ヘッドライン

超琉球伝説-我那覇響-

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1362258405/

2 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:09:28.52 ID:nbdc8jFGo
某日 765プロ
響「ピヨ子…… 自分、アイドルに目覚めたみたいだぞ」

小鳥「響ちゃん、一体何を言っているの?」

響「自分の中から力が溢れでてくるんだ」

P「アイドルとしてのやる気、なのか?」

響「そういうんじゃないんだ、なんかこう、ぐあーって!」

P「よくわからないな……」

4 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:11:19.39 ID:nbdc8jFGo
響「……わかった。それなら、見せるよ」

P「え?」

響「ピヨ子、避けるんだぞ?」

小鳥「ピヨッ!?」

響「ハイッサーーーーイ!!」

キュイイイン…… チュウンッ!

P「な、なんだ!?」

小鳥「響ちゃんの右手に光が集まると、束になった光の矢が放たれて、
    私のデスクが消し飛んだですって……!?」


5 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:11:54.58 ID:nbdc8jFGo
響「ふふん」

P「小鳥さん、よく見えましたね……」

小鳥「あれ? プロデューサーさん、見えなかったんですか?」

P(これがヤムチャ視点ってやつか……)

響「どうだ? これが自分のアイドル力だ……」

P「アイドルかどうかはともかく」

小鳥「すごい力ね……」


6 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:12:47.28 ID:nbdc8jFGo
ガチャ

あずさ「あらあら、響ちゃんも目覚めてしまったのね」

響「あずささん、自分も、って……」

あずさ「ええ。ついに五人のアイドル戦士が誕生してしまったということよ~」

P(五人も居るのか……)

響「完璧な自分だけじゃないのか……」

あずさ「そう。あなたが完璧になるには、ここ、765プロを舞台に
    他のアイドル戦士と戦わなくてはならないの。 ……そして、勝ち残った一人が……」

響「完璧な、アイドル戦士……」

あずさ「ええ」

P(なんですかね? これ)

小鳥(まあまあ、面白そうだから見てましょうよ)

7 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:14:18.56 ID:nbdc8jFGo
響「の、残りの四人って言うのにあずささんは……」

あずさ「私は含まれてないのよ~。私はただ、知っているだけ。
    だから教えに来たのよ。もうすぐ、その一人がやって来るってね?」

響「一体誰が……」

8 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:15:05.90 ID:nbdc8jFGo
ガチャ

やよい「私です」

響「や、やよいなのか……!」

P(予想外の人物だな……)

小鳥(やよひびもひびやよもアリよね……)

やよい「響さん、ショーブしてくれま・す・か?」

P(決闘なんてDo-Dai? ってことか?)

9 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:15:54.65 ID:nbdc8jFGo
響「じ、自分、イヤだぞ! やよいと戦うなんて!」

やよい「私も、響さんには家族のことも助けてもらったし、本当は戦いたくないです」

響「だったら!」

やよい「でも、私もアイドルですから」

響「やよい…… うん、わかったぞ。妹が立ち向かってるのに、ねぇねが逃げるわけにはいかないな!」

やよい「ありがとうございます!」

P(なんだこの熱い展開)

小鳥(アイドル熱ってやつですね)

P(なんか違う)

10 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:16:31.39 ID:nbdc8jFGo
あずさ(どっちが勝つのかしら~)

P(あ、あずささんも机の陰に来たんですね)

あずさ(まだここの方が安全ですから)

P(さっき机ごと消し飛んだ気がするけどな……)

あずさ(大丈夫、プロデューサーさんは死にません。私が守りますから)

P(……あずささん……)

小鳥(ピヨッ!? 私は!?)

11 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:16:57.40 ID:nbdc8jFGo
響「やよい、本気でいくぞ!」

やよい「簡単には負けませんよ!」

響「ハイッサーーーイ!」

キュイイイン…… チュウンッ!

やよい「うっうーーー!」

キラキラキラ…… ブォンッ!

小鳥(やよいちゃんの両手に光が集まると、集約した光が体の中心から、輪になって放たれたわ!)

P(相変わらずよく見えるなぁ……)

あずさ(音無さんすごいんですね~)

P(あずささんには見えないんです?)

あずさ(見たいけれど、見えないんです~ 残念です)シュン

12 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:17:28.67 ID:nbdc8jFGo
バシュウンッ!!

小鳥(二つの力がぶつかり合って……相殺された!?)

P(うぉっ まぶしっ!)

あずさ(大丈夫です?)

P(うぉ、あずささんが覗き込むから目の前に胸元が……)

13 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:18:12.21 ID:nbdc8jFGo
響「やるな、やよい!」

やよい「うっうーだと互角……だったら……!」

やよい「ハイッターーーッチ!」

ジュウッ…… ボウッボウッボウッボウッボウッ!

小鳥(やよいちゃんの右手が赤熱すると、炎の弾が1、2……5つも放たれたわ!)

14 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:18:43.25 ID:nbdc8jFGo
響「だったら……」

響「ハイッターーーイ!!」

ギュイイイン…… バチバチッ ビュッ バリバリバリバリッ!

小鳥(対した響ちゃんのポニーテールが青白く輝くと、
   響ちゃんの構えた両手に電流が走り、拳を突き出すとともに青白い雷の槍が走ったわ!)

P(小鳥さん、これ、お茶どうぞ)

小鳥(あ、どうも)

あずさ(音無さんの分だけですか~?)ムスッ

P(物凄い勢いで話してますから)

あずさ(それなら仕方ないですね~)

15 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:19:24.82 ID:nbdc8jFGo
バチンッ! シュンッ! バリバリバリッ!!

小鳥(やよいちゃんのハイタッチが、響ちゃんのはいたいに競り負けた……!)

やよい「キャアアアァァァッ!」

響「やよい!」ダッ!

やよい「ふふ…… 負けちゃいました……」

響「もう、もう喋るな! 自分は、自分は……」

やよい「私の分も…… 頑張ってください…… 大好きな、ねぇね……」ガクッ

響「やよいーーーーっ!!」

16 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:20:00.99 ID:nbdc8jFGo
P(やよいが……!?)

あずさ(大丈夫です、プロデューサーさん。やよいちゃんは眠ってるだけですから)

P(え?)

やよい(すぅ……すぅ……)

P(あー、良かった)

あずさ(アイドル勝負に負けても、身体は傷つかないんですよ)

小鳥(ピヨッ!? 私の机は消え去りましたけど!)

あずさ(あらあら)

17 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:20:34.64 ID:nbdc8jFGo
響「やよい、お前の意志、受け取ったぞ……
  自分がNo.1のアイドル戦士になってやる!」

ガチャ

伊織「聞き捨てならないわね」

響「伊織……!」

18 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:21:02.89 ID:nbdc8jFGo
伊織「誰がやよいの遺志を受け継ぐって?」

響「もちろん、自分だ!」

伊織「へぇ…… アンタなに勘違いしてんのよ!」

バシュウッ ビリビリ……

響「ぐっ、なんて気迫なんだ……!」

伊織「私が、私がやよいの一番なのよ!」

小鳥(ピヨ~! 萌える展開だわぁ)ハァハァ

P(小鳥さん……)ハァ……

19 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:21:30.30 ID:nbdc8jFGo
伊織「覚悟しなさい!」

響「やるしかないんだな……」

伊織「かかってきなさい!」

響「上等だぞ!」

響「ハーイサーーーイ!!」

キュイイイン…… チュウンッ!

伊織「甘いわっ!」

カキィンッ!

小鳥(伊織ちゃんが、響ちゃんのはいさいを、おデコで弾き返したですって!?)

P(もはやなんでもありだな)

20 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:23:03.04 ID:nbdc8jFGo
響「なんだって!?」

伊織「まだまだ実力不足なんじゃなくて?」

響「くっ、くそっ」

伊織「今度はこっちの番よ!」

伊織「伊織フラッシュ!」

ピカッ!!

小鳥(伊織ちゃんのオデコが光り輝いて、真っ白な閃光が迸ってるわ!)

P(まぶしっ)

あずさ(あらあら~、迷っちゃいそうなくらい真っ白ですねぇ)

21 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:23:33.89 ID:nbdc8jFGo
響「くそぉっ、目が、目がぁっ!」

伊織「響敗れたりね!」

響「まだだ! 負けないぞ!」

伊織「視界を失って、何ができるのよ。所詮アンタは二流なのよ、二流!」

響「自分は……自分は、完璧なんだ!!!」

バシュッ! ビリビリビリ……

響「完璧な自分は、視界なんてなくたって大丈夫なんだ!」

22 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:24:17.70 ID:nbdc8jFGo
響「てーーーげーーーっ!!!」

ギュウンギュウンギュウン…… ブォンッ!

小鳥(響ちゃんのポニテに光が集まると、集約した光が体の中心から、
   輪になって放たれたわ! あれは…… まるでやよいちゃんのうっうー!じゃない……
   響ちゃん、あの子、戦いの中で成長している!?)

P(小鳥さんセリフ長いなぁ)

あずさ(お茶入れてきましょうか?)

P(ああ、もうさっきのカラなんですね。お願いできます?)

あずさ(はい~、プロデューサーさんの分も愛情たっぷりで淹れてきますね)

P(お願いします)

あずさ(は~い♪)

23 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:24:55.39 ID:nbdc8jFGo
伊織「キャ、キャアアアアッ!!!」

小鳥(反射が間に合わなかった……)

伊織「や、やるじゃない……ガクッ」

響「ごめんな、伊織。伊織のおかげで、
  他のアイドルの上に立つことがどういうことか、わかったぞ」

小鳥(こうして、アイドルは成長していくのね……)

P(いやいや)

24 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:26:14.02 ID:nbdc8jFGo
響「次は、誰が来るんだ……?」

小鳥(響ちゃんの前に立ちはだかる壁……一体……)

あずさ(音無さん、お茶ですよ~)

小鳥(あ、ありがとうございます)

25 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:26:52.36 ID:nbdc8jFGo
ガチャ

千早「おはようございます」

小鳥(ホントに壁が来ちゃったピヨー!!)

千早「」ピクリ

小鳥(ギクッ)

あずさ(あらあら、千早ちゃん目が怖いわぁ)ドタプーン

千早「くっ」

26 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:27:19.57 ID:nbdc8jFGo
響「ち、千早……」

千早「……誰が五人目かと思っていたのだけれど、我那覇さんだったのね」

響「やっぱり、千早もなのか……」

千早「ええ。おそらく、今日来る人はすべて……」

響「自分達、戦う宿命なんだな」

千早「そうね。でも、なんだか少し不思議な気持ち」

響「え?」

27 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:28:28.56 ID:nbdc8jFGo
千早「私、我那覇さんと戦えることが楽しいみたい」

響「そ、そうなのか……」

千早「我那覇さん、正々堂々、勝負よ!」

響「う、うん! 勝負だ!」

響(なんだか千早が千早っぽくないぞ)

小鳥(ダメよ響ちゃん、冷静になった方が負けなのよ……
   アイドルはヒュペってないと……!)

P(ヒュペるってなんだろう……)
※スケットダンス参照

あずさ(はい、プロデューサーさんの分のお茶ですよ~)

P(あ、ありがとうございます。あれ? 湯のみがいつもと……
 ってコレあずささんのじゃないですか?)

あずさ(うふふ、交換こしちゃいました~)

P(使いたかったんです?)

あずさ(プロデューサーさんのですから……)

P(あずささん……)

29 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:29:57.59 ID:nbdc8jFGo
バシュウンッ

小鳥(2つとも消えてしまうなんて、千早ちゃんはやよいちゃんより確実に格上ね……)

千早「ふふ…… 高槻さんはアイドル戦士の中でも最弱……
   その高槻さんにすら苦戦してたのに、私に勝てると思っていたの!?」

響「やよいをバカにするな!」

小鳥(熱い展開キタコレ!)

あずさ(プロデューサーさん、お茶菓子要りますか~?)

P(あ、はい)

あずさ(は~い、プロデューサーさん、あ~ん)

P(ちょ、ちょっとあずささん!)

あずさ(ダメですか~?)

P(い、一回だけですからね)

あずさ(うふふ、ありがとうございます)

30 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:31:43.81 ID:nbdc8jFGo
響「やよいは、やよいは最後まで一生懸命だったんだぞ!
  千早に何がわかるんだ!」

千早「わからないわ」

――・・・

川島瑞樹「今、何か……」

――・・・

響「だったら……!」

千早「……我那覇さん、あなたは何の為に戦っているの?」

響「え……」

31 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:32:20.09 ID:nbdc8jFGo
千早「自分のプライドのため? ただ、相手が戦いを挑んでくるから?
   それとも、高槻さんのため?」

響「じ、自分は……」

千早「迷うくらいなら、リタイアすることね。そんな我那覇さんとは戦えないわ」

小鳥(千早ちゃんキツいわねぇ)パリポリ

32 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:32:48.17 ID:nbdc8jFGo
響「自分は、自分は……」

千早「……」

P「響! お前は完璧なんだろ!!!」

響「プロデューサー……」

P「お前の、お前だけの答えがあるんだろ?」

響「…………」コクン

響「自分は完璧なんだ! その自分の力がどこまで通用するのか、確かめたいんだ!!」

33 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:34:03.45 ID:nbdc8jFGo
千早「…………ふふ、それでこそね」

響「どういうことなのかわからないぞ?」

千早「あなたが全力を出してくれないと、私も全力を出せないでしょうから!」

響「千早……」

響(戦う意味を見失っていた自分を見かねて、なのか…… お人好しすぎだぞ!!)

あずさ(プロデューサーさん、カッコよかったですよ~)

P(そうですか? ハハ、俺もアイドル熱にあてられたかな)

34 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:34:32.25 ID:nbdc8jFGo
千早「ここからは私の本気よ!」

響「望むところだぞ!」

千早「くっ!!!!」

ゴゴゴゴゴ……

小鳥(千早ちゃんを守るように鉄の壁が突き出した!
   あれは……紛うことなき、鉄壁! さすが千早ちゃんね!)

千早「まだまだ!」

千早「風は~天を翔け~てく~♪」

ブォンブォンブォンッ!!

小鳥(千早ちゃんの歌声が、音波の槍になって響ちゃんに真っ直ぐ向かってく!!)

35 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:35:07.23 ID:nbdc8jFGo
響(千早…… ありがとう…… いくぞ!)

響「なんくるないさー!!!」

ブゥゥゥン……

小鳥(響ちゃんの周囲を淡く光るオーラが取り囲んだ!)

P(あれ、なんかあずささんの技に似てますね)

あずさ(おそらく、性質が一緒なんだと思いますよ~ 防御専用の技なんでしょうね)

36 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:35:57.03 ID:nbdc8jFGo
響「ここからだぞ! はいたい! はいたい! ハイターーーイ!!」

ギュイイギュイイギュイイイン…… バチバチッ ブォンッ バリバリバリバリバリバリッ!

小鳥(響ちゃんの手から、三本の雷撃が放たれた!
   その雷撃が混ざり合って一本の太い雷に!)

フォンッ

小鳥(あぁっ! 千早ちゃんの音波が響ちゃんの雷を裂いたわ!)

キィィィン!!

響「うわぁっ!」

小鳥(速い! 響ちゃんが避ける間もなく、貫くなんて!)

あずさ(音無さんの実況すごいですね~)

P(普段からゲーム実況動画でも上げてるのかな……)

37 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:36:34.78 ID:nbdc8jFGo
千早「どうかしら?」

響「ふ、ふふっ。なんくるないさー」

千早「我那覇さん、やはりあなた……強い……」

響「当たり前さ! 自分は、完璧なんだからな!」

千早「ふふ、そうこなくっちゃ!」

響「今度はこっちからだ!」

小鳥(でも、響ちゃん、あなた、もう千早ちゃんに対抗できる技は……)

38 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:37:11.68 ID:nbdc8jFGo
響「サーター、アンダギイィィィッ!!」

グォンッ…… ヒューン ドォォォォン! ヒューン ドォォォォン!! ヒューン ドォォォォン!

小鳥(空が裂け、虚空と繋がったと思ったら、流星雨ですって……!)

あずさ(隕石の形がさーたーあんだぎーみたいですねぇ)

P(……言われてみれば)

39 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:37:50.86 ID:nbdc8jFGo
千早「くっ……これは……」

響「これが自分の全力だ!!」

千早「私の壁でも防ぎ切れない……!」

小鳥(千早ちゃんに、響ちゃんの流星群が襲いかかる!!)

千早「いやあぁぁぁっ!!」

響「千早も強かったよ。ただ、自分が完璧すぎたんだ」

小鳥(響ちゃん、底知れないわ……)

40 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:38:20.39 ID:nbdc8jFGo
響「次は誰だ!」

美希「あふぅ…… ミキならここに居るの」

響「美希、一体どこから……」

美希「ミキ、最初からここで寝てたの」

P(忘れてた…… たしかに美希は最初から居たんだ……)

小鳥(寝ていると、すべての気配を消せるのも、能力だと言うの……?)

あずさ(技というよりも、特性と言ったところでしょうか……)

41 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:39:24.86 ID:nbdc8jFGo
響「美希が、最後の……?」

美希「そうだよ、最後のアイドル戦士」

響「そうだったのか……」

美希「でも、響は甘いの。そんな程度で
   ミキに勝てるなんて思わない方がいいと思うな」

響「自分が美希に勝てないとでも言いたいみたいだぞ……」

美希「あふぅ…… 時間の無駄なの」

響「やってみないと、わからないぞ!」

42 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:40:00.50 ID:nbdc8jFGo
美希「かませ犬のセリフなの。
   ミキは響よりずっとずっとキラキラしてるよ?」

響「自分が通じないかどうか、試してみるといいぞ!」

美希「時間の無駄だって言ってるの……」

小鳥(なんだか、美希ちゃんは他のみんなと違うみたいね……
   一番、気迫がないのに、まるで弱く感じない……)

P(ついに小鳥さんもアイドル力がわかるくらいに……)

響「いくぞ!」

43 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:40:40.16 ID:nbdc8jFGo
響「ハイッサーーーイ!」

キュイイイン…… チュウンッ!

美希「あふぅ」

バシュンッ!

小鳥(美希ちゃんがあくびしただけで、響ちゃんの技が消し飛んだ!?)

響「な……!?」

美希「だから無駄だって言ったの」

P(些細な力の差じゃない…… 格が違う!)

美希「わかったら、降参するの」

響「まだだぞ!」

美希「まだやるの?」

44 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:41:10.76 ID:nbdc8jFGo
響「サーター、アンダギイィィィッ!!」

グォンッ…… ヒューン ドォォォォン! ヒューン ドォォォォン!! ヒューン ドォォォォン!

美希「あふぅ」

バシュンッ

小鳥(すべての隕石が一度に消し飛んだ……!?)

美希「わかったら、もっとキラキラしてから出直すの」

響「自分の、負けなのか……!?」

45 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:41:43.69 ID:nbdc8jFGo
P「ひびk……」

グイッ

P(あずささん、なんで袖をつかんで……!?
  俺が、俺が言ってやらないと……)

チュッ

あずさ(プロデューサーさん、静かに、です)

P(き、キスで口を塞がれてしまった……)

あずさ(響ちゃんのこと、信じてあげましょう)

P(……はい)

P(あれ? 今キスされた意味……)

あずさ(私がしたかったからです)

P(そんなどさくさ紛れに)

小鳥(ピヨ…… こいつらこんなことしてたのね……
   ぐぬぬ、妬ましいわ)

46 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:42:30.35 ID:nbdc8jFGo
響「そんなことない。自分は完璧なんだ」

美希「あふぅ……でも負けてるの」

響「……プロデューサーが信じてくれた。自分は、自分の事を信じるんじゃない、
  自分を信じてくれたプロデューサーの言葉を信じるんだ!!!」

ドォン! ブォンブォンブォンブォン……

小鳥(ひ、響ちゃんが金髪になって、金色のオーラをまとい始めた……!?
   心なしか髪も伸びて……)

響「……これが、スーパーうちなー人。自分の真の力だぞ」

P(なんか龍の玉を集めるみたいな話になってきてるな)

あずさ(龍の玉、ですか~?)

P(あ、いや、こっちの話です)

47 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:43:07.66 ID:nbdc8jFGo
美希「へ、へぇ~ なかなか強そうなの」

小鳥(美希ちゃんが動揺した……!)

響「もう一度、やってみるぞ!」

美希「来なさいなの!!」

響「ハイッターーーイ!!」

ギュイイイン…… バリバリッ ゴオッ ドドドドドドドドッ!

小鳥(さっきまでと、まるで違う……!
   雷を超えた真っ白な閃光が槍になって、空を裂いて疾走してる!!)

48 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:43:38.78 ID:nbdc8jFGo
美希「どっどど、動揺しちゃいけないの!」

美希「あふぅ」

49 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:44:07.38 ID:nbdc8jFGo
バチンッ! ドドドドドドドッ!

美希「そんなっ、消えないのっ!?」

響「さっきまでの自分とは、比べ物にならないぞ?」

美希「よ、避けきれないの!」

50 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:44:50.56 ID:nbdc8jFGo
バリバリバリバリバリバリ!!

美希「キャアアアァァァ!」

小鳥(白雷に貫かれた美希ちゃんが、衝撃で事務所の端まで吹っ飛んだ、ですって……)

P(これはさすがに……)

51 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:45:44.72 ID:nbdc8jFGo
あずさ(いえ……まだです)

響「まだ、立つのか!?」

美希「まだやられるわけに、いかないの!」

キラキラキラ……

小鳥(美希ちゃんの全身が星に包まれて輝きだした……!)

52 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:46:14.38 ID:nbdc8jFGo
美希「ミキだって……負けらんないの!!」

小鳥(星が散るのと一緒に、美希ちゃんの姿が変わった!?)

P(茶髪のショート…… だいぶ印象が変わったな)

美希「生まれ変わったミキを見せてあげるの!
   待っててね、ハニー!」パチンッ

P(ウインク…… 思わずドキッとしたな)

あずさ(Pさんは生まれ変わった
     美希ちゃんの方がお好きなんですか?)ムスッ

P(ムスッとしてるあずささんも可愛いなぁ……)

あずさ(プ、プロデューサーさん、照れちゃいます~)

53 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:46:49.13 ID:nbdc8jFGo
美希「さあ響、覚悟はいいの?」

響「美希こそ!」

美希「最後の戦いなの!!」

響「自分、全力でぶつかれる相手が
  欲しかったのかもしれないな…… 美希、全力でいくぞ!」

美希「なの!」

響「ハイッサーーーイ!!!」

グォオオオン…… ドウッ!

小鳥(青白くて、太い熱線……! もはや波動砲だわ!!)

54 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:48:07.02 ID:nbdc8jFGo

美希「ハニーフラッシュ!!」

小鳥(美希ちゃんの周りから、物凄い数のピンクの星が、
   響ちゃんに真っ直ぐ向かったわ……!)

P(美希よくコレ知ってるなぁ……)

あずさ(何度かリメイクされてますからねぇ)

P(あ、たしかに)

55 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:49:19.42 ID:nbdc8jFGo
バチンッ!!!

小鳥(どちらも消えていない……!?
    いえ、ぶつかると同時に力が拮抗したの……!?

響「全力勝負だ!」

美希「望むところなの!」

小鳥(二人の気持ちがそのまま威力になって、
   せめぎ合ってるわ……!)

56 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:50:52.86 ID:nbdc8jFGo
響「美希は、なんでただ一人のアイドル戦士になりたいんだ!」

美希「ミキが一番キラキラできて、ハニーに良い思いをさせてあげられるの!」

響「だったら、自分の勝ちさ!」

美希「どこがなの!」

57 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:51:23.59 ID:nbdc8jFGo
響「プロデューサーに一番良い思いをさせられるのは、あずささんだ!」

美希「……!」

小鳥(意外に周りをよく見てるのね)

58 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:51:56.77 ID:nbdc8jFGo
美希「そ、そんなハズないの! ねぇ、ハニ……」

あずさ(プロデューサーさんはロングとショートどっちがお好きなんですか?)

P(悩みどころですね)

あずさ(じゃあ、私ならどうですか~?)

P(あずささんはどっちも似合うから、どっちも好きだなぁ)

あずさ(あらあら、照れちゃいますね~)

美希「…………」

響「自分は、自分のために戦うんだ! 自分が、完璧であることを、みんなに見せるために!!」

美希「……ミキの負けなの」

59 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:52:52.71 ID:nbdc8jFGo
バチンッ

美希「キャアアアァァァ!!!」

響「み、美希!!」

小鳥(さっきまでの何倍もの威力が……美希ちゃんに……!)

美希「響…… あとは、頼んだの……」

響「美希! 美希!!!」

美希「キラキラして……なの」ガクッ

響「美希ぃいいい!!」

60 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:53:23.05 ID:nbdc8jFGo
あずさ「決着がついてしまったんですね……」

響「自分が最後のアイドル戦士だぞ」

あずさ「おめでとう、響ちゃん」

響「こんなの…… こんなのちっとも嬉しくないぞ……」

あずさ「……そうね」

響「アイドルはもっと、みんなに力をあげる仕事のはずなんだ、
  こんなの……こんなの……」

あずさ「響ちゃん、あなたは勝者として、たった一つ、
    なんでも願いを叶えることができるわ」

響「……なんでも?」

あずさ「ええ」

響「……だったら!」

61 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:53:53.53 ID:nbdc8jFGo
――・・・

響「んぁ?」

響(ここは…… 自分の家? アイドル勝負は……)

響(……もしかして)

62 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:54:23.96 ID:nbdc8jFGo
――・・・
765プロ事務所

カンカンカンカン ガチャッ!

響「…………」

響(ふ、普通の事務所だ。ピヨ子の机も消えてないぞ……)

P「お、響? いつものはいさいはどうしたんだ?」

響「あ、えっと、はいさい!」

P「響はそうでなくちゃな!」

響(覚えてないみたいだぞ……)

63 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:54:59.90 ID:nbdc8jFGo
ガチャッ

響(!)

あずさ「おはようございま~す」

P「おはようございます!」

あずさ「響ちゃん、怖い顔してどうしたのかしら~?」

響「あ、ごめんなんだぞ! 考え事しちゃってて!」

響(夢、だったのか……?)

あずさ(あなたの望み、叶ったでしょう?)

響(え!?)

あずさ(うふふ)

64 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:55:42.63 ID:nbdc8jFGo
――・・・

響「だったら、アイドル勝負をなくして欲しい!」

あずさ「あら、折角勝ったのにいいのかしら~?」

響「自分は、みんな仲間だと思ってるんだ。
  もちろん、ときどきはライバルになることもある。
  あんまり甘い世界じゃないのもわかってるつもりだぞ?
  でも、仲間のみんなとつぶしあいになるくらいなら……」

あずさ「うふふ、優しいのね、響ちゃんは」

65 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:56:09.72 ID:nbdc8jFGo
響「そんなことない、自分はひどいんだ。
  自分が完璧になりたいからって、みんなを傷つけて……
  自分なんて、自分なんて!」

あずさ「それ以上は、めっ、よ?」

響「……うん」

あずさ「響ちゃんの願い、ちゃんと受け取ったわ」

響「それなら……」

あずさ「ええ。……ちちんぷいぷ~い!」

66 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:56:52.71 ID:nbdc8jFGo
――・・・

響(夢じゃ、なかったんだな……)

あずさ(夢だった方が良かったかしら?)

響(ううん。夢じゃなかったから、
  あの体験をしたからこそ、思えるんだ……)

響「今日も完璧なアイドル目指して、頑張るさー!!」

おわり

67 : ◆1XmUjZEhOuLV 2013/03/03(日) 06:58:19.71 ID:nbdc8jFGo
くぅ~w(略

なんでもいい、
私はあずささんとイチャつくPになりたい。



SS速報VIPに投稿されたスレッドの紹介です

元スレ: 超琉球伝説-我那覇響-
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1362258405/


コメント
コメントの投稿





ページランキング
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://ssbiyori.blog.fc2.com/tb.php/31952-cfd63a6b