13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 04:35:43.13 ID:
SelnkhD/0
~朝・通学路~
櫻子「んんーいい朝だなー」
向日葵「そうですわね・・・」
櫻子「ん?どしたー向日葵、元気ないなぁ」ズィ
向日葵「わ、わひゃっ」グイ
櫻子「ほぶっ!?な、なにすんだよ」
向日葵「か、顔が近いんですのよ!バカ櫻子!」
櫻子「にゃ、にゃにおぅ!?・・・・・・ってなにさ、別にちゅーするわけじゃあるまいし恥ずかしがることないじゃん女同士でさー」テクテク
向日葵「あ、ちょっ櫻子・・・・・・もう」
向日葵「あ、アナタが原因じゃありませんの・・・!」
櫻子「・・・」
櫻子「・・・・・・//」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 04:39:45.57 ID:
SelnkhD/0
櫻子「・・・別に女同士ちゅーするわけでもない、かぁ」
櫻子「自分でもわかってるのにね、へへ」
櫻子「おーい向日葵ー遅いぞー。遅刻したら向日葵のせいだかんね」
向日葵「しませんわよ!余裕持って出てきたんだから・・・」
櫻子「それもそっか」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 04:44:16.50 ID:
SelnkhD/0
~授業中・午前・教室~
向日葵「・・・・・・」カリカリ
櫻子「・・・」ジー
向日葵「・・・・・・」
櫻子「・・・」
向日葵「・・・なんですの?」
櫻子「えっ、いやっべつにっ」ガタッ
オオムロサーン、コノモンダイトイテー
櫻子「ええっ!?」
向日葵(なにやっているんですの・・・)
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 04:48:27.09 ID:
SelnkhD/0
~授業中・午前・体育~
あかり「櫻子ちゃーん、パースっ」
櫻子「おー!」
櫻子「そーれっシューっ」
ポスン
櫻子「よっしゃー!どーよあかりちゃん!」
あかり「櫻子ちゃんすごい!」
櫻子「あかりちゃんのステルス能力様々だね!パスがどんどん来るよ!」
あかり「櫻子ちゃんひどい!」
向日葵「・・・」
向日葵(特に変なとこは・・・ない、ですわよね)
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 04:50:52.42 ID:
SelnkhD/0
~放課後~
櫻子「ひーまわり」
向日葵「ええ、帰りましょうか」
櫻子「おうよ」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 04:56:33.90 ID:
SelnkhD/0
~夕方・通学路~
櫻子「・・・」
向日葵「・・・」
向日葵「ねぇ、櫻子」
櫻子「んー?」
向日葵「昨日の夜のこと、なんですけれど」
櫻子「昨日は楽しかったねぇ花子も喜んでたよ」
向日葵「そうじゃなくて・・・」
櫻子「んー?」
向日葵「夜寝てから・・・の、話、なんですけれど・・・」
櫻子「ほうほう」
向日葵「櫻子、私のこと好きなんですの?」
櫻子「ぶほっ!げほげほっ!」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 05:02:04.43 ID:
SelnkhD/0
櫻子「は!?な、なんだよいきなり!」
向日葵「寝言で私のことだいすきぃ・・・って」
櫻子「~~~~~っ!?」///
向日葵「いくら寝言でも限度がある・・・と・・・」//
櫻子「いやっ!それはっ!あのっ!」アセアセ
向日葵「照れ臭いですけれど私も櫻子の事大好きですわよ」
櫻子「へっ?」
向日葵「小さい頃からの幼なじみですもの、嫌いなわけありませんわ。その・・・とっても嬉しかった・・・んですの。えへへ」
櫻子「あ、え、えーっとそういう意味じゃなくて・・・」
向日葵「えっ?」
櫻子「えっ?」
櫻子「あっ」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 05:05:44.62 ID:
SelnkhD/0
向日葵「そういう意味じゃな・・・い?」
櫻子「」ダラダラ
向日葵「じゃあどういう・・・」
櫻子「わー!わー!うるさい!向日葵なんてだいっきらいだー!ばか!おっぱい魔人ー!」
向日葵「はぁ!?」
向日葵「なんですの!?その唐突な喧嘩の売りようは!?」
櫻子「うるっさい!ばか!ばかばかばかばかばかー!」プイ
向日葵「い、意味が分かりませんわ!なんなんですの!?」
櫻子「うっさい!もー!帰る!ついてくんな!」
向日葵「私もそっちですから帰り道!」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 05:07:57.49 ID:
SelnkhD/0
櫻子「ふ、ふんっ・・・ど、どうせ大人ぶったって胸がおっきくたって向日葵はおこちゃまだもんね!ひれ伏せ!」
向日葵「人のことばかばか言う人におこちゃま言われたくありませんわ!」
櫻子「うー!」
向日葵「むー!」
櫻子・向日葵「ふんっ!」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 05:14:48.99 ID:
SelnkhD/0
櫻子「・・・!」プンスカ
向日葵「・・・」
向日葵(そういう意味じゃないってお友達としての好きじゃないって事、ですわよね)
向日葵「ふふっ」
櫻子「・・・なんだよ、気持ち悪いなー」
向日葵「なんでもありませんわ」
櫻子「・・・むっかつくなー」
向日葵(そうでしたのね・・・。正直びっくり・・・しましたけれど)
櫻子「・・・じ、じろじろ見んなよー」
向日葵(・・・櫻子なら嫌じゃない、かもしれませんわね)
向日葵「私も、大好きですわ。櫻子が」
櫻子「・・・!」
櫻子「ふ、ふんっ」プイ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 05:19:50.09 ID:
SelnkhD/0
向日葵(まだ、恋とかそういう難しいことは分かりませんけれど・・・)
向日葵(ずっと一緒にいたいと思う気持ちが恋だというのなら)
向日葵(櫻子といる時の、この胸の暖かさも、恋と呼んでいいのなら)
向日葵(私はとっくに昔から・・・)
向日葵「櫻子」
櫻子「んー・・・もうっしつこいなぁっ!」
ギュ
櫻子「!」
向日葵「たまには手繋いで帰りましょうか」
向日葵(櫻子に恋をしてますわ)
~End~
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 05:24:03.80 ID:
SelnkhD/0
~after~
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 05:30:21.78 ID:
SelnkhD/0
~古谷宅・夜~
櫻子「~~~~っ」
向日葵「ほら、櫻子動かないの。せっかくこの私が可愛くしてあげてるんですから」
櫻子「いつまで髪いじってるのさ・・・もう・・・・・・ふぁぁ」
向日葵「だって、櫻子の髪ふわふわで気持ちいいんですもの。それとも、櫻子は私に髪いじられるの嫌い?」
櫻子「べ、別に・・・向日葵の手柔らかいし嫌いじゃないけど・・・ふぁぁ」
向日葵「あぁ、もうこんな時間」
櫻子「もう寝ようぜぇ・・・」
向日葵「そうですわね」
カチカチッ
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 05:35:30.63 ID:
SelnkhD/0
櫻子「・・・近い」
向日葵「?」
櫻子「近い!おっぱいも押しつけるな!嫌みか!?」
向日葵「だって・・・最近寒くなってきましたし、櫻子暖かいですしいい匂いですし」ムギュウ
櫻子「~~~~っ//」グィ
向日葵「あぷ」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 05:38:09.16 ID:
SelnkhD/0
櫻子「そ、そういうのやめてよ・・・お、女の子同士でそ、そういうの・・・さ」
向日葵「・・・女の子同士だからいいんじゃありませんの」
櫻子「・・・だって・・・・・・クシュンッ」
向日葵「ね?」
櫻子「うぅ・・・」モゾモゾ
向日葵「♪」
櫻子「くつじょくだ・・・くつじょくだよぉ・・・」グスグス
向日葵「よしよし」ナデナデ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 05:43:01.35 ID:
SelnkhD/0
櫻子「向日葵さ」
向日葵「?」
櫻子「暖かいね」
向日葵「どういたしまして」
櫻子「いい匂いもする」
向日葵「同じシャンプー使ったんですもの櫻子も同じ匂いしますわ」
櫻子「そうじゃなくって、なんか・・・向日葵の匂いがする」
向日葵「・・・」
櫻子「・・・ごめん、気持ち悪いこといったかも」
向日葵「・・・ばか」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 05:47:13.64 ID:
SelnkhD/0
櫻子「私ね、向日葵の事好き・・・なんだ」
向日葵「うん」
櫻子「女の子として好き」
向日葵「・・・知ってましたわ、あの時から、ですけれど」
櫻子「なのに、いいの?」
向日葵「・・・なにがですの?」
櫻子「我慢、出来なくてちゅー・・・しちゃうかも」
向日葵「・・・」
櫻子「胸が痛いんだ、向日葵にぎゅってされて向日葵の匂いに包まれて耳元で囁かれて、すごく、苦しい」ポロポロ
向日葵「・・・」ナデナデ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 05:51:32.64 ID:
SelnkhD/0
櫻子「止まらないんだ・・・もうだから」ガバッ
向日葵「きゃあっ」
櫻子「ちゅー・・・するね」
向日葵「櫻子・・・」
櫻子「ごめん、ごめんね、向日葵」ポロポロ
櫻子「女の子なのに、女の子の向日葵を好きでごめんね。き、嫌いになると思うけどでも、でもわたっ、わたし・・・」ポロポロ
向日葵「・・・」
櫻子「う、く・・・ひっく・・・ぐす」ポロポロ
向日葵「・・・いい加減にしなさいな」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 05:52:35.01 ID:
SelnkhD/0
グィ
櫻子「!?」
チュウ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 06:03:31.68 ID:
SelnkhD/0
櫻子「・・・な、な、な」カァァ
向日葵「・・・好きな人に押し倒されて、その上で鼻水垂らしながら泣かれた女の子の気持ちも考えなさいな・・・ばか」
櫻子「ご、ごめん・・・」
向日葵「ほら、鼻水・・・はい」
櫻子「チーン!」
櫻子「・・・ぐすっ」
向日葵「ほんとばか。泣くなら大胆なことしなければいいのに」ナデナデ
櫻子「ごめん・・・」
向日葵「ばか」
櫻子「うぅ・・・」
向日葵「・・・♪」ナデナデ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 06:07:58.86 ID:
SelnkhD/0
向日葵「私も、櫻子の事大好きですわ。女の子として」ナデナデ
櫻子「うん・・・」
向日葵「正直、私も女の子同士の恋、だとか、よくわかってないですけれど」
櫻子「・・・」
向日葵「好きになってしまったら、もうしょうがないじゃありませんの」
向日葵「櫻子だってそうだったのでしょう?」
櫻子「・・・」
向日葵「・・・櫻子?」
櫻子「・・・」スヤスヤ
向日葵「・・・・・・・・・あ、呆れた」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 06:11:01.39 ID:
SelnkhD/0
櫻子「・・・すぅ、すぅ」
向日葵「この娘はほんと・・・自由なんだから・・・」
櫻子「・・・」スヤスヤ
向日葵「まぁ、でもそんなところが好きなんです・・・けれどもね」ナデナデ
櫻子「・・・♪」
向日葵「ふふ・・・♪・・・ふぁ、私ももう限界ですわ・・・」
向日葵「おやすみ、櫻子・・・」
向日葵「・・・zzz」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 06:12:43.93 ID:
SelnkhD/0
櫻子「・・・zzz」
向日葵「・・・zzz」
櫻子「向日葵ぃ・・・・・・だいすきぃ・・・・・・zzz」ムニャムニャ
~END~
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 06:14:16.43 ID:
SelnkhD/0
お前等もいい夢見るで御座るよ
それではドロン
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 06:15:40.12 ID:NN7otjqg0
乙でした!!
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 06:24:19.82 ID:MITPXo/D0
おつ
あったかくして寝ろよ
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/30(土) 06:34:52.26 ID:LYwmbSHQ0
心が豊かになる~
元スレ:
櫻子「向日葵ぃ……だいすきぃ……zzz」ムニャムニャ
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1385749243/