2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 04:06:38.65 ID:
jeaZraJ8O
「ハァ…ボクの仕事、そんなのばっかりですね」
「そう言うなって。何でも、あちらの広報さんが真のファンらしくてな。ご指名を受けたのさ」
「男の人?」
「いや、女の人」
やっぱりね
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 04:08:45.03 ID:
jeaZraJ8O
「どんなことするんですか?」
「一緒に軽い訓練を受けて貰って、その後は雑談タイムだ」
「ずいぶん大ざっぱですね」
「テレビ局からの説明が大ざっぱだったんだ、仕方ないだろ?」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 04:10:50.21 ID:
jeaZraJ8O
「わかりました。やりますよ」
「あぁ、頼むよ。千葉県の駐屯地だったかな?」
「そこも大ざっぱですか」
なんだかなぁ
もっとこう、ぬいぐるみに囲まれるような、そんな仕事来ないかなぁ
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 04:12:53.93 ID:
jeaZraJ8O
自衛隊のイメージといえば…
汗と肉体
男同士の熱い絆
…なんだか、小鳥さんが喜びそうな感じだよね?
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 04:16:31.76 ID:
jeaZraJ8O
みんなに今回の仕事のことを話してみた
反応は…
「真ちゃん、自衛隊の制服似合いそう」
「真君より動ける人、自衛隊にもいないんじゃないかな?」
「まぁ、なんでも、いいけど」
みんなテキトーすぎないかい?
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 04:18:30.33 ID:
jeaZraJ8O
うーん
はしゃぎすぎて自衛隊の人の面子を潰しちゃっても悪いしなぁ
ほどほどにしとかないとね
女の子っぽく
「もう無理ですぅ…」
とか言ってみたり
…いや、やっぱりキャラじゃないよなぁ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 04:20:12.65 ID:
jeaZraJ8O
そんなこんなで体験入隊当日
千葉県の習志野にある駐屯地を訪れた
どうやら、パラシュートとか使う部隊みたいだ
ちょっと楽しそうかも
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 04:23:31.91 ID:
jeaZraJ8O
「第一空挺団へようこそ、菊地真さん。自分は案内役の菊地曹長です」
「あ、よろしくお願いします」
ボクと同じ苗字かぁ
背が高くて首も腕も太いけど、なんとなく優しそうな人だなぁ
けっこうラクな感じで終わるかも
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 04:26:38.20 ID:
jeaZraJ8O
「更衣室へ案内します。ちゃんと女性用もありますからご心配なく」
「はい。わかりました」
菊池さんのあとを歩きながら、いくつか質問してみた
「今日はスカイダイビングとかもやるんですか?」
「ハハハ、まさか。基礎的な体力トレーニングに付き合って貰うだけですよ」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 04:30:20.52 ID:
jeaZraJ8O
ちょっと残念
一回やってみたかったんだよなぁ、スカイダイビング
「ここが更衣室です。服は中に用意してありますから」
「了解しました」
中で着替えを済ませて鏡を見てみた
お!けっこう似合うかも
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 04:32:56.64 ID:
jeaZraJ8O
「着替えましたぁ」
…あれ?
菊地さん、さっきまでとは目つきが違うような?
「あの、菊地さん?」
「菊地曹長と呼べ、バカもん!」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 04:35:20.61 ID:
jeaZraJ8O
「あ、いや、ボク…」
「ボク?お前、男だったのか?」
「いえ、いちおう女ですけど…」
「いちおうもクソもあるか。女は女だろうが」
え?え?え?
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 04:37:51.56 ID:
jeaZraJ8O
「よし、着いて来い」
混乱した頭のまま、早足で歩く菊地さ…菊地曹長のあとを追いかける
ちょっと、歩くの速すぎませんか?
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 04:40:42.78 ID:
jeaZraJ8O
建物の外に出ると、部隊の人たちが整列していた
「コイツは教育隊に体験入隊する菊地真だ」
みなさん、目が怖いんですけど…
「歓迎パレードを行う。菊地も交えて、15キロほど走ってこい」
15キロ!?
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 04:43:38.49 ID:
jeaZraJ8O
「一着から5分以上遅れた者は腕立て200」
に、200!?
「菊地、列に加われ」
「え?は、はい!」
「何だその気の抜けた返事は!その場で腕立て30!」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 04:46:18.31 ID:
jeaZraJ8O
「え!ちょ、ちょっと!」
「行動が遅い!30追加!」
「うわぁ!やりますやります!」
いきなり合計60回の腕立て
プロデューサー…
「軽い訓練」って言いませんでしたっけ?
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 04:53:25.44 ID:
jeaZraJ8O
スタート前からヘロヘロになりながら、15キロ走スタート
結果は…
1着の人から18分遅れ
そしてボク1人だけ、200回の腕立て
50回を過ぎた辺りから早くも腕が痙攣してきた
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 04:58:32.11 ID:
jeaZraJ8O
悔しさで目が潤んでくる
「頑張れ菊地!」
「あと50!あと50!」
周りで励ましてくれるみなさんの声も、ただ恥ずかしいだけ
「に、にひゃーくぅ!!!」
最後はほとんど腕立てになってなかったけど、ひょっとして菊地曹長、大目にみてくれたのかなぁ?
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 05:01:37.90 ID:
jeaZraJ8O
「たかが200回に何分かかってんだ、根性なし!」
菊地曹長からの罵声が飛ぶ
訓練時間が無くなっちゃうから、早く終わらせるために大目に見てくれたみたいだ
根性なし…
そんなこと、初めて言われた…
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 05:05:55.60 ID:
jeaZraJ8O
すでにボロボロな身体で、残りの訓練をこなす
なんでみなさん、そんなに元気なの?
途中に貰った10分間の休憩
隣で休んでた人に愚痴っちゃった
「キツいですね…」
「これくらい当たり前だろうが」
当たり前…なの?
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 05:08:37.48 ID:
jeaZraJ8O
「ボク…いえ、自分、もっと出来ると思ってました」
「自惚れんな」
そう言い残して、その人は立ち去ってしまった
自惚れ…
てたのかなぁ?
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 05:12:32.68 ID:
jeaZraJ8O
「訓練の邪魔」
って理由で、最後の方は強制リタイア
あぁ!悔しいなぁ、もぅ!
疲れと苛立ちで、雑談タイムで何を話したのかも覚えてないや
放送できるのかな、こんなの
というか、放送しないでほしい…
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 05:14:41.69 ID:
jeaZraJ8O
すべての予定が終わり、シャワーを浴びて着替えを済ませる
はぁ、早く帰りたい…
そう思いながら更衣室を出ると…
外で菊地曹長が待っていた
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 05:17:04.29 ID:
jeaZraJ8O
「お疲れ様でした」
最初のときみたいな優しい声
「キツかったでしょう?」
「はぁ…まぁ…」
訓練中にこの人のこと嫌いになっちゃったよ
だって、理不尽なことばかり言うんだもん
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 05:20:25.50 ID:
jeaZraJ8O
「…何か飲みませんか?奢りますよ」
自動販売機に目をやりながら菊地曹長が言った
うーん…
ホントは嫌なんだけど、断るのは逃げるみたいで癪だしなぁ
「…いただきます」
ちょっとだけ、話してみることにした
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 05:25:41.29 ID:
jeaZraJ8O
「初訓練にしては上出来ですよ」
「はぁ…」
慰められても嬉しくないんですけど
「しかも女性ですから」
"いちおう"ですけどね
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 05:28:22.86 ID:
jeaZraJ8O
「なぜアイドルに?」
「何となくです」
そんなこと、あなたに話したくないです
「曹長は?なんで自衛隊に?」
「父親も自衛官だったもので」
ふーん
まぁ、なんでも、いいですけれどね!
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 05:31:34.49 ID:
jeaZraJ8O
「困ったな。嫌われてしまったみたいだ」
「別にそういうわけじゃ…」
顔に出てたかな?
うーん
何か話を振らなきゃ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 05:34:20.53 ID:
jeaZraJ8O
「…自衛隊に入って一番辛かったことは?」
「辛かったこと…うーん、そうだな…」
考え込んでしまった曹長
やっぱり訓練だよね?
あんなの毎日こなしてたら死んじゃうよ
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 05:37:23.68 ID:
jeaZraJ8O
「…地震のあと、宮城にいきました。当時は東北の駐屯地に所属していたので」
「地震って、東日本?」
「えぇ」
そういえば、テレビはほとんどその話題だったなぁ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 05:39:48.38 ID:
jeaZraJ8O
「瓦礫撤去とかしたんですか?」
「瓦礫撤去もやりました」
他には、物資を運んだり、ビルの屋上とかに取り残された人を救難したりだよね?
テレビで見たよ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 05:43:19.50 ID:
jeaZraJ8O
「水が引いた後の町は瓦礫の山でね」
「でしたね」
「全てを撤去するのにどれくらい時間がかかるのか、想像もできませんでした」
「でしょうね」
気の抜けた返事をするボク
一番辛かったことを聞いてるんですけど?
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 05:46:42.02 ID:
jeaZraJ8O
「ふと気が付くとね、視界を埋め尽くす瓦礫の中に、旗が立っていたんです」
「旗?日の丸?」
「違います。赤や青の旗が、数え切れないほど」
「何かの目印ですか?」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 05:51:28.86 ID:
jeaZraJ8O
そこで財布とか貴重品が見つかったとか?
だけど、それくらいでわざわざ旗を立てるかなぁ?
「…えぇ。そこに遺体が埋まっていた、という目印です」
「…え?」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 05:53:40.96 ID:
jeaZraJ8O
発表されるたびに増えていく死亡者や行方不明者の数
「また増えたなぁ」
くらいにしか、ボクは考えていなかった
第一、実物の遺体なんて画面の中には映らなかった
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 05:59:43.56 ID:
jeaZraJ8O
「瓦礫を片付けるということは、新しい遺体を発見する、ということです。そしてそこに新しい旗を立てる、ということでもあります」
…ボクが事務所でお喋りしているとき、瓦礫が一つ取り除かれた
ダンスレッスンをしているとき、誰かの遺体が見つかった
ステージからファンに手を振っているとき、また一つ、旗が立てられた
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 06:05:01.03 ID:
jeaZraJ8O
ボクが何もしていないとき、それをしている人たちがいた
俯きながらとつとつと語る曹長に目をやった
「現実ではないような気がしました。でもやっぱりそれは、徹頭徹尾、現実でした」
この人も、その中の1人だった
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 06:10:34.15 ID:
jeaZraJ8O
「…何本、旗を立てたんですか?」
「自分の手では、6本です」
それはつまり、6人の遺体を…
「5才くらいの男の子の遺体もありました。右手の肘から下が切断されていたので、瓦礫を掻き分けて探しました」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 06:16:03.39 ID:
jeaZraJ8O
イヤな臭いが立ち込める瓦礫の山の中から、小さな右手を探す
持ち主に返すためだ
少しでも元通りの身体で、家族に会ってもらうためだ
そのときボクは、何をしていたんだろう?
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 06:24:22.82 ID:
jeaZraJ8O
「すみません。若い女性にするような話ではありませんでしたね」
「…いえ、平気です」
ボクが画面越しに観ていたのは、現実ではなかった
いや、オモチャみたいな現実だった
そこには"見たくないもの"は映っていなかったんだから
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 06:27:16.54 ID:
jeaZraJ8O
「自分も、祖母を亡くしました。実家が岩手でして」
「…なのに、作業を続けたんですか?」
「そのための自衛隊であり、訓練ですから」
あぁ…
やっぱりボクは自惚れていた
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 06:30:07.21 ID:
jeaZraJ8O
自分のためにトレーニングしているだけのボク
自分以外の人のために訓練しているこの人たち
根っこの部分がまったく違うのに
「面子を潰すのは悪いなぁ」
なんて、脳天気に考えてた
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 06:34:22.43 ID:
jeaZraJ8O
また目が潤んできた
悔しさと恥ずかしさと、そしてそれ以外の感情で
「自衛隊だけではありませんでした。地元の消防団や警察、それに医療関係の方々。みんな歯を食いしばっていました」
曹長の声もかすかに震えている
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 06:39:59.18 ID:
jeaZraJ8O
「安らかに旅立ってほしい、と、1人1人の遺体に声をかけているお坊さんがいました。遺体の口の中から砂を取り除いている若い看護士さんもいました」
こらえきれなくなった涙が頬を伝い、缶ジュースを握りしめる手に落ちた
安っぽいプライドでこの人を嫌いになっていた自分が、すごく情けなかった
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 06:46:48.80 ID:
jeaZraJ8O
「その看護士さんが自分に言いました。この町の人間で良かった、最後までそう思ってほしいから、と」
「この町の人間で良かった…」
「はい。自分はあの町の方々と接することができて、どれほど救われたかわかりません。それほど、辛い作業でした」
「ボク…いえ、私は…」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 06:50:16.56 ID:
jeaZraJ8O
「ボクでけっこうですよ。どんな一人称だろうと、あなたは女性ですから」
「ハハ…女扱いされることに慣れてなくて」
「自分も困りましたよ。どう扱っていいやら」
「ご迷惑をかけました」
「とんでもない。うちのヤツらも、いい気分転換になったことでしょう」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 06:54:19.29 ID:
jeaZraJ8O
「それはボクの方ですよ」
「そう言っていただけると助かります。時間は大丈夫なんですか?」
「あ…そろそろ行かなきゃ」
「長々と無駄話に付き合わせてしまって、申し訳ない」
「いえ、勉強になりました」
本気でそう思います
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 06:57:32.19 ID:
jeaZraJ8O
「では、お気をつけて」
「あ、はい。ありがとうございました」
お別れの握手とか、そんなのは無し
曹長はボクに背を向けると、ゆっくりと歩き去っていった
その後ろ姿に敬礼しようとしたけど、やっぱりやめた
何だか照れくさいじゃん?
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 07:00:28.86 ID:
jeaZraJ8O
「あ。プロデューサー」
「おぅ真。迎えに来たぞ」
うーん
やっぱり頼りないなぁ
まぁ、曹長と較べるのは酷だけどね
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 07:04:44.13 ID:
jeaZraJ8O
「どうだった?けっこうラクだったろ?」
「プロデューサー、試しに1時間だけ体験入隊してみたらどうです?」
「俺、体育会系のノリは嫌いなんだよ」
プロデューサー、ここに来るまでのボクと同じ勘違いをしてますよ
ボクを乗せた車は少しずつ駐屯地から遠ざかり、少しずつボクの町へ近付いていく
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 07:14:03.72 ID:
jeaZraJ8O
帰ったらみんなに話そう
曹長に聞いたことを
自分に出来ることを、精一杯やり遂げようとした人たちのことを
一面の瓦礫の中に立つ、赤や青の旗のことを
窓越しの夕日を顔に浴びながら、ボクは心地のいい眠りに落ちようとしていた
優しい人たちがいる、北の町の夕暮れを思いながら
お し ま い
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/16(金) 07:16:00.43 ID:
jeaZraJ8O
終わりですよ
毎度gdgdで申し訳ないっす
読み返してきます
元スレ:
「ボクが自衛隊に、ですか?プロデューサー」
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1323975862/
ランティス (2019-07-31)
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