに口笛は無いと思うの」
頼子P「アハハ、…怒ってる?」
123 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/20(木) 04:23:49.19 ID:
lZHCOwp30
頼子「いいの…、その代わり…次のお休み、一緒に美術館にデ、デートを…」
頼子P「オッケー、じゃあ、まずは今日の仕事しっかりやろうか」
頼子「…うん、下調べもしっかりしてきたの」
頼子P「さすが、頼子!、バッチグーよ」
頼子「(菜々さんとはまた違った年齢不詳ぶりなの…)」
頼子「あ、ちゃんと前見て。Pさん」
頼子P「あ、ゴメンゴメン」
124 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/20(木) 04:24:19.98 ID:
lZHCOwp30
志乃「おえっ、トイレに・・・
シンデレラプロ女子寮
礼子「…ううう、頭割れそう」
匂いが染み付いて…」
ありす「まったく、これで本当に大人でしょうか。はい、お水です…」
礼子「ありがとう、ありすちゃん…」
志乃「ありす…ちゃん、ありがと」
ありす「苗字で…呼んでください」カァァ
おしまい
127 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/20(木) 08:03:38.23 ID:
lZHCOwp30
・・・
シンデレラプロ女子寮
礼子「…ううう、頭割れそう」
志乃「おえっ、トイレに匂いが染み付いて…」
ありす「まったく、これで本当に大人でしょうか。はい、お水です…」
礼子「ありがとう、ありすちゃん…」
志乃「ありす…ちゃん、ありがと」
ありす「苗字で…呼んでください」カァァ
おしまい
139 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/22(土) 16:38:11.92 ID:
G5jyjKZR0
頼子さんと光・「頼子お姉ちゃん、どうしてこんなことするの…?」
シンデレラプロ・事務所
頼子「おはようございます」
光「………」
頼子「光さん、おはよう」
光「…おはよう、頼子姉ちゃん…
頼子「光さん…、元気ないね?」
140 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/22(土) 16:38:46.09 ID:
G5jyjKZR0
光「うん…、大丈夫…」
頼子「大丈夫な風には見えないよ…光さん」
光「うん…なぁ、頼子姉ちゃん…」
光「アタシさ、アイドル…ヒーロー…失格じゃないかな…」
頼子「どうしてそんなこと言うの、あなたは…」
光「だってッ、アタシ、デビューの時以外大きい仕事無いしッ」
光「今は殆どトレーニングばっかりッ、それにPさんも…」
141 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/22(土) 16:39:16.78 ID:
G5jyjKZR0
頼子「それは…私だって、メインのお仕事はお月見しか…」
光「頼子姉ちゃんはツアーで大体リーダーじゃないかッ」
頼子「…ッ、でもそれは…」
光「美世姉ちゃんだって、鎌倉のイベント良かったし」
光「三人で一緒にデビューしたのに、アタシだけこんなッ」
頼子「……」
142 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/22(土) 16:39:50.16 ID:
G5jyjKZR0
麗奈「アーハッハッハッ、情けないわね、光」バァァン
光「麗奈」
頼子「麗奈さん」
麗奈「さっきから聞いていれば、アンタッ、それでもアタシのライバル!?」
頼子「(…素直に心配だからずっと見てたって言えばいいのに)」
麗奈「いつもは威勢の良いヒーロー様が随分しおらしいわね」
光「……ッ」
頼子「(麗奈さん…もうちょっと言い方が…)」
143 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/22(土) 16:40:22.39 ID:
G5jyjKZR0
麗奈「逆境から這い上がるのがヒーローだって言ってじゃないッ」
麗奈「ちょっと仕事がこないくらいで不貞腐れて、周りに心配かけて」
頼子「(やっぱり、ずっと心配してたのね…)」
麗奈「仕事がこないなら、自分でとってくるぐらいしなさいよ」
麗奈「こんなのが、アンタのなりたいヒーローだったのッ!?」
光「…ッ、アタシはもうヒーローじゃない…」
144 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/22(土) 16:41:05.70 ID:
G5jyjKZR0
麗奈「アンタはぁッ」パァン
光「えっ…?」
麗奈「最低よッ、光」
頼子「麗奈さん…」
光「……」
145 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/22(土) 16:41:31.79 ID:
G5jyjKZR0
・・・
光「…頼子姉ちゃん。麗奈、泣いてた…」
頼子「ええ…」
光「頬も痛いけど…なんか、胸がざわざわするんだ」
頼子「うん…」
光「ねぇ、アタシどうしたら…」
頼子「光さん…」ギュッ
146 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/22(土) 16:42:00.79 ID:
G5jyjKZR0
光「頼子姉ちゃん、何を…」
頼子「いいんだよ、泣きたい時は思いっきり泣いて…」
光「でも、でも、ヒーローは背中で泣くものだって…」
頼子「ヒーローにも帰る場所は必要でしょう…?」
光「お姉ちゃん、うう、うわぁーーーん」
頼子「よし、よし…」
147 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/22(土) 16:42:36.97 ID:
G5jyjKZR0
・・・
シンデレラプロ・応接室
頼子P「うーん、美味、美味、やっぱり八つ橋は生地だけが一番」モグモグ
紗枝「うちは餡入ってんといやどすわぁ」パクパク
周子「堅焼きも美味しいん、お茶に合うし」パリパリ
頼子P「ん、このお茶は確かに美味しい。生き返る感じ」
148 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/22(土) 16:43:04.22 ID:
G5jyjKZR0
紗枝「うちの実家から送ってもろたんえ」
周子「んー仕事せんとごろごろしたいん、紗枝ー、膝枕」
紗枝「あ、周子はん…もう、大きいややこやね」ナデナデ
頼子P「事務所でいちゃつくのはほどほどにね」
麗奈「ちょっと、プロデューサーッッ」バァァン
149 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/22(土) 16:43:39.07 ID:
G5jyjKZR0
周子「おー麗奈ちゃん、お茶でも飲む?」
紗枝「八つ橋もありますえ」
麗奈「お茶しにきたんじゃないッ」
麗奈「P、アンタは光があんなに落ち込んでるのに何やってんのよッッ」パァッッン
周子「わっ」
紗枝「あらあら」
頼子P「…ッ」
150 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/22(土) 16:44:11.10 ID:
G5jyjKZR0
麗奈「何か言い返すことは無いわけッ」
頼子P「いや、殴られても仕方ないと思ってる」
麗奈「アンタはそうやって…」
周子「ちょっと、ストップ、もうやめときなよ」ガシッ
紗枝「せやで、Pはんがどんな気持ちやったか」
麗奈「二人とも、離しなさいよッ」
頼子P「いいよ、二人とも、私ももっといいやり方があったと思うから」
151 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/22(土) 16:44:53.48 ID:
G5jyjKZR0
周子「でも、Pさん」
紗枝「せや、この何ヶ月も光はんのために…」
麗奈「はぁ?何言ってるのよ」
頼子P「まあ、近く発表するつもりだったからもういいか。はい」
麗奈「何これ、企画書?眼鏡戦隊グラスレンジャー?」
麗奈「これは…光が主役?どういう…事?」
152 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/22(土) 16:45:26.09 ID:
G5jyjKZR0
周子「Pさん、ずっとこの仕事を通すためにTV局に通い詰めだったんだよ」
紗枝「光はん、ずっとトレーニングばかりだったんも、このためなんよ」
麗奈「え?じゃあ、その…、ごめ、あ、謝ったりしないんだからッ」
頼子P「いや、いいって、じゃ、私はこれ皆に発表する準備してくるから」
麗奈「あ…」
153 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/22(土) 16:45:56.06 ID:
G5jyjKZR0
・・・
周子「ねー、ちょっとは落ち着いた麗奈ちゃん」
麗奈「う、うん…。アタシ、Pさんに謝った方がいいかな」
周子「いいんと違う?本人もあー言ってたし」
周子「それよりさ、光ちゃん元気づけるいい方法教えてあげる」
麗奈「ど、どうするのよッ、ンンッ」
紗枝「あッ、周子はん」
154 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/22(土) 16:47:22.21 ID:
G5jyjKZR0
麗奈「ッ、ちょっと何するのよ、…初めてなのに」グスッ
周子「初めては光ちゃんが良かったん?」チュッ
麗奈「バカッ。女同士でそんな事ッ、そんな事は…あッ」
周子「素直になりなって。二人共初めてだと大変だからさー」コリッ
周子「私達が教えてあげるって。ふふっ、体は嫌がってないじゃん」クチュ
麗奈「そんなはずな…いッッッ」
155 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/22(土) 16:48:21.57 ID:
G5jyjKZR0
周子「ほら、紗枝も手伝ってよ。あ、麗奈ちゃんのここ、紗枝みたいでかわいい」チュッ
紗枝「もう…、周子はんは。それにうちはもうちょっとあります」クチュ
麗奈「やっ、二人ともやめなさいよッ、ああッ、光ッ」
麗奈「い、今のは違うッ、ああああッ」
周子「麗奈ちゃん、かわいい。ここ気持ちいいんだ」ヌチュヌチュ
紗枝「声もかわいらしいわぁ、もっといい声で鳴いてな」グチュ
麗奈「やっ、ダメッ、そんなァァァァァァッ」
165 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:27:16.40 ID:
rARTSSIj0
・・・
麗奈「…ハァッ、ハァッ」
周子「んー、どうやった麗奈ちゃん、気持ち良かったでしょ?」
麗奈「う…んッ」
周子「ほら、呆けてないで、今度は麗奈ちゃんがするのん」
紗枝「はよ来て、麗奈はん」チュッ
周子「ほら、紗枝のここに指いれて…」グイ
麗奈「やッ、…アタシこんなこと…出来なッ、ン」
166 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:27:52.24 ID:
rARTSSIj0
紗枝「痛いッ、もう…麗奈はん、もうちょっと優しして」
麗奈「ご、ごめん、紗枝。こ、こうか」クチュ
紗枝「そうッ、そうやんのよッ、うんッ…」
周子「おー上手、上手、じゃあ、今度はここ」キュッ
麗奈「ああんッ、やるから、ちゃんとやるからも…もうッ」
紗枝「ンッ、ンンッ、そうや、もっと、もっとッッ」
周子「じゃ、あたしも紗枝を…」ジュポッ
167 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:28:21.63 ID:
rARTSSIj0
紗枝「あああんッ、二人一緒になんて、我慢できひんッ」
麗奈「紗枝のここ、あったかい…」クチュクチュ
紗枝「ンンッ、麗奈はんもそんなに激しくしたらッ、うち…ッ」
周子「紗枝、我慢なんかせんといてぇ」グチュグチュ
紗枝「やッ、やぁぁぁあああッッ」
168 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:28:56.15 ID:
rARTSSIj0
・・・
周子「ふぅ、これで光ちゃんも喜ばせれるでしょ」
紗枝「せやね、うちが体張ったんやから…」
麗奈「ホ、ホントにこれで大丈夫なんでしょうね」
周子「大丈夫だって、後は出たとこ勝負よん」
麗奈「うー、確か光は頼子と一緒か」
169 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:30:22.96 ID:
rARTSSIj0
周子「あ…」
紗枝「…、麗奈はん、悪いことは言わへんから、後にし」
麗奈「ちょっ、急に何言ってんのよッ」
周子「いいからッ」
麗奈「わ、わかったわよ…」
170 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:31:23.71 ID:
rARTSSIj0
・・・
光「…グスッ、んん…」
頼子「光さん、だいぶ落ち着いた…?」
光「うん、ありがと、頼子姉ちゃん」
光「ゴメン、服汚しちゃったね」
頼子「いいの、これくらい…」
光「アタシならもう大丈夫だからさ、また頑張るよ」
頼子「いつでも、力になるからね…」
171 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:32:27.58 ID:
rARTSSIj0
光「あ…。麗奈にも謝らないと、頼子姉ちゃん、どうしたらいいかな」
頼子「それなら、いい考えがあるの…」
光「ホントッ、お願い、それを教えてッ…ンンッ」
光「頼子姉ちゃん、どうしてこんなことするの…?ンッ」
頼子「光さんが教えてって言ったんでしょ?」ギュッ
光「やぁッッ、アタシ、こんなぁッ」
頼子「女の子がどうしたら喜ぶか、教えて…あげる」
172 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:34:26.95 ID:
rARTSSIj0
光「アタシ…ッ、こんなこと知らなッ、アアッ」
頼子「自分でしたこともなかった?ここをね…指で」ググッ
光「痛いッウ、痛いよッ、頼子姉ちゃんッッ」
頼子「大丈夫…すぐに気持ちよくしてあげるから…」ジュポッ
光「やッ、アタシの中から、何か出てくるッッ、あぁんッッ」
頼子「ここは自分でしてみて…私はこっちを」キュッ
173 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:35:29.45 ID:
rARTSSIj0
光「はァァッ、自分で、こうッ、ううッ、ンッ」クチュクチュ
頼子「ふふッ…こんなによだれ垂らしちゃってかわいい」
頼子「じゃあ、次はこっちの穴を」ズプッ
光「ンンンッッ、あぅぅッ、頼子姉ちゃん、そこは汚いッッ」
頼子「痛がってるけど、…声は甘いよ…」グリッ
174 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:36:06.37 ID:
rARTSSIj0
光「アアアアッ!…はぁ、はぁ…頼子姉ちゃん…」
頼子「光さん、かわいいよ…、次は両方同時に…」
光「ガッ、頼子姉ちゃんッ、そんな入らなッ、いいッ」
頼子「光さん、かわいいのッ、もっと私に見せてッ」
頼子「貴方も知らない、貴方をッ」
光「いッ、いやぁぁぁぁッッ」
175 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:36:35.54 ID:
rARTSSIj0
・・・
頼子「血…出ちゃったね、舐めてキレイにして」
光「うん…、うん…、ん、変な味」ペロッ
頼子「光さんの味よ…とっても気持ち良かったでしょ」
光「う、うん…」カァァ
頼子「光さん、かわいいよ…、フフッ」
光「うん…」
176 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:37:18.67 ID:
rARTSSIj0
・・・
シンデレラプロ・会議室
頼子P「じゃあ、全員注ー目ッ」
頼子P「4クールのドラマのお仕事が決まりましたッ」
頼子P「しかも今回はシンデレラプロ総出演ですッ」
一同「おおー」
晶葉「さすが、Pさんはすごいな」
頼子「頑張ろうね、光さん」
光「うん、頼子姉ちゃん」
177 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:37:51.54 ID:
rARTSSIj0
頼子P「はーい、そこー、静かにする」
頼子P「オホン、今回のドラマは特撮ですッ」
頼子P「しかも主役は南条光ッ」
光「え、アタシ…嘘じゃないよね、ねぇ!」
頼子P「嘘じゃないよ、今までトレーニング大変だったね」
頼子「光さん、おめでとうッ」
178 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:38:28.32 ID:
rARTSSIj0
麗奈「(…あれ、なんだ、この感じ、悔しい?)」
麗奈「(光が喜んでて…アタシも嬉しいはずなのに…)」
頼子P「おーい、麗奈ちゃん、聞いてる?」
光「麗奈ッ、一緒に頑張ろうなッ」
麗奈「えッ?」
頼子P「聞いてなかったの?麗奈は光のライバル役、しっかり頼むわよ」
麗奈「アタシが…光と一緒に…、あ、当たり前じゃないッ」
麗奈「この麗奈様に任せれば何の問題もないわッ」
179 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:39:01.93 ID:
rARTSSIj0
光「麗奈ッ、一緒に頑張ろうなッ」
麗奈「えっ?ええ、アンタがアタシについて来られるの?」
光「ヘヘッ、ヒーローに、いやアイドルに不可能はないッ」
麗奈「さっきまでピーピー泣いてたのが、もう元気になったの?」
頼子「嬉しいなら、嬉しいって言えばいいの…」
麗奈「何ですってッ」
頼子P「はーい、他の役説明するよ」
180 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:40:09.91 ID:
rARTSSIj0
・・・
シンデレラプロ・女子寮・光の部屋
光「麗奈…そのさっきはゴメン」
麗奈「はぁ?訳わからないんだけど」
麗奈「まあ…そのアタシもゴメン…」
光「その‥、お詫びがしたいんだけどさ」カアア
麗奈「奇遇ね、私もよ…」カアア
光「じゃ、じゃ…ッッ」ゴンッ
181 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:41:33.20 ID:
rARTSSIj0
麗奈「痛ッたぁッ、何すんのよッ」
光「麗奈こそ、何すんだよッ」
麗奈「光ッ、目閉じなさいよッ」
光「どうして?」
麗奈「いいからッ」
光「わ、わかった…んんッッ」
182 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:42:13.07 ID:
rARTSSIj0
麗奈「ンンッ…」チュパァ
光「ンッ…麗奈、…ンン」チュッ
麗奈「アタシがアンタを…喜ばせてあげるから、その…」
光「麗奈ッ…アタシもちょっと覚えたんだ…」チュッ
麗奈「ンッ、アンタばかりに好きにさせないわッッ」ギュッ
光「アアッ、麗奈ッ、麗奈ッッッ」グッグッ
183 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:42:45.07 ID:
rARTSSIj0
麗奈「そこはァッッ、ここはどうよッ」クチュクチュ
光「あんッ、あんッ、あああッ。やるな、麗奈」クリッ、キュッ
麗奈「あぅぅぅぅッッ、光のくせに生意気なのよッ、早くいきなさいよッッ」グチュ
光「イイイイイッッッ」
麗奈「ダメェェェェェツ」
184 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:43:17.14 ID:
rARTSSIj0
・・・
麗奈「フフッ、アタシの勝ちのようね、ヒーローさんッ」
光「麗奈だって…それに頼子姉ちゃんの方が上手だった…」
麗奈「はぁッ?アタシも恥ずかしかったのに何言うのよッ」
光「ホントの事を言っただけだッ」
麗奈「じゃあ、アタシも言うけど、アンタもヘタクソよッ」
光「何だって」
麗奈「あんたこそッ」
185 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:43:42.60 ID:
rARTSSIj0
光「…なぁ、麗奈、良かったらまたしないか?」
麗奈「アンタがいいなら、アタシもいいわよッ」
光「ホントか、嬉しいッ」チュ
麗奈「…このバカッ…」
光「…ん、何か言ったか?」
麗奈「何でも無いわよッ」
186 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:44:11.17 ID:
rARTSSIj0
・・・
移動中・車内
頼子P「うーん、新しい仕事が決まって皆前向きでいいことだ」
頼子「でも、Pさん、今回の光さんの件は少し…」
頼子P「まあ、反省してるし、許してよ…」
頼子P「今度の休み、デートの約束してるじゃん」
頼子「それだけじゃ、ダメです…」
187 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:44:44.48 ID:
rARTSSIj0
頼子P「えー。今日の頼子、聞き分け悪いなぁ」
頼子P「じゃあ、どうすればいいのよー」
頼子「ふふ…、じゃあ、次のサービスエリアで止まってください」
頼子P「いいけどさ…、お腹でも空いたの?」
頼子「…違うの、Pさんのバカ」
188 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:45:12.63 ID:
rARTSSIj0
・・・
あるサービスエリア
頼子P「あー、夜の空気が心地いいね」
頼子「うん、気持ちいいの…」
頼子P「月でてるね…」
頼子「(Pさん、私を華やかな世界に連れて行ってくれた大切な人…)」
頼子P「頼子ちゃん…?」
189 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 00:46:06.83 ID:
rARTSSIj0
頼子「(辛い時も悲しい時も一緒にいてくれた…)」
頼子「(私はPさんの心があれば、何だって出来る…。だから…)」
頼子「だから、誰かにとられる前に奪うの…」
頼子P「どうしたの…頼子?」
頼子「ううん、その…月が綺麗ですね…」
おしまい
194 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:07:57.52 ID:
rARTSSIj0
頼子さんと渋谷凛・シンデレラと魔法使い
シンデレラプロ事務所
凛「おはようございます」
頼子「あ…おはようございます、凛さん」
凛「頼子、ね、隣イイかな?」
頼子「はい、どうぞ…」
凛「ありがと。ああ、そうだ中間テスト、頼子のおかげでばっちりだったよ」
195 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:08:49.90 ID:
rARTSSIj0
頼子「本当?力になれて嬉しいの…」
凛「頼子はどうだった?問題ないだろうけど」
頼子「うん…、けっこう良かったよ」
凛「さすが、頼子ね」
頼子「あ、そうだ、クッキー焼いてみたんだけど、その…良かったら」
凛「ホント?嬉しい。んん、悪くないんじゃないかな、美味しいよ」
頼子「ああ、良かった。初めて…だったから…」
196 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:10:06.15 ID:
rARTSSIj0
凛「へぇ、初めてここまで出来ればすごいよ」
頼子「うん…Pさん達にも食べてもらいたいの…」
凛「Pさんか…、頼子さ、最初の頃と感じ変わったけど、あの人が理由?」
頼子「うん…そうかな?そうだね…変われたなら、Pさんのおかげ…」
凛「ねぇ、あの人ってさ、どんな人なの?」
頼子「え?どうしたの…急に?」
197 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:10:35.50 ID:
rARTSSIj0
凛「今度の仕事で一緒になるからさ、気になってさ」
凛「それに頼子達といるとこ見るとね…」
頼子「ああ…、うん、気持ちはわかるの…」
凛「ねぇ…」
頼子「ちゃんと私の事、見てくれてるよ…」
凛「お、何か良い事あったんだ。ね、教えてよ」
頼子「うん…、デビューの少し前かな…」
198 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:11:08.18 ID:
rARTSSIj0
・・・
頼子デビュー前のある日・レッスン施設
頼子P「はい、そこで切り返してターン」
頼子「あ…、くぅ(何とか、堪えれた)」
頼子P「よーし、今日はここまで」
頼子・美世・光「お疲れ様でした」
199 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:11:47.72 ID:
rARTSSIj0
頼子P「お疲れ様、クールダウンちゃんとしてからあがるのよ」
トレーナー「Pさん、ちょっと…」
頼子P「ええ、じゃあ…向こうで」
頼子P「三人とも今日はお疲れ様」
頼子「ハァ、ハァ…、Pさん…」
200 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:12:28.74 ID:
rARTSSIj0
・・・
頼子P「どうですか?あの三人は」
トレーナー「全体的に悪くないですけど…頼子ちゃんがちょっと」
頼子P「ですよね…」
トレーナー「いえ、個人レッスンでは問題ないけど、三人だとー」
頼子P「うーん、基本的なスペックは悪くないんだけどねぇ」
201 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:13:41.90 ID:
rARTSSIj0
トレーナー「ええ、他の二人と上手く連携がとれてないみたいです」
頼子P「そうか…実は今日記者の人に挨拶したんだけどね…」
頼子P「その時も…ちょっとね。うつむいてばっかりで」
トレーナー「猫背も直さないといけないです」
頼子P「かわいいくはあるけど、ステージの上じゃ…ね」
202 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:14:58.52 ID:
rARTSSIj0
トレーナー「精神的なことが問題でしょうか?」
頼子P「だろうね、ゆっくり話をしてみるよ」
トレーナー「ええ、お願いしますね」
頼子P「じゃ、お疲れ様。トレーナーさんもよく休んでね」
トレーナー「はいッ、Pさんもまた今度…、お疲れ様です」
203 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:15:31.09 ID:
rARTSSIj0
・・・
シンデレラプロ・事務所
頼子P「トレ娘ちゃんにはそう言いつつも、私はまだ仕事が残ってるのでした」
頼子P「ん、電気まだついてる。ちひろさん達はあがってるはずだけど」
頼子P「ただいま、戻りましたー、ってッ、頼子ちゃん?」
頼子「…Pさん、おかえりなさい…」
頼子P「頼子ちゃん、帰って休むように言ったでしょう」
204 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:16:00.20 ID:
rARTSSIj0
頼子P「体調管理もアイドルの仕事なんだからね」
頼子「はい…、その…ごめんなさい…」
頼子P「顔そらさないで、頼子ちゃん」ガシッ
頼子「うん、その…」
頼子P「また目そらしてる。で、何で残ってたの?」
頼子「その、Pさんにご相談したいことがあって…」
205 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:17:41.06 ID:
rARTSSIj0
頼子P「わかったよ、…ちょうどいいか」
頼子「えっ?」
頼子P「いや、ハハハ。遅いし、コーヒー淹れてくるよ、ちょっと待ってて」
頼子「…私、てつだ…はぃ…」
頼子P「……」
206 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:18:13.31 ID:
rARTSSIj0
・・・
頼子P「はい、お待たせ、P特別ブレンドだよ」
頼子「ありがとう…、甘くておいしいの…」ズズ
頼子P「それで相談って何?熱ッッ、ああ、話お願い」
頼子「うん、Pさん、私ちゃんと出来てますか…」
頼子P「…正直、良くないね」
207 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:19:27.31 ID:
rARTSSIj0
頼子「…はい」
頼子P「今日さ、善澤さんに取材してもらったでしょ」
頼子P「その時もうつむいて、ほとんど話さなかったじゃない」
頼子「う…、それは…」
頼子P「初めから上手く出来るとは思わないから」
頼子P「ある程度、失敗してもいい人に会ってもらったけどさ」
208 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:21:18.44 ID:
rARTSSIj0
頼子「……」
頼子P「それに、今日のダンスレッスン、美世と光に遠慮しすぎよ」
頼子P「一人で出来てることが全然出来てないじゃない」
頼子「はい…」グスッ
頼子P「泣かないの、頼子ちゃん」
頼子「……」
209 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:22:16.97 ID:
rARTSSIj0
頼子P「私になら、話せるでしょ?」
頼子P「何でもいいから、頼子ちゃんの思ってること、聞かせて」
頼子「うん…、私…、ダメです、私には出来ない…」
頼子「私、クラスでも目立たなくて、きっといなくなっても誰も気づかない」
頼子P「そんなことは…。頼子ちゃんの事、もっと知ってもらえば」
頼子「でも、私…怖いです。もし、それで受け入れてもらえなかったら…」
210 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:23:27.39 ID:
rARTSSIj0
頼子「美術や本は好きです…私が受け止めるだけだから…」
頼子P「ま、テストは点数が全てか…、わからなくはないかな」
頼子P「頼子ちゃんはさ、どうしてアイドルになるって決めたの?」
頼子「それはPさんに誘われて、ううん、ずっと華やかな世界に憧れてたの…」
頼子「でも…私、そんな魅力なんてないよ…」
頼子P「そこは、私がいいなって思ったんだけどな」
211 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:24:43.68 ID:
rARTSSIj0
頼子「私…自信なんて、持てないよ」
頼子P「そっか、わかったよ、じゃあ、辞めちゃう?」
頼子P「美世と光のことなら気にしないでいい、私が他の娘あてがうからさ」
頼子P「どう?」
頼子「……は…ッ、い…」
212 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:25:57.21 ID:
rARTSSIj0
頼子「…いッ、嫌です、私、辞めたくないッ」
頼子P「うん、頼子はそうしたいんだね」
頼子「でも、私に出来るかな…」
頼子P「それが私の仕事だしね、ちょっと来て」
頼子「はい…」
213 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:26:27.18 ID:
rARTSSIj0
・・・
シンデレラプロ・倉庫
頼子P「電気、スイッチオーン、ぽちっとな」
頼子「……」
頼子P「ほい、ここに座って、眼鏡とって、はい、目つぶってね」
214 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:26:56.82 ID:
rARTSSIj0
頼子「Pさん、何するんですか…?」
頼子P「ここはシンデララプロだよ、さしずめ私は魔法使いかな?」
頼子P「頼子ちゃんにとっておきの魔法をかけてあげよう」
頼子「…うんッ」
215 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:27:22.73 ID:
rARTSSIj0
・・・
頼子P、「頼子ちゃんさ、メイクほとんどしないでしょ」
頼子「うん。実は初めてなの…」
頼子P、「あ、動かないで、そんなに得意じゃないから」
頼子P「今してるのはステージ用だけど、今度ナチュラルメイクも教えてあげるよ」
頼子「はい…、お願いします」
216 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:28:31.89 ID:
rARTSSIj0
頼子P「頼子ちゃんなら、元がいいからすごく映えるよ」
頼子P「あ、いくら若くても絶対落としてから寝てね」
頼子「…うん、川島さんが言ってたの…」
頼子P「ああ、うん、それは大変だったね」
頼子P「私も一度、飲みに行った時大変だった…」
217 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:29:43.31 ID:
rARTSSIj0
・・・
頼子P「よしッ、出来た。さ、目空けていいよ、頼子ちゃん」
頼子「……ッッ、これが、私?綺麗…」
頼子P「そうでしょ?頼子は化粧映えするって思ってたんだ」
頼子「すごい…、本当に魔法みたい」
頼子P「ね、こんなに綺麗なんだから、皆に見せびらかせたいでしょ?」
頼子「う、うん…(私の心読まないで欲しいの…)」
218 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:30:27.47 ID:
rARTSSIj0
頼子P「ねぇ、そうでしょ、だから、ほらもっと顔を上げて、ねッ」クイッ
頼子「うん…、でも」
頼子P「うーん、じゃあ、魔法第二弾ッ」
頼子P「じゃあ、頼子ちゃん、服脱いでッ」
頼子「えっ、そんなッ、Pさん、いきなりすぎるの…」
頼子「(…でも、Pさんなら…私)」
219 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:31:04.97 ID:
rARTSSIj0
頼子P「頼子ちゃん?ステージ衣装に着替えようか?」
頼子「ッッ、ううん。出来たんですね、衣装」
頼子P「初めてだから、手伝うね」
頼子「うん、これ…」
頼子P「結構頑張ったんだからね」
頼子P「あ、スカート、タイトで短いからアンダースコートつけてね」
220 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:31:33.12 ID:
rARTSSIj0
頼子「あ、はい…。うん、こんなの初めて…」
頼子P「靴、ヒールあるから、普段も意識してヒールある靴履いてね」
頼子「うん…でも私、ヒールの靴持ってないよ」
頼子P「じゃ、一緒に買いに行こうッ、デートだね」
頼子「はい…」
頼子P「最後にハットをかぶって、モノクルをつけて…出来上がりッ」
221 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:33:54.15 ID:
rARTSSIj0
頼子「……ッ」
頼子P「頼子ちゃん…反応薄いね」
頼子「…その、私ポーカーフェースだって、よく…でもこういう時には役立つの」
頼子P「私にはもっと色んな顔見せて欲しいけどな、ちぇッ」
頼子「…うん。でも一番驚いているのは私…。私がアイドルなんて…」
頼子「この衣装も新鮮だし…」
222 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:35:59.02 ID:
rARTSSIj0
頼子P「大丈夫、気持ちは十分伝わっているから」
頼子「ありがとう…、Pさん」
頼子P「ちなみにコンセプトは気障なハート泥棒」
頼子P「頼子ちゃんがファンの…ううん、皆の心を奪うのッ」
頼子「私が、皆の心を奪う…?」
頼子P「そ、皆の心よ。頼子ちゃんにぴったりでしょ?」
223 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:37:14.55 ID:
rARTSSIj0
頼子「うん…、お話の世界みたい…」
頼子「さすが、プロデューサー、私以上に私を知ってるの…」
頼子P「にひひ」
頼子「でも、私に出来るかな…」
頼子P「しょうがないな、じゃあ、魔法第三弾ッ」
頼子P「ほら、もっと胸を張って、顔を上げる」グイッ
224 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:37:41.51 ID:
rARTSSIj0
頼子「あッ、痛いのッ、Pさん」
頼子P「結構、人間の体って単純だから、こういうのでよくなるものなのッ」グイッ
頼子「Pさん、今までの魔法に比べて強引なの」
頼子P「胸回りの筋肉も鍛えて、この姿勢維持出来るようにするからね」
頼子「はい」
頼子P「よし、いい返事だ」
225 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:38:24.42 ID:
rARTSSIj0
頼子P「ねえ、頼子。さっき自信が持てないって言ったけどさ」
頼子P「実績も経験も無くて、自分を信じられる訳ないでしょ?」
頼子「うん…」
頼子P「だからさ、頼子ちゃんはプロデューサーである私を信じればいいの」
頼子P「頼子ちゃんは私が見出したアイドルなんだから」
頼子「Pさん…」ギュッ
226 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:39:06.62 ID:
rARTSSIj0
頼子P「あ…、私の言葉が正しいかわ、これから二人で証明しようね」ギュッ
頼子「うん…、うん…」グスッ
頼子P「そんなに泣いたら、メイク落ちちゃうよ」
頼子P「でもね、メイクは落ちても、私のかけた魔法はとけないよ」
頼子P「頼子ちゃんが私を信じてくれればね」
頼子「はい…、Pさん」
227 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:39:37.30 ID:
rARTSSIj0
・・・
頼子P「美世ちゃんと光ちゃんも入ったら?ずっと居たんでしょ?」
美世「すみません、Pさん、頼子ちゃんが心配で」
光「どうして泣いてるんだよ!Pさん、頼子姉ちゃんをいじめたのかッ」
頼子「大丈夫よ、二人共。ありがとう、美世さん、光さん」
頼子P「せっかく、三人揃ったから衣装合わせしとこうか」
228 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:40:10.98 ID:
rARTSSIj0
美世「私たちのもあるんですか?」
光「おおッ、バトルスーツか!」
頼子P、「いや、それは違う…、まあ、意識はして作ったけど」
頼子「きっと、二人にも似合うの…」
229 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:41:02.42 ID:
rARTSSIj0
・・・
光「おー、カッコイイ!これ、アタシもヒーローだ」
美世「Pさん、これ胸強調しすぎじゃありません?」
頼子P「いやー、二人ともよく似あってるよ」
頼子「Pさん、私達、ユニットなのに衣装ばらばらなの…」
頼子P「ふふ、これはね。じゃーん、これからデビュー曲のプランを発表します」
230 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:41:58.05 ID:
rARTSSIj0
頼子P「まず、美世ちゃんは、普段はオイルにまみれてるけど」
頼子P「華やかな世界にも憧れる女の子」
美世「はい」
光「私は?私は?」
頼子P「光ちゃんは、美世ちゃんの幼馴染、二人は実際の姉妹みたいな関係」
光「美世姉ちゃんかッ」
231 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:42:29.31 ID:
rARTSSIj0
頼子P「そして、頼子ちゃんは、普段はおしとやかだけど」
頼子P「夜は大胆なハート泥棒に変身して、美世ちゃんを誘惑するの」
頼子「素敵です…、Pさん」
頼子P「光ちゃんは、頼子ちゃんから美世ちゃんを守ろうとして」
光「まさにヒーローだな」
232 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:43:24.07 ID:
rARTSSIj0
頼子P「そして、美世ちゃんは二人の間で揺れ動く…、どう?」
頼子「新鮮です…Pさん」
美世「うん、面白いと思います」
頼子P「明日には曲も上がるからね、PVのイメージ詰めていくよ」
頼子P「明日からデビューまで忙しくなるよ。頑張ろうッ、オー」
233 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 14:43:49.34 ID:
rARTSSIj0
光「オーッ」
頼子P「ちょっと、二人共…、ぷー」
美世「いや、いきなりはちょっと」
頼子「…はい、頑張ります」
241 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 20:59:18.55 ID:
rARTSSIj0
・・・
凛「そんなことがあったんだ…へぇ」
頼子「うん、今の私があるのは…Pがさんのおかげなの」
凛「そうだね。でもッ、ププッ、シンデララはないよね」
頼子「私も笑いこらえるので必死だった」
凛「だよね、アハハハ、お腹痛い。Pさん気づいてたの?」
頼子「ううん、気づいてなかったよ」
242 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 21:01:30.05 ID:
rARTSSIj0
頼子「この日、Pさんの家に泊めてもらったんだけど…」
頼子「この事、聞いたら耳まで真っ赤になってたの」
凛「それは見たかったな、ね、写メとかないの」
頼子「撮っておけばよかったの」
凛「残念、末代までゆすれたよ、それ」
凛「でも、いいね、頼子のPもさ」
243 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 21:02:17.00 ID:
rARTSSIj0
凛「(魔法使いか…いいね、そういうの)」
頼子「(あ…これは妙なこと考えてる顔だ…)」
頼子「うん、ありがとう、凛さん」
凛「今度、からかってみよ、フフッ」
頼子「ふーん、アンタが私のプロデューサー?……まあ、悪くないかな…」
245 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 21:03:57.79 ID:
rARTSSIj0
凛「……ッッ、どこでそれを」
頼子「えっと、誰だったかな…」
頼子「凛さん、誰にだって色々あるんだから…」
凛「…わかったよ、一人で思い出して楽しむことにする」
頼子「そうしてあげて…」
246 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 21:05:50.75 ID:
rARTSSIj0
凛「でもさ、頼子がハート泥棒ってすごいアイデアだよね」
頼子「そうだね、私も驚いたの…」
凛「疲れたりしない?普段とだいぶ感じ違うしさ」
頼子「大丈夫ですよ、ステージの私も、普段の私も…」
頼子「どちらも私ですから」
凛「へぇ、さすが頼子ね」
247 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 21:06:38.56 ID:
rARTSSIj0
頼子「でも、Pさんとお話してると、現場でも素の自分になりそうかな」
凛「Pさんも罪作りだ、頼子も大変ね」
頼子「ふふ…そうですね。凛さん、『も』っていうのは?」
凛「…ッ、そんなこと言ったっけ、ハハハ」
頼子「凛さん、自分の発言には責任をとりましょう」
凛「いや、それは…あ、それよりさ」
凛「頼子のハート泥棒ってどんな感じでやってるの、教えてよ」
248 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 21:09:19.99 ID:
rARTSSIj0
頼子「仕方がないですね…では…」チュッ
凛「…ンン、頼子?」
頼子「凛さん、好きでしょう?…フフッ」チュッ
凛「アアッ、頼子ッ、皆ににこんな風にしてるのッッ」
頼子「そんな事ありません、相手に合わせて手段を選んでいますよ」ギュッ
凛「グッ、んん、私がこういう、趣味のはず、ああん」
249 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 21:10:08.23 ID:
rARTSSIj0
頼子「違ったの?おかしいな…」クリッ
凛「ンンッ、そこは責めないでぇッッ」
頼子「ここ、しっかり立ってるの…カワイイよ」チュパ
凛「ンッ、こんな所、誰かに見らァァッッ」
頼子「腋も一緒に責めますよ…、凛さんのここ綺麗ッ」チュ
凛「えッ?綺麗?ホントッッ」
頼子「ええ、腋から胸のラインなんて特に…」クリッ
250 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 21:10:50.15 ID:
rARTSSIj0
凛「ンンッ、もうッ、ダメッッ、頼子ッッ」
凛P「おーい、凛いるかー」
凛「…ッッ」
頼子「大丈夫ですよ、誰もいなければ、いつもデスクに向かわれます」キュッ
凛「ンッ、お願いやめて、声が出ちゃうッ」
頼子「では、我慢大会にしましょう、下はどうですか」ネチャ
凛「ンンンッ、そこは本当にッッ」
251 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 21:11:28.00 ID:
rARTSSIj0
頼子「凛さん、ずぶ濡れですよ…」クチュクチュ
凛「ンンンーーー」
凛P「まだ来てないか、もう少し待つか…」
頼子「ほら、凛さん、もう行きましたよ」チュ
凛「ッッッ」ダッ
252 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 21:12:41.98 ID:
rARTSSIj0
・・・
シンデレラプロ・女子トイレ
凛「頼子のバカッ、Pもいたのに…」
凛「もし、Pに見つかってたら…ッッ」
凛「あの朴念仁に限ってそれは無いか…でも、もし…」クチュ
凛「三人か…、アアッ」クチュクチュ
253 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 21:13:52.53 ID:
rARTSSIj0
頼子「凛さん、ここにいたの」
凛「…頼子ッ、どうして」
頼子「いいよ、続けて…私も物足りなかったから…」チュ
凛「やッ、頼子、そこはダメッッ」
頼子「鍵もかけないで…続きしたかったんでしょ?」ヌチュ
254 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 21:14:34.15 ID:
rARTSSIj0
凛「…う、うん、お願いッ、最後までしてッ」
頼子「素直でカワイイですよ、凛さんも私にして」コリッ
凛「んッ、ここがいいの?ンンッッ、アアッ、ダメ」キュッ
頼子「ああ、そう…凛さん、上手…ッッ」チュッ
凛「奈緒や加蓮としてたからァァァッ」チュパ
255 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 21:15:13.83 ID:
rARTSSIj0
頼子「ああッ、やっぱりィィ、イイッ」グチュグチュ
凛「でも奈緒はマグロだし、加蓮は体力無いから激しい事出来ないしッッ」グチュ
頼子「いいですよッッ、思い切り激しくしてェッッ」ヌチュヌチュ
凛「うんッ、アッ、アッ、アアアアッ」
頼子「いいのッ、とってもいいのッッッッ」
256 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 21:15:54.97 ID:
rARTSSIj0
・・・
頼子「凛さん、とってもよかった…」チュ
凛「うん、頼子…」
頼子「今夜仕事が早く終わったら、寮の私の部屋来ませんか?」
凛「うん、行きたいけど…今日は遅くなりそう」
頼子「そうですか、残念です…」チュ
257 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 21:17:44.40 ID:
rARTSSIj0
凛「…これからPと仕事なんだ」カァ
頼子「凛さんも苦労してるみたいですね」
凛「頼子ほどじゃないと思うな」
頼子「気持ち…気づいてもらえるといいですね」
258 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 21:18:23.59 ID:
rARTSSIj0
凛「うん、でもそういう所も…」カァァ
頼子「ふふっ、頑張ってください」
凛「どうしてもダメなら、頼子を好きになろうかな」チュ
頼子「ん、凛さんの意地悪…諦める気無いのに…」チュ
凛「じゃあ、行ってくるね」
259 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 21:18:57.53 ID:
rARTSSIj0
・・・
シンデレラプロ・事務所
凛「プロデューサー、お待たせ」
凛P「いや待ってないよ、今日もよろしくな」
凛「うん…」
凛P「どうした凛?体調悪いのか?」
260 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 21:20:10.00 ID:
rARTSSIj0
凛「ううん、大丈夫。さ、行こ、立ち止まってる暇はないよ」
凛P「ああ、もちろんだ」
凛P「(何か今日の凛はいつもより艶っぽいな…)」
凛「(私はアイドル…アンタも私の虜にしてみせるよ)」
おしまい
272 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/06(土) 22:26:39.38 ID:
AxKXkLWs0
頼子さんと文香さん&棟方師匠・寝起きでドッキリ
地方ロケ現場
頼子「お疲れ様でした」
文香「…お疲れ様です」
頼子P「お疲れ様、二人共。今日も良かったよ」
頼子「うん…嬉しいの」
文香「私…ちゃんと出来ましたか…?」
273 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/06(土) 22:28:25.90 ID:
AxKXkLWs0
頼子P「モチのロンだよ、文香ちゃん」ズビシ
頼子「(Pさん…一体何歳なの…?)」
文香「でも…まだ人前には抵抗が…」
頼子P「大丈夫だよ、今これだけ出来れば、それに頼子も最初は…」
頼子「…Pさん、……シンデララ…」
文香「はい?」
頼子P「ちょっ、いきなり何言うの頼子ちゃんっ」
頼子「…だってPさんが意地悪するから」
274 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/06(土) 22:29:32.55 ID:
AxKXkLWs0
文香「…何だか、少し安心しました」
文香「私も頼子さんみたいに、自信を持ってお仕事出来るようになりたいです…」
頼子「私はポーカーフェースなだけで…」
頼子P「うんうん、目標は身近なほどいいものだよ」
文香「…はい」
頼子「私が目標…、頑張ります」
頼子P「よーし、じゃあ、スタッフの方にお礼言ってあがろうか」
275 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/06(土) 22:30:14.39 ID:
AxKXkLWs0
・・・
移動中・車内
頼子P「明日は朝移動だから、それまでは自由時間だよ」
文香「…私、撮影中に見つけた古書店に行きたいです」
頼子P「おー、あそこか、車で送ってくよ」
文香「あ…ありがとうございます」
頼子P「頼子ちゃんはどうする?」
276 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/06(土) 22:31:30.04 ID:
AxKXkLWs0
頼子「私は美術館に…そ、そのデ…」
頼子P「あ、デートの約束してたから、一緒に行こうか」
頼子「…うん」カァァ
頼子P「じゃ、文香ちゃんを先に書店に連れていくね」
文香「…頼子さん……」
277 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/06(土) 22:32:07.24 ID:
AxKXkLWs0
・・・
頼子P「着きましたよ、シンデレラ」
頼子「(Pさん…今日は噛まなかったの)」
文香「…ありがとうございます。では後ほど」
頼子「また後で…文香さん」
頼子P「18時くらいには迎えにくるからねー」
278 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/06(土) 22:32:46.16 ID:
AxKXkLWs0
・・・
頼子P「久しぶりに二人きりになれたね、頼子」
頼子「Pさん…Pさんにはそういうの似合わないの」
頼子P「あ、やっぱり?これでも学生時代は結構イイ線いってたんだけどなぁ」
頼子「ねぇ、Pさん、今日ってどうして泊まりなの…?」
頼子「まだ時間早いし、明日移動でも事務所戻れるんじゃ…」
頼子P「ん?まあ、結構疲れたまってるでしょ、二人とも」
279 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/06(土) 22:33:33.79 ID:
AxKXkLWs0
頼子「…うん、特に文香さんはまだ慣れてないみたいだし」
頼子P「担当アイドルの体調管理も仕事の内だしね」
頼子P「それにおかげでこうやってデート出来るんだしさ」
頼子「…うん」カァァ
頼子P「あそこの美術館ってどんな展示してるんだっけ」
頼子「あ、今月いっぱいはイベントで特別展示があるんですよ」
280 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/06(土) 22:39:20.59 ID:
AxKXkLWs0
頼子P「…調べてるんじゃない」
頼子「だってPさんと一緒に行けるの楽しみだったから」
頼子P「にひひ、嬉しいこと言ってくれるなぁ」
頼子P「(ああ、何とか誤魔化せたかな)」
頼子P「(今夜はちょっと、気持ち緩めてしっかり休んでもらわないとね)」
頼子P「(さて、後は愛海ちゃんに任せるか)」
281 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/06(土) 22:41:01.10 ID:
AxKXkLWs0
・・・
宿泊先のホテル
頼子「…いいお湯でしたね」
文香「はい…その今日はすみません」
頼子「え?」
文香「夕食の後、色々教えてもらって…」
頼子「ううん、私も確認になったから」
282 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/06(土) 22:41:40.53 ID:
AxKXkLWs0
文香「また…教えてくださいね」
頼子「はい、文香さんにもお薦めの本とか教えて欲しいです」
文香「…ええ、私でよければ…」
頼子「そういえば、今日書店でどんな本買ったんですか?」』
文香「え?それは…その…ちょっと」
283 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/06(土) 22:42:19.36 ID:
AxKXkLWs0
頼子「あ、いいの、無理に聞かないから」
文香「…はい」
頼子「面白かったら教えてくださいね、ええ」
頼子「じゃあ、お休みなさい」
文香「はい…お休みなさい」
284 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/06(土) 22:44:08.97 ID:
AxKXkLWs0
・・・
文香「今日買った本…頼子さんには言えない…」
文香「女の子同士でこんな…ンっ」クチュ
文香「きっと話たら嫌われる…ンンンッ」コリッ
文香「頼子さん…年下だけど優しくて、落ち着きがあって」
文香「無理に踏み込んでこないし、それにッ、とても綺麗…ンンッ」クチュ
285 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/06(土) 22:46:44.22 ID:
AxKXkLWs0
文香「で、も…ッ、こんなことしたいなんて知られたら、私、あああッッ」グチュグチュ
文香「頼子さんッ、頼子さんッ、頼子さんッッッ、あああッ」
文香「だめッ、頼子さん、そんな所は、そこはダメッッーーー」ビクビク
文香「はぁ…はぁ…」
文香「頼子さん…」
286 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/06(土) 22:49:04.13 ID:
AxKXkLWs0
・・・
愛海「うひひ、ついに待った時が来たよー」
頼子P「じゃあ、打合せた通りに…」
愛海「あたしにまっかせて、じゃあいってきまーす」
頼子P「くれぐれも放送出来る範囲でね」
愛海「はーい」
頼子P「本当に大丈夫かな…」
291 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 17:23:28.97 ID:
KxqgiKbR0
・・・
ホテル・文香の部屋
愛海「おはよーございます」
愛海「今、あたしはシンデレラプロの新人アイドル…」
愛海「鷺沢文香さんのお部屋にいます」
愛海「さーまずは、洗面所に…、あーっと歯ブラシです」
愛海「では早速、歯磨きをしたいと思います」
292 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 17:24:14.60 ID:
KxqgiKbR0
愛海「……ガラガラ」
愛海「うーん、ゴホウビ!」
愛海「でも、あたしはやっぱりやわらかいあれの方がいいかな」
愛海「さー、ついに寝室に入って参りました」
文香「……」スヤスヤ
愛海「文香さんはよく眠っているようです」
293 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 17:24:42.35 ID:
KxqgiKbR0
愛海「おっ、枕元に古い本があります」
愛海「うーん、暗くてよく読めません」
愛海「お次は…ゴミ箱を見てみましょう」
愛海「ん、ティッシュが…湿っていますね」
愛海「夏風邪で鼻でもかんだのかな…、じゃあ、温めてあげないと」
294 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 17:25:10.75 ID:
KxqgiKbR0
愛海「では、ついにベッドの中の文香さんとご対面です」
愛海「かわいい寝顔です…ああ、早くやわらかいものを触りたい、はぁはぁ」
愛海「では、布団をめくってみましょう…」バッ
文香「…うん、…子さん」
愛海「…寝言か、意外とカワイイパジャマです」
愛海「体のラインがしっかり出て…ゴクリ」
295 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 17:25:48.34 ID:
KxqgiKbR0
愛海「ダメ、もうガマンできない…!」ガバッ
文香「ンンッ」
愛海「や、わ、ら、かーい」
愛海「うーん、大人しそうな顔に似合わず、わがままボディ」
愛海「実に揉み応えがありますッ、最高ッ」グッグッ
文香「…アンッ」
296 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 17:26:18.39 ID:
KxqgiKbR0
頼子P「ちょっと…やりすぎだよ、愛海ちゃ…」ブチ
頼子P「インカム切られたか…まあ、いっか」
愛海「もう、あたしは誰にも止められないッッ」コリコリ
文香「ウウンッ、ウウッ…ッッ」
愛海「あ…、その…おはよーございます」ギュッ
文香「エッ…やッ……ッ」
297 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 17:26:51.51 ID:
KxqgiKbR0
愛海「寝起きドッキリ…ハハ」
文香「……えっ?えっ?」
愛海「おはよー、文香さん、朝ですよ」
文香「えっと…私どうしてこんな格好…」カァァ
愛海「本読みながら寝るなんて、流石ぶ…」
298 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 17:31:02.58 ID:
KxqgiKbR0
文香「見たのッ!あの本…ッ」
愛海「え、…うん、見たけど…」
文香「ヒドイ、ヒドイですッ…」グス
愛海「えっと…これは退散ー」
文香「知られたちゃった…フフ」
299 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 17:31:28.67 ID:
KxqgiKbR0
・・・
愛海「あんなに声を荒げた文香さん初めて…」
愛海「大切な本だったのかな…後で謝ろう」
愛海「さあ、気を撮り直して、次は古澤頼子さんの部屋に向かいます」
愛海「スレンダーボディの頼子さん…また違った楽しみです」
300 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 17:32:23.14 ID:
KxqgiKbR0
・・・
ホテル・頼子の部屋
愛海「さあ…、シンデレラプロ随一の知性派アイドル古澤頼子さん」
愛海「数多のファンのハートを奪った彼女のポーカーフェースですが」
愛海「どんな目覚めの表情を見せてくれるのでしょうか…」
愛海「さあ…まず洗面所に…あれ、何も使った後がありません」
愛海「うーん、普段慣れているものしか使わない派でしょうか」
301 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 17:32:57.91 ID:
KxqgiKbR0
愛海「じゃあ、手っ取り早く寝顔を拝見…!」
頼子「…うん」スヤスヤ
愛海「うーん、とても寝相が良いですね」
愛海「あ、肩から鎖骨のラインが色っぽい…まさかはだか…?」
頼子「……」
愛海「…いけない、あ、でもこんなの放送出来るのかな?」
302 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 17:34:08.73 ID:
KxqgiKbR0
愛海「まあいいよね、アタシが一人で楽しめば…うひひ」ギシ
愛海「…頼子さん、いただきま…ンン」
愛海「キャッ、頼子さん、何を…あっ、やわらかーい」
頼子「…うん」グッ
愛海「えっ、頼子さん、苦しいけど…しあわせー」
愛海「ああ…頼子さんの体を独り占め…」
303 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 17:35:05.36 ID:
KxqgiKbR0
愛海「い、いけない…一応仕事だった、ああ、でも…」
頼子「でも…なぁに、愛海さん」ボソ
愛海「えっ、頼子さん、起きてたのッ、ヒャアン」
頼子「あれだけ、隣で騒いでたら普通起きるの…」ペロ
愛海「ね、事情がわかったんなら離しッッ」
頼子「いけない娘なの…愛海さん…フフッ」ギュ
304 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 17:35:33.28 ID:
KxqgiKbR0
頼子「インカムにカメラ…Pさんの仕業?」ギュギュ
愛海「うん、うんッッ、これは仕事で…アアアンッ」
頼子「インカム切ってるじゃないですか…」クリッ
愛海「あああッ、それは…ッ、そこは止めてッ」
頼子「…こういうことになってるのはPさん知らないんだ…フフ」ググッ
愛海「痛いッ、頼子さん、もっとやさしッッ、ヒンッ」
305 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 17:36:19.44 ID:
KxqgiKbR0
頼子「そう…?私には嫌そうには見えないよ…」グッグッ
頼子「こんなに涎垂らして…綺麗ですよ…」ギュッ
愛海「ごめんなさい、ごめんなさい、もうッッ」
愛海「(何…この感じ、他人にされるってこんなに…ッッ)」
頼子「気持よくなってきたでしょ…?ほら、体は素直だよ…」クチュクチュ
愛海「いやッ、そんなとこ、何か溢れてくるッッッ」
306 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 17:38:07.55 ID:
KxqgiKbR0
頼子「されるのは初めて…?何本いけるかな…」ズプッ
愛海「いや…頼子さん、本当にやめて…ッッッ、痛いッッ」
頼子「まだいけそうだね…じゃあ、三本目」ググッ
愛海「ひぐッ、アアアアアッッ」
頼子「愛海さん、素敵…ねぇ、こっちはどう…?」ズブ
愛海「がぁぁッ、頼子さん、そっちは…アアン、ああッッ」
307 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 17:39:08.28 ID:
KxqgiKbR0
頼子「あれ?こっちはこなれてる感じが…、ねぇ、どうなの」ググッ
愛海「それ以りょぉッ、ふきゃッくしな…清良ぁさんにぃぃッッ」
頼子「そう…懲りない人、もう一本くらいいいよね」ズブブ
愛海「しょれぇはッッ、痛ッ、イイイイッッ」
頼子「ふふ、愛海さん、いい表情ですよ」ググ
308 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 17:39:33.48 ID:
KxqgiKbR0
・・・
愛海「ごめんなさい…ごめんなさい…」
頼子「本当に愛海さんはいけない人…」チュッ
愛海「もう許して頼子さん…」
頼子「ふふ…今日の事は二人だけの秘密ですよ」チュッ
愛海「うん…、あ…」
頼子「ふふ、気持よかったですか?」キュッ
309 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 17:40:03.63 ID:
KxqgiKbR0
愛海「うん」カァァ
頼子「かわいいでしょ、愛海さん」
頼子「ふふ、テープは貰っていくね。愛海さんはシャワー使っていいよ」
愛海「あ、頼子さん、どこへ…」
頼子「アフターフォローですよ」
312 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 23:44:32.01 ID:
KxqgiKbR0
・・・
ホテル・文香の部屋
頼子「古澤です…文香さん、いらっしゃいますか」コンコン
文香「……はい…、開いてます…」
文香「(…もう…ばれてますよね…)」
313 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 23:45:15.60 ID:
KxqgiKbR0
頼子「文香さん…その、大丈夫ですか」
文香「はい…」ギュ
頼子「愛海さんにはよく言いましたから…」
文香「……(どうせ、気持ち悪がられてる…)」
文香「……(それなら、いっそ…)」
頼子「文香さん…?」
文香「……(お願い、嫌いに…ならないで…)」チュ
314 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 23:45:47.35 ID:
KxqgiKbR0
頼子「…ン、文香さん…?」
文香「…そ、その、ごめんなさい。私、私…」
頼子「(あれ…確か昨日買われた本…、そういう事…)」
頼子「文香さん、ちゃんと私を見て…」
文香「…はい」
頼子「…目を閉じてください…」チュ
315 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 23:46:34.74 ID:
KxqgiKbR0
文香「…うん、…ンン」チュ
文香「頼子さん…どうして、ンンッ」
頼子「今は全て、忘れて…」ギュ
文香「頼子さん…す、好き…です」チュ
頼子「うん…文香さん、嬉しい」キュッ
文香「アアンッ、自分でするのとぜんぜん違うッッ」
316 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 23:47:14.04 ID:
KxqgiKbR0
頼子「文香さんにもして欲しいの…お願い」コリッ
文香「うん…でも、私本でしか知らない…」
頼子「いいの…私が教えて上げます…ここを…」
頼子「ウンッ…文香さんの手、ひんやりして気持ちイイのッ」
文香「…本当…?じゃあ…ここ」クチュ
頼子「あうッ、そこはもう少し優しくしてッ」
文香「ごめんなさい…」
317 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 23:47:54.26 ID:
KxqgiKbR0
頼子「いいの、続けて…」クチュ
文香「ッッ…もっとッ、優しく…」クチュッ
頼子「ああんッ、そこぉ、いいのぉ」ニュチュ
文香「ハァッッ、私、こんな感覚しりゃないいッッ」グチュ
頼子「うんッッ、上手だよッ、文香さぁァァアアンッッツ」コリコリッ
文香「ねぇぇッ、ここから、どうしたらぁぁッッ」グチュ
318 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 23:48:32.89 ID:
KxqgiKbR0
頼子「うんんッッ、文香さんの思うように…全て受け止めるからぁ」チュパ
文香「あああッ、頼子さんッッ、そんなところぉ、舐めないで、ンンッッ」クチュクチュ
頼子「文香さんのここ、すごく綺麗らからぁッ」グチュチュパァ
文香「ううっぅぅんッ、頼子さん、わらしぃ、もうッッ、アアアッッ」
頼子「うん、いいよぉぉ、私も一緒にィィいいいッッッ」
319 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 23:49:16.83 ID:
KxqgiKbR0
・・・
頼子「…ねぇ、文香さん…どうして私なの…」
文香「それは…頼子さんが大切な言葉をくれたから…」
頼子「言葉…?」
文香「はい…、胸を張って、顔を上げるって…だから」
頼子「それはPさんの受け売りで…」
文香「ううん、すごく心に響きました…まだ顔を上げるくらいしか出来ないけど」
320 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 23:49:56.18 ID:
KxqgiKbR0
頼子「私も初めは…文香さん、すごく綺麗だから…もったいないよ」
文香「本当…?嬉しいです。でも笑顔もぎこちないって…」
頼子「うん、でも…今はとてもいい顔してるの…」チュ
文香「ありがとう…好き…です………頼子さん」
頼子「…うん、嬉しいの……」
文香「…でも、頼子さんは…Pさんの事、好きなんだよね」
321 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 23:50:38.57 ID:
KxqgiKbR0
頼子「…えっ、どうして…」
文香「わかります…私、頼子さんの事、好きだから…」
頼子「…」
文香「いいんです…、でも…私の事も想っていて…」チュ
頼子「うん…」チュ
322 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 23:51:20.05 ID:
KxqgiKbR0
・・・
ホテル・ロビー
頼子P「あー、二人共、今朝はごめんね」
愛海「本当にごめんなさい…」
頼子「……」
文香「……」
頼子P「怒ってるよね…ハハ」
文香「いきましょう…頼子さん」ギュ
頼子「そうですね…」ギュ
323 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/07(日) 23:53:14.01 ID:
KxqgiKbR0
愛海「まってぇー、あたしを置いて行かないでー」
頼子P「手、つないじゃって…いつの間に仲良くなったんだか」ズキッ
頼子P「うーん、何かなこの感じ…」
頼子P「あー、私がいないと車運転出来ないでしょ、待ちなさーい」
頼子「(Pさん、私の本当の気持ち…いつか受け止めてください…)」
頼子「(その時までは、しばらく…このままの関係で…)」
おしまい
SS速報VIPに投稿されたスレッドの紹介です
元スレ:
頼子さんと荒木先生・ある日の風景
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1370870813/
島村卯月(CV:大橋彩香)(アーティスト), 渋谷凛(CV:福原綾香)(アーティスト), 本田未央(CV:原紗友里)(アーティスト)