7 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/02/13(金) 02:05:17.96 ID:
FFQsHmD40.net
雪歩「東京湾に沈められたら私だって怒るよ・・・」
真美「・・・」
雪歩「ねえ、わかる?普通なら死んでるからね、これ」
雪歩「なんとか海底から穴を掘って地上に戻れたからよかったけど・・・」
真美「まさか戻ってくるとは思わなかったよ・・・」
雪歩「私の掘削力を甘く見られちゃ困るなあ」
真美「ちゃんと重石もつけといたのに」
雪歩「あんなの穴を掘るにあたってはハンデにすらならないよ」
真美「えぇ・・・」
8 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/02/13(金) 02:06:41.25 ID:luvhR1Bq0.net
ゆきほつよい
9 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/02/13(金) 02:07:08.79 ID:fq14gqtTp.net
海底から穴掘っても無理じゃね
10 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/02/13(金) 02:09:58.23 ID:
FFQsHmD40.net
>>9
ディグダグ的なノリで横にはもちろん重力無視して上にも掘れるっていうイメージで・・・
13 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/02/13(金) 02:19:02.32 ID:
FFQsHmD40.net
こういうイメージです
16 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/02/13(金) 02:20:53.56 ID:
FFQsHmD40.net
雪歩「とにかく私が戻ってこれたことは事実だから、細かいことは置いといて・・・」
雪歩「それより問題なのは、真美ちゃんが私を殺害しようとした動機だよね」
真美「さ、サツガイって、人聞きが悪いなぁ」
雪歩「いや、こんなの殺す気がなかったらできないよね・・・重石までちゃんとつけて」
真美「うっ・・・」
雪歩「完全に計画性のある殺人未遂だからね」
真美「ご、ごめん・・・」
雪歩「あのね、この件は謝って許されるレベルを大きく飛び越えてるし・・・本来なら司法に裁きをゆだねるべき事案だからね」
雪歩「被害者が私だったから正座させられる程度で済んでるんだよ」
真美「うん・・・」
18 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/02/13(金) 02:24:42.80 ID:
FFQsHmD40.net
雪歩「それで、どうして私を殺そうと思ったの?」
真美「・・・>>20だったから」
20 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/02/13(金) 02:25:44.27 ID:zOewwnYv0.net
愛ゆえに
22 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/02/13(金) 02:33:11.23 ID:
FFQsHmD40.net
真美「愛ゆえに・・・だよ」
雪歩「愛・・・?」
真美「言っとくけど、876プロは関係ないかんね」
雪歩「いや、それはわかってるから」
真美「あのね・・・真美はね、苦しかったんだよ・・・ゆきぴょんのこと、愛してたから」
雪歩「えっ・・・」
真美「愛が実らないことは分かってても、好きって気持ちは止められないしさ・・・」
雪歩「・・・」
25 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/02/13(金) 03:05:17.54 ID:
FFQsHmD40.net
真美「愛ゆえに人は苦しまねばならぬ・・・」
雪歩「真美ちゃん?」
真美「こんなに苦しいのなら愛などいらぬ!と思って、愛を断ち切るためにゆきぴょんを・・・」
雪歩「・・・」
真美「でも・・・本当に苦しかったのはそこからだったんだよね・・・」
雪歩「・・・」
真美「なんだかんだいって、結局愛は捨てらんないんだ・・・」
雪歩「真美ちゃん・・・」
26 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/02/13(金) 03:13:10.98 ID:
FFQsHmD40.net
雪歩「苦しかったんだね、愛深きゆえに・・・」
真美「・・・」
雪歩「ごめんね、気づいてあげられなくて」
真美「ゆきぴょんが謝ることないじゃん・・・殺されかけてるのに」
雪歩「そうだけど・・・真美ちゃんの苦しいっていう気持ち、私にもわかるから」
真美「・・・ゆきぴょん?」
雪歩「私も・・・真美ちゃんのこと、好きだったもん」
真美「ええええええ!?そ、そうだったの?」
雪歩「う、うん・・・だから、私が真美ちゃんの気持ちに気づいてたらこんなことには・・・」
真美「いやいや、真美が勝手にゆきぴょんは脈ナシだって勘違いしてただけだから・・・」
28 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/02/13(金) 03:24:10.83 ID:
FFQsHmD40.net
真美「んふふ・・・そっかぁ、ゆきぴょんも真美のことを・・・」
雪歩「・・・」
真美「ね、ゆきぴょん・・・一旦殺しかけといて都合のいいこと言ってるって思うけどさ」
真美「真美と一緒になってほしいって言ったらダメかな・・・?」
雪歩「いいよ」
真美「え・・・いいの?」
雪歩「うん」
真美「そ、それじゃあ・・・真美のこと、許してくれるの・・・?」
雪歩「うん、私は許してあげる」
真美「ゆ、ゆきぴょん・・・ぐすっ・・・ありがとぉ・・・ううっ、うえええええ!!!」
29 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/02/13(金) 03:25:24.38 ID:pAUYqwDB0.net
不穏な空気が
30 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/02/13(金) 03:27:00.18 ID:KbDY/y770.net
私はって何だよ私はって
31 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/02/13(金) 03:40:28.12 ID:
FFQsHmD40.net
雪歩「ふふっ・・・でもね真美ちゃん、社会には責任っていうものがあってね」
真美「うぇ?」
雪歩「自分のやったことには自分で落とし前をつけなきゃいけないんだよ、わかる? オ・ト・シ・マ・エ」
真美「・・・な、なにそれ」
雪歩「まあ、今はわからなくてもすぐにわかるようになるよ・・・それじゃ、私はこのへんで」
真美「えっ、ちょっ・・・どこいくの、ゆきぴょん・・・」
雪歩「どこでもいいでしょ?生きてたらまた会おうね、真美ちゃん」
真美「えっ・・・・・・」
32 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/02/13(金) 03:53:11.85 ID:
FFQsHmD40.net
黒服A「君か、お嬢を沈めたちゅうんは」
真美「ヒッ・・・」
黒服B「おっと、ワシらも別に取って食おうってわけやないで、ちょいとオトシマエつけてもらうだけや」
黒服C「せや、タマ取ろうちゅう気もないさかいそこは安心してええぞ」
真美「たっ・・・助けてゆきぴょっ、モゴッ、ムグゥ!!」
黒服A「オラ、でかい声出すなや、お嬢はもうここにはおらんちゅうに」
黒服C「ワシらかて君みたいな女の子に手出すのは本意やないけどな、ワシらナメられたら終わりの世界で生きとんねん」
黒服B「そういうこっちゃ・・・せやさかい立場上やられっぱなしっちゅうわけにはいかんのや、往生せえ」
真美「ウグゥ・・・」
33 :
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/02/13(金) 04:01:08.22 ID:
FFQsHmD40.net
このあと真美ちゃんは死の危険に瀕しつつもなんだかんだで生還したようです
教訓:いかなる事情があろうとケンカを売る相手は選びましょう
完
元スレ:
雪歩「真美ちゃん、そこに正座して」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1423759807/
THE IDOLM@STER MILLION LIVE!
ランティス (2019-06-26)
売り上げランキング: 37