2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:19:22.91 ID:
vj00BY6l0
貴音「小鳥嬢でないとしたら犯人は誰か検討がつきませんね」
貴音「…そふぁーの下に何か」
貴音「これは…」
貴音「すけすけのぶらじゃあ…」
貴音「水瀬伊織…いえ、今回はちょっと違うようですね」
貴音「さいずが大きい…あずさのですか」フフッ
貴音「これで、今宵プロデューサー殿を誘うつもりだったのでしょう」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:20:15.62 ID:
vj00BY6l0
貴音「!」
貴音「がらす机の上にも置いてありますね…」
貴音「浅葱色でパッドがつめてあるぶらじゃあ」
貴音「これは、響のものでしょう」
貴音「自分のいめーじからーと同じ」
貴音「そして、前回のぱんてぃとはせっとなのでしょう」
貴音「この臭いもまさしく響のです」スンスン
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:21:35.24 ID:
vj00BY6l0
貴音「…今度は天井から吊るされていますね」
貴音「これはすぽーつぶらじゃあ」
貴音「見た目だけでは誰のかがわかりかねます」
貴音「真なのかやよいなのか…」
貴音「ぺろっ…これはやよいのですね」
貴音「ふふ、まだお子様のようですね」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:22:50.63 ID:5BrxQYKS0
舐めるなよwww
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:23:23.64 ID:
vj00BY6l0
P「ただいま戻りました~」
P「って貴音、今度はブラか」
貴音「えぇ、ですが例のごとく私のではありません」
P「はぁ、どうせこの流れだとまた響が社長室で倒れてるんだろ?」
「うっ…」
貴音「おや、社長室から声がしますね…」
P「…」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:25:03.16 ID:
vj00BY6l0
P「はいはい、響響!」
貴音「!」
貴音「小鳥嬢…」
P「おいおい」
小鳥「貴音…ちゃん?」
貴音「大丈夫ですか?小鳥嬢」
小鳥「私をしてもダメでした…どう…か…」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:26:23.02 ID:
vj00BY6l0
貴音「小鳥嬢?小鳥嬢!」
P(え、また同じ流れかよ)
貴音「…小鳥嬢の敵をなんとしてもとりましょう」
貴音「と、言いたいのですが前回のことを考えると」
貴音「小鳥嬢のためというのはなんだか嫌ですね」
P(お、今度は違うのか?)
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:27:26.52 ID:
vj00BY6l0
貴音「ですが、皆のぶらじゃあが放置されているのも面妖な事実」
貴音「私自身が知りたいために今回は調べます」
貴音「犯人を捕まえてみせますよ、貴方様」
P「結局か」
P「もうどうにでもなれ」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:28:48.09 ID:
vj00BY6l0
貴音「ふふ、早速流し台のところにぶらじゃあを見つけました」
貴音「今度もすぽーつぶらじゃあ…」
貴音「…この汗臭さはやはり間違えなく真のです」スンスン
P(いや、だからナチュラルにかぐなよ)
貴音「!」
P「どうせ雪歩のがセットで落ちてるんだろ?」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:30:27.00 ID:
vj00BY6l0
貴音「いえ、これは…」
貴音「この派手なのは美希のぶらじゃあですね」
貴音「多分…」
貴音「今日は真くんと一緒にいたいの!」
貴音「とでも言って一緒にいたのでしょう」
P「いや、だから似てないから」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:31:35.75 ID:
vj00BY6l0
貴音「そして雪歩がそれをみて」
貴音「真ちゃんがかまってくれないなら穴掘って埋まってますぅ」
貴音「とでも言って穴を…」
貴音「やはり、穴がありましたか」
貴音「純白のぶらじゃあも穴の中にありました」フフッ
P「いや、勝ち誇った顔されてもな」
P「だからなんで似てないのに物まねするんだ?」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:32:47.29 ID:
vj00BY6l0
貴音「?」
P「いやいや、不思議そうな顔するなよ」
貴音「貴方様!」
P「いきなり大きい声だしてどうした」
貴音「ドアノブにこのようなモノが…」
P「貝殻?」
貴音「多分これは…」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:34:14.18 ID:
vj00BY6l0
貴音「春香のでしょう」
貴音「私まーめい♪などと思っているんでしょうか」
P「ふーん、リボンはついてないんだな」
貴音「貴方様は春香がリボンだけの女だと思っていたのですか?」
貴音「ひどいですね」
P「いや、それはお前だろ」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:36:07.02 ID:
vj00BY6l0
貴音「貴方様、実は私この事件の犯人が既にわかっているのです」
P「なんだ唐突に、だったら教えてくれ」
貴音「しかし、犯人以外のぶらじゃあも見てみたいのでそれは後です」
貴音「それとも、貴方様は私のぶらじゃあだけみたいですか?」
貴音「ここ最近は白ですよ?」
P「いや、どっちも興味がない」
貴音「照れなくてもよろしいのに」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:38:18.77 ID:
vj00BY6l0
P「ふぅ…喉が渇いたな」
P「お茶お茶…」
P「!」
P「なんで冷蔵庫の中にまであるんだよ…」
貴音「これは…imAと刺繍がされたものとimaMと刺繍されたものですね」
貴音「なんて読むんでしょうか…面妖です」
P「普通に考えたら亜美、真美だろ」
貴音「なんと!逆から読むのですね…難解です」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:39:35.88 ID:
vj00BY6l0
貴音「それにしても双子…ぱんてぃのとき同様全く色気がない」
貴音「おしゃれにしているのは外面だけなんでしょうか」
貴音「その点私は」チラッ
P「チラみされても興味ないから見ないぞ」
貴音「貴方様はいけずです…」
P「はいはい」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:41:13.89 ID:
vj00BY6l0
P「はぁ…俺は自分のデスクに戻る」
P「…また俺のデスクの上に」
貴音「今度のはとっても地味ですね」
貴音「しかしその反面さいずはとても大きい」
貴音「律子ですね」
P(やっぱあいつでかいのか)
貴音「貴方様?よからぬことは考えてはいけませんよ?」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:42:28.07 ID:
vj00BY6l0
P「俺の足を踏んで言うことか?」
貴音「さて、残るは千早と伊織」
P「俺の言ったことはシカトか?」
貴音「もう犯人はわかっていますね?」
P「…」
貴音「しかしその前に…」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:43:27.84 ID:
vj00BY6l0
貴音「窓に貼られているこのらぶりーなぶらじゃあこれは誰のでしょう」
貴音「もちろん私のではないですよ」
貴音「私のは白いですから」
P(白いのはわかったから足どけてくれないかな)
貴音「さすが水瀬伊織、自分に似合う物をわかっています」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:44:48.21 ID:
vj00BY6l0
貴音「そう、これで犯人は一人になりました」
貴音「千早しかいません」
P「な、なんだってー!」
貴音「…そうでしょう、千早」
貴音「いるのはわかっています」
「…くっ」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:46:13.91 ID:
vj00BY6l0
P「どうして…」
千早「みんな私よりも胸が大きくて許せなかった」
千早「動機はそれだけです」
P「しかし、なんで貴音のはとらなかったんだ?」
千早「とろうとしました…」
貴音「しかし、そのときに私が目覚めた」
千早「だから私はとっさに隠れたんです」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 00:47:04.93 ID:
vj00BY6l0
P「そうだったのか」
P「で、みんなは?」
千早「ノーブラで泣きながら帰りました」
P「またか」
貴音「これにて一件落着ですね」
P「どこがだよ!」
P(そして早く足どけてくれ)
おわり
元スレ:
貴音「また、面妖な物が頭の上に」
http://hayabusa2.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1325690261/
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