2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:17:47.24 ID:
ACrO+sDdO
P「…」グビッ
P「どうして、そんな事聞くんです?」
小鳥「…」コクッ、
小鳥「だって、貴方の周りには、素敵な女の子たちがいますから」クスクス
小鳥「…聞いてみたかったんですよ、一度。あの時、なんで私を誘ってくれたのかなぁ…って」
P「…」グビッ
P「理由、必要ですか?」フゥ...
小鳥「そうですねぇ…。知りたい…かな?」コクッ、
小鳥「…ふぅ。少し、酔ってますね。私」クスクス
P「…」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:23:27.82 ID:
ACrO+sDdO
P「きっかけはですね?アレでした」
小鳥「アレ?」
P「俺が初めて765プロの事務所に出勤した時のあの言葉が、嬉しかったんですよ」グビッ
小鳥「…私、何か言いましたっけ?」コクッ、
P「言いましたよ?まだ、覚えてます」
P「『貴方なら、きっと素敵なプロデューサーになれます』」
P「あの言葉が、凄く嬉しかったんですよ」
小鳥「…ふふっ。私、そんな偉そうな事を言ったんですね」クスクス
P「偉そうだなんて、そんな事無いですよ」グビッ
P「そうだ、小鳥さん?」
小鳥「…むっ」ジー
P「な、何です?」
小鳥「…さん付け、禁止」ムスー
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:28:08.43 ID:
ACrO+sDdO
P「ははっ。そうでした。じゃあ、改めて」
P「小鳥」
小鳥「ふふっ。何です?」
P「小鳥こそ、後悔してません?俺みたいな年下男の恋人なんか」
小鳥「…はぁ…」ハァ...
P「あ、ため息。幸せが逃げていきますよ?」
小鳥「ため息だって吐きたくなります。それに幸せは、プロデューサーさんからいっぱい貰うからいいんです」
小鳥「あのですね?プロデューサーさん?コクッ、コクッ、フゥ...
小鳥「貴方じゃないと、ダメなんですよ。私は」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:32:35.70 ID:
ACrO+sDdO
小鳥「好きって言ってくれたとき、凄く嬉しかったんです」
小鳥「だって、ずっと好きだったんですから。プロデューサーさんの事」
P「それこそ、何でです?俺、小鳥には何もしてやれてなかったと思うんですけど」
小鳥「した、しない、じゃないんですよ。私が、どう思ったか、が大事なんです」コクッ、
小鳥「…ねぇ、プロデューサーさん?」スッ、ギュッ
P「…」ギュッ
小鳥「…あったかいですね。プロデューサーさんの、身体」ギュー
P「お互い、酔ってますね」ギュッ
小鳥「…えぇ」チュッ
小鳥「…んっ…あむっ…ちゅっ」チュッ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:37:30.27 ID:
ACrO+sDdO
P「また、突然ですね」
小鳥「…ふふっ。いつものお返しです」クスクス
P「…」
小鳥「…?」チラッ
P「やっぱり、好きみたいです。俺」ギュッ
小鳥「…」ギュッ
小鳥「ふふっ。今夜のプロデューサーさんはあまえんぼですね」ナデナデ、ナデナデ
P「いいじゃないですか。たまには」
小鳥「毎日でも、いいんですよ?」クスクス
P「それはダメです」
小鳥「なんで?」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:40:04.86 ID:
ACrO+sDdO
P「…」ギュッ
小鳥「?」
P「クセになったら、困るじゃないですか」
小鳥「ぷっ!」クスクス
P「あ、笑うなんてひどいなぁ」クスクス
小鳥「プロデューサーさんこそ」クスクス
P「…なんだか落ち着くなぁ…この雰囲気」
小鳥「…あ、プロデューサーさんもそう思います?」
P「えぇ。こうやって、俺と小鳥の時間が増えていくんですね」ナデナデ、ナデナデ
小鳥「…」ギュッ
P「小鳥?」
小鳥「恥ずかしい言葉、きんし///」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:45:37.87 ID:
ACrO+sDdO
P「照れた小鳥も、可愛いな」ナデナデ、
小鳥「…ばか」ムスー
P「お酒、無くなっちゃいましたね」
小鳥「ですね。どうします?コンビニに、買いに行きます?」
P「それもいいですけど、とりあえず…」
小鳥「とりあえず?」
P「この雰囲気が崩れるのはイヤなんで…もっと、くっつきません?」
小鳥「…ふふっ。ほんとにあまえんぼですね」ナデナデ、
P「撫でられるのって、結構テレくさいですね」
小鳥「そうなんですよ?プロデューサーさんは、私をなでなでしすぎです!」
P「じゃあ、なでなでするの、止めます?」
小鳥「…や」ムスッ
P「ふふっ」ナデナデ
小鳥「…なんだか、くやしい。だけど、うれしい…」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:49:31.80 ID:
ACrO+sDdO
P「じゃ、このままベッドに移動しちゃいましょうか」
小鳥「…抱き合ったまま?カニ歩きで?」クスクス
P「…こうするんですよ」
P「よっと」ヒョイッ
小鳥「きゃっ!わわっ!」
P「どうです?」クスクス
小鳥「どうです?って…。ビックリしましたよ、もう…」ムスー
小鳥「…でも」チラッ
P「でも?」クスクス
小鳥「…お姫様だっこは、続けてください」プイッ
P「あはは。かしこまりました、お姫様」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:53:06.97 ID:
ACrO+sDdO
小鳥「…それとですね?」チラッ
P「ん?何です?」スタスタスタ
小鳥「…それ」ムスッ
P「どれ?」
小鳥「…敬語、や」プイッ
P「あー、敬語ですかー」
小鳥「この間は敬語じゃなかったのに、なんでまた敬語なんですか?」
P「…」
小鳥「…」ムスッ
P「言わなきゃ、ダメです?」
小鳥「ダメです」
P「テレくさいんですよ」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:57:10.47 ID:
ACrO+sDdO
P「小鳥に告白した時と、この間のハンバーグ作ってもらった時は、勢いと覚悟でタメ口だったんですけど」
P「あ」
小鳥「ほら、また敬語」クスッ
P「分かった、分かったよ。極力、敬語使わないようにするから」
小鳥「お願いしますね?」クスクス
P「さ、着きましたよ?お姫様?」ストン
小鳥「…また!」ムスッ
P「今はいいんです。今の小鳥は、お姫様何ですから」
小鳥「…もう、お姫様はおしまい。だから、ね?」ギュッ
小鳥「…小鳥って、呼んで?」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 02:02:50.44 ID:
ACrO+sDdO
P「小鳥」スッ、チュッ
小鳥「…んっ…ちゅっ」チュッ
小鳥「ふふっ。こんなに酔わせて、どうするつもりなんですか?」
P「どうもしないさ。いつも通り、大切にするだけ」
小鳥「…ばか」
小鳥(そんなだから、離れられないんですよ…)ボソッ
P「ん?何か言った?」
小鳥「いいえ、何も?」
P「じゃあ、ぎゅってしながら寝ようか。好きだろ?これ」ギュー
小鳥「はい。じゃあ、おやすみなさい」
P「おやすみ、小鳥」
小鳥(おやすみなさい。私の、大好きな人)
おわり
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 02:03:55.14 ID:
ACrO+sDdO
はい。ここまでありがとうございました
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 02:04:04.83 ID:71ifNAJf0
乙
ぴよ子は可愛い
元スレ:
P「深夜の友は、真の友」
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