2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/10/20(日) 12:43:28.93 ID:
5oAXejHDO
新人アイドル達のちょっぴり暗いお話です
短いですし、独自解釈に強引な設定がありますので、よろしくお願いいたします
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/10/20(日) 12:45:25.22 ID:
5oAXejHDO
りあむ「これ?」
りあむ「首輪のこと?」
りあむ「あはははっ……ファッショじゃないよ」
りあむ「だってこれには爆弾がついているんだもん」
りあむ「だからあまりぼくに近づかない方がいいよ」
りあむ「どうなるか正直わかんないからさ」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/10/20(日) 12:54:13.41 ID:
5oAXejHDO
りあむ「大丈夫だって物理的な爆弾じゃないって聞いてるから」
りあむ「うん……実はぼく、小さい頃の記憶がなくってさ」
りあむ「気がついたら制服着て学校へ通っていたんだよ……最後の三ヶ月だけだけど」
りあむ「その時にはついてたよ」
りあむ「んで、家族もクラスメートも先生も腫れ物扱いみたいにぼくに接するんだよ。やむでしょ?」
りあむ「だから、もしかするとこれを外すとトランザムするかもしれないね」
りあむ「最悪、イデ発動かもしれないけどさ」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/10/20(日) 12:58:47.01 ID:
5oAXejHDO
「ワタシノナハ……」
「……」
「キロクカイロコショウ……」
「ナカマ……」
「イタヨウナ……」
「イマハアルイエニオセワニナッテイル」
ドタドタドタドタ
ちとせ「あ、僕ちゃん、ここにいたんだ」
千夜「…お嬢様、いかがなされましたか?」
ちとせ「うん、ちょっと……ね」
ちとせ「じゃあ、あっちに行こうか」
千夜「は…い……」
ちとせ「今のことは忘れなさい。……汝、忘却の彼方へ――――――逝ね」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/10/20(日) 14:09:38.08 ID:
5oAXejHDO
ちとせ「はぁ……」
ちとせ「なんで生きてるのよ……」
ちとせ「しかも記憶もまんまだし……」
ちとせ「え?死なない?……ふーん」
ちとせ「仕方がないわね、なら私の秘密を教えてあげるわ」
ちとせ「私は本当は第2633代目セントニコラス……」
ちとせ「そう、あなた達がサンタクロースと言っているアレよ」
ちとせ「イヴにクラリス……それから聖に由愛は私の直属の配下よ。彼女達がいたから私もいる。そう言えばわかるかしら?」
ちとせ「まぁ、目的だけ簡単に言うと」
ちとせ「神々と戦争(ビッグウォーズ)のゼロアワーが近づいている」
ちとせ「あなたならわかるよね。この事務所に人類に福を為す神がいるのを」
ちとせ「彼女達を味方にするために私はここへ……」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/10/20(日) 13:07:16.03 ID:
5oAXejHDO
ちとせ「なんてジョーダンよ……」
ちとせ「あははっ、信じちゃったんだ」
ちとせ「怒らない怒らない……おわびに私の命が続くまでアイドルをしてあげるわ」
ちとせ「うん。あなたのためなら恐くないから」
ちとせ「じゃあね」
バタン
「でしてー」
「なの~」
「あらあら」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/10/20(日) 13:13:29.81 ID:
5oAXejHDO
あきら「……やっぱりバレましたデスか」
あきら「自分がお兄ぃと……つながっているのを」
あきら「……バレないようにしてきたつもりでしたけど」
あきら「臭い?…………んー、わからないデス」
あきら「やっぱり……アイドルはクビ?」
あきら「うわぁ……自分よりさらに闇があるんデスね」
あきら「噂だけならよく流れてますけど、一桁の女の子が……」
あきら「自分も13からデスからあまり言えませんけど」
あきら「ま、ダメで元々デス。本格的にダメならAVでも突っ込んでいいデスよ」
あきら「ただ、あまり服装が派手なのはちょっと……いろいろ痕が」
あきら「一度おろしてますし……」
あきら「……それだけのことを自分はしたんだからね」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/10/20(日) 13:57:48.03 ID:
5oAXejHDO
あかり「あはっ……」
あかり「味覚障害ってわかるんですね……んご」
あかり「はい……私がりんご農家の一人娘なのに……そうです」
あかり「だから努力なんて……はい」
あかり「で、でも私っ、アイドルは辞めたくありませんっ!」
あかり「せっかくみんなと……みんなに、プロデューサーさんと」
あかり「あ……」
あかり「んっ……」
あかり「あ、あははは…(///)…み、みんなにバレないといいな(///)」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/10/20(日) 14:06:20.19 ID:
5oAXejHDO
千夜「おい、お前」
千夜「私のこと……知ったようだな」
千夜「……そうだ。亡くなった両親だった人は……やつに」
千夜「だから探している」
千夜「私より先に起動し、私の……両親をあのように殺し」
千夜「そして私の機能を一部封印した、憎むべき」
千夜「かつての仲間を」
千夜「気をつけろ。何かしらの人間としての機能は劣るが、見た目はそっくりだということを」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/10/20(日) 14:12:26.69 ID:
5oAXejHDO
ちひろ「ニコニコ」
ちひろ「所詮は人類が作り出した機械ね」
ちひろ「神々に逆らおうだなんて……」
ちひろ「うふふ」
ちひろ「あの子が仲間だと信じて疑わない人の中に、私たちの配下の機械がいるなんてね」
ちひろ「さ、次のイベントよ」
「プロデューサーさん」
~Fin
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/10/20(日) 14:28:07.61 ID:
5oAXejHDO
以上になります
最後、好きなネタに走りました。批判はお受けします
では、ありがとうございました
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元スレ:
【デレマス】流れる星は消えて去り、暗闇ですら星は見つからない
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歌:城ヶ崎美嘉、高森藍子、アナスタシア、藤原肇、乙倉悠貴、黒埼ちとせ、白雪千夜、久川颯、久川凪
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