2 :
以下、名無しが深夜にお送りします 2019/10/31(木) 21:52:07 ID:
GYXgu9zI
サターニャ「はっ!...そうだわ、ラフィエル...」
ラフィ「はい?」
サターニャ「トリックオアトリート!お菓子をくれなきゃ...」
ラフィ「待って下さいサターニャさん!」スッ
サターニャ「何よ...え?メロンパン?」
ラフィ「サターニャさんにと思いまして~」
サターニャ「ほんとに!やった!あんたもたまにはいい事するのね」袋ベリッ
3 :
以下、名無しが深夜にお送りします 2019/10/31(木) 21:52:55 ID:
GYXgu9zI
サターニャ「モグモグ...やっぱメロンパンは美味しいわね。感謝するわよ!」
ラフィ「うふふ。持ってきた甲斐があります。それとサターニャさん?」
サターニャ「?」モグモグ
ラフィ「これでサターニャさんは私にいたずら出来ませんね♪」
サターニャ「モグモグ...あーーーっ!」
4 :
以下、名無しが深夜にお送りします 2019/10/31(木) 21:53:31 ID:
GYXgu9zI
サターニャ「ま、待ちなさいよ!メロンパンはお菓子じゃないわ!あれよ!...主食!そう!つまりお菓子じゃなくて...食材?」
ラフィ「ぷっ...くくくくく...///」
ラフィ(つい笑いが...本当に面白い悪魔です///)クククク
サターニャ「笑うなぁ!///」
ラフィ「だってサターニャさんが...んふふっ///」クククク
5 :
以下、名無しが深夜にお送りします 2019/10/31(木) 21:54:16 ID:
GYXgu9zI
ラフィ「ふう...でも食材でもお菓子でもサターニャさんは受け取って食べた。それは変わらないことですよ。もういたずらは出来ません」
サターニャ「むーー!いんちきじゃない」
ラフィ「美味しそうに食べてたじゃないですか」
サターニャ「確かに美味しかったけど...しょうがないわね。諦めてあげるわよ」
ラフィ「うふふ。ところでサターニャさん」
6 :
以下、名無しが深夜にお送りします 2019/10/31(木) 21:54:53 ID:
GYXgu9zI
サターニャ「?」
ラフィ「トリックオアトリート!お菓子をくれないといたずらしますよ!」
サターニャ「......へ?」
ラフィ「サターニャさんはお菓子を持っていないようなので、これはいたずらするしかありませんね♪」
サターニャ「きゅ、急になに言い出すのよ!あんた天使でしょ!」
7 :
以下、名無しが深夜にお送りします 2019/10/31(木) 21:55:29 ID:
GYXgu9zI
ラフィ「これがいたずら箱ですか。中にいたずらの道具がランダムで沢山入れてあるんでしたね」
サターニャ「あっいつの間に!というかなんで知ってるのよ!」
ラフィ「昨日一緒に魔界通販見たじゃないですか」
サターニャ「一緒になんか見てな...ってあんた千里眼で!」
ラフィ「違いますよ。侵入してバレないようにサターニャさんの真後ろで見ていました」箱ゴソゴソ
サターニャ「なおさら怖いんだけど!いいから返しなさいよ!」
8 :
以下、名無しが深夜にお送りします 2019/10/31(木) 21:56:13 ID:
GYXgu9zI
ラフィ「この銃面白そうですね。えい!」バキュウン
サターニャ「ゔっ!...な、何撃ってんのよ!」
ラフィ「......あの、大丈夫ですか?魔界通販の銃なので大丈夫だと思いますが...」
サターニャ「もう!早く返さなくていいわよ!」
サターニャ「......へ?」
ラフィ「あら~♪」
9 :
以下、名無しが深夜にお送りします 2019/10/31(木) 21:56:54 ID:
GYXgu9zI
サターニャ「ど、どうなってんのよ!」
ラフィ「サターニャさん!これから毎日家に侵入しても許してくれますか?」
サターニャ「はぁ!そんなの許すに決まってるでしょ!」
サターニャ「...んな゙あぁぁぁ!」
ラフィ「うふふふふふ///じゃ、じゃあ毎日添い寝も許してください!」
サターニャ「絶対にいいわよ!」
サターニャ「ってなんでそんなこと言うのよ私!」
10 :
以下、名無しが深夜にお送りします 2019/10/31(木) 21:57:33 ID:
GYXgu9zI
ラフィ「音は録りましたよサターニャさん!」
録音機「ラフィ『サターニャさん!これから毎日家に侵入しても許してくれますか?』サターニャ『はぁ!そんなの許すに決まってるでしょ!』」
サターニャ「何してんのよ!今すぐ消しなさい!」
サターニャ「あっ!治った!」
ラフィ「あー、もう効果切れですか...」
11 :
以下、名無しが深夜にお送りします 2019/10/31(木) 21:58:29 ID:
GYXgu9zI
ラフィ「次は~っと♪」
サターニャ「まだやる気なの?もー!」
ラフィ「なんでしょうか、この小さな人形」ギュッカチッ
ラフィ「...?なんか音しませんでしたか?」
サターニャ「私に聞かないでよ」
12 :
以下、名無しが深夜にお送りします 2019/10/31(木) 21:59:03 ID:
GYXgu9zI
人形「」グググッ
ラフィ「あ!人形の様子が!」
サターニャ「あんたテンション高いわね...」
ラフィ人形「」
ラフィ「小さい私みたいな人形ができましたよ!見てください!」
サターニャ「ちょっ!見れば分かるから!あんたなんでそんな盛り上がってるのよ。」
13 :
以下、名無しが深夜にお送りします 2019/10/31(木) 21:59:38 ID:
GYXgu9zI
ラフィ人形「...サターニャサーン」テクテク
サターニャ「なんでこっちに来るのよこいつ!」
ラフィ「もしかして私の代わりにいたずらしてくれるんですか?楽でいいですね~」
サターニャ「あんた本当に天使なの!?」
ラフィ人形「」ギュウ
サターニャ「...?なんで私のお腹に抱きつくのよ」
14 :
以下、名無しが深夜にお送りします 2019/10/31(木) 22:01:32 ID:
GYXgu9zI
ラフィ人形「私、サターニャサンニ一度コウシテ見タカッタンデス...恥ズカシクテ言エナイノデスガ...」
サターニャ「?」
ラフィ「こ、これ、まさか...///」カァァ
ラフィ人形「ダッテ私、サターニャノコトガ」
ラフィ「!///」バッ!←人形を取る音
サターニャ「うわっ!?びっくりさせないでよ!なんで急に取ったのよ」
15 :
以下、名無しが深夜にお送りします 2019/10/31(木) 22:02:25 ID:
GYXgu9zI
ラフィ「だ、だって今取らなかったらサターニャさんは...爆発してしまうからです!///」
サターニャ「えっ!?怖っ!」
ラフィ「ということでこれは私が処分しておきますので!///さよなら!///」
サターニャ「あっ!...急にどっか行っちゃった。あいついつも急ね」
サターニャ「あの人形何だったのかしら。いたずら箱に説明書くらいあるはずよね」ゴソゴソ
サターニャ「...ふむふむ...いたずらの対象にスイッチを押さて使うもので、押した本人の心が反映されて...?よくわかんないけどどこにも爆発なんて書いてないわ」
サターニャ「...?」
16 :
以下、名無しが深夜にお送りします 2019/10/31(木) 22:03:09 ID:
GYXgu9zI
ラフィエルの家
ラフィ人形「サターニャサンニ会イタイナ...」
ラフィ人形「サターニャサンニ嫌ワレテナイトイイナ...」
ラフィ人形「ドウヤッタラサターニャサント付キ合エルカナ...」
ラフィ「この人形どうやったら止まるんですかーーーっ!///」カァァァァ
17 :
以下、名無しが深夜にお送りします 2019/10/31(木) 22:03:41 ID:
GYXgu9zI
終わり
元スレ:
サターニャ「ついにハロウィンがやってきたわ!」
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