4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/28(金) 11:59:16.29 ID:
hyJ/kNzY0
P「はい?」
あずさ「ですから、胸を触っても良いんですよ?」
P「何を言っているんですか」
あずさ「その代わり、傍にいると約束してくださいね」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/28(金) 12:07:33.05 ID:
hyJ/kNzY0
P「だから、触れませんよ俺には」
あずさ「そんなこと言って……。時々視線が私の胸にそそがれていますよ」
P「それは……。仕方ないじゃないですか」
あずさ「ふふ、大きいですもんね、私の胸。触ってみたくありませんか? プロデューサーとアイドル、そんなこと抜きにして
触ってみませんか?」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/28(金) 12:21:34.11 ID:
hyJ/kNzY0
P「一体どうしたんですか?」
あずさ「どうもしませんよ。聞いた通りのことです」
P「胸を触らなくても一緒にいますよ。俺は765プロのプロデューサーで、あなたたちアイドルを
誠心誠意サポートする立場ですから」
あずさ「そういうことを言っているんじゃないです」
P「では何を?」
あずさ「私はほら、そのぉ、ちょっと他の子たちよりも少し年上じゃないですか。
ですから……。少し自信がないんです」
P「大丈夫ですよ。まだ俺や社長……・たちのほうが歳が上ですから」
あずさ「そうですか。すいません。少し血迷っていたようです。
では結婚しましょう」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/28(金) 12:23:20.31 ID:DUetYgGQO
いきなりドストレート投げて来たw
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/28(金) 12:35:30.09 ID:
hyJ/kNzY0
P「まだ血迷ってませんか?」
あずさ「私は正気ですよ? 少し迷ってしまっていましたが」
P「まだ迷っていませんか?」
あずさ「私の運命の人はあなただと、気付いたのはもうだいぶ前です」
あずさ「ですが、他の子たちもプロデューサーさんを懇意に思い、中には明確な好意を
示す子だっていました」
あずさ「随分迷いました。迷った挙句、こんな女の武器ともいえるものを使ってしまおう
かともしていました」
あずさ「恥ずかしいです。こんな回りくどいことなんてしないで、もっと単純に好意を
真正面からぶつければ良いことだったんですね」
あずさ「ですから結婚しましょう、一緒にいましょう、今後何があろうとも。病めるときも、
健やかなときも共にいることを私は誓います。あなたはどうですか? 誓いますよね、ね?」
P「え? いや、ちょまってください」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/28(金) 12:46:25.02 ID:
hyJ/kNzY0
あずさ「目覚めるたび、変わらない日々に、隣にあるべきあなたの抜け殻が無いと
私は毎朝煩悶しました」
あずさ「どうすれば傍にいてくれるのか。悩みました。悩みに悩み、何も思い至らず
落ち込みました」
あずさ「運命の人に会うことが私の目標でしたから。会うことは叶いました」
あずさ「新たな目標ができました。どうすれば振り向いてくれるのでしょうか」
あずさ「毎日、あなたに抱きつく美希ちゃんを見て、あなたへの好意をお菓子に込め
素直に表現する春香ちゃんを見て、私はかすかに胸が痛みました」
あずさ「ひどいものです。素直な好意を示せるあの子たちを、私はうらやみ、妬みました」
P「」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/28(金) 12:59:31.14 ID:
hyJ/kNzY0
あずさ「亜美ちゃんは無邪気にあなたに抱きつきますね。少し大人びた真美ちゃんは恥ずかしがり
ながらもあなたへの好意は分かりやすく純粋です」
あずさ「響ちゃんは、プロデューサーさんのπタッチに怒るも軽蔑はしていませんね。
貴音ちゃんは、プロデューサーさんを時々ラーメンを見ているときのような目で見ていますよ」
あずさ「千早ちゃんはとてもあなたに懐いています。表情にこそ出しませんがあなたがいない
ときの彼女は少し物憂げですよ」
あずさ「伊織ちゃんはプロデューサーさんに辛くあたりこそしますが、いつも気にかけているん
ですよ。やよいちゃんは可愛らしいですね」
あずさ「律子さんは、強がったりはしますが本心は中々の乙女ですよ。この前『ダーリン』と
呟いて一人悶えるほどにです」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/28(金) 13:01:51.09 ID:pshY9C8oO
ラーメンを見るような目www
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/28(金) 13:12:20.53 ID:
hyJ/kNzY0
あずさ「分かりますか? みんなが十人十色の表し方であなたに好意を向けているのですよ。
雪歩ちゃんや真ちゃんだってそうです。音無さんはよく分かりませんが」
あずさ「ですが、私はどのようにしてあなたへの想いを伝えればいいのかがまるで分かりません
でした」
あずさ「方法を考えるも日々辛くなりました。その内考えることさえ悲しくなりました」
あずさ「どうすれば運命の人の隣に立つことができるのでしょうか」
あずさ「どうしたらプロデューサーさんは私と一緒にいてくれるのでしょうか」
あずさ「どうしたら、どうすれば、どうすれば、どうするべきか」
あずさ「ですから、ストレートにいこうと思います」
あずさ「結婚しましょう」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/28(金) 13:21:31.52 ID:
hyJ/kNzY0
P「あずささん……」
あずさ「どうでしょうか」
P「胸、触っても良いですか」
あずさ「構いませんよ、その代わり」
ムニュッ
それは柔らかく、温かくも、手に焼けつく烙印のように思われた。
生涯を彼女と共に、それを示す消えない証のように。
あずさ「ずっと隣にいてくださいね」
P「ええ、分かりました」
あずさ「浮気は許しませんよ」
P「ええ」
あずさ「私は阿部定になりたくはありません」
P「ええ」
終わり
元スレ:
あずさ「胸を触ってもいいですから一緒に居てもらえますか?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1356662644/