2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 21:27:38.91 ID:
duPlWff+0
ズズズズズ・・・
我那覇「じ、地鳴り!?」
ドカーン
??? グフォッフォッフォッフォッ!
律子(地下から!?)
我那覇(地下……って言うか下の階はたるき亭のはずじゃ……)
真(謎だ……)
社長「では諸君、紹介しよう。新しくプロデューサーを勤めることになった、ローカスト君だ!」
ロP ゴォォ・・・
春香「よ、よろしくお願いします!」
真「よろしくお願いします!プロデューサー!」
(あっ……これはマズイんじゃ……)ヒソヒソ
律子「よろしくお願いします。プロデューサー」
(えぇ……こんな男臭い人、雪歩の視界に入っただけで……)ヒソヒソ
春香真律子(((気絶待ったなし!)))
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 21:32:05.26 ID:
duPlWff+0
我那覇「よろしく!プロデューサー」
(昔、家から逃げ出しちゃったベル子に雰囲気が似てるぞ……)
─────同時刻の何処か
???「ベルセルクだ!」
???「アーニャ。ドーンハンマーは使えるか?」
???「ドーンハンマーは使えないわ!」
???「っきしょう!」
???「プランBで行こう……プランBはなんだ?」
???「あぁ!?ねぇよ、んなもぅぅぅぅ!!?」グチャ
???「ドム!?ドォォォォム!!」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 21:36:12.34 ID:
duPlWff+0
─────再び765プロ
ガチャ
一同「「「!?」」」
雪歩「おはようございますぅ!」
律子「雪歩。予定の時間は大分先よ……?」
雪歩「ひ、暇を持て余しちゃって……それに何だか、来たほうがいいような予感がしたんですぅ……えへへ」
春香(それで機嫌が良さそうなんだ……)
真(ところがどっこい、その真逆だよ……)
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 21:40:04.59 ID:
duPlWff+0
社長「……こうなっては仕方ない。雪歩くん、彼が新しく君達をプロデュースすることになったローカスト君だよ」
ロP 人間メー
雪歩「あ、よろしくお願いしますぅ。プロデューサー」ペコ
一同「「「!?」」」
真(雪歩……)ヒソ
雪歩「なぁに?真ちゃん」
真(大丈夫なの?190cm、120kgはありそうな男の人だよ?)ヒソヒソ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 21:43:37.85 ID:
duPlWff+0
雪歩「言われてみれば凄く立派な体格……
でも、何だか暖かくて懐かしい感じがするな……」
真(そうかなぁ……?肌白いし)
我那覇(くさそう)
社長(抵抗感無しか……これはイケるかもしれんな)フム
小鳥(社長×P!これはイケるわぁ!)フヒ
8 :
見てる人いたのか! 2012/11/15(木) 21:47:03.69 ID:
duPlWff+0
─────翌日
亜美「兄ちゃん、あの車乗せてよ→」グイグイ
真美「兄ちゃんの乗ってきたアレ、
どう見ても車じゃないっしょ→」グイグイ
亜美「真美隊員!これは確認する必要がありますな~?」ニヒヒ
真美「どうやらそのようですな~
……おいゴラァ!免許見せろぉ!」
ロP グフォッフォッフォッフォッ、リーバーダー
律子「コ~ラ~!プロデューサー殿に迷惑かけないの!」
伊織(恐るべし、双子
っていうかあのプロデューサー、人じゃ……)
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 21:50:22.90 ID:
duPlWff+0
律子「それと、雪歩にプロデューサー、社長がお呼びよ」
雪歩「はぁ……?」
─────社長室
雪歩「失礼しますぅ……」ガチャ
社長「あぁ、来てくれたかね」
ロP コオォッ
社長「単刀直入に言おう
ローカストくん、君には雪歩くんソロデビューをプロデュースしてもらう」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 21:53:42.13 ID:
duPlWff+0
雪歩「え、えぇ!?わ、私みたいな貧相でチンチクリンなんかが
ソロデビューなんて……」ゴニョゴニョ
社長「ハッハッハ。まぁ、そう卑屈にならないでくれ給えよ、君ぃ
不思議な話だが昨日の君達のやり取りを見て確信と言うのかな?
ティン!ときたのだよ」
ロP ヌアァッ?
社長「入社間もないのにいきなりプロデュースさせるのは無茶か、って?
ウォッホン!その点は心配しなくて結構だよ
律子くんには最低限のサポートをしてもらうよう言ってある
彼女から存分にノウハウを学び給え!」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 21:57:14.00 ID:
duPlWff+0
ロP 理解シター
雪歩(うぅ……ソロデビューなんて不安しかないよぉ……)
─────
律子「二人とも社長から話は聞いたわね?」
雪歩「はいぃ……」
ロP 補給シター
律子「プロデューサー、まずは雪歩のことをよく知ってもらう為にも
取りあえずはレッスンに付き合って上げてください」
ロP ウケトッター
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 22:00:32.22 ID:
duPlWff+0
─────移動中
雪歩「……」
雪歩「プ、プロデューサーはどこからやって来たんですか……?」
雪歩「ええぇ!?昔の記憶がない!?
……へ、変なこと聞いてごめんなさい!うぅ……穴掘って……」
(車の上だった……)
ロP 気ニスルナー
雪歩「……おっきな車ですぅ」
ロP ブルマックダー
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 22:04:04.23 ID:
duPlWff+0
─────レッスンルーム
トレーナー「あぁ、あなたが雪歩ちゃんの新しいプロデューサーですね?
お話は社長から伺っております」ギュッ
ロP ソーウーダー ギュッ
雪歩(……いつも思うけど、このトレーナーさん、何でこんなに大きいんだろう?
プロデューサーが見上げてる……)
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 22:07:23.31 ID:
duPlWff+0
─────ダンス中
~♪
トレーナー「大体見ての通り
歌やダンス自体に問題はないんですが……」
~♪コケッ
ロP !
雪歩「うぅぅ……穴掘って埋まってますぅ!」タタタ
トレーナー「メンタル面に問題が……」
雪歩「」ザックザック
ロP ・・・!ウゥゥ!?
トレーナー「?プロデューサーさん、どうかしましたか?
顔が青白いですよ!?」
ロP ハァハァ・・・大丈夫ダー・・・
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 22:10:12.13 ID:
duPlWff+0
─────移動中
雪歩「……というような感じで、いつも失敗しちゃうんですぅ……」
雪歩「ふえぇ!?得意なことですか?
そ、そんなのないですぅ!」
雪「うぅぅ……強いて言うなら、お茶を煎れること?
それと、あ、穴を掘ること?ですぅ……」ボソボソ
ロP ソーレーダー
雪歩「……へえぇ!?」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 22:13:24.67 ID:
duPlWff+0
─────
亜美「兄ちゃん!シャベルなんて持ってどこ行くの→?」
やよい「雪歩さんの壁を破るんだー、って言ってたよー?」
千早「くっ」
真美「へ→?」
律子(穴掘って自信を植え付けるなんて……
前代未聞のプロデュースだわ……!)
小鳥(穴を掘る♂……)フヒヒ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 22:17:03.86 ID:
duPlWff+0
─────
雪歩「この街の地下には花崗岩で出来た固い岩盤があるそうです
そこまでは掘ったことがないから、聞いた話なんですけど……」ザックザック
ロP ザックザック
雪歩(心なしかプロデューサーの顔色が良くないような……)ザックザック
ロP ザックザック
ザックザック
ザックザックザックザック
ザックザックザックザックザックザック
ザックザックザックザックザックザックザックザック
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 22:21:57.50 ID:
duPlWff+0
─────
雪歩「」ハァハァ
雪歩(も、もう無理だよぉ……)ゼイゼイ
ロP ザックザック
雪歩(プロデューサーの顔色もどんどん悪くなってるし……)ゼイゼイ
雪歩(!そういえば……)
─────
トレーナー『雪歩ちゃん、ちょっといいかな?』
雪歩『?はい』
トレーナー『あなたのプロデューサー
あなたが穴を掘ってる姿を見て、頭を抱えていたのだけれど……
何か思い当たることはない?』
雪歩『ええ!?そんなことがあったんですか!?』
─────
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 22:25:10.88 ID:
duPlWff+0
雪歩(それに、プロデューサーは昔の記憶がない、とも言ってた……)
ロP ザックザック
雪歩(……プロデューサーは私のために頑張ってくれてる)
雪歩(掘り続ければ、何か手がかりが見つかるかもしれない……)グッ
雪歩(……掘るんだ!
私のためじゃない
……プロデューサーのために!)ザックザック
ザックザックザックザック
ザックザックザックザックザックザック
ザックザックザックザックザックザックザックザック
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 22:29:02.18 ID:
duPlWff+0
─────
雪歩「」ザックザック
ロP ザックザック
雪歩「」ザックザック
ガイン!
雪歩「!」ガインガイン
雪歩「……やった、プロデューサー!岩盤ですぅ!
わ、私やり遂げました……!
プロデューサー……と一緒……に……」フニャ
雪歩「……」スヤスヤ
ロP グフォッフォッフォッフォッ
─────
春香「雪歩、まだ寝てる……よっぽど疲れたんだね」
真「プロデューサーと一緒に真っ黒になって帰ってきたときは
何事かと思ったよ」タハハ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 22:32:24.90 ID:
duPlWff+0
律子「プロデューサー!半日も穴掘るなんてどうかしてますよ!!
こんな無茶はもう勘弁ですよ!?」
ロP グフフフ
─────
律子(実際、その後の雪歩の活躍は凄まじく
とんとん拍子でCDデビューまで果たしたのだった)ザックリ
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 22:35:16.49 ID:
duPlWff+0
律子「……というような具合です」
社長「素晴らしい!どうやら私の見立て以上だったようだね
……どうだろう、そろそろ大きな仕事を任せてもいいんじゃないかね?」
律子「私も同じ意見です」
─────
律子「……という訳で、雪歩には今までよりもずっと大きなステージで
他のアイドルグループと競ってもらうわ」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 22:38:43.57 ID:
duPlWff+0
雪歩「は、はい」
律子「で、厄介なのがこの相手のグループなんだけど……」
雪歩「……」ゴクリ
律子「前に一度、私がプロデュースする竜宮小町とぶつかって
……勝っているわ」
雪歩「えぇ!?竜宮小町に!?
……な、何て言うグループ何ですか?」
ロP ・・・ドキドキ
律子「ランベント少女よ」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 22:42:43.36 ID:
duPlWff+0
イミュルシオンプロ所属:ランベント少女
ランベントベルセルク子、ランベント人間子、光りもんレッチ子の三名から成るアイドルグループ
以前から地底アイドルとして一部から絶大な支持を得ていたが、この度地上に進出
地上でもその爆発的な勢いは衰えず
メジャーでの1stシングル『殺シテクレ・・・』の売り上げは10万枚を超える
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 22:46:06.21 ID:
duPlWff+0
ロP !?
雪歩「き、聞いたことありますぅ……」
律子「今から彼女達のビデオを見てもらうわ」
─────
コロシテクレェ・・・♪
コロシテ・・・♪
雪歩(凄い……)
真「に、人間の挙動じゃない!?」
伊織(いやいや、どう見てもこれ……)
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 22:47:08.89 ID:8PLFSgDX0
箱繋がりか
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 22:47:56.87 ID:mmn9cRPy0
ローカストってこいつ?
32 :
>>30それ 2012/11/15(木) 22:49:28.59 ID:
duPlWff+0
我那覇「んー?皆して何見てるんだー?」
我那覇「ベル子!ベル子じゃないか!
うぅぅ……すっかり立派になって」グスン
我那覇(何だか輝いて見えるぞ)ウンウン
─────
律子「……どうだった?」
雪歩「……む、無理ですぅ」
律子「!?」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 22:52:09.17 ID:
duPlWff+0
雪歩「……って、前の私なら言ってると思いますぅ」
雪歩「でも」
ロP 補強シター ポン
雪歩「今はプロデューサーがいます
大丈夫……やります」グッ
律子(この調子で行けば……
今回の結果如何によっては……
充分、IA大賞を狙いに行ける!)
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 22:55:39.86 ID:
duPlWff+0
─────当日、会場入り
雪歩(……さ、流石に規模が違いすぎるよぉ)キョロキョロ
雪歩(……ダメダメ、自信持たなくちゃ)ブンブン
雪歩(あ!あれがランベント少女?
凄いオーラがある……気がする)
ロP ウゥゥ・・・
雪歩(プロデューサー、震えてる……?)
─────会場、控室
雪歩(プロデューサー、さっきから元気がないよぅ……)ソワソワ
\ドッ/
雪歩(ランベント少女のライブが始まったんだ……
……凄い盛り上がり)
雪歩(ちょっと見に行ってみよう……)タタタ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 22:58:52.09 ID:
duPlWff+0
─────
雪歩(ランベント少女のライブは圧巻の一言だった)
雪歩(ただでさえプロデューサーの様子に不安を抱いていた私の足は、竦み……)
雪歩(辛うじて一通りの内容はこなしたものの
最低限と言えるような内容だった)
雪歩(結果は言うまでもなく惨敗
プロデューサーは過労か、心労か、倒れてしまった……)
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 23:02:14.22 ID:
duPlWff+0
─────数日後
雪歩「……」フゥ
真「雪歩、最近元気ないなぁ……」
春香「無理もないよ……
プロデューサーさんがああなっちゃったんだもん」
伊織「……」
美希「美希、雪歩もプロデューサーも頑張り過ぎだと思うな、あふぅ」
雪歩「美希ちゃん……
そんなことないよ、私はずっとプロデューサーに頼ってばかりで……」
雪歩「!」
雪歩(そっか……私、頼り過ぎてたんだ……)
雪歩(ただでさえプロデューサーは記憶を失ってるのに……)
雪歩「美希ちゃん、ありがとう!」
美希「Zzzz……」
真「雪歩、どこ行くの?」
雪歩「自主トレ!」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 23:05:25.47 ID:
duPlWff+0
真「あぁ、待って!(どうせ暇だし)ボクも行くよ!
春香はどうする?」
春香「(どうせ暇だし)私も行こうかな
あれ?伊織は?」
小鳥「伊織ちゃんならさっき出ていったわよ?」
真(用事かな)
バタン
小鳥(青春だなぁ……)
律子(……思ったより心配は要らないみたいね)
律子「ほら、美希!
あなたは今日、仕事があるでしょ!」ピチュンッ
美希「」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 23:08:35.41 ID:
duPlWff+0
─────なんやかんやあってトレーナーも来てくれた
~♪
真(今日の雪歩は凄いな
ダンスでボクについて来てる
春香なんて部屋の隅で曙みたいになってるのに……)
トレーナー「何かあったのかしら?
雪歩ちゃん、目の色が変わったみたい」
トレーナー「……そう思いませんか?
プロデューサー」
ロP ・・・
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 23:09:24.51 ID:cklfL+EK0
はるかさん…
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 23:11:37.37 ID:
duPlWff+0
春香「プ、プロデューサーさん!」
真「え?プロデューサー!?」
雪歩「……プロデューサー……」ジワ
雪歩「……どうして?
体は大丈夫なんですか……?」
ロP ソーレーガー
─────
伊織『プロデューサー!アンタそれでも男!?』
伊織『そりゃ、アンタはナマっちろくて独活みたいよ……』
伊織『でも、雪歩をプロデュースするって、決めたんでしょ!?』
伊織『立ちなさい!アンタが男ならね!』
ロP ・・・
ロP フォースヲ得ター
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 23:16:07.78 ID:
duPlWff+0
─────
真「へぇー、そんなことが」
雪歩「伊織ちゃん……」グスッ
真「伊織ってば、ああ見えて
結構プロデューサーのこと信頼してるのかもね」ヘヘ
春香「そうだよ!だって私達……
仲間だもんげ!!」
真「じゃあ、もっと練習について来て貰わなきゃね?」ニヒヒ
春香「ひぁ~~」
雪歩「……」クスクス
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 23:19:25.85 ID:
duPlWff+0
トレーナー「……いい娘達ですね、プロデューサーさん」
トレーナー「え?雪歩ちゃんが今からIA大賞を目指せる位置にいるか、って?」
トレーナー「率直に言いましょう」
トレーナー「たやすいことではない」
トレーナー「……ですが、恐らく可能です
後3ヶ月、お互い全力を尽くしましょう!」
ロP ヨォオシ・・・
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 23:23:34.81 ID:
duPlWff+0
─────2ヶ月後
社長「ウォッホン!皆集まっているかね?」ミマワス
社長「うん」
社長「えー、諸君らも知っての通り
IA大賞を獲得できるIAトーナメントが1ヶ月後に迫っている訳だが……」
伊織(なんて都合のいい大会なのかしら……)
社長「これに、我が社からも何名か参加することになった」
ざわ・・・ざわ・・・
社長「では律子くん」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 23:27:17.49 ID:
duPlWff+0
律子「はい
……では出場者を発表します
まずは竜宮小町の水瀬伊織、三浦あずさ、双海亜美」
伊織「当然ね」フガッ
あずさ「あらあら~、やっと出番が回ってきた気がするわ~?」
亜美「やったぜ。」
律子「それと……」
一同「「「……」」」ゴクリ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 23:30:04.43 ID:
duPlWff+0
律子「……萩原雪歩
以上、二組四名をもって優勝を目指していきたいと思います」
ロP ィヨーシ!
真「……雪歩!」
雪歩「やったぁ……!」
律子「じゃあ、今呼ばれた人はちょっと集まってね」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 23:33:05.37 ID:
duPlWff+0
─────
律子「……作戦会議──って程じゃないけど、
出場するであろう、要チェックのグループがいくつかあります」
律子「一つはランベント少女。
あなた達は当たったことがあるから知ってると思うけど
上を目指すなら、まず避けられない相手になると思うわ」
伊織「雪辱戦、て訳ね。上等じゃない!」
律子「そしてもう一つ」
49 :
ロックワーム! 2012/11/15(木) 23:38:14.46 ID:
duPlWff+0
律子「間違いなく現在のアイドル業界のトップに君臨する……」ドドドド
亜美「……」ハラハラ
雪歩「……」ドキドキ
律子「ジュピタよ!」ドン
みんな「!!!」
律子「961プロ所属の天ヶ瀬冬馬、伊集院北斗、御手洗翔太から成る三人組……
恐らく彼らは決勝まで上がってくるでしょうね」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 23:41:38.66 ID:
duPlWff+0
伊織「そんなことはさせないわ!」
伊織「でしょ?雪歩」チラ
雪歩「伊織ちゃん……///」
亜美「いおりん、やる気だね!」
律子「……うふふ、その通り!
それじゃあ残り一月、全力を尽くしましょう!」
みんな「「「おー!!」」」
あずさ(あら~?ジュピタって、四人組だと思ってたわ~
やだわ……歳かしら?)
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 23:45:53.56 ID:
duPlWff+0
─────
雪歩「……プロデューサー、ちょっといいですか?」
ロP ?
雪歩「覚えてますか?初めて会ったときのこと」
雪歩「プロデューサーは男の人で、しかも凄くおっきいのに……
私、怖くなかったんです」
雪歩「初めてだったんですよ?そんなこと」
雪歩「それから色んなことがあって……」
雪歩「私にそのぅ……じ、自信を持たせてくれた」
雪歩「……茶化さないでくださいよぉ!」
雪歩「だから、とっても感謝してます
だから……」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 23:50:07.27 ID:
duPlWff+0
雪歩「プロデューサーにIA大賞をプレゼント出来ればいいなぁ……って
……い、いや、しますぅ!必ず!
……伊織ちゃんには悪いけど」
雪歩「それと……」
雪歩「き、記憶が戻っても……
……これからもずっと
……プロデュース……してくれますか?」
雪歩「!」
雪歩「……プロデューサー
絶対、ぜったい……約束ですからね!」ジワ
雪歩「えへへ……お茶煎れてきますぅ!」タタタ
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 23:53:19.05 ID:
duPlWff+0
律子「プロデューサー殿」スッ
律子「いいんですか?安請け合いしちゃって」
律子「女の子に約束しちゃダメなんですよ?
……出来ない約束はね」フフフ
ロP ・・・
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 23:56:39.31 ID:
duPlWff+0
─────1ヶ月後、石村スーパーアリーナ控室
伊織「雪歩、あんまり緊張してると実力出せないわよ?」
雪歩「うぅ……伊織ちゃん」
伊織「ちょ、ちょっとトイレ行ってくるわ」
亜美「あれあれ→?いおりん、またトイレ→?」ニヤ
伊織「う、うるさい!」ガチャ
あずさ「でも緊張するのもしょうがないわ~
こんなお客さん多いの私も初めてだもの……何て言うか……」
─────廊下
???「うじゃうじゃの10倍だな」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/15(木) 23:59:32.21 ID:
duPlWff+0
???「あ~……あんまりいい表現とは思えねぇけどな……」
???「そうだぜ?マーカス
お客様は神様だってな!
ステージに降り注ぐスポットライト……
背番号83番!コーォォォル・トレイン!!
どうだ!?会場中コールコールの大嵐だ!フゥー!たまんねぇな!」
???「……」
翔太「どうしたんだ、ベアード?
さっきから異様に口数が少ねぇけど、またちびっちまったのか?」
北斗「うるせぇんだよ……そのネタは二度と使うな!
お前のお喋りに呆れて口も開けやしねぇ……」
翔太「うぇへへへへ」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 00:02:23.72 ID:
iExIBPgq0
冬馬「……とにかく、目の前に出てくる敵をぶち殺していくことに変わりはねぇ」
翔太「あぁ、そして観客席には鉛の出血大サービスだぜ!
心臓をぶち抜かれたら、たちまちジュピタファンの出来上がりって訳だ!」
北斗「……俺は、お前の口にティッカーをぶち込みたいね」
─────同じく廊下
伊織(あら?……向こうから歩いてくる男臭い集団……)
伊織(……ジュピタじゃない!
まさかこんな形で見ることになるとは思わなかったわ……)
伊織(……さっさとトイレ行きましょ)サッ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 00:05:32.99 ID:
iExIBPgq0
─────
北斗「ん?今、レッチがいなかったか?」
翔太「おいおい……よしてくれよベアード
とうとう脳みそにまで鳥肌(チキン)が回ってきちまったのか!?」
北斗「う、うるせぇ!気のせいだ、気のせい!」
冬馬「……だといいがな」
北斗(……)
北斗(……気のせいじゃなけりゃ発光してたような……)
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 00:08:55.03 ID:
iExIBPgq0
─────そんなこんなで
律子「みんな!調子いいじゃない!」
律子「二組とも準決勝に進めるなんて、後が怖いくらいよ!」
伊織「当たり前でしょ?このスーパーアイドル伊織ちゃんがいる限りね!」ニヒヒ
亜美「ランベント少女にも勝ったし、向かうところ敵無しっしょ→」
律子「ええ、その意気よ!
……プロデューサー殿?」
ロP ・・・
雪歩「プ、プロデュサー、さっきから緊張しっ放しで……
だ、大丈夫ですかぁ?」アセアセ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 00:12:02.84 ID:
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伊織「アンタ、相変わらずだらし無いわねぇ……」
亜美「兄ちゃん、顔に似合わな過ぎだよ~」
雪歩(嘘だ……プロデューサー、さっきから
……ジュピタの人達を遠目に見たときから様子がおかしい……)
律子「なぁ~んだ、心配させないでくださいよ!」
ロP グフフフ・・・
律子「それと、竜宮小町のみんな
……次の相手はいよいよジュピタよ!覚悟はいい?」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 00:15:15.22 ID:
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伊織「そんなもの、一ヶ月前から出来てるわ!」
亜美「やるっきゃないしね!」
あずさ「うふふ、そうね~」
竜宮小町「「「エイ!エイ!オー!」」」
─────
雪歩「プロデューサー。みんな行っちゃいましたね……」
雪歩「竜宮小町のみんなならきっと大丈夫……ですよね?」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 00:18:12.53 ID:
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雪歩「それで、私達も決勝に進んで……」
ロP イクゾー
雪歩「プ、プロデューサー!?無茶ですぅ!
そんな体で、み、見に行くなんて」ズルズル
ロP ・・・
雪歩「……うぅ、分かりました!わ、私も一緒に行きますぅ!」タタタ
─────
\ワーワーワージュピターワーワーワー/
雪歩「……凄い」
ロP ・・・
雪歩(プロデューサー、口には出さないけど凄く顔色が悪い……)
雪歩(……きっと、無くした記憶と関係してるんだ)
雪歩(だから、辛いのにこうやって……)
雪歩(今度は私が頼られる番ですぅ……!)ギュッ
ロP ・・・! ギュッ
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 00:21:09.51 ID:
iExIBPgq0
─────
亜美「……」グスン
伊織「亜美……いつまでも泣かないの
こういうのは次に繋げればいいの!」
あずさ「そうよ~。涙の数だけ強くなる、って言うのよ?」
亜美「……」ズビズビチーンズババ
亜美「……あずさお姉ちゃん
それじゃ泣きやめないよ→?」ニヒ
あずさ「あ、あらあら~?」
律子「……それに、落ち込んでる暇なんて無いわよ
今、決勝のステージに向かっていったのは誰かしら?」
亜美「んふふ……そだね!」
伊織(雪歩……私達の分まで勝たなきゃ許さないんだから!)ニヒヒ
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 00:25:46.78 ID:
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─────ジュピタ控室
冬馬「あぁ、やっとここまで来たな……」
北斗「……最初、アイドルになるって聞いたときは
マジでどうかしてると思ったぜ……」
翔太「結構楽しんでるくせによ!」
冬馬「とにかくドムの遺志を全うせにゃならん」
北斗「へっ、弔い合戦て訳だ!
……にしちゃあ、チャーミング過ぎねぇか?」
冬馬「黙れ、ベアード
そろそろ時間だ」
翔太「何にしろ、ステージでは水臭いのは無しだぜ!?
ぶちかましてやろうぜ、ベイビー!」
冬馬(……ドム、見てろよ)
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 00:27:34.61 ID:eIiowxWbO
ドムの遺志なのか・・・
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 00:30:13.52 ID:
iExIBPgq0
─────
雪歩(ジュピタのステージが始まる……)
\ワーワーワータロンシャダーワーワーワー/
翔太「フゥー!盛り上がってるな、ベイビー!」
翔太「YO!ベイビィ、奇跡のオンステージだ!
背番号83!オーガスタス・コォォーール!!
ザ……コォォォール・トレインだーー!!」
冬馬「うるさいんです」
\ドッ/\ワッハッハッハッ/
北斗「マーカス、最初の曲は何だ!?」
冬馬「……戦場での鉄則は『カバー命』だ」
\ワーワーワーアクマダーワーワーワー/
『津軽海峡冬景色』~♪
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 00:32:28.34 ID:
iExIBPgq0
─────
雪歩(凄い……さっきも凄かったけど……
今度は気合いの入り方が全然違う……!)
ロP ウウゥ・・・クルシィ・・・
雪歩(プロデューサーの顔色がどんどん悪くなってる……)
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 00:35:28.61 ID:
iExIBPgq0
─────
翔太「ハッハー!ここまで聞いてくれてありがとよ!
最後にジュピタからプレゼントだ!!」
北斗「あぁ、とんでもねぇぞ」
冬馬「こいつは最高だな!」
\ワーワーワーイタンシャメーワーワーワー/
『The Gears of War』~♪
\ワーワーワーゲイリーダーワーワーワー/
─────
ロP ウッ・・・!?ウッー・・・ ズキン
雪歩「プロデューサー!?」
ロP ダイジョブダー・・・ ズキンズキン
雪歩「大丈夫って……そんな……」
雪歩「一旦控室に……?」
雪歩「……」ゴクン
雪歩「分かりました」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 00:39:35.84 ID:
iExIBPgq0
雪歩「……大丈夫。私の心配はいりませんから」
ロP !
雪歩「ふふふ……これでもちょっとは強くなったんですよ?」ニコッ
ロP ・・・
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 00:41:47.23 ID:
iExIBPgq0
─────
伊織「雪歩のステージが始まるわよ」
あずさ「雪歩ちゃん、凄い
……あんなに堂々としてる」
亜美「うぅ、なんか違う意味で泣けてきたよ→」グシッ
律子(立派よ……雪歩)
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 00:45:03.35 ID:
iExIBPgq0
─────
雪歩「コホン……皆さん、来てくれてありがとうございますぅ……」
雪歩「私の話をちょっと……」
雪歩「……わ、私はアイドルになりたての頃、全然ダメダメで、一人じゃ何にも出来なくて……」
雪歩「……い、今でもまだまだダメダメだけど」ゴニョゴニョ
\ワッハッハッハッ/
雪歩「でも、それでもファンの皆さんとか、事務所の皆さんが支えてくれて……」
雪歩「今、こうしてここに立っているんですぅ」
雪歩「……だからこの歌を捧げます!
皆さんと……」
雪歩(……プロデューサーに)
『Locust, Wretches & Kryll』~♪
─────
雪歩「みんなー!ありがとうございますぅー!」
\ワーワーワーヨカッタゾーワーワーワー/
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 00:48:03.57 ID:
iExIBPgq0
─────
雪歩(早く控室に……)ハァハァ
雪歩(うぅ……嫌な予感しかしないよぉ……)ハァハァ
ガチャ
雪歩「プロデューサー!」
雪歩「……」キョロキョロ
雪歩(嘘……いない……)ペタ
雪歩(……もしかして記憶が戻って)ハッ
雪歩(……そんな)
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 00:50:22.97 ID:
iExIBPgq0
ポン
雪歩「!」バッ
ロP ココダー
雪歩「よかった……帰っちゃったのかと思ったんですよぉ?
何処行ってたんですか?」
雪歩「え?私のライブを?えへへ……」
雪歩「さあ!そろそろ結果発表ですよ!」グイ
ロP ウワァーオ!
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 00:53:56.32 ID:
iExIBPgq0
─────
雪歩(結局、結果は準優勝だった)
雪歩(それでも私はやり遂げた満足感で一杯だった
……プロデューサーとの約束は果たせなかったけど)
雪歩(次に繋がる何かを手に入れたと思うし)
雪歩(何よりプロデューサーが心の底から喜んでくれたから……)
雪歩(翌日、プロデューサーの姿は事務所から消えていた)
雪歩(……別れの手紙を残して)
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 00:56:50.90 ID:
iExIBPgq0
─────数日後
亜美「次こそは兄ちゃんのティッカーに勝てると思ったのに→」ブー
真美「調整は万全なのにね→」ブー
カサカサカサカサカサ・・・
─────
やよい「プロデューサーさんのロックワーム、もう一回食べたいなーって」
貴音「あのような美味なるものが地底にあるとは……
真、世界とは広いものですね」ジュルリ
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 00:59:50.07 ID:
iExIBPgq0
─────
伊織「ふん!どうせすぐ戻ってくるわよ!」
あずさ「ふふ、伊織ちゃん
プロデューサーさんのこと詳しいのね~」
美希「デコちゃんは、もうちょっと素直になったほうがいいと思うな」
伊織「何よ!それと、でこちゃん言うな!」
─────
千早「特に」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 01:03:10.98 ID:
iExIBPgq0
─────
小鳥(プロデューサーさんの腕の中は忘れません……なんてね)タラ
律子「鼻血出てますよ」
─────
我那覇「プロデューサーの残してったブル太郎とリバ恵の食費で
今月は火の車だぞ……」ウギャー
─────
社長「……雪歩くん、本当に済まない
記憶が戻るまで、というのは本人たっての希望だったんだが……
どうも伝えそびれてしまっていたようだね」
雪歩「い、いえ、いいんですぅ
……それに、何となく分かってましたから」
社長「雪歩くん……」
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 01:06:32.73 ID:0Uvo3n8r0
ベル子も入れたれ
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 01:07:03.31 ID:
iExIBPgq0
春香(雪歩、思ったより明るいね)ヒソヒソ
真(うん。この一年、色んなことがあったし……
強くなったのかなぁ)ヒソヒソ
雪歩「それに、約束したんです」
社長「約束?」
雪歩「はい。
……ずっと側でプロデュースしてくれる、って」
雪歩(待ってますよ、プロデューサー)
雪歩(プロデューサーが戻ってくる頃には……
私、岩盤を掘り抜く程強く
……強く強くなってますから!)
~おしまい~
99 :
ベル子は謎の爆死を遂げました 2012/11/16(金) 01:09:18.63 ID:
iExIBPgq0
─────おまけ
真「雪歩、今日は何だか機嫌がいいけど、どうしたの?」
雪歩「真ちゃんは感じない?今日の地面の違和感」
真「?」
雪歩「えへへ、今日は何だかいい予感がするんだ」
真「ふーん?」
─────何処か
ゴゴゴゴゴ
\ウワーナンダー!?/\ジシンカ!?/
ドカーン!
\ローカストホールダ!/\ウメロー!/
ヌッ・・・
??? グフォッ、フォッフォッフォッ!
~本当におしまい~
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 01:13:27.84 ID:
iExIBPgq0
一応、指摘が無かったので書いておきますが
トレーナー=HALOシリーズに登場するアービター
です
では
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 01:14:14.76 ID:eIiowxWbO
乙
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/16(金) 01:14:28.66 ID:0Uvo3n8r0
>>100
(それに気づくのは)たやすいことではない
元スレ:
雪歩「プロデューサーは地底からやって来る」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1352982287/