3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:11:08.01 ID:AkROUUms0
夢プラスは無いんですか(迫真)
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:18:10.38 ID:
UUI/XMcl0
絵理「説明するね。このゲームは、愛ちゃんと友達からスタートして、彼女になる。そこから恋人生活を楽しむってゲーム」
涼「え? 恋人になって終わりじゃないの?」
絵理「ラブプラスはその常識を覆したの。でも3DSのはバグが多くて少しがっかり?」
涼「バグって言われても何のことやら……」
絵理「涼さんは知らなくて、良い? 説明続けるね」
涼「うん」
絵理「でもまだ試作段階だから、本家ほどのクオリティは期待しないでね」
涼「気にはしないけど……。あれ? ラブプラスってたしか3人彼女候補がいるんじゃなかったっけ?」
絵理「意外に詳しい?」
涼「いや、冬馬君が言ってたんだ。寧々さんがどうって言ってたけど、大塚寧々さんがどうしたの?」
絵理「その寧々さんじゃないよ。姉ヶ崎寧々さん」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:21:44.83 ID:
UUI/XMcl0
涼「それは何でもいいけど、愛ちゃんだけってことでしょ?」
絵理「うん、でも愛ちゃんだけじゃ物足りないから、いくつか愛ちゃんの別設定を作った?」
涼「どういうこと?」
絵理「年下属性の愛ちゃんはそのままに、年上属性の愛ちゃん、ダウナーな同級生愛ちゃんを作った。本家とは違うよ」
涼「と、年上属性愛ちゃん? 想像できないかな……」
絵理「あくまで私の想像する大人愛ちゃんだから、現実とはかけ離れてる?」
涼「絵理ちゃんの想像する大人愛ちゃん……、尾崎さんみたいな?」
絵理「まるで駄目な尾崎さんは関係ないよ」
涼「マダオ!?」
絵理「でもそこがいい?」
涼「はいはい、良かったね」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:24:42.27 ID:
UUI/XMcl0
絵理「百聞は一見にしかず? 起動してみて」
涼「うん、えっとボタンはこれだね」
愛『愛プラス!!!!』
涼「うわぁ!」
絵理「ごめんなさい、ボリュームが最大になってた」
涼「悪意しか感じないよ~!」
絵理「これでちょうどいいくらい?」
愛『愛プラス!!!』
涼「いつもの愛ちゃんの声量だね。ってこれもしかして……」
絵理「うん、愛ちゃんにも協力してもらった」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:29:08.61 ID:
G/bz3lGt0
涼「愛ちゃん何してるんだよ……」
絵理「1200円上げたらやってくれたよ?」
涼「安! パチンコ店の時給!?」
絵理「コストパフォーマンスは……最高?」
涼「そんな風に仲間を使いたくないかな、うん」
絵理「まずは名前を入れてみて。涼さんは、ギャルゲーを自分の名前でする派? デフォルトにする派?」
涼「いや、ギャルゲー自体したことないんだけど。デフォルトの名前ってどんなの?」
絵理「秋月涼?」
涼「すでにデフォルト名!? どっちにしても一緒じゃん!!」
絵理「そこは好きに変えてね」
涼「本名で良いよ……」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:32:13.27 ID:
G/bz3lGt0
絵理「涼さんは主人公の名前を実名にする派……。興味深いデータが取れた?」
涼「なにが!?」
絵理「なんでもない? じゃあ進めて行って」
涼「何でもないなら疑問形つけないでよ……」
絵理「癖みたいなもの。涼さんのぎゃおおおおん! と同じ?」
涼「そこまで頻繁に使わないよ!!」
絵理「そんなことない? 着ボイス3週連続2位おめでとう?」
涼「嬉しくないのは何でだろ……。しかも一位はやよいさんのうっうー! ボイスなんだよね」
絵理「まずは口調を決めてね」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:37:18.38 ID:
ziAGEIgr0
涼「口調?」
絵理「うん、一人称で変わってくる」
涼「そうなんだ。どんなのがあるんだろ? イケメンなのがあればいいな?」
・僕
・俺
・おいどん
涼「三つ目なに!?」
絵理「鹿児島の方にも、対応?」
涼「いやいや、なんで鹿児島狙い撃ちなの!? 西郷さんでも出てくるの!?」
絵理「幅広いニーズにこたえた結果?」
涼「局所的だよ! もういいよ、ゲームの中ぐらいは俺で……」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:41:28.21 ID:
ziAGEIgr0
絵理「それは、上級者向け?」
涼「どういうこと? あっ、ゲームが始まった」
涼『ククク……、新たなる地獄、ニューオーダーの始まりだ……。血が騒ぐぜ。けっ、禁断の果実の味が身に染みるぜ』
涼「厨二病!? リンゴ食べながら何言ってるの!?」
絵理「俺を選んだ場合、こんな主人公」
涼「上級者向けすぎるよ! 愛ちゃんとの恋愛を目指してたはずなのに、いきなりこんな痛いのが出てきたらやだよー!」
絵理「涼さん、わがままばかり?」
涼「言いたくもなるよ! やっぱり僕で……」
絵理「それはいつもの涼さんと同じ?」
涼「こっちが聞きたいんだけど、それ」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:44:38.73 ID:
ziAGEIgr0
涼『ふぅ、今日から876高校か。うぅ、緊張するなぁ』
絵理「一応口調が違うだけで、内容は同じ?」
涼「さっきの僕は何があったの!?」
絵理「虐められていた設定」
涼「そこは疑問形にしてほしかったかなぁ! 断定されちゃったよ!」
絵理「大丈夫、こっちの涼さんは真紀子に虐められてないから」
涼「真紀子って誰!?」
絵理「世界で一番死んでほしい人? 私の下駄箱に、蛇の死体を入れた」
涼「ヘビーだよ! そもそも絵理ちゃんの都合なんか知らないよ!」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:48:31.71 ID:
ziAGEIgr0
涼『今日から一人暮らしだ。新しい部屋は……』
・和室
・洋室
涼「これは関係あるの?」
絵理「部屋の内装が変わるぐらいだから、大きく変わらない?」
涼「そうなんだ。じゃあ和室で……」
絵理「お手洗いも、もちろん和風?」
涼「洋室にしまーす!!」
絵理「賢明な判断?」
涼「って和式トイレの部屋って……。愛ちゃんが出る前から突っ込みどころ満載だよ……」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:51:43.62 ID:
w+kpkYv50
涼『和室だったな』
涼「あれー!? 和室になってるよ!?」
絵理「あっ、バグ発見。たぶん部屋自体は洋室、なはず?」
涼「ならいいけどさ……」
涼『うん、綺麗な洋室だ』
涼「良かった、内装は洋室だった」
絵理「お手洗いだけ、和式?」
涼「いつまでそれ引っ張るの!?」
涼『おっと、遅刻しちゃうや。急がなきゃ』
涼「そろそろ愛ちゃんが来るのかな?」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:54:40.34 ID:
w+kpkYv50
涼『うーん、遅刻遅刻!』
涼「あれ、まさかこれは……」
涼『わっ!』
?『きゃあああああ!!!!』
涼「古典的すぎるよ! でもこの殺人ボイスは……」
武田『そう、僕だ』
涼「なんで!?」
涼『なんてことはなく、頭をぶつけた相手は……』
涼「絶対今のカットイン不要だよね」
絵理「匠の遊び心?」
涼「誰が匠!?」
絵理「教えて、あげない?」
涼「ひぅう! 耳元で囁かないで!」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:55:44.39 ID:LvEgLMdf0
Hな絵理ちゃん…いいぞもっともっと
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 00:58:37.73 ID:
UUI/XMcl0
?「いたたた……、大丈夫ですか?」
涼『う、うん……。君こそ大丈夫?』
?「はい! 私丈夫なのが取り柄ですから! じゃあ急ぎますね!!」
涼『今の子、可愛かったなぁ。パンツは不幸にも見れなかったけど』
絵理「涼さんの、エッチ?」
涼「僕じゃないよ! 同姓同名同一人称の0と1の偶像!!」
絵理「普通に突っ込めばいいのに」
涼「素で返されちゃった……。でもこういう時って、パンチラが定番だよね」
絵理「愛プラスは全年齢対象? そもそもパンチラは頻繁に行うべきじゃない。たまにあるから嬉しいサービス、毎回毎回見せられても不快なだけ?」
涼「なにパンチラ議論してるの!?」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:03:38.48 ID:
G/bz3lGt0
涼『いっけない! 行かなきゃ! 遅刻なんかしたら、姉ちゃんに怒られちゃうよー!』
涼「姉ちゃん? ってことは」
律子『こらっ! 涼、何遅刻してるのよ!!』
涼『り、律子姉ちゃん!?』
絵理「うん、株の裏情報を教えたら、引き受けてくれた?」
涼「マジですか……」
絵理「ちなみに人件費削減のため、愛ちゃん以外のモブ女性とは律子さんの声?」
涼「良く引き受けたね、律子姉ちゃん」
絵理「涼で遊ぶ口実が出来たってノリノリだった? 歌も歌ってる?」
涼「そこは愛ちゃんに譲ってあげようよ!! 愛プラスでしょ、これ!!」
絵理「大丈夫、バッドエンドのみかかる、聖母たちのララバイ」
涼「サスペンスじゃん!! バッドエンドって何が起こるの!?」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:06:26.27 ID:
G/bz3lGt0
律子『転校初日ぐらい、5分前行動を心がけなさいよね』
涼『気を付けるよー』
律子『それと、あんたのクラスだけど、担任私だから』
涼「律子姉ちゃんは何の担当なの?」
絵理「化学」
涼「なんかそれっぽいかも」
律子『今それっぽいとか思ったやつ、お仕置きね』
涼「ゲームに読まれてる!?」
絵理「それだけ律子さんのイメージは、根暗?」
涼「せめて理知的とか理系って言ってあげて!!」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:12:03.15 ID:
w+kpkYv50
律子『ここが今日からあんたが学ぶ、2年は組よ』
涼「は組っていつの時代!?」
絵理「忍たま見ながらやってたから、つい」
涼「落第忍者!?」
涼『うう、自己紹介は緊張するなぁ』
律子『別にそこまで深刻にならなくていいじゃない。こういうのは、気軽に行きなさい』
涼『うん、僕頑張るよ!! めざせ、友達100人!』
律子『子供みたいなこと言うのね』
涼『ううん、フレンドの前に、SE』
涼「絵理ちゃん!!!」
絵理「セックスアンドシティ見てたからつい……」
涼「金曜ロードSHOW見てたの!?」
絵理「清史郎君には、がっかり?」
涼「まだ小学生なんだよ!?」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:15:17.96 ID:
w+kpkYv50
律子『ばっ、涼! 何を言うのよ!』
涼『律子姉ちゃんが記念すべき1人でも良いんだぜぇ?』
涼「この僕のキャラがいまいち分からないです……」
絵理「私の思う、涼さんを多角的に表現した?」
涼「そんなこと思ってないよ!!」
律子『馬鹿言ってないで、行くわよ! 私が合図したら入ってくれるかしら?』
涼『うん』
涼「ようやく話が進むね」
絵理「うん、ここまでどうだった?」
涼「どこから突っ込んでいいか分からなかったよ……」
絵理「下半身?」
涼「違うよ! 何でそう息を吸うように下ネタが言えるの!?」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:19:51.82 ID:
w+kpkYv50
律子『喜びなさい女子! 今日は転校生の男子を紹介するわよ! 入ってきなさい』
涼『秋月涼です! よろしくお願いしマッスル!!』
クラスメイト「」
???「筋肉がたんねーぞ!!」
涼「何この自己紹介!! ダダ滑りじゃん!」
絵理「これはとある人の体験談? 真紀子に虐められる前の話?」
涼「絵理ちゃんの実話!?」
絵理「ち、違うよ??? そんな寒いギャグ知らない????」
涼「いつもより多めに疑問形がついてるよ、うん」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:24:34.48 ID:
w+kpkYv50
律子『ま、まあこんないかれた奴だけど、悪い奴じゃないから、みんな仲良くしてね』
涼「バンドメンバーみたいに紹介しないでよ!!」
?『さっむ……』
涼『き、君はさっきの!?』
?『は? なにその原始的なナンパ。どこまでも寒いよ、あんた』
律子『気にしないで、あの子いつもあんなのだから』
クラスメイトA『まーた始まったぜ、日高愛のダウナータイム……』
クラスメイトB『ほんと、ああやってクールぶって、格好いいと思ってるのかしら?』
愛『チッ』
涼「あれ、さっきの愛ちゃんと雰囲気違うね。夢子ちゃんがぐれたみたい」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:28:21.15 ID:
ziAGEIgr0
絵理「そう、これが愛プラス。色んな属性の愛ちゃんと交流を深めることが出来る? この愛ちゃんは、同級生のダウナー系。本家だと凜子が余計ダウナーになった感じ」
涼「その凜子ってのがピンと来ないんだよね」
絵理「でもデレたらすっごく可愛いかも」
涼「これも愛ちゃんの声なんだよね」
絵理「うん、この世界の日高愛はみんな、愛ちゃんが1200円で引き受けてくれたの」
涼「元気な愛ちゃんか、落ち込んだ愛ちゃんしか見たことなかったから、少し新鮮だね。にしても愛ちゃんアフレコ上手いね」
絵理「声のモデルは安城鳴子、通称あなR」
涼「こらっ!!」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:32:06.97 ID:
ziAGEIgr0
律子『それと、涼。悪いけど、席は日高さんの隣なのね』
涼『ええ!?』
愛『チッ』
涼「やけにガラが悪いね……」
絵理「きっと不器用なだけ。それが攻略のヒント。でもこれは試作段階だから、愛ちゃんの顔見せぐらいの長さ。完成版が出来たら、データは引き継いであげるね」
涼「じゃあデートとかできないの?」
絵理「続きは、本編で? でも体験版使用で、ノーマル愛ちゃんとだけデートできる?」
涼「それってゲームで改めてする意味ないよね」
絵理「ぶっちゃけ愛プラスってゴロが良かったから作った、それだけ?」
涼「ですよねー」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:37:25.84 ID:
ziAGEIgr0
絵理「全ボイスはもう収録をしているけど、後は微調整と反応を見たかったの」
涼「もうとってるなら、使わなきゃ勿体ないよね」
絵理「うん、だから完成したら遊んでね。私は見てるから」
涼「良いけど、出来れば友達百人の下りは変更してほしいかな……」
絵理「それは涼さんが思ってると思って」
涼「思ってないよ! そんな不純な動機でアイドルしてないよー!」
絵理「分かってる、冗談? あっ、でも」
涼「でも?」
絵理「涼さんなら、私良いよ?」
涼「うひゃあ! 耳元で囁かないでぇ!」
絵理「涼さんは耳が弱い……。新発見?」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:42:33.83 ID:
UUI/XMcl0
涼「そんなこと発見しなくても良いよ~」
絵理「ごめんなさい、涼さんが可愛くて、つい?」
涼「か、可愛いって……。嬉しくない……」
絵理「ゲームを進めるね」
涼『えっと、日高さん、よろしくね?』
愛『よろしく。もう話しかけないで』
涼『そんなぁ!』
愛『鬱陶しいだけよ』
律子『じゃあ授業始めるわよ! 教科書を……』
涼『前の学校と同じで良かったなぁ』
愛『あ、あれ?』
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:45:19.78 ID:
ziAGEIgr0
律子『日高さん、まさかあんた……』
愛『わ、忘れた……』
律子『はぁ、涼。見せてあげなさい』
涼『ええ!? でも話しかけないでって言われたし……』
律子『真ん中において授業聞いたらいいでしょ? って授業中は私語厳禁! 私語したら、実験台にするわよ』
涼『えっと、日高さん。真ん中に、置いとくね……』
愛『……がと』
涼『え?』
愛『な、何でもない! こっちみんな!』
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:50:24.92 ID:
UUI/XMcl0
涼「あら、意外に可愛い」
絵理「可愛くない女の子は、この世にいない?」
涼「これで好感度上がるの?」
絵理「ラブプラスは、選択肢と言うよりも、パラメーターが攻略のカギだった? だから一日の初めに、予定を入れれる。それで自分を磨くと良いことある?」
涼「ふーん、奥が深いなぁ」
絵理「ダウナー系愛ちゃんはこんな感じ。次、少し飛ぶね」
愛『ワープするよー!!!』
涼「セーブみたいに言わなくても!!」
涼『1人暮らしだし、アルバイト始めようかな?』
律子『殊勝な考えね。うちの学校は届け出さえすればバイトはオッケーよ。もちろん、公序良俗に反しない程度でね』
涼『じゃあマダムの紐になるのはやめるよ』
律子『それがいいわね』
涼「どんな学園生活送る気なの!?」
絵理「少年じゃなくて、娼年?」
涼「石田衣良!?」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 01:55:07.46 ID:
UUI/XMcl0
律子『そうね、私の知り合いがファミレスの店長をしているわ。そこなら雇ってくれるんじゃないかしら?』
涼『ファミレスかぁ』
絵理「原作だと、デキシーズってお店で、寧々さんに会える。でもこれは愛プラスだから、ちょっぴり違う?」
涼「ちょっとどころじゃない気がするな」
涼『無銭飲食できるかな?』
涼「こらあああ! 不純すぎるよもう一人の僕!」
絵理「サイネリアが言ってたけど、ファミレスで働いてる人ってこっそりつまみ食いしてる時もあるんだって」
涼「バレたら大変なことになるよね、それ」
絵理「そのスリルも一興?」
涼「理解に苦しむよ……」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 02:04:34.14 ID:
UUI/XMcl0
涼『ここがファミリーレストラン、サイ○リアか……』
絵理「ネを入れるか、ゼを煎れるかは涼さんしだい?」
涼「ゼで」
涼『えっと、店長さんはどこかな……』
?『あら? 何か用でしょうか?』
涼『えっと、アルバイト募集してると聞いたんですけど……』
?『あっ、アルバイトの面接ですね。少し待ってください』
涼(日高愛、さんか)
涼「見た目は舞さんだね」
絵理「大人になった愛ちゃんをイメージ?」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 02:13:04.55 ID:
UUI/XMcl0
愛『店長がお待ちですので、控室に来てくださいね』
涼『あっ、はい!!』
涼「この愛ちゃんも静かだね」
絵理「落ち着いてきた愛ちゃん、って感じ?」
涼「でも舞さんみたいに傍若無人ではなさそうかな?」
絵理「身近に反面教師がいれば、良成長を迎える?」
涼「愛ちゃんの将来が楽しみになったかな」
涼『ふぅ、面接に受かったぞ』
愛『ふふっ、おめでとうございます。一緒に仕事できますね』
涼『はい!』
涼「これはこれで……」
絵理「あり?」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 02:24:09.52 ID:
G/bz3lGt0
絵理「それじゃあ最後に、ノーマル愛ちゃん」
涼『えっと、折角だしクラブに入ろうかな。セクシーコマンドー部? はやめておこうか、うん』
愛『あー! あなたはこの前の人!』
涼『ああ! 君はあの時の』
愛『はい! 1年2組の日高愛です!!』
涼「1年は数字のクラスなんだね」
絵理「あっ、本当だ。ろ組にしなきゃ」
涼「普通にしなよ!!」
愛『えっと、クラブをお探しですか?』
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 02:28:29.03 ID:
G/bz3lGt0
涼「愛ちゃんは何部なんだろう?」
絵理「ラブプラスでは、愛花がテニス部なの」
涼『クラブ? うん、転校してきたばっかでどこか入ろうかなって』
愛『だったら水泳部はどうですか? すっごく気持ちいですよ!!』
涼「水泳部なんだ」
絵理「水着が好きな皆様へのニーズに応えた?」
涼『ふーん、水泳部か。大変そうだね』
愛『でも私マネージャーですから……。恥ずかしい話、泳げないんです』
涼「愛ちゃんって金槌だっけ?」
絵理「ううん、泳げるよ? でもこれはあくまで、愛プラスだから」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 02:31:08.53 ID:
UUI/XMcl0
涼「でもさ、マネージャーは水着を着ないんじゃ……」
絵理「……」
涼「黙った!? これじゃニーズに応えてないよ! 詐欺だよ!!」
絵理「うーん、これは完成版のネタバレになるから、あまり言いたくないけど、話が進むと環境も変わってくる?」
涼「え? 愛ちゃんも泳ぐようになるの?」
絵理「教えて、あげない? はむ」
涼「ぎゃおおおおん! 耳を噛まないでぇえん」
絵理「涼さん、女の子みたい」
涼「僕は男だよおおおお!!」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 02:35:34.99 ID:
UUI/XMcl0
愛『あっ、買い出しに行かないと! えっと……』
涼『涼だよ、秋月涼。2年い組』
愛『あっ、先輩だったんですね! じゃあ涼さんって呼びます! 気が向いたら水泳部の部室を見に来てくださいね!』
涼『あっ、愛ちゃん』
愛『はい! 何でしょうか?』
涼『買い出しだけど、僕も着いて言っていいかな?』
愛『え? どうしてですか?』
涼『この町に来たばっかりだし、買い出しがてら案内してくれたら嬉しいかな?』
愛『いいですよー! じゃあ涼さん、行きましょう!!』
涼『わっ! 速いよ愛ちゃん!』
絵理「デートに行くのが少し強引? 嫌われちゃう?」
涼「プログラミングしたの絵理ちゃんでしょうが!!」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 02:40:27.54 ID:
G/bz3lGt0
絵理「体験版の最後に、デートを少しだけ?」
涼「デートと言うよりかは、買い出しに付き合うってのが正しいよね」
愛『えっと、ここがウィニングバーガーですね。練習帰りに良く寄ってます!』
涼『ハンバーガーショップか。小腹すいたらちょうどいいかな?』
絵理「こうやってデートスポットも増えていく?」
涼「ふーん、良く出来てるね」
絵理「デートに誘うには、前準備も必要? 涼さんも私をデートに誘いたいなら、私の好きそうなところ選んでね?」
涼「え、絵理ちゃんとデート?!」
絵理「いや?」
涼「そ、そんなことないけど……、って何を言ってるんだ僕はああああ!!」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 02:43:40.12 ID:
w+kpkYv50
愛『で、あれがカラオケで……』
涼『愛ちゃんの手、小さくてかわいいなぁ……』
涼「あれ? なんかコマンドが出て来たよ?」
絵理「ムードが出来ていたら、手を繋げる?」
涼「ムードね……。そういうの苦手なんだよなぁ」
絵理「Hな雰囲気とか、そういうの」
涼「ガンパレ?」
絵理「いちいち反応してくれる、涼さん。嫌いじゃない?」
涼「律子姉ちゃんがやってたんだよね、あのゲーム」
絵理「誰かガンパレとのクロスを書いてほしい?」
涼「なんの話やねん」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 02:47:50.07 ID:
w+kpkYv50
絵理「今回は体験版だから、ムードを作るセリフの答えが出てる?」
涼「ホントだ。選択肢の一つが光ってる。ポチッとな」
涼『愛ちゃんとこうやって並んでたら、デートみたいに見えるのかな?』
愛『で、で、デートですか!? そ、そう見えるのでしょうか? 私小さいから、妹みたいに見えるんじゃ……』
涼『そんなことないよ、ほらっ!』
愛『あっ、手を握って……』
涼『こうやって絡めていれば、恋人みたいじゃない?』
愛『りょ、涼さぁん……』
絵理「この後2人がどうなるかは、本編で?」
涼「あっ、切っちゃった!」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 02:50:44.07 ID:
w+kpkYv50
絵理「これが体験版。どうだった?」
涼「うん、前半は壊れてたけど、後半は割と普通だったかな。ゲームとしては面白いんじゃない?」
絵理「そう言ってくれると、嬉しい? でも……」
涼「でも?」
絵理「殆ど出来たけど、肝心のデートがうまく作れない?」
涼「デートが?」
絵理「だって私、男の人と2人で遊んだことないから。経験が足りない?」
涼「それでなんだ……」
絵理「うん、だから涼さん」
涼「絵理ちゃん?」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 02:55:11.62 ID:
ziAGEIgr0
絵理「耳貸して?」
涼「え? また噛もうなんて思ってないよね?」
絵理「しないよ? 私を信じて」
涼「そこまでいうなら、なあに絵理ちゃん?」
絵理「……しい」
涼「え? いまいち聞こえないかな……」
絵理「私に、デートを教えて欲しい?」
涼「え?」
絵理「は、恥ずかしいから、二度も言わせないで?」
涼「え、絵理ちゃん……」
絵理「……ダメ?」
涼「え、えっとその……」
涼「こちらこそ、よろしく?」
絵理「なんで疑問形やねん?」
愛「終わりだよーー!!」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 03:00:13.53 ID:
UUI/XMcl0
これで終わります。支援してくださった方、読んでくださった方ありがとうございました。ひびゆきとかりょうちはとか割かしマイナーなカプを書きましたが、涼ちんと絵理の組み合わせが一番好きです。
デート編はまた別の機会にでも。
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/20(日) 03:06:13.71 ID:Q53y553X0
乙だこのやろー!
876メインは珍しくて楽しかったよ、かわいいよ絵理ちゃん
元スレ:
涼「愛プラス?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1337440084/