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【ゆるゆり】京子「私たちは、強い!」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 21:45:08.19 ID:Uu/MRf6Uo

(ごらく部)


京子「今日は、みんなに大事な話がある」

結衣「ん?何だ京子」

ちなつ「どうしたんですか?」

あかり「大事な話?」



2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 21:45:45.83 ID:Uu/MRf6Uo


京子「昨日、今まであった数々の出来事を振り返ってふと思ったんだが・・・」

京子「私たちって、ギャグマンガの登場人物なんじゃないか?」

結衣「は?」

ちなつ「ギャグマンガ・・・?」

あかり「い、一体どういう事なの京子ちゃん」


3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 21:47:42.49 ID:Uu/MRf6Uo


京子「ほら、思い当たるフシがあるだろ?」

京子「西垣ちゃんの発明品がやたら爆発したりさ」

結衣「あ、ああ」

京子「そんなの、普通だったら警察ざただろ?」

ちなつ「ええ、そうですけど」

あかり「うん、まぁ」


4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 21:50:48.29 ID:Uu/MRf6Uo


京子「なおかつ、みんなそれにしょっちゅう巻き込まれてるのに・・・」

京子「ピンピンしてるしさ」

結衣「いやまぁ、そうだけど」

ちなつ「い、言われてみれば、確かに・・・」

あかり「そんなのあんまり深く考えた事なかったよぉ」


5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 21:53:44.69 ID:Uu/MRf6Uo


京子「・・・なわけで」

京子「格闘技の大会に出場したらいいとこまでいくと思う」

結衣「な、何だそれ?」

ちなつ「話が飛躍し過ぎですよ」

あかり「な、何で格闘技の大会なの?」


6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 21:54:50.82 ID:Uu/MRf6Uo


京子「考えてみ?ギャグマンガに出てくる登場人物ってさ」

京子「まず死なないじゃん」

結衣「まぁ、確かにそうだけど」

ちなつ「登場人物が死んじゃったら、ギャグじゃなくなっちゃいますもんね」

あかり「悲しい気持ちになっちゃうしね」


7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 21:56:02.46 ID:Uu/MRf6Uo


京子「それに、相手をパンチ一発で宇宙まで吹き飛ばしたりするしさ」

結衣「あー、そういうのあるある」

ちなつ「最近じゃあまり見ないですけど」

あかり「何だか懐かしいね」


8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 21:57:20.01 ID:Uu/MRf6Uo


京子「だから、私たちって実際かなりの所まで行けると思うんだー」

結衣「いや無理に決まってるだろそんな」

ちなつ「やるなら京子センパイでご勝手に」

あかり「きっと、怪我しちゃうよー」


9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 21:58:50.42 ID:Uu/MRf6Uo


京子「今度、ちょうど富山地下闘技場で格闘大会が開かれる」

京子「優勝すれば、何と賞金100万円!」

京子「賞金ゲットして、みんなでパーッと旅行でも行こうぜー」

結衣「何バカな事言ってるんだよ」

ちなつ「無理に決まってますよそんなの」

あかり「100万円かぁ、すごいねー」


10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 22:00:08.26 ID:Uu/MRf6Uo


京子「ちなみに、もう申し込みは済ませてある」

結衣「は、はぁ!?」

ちなつ「な、何を勝手なことをしてるんですか!?私出ませんよ!?」

あかり「ほ、本当なの京子ちゃん?」


11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 22:02:04.00 ID:Uu/MRf6Uo


京子「安心して。出るのは一人だけだから」

結衣「一人・・・?」

ちなつ「だ、誰が出るんですか」

あかり「い、言い出しっぺの京子ちゃんだよね・・・?」


12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 22:03:03.78 ID:Uu/MRf6Uo


京子「その、私たちを代表して出場する選手は…」

結衣「・・・」

ちなつ「・・・」

あかり「・・・ゴクリ」


13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 22:04:21.15 ID:Uu/MRf6Uo


京子「あかり。あかりにごらく部を代表して出てもらう」

あかり「ええーっ!?」

ちなつ「よ、よりにもよってあかりちゃんですか?」

結衣「ちょっと待てよ京子。何であかりなんだよ」


14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 22:05:48.94 ID:Uu/MRf6Uo


京子「ほらこういうのってさ、何だかんだで最後に主人公が勝つじゃん」

結衣「だからってお前」

京子「あかりって、主人公だろ?」

あかり「えっ・・・」


15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 22:07:55.41 ID:Uu/MRf6Uo


京子「なんで、私たちの中ではあかりが一番ふさわしいのさー」

京子「よっ、あかり!主人公!」パチパチ

あかり「いやぁ・・・えへへ」

ちなつ「あ、あかりちゃんダメよ口車に乗せられちゃ」

結衣「京子お前ホンットこう言うときだけ都合よく・・・」


16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 22:10:42.61 ID:Uu/MRf6Uo


あかり「わかったよ。あかり、出るから!」

ちなつ「や、やめなさいってばあかりちゃん」

結衣「ちなつちゃんの言う通りだって、やめときなって・・・」

あかり「・・・だって」


17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 22:11:47.06 ID:Uu/MRf6Uo


あかり「あかり、主人公だもの!」

京子「お!よー言うた、それでこそ主人公!いえーヒューヒュー!」パチパチ

ちなつ「あかりちゃんって、絶対霊感商法とかに引っ掛かるタイプね・・・」

結衣「全く、どうなっても知らんぞ・・・」

―――
――


18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 22:13:10.69 ID:Uu/MRf6Uo

(当日、富山地下闘技場)


あかり「・・・って、京子ちゃんに乗せられちゃったけど」


19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 22:14:17.25 ID:Uu/MRf6Uo


男「グッフッフッフ・・・。どぉりゃぁぁーーっ!」ベキベキィーッ

 ワァー
    ワァー


あかり「あかりの対戦相手、なにあれぇー!?」

あかり「で、電柱を素手でへし折ってるよぉーっ!」


京子「まーまー、大丈夫だって。落ち着けあかり」

ちなつ「そ、その余裕は一体どこから出てくるんですか」

結衣「あんなのに勝てるわけないだろ!」


20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 22:21:45.66 ID:Uu/MRf6Uo


『さぁ、素晴らしいパフォーマンスを披露しましたザ・グレートコング選手』

あかり「名前からしてすごいよぉー」

『グレートコング選手は、何と、以前に・・・』


21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/09(日) 22:22:39.01 ID:Uu/MRf6Uo


『ヒグマを素手で倒した事もあるそうです!』


ザ・グレートコング「グオーッホッホッホ!」ムキムキィーッ

 ワァー
    ワァー


あかり「む、無理無理無理ーっ!」

あかり「殺されちゃうよーっ!」


京子「大丈夫大丈夫。勝てるから絶対」

ちなつ「きょ、京子センパイ人ごとだと思って」

結衣「そんなに言うならお前が戦え京子」


24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 18:47:30.94 ID:JZrlNGAAo


あかり「ウエェーン、怖いよぉー」

京子「だーいじょうぶだって。主人公だろあかり?」

ちなつ「いやもうそんな問題じゃありませんってば」

結衣「あかりがあれに勝つイメージが全く湧かんぞ」


25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 18:50:37.71 ID:JZrlNGAAo


京子「ほら、私たちがセコンドについてるからさ。ドーンと当たって砕けて来い!」

ちなつ「本当に砕けちゃいますよ」

結衣「きっとバラバラにされるな」

あかり「みんな不吉なこと言わないでーっ!?」


26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 18:58:11.61 ID:JZrlNGAAo


京子「もー。私戦いたくないのーとか」

京子「そんな主人公っぽいセリフ言わなくってもいいからさー」

あかり「そんなんじゃないってばーっ!」

カーン

京子「あ、ほらゴングが鳴ったよ」

あかり「ちょ、ちょっとぉーっ!?」


27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 19:15:30.15 ID:JZrlNGAAo


ザ・グレートコング「グオホーーーーーッ!」

ズドドドーーー!

『おーっと、ザ・グレートコング選手、ものすごい突撃だーーーっ!』

『これは、一気に勝負を決めに来たかーーーっ?』


あかり「ぶっひぇーーーーーっ!?」


28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 20:46:02.24 ID:JZrlNGAAo


あかり「ひゃあっ!」シャガミ

ザ・グレートコング「グオホッ!?」ガッ


29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 20:47:33.67 ID:JZrlNGAAo

ズドーーーーーーン・・・!

『あーーーっと、グレートコング選手、しゃがみ込んだあかり選手につまづいて』

『ものすごい勢いで顔面から地面に突っ込んだーーー!立てるのかこれはーー?』

ザ・グレートコング「グフゥ・・・」

 ワァー
    ワァー

あかり「ウエェーン、もうやだよーーーー」


京子「うーん、いいね。実にギャグマンガっぽい展開だ」

ちなつ「あかりちゃんにしてみればギャグじゃ済まないんですけど」

結衣「だからやめとけって言ったのに・・・」


30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 23:07:50.70 ID:JZrlNGAAo


あかり「ねぇ!あの人倒れたし、もういいよね?帰る!あかり、帰る!」

京子「あ、待て待て。まだだあかり」

あかり「な、何が・・・?」

京子「こういう展開って大体のお約束でさ、この後・・・」


31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 23:10:11.70 ID:JZrlNGAAo


ザ・グレートコング「ググゥ・・・」

『おっと、グレートコング選手、ゆっくり立ち上がったーーー』

あかり「え、え・・・?」

ザ・グレートコング「・・・ヤロウ、小娘」


32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 23:13:17.99 ID:JZrlNGAAo


ザ・グレートコング「ブッ殺してやるァーーーーーッ!」

『うわぁーーっ、グレートコング選手怒り心頭だぁーーーっ!』

 ワァー
    ワァー

あかり「ひぃえーーーーーっ!」


京子「ほら出た。相手が本気モードになるんだよねー。よくあるよくある」

ちなつ「よくあるよくある、じゃありませんよ!」

結衣「さすがに呑気過ぎるだろ京子」


33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/30(日) 14:09:12.71 ID:guL592U5o


ザ・グレートコング「バラバラにしてやるぜ、グッフゥ~・・・!」ザッザッ

『おおっと、闘牛のように地面を蹴る仕草!あれは・・・』


34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/30(日) 14:09:57.15 ID:guL592U5o


『ダンプカーすらバラバラにする、コング選手の必殺技・・・』

『コング・デストロイタックルの構えだーーーっ!』

ザ・グレートコング「グゥフフフ・・・。さぁ覚悟しな」ザッザッ

 ワァー
    ワァー

あかり「ど、どうしよう、どうしよう!」


京子「うーん、これもベタな展開だねー」

ちなつ「何でそうのん気にしてられるんですか!」

結衣「ほんとにバラバラにされるって!」


35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/30(日) 14:11:43.00 ID:guL592U5o


京子「ではあかり、作戦をさずけよう!」

あかり「な、なに京子ちゃん?作戦って?」

京子「やつの次の攻撃は、名前からしてたぶん猛烈な勢いで突っ込んでくる!」

あかり「う、うん、それが?」

京子「そこを・・・」


36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/30(日) 14:14:29.78 ID:guL592U5o


京子「アッカリーンって、透明になってかわすんだ!」

京子「相手は勢いあまってリングアウト!これで勝てる!」

あかり「京子ちゃんバカーっ!?」


37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/30(日) 14:21:08.20 ID:guL592U5o


京子「どうだこの完璧な作戦はー」

ちなつ「何が完璧な作戦なんですか!」

結衣「いくら何でも適当過ぎんだろ」

あかり「出来るわけないでしょーっ!」


38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/30(日) 14:26:12.62 ID:guL592U5o


京子「あ、あかり、後ろ後ろ!」

あかり「え?」


39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/30(日) 14:27:48.94 ID:guL592U5o


ザ・グレートコング「グオウラーーーーーッ!」ドォーーーーッ!

『ものすごい突進だー!あかり選手、これは絶体絶命!』

 ワァー
    ワァー

あかり「きゃあーーーーっ!?」

京子「あかり今だ!アッカリーンって!」

あかり「・・・あ」


40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/30(日) 14:28:58.04 ID:guL592U5o


あかり「アッカリーンッ!」フッ

ザ・グレートコング「グオッ!?」スカッ


「・・・」


41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/30(日) 14:32:17.36 ID:guL592U5o


「・・・ホントに消えちゃった・・・」

ザ・グレートコング「グオホォーーーーッ!」ズドーーーーン・・・

『おおーーっと!あかり選手の姿が突如消えたー!』

『目標を見失ったコング選手、自らの勢いで派手に場外まで吹っ飛んだーーー!』

 ワァー
    ワァー


京子「ほら見たか、バッチリ作戦通り!」

ちなつ「何ですか、この展開・・・」

結衣「目の前で起こってる事が信じられん・・・」


42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/30(日) 18:55:02.63 ID:guL592U5o


『コング選手、場外で完全に失神しております!』

『これは立てないでしょう、よって、勝者赤座あかり選手ーーーー!』

カンカンカーン

 ワァー
    ワァー

「ウエェーン、怖かったよぉー」

京子「ああいうムキムキマッチョなタイプって」

京子「大体負けるんだよねーマンガ的お約束で」

ちなつ「まぁ、確かによく見ますけれどそれ」

結衣「それにしたってあんまりだろ・・・」


43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/30(日) 19:22:57.69 ID:guL592U5o


京子「これでわかったろー?私たちは、強い!」

京子「優勝は、もらった!」

結衣「あんま、認めたくないなぁ・・・」

ちなつ「私たちって、もっと現実的なキャラじゃ・・・」

「ちょっと!京子ちゃん!」


44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/30(日) 19:23:53.96 ID:guL592U5o


京子「ん?どこ?あかり」

「ここだよぉ!ここ!」

京子「元に戻らないと。どこにいるかわからないよー」

「もう!」


45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/30(日) 19:25:12.91 ID:guL592U5o

ポン

あかり「あんなおっかない人が出て来るなんて、あかり聞いてないよ!」

京子「いいじゃんか。勝てたんだからさー」

結衣「ああいうのを見ると、認めざるをえない・・・」

ちなつ「ええ、認めたくはないですけど・・・」


48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/19(土) 14:39:30.40 ID:X6KXGGVUo

(控え室)


あかり「もう、あかり帰るからね!」プンプン

京子「まぁまぁ、いいじゃんか勝ったんだから」

ちなつ「あんな勝ち方じゃ、対戦相手も納得できないでしょうね・・・」

結衣「いくらギャグマンガだからって、なぁ・・・」


49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/19(土) 14:40:06.76 ID:X6KXGGVUo


京子「さっすが、主人公らしい勝ちっぷりだったよ。ナイスあかり!」

あかり「え・・・?そ、そう?主人公ぽかった?」


50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/19(土) 14:42:06.14 ID:X6KXGGVUo


京子「そうだよ。このまま主人公パワーで、2回戦も突破だ!」

あかり「えへへ・・・。うん、あかり、何だかやれそうな気がしてきた!」

ちなつ「あかりちゃん、チョロすぎ・・・」

結衣「京子も、そうやって乗せるのやめろよ」


51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/19(土) 14:43:42.46 ID:X6KXGGVUo


京子「さーて、次の対戦相手は・・・。ほぉー、ふーん、なるほどねー」

あかり「どんな人が相手なの?」

結衣「さっきみたいなものすごい奴じゃないだろうな?」

ちなつ「まぁ、あれ以上ムキムキな選手もそうそう居ないでしょうけど」

京子「それは、対面してからのお楽しみー」


52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/19(土) 14:47:22.37 ID:X6KXGGVUo

(試合会場)


『さぁ、富山最強を決める富山アルティメット・グランプリ』

『これより、第2回戦の開始です!』

『第2回戦は、赤座あかり選手VS王羅 念気(オーラ ネンキ)選手ー!』

王羅「フゥーーーーーー・・・」ヒュゥゥ~

 ワァー
    ワァー

あかり「あれが、あかりの次の対戦相手?」


ちなつ「何だか、見た感じ普通ですね」

結衣「さっきのと比べると余計ヒョロっちく見えるな」

京子「んっふっふ、そう思うー?」


53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/19(土) 14:49:48.44 ID:X6KXGGVUo


結衣「あいつは、一体どんなヤツなんだ?」

ちなつ「そうですよ。教えて下さいよ」

京子「それはね・・・。あ、これからパフォーマンスが始まるから見てみ?」


54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/19(土) 14:51:16.93 ID:X6KXGGVUo


『さぁ、王羅選手のパフォーマンスです』

『リングの中に、電柱が運び込まれます!』

王羅「ホォォーーーーー・・・」ヒョォォ~


あかり「え?え?何?」


結衣「何だ、また電柱か?」

ちなつ「素手でへし折るんですか?何だか出来そうに見えませんけど」

京子「まーまー、見てなって」


55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/19(土) 14:53:19.97 ID:X6KXGGVUo


王羅「破ーーーーーーーーーっ!」

ドッゴォ―――ン!

『あーーっと、王羅選手の気功弾が炸裂したーーー!』

『電柱が、一瞬でまん中からへし折れたーーーー!』

 ワァー
    ワァー

あかり「ひ、ひえーーーーー―っ!」


ちなつ「な、何なんですかあれ!?」

結衣「て、手から何出したんだ!?」

京子「『気』だよ。『気』の塊をぶつけたんだ」


56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/19(土) 14:54:24.97 ID:X6KXGGVUo


京子「2回戦目になると、何かこう気とかそういうのを使う相手が出てくる」

京子「うーん、よくあるねぇー」

結衣「よくあるねぇー、じゃないだろ!」


57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/19(土) 15:02:04.14 ID:X6KXGGVUo


『一見、華奢に見える王羅選手ですが・・・』

『手から放たれる気功弾は、アフリカゾウさえ一撃で仕留めると言われています!』

王羅「ハァァァ・・・」ヒョォォォ~…

 ワァー
    ワァー

あかり「ちょ、ちょっとーーーーー!?」


京子「うーん、人って見かけによらないもんだねぇー」

結衣「そういう問題じゃないだろ!」

ちなつ「あんなの食らったら、怪我じゃ済みませんよ!」


58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/19(土) 15:06:26.04 ID:X6KXGGVUo


あかり「もうやだ!あかり、帰る!」

京子「大丈夫だって、ちゃんと作戦があるから」

あかり「もう、そんな事言って・・・」

カーン

京子「あ、ほらゴング鳴ったよ」

あかり「ちょ、ちょっとー!?」


59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/19(土) 15:08:30.29 ID:X6KXGGVUo


王羅「ヒョォォォ~~~・・・!」コォォォ…

『おーっと、あの構えは、戦車すら一撃で大破させるという・・・』

『王羅選手の必殺技、爆裂気功砲の構えだーーー!』


あかり「ひえーーーーーっ!」


結衣「あ、あかり!アッカリンだ、さっきみたく透明になって逃げろ!」

ちなつ「冷静になって聞いたら、凄いアドバイスですね・・・」

京子「・・・いや結衣、多分それだと」


60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/19(土) 15:12:53.83 ID:X6KXGGVUo


あかり「・・・あ、アッカリーンッ!」フッ

『おおっ、あかり選手の得意技、透明になって姿を消すが出たー!』

『これは王羅選手、あかり選手を捉える事は不可能かー?』

王羅「・・・フッ」


61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/19(土) 15:16:45.59 ID:X6KXGGVUo


王羅「私は、『気』を読む事が出来る・・・」

王羅「いくら透明になったとしても、お前の居場所はお見通しだ・・・」

『な、何と、『気』を自在に操る王羅選手の前では・・・』

『あかり選手の技が通用しなかったーーー!』

 ワァー
    ワァー

「ひっ、ひぃーーーーーっ!」


結衣「な、何だってー!?」

京子「ほらね。1回使った手って、2回目とか大概通用しなくなるんだよねー」

京子「お約束、お約束」

ちなつ「なにのん気なこと言ってるんですか!」


63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 04:37:30.80 ID:lkbiagorO
あかりの命の灯火が風前

64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 15:20:15.00 ID:up44Jwayo


京子「ほらあかり、無駄だから戻って戻って」

あかり「ど、どうしたらいいの!?」ポン

京子「では、あかりに勝つ方法を伝授しよう」


65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 15:23:28.46 ID:up44Jwayo


京子「・・・あかり。思い出すんだ」

京子「今まで、ごらく部で過ごしてきた日々を・・・」

あかり「え?ごらく部で・・・?」

―――
――


66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 15:24:52.80 ID:up44Jwayo

~回想~


結衣「ふー、いつもながらお茶が美味しいな」

京子「いやー、やっぱ緑茶には煎餅だよねー」パリポリ

ちなつ「つい食べすぎちゃいますよね。太っちゃいそうですけれど」

あかり「本当だよねー」パリポリ

ダラダラ…


67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 15:27:11.27 ID:up44Jwayo


あかり「さーて、あかりマンガ読んじゃおっと」

結衣「あー、私も雑誌でも読むか」

京子「じゃ私は読もーっと」

ちなつ「あ、あかりちゃん次見せてね」

ゴロゴロ…

―――
――



あかり「・・・何だか、ダラダラしたりゴロゴロしてる場面しか浮かんで来ないけど」

あかり「これが、どうかしたの?」

京子「・・・実は」


68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 15:35:44.99 ID:up44Jwayo


京子「それは全部、そうは見えないけど技の修行の一部だったんだ!」

京子「あかりは、知らない間に技の修行を積んでいたのさ!」

あかり「えっ、ええーっ!?」

結衣「いや、よくあるけどさそういうの。絶対今思いついただろ」


69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 22:11:36.07 ID:up44Jwayo


京子「だから、いつも部活でやってる事を思い出して戦えば・・・」

京子「絶対に勝てるはず!・・・たぶん」

ちなつ「言ってる事が適当過ぎますよ」

あかり「い、一体どうしたらいいの?」


70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 22:12:32.24 ID:up44Jwayo


王羅「何をゴチャゴチャやっている?」

王羅「そっちが来ないなら、そろそろこっちから行かせて貰うぞ・・・!」

シュオオオオ…!

『おーーーっと、王羅選手・・・』

『目に見える形にまで、「気」がふくれ上がったーーー!』

 ワァー
    ワァー

あかり「ひっ、ひえーーーーっ!?ちょ、ちょっと京子ちゃん!?」

京子「大丈夫だ、あかり!部活で学んだ事を思い出せ!」

あかり「お茶飲んだりマンガ読んだりしかしてないよーっ!?」


71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 22:23:24.81 ID:up44Jwayo


王羅「食らえ・・・爆裂気功砲ーっ!」

王羅「破ーーーーーーー!」

ドォーーーーーーーーーーーーッ!

『うおおーーーっ、ものすごい勢いの「気」だ!あかり選手、絶対絶命かー!?』

 ワァー
    ワァー

あかり「いやーーーーーーーっ!?」

京子「あかり、今だ、部活でいつもやるあれを!」

あかり「え、えっと・・・」


72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 22:29:13.42 ID:up44Jwayo


あかり「こう・・・?」

バチィィーーーーッ!

『あーーーっと、あかり選手』

『何と、お茶を飲む動作で猛烈な勢いの「気」を弾いたーーーっ!』

 ワァー
    ワァー

王羅「な、なにぃーっ!?」


京子「へっへーん。ほら見ろ。言った通りだろ?」

ちなつ「何で、あんなので攻撃をよけれちゃうんですか・・・」

結衣「これだからギャグは・・・」


73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 22:51:45.98 ID:up44Jwayo


王羅「く、くそーーーーーっ!」

ズドドドドド…!


『おーーーっと、王羅選手、連続気弾攻撃だーーーーっ!』

『それを、あかり選手・・・』


74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 22:54:44.86 ID:up44Jwayo


あかり「フンフン・・・」

バチバチバチィーーーッ!

『何と、床に寝そべってマンガを読む動作で全てかわしているーーーっ!?』


王羅「ちぃーーーっ!」


京子「どうだ、見たか!これぞ、ごらく部での日々の修行の成果だ!」

結衣「一体、何がどうなってるんだ・・・」

ちなつ「私たちも、いつの間にかできるようになってるって事でしょうかあれ・・・」


75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 23:26:36.92 ID:up44Jwayo


王羅「なかなかやるな・・・。だが」

王羅「かわすだけでは、試合には勝てない」

王羅「判定まで行けば、当たらなくても攻撃を多く出した方がポイントで勝つ・・・」

 ワァー
    ワァー

『あーーっと、確かに王羅選手の言う通り!』

『このまま判定にもつれ込んだら、あかり選手は圧倒的に不利だーーー!』


あかり「えっ、ええっ?」


結衣「あっ、そういうルールがあったのか!相手はそれを利用する気だな?」

ちなつ「い、一体どうしたらいいんですか?」

京子「そんなの、簡単じゃん」


76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 23:33:57.32 ID:up44Jwayo


京子「あかりの方から攻撃したらいいんだよ」

あかり「ええっ!?」

ちなつ「あ、あかりちゃんの方からですか?」

結衣「おい京子、いくら相手がマッチョじゃなくても一応成人男性だぞ?
それなりに鍛えてるっぽいし」


77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 23:41:05.11 ID:up44Jwayo


結衣「普通の殴り合いになったら負けるだろ」

京子「じゃあ、普通に殴りあわないであかりも必殺技を出したらいいじゃん」

ちなつ「え?必殺技?」

あかり「ど、どうやって?」


78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 23:54:47.77 ID:up44Jwayo


京子「お団子バズーカーって。ドカーンってさ」

あかり「無理に決まってるでしょーっ!?」

結衣「・・・いやあかり。出るんだよ多分。もうわかってきた」

ちなつ「ええ、さっきから非現実的な出来事ばかり起こってるんで、これはきっと・・・」


79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/06(月) 00:24:47.76 ID:mBK49rcp0


王羅「お前がいくら私の攻撃を防ぐ技を身に着けていようとも、無駄・・・」

王羅「はぁーーっ、いくぞっ、連続炸裂気功弾・・・!」コォォ~


『あ、ああっと!王羅選手の『気』が今までにないほどが高まるーーー!』

『これは、ものすごい技が飛び出しそうだーー!』


あかり「ひぃーーーーーっ!?」


京子「ほらさ、いかにもおだんごバズーカ撃てってフリだろあれ?」

京子「あかり、望み通りどーんとやっちまえ!」

結衣「お前はどうしてそうのん気にしてられるんだ」

ちなつ「ほんっとーに、京子センパイは人事だと思って」


80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/06(月) 00:26:58.63 ID:mBK49rcp0
だいぶ前に書いたのが残ってたのでサルベージしました

81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/06(月) 21:35:29.39 ID:mBK49rcp0


京子「ほらあかりー、さっさとおだんごバズーカ出さないと下手したらやられちゃうぞー」

あかり「お、お・・・」


82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/06(月) 21:36:28.09 ID:mBK49rcp0


あかり「おだんごバズーカーーーっ!」

王羅「だりゃりゃりゃりゃーーーっ!」ドドドド!

バチィーーーーーーーンッ!


『おおーーーーっ!王羅選手の『気』と、あかり選手のおだんごが』

『リング中央で、激しくぶつかるーーーー!さぁ勝つのはどっちだー?』


結衣「しかし、あの解説の人もよくこの状況に動じないな・・・」

京子「さあねー。よくある事なんじゃないのー?」

ちなつ「よくあるんですか・・・」


83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/06(月) 21:38:26.28 ID:mBK49rcp0


あかり「お、おだんごさん、頑張って!」

王羅「ム、ムウーーーッ!」ズドドド!

『王羅選手、やや押されているかー?』


ドゴオーーーーーーーーン!


『おあーーーっと!大きな爆発起こった!』

『さぁ、立っているのはー・・・?』


京子「お?」


84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/06(月) 21:39:50.80 ID:mBK49rcp0


あかり「あ、あの、大丈夫ですか・・・」

王羅「グウ・・・」


『な、何と!勝ったのは赤座あかり選手だーーー!』

『あかり選手、強豪の王羅選手に見事勝利ーーーー!』


京子「ほらな?」

結衣「ほらな、じゃないから」

ちなつ「もう、あと全部おだんごバズーカで優勝できるんじゃないですかね?」


85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/06(月) 21:41:34.97 ID:mBK49rcp0


京子「いいや、そうはいかない。1回使った技は次はまるで通用しなくなるのがセオリーだ」

結衣「何のだよ」

京子「それに、次の対戦・・・ほうほう、ふふーん。なるほど、こう来たかー」

ちなつ「次はどんな相手なんですか?」

あかり「ちょっと!京子ちゃん!あかりもう帰る・・・って、聞いてる!?」


86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/06(月) 21:42:48.42 ID:mBK49rcp0


『さぁ、富山最強を決める富山アルティメットグランプリも、ついに準決勝!』

『ここまで勝ち上がって来たのは、赤座あかり選手とー・・・』

あかり「うわぁーん、もうやだよー」


京子「今回は、あかりもちょっと苦戦するかなー?いや、どうかなー?」

ちなつ「もう、どんな相手が来るかまるきり予測がつきませんね」

結衣「しかし、あかりの場違い感が半端ない・・・」


87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/06(月) 21:43:58.81 ID:mBK49rcp0


『おっと、これは珍しい格闘術を使う選手が勝ちあがって着ましたよー?』

『対するは、バトルオセロ部副主将、場取 小瀬郎(ばとる おせろう)選手だーーーー!』


小瀬郎「・・・」

あかり「ば、バトルオセロ・・・?」


結衣「とうとう、よくわからん色モノのキャラが出てきたぞ・・・」

ちなつ「オセロ?あかりちゃん、意外とオセロ得意なんですよね?それなら」

京子「いいや!ただのオセロじゃない、バトルオセロだ。これはあかり、苦戦するかも」

ちなつ「ちなみに、バトルオセロって何なんです?」

京子「まぁ、これからやるパフォーマンスを見ればわかるさ」


88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/06(月) 21:45:33.10 ID:mBK49rcp0


『さぁ、小瀬郎選手のパフォーマンスです』

『オセロ板を挟んで、小瀬郎選手の前に電柱が運ばれて来ます!』

小瀬郎「・・・」

あかり「え?え?」


京子「さーさー、見ものだ。バトルオセロ、その正体が明らかに!」

結衣「また電柱か」

ちなつ「何をする気ですかね?まさか、へし折ったりとか?」


89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/06(月) 21:46:49.21 ID:mBK49rcp0


小瀬郎「・・・」パタ

ズドォーーーーン!

『おおーーっと、オセロをひっくり返す衝撃波で、電柱が真っ二つに折れたーー!』

『凄まじい破壊力!極めると、オセロはここまでの破壊力を発揮するーーー!』

 ワァー
    ワァー

あかり「ひぇぇぇーーーーっ!?」


京子「あれが、バトルオセロ・・・。初めて見たが凄まじい格闘術だ」

結衣「結局電柱へし折るだけって、今まで全部のと同じじゃないか」

ちなつ「あかりちゃん、そんな相手と2回も戦ってますよ?」


90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/06(月) 21:48:07.46 ID:mBK49rcp0


京子「いや!油断しちゃいけない。勝負は、ついにギャグ領域に入り込んだんだ」

結衣「ギャグ領域?」

ちなつ「何ですかそれ?」

あかり「ちょ、ちょっと!あれをどうしたらいいの?」


91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/06(月) 21:49:04.41 ID:mBK49rcp0


京子「今までの相手は、何だかんだでシリアス領域のキャラだった」

京子「ギャグマンガのキャラ相手なら、基本手も足も出ない・・・。そんな戦いだったんだ」

結衣「そ、そうなんだ」

京子「しかし、ついに私達と対等の力を持つを言える、ギャグ領域からの刺客が現れたというわけさ」

ちなつ「へ、へぇー・・・?」

あかり「京子ちゃん!わけがわからな過ぎだよ!」


92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/06(月) 21:50:13.08 ID:mBK49rcp0


京子「しかし、あかり!同じギャグ領域と言えど、あかりには絶対有利なポイントが1つある!」

あかり「え?ぜ、絶対有利なポイント・・・?何それ京子ちゃん」

京子「それは・・・」











93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/06(月) 21:51:16.18 ID:mBK49rcp0


あかり「え、えーっと・・・こう?」パタパタパタ

小瀬郎「・・・」



小瀬郎「参りました」ペコ

あかり「あ、いえ・・・」

『あーーーーっと、バトルオセロ部副主将、小瀬郎選手』

『普通に、オセロで負けたーーーーーー!』

 ワァー
    ワァー


京子「なー?私の言った通りだろー?」

結衣「主人公補正があるから、あかりが絶対勝つって何だよ・・・」

ちなつ「けど、何だかんだで次は決勝ですよ?」


94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/06(月) 21:53:16.44 ID:mBK49rcp0


京子「これでわかったろ!ギャグキャラに、さらに主人公補正がかかれれば、勝てない相手はない!」

京子「私たちは、強い!」

結衣「そもそも、私たちってこういう事するキャラなんだろうか・・・」

ちなつ「けれど、決勝まで来ちゃいましたね・・・」


95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/06(月) 21:54:15.00 ID:mBK49rcp0

(控え室)


あかり「京子ちゃん!もういいでしょ!」

京子「んー?もう決勝だぞーあかり」

あかり「だって、決勝だよね?すごく強い人が来たら・・・」

京子「だーいじょうぶだって。シリアス領域なら私たちに勝てないし」

京子「ギャグ領域相手でも、あかりには主人公補正があるだろ?」


96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/06(月) 21:55:51.17 ID:mBK49rcp0


京子「どーんな相手でも、勝てるヤツなんて居ないさ。楽勝楽勝ー」

京子「対戦相手表なんて、見なくたって余裕だもんねー」ヒラヒラ

結衣「おい、ちょっとはどんな相手か見て作戦ぐらい・・・」

ちなつ「すごいのが来たらどうするんですか?」

あかり「京子ちゃん、ちゃんとやろうよー」


97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/06(月) 21:57:09.96 ID:mBK49rcp0


『さぁ、富山最強を決める富山アルティメットグランプリ!』

『決勝進出者は、ここまで大健闘の赤座あかり選手とー・・・』

あかり「もう、これで最後なんだよね?」

 ワァー
    ワァー

京子「さーて、優勝賞金100万円まであと1勝だ!」

結衣「まぁ、その、何だ、もう気分的に余裕はあるな」

ちなつ「ええ、確かに今までシリアスでもギャグでも負けませんでしたしね」

京子「その上、主人公補正持ちのあかりに勝てる相手なんて居ないだろ!」


98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/06(月) 22:04:37.62 ID:mBK49rcp0


『・・・さぁさぁ、決勝に当然のごとく勝ち上がってきた、優勝候補筆頭!』

『富山を代表するキャラと言える、対戦相手はー・・・何とこの方』

『ドラ○○んだーーーーー!』


ド○○もん「はぁ、やれやれ。仕方ないなぁ」

あかり「ん・・・ぶ、ぶっひぇぇぇぇーーーーーっ!?ど、ド○ちゃんーー!?」

 ワァー
    ワァー

京子「お、おいいいいぃーーーー!?」

結衣「な、な、何だよド○え○んって!?」

ちなつ「ちょ、ちょっと!?どうなってるんですか!?」


99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/12(日) 14:41:39.98 ID:v85Ildl20


京子「く、くぞぉーっ!これは、当然予測される事だった・・・」

京子「富山が地元で、私たちと同じでどちらかと言うとギャグキャラ」

京子「なおかつ、主人公補正すら備えてると言える・・・」

京子「富山最強を決める格闘大会で、決勝でドラ○○んが出てくるのはある意味当然だったんだ」

結衣「い、一体どうしたらいいんだ?」

ちなつ「恐れ多くて、一部伏せ字になっちゃってますよ!?」


100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/12(日) 14:43:23.34 ID:v85Ildl20


京子「いやー、これは厳しい!今まで私たちが有利だった点が全く通用しない!」

京子「その上、作品の格というか、知名度とかは圧倒的に向こうが上だ・・・」

京子「何だよ・・・。いいよなード○○もん公園とか電車とかあってさ」

京子「それに富山の市や県のコラボ企画とか、まず真っ先に向こうになるし・・・」

結衣「そんな事いいから。何とかする方法はないのか?」

ちなつ「そ、そうだ、○ラちゃんってそんなに凶悪な攻撃力がないはずですから、そこを何とか上手く・・・」


101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/12(日) 14:44:59.69 ID:v85Ildl20


『さぁ、ド○えもん選手のパフォーマンスです。リングの中央に電柱が運び込まれます!』

『さーて、どんなパフォーマンスが披露されるのでしょうかー?』


ド○○もん「まったく、僕がなんでこんな・・・。はぁ、しょうがないなあ。それじゃあえーと」

あかり「えっ?えっ?」


京子「な、何だ?電柱をどうするんだ?」

結衣「ま、まさか電柱を素手でへし折るの?ドラ○○んが?」

ちなつ「そんなまさか、そんな光景マンガでもアニメでも一度だって・・・」


102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/12(日) 14:46:51.12 ID:v85Ildl20


ド○○もん「『空気砲』」ドゴォーーーーーン!


『あ、ああーーーっと!ドラ○○んの放った『空気砲』が』

『電柱を真ん中から真っ二つにへし折ったーー!実際この目で見ると、凄い威力だーーー!』

 ワァー
    ワァー

あかり「ひぃえーーーーーーーーー!」


京子「い、いかんぞ!向こうは思った以上に凶悪な攻撃力を有している!」

京子「あかりも、おだんごバズーカで対抗して・・・」

京子「って、ダメだ、一回でも披露した技は相手に通用しないセオリーが・・・くそっ!」

結衣「そのセオリーとやらは、何とかならないもんなのか・・・?」

ちなつ「ギャグも主人公補正も、向こうが上なんですよね!?勝ち目なんてあるんですか?」


103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/12(日) 19:31:28.12 ID:v85Ildl20


の○太「いいぞいいぞード○○えもん!」

の○太「そんな相手なんか、さっさとやっつけちゃってよ!」

ド○○えもん「のび○くん。僕は、こんな大会に出るのなんて本意じゃないんだからね」


あかり「き、棄権しよ!?ね!?ド○ちゃんに勝てるわけないから、色んな面で!?」

京子「ぐ、ぐーむ・・・。確かに、ギャグも攻撃力も、主人公補正も圧倒的に向こうが上・・・」

結衣「まぁ、あかりに勝てる要素が全くないし。これは棄権でも仕方ないだろ」

結衣「ま、同じリングに立っただけで光栄だな」

ちなつ「そうですね。あ、せっかくですから後でサイン貰いましょうよ」


104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/12(日) 19:33:16.21 ID:v85Ildl20


ド○○えもん「だいたい、どうしたのさのび○くん。いきなりこんな大会に出ろだなんて」

の○太「だってー、優勝したら賞金100万円だよー?それが手に入ったら」

の○太「し○かちゃんと、パーッとハワイ旅行に行くんだー」

ドラ○○ん「はぁ、そんな理由で・・・。ほんっとーにキミというやつは・・・」


あかり「そうだよね、良かった、○ラちゃんと戦わなくていいんだよね?」

京子「まぁ、戦ったらある意味一生自慢にはなるだろうけどな」

結衣「なかなか居ないだろうな、ドラ○○んと戦った事のある人は・・・」

ちなつ「自慢になりますかね・・・?」


105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/12(日) 19:53:48.97 ID:v85Ildl20


ド○○えもん「あの、すいません」

あかり「ん?」


ド○○えもん「ぼく、棄権します」

の○太「ええ!?」

あかり「え!?」


『おーーーっとぉ!ここで、意外な事態が発生だ!』

『優勝候補のドラ○○ん、まさかの棄権を宣言だーーー!』

 ワァー
    ワァー

京子「へ・・・?な、何で?」

結衣「え?き、棄権?向こうが?」

ちなつ「え?て、て事は・・・。あかりちゃんが優勝?」


106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/12(日) 20:22:59.71 ID:v85Ildl20


の○太「えー、棄権?何で?何でなのさドラ○○ーん」

ド○○えもん「いいかい○び太くん。賞金目当てでひとを格闘技の大会に出そうだなんて」

ドラ○○ん「その根性が気に食わない。さ、ほら帰るよ」

のび○「えー、そんなー。もったいないのー」


あかり「ド○ちゃん、大人・・・」

京子「ああ、場をスッと治めて・・・。意外と、大人なとこあるよね○ラえ○んは」

結衣「そうだね。ああいう性格の深さも人気の秘訣なのかも知れない」

ちなつ「京子センパイは、少しは見習ったらどうです」


107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/12(日) 21:40:25.07 ID:v85Ildl20


『えーー、それでは。色んな波乱万丈がありましたが・・・』

『富山最強を決める、富山アルティメットグランプリ。優勝者はー・・・』



『赤座、あかり選手ーーー、おめでとーー』



あかり「あ、み、皆さんありがとうございます、あかり、全然実感が沸きませんけど・・・」

 ワァー         イエー
     パチパチパチパチ
  ヒューヒュー


京子「ほらなー、これでわかったろ?」

京子「私たちは、強い!」

結衣「いやまぁ、ド○○えもんの棄権で決まったようなもんだけど」

ちなつ「でもまさか、優勝するとは思いませんでしたね」

―――
――


108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/12(日) 21:45:05.52 ID:v85Ildl20

(翌日、ごらく部)


京子「さて!優勝商品100万円をゲットした所で!」

結衣「あれは、たまたままぐれ勝ちみたいなもんだからな?」

ちなつ「そうですよ。単にラッキーだっただけですからね?」

あかり「あかり、あんな怖い思いするのは2度とご免だよぉ」


109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/12(日) 21:47:05.33 ID:v85Ildl20


京子「これを旅費に、次は富山と言わず世界格闘大会編がスタートする・・・」

結衣「また、そんな事言い出して・・・」

ちなつ「次は京子センパイが出てください」

あかり「あかり、もう出ないからね」


110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/12(日) 21:48:24.03 ID:v85Ildl20


京子「だって、こういうのってお約束だろー?なーに、大丈夫」

京子「私たちは、強い!」

結衣「それはもういいから。さーて、どこに行こっか?」

ちなつ「北海道なんてどうです?」

あかり「あー、いいかもねー」


終わり


111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/12(日) 21:49:29.71 ID:v85Ildl20
以上でした
読んでくれた方、ありがとうございました



SS速報VIPに投稿されたスレッドの紹介です

元スレ: 【ゆるゆり】京子「私たちは、強い!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1499604307/

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