5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/09(日) 01:03:47.30 ID:
g417yB1r0
真「早くしないとプロデューサー風邪引きますよ?」
P「いや……俺はすでに暖かいから」
真「じゃあボクが寒くて辛いので抱きしめて下さい」
P「ええぇ……」
真「早くして下さい!」
P「……え、えーっと、こうか?」ギュ
真「……もっと強くお願いします」
P「あ、ああ……」ギュウ
真「……へへっ///」
P(可愛いんだけどなんだろうかこれは……)
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/09(日) 01:08:15.19 ID:
g417yB1r0
真「プロデューサー……」
P「な、なんだ?」
真「……」ギュ
P「お、おい……真?」
真「……」ギュウ
P「……まぁ、いいか。誰も居ないし」
美希「ハニーおはよう……な……」ガチャ
P「えっ」
真「あっ」
美希「……えっ」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/09(日) 01:13:37.04 ID:
g417yB1r0
真「み、美希……」
P「あー、えっと、おはよう美希……?」
美希「……なんなのなの」
真「いや、これは……」
美希「……一体何してるの」
P「いや!別にやましい事はしてないからな!?俺は」
美希「言い訳なんか聞きたくないの」
P「いやちょ」
美希「黙るの」
P「はい」
真「美希、これは……」
美希「……」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/09(日) 01:19:13.94 ID:
g417yB1r0
真「これは……」
美希「……」
真「これは……プロデューサーがどうしてもボクを抱きしめたいって言うから」
P「!?」
美希「」
P「おま、おいぃ!?」
真「抱きしめてボクの匂いを嗅ぎたいって、プロデューサーが言ってたから……!!」
P「嘘つくなよ!?」
美希「……ハニー?」
P「美希!これは嘘だ!!本当は真が……」
美希「言い残すことは?」
P(アカン殺される)
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/09(日) 01:25:28.11 ID:
g417yB1r0
真「……逃げますよプロデューサー!!」ダッ
P「真ぉ!?」
美希「キエエエエエエ!!!」
P「ひいいいいい!!?」ダッ
美希「ガルルルル……」
真「大変な事になっちゃいましたね……」
P「ああそうだなお前のせいでな!!」
真「しっ!大きな声出すと見つかりますよ?」
P「もう美希の奴アイドルが出しちゃいけない声出してるもん怖いよ……」
真「まさかあそこまで暴走するなんてボクも吃驚ですよ……」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/09(日) 01:32:56.21 ID:
g417yB1r0
P「……どうするんだよ、この状況」
真「なんとか……逃げるしか……」
美希「ハニーィィィ……マコトォォォ……」
P「ほらお前の事クン付けしないぐらい怒ってるぞ……?」
真「隙を見て……逃げるしか無いですよやっぱり」
P「隙、たってなぁ……」
美希「」キョロキョロ
P「……無さそうだぞ」
真「でも見つかったらボクもプロデューサーも多分……」
P「殺されるな。間違い無く」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/09(日) 01:37:52.05 ID:
g417yB1r0
美希「……ハニーノコエガ」ギロッ
P「不味い!?」
真「に、逃げ……!!」
美希「ハニーィィィィィ!!!」
P「うわああああああ!!?」
真「くっ……!プロデューサー、逃げて下さい!!」
P「真お前は!?」
真「なんとか……食い止めてみせます!!」
P「いやいやいや無理だろ真でも!?」
真「早く!!……愛する人を、失うのは……辛いですから……!!」
P「真……」
真「早く!!」
P「くっ……!!真!!死ぬなよ!!」
美希「ウヲヲヲヲヲヲ!!!」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/09(日) 01:44:09.51 ID:
g417yB1r0
P「ハァ……ハァ……なんとか、逃げ切れた、か……?」
P「……真」
P(……そういやさっき、どさくさに紛れて愛する人、とか言ってたな)
P(……くそっ、なんであんな場面でそんな事を……!)
美希「……ハーニーィ?」
P「!?」
美希「モウニゲラレナイノ……」
真「」ダラーン
P「あ……あああ……」
美希「……カクゴハ?」
P「そ、そん、な……真……」
真「」ダラーン
P「……くそぉ!!」ダッ
美希「ハニーィィィ!!!」ダッ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/09(日) 01:50:52.56 ID:
g417yB1r0
P(ダメだ……追いつかれる……!!)
P(どうすりゃ、どうすりゃいいんだ!?)
美希「アアアアアア!!!」
P「く……そぉ……!」
P(……ダメだ、もう、無理だ……!!)
P(足が……疲れて……もう……!)
P「ぐ……ぐぅ……!」
美希「ハニーィィィ……」ガシィ
P「くっ!?」
美希「……ツカマエタノ」
P「……は、はは」
P(……真、俺もそっちに逝くよ)
P(あの世で会ったら……その時は……)
P「……真」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/09(日) 01:57:23.83 ID:
g417yB1r0
真「プロ……デュー……サァ……!!」ガシッ
美希「!?」
P「ま、真!?」
真「プロデューサー……を……ボクのプロデューサーを、死なせるわけには……!」
美希「ハナスノ!!ハナセェェ!!!」
P「真……!」
P(……そういえば、美希が暴走したのは俺が真を抱きしめていたからだよな)
P(……なら、俺が美希を抱きしめたら……どうなる?)
P(どちらにしろ、俺も、真も、限界だ……)
P「……一か八か、やるしか、ないっ!!」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/09(日) 02:03:53.25 ID:
g417yB1r0
真「!?ぷ、プロデューサー、何を……」
P「……美希」
美希「グルル……ハニーィ……ハニーィィィ……!!」
P「……すまん!!」ギュウ
美希「!?」
P「……美希、お前は、そんな狂暴な女の子じゃないだろ?」
P「俺は……いつもの、いつもの美希が好きなんだ」
美希「ハニーィ……」
P「……真と抱きあってたのは、その……えぇと……」
美希「……」
P「……あ、ああ。そうだ、俺は……俺は、好きな子を抱きしめるのが好きなんだ!!」
美希「!!」
P「俺は……真も、美希も、大好きなんだ!!」
P「だから……いつもの、俺の好きな美希に、戻ってくれ……」
美希「……は、にぃ……」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/09(日) 02:10:05.08 ID:
g417yB1r0
P「……美希?」
美希「……ハニー」
P「……戻った、のか?」
美希「……ハニー。今のは告白……ということで受け取るの!」
P「はいぃ!?」
真「プロデューサーァ……?」
P「いや待て!!違う!!そういうことじゃ」
真「……じゃあ、ボクも抱きしめ直して下さいよ!!」
P「なんでそーなる!?」
真「好きな子を抱きしめるのが好きなんじゃないんですか……?」
P「いや、えーっと……」
真「それとも、ボクの事が……」
P「あーもうええぃ!!」ギュウ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/09(日) 02:14:06.24 ID:
g417yB1r0
真「あっ……」
P「嫌いじゃないからそんな悲しそうな顔するな!!ったく……」
真「……へへっ///」
美希「……はにぃ」
P「あーもう美希もだ!!」ギュウ
美希「……ハニー///」
P(……なんでこうなるのかなぁ)
真「……ところでプロデューサー」
P「ん?」
真「一番はどっちなんですか?」
P「へ?」
美希「そんなの、ミキに決まってるの。ね、ハニー?」
真「笑えない冗談はやめて欲しいなぁ……美希ィ?」
P(……)
P(あ、これどちらにしろ俺死ぬわ)
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/09(日) 02:18:03.70 ID:
g417yB1r0
真「で」
美希「どっちが」
まこみき「「一番なんですか?(なの?)」」
P「……ハハハ。ハハハッハ!!」ダッ
真「プロデューサーァ!!」
美希「ハニーィ!!」
P(さようなら、俺の平穏)
P(さようなら、父さん、母さん)
P(さようなら……)
P「ひいいいいい!!?」
真「プロデューサーァァァ!!」
美希「ハニーィィィ!!」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/09(日) 02:18:36.68 ID:
g417yB1r0
何書いてるんだろうねごめんね終わり
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/09(日) 02:22:29.55 ID:eDAdNfHz0
おつんちん
元スレ:
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1391875129/
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