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律子「えっ?プロデューサーに引き抜きの話ですか?」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 22:20:09.85 ID:IfpqKWvt0
社長「うん、最近複数の大手プロダクションから話が来ていてね」

社長「本人にも話をしたのだが、まだはっきりとした答えをもらっていないんだ」

社長「一応君たちにも伝えておいたほうがいいと思ってね」

小鳥「そうですか・・・」

律子「プロデューサー最近人気ですからね」

律子「時々プロデューサーとしてアイドルと一緒にテレビに出ることもありますし」

律子「そういう話が来てもおかしくないかもですね」

小鳥「私はもっと一緒に仕事したいです」

社長「まだきまったわけじゃないから、この件はここだけの話にしておこう」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 22:24:59.77 ID:IfpqKWvt0
ー社長室の前ー

亜美「・・・どうしようすごい話聞いちゃった・・・」

亜美「兄ちゃんいなくなっちゃうのかな?」

亜美「いやだなぁ・・・」

P「・・・・から・・・おまえなぁ・・・・」

亜美「あっちからは兄ちゃんの声がする」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 22:30:01.12 ID:IfpqKWvt0
美希「ミキはハニーが一緒に収録行ってくれないならこの仕事はしたくないの!」

P「無茶言うなよ・・・この仕事は泊まりだから他のアイドルのほうに支障がでちまう」

美希「一緒にお泊りしてほしい!」

美希「その日は帰りたくないの!」

P「どういう意味だよ・・・この仕事は重要だから何とかやってもらえないか?」

美希「絶対にハニーが一緒じゃなきゃ駄目なの!」

P「いい加減に聞き分けてくれよ・・・俺がいなくなったらどうするつもりだ・・・」

亜美「!?」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 22:34:34.01 ID:IfpqKWvt0
美希「ミキはハニーとずっと一緒だからそんなことはありえないって思うな」

P「まったく・・・はぁ・・・そうとは限らないだろ」

――――――――

亜美「やっぱり本当なんだ、誰かに相談しないと」

亜美「うーん、こういう話は・・・あずさお姉ちゃんとか?」

亜美「あずさお姉ちゃーん!」

あずさ「どうしたの?」

亜美「実は・・・」

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 22:41:53.71 ID:IfpqKWvt0
あずさ「どうしましょう・・・」

あずさ「引き止めないと・・・」

あずさ「いったいなにが不満なのかしら・・・?」

亜美「他のプロに行くって事は何か理由?があるんだよね?」

あずさ「みんなに話を聞いてみて原因を探りましょう」

亜美「じゃあ、がんばろー!」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 22:49:46.50 ID:IfpqKWvt0
千早の場合

千早「え?プロデューサーが不満を持つとしたら・・・?」

千早「確かにわがままとかいいすぎたかも・・・」

千早「歌の仕事を増やしてほしいとか・・・こういうのはいやだとか・・・」

千早「せっかくとってきてくれた仕事なのに・・・」

千早「あの人がいなくなったら私もいやだから協力します」

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 22:54:35.73 ID:IfpqKWvt0
響の場合

響「自分の場合はそうだなぁ」

響「番組の無茶振りされたことに本気で怒っちゃったこととかあったな」

響「あとは自分のせいで番組のスタッフに怒られたり・・・」

響「あとイヌ美の世話を無理に見てもらったことがあったさ」

響「あまりイヌは好きじゃないことは知っていたのに・・・」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 23:00:48.77 ID:IfpqKWvt0
雪歩の場合

雪歩「わ、私も収録のときに一杯迷惑をかけちゃいました」

雪歩「あと普段でもちょっと男の人との関わりが必要な場合任せちゃったり・・・」

雪歩「あまり、迷惑をかけないようにはしていたんですけど」

雪歩「こればっかりはどうも・・・」

雪歩「これからは気をつけます・・・」

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 23:07:14.70 ID:IfpqKWvt0
あずさ「ここまで聞いてきたけれどアイドル側に原因がありそうね」

あずさ「みんながこれを直せばプロデューサーさんもきっと・・・」

亜美「そうかなぁー・・・」

伊織「あんたたち、何の話してるの?」

あずさ「こういうわけで・・・」

伊織「なにその話、ビジネスの世界じゃ当たり前の話じゃない!」

亜美「じゃあいおりんは兄ちゃんがいなくなってもいいの?」

伊織「あんなのがいなくたって私たちの担当は律子じゃない、関係ないわ」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 23:12:00.02 ID:IfpqKWvt0
亜美「それはそうだけどー・・・」

あずさ「なにか伊織ちゃんには心当たりはないの?」

伊織「そういえばこの間二人で行動したときがあったんだけど・・・」

―――――――――

P「コンビニで何か甘いものでも買っていくか?」

伊織「ここのコンビニのすいーつはいまいちだから別のコンビニに行きたいんだけど」

P「そのコンビにってこの辺にはないぞ?」

伊織「じゃあ、さっさと移動しなさいよ!」

―――――――――

伊織「それで数キロはなれたところまで・・・」

亜美「うわぁ・・・」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 23:17:23.95 ID:IfpqKWvt0
伊織「もうしないわよ!」

あずさ「とりあえず、なんとかプロデューサーさんを引き止めないと・・・」

亜美「どうすれば思い直してくれるんだろう?」

伊織「そんなの決まってるじゃない!体で虜にしちゃえばいいのよ!」

伊織「離れたくても離れられないようにしちゃえば・・・」

亜美「うわ、いおりん大胆・・・」

あずさ「あらあら」

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 23:22:12.14 ID:IfpqKWvt0
伊織「これは竜宮小町のプライドをかけた誘惑大作戦よ!」

亜美「できるかなー・・・」

あずさ「だいじょうぶよ、私たちは一応アイドルですもの」

あずさ「男性一人ぐらい魅了できて当然じゃない?」

亜美「楽天的過ぎる気がするけどまぁ・・・いっか!」

亜美「がんばるぞー」

「「おー!!!」」

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 23:29:55.81 ID:IfpqKWvt0
数日後

亜美「とはいっても亜美たちの担当りっちゃんだから機会がないよー・・・」

伊織「すっかり忘れてたわ・・・」

あずさ「そうねぇ・・・」

亜美「りっちゃんも色仕掛けに参加してよ!」

律子「はいはい、バカなこと言ってないで次の仕事に行くわよ!」

亜美「はぁい・・・」

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 23:35:12.31 ID:IfpqKWvt0
移動中

亜美「最近兄ちゃんとはほとんど話もできてないなー」

あずさ「なかなか時間が合わないから・・・」

律子「プロデューサーもたまにテレビに出たりしますからね」

律子「敏腕プロデューサーって肩書きでアイドルの横に座って出演したり・・・」

伊織「このカーナビってテレビ見れないの?」

律子「付ける?」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 23:43:05.38 ID:IfpqKWvt0
亜美「あれ?兄ちゃん一人でテレビ出てる・・・?」

律子「本当ね、なになに?イケメン業界人紹介のコーナー?」

伊織「たしかに、顔は悪くないけど・・・」

――――――

P「・・・って感じで仕事をしています」

司会者「華やかな仕事を支える大変な仕事ですね」

P「はい、でもやりがいのある仕事です」

「いいなぁー私もこんなかっこいい人にプロデュースされたい!!!」

P「はは・・・ありがとうございます」

―――――――――

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 23:51:49.61 ID:IfpqKWvt0
伊織「なによ!でれでれしちゃって」

伊織「私たち765プロの何が不満なの!?」

伊織「私たちのことだけに集中しなさいよ!」

伊織「あいつに人気が出るなんておかしいじゃない!」

亜美「でも兄ちゃんかっこいいし・・・」

律子「プロデューサーさん業界人の間でも評価すごくたかいのよ」

律子「この間も有名な女優の人に話しかけられて『今日は765プロのいつもの男のプロデューサーさんはきてないの?』って聞かれて」

律子「他にもビジネス紙なんかでインタビューに答えていて一部のキャリアウーマンに支持されてるとか・・・」

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:03:42.11 ID:KOCUNvZS0
律子「そういえばプロデューサーのスケジュール見せてもらったけれどすごかったわよ?」

律子「私たちよりも多かったかもしれないわね」

亜美「兄ちゃんってそんなにすごかったんだ・・・」

伊織「自分たちのことばかりで全然気にもしなかったわね・・・」

あずさ「もっとプロデューサーさんのことをいたわらないと・・・」

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:10:28.02 ID:KOCUNvZS0
765プロ

亜美「ただいまー!」

P「お、おかえり、お疲れ様」

伊織「ちょっとあんた、さっきのテレビ見たわよ!」

P「あぁ・・・ばれちゃったか恥ずかしいからみんなには内緒にしてたのに」

伊織「言ってくれたら録画とかだってできたのに・・・」

P「俺なんか録ってどうするんだ」

伊織「っ!録画なんて冗談に決まってるじゃない!」

あずさ「お疲れみたいですね・・・大丈夫ですか?」

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:13:27.49 ID:KOCUNvZS0
P「ええちょっと・・・明日は久しぶりの休みだからそこで疲れを取ろうかと」

あずさ「そうですか、ゆっくりしてくださいね」

P「はは・・・あずささんにはいやされますね」

律子「明日もあるんだから今日はもう帰りましょう」

律子「プロデューサーさん後はよろしくお願いします」

P「はい、おつかれさま」

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:19:25.89 ID:KOCUNvZS0
P「あれ?亜美は帰らないのか?」

亜美「うん・・・」

P「何か用事でもあるのか?」

亜美「後どれくらいで仕事終わる?」

P「うーん・・・まあ終電前くらいには終わるかなぁ」

亜美(やっぱり仕事大変なんだ・・・)

亜美「あしたさ、亜美も休みなんだけどどこか行こ?」

P「ん?どうしたんだ急に」

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:24:29.37 ID:KOCUNvZS0
亜美「真美のほうには仕事はいちゃって」

亜美「亜美、明日暇なんだ」

亜美「兄ちゃん疲れてるから、亜美がなんかしてあげる」

亜美「最近ずっと一緒にいれなかったから・・・」

P「あぁー・・・悪いんだけれども休みといっても事務所のこととは別の仕事がはいっちゃってて・・・」

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:31:20.14 ID:KOCUNvZS0
P「悪いんだけど・・・また今度な」

亜美「じゃあ終わるまで待ってる」

P「ご両親が心配するだろ、駄目だ」

亜美「だって、何もできないじゃん!」

亜美「疲れてる兄ちゃんに何かしてあげたいのに!」ぐすっ・・・

P「おいおい、なくとか勘弁してくれよ・・・」


63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:39:17.07 ID:KOCUNvZS0
P「わかったって、これから少しだけだけどどこかに行くか」

亜美「ほんと!?」

P「あぁ、でも遅くなる前には帰るからな」

P(帰りタクシーかなぁ・・・)

亜美「じゃあね、亜美たるき亭行ってみたい!」

P「おいおい飲み屋だぞ」

亜美「いいじゃん、近いんだし」

P「うーん普通の食事もあるしまぁいいか・・・」

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:44:00.53 ID:KOCUNvZS0
たるき亭

「いらっしゃいませ」

P「今日はお酒はなしで食事だけで」

「はい、かしこまりました」

亜美「へぇ・・・お酒ってこんなに色々あるんだ」

P「頼んじゃだめだぞ」

・・・・・―――――

亜美「ごちそうさまー!」

P「じゃあ事務所に戻るか」

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:47:00.44 ID:KOCUNvZS0
亜美「兄ちゃん今日はありがとう!」

亜美「疲れているのにわがまま聞いてもらって・・・」

P「いた、俺も楽しかったぞ」

亜美「そっか、じゃあよかった」

亜美「じゃあ帰るね!」

亜美「ばいばーい!」

P「あぁ、御疲れ」

亜美「そうだ、忘れ物!」



チュッ



72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:53:34.14 ID:KOCUNvZS0
P「おい」

亜美「へへ・・兄ちゃんじゃあねー!」

P「大人をからかうなんてなぁ・・・」

P「仕事、終わるかな・・・」

―――――――

P「・・・・・・・・・」

ガチャ

P「亜美か?どうしたんだ?」

律子「やっぱり亜美が残って迷惑かけてたんですね」

P「ん、その声は律子か」

律子「せめて顔くらい上げてくださいよ」

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 01:00:34.45 ID:KOCUNvZS0
律子「仕事ちょっと手伝いますよ」

P「お前明日もあるんだろ?」

律子「大丈夫ですよ、手伝わせてください」

P「ん、じゃあお願いするかな」

律子「はい、まかせてください」

P「なんか悪いな」

律子「こういうことは助け合いですよ」

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 01:06:53.02 ID:KOCUNvZS0
P「・・・・・・・・・・」カリカリ

律子「・・・・・・・・・・」カタカタ

P「・・・・・・・・・」カリカリ

律子「・・・・・・・・・・」カタカタ

P「・・・・・んっ・・・・・・・・・・・・・」カリカ

律子「・・・・・・・・・・・・・」カタカタ

P「なんかさ、仕事しているってのもあるけどさ、お前と二人だと無言でも気まずくないよな」カリカリ

律子「どういう意味です?」カタカタ

P「なんていうか落ち着くというか・・・安心というか・・・」カリカリ

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 01:13:38.12 ID:KOCUNvZS0
律子「口説いてるんですか?」カタカタ

P「そんなつもりはないさ」カリカリ

律子「どうせ他の子たちにもおなじこといってるんでしょ」カタカタ

律子「小鳥さんとかどうなんです?一緒にこういう風に仕事したりするんじゃないですか?」カタカタ

P「こんな感じではあるけれども・・・こんなに安心感のある沈黙じゃないな・・・」カリカリ

律子「・・・・・・・・そうですか」カタカタ

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 01:17:46.95 ID:KOCUNvZS0
P「・・・・・・・・」カリカリ

律子「・・・・・・・・えっと・・・・・」

P「・・・・・・・・・」カリカリ

律子「なるほど・・・・・・・」カタカタ

P「静かだな・・・・」カリカリ

律子「そうですね」カタカタ

P「たまにはこういうのも悪くないな」カリカリ

律子「そうですね」カタカタ

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 01:21:36.14 ID:KOCUNvZS0
P「・・・・・・・・・・うーん・・・」

律子「・・・・・・・・・・」カタカタ

P「えっとこれは・・・・・これがこうだから・・・・・」

律子「・・・・・・・」カタカタ

P「うん・・・・・・」カリカリ

律子「お茶でも入れます?」カタカタ

P「うん、そうしようか」カリカリ

律子「じゃ、入れますね」ガタッ

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 01:24:13.54 ID:KOCUNvZS0
P「・・・・・・・・・」カリカリ

P「・・・・・・・・・」カリカリ

律子「どうぞ」スッ

P「ありがとう」カタカタ

律子「手元気をつけてくださいね、書類に集中してこぼさないでくださいね」

P「うん、ありがとう」カリカリ

律子「ふぅ・・・・・」

律子「・・・・・・・・・」カタカタ

92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 01:29:14.49 ID:KOCUNvZS0
P「えっと・・・あの資料は・・・」ガチャガチャ

律子「・・・・・・」カタカタ

P「お、あったあった」

律子「そういえばプロデューサー、ネクタイ新しいのですね」カタカタ

P「よく気が付いたな」カリカリ

律子「結構、観察力には自信あるんです」カタカタ

P「そうか」カリカリ

律子「もっとほめてくださいよ」カタカタ

P「はいはい、えらいえらい」カリカリ

律子「もう・・・・」カタカタ

97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 01:34:51.62 ID:KOCUNvZS0
P「・・・・・・・・」ガチャガチャ

律子「・・・・・・・・・」カタカタ

P「・・・・・・・・」カリカリ

律子「・・・・・・・・」カタカタ

律子「あのっ・・・・プロデューサー・・・・・」

P「ん?なんだ?」カリカリ

律子「引き抜きのはなしって本当ですか・・・・?」

P「・・・・・・・・・・・・」ピタッ

P「・・・・知っていたのか」

100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 01:38:09.71 ID:KOCUNvZS0
律子「で、どうなんですか?」

P「正直、迷ってる」

P「この事務所に恩義はあるけれども・・・・」

P「自分の可能性を試してみたいというのもあるな」

律子「そうですか・・・」

P「律子は俺にどうしてほしいんだ?」

律子「・・・・・・・・・・・・その質問は残酷です」

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 01:41:33.34 ID:KOCUNvZS0
P「そうだよな・・・・」

律子「できることならもっと一緒に仕事したいです」

律子「まだまだ、一緒に切磋琢磨したいですし」

律子「他事務所のライバルとして争うのはしたくないですね・・・」

P「そうだな・・・」

P「・・・・・・・うん・・・」

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 01:45:42.65 ID:KOCUNvZS0
律子「・・・・・・・・」

P「手、止まっちゃってたな」カリカリ

律子「・・・・・・・・・・」

P「・・・・・・・・・・・・」カリカリ

律子「・・・・・・・・・・・・」

P「・・・・ん?どうしたんだ?手が動いてないぞ?」カリカリ

律子「プロデューサーがどうしたいのかここではっきりと決めてください」

律子「気になって仕事が手に付かないです」

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 01:51:59.21 ID:KOCUNvZS0
P「・・・・・・・・・・」

律子「・・・・・・・・・・」

P「わかった。俺はこの事務所に残るよ」

律子「そ、そうですか」

P「うん、考えてみたらやり残したこともあるしな」

律子「そうなんですか」

P「うん、明日正式に断ってくるよ」

P「明日、相手事務所と会うことになっていたんだ」

律子「そうだったんですか」

P「よし、じゃあやることはさっさと終わらせちゃうか」カリカリ

律子「はい!そうですね」カタカタカタカタ

119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 01:55:51.26 ID:KOCUNvZS0
数日後

亜美「兄ちゃん、この事務所に残るんだってさ」

伊織「ふうん、まぁどっちでもよかったけど」

あずさ「でもこれで一安心ね、伊織ちゃんも本当はうれしいんでしょ?」

伊織「そんなわけないでしょ?」

伊織「私たちの担当は律子なんだから!」

伊織「あいつなんか関係ないじゃない!」

120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 01:58:09.46 ID:KOCUNvZS0
あずさ「すなおじゃないわねぇ」

亜美「亜美なんか怖くて最近あんまり眠れなかったよ」

律子「体調管理も仕事のうちよ?」

律子「仕事なんだからきちんとしなさい」

亜美「はーい!」

122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 02:02:17.91 ID:KOCUNvZS0
亜美「そういえばりっちゃん、兄ちゃんがいなくなっちゃうって聞いても全然動揺してなかったね」

亜美「さっすが大人は違いますなぁ」

あずさ「亜美ちゃんなんかずっと泣きそうな顔してたのにね」

亜美「そ・・・それは言わなくてもいいじゃん!」

伊織「情けないわね」

亜美「いおりんにはいわれたくないよ!」

128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 02:11:32.92 ID:KOCUNvZS0
律子「はいはい、もうすぐ着くわよ」

亜美「やっぱりいつもどおり厳しいりっちゃんなのでした!」

伊織「亜美、やたらとテンション高いわね」

亜美「だって兄ちゃんが一緒にいられるからうれしいんだもーん!」

亜美「感情が変化しないりっちゃんとは違うからね!」

律子「誰が感情がないのよ!?」

あずさ「亜美ちゃんそんなこといっちゃだめよ」

あずさ「律子さんだって・・・・ね・・・?」

131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 02:16:39.37 ID:KOCUNvZS0
律子「なんのことですかね・・・?」

あずさ「いつもより、運転荒かったじゃない」

亜美「なぁんだ、鉄の女じゃなかったのかあ」

伊織「律子も所詮人の子ね」

律子「まったく、人のことを言いたい放題に・・・」

律子「まぁ、でもよかったかもね!」

133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 02:19:37.03 ID:KOCUNvZS0
事務所

P「・・・・・・・・・」カタカタ

小鳥「そういえば聞きましたよ」

P「はい?」カタカタ

小鳥「ここに残ったの何かやり残したことがあるって」

P「はい、そうですね」カタカタ

小鳥「それでいったい何なんです?」

P「えー・・・・言わなきゃ駄目ですか?」

小鳥「もちろんですよ!」

137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 02:26:42.65 ID:KOCUNvZS0
P「そういえばまだ本格的にプロデュースしたことのない人がいたなって」

P「いつかチャンスがあったら、あいつのこともトップアイドルにしたいって思ったんですよ」

P「いつになるかわかりませんけれど」

P「いつかそんなときが来たらなって」

P「それに、まだまだみんな伸びるのはこれからですからね!」

P「俺がしっかりしないと!」

138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 02:27:10.21 ID:KOCUNvZS0
お・し・ま・い

142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 02:29:51.57 ID:LBQZavxQ0
乙 あいつって誰かなーわかんないなー(棒)

152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 02:37:39.79 ID:hQ0IW6w1O

とても面白かったです



元スレ: 律子「えっ?プロデューサーに引き抜きの話ですか?」
http://hayabusa2.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1325683209/


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