ヘッドライン

美琴「ねぇねぇ」上条「はいはい、今度はなんだ?」禁書「二杯目!」その2


466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 22:36:50.10 ID:Ms1Evr520

CASE 421 めぐりあい宇宙


黄泉川さんち――


番外個体「たっだいまー♪」ルンルン


黄泉川「お帰り。何か良い事でもあったのか? ずいぶんとご機嫌じゃんよ」

番外個体「へっへー、じゃ~ん♪」ヒョイ

黒猫「みぃ~、みぃ~!(離せ! 離しやがれーー!!)」ジタバタ

黄泉川「おおっ、小猫か! こりゃ可愛いじゃん」


一方通行「うるせェ、スフィンクスちゃンの昼寝を邪魔するンじゃね……え?」ピタ


黒猫「みぃ~……(御坂ぁ……)」ウルウル

一方通行「ッッ!?!?」ズキュゥゥゥゥン!!!

番外個体「カワイイだろー♪ でもこの子はミサカのだから、あげないもんね」ニコニコ

一方通行「…………」プルプル

番外個体「どったの? 震えてるよ」ハテ?

一方通行「ぷりてィ……///」キュン

黒猫「みぅ?(ん?)」

ヒョイ

番外個体「ああっ!?」

一方通行「今日からオマエもうちの猫ちゃンだ。よしよし、良い子だなァ♪」ナデナデ

黒猫「みぃ!?(ぎゃああーーーー!? 上条さんは野郎に撫でられて喜ぶ趣味はありませーーーん!?)」ギャース


番外個体「ちょ、返せよ!? その子はミサカのって言っただろー!!」アセアセ

黄泉川「目がハートになってるじゃん。アイツの猫ちゃんスキーにも困ったもんだな」ヤレヤレ


467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 22:37:53.62 ID:Ms1Evr520

CASE 422 ポケットの中の戦争


黒猫「みぅ! みぅーーっ!!(離せっつってんだろ! 俺を何処へ連れてくつもりだ!!)」ジタバタ

一方通行「そンなに暴れたら落としちまう…」

黒猫「みゃあ!!(うおおおーーーーっ!!)」ピョン!

ツルッ

一方通行「しまったッ!?」ガビーン

黒猫「みゃふぅ~~♪(やった、脱出成功♪ あとは着地を…)」ヒューン

スポッ

黒猫「みゃみゃあ!?(暗っ!?)」ポケットイン

一方通行「…………」

黒猫「みぃ!? みぃ~……(それに生温かっ!? うう、不幸だ……)」モゾモゾ

一方通行「……///」プルプル


番外個体「第一位っ!! ミサカの猫を……って、なんで悶えてるの?」ハテ?


一方通行「お、俺のポケットの中で天使が……まいったァ……俺はまいったァ///」メロメロ

黒猫「みぅ!!(ぷはぁ!!)」ヒョコ


番外個体「ポッケから顔だけ出してる……///」プルプル



468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 22:38:51.77 ID:Ms1Evr520

CASE 423 逆襲の御坂


木山せんせーの研究所――


美琴「ねぇねぇ!」

禁書「わかってる、とうまを取り戻しに行くんだよ!」


木山「ならば、これを持っていきたまえ」ポイッ


美琴「っとと、何これ?」キャッチ

禁書「お薬のビンじゃないのかな」


木山「現在上条君に投与してある薬の解除薬だ。それを経口摂取すれば、髪がフサフサの状態で人間に戻れるだろう」


美琴「ありがと、んじゃ行きましょう!」タッタッタ

禁書「うん!」テッテッテ


◇ ◇ ◇ ◇


黄泉川さんち――


バーン!

美琴「こら妹っ!! お兄ちゃんを返してもらいに来……」ピタァ

禁書「どうしたの? ……はっ」チラッ


黒猫「みっ、みぃー(えっと、右前足を出しつつ左後足を……難しいな)」ヨチヨチ

番外個体「や~んカワイイー♪ プルプル震えながら歩いてるー♪」メロメロ

一方通行「あンよが上手♪ あンよが上手♪」●REC

黒猫「みゃうっ!?(ぬあっ!? 前足と後足が絡まって……ッ!?)」コケッ

コロン

番外個体「転んだ!?」

黒猫「みゃあ……。みぃぃ~~~っ!!(痛い……。ともかく起きあがっ……うぐぐ……起きあがれない!?)」ジタバタ

一方通行「頑張れっ! 自力でおっきするンだ!」●REC


黒猫「みゃぁぁーーーーーー!!?(くっそぉぉッ!! 思うように歩けねーし、起きあがれねぇぇーー!?)」ジタバタ


電磁目録「「~~~~~~ッッ///」」プルプル


469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 22:40:14.71 ID:Ms1Evr520

CASE 424 正義、再び……


黒猫「……みぅぅ(……ちくせう)」ションボリ

番外個体「きゃは☆いじけるなよー」ナデナデ

一方通行「オマエの電磁波を嫌がってるンだろ。邪魔だ、失せろ、あっちいけ」シッシ

黒猫「……みっ!(……あっ!)」

番外個体「うん? 何か面白いモノでも見つけたのかにゃーん?」チラッ


美琴「か、かわい~~~っ♪」メロメロ

禁書「みこと、しっかりして! あれはとうまなんだよ!」ユッサユッサ

美琴「ハッ、そうだった……!」


番外個体「ゲッ、おねーたま!?」

美琴「何がアンタの猫よ! 今すぐお兄ちゃんを返しなさい!!」ガァァ

一方通行「騒ぐンじゃねェ。ケンカなら外でやれ」ヒョイ

黒猫「みゃっ!?(こら、離せ一方通行!?)」ギャース

美琴「ちょっと、お兄ちゃんが嫌がってるじゃない!」

一方通行「はァ? 何処に上条がいるってンだ?」ハテ?

禁書「その黒猫ちゃんは、とうまが薬で変身した姿なんだよ」

黒猫「みゃあ! みゃあ!(インデックスの言う通りなんだ! 分かったら離してくれ!)」コクコク

一方通行「…………」

番外個体「第一位?」

一方通行「この小猫ちゃンが上条だと? それがどォした、そンな事実じゃ俺の正義は揺るがねェ」キリッ


電磁目録「「カワイイは正義!?」」ハッ!


470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 22:42:20.22 ID:Ms1Evr520

CASE 425 満場一致


美琴「た、たしかにカワイイけど、お兄ちゃんは嫌がってるじゃない」


黒猫「みっ、みっ(そうだそうだ)」コクコク


禁書「とうまを元の姿に戻すお薬もあるんだよ」

番外通行「「!?」」

美琴「だから…」

番外個体「ま、待ってよおねーたま。解除薬があるなら、何もそんなに焦らなくてもいいじゃん」アセアセ

黒猫「みゃっ!?(ちょっ!?)」ガビーン

一方通行「そォだ考え直せ、一日や二日このままでも誰も困らねェだろ?」ウンウン

黒猫「みゃみゃあ!!(馬鹿言うな、俺が困るんだよ!!)」ジタバタ

番外個体「ほら、こんなに小さくてもっふもふだよ?」

美琴「うっ、で、でも……」

一方通行「抱いてみろ。そうすりゃ俺たちの気持ちを理解できるはずだ」スッ


黒猫「みぅ……(み、御坂ぁ……)」ウルウル


美琴「わあ……てのひらサイズだ」ギュッ

黒猫「みぃ、みぃ!(今だ! 早く解除薬とやらを上条さんに!)」モゾモゾ

美琴「あははは、暴れないでよ、くすぐったいってばー♪」ニコニコ

禁書「み、みこと! 私も抱っこしてみたいんだよ」ウズウズ

美琴「えーっ、私も今抱っこしたばかりなのに」


番外通行「「……( 計 画 ど お り )」」ニヤリ


――数十分後


禁書「ねぇ、みこと」

美琴「うん、お薬は明日でいいや」ナデナデ

黒猫「みゃあああーーーーー!?!?(なんでだーーーーーー!? つーかピリピリする、めっちゃピリピリする!?)」ギャース


471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 22:43:41.92 ID:Ms1Evr520

CASE 426 電磁波(中)


美琴「ねぇねぇ!」

黒猫「みぅみぅ(はいはい、今度はなんだ?)」

美琴「誰に抱っこされるのが一番気持ちいい?」

黒猫「みぃ~?(んー、そうだなぁ……)」チラッ


禁書「わ、私なのかな?」ドキドキ

黒猫「……(ごめん、お前は何と言いますか扱いが雑なんです。もっと丁寧に扱って欲しい)」チラッ


美琴「やっぱり私よね!」ワクワク

黒猫「……(もちろん! ……と、応えたいのは山々なのですが、いかんせん電磁波がキツイです。ひげの辺りがピリピリするんだよ)」チラッ


番外個体「えっ……もしかしてミサカ?///」カァァ

黒猫「みぃ!(イグザクトリー! とても柔らかで良い匂いがして、電磁波も心地良いんです。アレだ、電気風呂みたいな感覚?)」スリスリ

番外個体「~~~~~~~ッ///」ギューッ

黒猫「みふぅ~///(あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~、スゲー癒される……///)」フニャフニャ


電磁目録「「そ、そんなぁ……」」ガビーン


472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 22:45:23.27 ID:Ms1Evr520

CASE 427 ムツゴロウ検定一級


番外個体「へへっ……えへへ……///」ナデナデ

黒猫「みゃあ~♪」ゴロゴロ

番外個体「今晩はミサカのベッドで一緒に寝ようね♪///」ニコニコ

黒猫「みぃ♪」

ヒョイ

番外個体「ああっ、また!?」

一方通行「調子に乗ってンじゃねェぞクソガキ」

黒猫「みゃみゃあ!?(ハッ! 俺は一体なにを……つーか何時の間にか一方通行に抱っこされてやがる!?)」ガビーン

番外個体「嫌がってるだろ! 返せっ、返してよ!」プンスカ

一方通行「誰が嫌がってるンだァ?」ナデナデ

黒猫「みゃあ! みゃ……あ?(上条さんに決まってるだろうが! さっきも言ったが野郎に撫でられて喜ぶ趣味は……あ、あれ?)」

一方通行「よォしよしよし」ナデナデ

黒猫「みゃあ~~♪」ゴロゴロ


番外個体「うそっ!? あんなに嫌がってたのに……」


一方通行「美学が足りねェオマエに一つ教えてやる。これがムツゴロウ検定一級の悪党だ、クソガキ」キリッ


禁書「冗談でもそんな子供騙しに引っかかるわけ…」ヤレヤレ

美琴「ねぇねぇインデックス! どこで資格を取れるのかしら!?」キラキラ

禁書「騙されないでっ!?」ガビーン


473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 22:48:18.12 ID:Ms1Evr520

CASE 428 プリスキン的なアレ


美琴「ねぇねぇ!」

黒猫「みぅみぅ……みゃ!?(はいはい、今度はなんだ……ハッ!?)」


番外個体「正気に返ったの!?」


黒猫「みゃみゃあーー!!(離せっ!! 何でかは知らんが、ここはヤバイ)」ジタバタ

一方通行「流石はヒーロー、一筋縄じゃいかねェか」

美琴「ほら嫌がってるでしょ! それはアンタの美学に反するんじゃないの?」

一方通行「鳴かぬなら、鳴かせてみせよう、ホトトギスってなァ!」ナデナデ

黒猫「み゛!?(ぎゃああーー!? 殺猫的なキモチ良さでまた理性ががが……!)」


番外個体「おねーたま!」

美琴「ええ、一時休戦してでもお兄ちゃんを取り返すわよ!」

禁書「……私はアクセラレータに撫でるコツを教えて貰いたいかも」ボソッ

美琴「!?」ガーン


一方通行「いいぜェ、暴食シスターは見所があるからな。だがオリジナル、テメェは駄目だ」ナデナデ

黒猫「みゃ……みゃうー……(み……御坂……お兄ちゃんはもう……)」グッタリ

美琴「お兄ちゃん! そんなヤツに負けないで……!」

黒猫「み、みゃあ!(うぐぐ……絶対遵守でも抗いきれない! 何かもう一手、もう一手あれば……!)」


スフィンクス「にゃあー(手を貸そうか少年、まさに猫の手だが)」ヒョコ


一方通行「スフィンクスちゃン!?」

禁書「久しぶりなんだよ」ウン

黒猫「みっ……!(ス、スフィンクス! 助けに来てくれたのか……!)」パァァ


スフィンクス「にゃーん(フッ、待 た せ た な )」キリッ


474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 22:50:27.61 ID:Ms1Evr520

CASE 429 番外幻想 反逆の上条さんR2


美琴「ねぇねぇ!」

黒猫「みぅみぅ(はいはい、今度はなんだ?)」※スフィンクスの登場により解放されました

美琴「えへへ……///」ギューッ

黒猫「みぎゃーーーー!?(のわああーーー!? 毛が逆立つーーーー!?)」ピリピリ

禁書「みこと、私にも抱っこさせて!」

ヒョイ

美琴「ああっ!?」

黒猫「みぃ~(やれやれ、助かったぜ)」

禁書「あははっ♪ ちっちゃくてカワイイかも」ギューーーッッ!!!

黒猫「ふぎゃああーー!?(いってぇぇーーー!? ちょ、インデックスさん力強すぎ!!)」ギャース

番外個体「なにやってんだか」ヤレヤレ

ヒョイ

禁書「ワ、ワースト?」

番外個体「嫌がるコトするなよなー。この人怯えてるじゃん」ナデナデ

黒猫「みふぅー(あれー? いつも傍若無人なワーストさんが女神の如き包容力を……ま、気持ちいいからどーでもいいや)」ゴロゴロ

番外個体「今日のところはミサカが預かるから……///」ニッコニコ

美琴「そ、そんなのダメよ!」アセアセ

番外個体「あ、寝ちゃった」ナデナデ

黒猫「Zzzz……(すまん御坂。ここは寝たふりでやり過ごそう)」スヤスヤ

番外個体「これはもう早急にベッドで寝かせる必要があるね。てなわけでミサカも寝るから、またねおねーたま///」イソイソ


美琴「ぐぬぬ、こうなったら……」


475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 22:52:32.64 ID:Ms1Evr520

CASE 430 幻想殺しの消失


美琴「ねぇねぇ!」

番外個体「はいはい、まだ帰ってなかったの?」

美琴「……えいっ!」

ヒョイ

黒猫「み゛!?(な、なんだぁ!?)」ビクッ

番外個体「ちょっ!?」

美琴「こうやって右手に触れていれば、電磁波は無効化されるはず! ……肉球ぷにぷにしてる」プニプニ

黒猫「みぅぅぅ……(でででで電磁波あばばばば……)」ピリピリ

番外個体「ッ!」

ヒョイ

番外個体「何やってんだおねーたま!」ガァァ

美琴「え、だってお兄ちゃんの右手なら…」オロオロ

番外個体「右手なんてあるわけないじゃん! 今この人は四足歩行の猫ちゃんなの!」プンスカ

禁書「……みこと、右手じゃなくて右前足なんだよ」

美琴「!?」ガビーン

番外個体「やっぱおねーたまには任せられない。さあ帰った帰った」シッシ

黒猫「みゃあー(あのぅ……お気持ちは大変ありがたいのですが、解除薬を飲ませていただければ万事解決なのでは?)」ウルウル

番外個体「あなたの背中はミサカが守るから。……ね?///」テレテレ

黒猫「……みぃ(……はぁ、言葉が通じないってのは不便だなぁ)」


翌日、解除薬を飲むと幻想殺しも復活したそうな


490 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/21(木) 01:22:03.43 ID:yKwgpHXa0

CASE 431 取り戻した日常


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度は何だ?」

美琴「…………」

上条「どうしたんだ?」ハテ?

美琴「…………」ギューッ

上条「ハハ、ホントにどうしたんだよ。今日の御坂は甘えん坊だなぁ」

美琴「だって、こんな風に甘えられるのが嬉しいんだもん。当たり前の日常が、どれだけ貴重か思い知ったもん……」

上条「そうだな」ナデナデ

美琴「もうあんな思いは嫌なんだから……」

上条「……わかってる」

美琴「もう絶対に負けたらダメなんだから……約束、なんだから……」

上条「ああ、約束だ。御坂のお願いには逆らえないからな」


禁書「むうーっ!! 私の世界に侵入するとは生意気な! 闇霊さんめ、速攻で返り討ちにしてあげるんだよ!」ピコピコ


美琴「…………」ウルッ

上条「だ、大丈夫だから! インデックスが遊んでるのはフルダイブ式のゲームじゃないから!」アセアセ


491 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/21(木) 01:23:23.73 ID:yKwgpHXa0

CASE 432 ゲーム禁止令


美琴「ねぇねぇ!」

禁書「この侵入者、結構手強いかも」ピコピコ

美琴「ねえってばー!」ユッサユッサ

禁書「回復!? フフフ、この私に舐めプなんていい度胸かも。バックスタブいただきなんだよ!」ピコピコ

美琴「インデックス! 無視しないでよ!」

禁書「くっ、流石に脳筋は堅いんだよ。こうなったら距離をとって魔法で狙い撃ちするしか!」ピコピコ


美琴「……インデックスが無視する」クスン

上条「スゲー、インデックスまじでうめえ」

美琴「お兄ちゃんまで!?」ガビーン


◇ ◇ ◇ ◇


一時間後


美琴「一週間ゲーム禁止!」

禁書「ええーっ!?」ガーン

上条「おっ、インデックスがやめたなら次は上条さんの番だな♪」

美琴「お兄ちゃんもゲーム禁止っ!!」ガァァ

上条「なんで俺まで!?」


492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/21(木) 01:24:41.69 ID:yKwgpHXa0

CASE 433 賞品


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度は何だ?」

美琴「統括理事会から賞品の希望アンケートが届いたんだけど」

上条「あー、例のクリア特典か」

禁書「最新のゲーミングPCが欲しいんだよ! もちろんフルダイブ環境もセットで!!」キラキラ

美琴「インデックスは商店街の飲食フリーパス、と」カキカキ

禁書「ああっ!?」ガビーン

上条「まああんな事件があったんだ。諦めてくれ」ポン

禁書「うう~~、仕方ないんだよ……」ガックリ

美琴「私は何にしよっかなー」

上条「カエルは無しの方向でお願いします」

美琴「なんでよ! それにカエルじゃなくてゲコ太っ!!」ガァァ

上条「ああケロヨシだったな、うん」ニヤニヤ

美琴「分かってておちょくってるなー! このっ、このっ!!」ポカポカ

上条「あはは、何のコトやら皆目見当がつきませんな」


禁書「ふふん、みことのお願いは私が決めてあげるんだよ」カキカキ


494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/21(木) 01:25:50.48 ID:yKwgpHXa0

CASE 434 黒服


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度は何だ?」

美琴「早く出ないと遅刻しちゃうわよ」

上条「おう、んじゃ行ってきます」

禁書「二人とも行ってらっしゃい」

美琴「行ってきまーす♪」


禁書「むふー♪」ニヤリ


◇ ◇ ◇ ◇


通学路


上条「おっと、もう分かれ道か」

美琴「うう……また放課後ね」ションボリ

上条「ああ、御坂も車に気をつけて行くんだぞ」フリフリ

美琴「はぁーい」フリフリ


美琴「はぁ、学校はお兄ちゃんもインデックスも居ないから退屈なのよねー」テクテク

黒服「失礼、御坂美琴さんですね?」

美琴「……そうだけど、誰?」

黒服「統括理事会の命で貴女をお迎えにあがりました」

美琴「!?」


496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/21(木) 01:26:46.53 ID:yKwgpHXa0

CASE 435 拒否権


美琴「統括理事会が今更なんの用?」バチッ!

黒服「おやおや、こちらは穏便に済ませたいのですが」

美琴「だったらこのまま大人しく消えなさい」

黒服「それは承服しかねます。私もガキの使いではありませんので」

美琴「そう。なら少し痛い目にあって…」

黒服「いいのですか? ここで騒ぎを起こせば、貴女も貴女の兄君も些か困ったコトになりますよ」

美琴「くッ……」ギリッ

黒服「ご理解いただき幸いです。ではお車を用意しておりますので、こちらへ」


◇ ◇ ◇ ◇


車内


黒服「時間が押してますので簡単に説明させてもらいます」

美琴「…………」

黒服「目的地に到着次第、こちらへ着替えてください」スッ

美琴「え、これって……?」


497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/21(木) 01:27:55.16 ID:yKwgpHXa0

CASE 436 四人目


とある高校


上条「おいーっす」


土御門「おはよーさん、カミやん」

青ピ「……今日も幸せオーラ全開やね。どうせ可愛い妹ちゃんと仲よう登校したんやろ、そうなんやろ!?」ガァァ

上条「違うぞ」

青ピ「へ……? そうなん?」

上条「可愛いなんて陳腐な言葉じゃ足りねえ。全国妹ランキング一位間違いなしの超絶ふつくしい御坂と、この上なく楽しく登校したんだよ」デデン

土御門「なんだと! 舞夏を差し置いて一位とは聞き捨てならねえぜよ!!」ガタッ

上条「いいぜ。どっちの妹が素晴らしいか、ここで白黒つけようじゃねーか」

土御門「ハッ、新参が調子に乗りやがって。同じレベル5だろうが、上には上が居ることを教育してやる!」

上条「上等だ! 『絶対に負けてはならない』という御坂の願いを遵守する以上、俺に敗北はねえ!!」ゴゴゴゴ

土御門「それがどうした! 神だろうが騙しきるオレの嘘に不可能はない!」ドドドド


青ピ「……なんやろな、この疎外感」ションボリ

一方通行「コアラの○ーチ食うか?」スッ

青ピ「君だけや……! 君だけが僕に優しいっ!! 結婚してください!」

番外個体「なーにやってんだかねえ(ま、またあの薬を飲んでくれないかな? そうしたら……///)」ドキドキ


ガラガラ


小萌「おはよーございますなのですよー。今日はまたまた転校生がやってきたのですー」


498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/21(木) 01:29:46.06 ID:yKwgpHXa0

CASE 437 飛び級


小萌「男子のみなさんに朗報なのですー。転校生は可愛い女の子だったりしまーす」


青ピ「僕ぁ真実の愛を見つけたし、どーでもええよ」

土御門「オレも舞夏以外は興味無いからなんでもいいぜよ」

上条「俺も御坂にちょっかい出さねえなら何でもいいや」ウン

吹寄「貴様ら……」ビキビキ

姫神「フフフ。上条君もすっかり変態の一員になってしまった……。でも負けない」


小萌「はいはーい、静粛にー。今度の転校生は飛び級の天才ちゃんなのですよー」


一同「おおっ!」スゲー


小萌「では入ってきてくださーい。みなさん拍手ー、ぱちぱちぱち」パチパチパチ


ガラガラ


美琴「…………」テクテク


上条「あ、あれ? おい土御門」

土御門「なんだ?」

上条「目がおかしくなっちまった。転校生がマイラブリーシスターに見えるんですが」ゴシゴシ

土御門「どっからどう見ても超電磁砲ぜよ」


美琴「あっ、お兄ちゃん♪」フリフリ


上条「ここにおる! お兄ちゃんはここにおりますぞーーー!!!」ガタッ


499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/21(木) 01:31:35.51 ID:yKwgpHXa0

CASE 438 捲土重来


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度は何だ?」

美琴「何かいきなり拉致られたと思ったら、常盤台を強制卒業させられて飛び級でここに編入されちゃったんだけど!?」アタフタ

上条「なんですと!?」ガビーン

美琴「どどど、どうしよう!? こんなの絶対おかしいわよ!?」オロオロ

上条「落ち着くんだ御坂。逆に考えるんだ、学校でも一緒にいられるなら別にいいさと、こう考えるんだ!」

美琴「そ、そうか!」

上条「大覇星祭も一端覧祭も御坂と同じクラスで参加できるし!」

美琴「毎日お兄ちゃんと一緒……?///」イヤンイヤン

上条「これはもう片時も離れるなという天の配剤に違いあるまいっ!!」

美琴「馬鹿ぁ……そ、そんなコト言われたら……ふにゃー///」ビリビリッ!!

上条「ほら、突然の漏電にも対応できる! やっぱこれは必然なんだよ」パキーン


小萌「はわー、ホームルームそっちのけで二人だけの世界なのです……」ションボリ

姫神「大丈夫。諦めなければ試合終了じゃない……!」

土御門「無駄無駄、カミやんは世界に七人しかいない最強のシスコンの一角なんだぜい? 妹以外なんてアウトオブ眼中ぜよ」ケラケラ

番外個体「……ッ」イライラッ

一方通行「あ、ラッキーコアラ」パァァ

青ピ「え、それ都市伝説とちゃうの!?」ガビーン


500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/21(木) 01:34:56.97 ID:yKwgpHXa0

CASE 439 犠牲者


禁書「むふふー、みことの驚く顔が目に浮かぶんだよ♪」

ステイル「まったく無茶をする」ヤレヤレ

禁書「あんな悲しい思いをしたんだから当然の処置かも。それに私はまだ怒ってるんだよ?」ジトー

ステイル「そ、そんな目で見られてもだね、悲しい宮仕えの性というか……」オロオロ

禁書「ふーん」ジトー

ステイル「僕を責めるのは筋違いだろう!?」

禁書「ステイルが黙ってたせいで、みことはとぉぉーーーーーーーーっても悲しんだのに。サイテー」ジトー

ステイル「ぐはっ!?」グサッ

禁書「一歩間違えれば心が壊れてたかもしれないんだよ。そうだというのに、ステイルときたら!」プンスカ

ステイル「だ、だからといって勝手に他人の進路を決めるのはどうなんだい?」

禁書「みことの進路はお嫁さんだから問題ないもん。誰も不幸にならないんだもん!」プイッ


◇ ◇ ◇ ◇


常盤台中学


黒子「は……? お姉さまが飛び級で進学された?」ポカーン

教師「本人の強い希望と、統括理事会の後押しがあったそうだ」

黒子「え、えっ?」オロオロ

教師「ハハハ、これで我が校のレベル5も食蜂だけになってしまったな。白井は高位のレベル4だから特に期待しているぞ」

黒子「お、お姉さまと黒子を繋ぐ貴重な接点がががッ……!?」

ピロリーン♪

黒子「このような時にメール……ッ、お姉さまから!?」pi


From 美琴お姉さま
Sub  あのね
――――――――――
やっほー♪ お兄ちゃんと同じ高校に通うことになったの!
幸せすぎでおかしくなっちゃいそう ヾ(*´∀`*)ノ キャッキャッ♪



黒子「黒子は……黒子は不幸すぎておかしくなりそうですのォォォーーー!!!!」ギャース


501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/21(木) 01:36:04.61 ID:yKwgpHXa0

CASE 440 有頂天


美琴「ねぇねぇ!」

禁書「おかえりなさい、みこと」

美琴「ただいまー! あのね、私ね、おに、おおお、お兄ちゃんと一緒のクラスで、とと、飛び級でね!?」ワタワタ

禁書「もう、みことったら。少し落ち着いて?」ニコニコ

美琴「う、うん! すぅ~~、はぁ~~……よし落ち着いた」

禁書「それで何かあったのかな?」

美琴「えっとね、その……お兄ちゃんと同じ学校に、しかも同じクラスに通うことになったの///」テレテレ

禁書「それはビックリかも」

美琴「でしょ? でも嬉しいなぁ……///」

禁書「ふふ、よかったね みこと」ニコニコ

美琴「うんっ!!」


上条「……ところでこの燃え尽きた物体は何でせう?」

ステイル「」マッシロ


禁書「さあ? 私は知らないんだよ」プイッ


507 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/21(木) 02:58:07.37 ID:6Om6t3Xy0
インさんコアゲーマーすぎだろwwww

510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/22(金) 03:10:06.26 ID:uWIsAZ380
御坂さんが幸せそうで何よりです

519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/02(火) 00:16:15.74 ID:6eGjM3yH0

CASE 441 中止


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度は何だ?」

美琴「今日は何の日でしょうか? 回答時間は10秒! じゅう、きゅう、はち、なな」

上条「えーっと、今日は四月一日だから…」

ゲコッ ゲコッ ゲコッ ゲコッ

美琴「あ、電話だ。……ママから?」pi

美鈴『やっほー美琴ちゃん元気してるー?』

美琴「うん、そっちは?」

美鈴『そりゃ元気いっぱいよ。今日だってジムに行くし、離婚するの中止したし♪』

美琴「ふ~ん………………え、今なんて?」ピシリ

美鈴「あれー? ケータイのバッテリーが切れかかってるー。じゃあ美琴ちゃんまたねー」ボーヨミ

美琴「待ちなさいよ! そんな今更何言って……切れちゃった」プツッ


上条「なあインデックス、今日って何の日だっけ?」

禁書「んー、イースターマンデーじゃないのかな」


520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/02(火) 00:17:04.81 ID:6eGjM3yH0

CASE 442 家庭崩壊再び


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度は何だ?」

美琴「ママたち離婚を取り止めにするって……」オロオロ

上条「はぁ?」

禁書「うん?」ハテ?

美琴「どど、どーしよう!? このままだと三人で暮らせなくなっちゃう!?」

禁書「ええっ!?」ガビーン

美琴「私、そんなのやだよ! ねぇお兄ちゃん、一体どうすればいいの!?」

禁書「私も嫌なんだよ! とうまとうま、……とうま?」


上条「二人とも何をそんなに慌ててんだよ。別にいいじゃねーか、親が離婚しようが復縁しようがさ」


電磁目録「「ッ!?」」


521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/02(火) 00:18:29.40 ID:6eGjM3yH0

CASE 443 冷静


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度は何だ?」

美琴「お兄ちゃんこそ何でそんなに冷静なのよ!」

禁書「そうなんだよ! とうまは危機感が足りてないかも!」

上条「そうかぁ?」

美琴「うう~! もっと真剣に考えてっ!!」ガァァ

上条「俺たちの勝利条件は今の生活を維持する事。そして両親sの復縁は、勝利条件を脅かさない。だから慌てる必要も無い」スラスラ

美琴「な、なんで?」

上条「御坂は規則に厳しい常盤台を卒業しただろ。インデックスは最初から何も問題ないし、現状をとやかく言われる筋合いは誰にも無いじゃん」

美琴「……ほんとに?」

禁書「いまいち釈然としないのだけど……」

上条「まあさっきのは建前で、本音を言えばだな」ギューッ!!

禁書「ちょっと、とうま!?///」

美琴「お、お兄ちゃん!?///」

上条「お前らの笑顔を曇らすようなマネは絶対にさせねえ。誰だろうと、何が起ころうと絶対にな。だから心配すんな」

美琴「……うん、わかった///」テレテレ

禁書「わ、わかったから! 恥ずかしいから放してー!?///」カァァ


522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/02(火) 00:20:00.84 ID:6eGjM3yH0

CASE 444 誤算


美鈴「おっかしいなー。何のリアクションも返ってこないなんて……う~ん」

詩菜「あらあら、どうされたんですか?」

美鈴「今日はエイプリルフールでしょう? せっかくだから美琴ちゃんをからかってやろうと思って電話したんだけど」

詩菜「うふふ、美鈴さんのイタズラ癖には困ったものですね」クスクス

美鈴「だって美琴ちゃんってば、最近は当麻君とインデックスちゃんの事ばかりで、私の相手をしてくれないんだもん」

詩菜「そうですね。私も少し寂しいです」

美鈴「でしょう?」

詩菜「でも美琴さんを悲しませるような嘘はいけませんよ」メッ

美鈴「ぶーぶー! 詩菜さんキビシー!」

詩菜「あらあら、聞き分けのない人には■■……しちゃいますよ?」ニッコリ

美鈴「ひっ!?」ビクッ

詩菜「ふふ、冗談です♪」

美鈴「あ、あはは……(絶対うそだぁぁーー!? ■■って何、■■って何なの刀夜さーん!?)」


◇ ◇ ◇ ◇


刀夜「ひっ!?」ゾクゾクッ

旅掛「おや、どうしましたか上条さん」

刀夜「いえ……かあさ、もとい詩菜がキレた気配を感じまして」

旅掛「ハッハッハ! なるほどなるほど」

刀夜「普段が穏やかなだけに、怒ると怖くて……ハハ、御坂さんの前ですみません」

旅掛「とんでもない! そこも含めて彼女の魅力ですからな」ワッハッハ

刀夜「そ、そうですか」


523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/02(火) 00:21:10.95 ID:6eGjM3yH0

CASE 445 万愚節


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度は何だ?」

美琴「さっきのクイズなんだけど、答えはエイプリルフールだったのよ」

禁書「いわゆる万愚節だね」

上条「たしか嘘をついてもいい日なんだよな」

美琴「うん。だからね、誰かにイタズラしない?」ニヤニヤ


禁書「…………」チラッ

上条「…………」コクリ


美琴「あ、ああーーっ!! いま目でサインを送ってた!?」

上条「はて?」ニヤニヤ

禁書「気のせいだよ」ニヤニヤ

美琴「うそだっ!! その顔は私をいじめる時の顔だー!?」ギャース


幻想目録「「…………」」フイッ


美琴「目ぇ逸らすなーー!」プンスカ


524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/02(火) 00:21:59.76 ID:6eGjM3yH0

CASE 446 嘘


禁書「とうまとうまー」

上条「はいはい、何でございますかインデックスさん?」

禁書「とうまの妹は酷い人間なんだよ。人を騙して遊ぼうなんて信じられない」

上条「完全に同意ですな。うちのミコっちゃんは良い子だと思っていたので、裏切られた気分です」


美琴「だ、だって今日は嘘をついても許される日だし」オロオロ


禁書「言い訳なんてしていいわけ?」

上条「まったく、何時からミコっちゃんは悪い子になってしまったのか。罰として今日から一人で寝てもらいますからね」


美琴「!?」ガーン


上条「ナデナデしたり抱きしめたり、あとは手を繋いで通学するのも禁止ですね」

禁書「もう一緒にお風呂に入らないかも」


美琴「え、うそ……」


幻想目録「「うん、うそ♪」」

美琴「…………」


上条「あはは、嘘に決まってるだろ。御坂を甘やかせないなんて、上条さんは寂しくて死んでしまいます」ニヤニヤ

禁書「私もみことに甘えてもらえないと寂しいんだよ」ニヤニヤ

上条「ですよねー♪」

禁書「うん、私たちはみことが大好きなんだもん♪」


美琴「……///」プルプル


上条「おやおやー? ミコっちゃん、お顔が真っ赤ですのことよ?」ニヤニヤ

禁書「きっと照れてるんだよ。みことは照れ屋さんだから」ニヤニヤ


美琴「うっ、うるさぁぁーーーい!!!///」プンスカ


525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/02(火) 00:22:55.74 ID:6eGjM3yH0

CASE 447 つい


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度は何だ?」

美琴「私は怒ってるんだからね!」プンスカ

禁書「ごめんね、みこと。少しだけ反省してるかも?」

美琴「少しだけ!? しかもなんで疑問形なのよっ!!」


上条「むむ、ではこの上条、不肖の兄として腹を切って詫びる所存! インデックス、介錯を頼む」キリッ

禁書「承知したんだよ」


美琴「ええっ!? それはやりすぎ…」

上条「まあ嘘だけどな♪」ニッコリ

美琴「またか! また騙したのか!?」プンスカ

禁書「やだなー、せっかくの万愚節なんだから満喫しないと損でしょう?」ニッコリ

美琴「だからって、どーして私ばっか騙すのよー!」


幻想目録「「表情をコロコロ変える御坂(みこと)が可愛くて、つい♪」」テヘ


美琴「つい♪ じゃねーっつの!///」テレテレ


526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/02(火) 00:23:59.46 ID:6eGjM3yH0

CASE 448 プチ家出


禁書「みことみことー」

美琴「ふん……」プイッ

上条「調子に乗ったお兄ちゃんたちが悪かったからさ、機嫌を直してくれよ」

美琴「知らない。意地悪な二人なんて嫌いなんだから」ツーン


上条「そんなっ!?」ガビーン

禁書「ううっ……みことに嫌われちゃった」ヨヨヨ

上条「もう生きてる意味がねえ……」

禁書「出家して悔い改めるしかないのかも……」


美琴「なーんてね♪ やーい、騙されてやんのー♪」チラッ


シーン……


美琴「あ、あれ? 二人ともどこ行っちゃったの!?」キョロキョロ


◇ ◇ ◇ ◇


バンッ!!

美琴「おにいちゃーん! インデックスー! さっきのは嘘っ!! ほんとは大好きだからー!?」アセアセ


上条「うん、知ってる」ニヤニヤ

禁書「私たちが部屋に居ないのに気付いてから部屋を飛び出すのに、たったの三秒だったんだよ」ニヤニヤ


美琴「あ、あ、ああああ///」プルプル


上条「寂しくなって上条さんを探すミコっちゃん萌えー」ニヤニヤ

禁書「違うんだよ。みことは私を探そうとしたんだよ」

上条「いや俺だろ」


美琴「アンタたちはぁぁーーーーーーーー!!!///」ガァァ


527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/02(火) 00:25:00.65 ID:6eGjM3yH0

CASE 449 きこえなーい


上条「御坂さーん?」

美琴「あー! あー! きこえなーい!」


禁書「……耳を塞いで拗ねちゃったんだよ」

上条「ならばその防御を突き破るまで!」

禁書「どうするの?」ハテ?

上条「御坂(せかい)の中心で愛を叫ぶ! 俺は御坂が大好きだあああああああああああああああああああ!!!!」

禁書「私もみことを愛してるううううううううううううううううううううう!!!!」


美琴「~~~~~ッ///」カァァ


上条「お兄ちゃんだけど、愛さえあれば関係ないよねっ!!!」クワッ

禁書「何がとは聞かないけど、多分大丈夫なんだよっ!!!」キリッ


美琴「き、きこえなーい……///」


528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/02(火) 00:26:46.56 ID:6eGjM3yH0

CASE 450 語尾


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度は何だ? 好き好き大好き御坂あいしてるー!」

美琴「ふにゃ!?///」

禁書「どうしたの? みことだーいすき♪」

美琴「ご、ごご、語尾がおかしい……///」モジモジ

上条「どこが? 世界で一番ミコっちゃんが好き!」ハテ?

禁書「どこもおかしくないんだよ。みことラブなんだよ」

美琴「わかったから! 二人の気持ちはよーっくわかったから!///」イヤンイヤン


上条「うそだな」キッパリ

禁書「うそだよ」キッパリ


美琴「はぇ?///」

上条「宇宙よりデカイこの気持ちを、そう簡単に伝えきれるわけがないっ!!」

禁書「なら伝えきれるまで叫ぶんだよ、とうま!」

上条「おう! お兄ちゃんは、御坂のお兄ちゃんで本当に幸せだああああああああああああああああああッ!!!!」


美琴「あ、愛が痛い……///」フニャー



レベル5とレベル4の間には、隔絶した差があると思い知らされたミコっちゃんなのだった


531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/02(火) 01:15:03.36 ID:0vwQd0j10
嘘をついても本音でもどちらでも幸せになってしまう究極の仲良し一家だな。

536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/03(水) 01:06:53.73 ID:nTKOTifk0
強くてニューゲームのインデックスとのギャップが激しすぎるwwww
だがそれがいい

538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/15(月) 19:06:21.57 ID:pNsOwPky0

CASE 451 お花見


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度は何だ?」

美琴「お花見したい!」

禁書「さんせーなんだよ!」

上条「そうだな、じゃあクラスの連中や一方通行たちを誘ってみるか」ウン

美琴「私はお弁当を作るわね」

禁書「みこと、私も手伝うね」

美琴「えっ、こ、こっちは一人で十分だからお兄ちゃんを手伝ってあげて?」アセアセ

上条「そうだぞインデックス! え、えっと何か、何か手伝ってもらえる事は……」アセアセ

禁書「むぅぅーー!! 二人とも馬鹿にして!」プンスカ

美琴「だ、だって……」

上条「死人が出てからじゃ遅いだろ?」

禁書「ひどっ!?」ガビーン


◇ ◇ ◇ ◇


お隣さんち


ステイル「フムフム、なるほど……お花見か」

土御門「……壁に紙コップを当てて何をしてるのかにゃー?」

ステイル「土御門、早急にお花見の準備が必要みたいだ。僕は先行してベストプレイスを確保する」キリッ

土御門「涙ぐましい努力だぜい……」ホロリ


539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/15(月) 19:07:08.73 ID:pNsOwPky0

CASE 452 千客万来


とある公園


ステイル「勢い勇んで来たはいいが」


花見客A「」デン

花見客B「」デデン

花見客C「」デデデン

――以下略


ステイル「クソッ、完全に出遅れた! 何処か……まだ何処か空き場所が残っていないか」キョロキョロ


ベストプレイス『』テッテレー


ステイル「あった!!」パァァ

黒子「ありましたの!」パァァ


ステイル「うん?」ハテ?

黒子「はい?」ハテ?


540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/15(月) 19:08:05.10 ID:pNsOwPky0

CASE 453 争奪戦


ステイル「……悪いけど、そこは僕が最初に目をつけたんだ。君は別の場所をあたってくれ」

黒子「なっ! わたくしの方が先に見つけましたのに!」

ステイル「いいや、僕の方が早かった」フフン

黒子「あなたの主観なんて当てになりませんの! ここは公平にじゃんけんで決着をつけましょう」

ステイル「いいだろう、Fortis913! 我が名が最強である理由をここに証明する!」クワッ

黒子「わたくしも風紀委員の末席に名を連ねるもの。勝たせていただきますの!」キリッ

ステイル「では……」

黒子「いざ……」


ステ黒「「最初はグー! じゃんけんぽんっ!!」」


ステイル「」チョキ

黒子「」グー


黒子「やりましたわ! わたくしの勝利ですの!」キャッキャ

ステイル「…………」

黒子「さあ約束通り、ここは譲っていただきますわよ」

ステイル「……何を言っているんだい? 僕は負けていないんだが」

黒子「あなたこそ何をおっしゃってるんですの?」ハテ?

ステイル「僕のハサミ(イノケンティウス)は良く切れるんだ。グーだろうがチョキだろうが真っ二つさ」ゴゴゴゴ

黒子「い、一体何を……大気が揺らめいている!?」

ステイル「出番だ! 我が身を喰らいて力と…」


初春「白井さーん、遊んでないでさっさと場所を確保してくださいよ。まったく、肝心な時に役に立たないんだから」テキパキ

佐天「シートを敷いてっと。うん、中々の立地だね」テキパキ


ステ黒「「…………」」ポカーン

541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/15(月) 19:10:23.42 ID:pNsOwPky0

CASE 454 宴会


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度は何だ?」

美琴「みてみて、桜が満開っ! こんな良い場所でお花見できるなんて、黒子に頼んで正解だったわね♪」

上条「流石テレポーターだな」ウン


黒子「まあこの程度、わたくしに掛かれば当然ですの」エッヘン

初春「とか何とか言って、あちらの神父さんと遊んでただけじゃないですか」ヤレヤレ

佐天「だよねー」

黒子「に、認識の相違ですの」アセアセ


禁書「はむっ、あむっ、もぐもぐ」

ステイル「ああっ、そんなにがっついて……。他の人の分まで食べ尽くすつもりかい」オロオロ

禁書「ふぇ?」ハテ?

土御門「その馬鹿デカイ重箱を一人で平らげるつもりかにゃー?」

禁書「?? このお弁当は私の分なんだよ? ねぇ、みこと」

美琴「そうだけど、もしかして足りなかった?」

禁書「ううん、とっても美味しくて満足かも♪」モグモグ

美琴「ふふ、良かった。あ、土御門のお兄さんたちも遠慮せず食べてくださいね」ニコニコ

土御門「同じ重箱がもう一つ……おっ、かなり美味しいぜよ」モグモグ

ステイル「……(インデックスの分=残りの人間の分……だと……?)」


打ち止め「お呼ばれされたら即参上ーっ! ってミサカはミサカはシスターさんの隣を確保してみるー♪」テッテッテ

番外個体「やっほー☆」

禁書「三人ともいらっしゃい♪」

一方通行「よォ」

ステイル「出たな、ホワイトパーソンめ!!」ギリッ

一方通行「はァ?」


542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/15(月) 19:13:32.95 ID:pNsOwPky0

CASE 455 酔っ払い


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度は何、って酒くさっ!?」

美琴「にゃははは♪ お兄ちゃんも楽しんでるかぁ~、ういっく///」フラフラ

上条「誰だよ、御坂に酒飲ませたの!?」


小萌「あれれー? ここに置いてた泡の出る麦茶が消えたのですよー」ハテ?

黄泉川「今日は無礼講、細かいコトは気にせず飲みまくろうじゃん♪ ごくごくごく……ぷはーっ!!///」

吹寄「そんな無茶苦茶な……」

青ピ「ギャハハハ! おっかしいわ~、あないな所に黄色いぞうさんが走っとる~///」

一方通行「何処だっ!?」キョロキョロ

佐天「違いますよぉ~、黄色いぞうさんじゃなくてピンクのカバさんじゃないですか~、ひっく///」

青ピ「あ、ホンマや~///」

一方通行「クソッ、何処にも見当たらねェ!! ハッ、もしかして俺の心が汚れてるから見えないのか!?」ガーン

初春「もー佐天さんってば……お花は私の本体なんですから……むにゃ///」スヤスヤ


上条「……カオスだ」ガックリ

美琴「ほらほらぁ~、ノリ悪いぞぉ~♪///」ギューッ

上条「勘弁してくれよ。インデックからも何か言って…」チラッ

禁書「アハハハ、世界が回ってるんだよ~♪///」フラフラ

上条「お前もかっ!?」

美琴「お兄ちゃん、あ~ん♪///」

上条「へ? あ~……んぐっ!?」スポッ

ゴキュゴキュゴキュ

上条「――ぷっはー! おまっ、いきなり……あ、あれ? 世界が回りゅ?///」フラフラ

美琴「きゃははは♪ お兄ちゃんカッコイイー!///」パチパチパチ


番外個体「あわわ、何だかえらい事に……」

黒子「あぁ~ん、おっきなお姉さまも素敵ですの~♪///」ムチュー

番外個体「ぎゃああーー!? ちょ、このっ、ミサカにキスしようとすんなぁぁーーー!!!」ギャース


543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/15(月) 19:14:45.37 ID:pNsOwPky0

CASE 456 覗き見


美琴「にゃんにゃん♪///」

上条「わんわん!///」

美琴「んふふー、わらしはねぇ、おにーたんのころがね、らいしゅきなの~///」イチャイチャ

上条「ういー、お兄ちゃんもなぁ、みしゃかのころがな、ずんどこべろべろなんらろ?///」イチャイチャ

美琴「ふにゃー///」イヤンイヤン

禁書「あーっ、まら二人らけれいちゃいちゃしてぇー! わらしらって、みことがだいしゅきなんらからー///」ギューッ

美琴「えへー、わらしもしゅきー♪///」


上条「おれも……うぷっ!? な、なんらかキモチ悪く……オエーーーッ」オロロロ


◇ ◇ ◇ ◇


花見現場から少し離れた場所


海原「フフ、今日も御坂さんは素敵ですね」ジー

土御門「オイ、一体何をしている?」

海原「もちろん御坂さんを見守っているんですよ」ジー

土御門「……どこまで堕ちれば気が済むんだ。貴様もレベル5(兄レベル)だろうに」

海原「何を言ってるのかわかりませんね」ジー



偽海原(エツァリ)

兄レベル5『超絶加速(ハイパークロックアップ)』の使い手。妹が心配すぎて、つい変装して監視してしまう能力(超スピードで)
ただし今現在は妹(ショチトル)を蔑ろにしているため、能力が大幅に劣化している。

544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/15(月) 19:16:10.47 ID:pNsOwPky0

CASE 457 二日酔い


美琴「ねぇねぇ……」

上条「はいはい、今度は……うえぇ……キモチわりぃ……」

禁書「うう……これが噂に聞く二日酔いなのかも」

上条「二人とも待ってろ……。ちょっくら薬局まで薬を、くうぅー、頭いてぇ……」ヨロヨロ

禁書「わわっ、さすがに無茶なんだよ」

美琴「そうよ、今日は家でゆっくりしてよ?」

上条「そ、そうだな」

禁書「えっとね、寝るのが二日酔い回復の近道ってテレビで見たよ」

上条「じゃあ三人で寝るか」

美琴「うんっ! って、あいたた!?」ズキズキ


◇ ◇ ◇ ◇


三十分後


美琴「すぅ……すぅ……」スヤスヤ

上条「両方から腕枕とか。つーか普通に重いんですが……まあしゃーないよな」ウン

禁書「くぅ……くぅ……」スヤスヤ


545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/15(月) 19:16:58.51 ID:pNsOwPky0

CASE 458 寝過ごした


美琴「…………」スヤスヤ

上条「ぐぅ……ぐぅ……」スヤスヤ

禁書「……ハッ、おなかすいた!」ムクリ

美琴「んぅ?」

上条「ふぁぁ~~、……今何時だ?」


時計『23:30』チクタク


上条「は?」

美琴「うそ、一日中寝てたっていうの……?」

禁書「ありえないんだよ!? 今日はまだ一回もご飯を食べてないんだよ!?」ガビーン


546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/15(月) 19:18:23.84 ID:pNsOwPky0

CASE 459 大雨


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度は何だ?」

美琴「天気予報でお昼から大雨が降るんだって」

上条「それは拙いな。食材の買い置きが底をついてたような……」

禁書「大ピンチかも!?」ギャース

美琴「今のうちに買い出しに行きましょ」


◇ ◇ ◇ ◇


禁書「いーっぱい、お買い物したんだよ♪」ルンルン

上条「それが二日後には完全消滅してるんだよなー」チラッ

禁書「何が言いたいのかな!?」

上条「そういや大雨が降ったら桜も散るんだよな」

美琴「今日が見納めかぁ……」

禁書「そうだね……って、とうま! 話題を逸らそうたって無駄なんだからね!」プンスカ


547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/15(月) 19:20:16.14 ID:pNsOwPky0

CASE 460 葉桜


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度は何だ?」

美琴「桜、散っちゃったね……」

上条「あっという間だったよなぁ」シミジミ

禁書「散り際の潔さが、ソメイヨシノの魅力と言っても過言ではないかも」

美琴「…………」

禁書「みこと?」ハテ?

美琴「あはは、なんだかね、どんな事にもいつか終わりが来るのかーって考えたら、ちょろっと寂しいなって」

上条「なーにおセンチになっていやがりますか」ポン

美琴「わ、私だってたまには感傷的になるわよ! 悪い!?///」

禁書「悪くはないけど、終わりじゃないんだよ」

美琴「えっ?」

上条「よーく見てみろよ。花が散っても新しい葉が芽吹いてるだろ」

禁書「きれいな葉っぱが生えそろう頃、またお散歩しよう? きっと木漏れ日が気持ちいいんだよ」

美琴「……うん!」


553 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/19(金) 04:02:20.47 ID:za1N5jcp0
魔法名間違えてちゃそりゃ勝てないよステイルさん……

565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/15(土) 22:05:42.35 ID:dfL+OQGy0

CASE 461 その涙は突然に


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度はなんだ?」


禁書「ひぐっ、ぐすっ、ううぅ……」シクシク


美琴「何故かインデックスが泣いてるんだけどー!?」

上条「ええーっ!?」ガビーン


禁書「とうまぁ……みことぉ……」メソメソ

上条「どど、どうしたんだよ!? あれか、お腹空いたのか!?」オロオロ

禁書「ちがっ、うくっ……」ポロポロ

美琴「レコーダーのHDがクラッシュしちゃったとか!?」オロオロ

禁書「ううっ……うわあーーーん!!!」ポロポロ


上琴「「ぎゃあーーー!! 一体どうすりゃいいのーーー!?」」


566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/15(土) 22:06:51.69 ID:dfL+OQGy0

CASE 462 おぞましき夢


美琴「ねぇ、落ち着いた?」

禁書「うん……」

上条「どこか痛いのか? もしかして拾い食いしたのが当たっちまったのか!?」オロオロ

禁書「私の胃はそんなに軟弱じゃないんだよ……」

美琴「何か辛い事があるなら教えて?」

上条「俺も御坂もインデックスの味方だぞ。何でも頼ってくれよ」

禁書「うん……。あのね、夢を見たんだよ」

美琴「こわい夢?」

禁書「うん……とても怖くて、寂しくて、おぞましい夢……」


567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/15(土) 22:07:55.67 ID:dfL+OQGy0

CASE 463 衝撃のファーストブリット


禁書「ハーッハッハッハ! このインデックスに逆らう愚か者には天の裁きが下るんだよ」


市民A「うわああっ! 白い悪魔が来たぞーーっ!?」

市民B「警備員も風紀委員もヤツに壊滅させられたんだ! もうおしまいだーっ!?」

市民C「見ろっ! 空に巨大な……あれは魔法陣、なのか?」


禁書「欲望に塗れた人類は、このインデックスが粛清するんだよ!」


◇ ◇ ◇ ◇


禁書「――って夢をみたんだよ」


上条「ぷっ、あっはっはっは!!」

美琴「あ、あり得ないでしょ、そんなの……ぷくく」


禁書「わ、笑い事じゃないかも!!」プンスカ


568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/15(土) 22:09:08.29 ID:dfL+OQGy0

CASE 464 撃滅のセカンドブリット


上条「待ていっ!!」


禁書「その声は……とうまっ!!」

上条「今日こそテメェのふざけた幻想をぶち殺す!」

禁書「そんな事より私に協力しない? そうすれば世界の半分をあげるんだよ」

上条「んなもんいるか! お前に協力するくらいなら死んだほうがマシだ!」

禁書「むうう! とうまのわからず屋ーーーっ!!!」


◇ ◇ ◇ ◇


禁書「――それから私と とうまが殺し合うんだよ」


上条「~~~~~~ッッ」プルプル

美琴「と、特撮ヒーローものの見過ぎじゃ……ぶふっ」プルプル


禁書「真面目に聞いて欲しいかも!」プンスカ


569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/15(土) 22:10:06.91 ID:dfL+OQGy0

CASE 465 抹殺のラストブリット


上条「うおおおッ!! インデックスゥゥゥーーーー!!!」グオッ

バキッ!!!

禁書「ごはッ!?」メキャ

上条「やったか……?」

禁書「……フッフッフ」

上条「ッ!?」

禁書「この程度で私を倒せると思ったのかな?」

上条「ま、まずっ…」

禁書「貧弱! 貧弱ゥ!」スッ

ズガガガガガッ!!!!

上条「ぐわあああああああッ!?」グンニャリ


◇ ◇ ◇ ◇


禁書「――みたいな感じで、とうまは手も足も出ずにやられちゃうんだよ」


美琴「もう少し頑張りなさいよ。これじゃ瞬殺じゃない」

上条「情けねえ……。もうちょっと粘れよ夢の中の俺」


禁書「とうまは頑張ったけど、私が強すぎたんだよ……」ゴクリ


570 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/15(土) 22:11:00.77 ID:dfL+OQGy0

CASE 466 瞬殺のファイナルブリット


美琴「よくもアイツを殺ってくれたわね!」


禁書「フンっ」スッ


美琴「ちょ、きゃああーーーー!?」ピチューン


◇ ◇ ◇ ◇


禁書「――みことの出番はこれだけだったんだよ」


上条「くくくっ、これが本当の瞬殺じゃねーか」プークスクス

美琴「そんなに弱くないっつーの!」プンスカ


571 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/15(土) 22:11:57.73 ID:dfL+OQGy0

CASE 467 夢の終わりに


禁書「十万三千冊がある限り、このインデックスこそが地上の支配者なんだよ!」


狂信者A「ジーク・ライヒ!」

狂信者B「ジーク・カイザー・インデックス!!」

ステイル「ジーク・カイザー・インデックス!!」


禁書「世界は我が神聖インデックス帝国が支配した! 全てが私にひれ伏したんだよ!」


◇ ◇ ◇ ◇


禁書「――ここで目が覚めたんだよ」


上条「も、もうどこから突っ込んでいいのか分かりません」ケラケラ

美琴「神聖インデックス王国のほうが権威が高まるんじゃないかしら?」


禁書「こんな夢をみるなんて、私は罪深いシスターなのかも……」ガックリ


572 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/15(土) 22:13:06.90 ID:dfL+OQGy0

CASE 468 抑止力


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度はなんだ?」

美琴「真剣に心配して損したわね」

上条「まったくですね」ウン


禁書「二人とも真剣に考えて欲しいかも! 私の十万三千冊には世界を何十回も滅ぼして余りある力が…」


美琴「馬鹿ねぇ、インデックスがそんなつまんない事に力を使うはずないでしょ」

上条「仮に魔道書を使えても、妖怪食っちゃ寝のままだろ」


禁書「とうまから微妙に悪意を感じるんだよ……」

上条「心配しなくても」

美琴「インデックスが間違えそうな時は、私たちが止めてあげる」

禁書「……瞬殺だったのに?」

美琴「な、なにおーー!!」

禁書「きゃあーー♪ みことが怒ったんだよーー!」テッテッテ

美琴「こらーっ!! 待ちなさーーーい!!」タッタッタ


上条「あーお前ら、家の中で走り回るんじゃありません」


573 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/15(土) 22:14:35.69 ID:dfL+OQGy0

CASE 469 食っちゃ寝


禁書「ねぇねぇ」

美琴「なーに、インデックス?」

禁書「安心したらお腹がへったんだよ」クゥゥゥ……

美琴「しょーがないわねぇ、何が食べたい?」

禁書「うーんとね、おにぎり!」

美琴「りょーかい」

禁書「梅とね、シャケとね、ツナマヨが食べたい!」

美琴「はいはい」クスッ


◇ ◇ ◇ ◇


禁書「ふぁぁーー……」

上条「デカイ欠伸だなぁ、って、ふあああーーー……はふぅ、うつっちまった」

禁書「お腹いっぱいで、なんだか眠くなってきて…………ぐぅ」

上条「あーあ、こんなとこで寝やがって。仕方ねえな」ヒョイ

禁書「ぐぅ……ぐぅ……」スヤスヤ

上条「やっぱり妖怪食っちゃ寝だな」クスッ


美琴「インデックスだけお姫さまだっこしてもらってる……」ゴゴゴゴ


上条「マイシスター!?」ガビーン


574 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/15(土) 22:15:43.67 ID:dfL+OQGy0

CASE 470 おぞましき夢・アナザー


一方通行「…………」ズーン


番外個体「第一位のヤツ、どーしちゃったの?」

打ち止め「分かんない、ってミサカはミサカは元気のないあの人を心配してみたり」

番外個体「まあどーせ大した理由じゃないだろ」

打ち止め「でもでも、あの人は繊細だから、ってミサカはミサカは……あ」


スフィンクス「にゃあー」スリスリ

一方通行「スフィンクスちゃン……」

スフィンクス「にゃうー?」

一方通行「イッパイアッテナは死ンでないよな? きっと何処かで生きてるよな?」ポロポロ


番外信号「「誰それ?」」ハテ?


600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 04:57:28.50 ID:91A7JJ/90

CASE 471 熱暴走


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度はなんだ?」

美琴「なんかクーラーがスゴイ音立ててるんだけど!?」


クーラー『』グガゴゴゴ!!


禁書「だ、大丈夫なのかな?」オロオロ

上条「まさか壊れたりしませんよねえ……?」

美琴「そんなまさかぁ…」


クーラー『』プスプスプス


上琴目録「「「ぎゃああーーー!!! 言ってるそばから煙を噴いたーーー!?」」」ギャース


601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 04:58:36.48 ID:91A7JJ/90

CASE 472 脳も熱暴走


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度はなんだ? ……てか暑すぎなんですが」フラフラ

美琴「クーラー直せそう?」

上条「あー、どうにも無理っぽいな。室外機が完全にぶっ壊れてたから」

禁書「とうまぁ……暑いんだよ……ううっ」パタリ

上条「インデックスーー!?」

美琴「35℃もあるのに修道服なんて着てるからー!」ギャース

上条「とと、とにかく着替えさせてアイシングを!? いや、それとも冷えぴたがいいのか!?」オロオロ

美琴「そうだ! いっそ三人で水風呂に入ればいいじゃない!」

上条「それだっ!!」


◇ ◇ ◇ ◇


上条さんち お風呂場――


チャプーン♪


美琴「///」モジモジ

禁書「///」テレテレ

上条「ふぅ、生き返ったぜ」ヤレヤレ


602 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 05:00:05.44 ID:91A7JJ/90

CASE 473 水着を着ているのか否か、重要なのはそこだ


美琴「ね、ねぇねぇ……///」チャプチャプ

上条「はいはい、今度はなんだ?」チャプチャプ

美琴「ひ、ひんやりして気持ちいいね///」テレテレ

上条「まったくですなぁ。そのままだとお湯みたいだったけど、氷を入れたのが功を奏しましたな」

美琴「えへへ……へくちっ!」

上条「いかん、冷やしすぎたか!? すぐにお湯を足して温めねばっ!!」

美琴「ううん、それよりギュッてして欲しい。そっちのほうが温かいから……///」モジモジ

上条「わかった! うおおおおっ!!! 燃え上がれ、上条さんの小宇宙(コスモ)!!!」ギューーッ!!

美琴「ふ、ふにゃー///」プスプス


禁書「ううっ……水風呂は気持ちいいけれど、は、恥ずかしいんだよ///」カァァ


603 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 05:01:42.19 ID:91A7JJ/90

CASE 474 叫ぶと必殺技みたい


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度はなんだ?」

美琴「クーラーを買い換えましょう!」

禁書「一刻も早い復旧が望まれるんだよ!」※暑さ対策のため、サマーワンピにお着換え済み

上条「ふむん、出費は痛いが背に腹は代えられないか……」


◇ ◇ ◇ ◇


とある家電量販店――


禁書「あ、これがいいかも!」

美琴「CMでやってるプラズマクラスターが出るヤツね」

上条「却下」

禁書「ええっ!?」ガビーン

上条「なんたらクラスターなんて非科学的なもんは要りません。こっちの特価品で十分です」

禁書「科学的かどうかなんてどーでもいいんだよ! プラズマクラスターっていう響きが重要かも!!」ガァァ

美琴「あはは、なんだか必殺技みたい」ケラケラ

上条「プラズマァァ……クラスタあああああああああああああッ!!! みたいな?」グオォォ!!

美琴「か、かっこいい!」キラキラ

禁書「エコーがかかれば完璧かも!」


604 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 05:03:02.44 ID:91A7JJ/90

CASE 475 危急存亡の秋


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度はなんだ?」

美琴「結局インデックスが欲しがったのにするの?」

禁書「…………」ウルウル

上条「インデックスにはいつも助けられてるし、それにすっか」ウン

禁書「わぁーい! さっすがとうまなんだよ♪」キャッホゥ

美琴「じゃあ店員さんを呼んでくるわね」クスッ


◇ ◇ ◇ ◇


数分後


美琴「え……」

上条「い、今なんと?」ワナワナ


店員「お客様には大変ご迷惑をおかけしております。本日ご購入された場合、取り付け工事は明日の昼以降になります」ペコペコ


上条「マジかよ……。あの灼熱地獄で一晩明かせと……?」

美琴「無理ムリっ!! 死んじゃうってば!?」ブンブン

禁書「ききゅーそんぼーのときかも……ッ」ガビーン


605 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 05:04:41.93 ID:91A7JJ/90

CASE 476 ヒャダルコ


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度はなんだ?」

美琴「窓を全開にしても ちっとも涼しくなんないんだけど!?」ワタワタ

禁書「ホントどーするの!? このままだとローストインデックスになっちゃうかも!?」オロオロ

上条「フフン、こんなこともあろうかと! 風鈴を用意しておいた!」


風鈴『』チリンチリーン


上条「どうだ、これで少しはマシに…」

禁書「ならないよ!」

美琴「焼け石に水ね……」

上条「ですよねー……」

美琴「あ、そうだ。ステイルさんならひんやり系の魔術とか使えるんじゃないかしら?」

禁書「ステイルが得意なのはメラ。ヒャダルコは使えないんだよ」フルフル


◇ ◇ ◇ ◇


土御門さんち――


ステイル「僕の炎はメラなんかじゃない……メラゾーマ、いやメラミくらいはあるはず……」ズーン

土御門「どんまい♪」プークスクス


606 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 05:05:57.06 ID:91A7JJ/90

CASE 477 再起動


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度はなんだ?」

美琴「再起動させよう。もうそれしか手は無いわ」キリッ

禁書「なっ、そんなの無茶なんだよ!?」

上条「ここまで必死に働いて、もうボロボロのアイツを鞭打つってのか!?」

美琴「やんなきゃ次は私たちが死ぬ番ってだけ。だからやるしかないのよ」

禁書「そんなのってあんまりかも……」

上条「この世界は残酷すぎる……ッ」

美琴「二人ともどいて。……私がやる」

上条「どけるかよ。手を汚すしかないってんなら、それは俺の役目だ」

美琴「お兄ちゃん……」

上条「…………」ゴクリ

禁書「とうま……」

上条「ッ、動けええええええええええええええええええええええええええ!!!!」pi



クーラー『』グゴゴゴッ、プスプス



上琴目録「「「やっぱダメだーー!?」」」ガビーン


607 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 05:07:41.46 ID:91A7JJ/90

CASE 478 真夏の夜の夢


美琴「ねぇねぇ……ってあれ? ここは何処?」キョロキョロ

9982号「おや、またお会いしましたねお姉さま、とミサカは思いがけない再会に顔を綻ばせます」

美琴「えっ」

9982号「驚くことはありません。お盆なので帰ってきました、とミサカは身も蓋も無い事実を教えます」

美琴「そ、そっか。でも……うん、また逢えて嬉しいわ」ニコッ

9982号「はい、ミサカも嬉しいです」

美琴「他の子たちも帰ってきてるの?」

9982号「10031名 全て学園都市を観光中です。もちろん幽霊としてですが、とミサカは注釈します」

美琴「ちょっとしたホラーね」クスッ

9982号「学園都市はミサカたちの故郷ですから、とミサカは多少の怪奇現象が起きても我慢して欲しい旨を伝えます」

美琴「か、怪奇現象……?」ギクッ

9982号「あっ、とミサカは怖がりな姉に対して失言であったと察します」

美琴「こっ、ここ、怖くなんてないわよ!? ええ、全然平気ですとも!?」ガクガク

9982号「…………」ニッコリ

美琴「ほ、本当だからね!? そ、それよりさ――」アセアセ


◇ ◇ ◇ ◇


美琴「――それよりさー、もうどうでもいいからチュッチュしようぜ♪」チュッチュ

禁書「とうまー!? みことが暑さで変になっちゃったんだよ!?」ギャース


上条「ちゅっちゅぺろちゅっちゅぺろぺろ♪」チュッチュ


禁書「とうまもーー!?」ガビーン


608 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 05:08:35.53 ID:91A7JJ/90

CASE 479 デイブレイク


美琴「ねぇねぇ!」

上条「――ぅん? なんだ、もう朝か?」

美琴「おはよ、今日も暑いわよー」

上条「うへー、マジか……。あれ、インデックスはまだ寝てるの?」

美琴「いや、それが……」チラッ



禁書「チュッチュいやいや、ぺろぺろコワい……」ウーンウーン



上条「顔中唾液まみれでうなされてるぅぅーーーー!?」ガビーン

美琴「一体インデックスの身に何があったっていうの?」ゴクリ


609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/15(木) 05:11:25.50 ID:91A7JJ/90

CASE 480 真ん中で二つに折る、ひんやり冷たいアンチクショウ


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度はなんだ?」

美琴「昨日買ったクーラーはまだ来ないのかしら」ワクワク

禁書「そろそろなんだよ。ううっ、これで チュッチュぺろぺろは回避できるかも」シクシク

上条「ハハ、なんだよそれ」

禁書「笑い事じゃないんだよっ!! あと少しで私までおかしくなる所だったんだからね!!」ガァァ

美琴「そういえば昨晩の記憶が曖昧なのよねぇ。なんでだろ?」ハテ?

禁書「し、知らないほうが幸せなこともあるのかも!?」アセアセ

上条「言われてみれば、俺もよく覚えてないなぁ」

禁書「とうまは深く反省して!!」ビシッ

上条「なんで俺だけー!?」ガビーン


Prrrr Prrrr


上条「電話? ――もしもし」pi

店員『上条様のお電話でしょうか? こちらINDEX電気の○○ですが』

上条「ああ、昨日の」

店員『お客様には大変ご不便をおかけします。配送の手違いが御座いまして、ご購入戴いたエアコンの取り付けが明日にずれ込んでしまいました』

上条「え」


◇ ◇ ◇ ◇




上条「あっちィィーー……」グッタリ

美琴「…………」グッタリ

上条「クーラーは配送ミスで届かないし、インデックスは風呂場に立て篭もるし……不幸だ」

美琴「ねぇ……」

上条「うん?」

美琴「暑くて仕方ないからさぁ、今日もチュッチュしようぜ♪」チュッチュ

上条「ちょっ、えっ、御坂さん!?」ゾクッ






禁書「主よ、大切な隣人を救えない無力な子羊を許したまえ……」ガクブル

624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/10/12(土) 06:05:25.08 ID:PKkK0Zh40

CASE 481 帰国


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度はなんだ?」

美琴「インデックスが居ないんだけど、どこ行ったか知らない?」

上条「土御門んちに行ってる。ステイルと仕事の打ち合わせらしい」

美琴「ふ~ん」

ガチャ

禁書「ただいまー」

美琴「おかえり! ねぇねぇインデックス」

禁書「なにかな?」ハテ?

美琴「明日ケーキを買いに行かない? 初春さんにケーキ屋さんのクーポンを貰ったのよ」

禁書「ケーキ!? もちろん行く……わけにはいかないんだった。ううっ、ケーキィ……」ズーン

美琴「なんで?」

禁書「明日はイギリスに帰らなきゃいけないんだよ」

美琴「……え」


625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/10/12(土) 06:06:17.99 ID:PKkK0Zh40

CASE 482 圧倒的拒否ッ


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度はなんだ?」

美琴「どどど、どうしよう!? インデックスが帰国するって!?」アウアウ

上条「そっかぁ、達者でな」


禁書「うん、とうまも元気でね」ニコッ


上条「ハハ、元気だけが取り柄ですからね。まあすぐに…」

美琴「ヤダっ!!!」

上条「み、御坂さん……?」

美琴「インデックスが帰っちゃうなんて絶ッッッッ対に嫌っ!!!」プイッ

上条「…………」チラッ


禁書「…………」コクリ


626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/10/12(土) 06:07:58.06 ID:PKkK0Zh40

CASE 483 出会いと別れ


美琴「ねぇねぇ!」

禁書「はいはい、今度はなにかな?」

美琴「急な帰国の原因はお仕事なんでしょ?」

禁書「うん、どうしても私の知識が必要なんだよ」

美琴「じゃあお仕事が終われば、すぐに帰ってくるのよね?」

禁書「それは……」フイッ

美琴「えっ……ちょっと、冗談でしょ……?」

禁書「…………」

美琴「わ、私をからかってるんでしょ? いつもみたいに二人して私が慌てるのを面白がってるんでしょ……?」プルプル

禁書「ごめんなさい、みこと」

美琴「そ、そんな……」ペタン

上条「今生の別れってわけじゃないんだ。笑って送り出してやろう?」

美琴「ッ、なんでお兄ちゃんはそんな平然としてられるのよ!!」ガァァ

上条「あのな御坂。どんな素晴らしい出会いにも、いつか別れの時がくるんだよ」

美琴「そんなの……ッ!!」

上条「そうやって出会いと別れを繰り返して、人は成長するもんだと上条さんは思うな」

美琴「だからって、いくらなんでも突然すぎるわよ……」ションボリ


◇ ◇ ◇ ◇


土御門さんち――


ステイル「…………」グッ

土御門「うっひょー! 仕事とはいえ禁書目録と二人でイギリス旅行! テンション上がってきたあああああああああああ!!!」

舞夏「と、内心では大はしゃぎなステイル少年でしたとさー」ニヤニヤ

土御門「いやん、このムッツリス・ケ・ベ♪」ニヤニヤ

ステイル「う、うるさいな!///」カァァ


627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/10/12(土) 06:09:12.31 ID:PKkK0Zh40

CASE 484 成長


美琴「ねぇねぇ」

上条「はいはい、今度はなんだ?」

美琴「明日、空港までインデックスのお見送りに行こ?」

上条「いいのか……?」

美琴「良くない……けどさ、私の我がままでインデックスを困らせるのはもっと良くない」

上条「おお、御坂が成長を!」

美琴「私だって成長するっての。寂しいけど我慢するわよ……」

上条「ん?」

美琴「会おうと思えば飛行機でひとっ飛びだし、電話やメールだってあ、あるし!」

上条「あー……」

美琴「ぜ、全然へーき。へーき、なんだからぁ……」ウルウル

上条「よしよし、偉いぞ御坂」ナデナデ


禁書「うっうっ、もらい泣きしそうかも」グスッ


628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/10/12(土) 06:10:32.17 ID:PKkK0Zh40

CASE 485 最後の晩餐


禁書「ねぇねぇ、みこと」

美琴「ん、なーに?」ゴシゴシ

禁書「今日の晩ごはんは、みことのカレーが食べたいんだよ」

美琴「カレーでいいの?」

禁書「うん! みことのカレーが大好きだから」

上条「カレーといえば、インデックスのデスクッキングを思い出しますな。うぷっ、思い出しゲロが……!?」

禁書「酷いんだよ! そこまで不味くなかったもん!!」プンスカ

ガチャ

土御門「そうだ! アレは不味いとかいう次元じゃなかったぜよ」

ステイル「酷いカレーだったね……」ゲンナリ

舞夏「アレをカレーだと言い張るのは、あらゆる料理への冒涜だぞー」


禁書「みんなしてあんまりかもっ!?」ガビーン


629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/10/12(土) 06:11:29.89 ID:PKkK0Zh40

CASE 486 ブクブク


禁書「ハァ、髪が長いのも考えものだね。お手入れが大変なんだよ」チャプン

美琴「…………」ブクブク

禁書「みこと?」ハテ?

美琴「…………」ブクブク

禁書「あまり長湯すると湯あたりしちゃうよ?」

美琴「…………」ブクブク

禁書「…………」

美琴「…………」ブクブク

禁書「そういえば、ラストオーダーは肩まで浸かって100数えて上がるって言ってたんだよ」

美琴「…………」ブクブク

禁書「もう少しだけ温まってから上がろ?」クスッ

美琴「うん……」


◇ ◇ ◇ ◇


上条「あいつら何時間風呂に入ってるんだよ……」


630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/10/12(土) 06:12:47.25 ID:PKkK0Zh40

CASE 487 早寝


美琴「ねぇねぇ」

禁書「はいはい、今度はなにかな?」

美琴「お兄ちゃん、先に寝ちゃってる……」


上条「ぐぅ」スヤスヤ


禁書「あは、少し長湯しすぎちゃったかも」クスッ

美琴「ちぇー、今夜は三人で語り明かすつもりだったのに」

禁書「それは楽しそうだね」

美琴「でしょ?」

禁書「でも、それはまた今度に取っておけばいいんだよ」

美琴「……そうね、湿っぽくなるのも嫌だし早く寝ちゃいますか!」


631 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/10/12(土) 06:13:58.36 ID:PKkK0Zh40

CASE 488 Time to say good-bye


第二十三学区 空港――


美琴「ねぇねぇ!」

禁書「はいはい、今度はなにかな?」

美琴「忘れ物はない?」

禁書「うん」

美琴「パスポートは持った?」

禁書「うん」

美琴「ハンカチとティッシュは大丈夫?」

禁書「うん」

美琴「ケータイはちゃんと充電してる?」

禁書「うん」

美琴「毎日メールするから」

禁書「うん」

美琴「お仕事だからって、無茶してケガなんてしたらダメなんだから」

禁書「うん」

美琴「それから、えっと……食べ過ぎてお腹を壊さないようにね」

禁書「みことのご飯に慣れてるから、むしろ食欲不振になっちゃうかも」

美琴「~~~~~ッ」

禁書「みこと、行ってきます」ヨシヨシ

美琴「いっ、いって、ふぐッ……いっで……らっしゃい」ポロポロ


632 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/10/12(土) 06:15:16.86 ID:PKkK0Zh40

CASE 489 また会う日まで


上条「あーあ、行っちまったな、インデックスのヤツ」

美琴「うん……」

上条「そんな顔すんなって。またすぐに会えるさ」ポン

美琴「うん……」

上条「にしても超音速旅客機で帰るとは……」

美琴「うん……」

上条「一時間後にはロンドンだな」

美琴「うん……」

上条「ま、その程度の距離ってことだ。深刻になるほど離れちゃいねーよ」ナデナデ

美琴「うん、そうよね……。こんな風に落ち込んでも仕方ないよね」

上条「そうそう、御坂に深刻な顔は似合いませんことよ」

美琴「なによー!」プンスカ

上条「あはは、やっぱ元気な御坂でないと」

美琴「もう! デリカシーがないんだから」プクー



美琴(元気でね、インデックス。また会う日まで……)


633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/10/12(土) 06:17:02.02 ID:PKkK0Zh40

CASE 490 今明かされる衝撃の真実ゥ


美琴「インデックスが帰国して一週間かぁ……」ポケー

上条「会いたい?」

美琴「そりゃ会いたいわよ」

上条「会いたくて会えないどこぞのアーティストよろしく、アンニュイな美琴たんなのでした」

美琴「たん言うなー」

上条「そんな元気のないマイシスターに、今明かされる衝撃の真実ゥ」ニッコリ


ガチャ


禁書「たっだいまー!」ヒョコ


美琴「へ……?」


上条「おかえり、インデックス。予定通り一週間ジャストだな」

禁書「頑張ったんだよ」エッヘン


美琴「え、なんで? お仕事に専念するために帰国したんじゃ……」


禁書「えー、そんなの一言もいってないよ?」

上条「ただの出張だよなー?」ニヤニヤ

禁書「うん、ただのしゅっちょーだったんだよ」ニヤニヤ


美琴「…………」プルプル


上条「御坂は可愛いなぁ」ニヤニヤ

禁書「みことの可愛さは世界一かも」ニヤニヤ


美琴「ア、アンタたちはーーーーーーーッ!!!///」カァァ


661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 01:24:46.75 ID:ehDAmS2j0

CASE 491 とある日常


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度はなんだ?」

美琴「もうすぐクリスマスでしょ。吹寄さんたちとパーティーを企画してるんだけど、お兄ちゃんも参加でいいわよね?」

上条「もちろん」ウン

美琴「インデックスは?」

禁書「う~ん、ステイルたちとミサに出ないとだから途中で抜けちゃうかも」

美琴「平気へーき。そんなに遅くならないようにするから」

禁書「じゃあ参加したいんだよ!」

美琴「オッケー♪」

禁書「チキンにケーキにプレゼント……今から待ちきれないかも!?」

上条「やれやれ、すっかり世俗に染まってしまうとは。シスターとしてどうなんですかね?」

禁書「郷に入っては郷に従えなんだよ」キリッ

美琴「あはは……って! もうこんな時間!?」

上条「遅刻は不味いっ! 御坂、急ぐぞ!!」ダダダダッ


美琴「あ、待ちなさいよ! インデックス、行ってきまーす!」ダダダダッ


禁書「ふふっ、お勉強がんばってね」


662 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 01:25:45.17 ID:ehDAmS2j0

CASE 492 相棒


禁書「さてと、二人とも学校に行っちゃったし…」


ピンポーン ガチャ


ステイル「やあインデックス。暇なら僕と…」

禁書「ごめんなさい、今日は先約があるから無理なんだよ」

ステイル「先約だって……? ま、まさかあの忌々しいホワイトパーソンと遊ぶつもりなのかい!?」ガーン

禁書「ううん、アクセラレータじゃないよ」

ステイル「そ、そうか」ホッ

禁書「今日からSMOのクリスマス限定イベントだからね。ランキング一位を取るために相棒が来日するんだよ」

ステイル「またゲームかい。まあ付き合うのも吝かでは…………えっ」

禁書「なーに?」ハテ?

ステイル「僕はここに居るんだけど、当然君の相棒はぼ…」


ピンポーン ガチャ


アックア「来たのである、相棒よ」ヌッ

禁書「待ってたんだよ!」パァァ

アックア「フッ、待たせたのである」キリッ

禁書「久々の全力全壊での共闘だよ。同じ場所からログインすれば遅延もないし正直負ける気がしないかも」ニヤリ

アックア「腕が鳴る。かつての攻略組の実力を示す時であるッ!!」



ステイル「」サラサラ

土御門「カミや~ん、さっき巨漢マッチョがカミやんちに、ってステイル!? ど、どうしたんだ!」ガビーン

舞夏「兄貴ー、早く登校しないと遅刻だぞー」

土御門「いやしかし! 真っ白な灰になってるステイルを放っておくわけには…」

舞夏「遅刻はメッだぞー」ニコー

土御門「はい、遅刻は不味いにゃー行ってくるぜいっ!!」スタコラサッサー


663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 01:27:24.98 ID:ehDAmS2j0

CASE 493 大丈夫じゃない、問題だ


番外個体「クリスマスか……」

一方通行「ハッ、どいつもこいつも浮かれやがって。みっともねェ」ヤレヤレ

番外個体「第一位は予定とかないの?」

一方通行「スフィンクスちゃンと静かに過ごす」デデン

番外個体「あ、それ無理」

一方通行「ハァァッ!?!?」ガタッ

番外個体「スフィンクスと上位個体は、おねーたま達と企画してるクリパに参加するから」シレッ

一方通行「ふざっけンな!! クリスマスってのはなァ、家族とゆっくり過ごす日と決まってンだ!!」ガァァ

番外個体「あひゃひゃひゃひゃ!! 寂しいオバサン二人と過ごす性夜。残念だが当然、第一位らしいクリスマスといえる」ゲラゲラ


土御門「図らずもみんなで仲良くクリスマスだにゃー」

青ピ「オンリーでロンリーやないクリスマス!! うっひょーー! 漲ってきたでええええ!!!」ヒャッホゥ

土御門「ハァ、オレは舞夏と二人っきりで過ごしたかったぜよ」

青ピ「黙らんかいシスコン軍曹」


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、授業中だけど今度はなんだ?」

美琴「小萌せんせーが今にも泣きそうだわ!?」オロオロ

上条「!」


小萌「授業中なのに……。先生の授業はそんなにつまらないのですねー……」グッスン


吹寄「貴様ら、いい加減に…」キラーン

ガシッ

上条「ええっ、吹寄大明神さま何故この上条めの肩を掴みその広大なおでこを輝かせていらっしゃるのでせう!?」

吹寄「…しろォォォーーーーーーーー!!!」グオッッ

ガスッッ!!!

上条「俺はまじめに授業を受けてたってのに理不じんごッ!?」バターン

美琴「ちょ、落ち着いて吹寄さん!?」アウアウ


664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 01:29:45.76 ID:ehDAmS2j0

CASE 494 弱酸性ミリオンミサカ


御坂妹「これより第19999回ミサ会議を開催します、とミサカは高らかに宣言しました」

打ち止め「議題はどのミサカがお姉様たちのクリスマスパーティーに参加するのか? ってミサカはミサカは伝えてみたり」

御坂妹「なお参加するミサカは二人とします。これはホスト側に迷惑をかけない配慮、とミサカは懇切丁寧に説明します」


◇ ◇ ◇ ◇

MNW――

10777号『ここはこのミサカが、とミサカは間髪いれずに名乗りを上げます』

19090号『ミ、ミサカのほうが学園都市在住な分 負担がかからない、とミサカは思い切って自己主張してみます』

10039号『その条件ならばミサカも満たしています、とミサカは検体番号19090号に追従します』

10777号『異議あり! 遠距離組にとって死刑宣告にも等しい無慈悲な論理です、とミサカは怒りを露わに抗議します』

13577号『しかし現実問題としてミサカがホイホイ帰郷なんて出来ませんよ? とミサカは指摘します』

10777号『ぐぬぬ……そ、それでも』

番外個体『まあミサカと最終信号の参加は確定しちゃたんだけどなー』

19090号『えっ』

10039号『どういう事ですか? 説明しなさい、とミサカは呼んでないはずの末の妹を問い詰めます』

番外個体『ミサカは上条当麻とおねーたま、ついでに第一位のクラスメイトだよ。参加は当然じゃん』

10777号『……これよりミサカは空港へ向かいます、とミサカはハイジャックも辞さない覚悟で帰郷を決意します』

打ち止め『わわっ、犯罪はダメ! ってミサカはミサカは慌てて自重をお願いしてみる!?』

10039号『あっ、検体番号10032号の姿が見えません、とミサカは報告します』

打ち止め『ホントだっ!? ええっと10032号は……あの人の学校にむかってる! ってミサカはミサカは10032号の行動力に驚いてみたり』

19090号『…………』

13577号『無言でどこへ行こうというのです? とミサカは牽制しつつおもむろにダッシュします』

10039号『抜け駆けは許さない、とミサカは会議を放棄して実力行使に出ます』

19090号『ま、負けません! とミサカは――』


◇ ◇ ◇ ◇


打ち止め「あわわわ……現実とミサカネットワークが喧々囂々の大惨事に!? ってミサカはミサカは騒乱の始まりに頭を抱えてみたり……」


665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 01:31:01.34 ID:ehDAmS2j0

CASE 495 品行方正?


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度はなんだ?」

美琴「結構な人数になったんだけど、場所をどこにしようかなーって」

上条「個室サロンは論外として、う~ん、なるべくお金がかからない場所じゃないとなぁ」

吹寄「貴様の部屋を提供してくれればいいわよ」

上条「吹寄テメェ……。脊髄反射よろしく暴力を振るっておいて何たる高圧的な態度っ!!」ガァァ

吹寄「なに? もしかして自分に非が無いとでも言うのかしら?」ジトー

上条「あるわけないだろが! ここ最近の上条さんは品行方正、成績優秀な優等生ですことよ!?」

吹寄「ほう」

上条「御坂からも何か言ってやってくれ!」

美琴「え、えと……その……///」モジモジ

上条「マイシスター?」ハテ?

吹寄「あのねぇ上条当麻、御坂さんが言い難そうだから言ってあげるけどね――」


666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 01:32:11.83 ID:ehDAmS2j0

CASE 496 嫉妬パワー


◆◆◆◆


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度はなんだ?」

美琴「お弁当にしましょ♪」

上条「いやー、ミコっちゃんの美味しい弁当が食べれるなんて幸せだなぁ」イチャイチャ

美琴「バ、バカ言ってないで席動かしなさいよ!///」イチャイチャ


男子A「…………」ギリッ


◆◆◆◆


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度はなんだ?」

美琴「両親sがお正月にみんなで旅行したいんだって。もちろんインデックスも一緒よ」

上条「寒いの嫌だし沖縄とか良さそうだよな」ウン

美琴「いいわねそれ!」


男子B「憎しみで人を殺せたら……」イライラッ


◆◆◆◆


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度はなんだ?」

美琴「隣のクラスの人にカラオケ行かないかって誘われて、男の人だったから断ったんだけど……お兄ちゃん?」キョロキョロ

土御門「カミやんなら『俺の御坂は誰にも渡さんっ!!』って叫びながら隣のクラスに殴りこみに行ったぜよ」ケラケラ

美琴「も、もう……///」テレテレ


番外個体「富士の樹海で遭難すればいいのに……」ムカムカ


667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 01:33:38.98 ID:ehDAmS2j0

CASE 497 反逆の物語


吹寄「――みたいな感じでクラスの雰囲気が一時期最悪だったわけ! 所構わずイチャついてんじゃないわよ!!」ガァァ

美琴「ごめんなさい……///」モジモジ

吹寄「御坂さんは悪くないわ。そこの節操なしの鈍感バカが悪いに決まってるのよ」

上条「なんでだよ!? 俺も悪くねえだろ!」


青ピ「いいやカミやんが悪い。クリスマス前に幸せを見せつけるなんて極刑ものやで?」

男子A「そうだそうだ!」

男子B「目に毒なんだよ! ふざけんなリア充がッ!!」

男子C「もう十分良い目をみたろ。今日こそ俺たちの嫉妬パワーで天に滅してくれるわ!!」

男子D「ヒャッハー! リア充は粛清だァァーーー!!!」


上条「……いいぜ」


青ピ「なんや潔いやん。いつもなら不幸だー言うて逃げるのに」ハテ?

男子A「なんにせよ好都合だ。溜まりに溜まったモテナイ野郎の悲しみをぶつけ…」

土御門「られるわけないにゃー。お前らシスコンの逆鱗に触れちまったんだぜい?」ニヤリ

青ピ「へ?」


上条「俺から御坂(しあわせ)を奪おうってんなら……まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す!!」ギロッ


青ピ「ひぃっ、こわっ!?」

男子B「て、撤収、撤収ーー!! よく分かんないが今の上条はヤバイ!」タッタッタ


上条「待てやゴラァァァーーーーーーッ!!!」ダダダダダダッ!!!


青ピ「ぎゃあああーー!! カミやんがキレたーーーー!?」ダダダダダダッ!!!


668 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 01:36:00.61 ID:ehDAmS2j0

CASE 498 竜虎相搏つ


吹寄「ったく、相変わらず男子はバカばっかなんだから」ヤレヤレ

美琴「あ、あはは」

吹寄「まあ女子は百年の恋も冷めたようだけどね。御坂さんとしては安心したでしょ?」

美琴「それは…」


土御門「わーお、校庭でカミやん&番外個体のタッグが大暴れしてるにゃー」ゲラゲラ


美琴「…………」ピキ

吹寄「み、御坂さん?」


土御門「あの二人、意外とお似合いかも。番外個体は美人だし、シスコンといえどコロッといっちまう可能性もあり得るぜよ」ニヤニヤ


吹寄「何煽ってるのよ土御門! 御坂さんも気にしない方が…」

美琴「ちょろっと行ってくる」ガタッ


◇ ◇ ◇ ◇


青ピその他「「「「「…………」」」」」プスプス


番外個体「ふふん、楽勝だったね」

上条「シスコン舐めんな。てか何故にワーストさんまで参戦したのでせう?」ハテ?

番外個体「そ、そりゃアレよ。いつか約束した……その、あなたの背中はミサカが守ってあげるって……覚えてない?///」カァァ

上条「あー覚えてる覚えてる。その直後に二人してぶっ殺されましたなぁ」シミジミ

番外個体「そこは忘れていいから! ……こほん、ところでさ、今度のパーティーが終わったあと よかったらミサカと…///」テレテレ


美琴「させるかああああああああああああああああああ!!!!」ズシャアアアアアアアアアアアア!!!


番外個体「…………」

上条「えっ、どっから降ってきたの!?」ガビーン


669 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 01:38:32.86 ID:ehDAmS2j0

CASE 499 ミサカたちの挽歌


美琴「おい、妹」ドドドドド

番外個体「何かな、おねーたま?」ゴゴゴゴゴ

美琴「そろそろ決着をつけておきたいのよね。いい加減目障りだわ」

番外個体「御託はいいからかかってきなよ。泣かしてやるからさあ!!」


上条「なんで二人ともケンカ腰なの!? ケンカの原因は知らねえけど、ここは平和的に話し合いで…」オロオロ


美琴番外「「お兄ちゃん(あなた)は黙ってて!!!」」ギロッ


上条「に、睨まなくてもいいだろ……」ションボリ


美琴「尺の都合上、瞬殺してあげるから感謝しなさい」バチバチッ

番外個体「くッ、さすがに能力じゃ敵わないか。だったらミサカは数で対抗してやる!」

美琴「数?」

番外個体「どうせ覗き見してるんでしょ。ここは一時休戦して、全員でおねーたまを排除するよ!」


御坂妹「了解、とミサカは末の妹の提案に乗っかるべく姿を現します」チャキ

19090号「ごめんなさいお姉様、とミサカは銃口を向ける不義理を詫びておきます」チャキ

10039号「同じ人を想ってしまった以上、この戦いは不可避だった、とミサカはそれらしい理由を述べてみます」チャキ

13577号「抜け駆けしたお姉様が悪いのですよ、とミサカはかつてない気迫で戦いに臨みます」チャキ


美琴「うわっ、どこに潜んでたのよアンタたち!?」


番外個体「ハッハー!! 戦いは数だよおねーたま!」

妹達「「「「対超電磁砲用ゴム弾、一斉掃射」」」」


タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタッッ!!!!


美琴「あいたっ!? ちょ、なにこれ、能力を受け付けない弾って、痛い痛い!?」

上条「ッ、御坂はやらせんっ!」シュバッ

美琴「!」

上条「この兄の目の黒いうちは御坂にいてえっ!? や、ヤバイ、これフツーに痛いっつーかやめてマジでぎゃああああああああ!?!?」

美琴「ああっ、お兄ちゃんが蜂の巣に!?」

上条「御坂……ケガはないか……?」ボロボロ

美琴「う、うん」

上条「へへ……やっぱ俺って、不可能を可能に……ぐはっ」パタリ

美琴「よくもお兄ちゃんを……! 絶対に許さないんだからぁぁーーー!!!」バリバリッ!!!


妹達「「「「!?」」」」

番外個体「お、おねーたま? 姉妹同士の軽いスキンシップでマジになんなよなー……って、あっ……死んだはずの10031号が手招きしてる」ギャース



ズドォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!


670 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 01:39:41.61 ID:ehDAmS2j0

CASE FINAL とある三人の上琴目録


とある高校 校庭――


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度はなんだ?」

美琴「なんで私たちが校庭清掃なんてしなくちゃいけないのよ。今日はクリスマスパーティーの準備…」

上条「中止に決まってんだろ! 校庭に特大のカミナリなんぞ落としやがって!」ガァァ

美琴「あう……」シュン

上条「クリスマスイブも当日も、ペナルティーの奉仕活動で予定が埋まっちまってるよ!」

美琴「わ、私だけが悪いんじゃないもん!」

上条「上条さんなんて完全に被害者ですことよ!?」

美琴「なによ! 元はといえばお兄ちゃんがちゃんとゴム弾を防がなかったのがいけないんじゃない!」

上条「なんという無理ゲー。上条さんは幻想に対しては無敵ですがリアルには脆弱なんです!」

美琴「そんなことない! アンタは、お兄ちゃんは最強だもん!!」

上条「うぐっ、そのような無垢な信頼を寄せられると……」

美琴「うー」ジー

上条「……ハァ、わかったよ。あとで小萌先生に掛け合ってみるから機嫌直せって」ナデナデ

美琴「ホントに!?」パァァ

上条「おう」

美琴「やったー! そうと決まればパパーっと終わらせるわよ!」

上条「はいはい」ヤレヤレ


671 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 01:41:31.84 ID:ehDAmS2j0

とある病院――


御坂妹「経過はどうですか? とミサカは一応末の妹の心配をしてる風を装います」

番外個体「あー退屈ー、おねーたまのカミナリに撃たれたからって入院は大げさだっての」

御坂妹「流石はレベル4。ただのミサカとは格が違った、とミサカは称賛します」パチパチパチ

番外個体「それ程でもあるけどねー♪」フフン

御坂妹「ではミサカは用事があるので、とミサカはそそくさと病室を後にします」イソイソ

番外個体「なんの用事?」ハテ?

御坂妹「クリスマスパーティーの参加権を懸けたあみだくじです、とミサカは素直に教えます」

番外個体「は? それって中止になったんじゃないの?」

御坂妹「あの人とお姉様の泣き土下座で中止は回避されましたよ、とミサカは想像してこみ上げる笑いを堪えます」プクク

番外個体「聞いてないよ!?」

御坂妹「入院してるんだから当然です、とミサカは暗にケガ人は寝てろと切って捨てます」

番外個体「クソっ、こうなったら無理やり退院して…」


冥土帰し「それは困るね? キミは滅多に検査にすら来ないから、この機会に徹底的に検査と調整をする予定なんだがね?」ヌッ

御坂妹「ざまあ、とミサカは煽ってみます」プークスクス


番外個体「……ぎゃは☆ あまりのムカつきっぷりに、ミサカ色んな意味でキレちゃいそう」イラッ


672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 01:43:27.42 ID:ehDAmS2j0

上条さんち――


禁書「やったー! クリスマス限定レイドボス撃破なんだよ!」

アックア「久々に骨のある強敵だったのである」

ステイル「あの程度の相手なら、僕と彼女の二人でも勝てたさ」

アックア「フッ、我ら三人が力を合わせたからこそ余裕を持って勝利できたのである。でなければもっと苦戦を強いられただろう」

ステイル「……そうだね」

アックア「洗練された炎の魔術の妙、まことに見事である。その実力、炎に限定すればフィアンマに勝るとも劣らぬ腕前か」

ステイル「そちらこそ理不尽なまでのワンマンアーミーじゃないか。共闘するのも一苦労だったよ」

アックア「また機会があればパーティを組みたいものだな」ニヤリ

ステイル「望むところだ」ニヤリ

アックア「ではお暇するのである。何故かヴィ……こほん、第三王女がクリスマスくらい帰国せよとうるさいからな」

ステイル「ハァ、第三王女も苦労人だね」ヤレヤレ

アックア「?」

ステイル「まあいいさ。空港まで送ろう」

アックア「むっ、ならば学園都市ならではの土産を見繕ってほしいのである」

ステイル「ああ、任せてくれ」


ガチャ バタン


禁書「……行っちゃった」


673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 01:44:40.00 ID:ehDAmS2j0

美琴「たっだいまー」

上条「さーて、ちゃちゃっとパーティーの準備を済ませちまうか」


禁書「あっ、おかえりなさーい♪」パタパタ


美琴「ただいまインデックス」

上条「あれ、今日もアックアが来てるんじゃなかったっけ?」

禁書「もう帰っちゃったんだよ。目的は果たしたからね」

上条「そっか、じゃあインデックスも飾り付け手伝ってくれな」

禁書「まかせてほしいかも!」キリッ

美琴「私はお料理に専念するからお願いね」


ピンポーン


上条「はいはい、今開けますよっと」


ガチャ


吹寄「お邪魔するわよ。御坂さん一人に料理させるわけにはいかないから手伝いに来たわ」

一方通行「俺はクソガキの付き添いだ」

打ち止め「お呼ばれされれば即参上っ! ってミサカはミサカは初めてのパーティーに興奮を抑えきれなかったり♪」

スフィンクス「にゃー♪」


674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 01:46:34.95 ID:ehDAmS2j0

吹寄「へえ、御坂さん お料理上手なのね」

美琴「あはは、そりゃまあ毎日欠食児童を養ってますから」チラッ

吹寄「そういえば大覇星祭の打ち上げでもたくさん食べてた記憶が」チラッ


禁書「誰が欠食児童なのかな!?」

上条「まあまあインデックスさん、真実なんだから怒らなぎゃあああああああああああ!?」

禁書「がるるるるッ!!!」ガブガブ

上条「血に染まる! せっかくのクリスマスが血に染まっちゃいますぞーーー!?」ドクドク

打ち止め「わあー、真っ赤な血が滝みたいに流れてる、ってミサカはミサカは二人のコントに合の手をいれてみる」

上条「できれば止めて欲しいのですがー!?」


一方通行「…………」スヤスヤ

スフィンクス「…………」スヤスヤ


上条「一人と一匹がベッドで安らかに眠っているだと!? 一方通行! テメエも手伝えよ!」

禁書「とうまうるさい。ラストオーダー、クリスマスツリーの飾り付けをしよう?」

打ち止め「うん♪」

上条「なんで上条さんが怒られてんの!? 意味も無く噛みつかれて血まみれだというのに!」ガビーン


吹寄「まったく、相変わらずね上条当麻は」ヤレヤレ

美琴「い、いざって時には頼りになるんですよ。能ある鷹は爪を隠すというか、なんていうか」

吹寄「ふふっ、御坂さんも相変わらずのお兄ちゃんっ子よねえ」クスクス

美琴「……///」テレテレ


675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 01:48:11.35 ID:ehDAmS2j0

ピンポーン ガチャ


土御門「メリー苦しみます、カミやん」

青ピ「メリー苦しみなさい、カミやん」


上条「現在進行形で苦しんでるよ! つか普通にクリスマスを祝えよ!?」ガビーン

禁書「わわっ、とうまってば血まみれなんだよ!?」

上条「なに今更驚いてんだ! さも自分は関係ない風を装っていやがりますが、お前の仕業ですからねインデックスさん!?」

禁書「ふぇ?」ハテ?

上条「……このヤロウ、俺への噛みつき攻撃は無意識でやってんのか」ゲンナリ


青ピ「何言うてんの? 美少女に噛みつかれるやなんて、僕の業界やとご褒美やで? って、ああっ!?」

土御門「どうかしたのかにゃー?」

青ピ「ケーキ買ってくるの忘れてた……」


上条「オイオイ、予約してたケーキを受け取るのはお前らの担当だったろ」

吹寄「簡単なお遣いすらこなせないなんて、貴様らは……」

美琴「…………」ジトー


青ピ「ああん♪ そない蔑みの視線を送られると、ボクぁもう……!」ゾクゾク

土御門「いやー、キレイさっぱり忘れてたぜい」ケラケラ


禁書「誰にでも失敗はあるんだよ。それより早く家にあがっておこたで温まるといいかも。外は寒かったでしょう?」ニコニコ


土御門「にゃー、そんじゃお言葉に甘えるぜよ」

青ピ「天使や! 聖夜に天使が降臨されたッ!!」


676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 01:49:47.21 ID:ehDAmS2j0

吹寄「ほんと現金なんだから」ヤレヤレ

上条「怪しい……」

吹寄「は?」

美琴「ケーキを忘れたのにインデックスが怒らないなんて、あり得ない……」

吹寄「せっかくのクリスマスなんだし、そんな些細なことで怒ったりしないでしょ」

上条「いいやあり得ないね! ついうっかりインデックスのお菓子を食べただけで、頭から血の噴水が出るほど噛みつくのに!」

美琴「ええ、あり得ないわ! ついうっかりインデックスのプリンを食べただけで、一晩中ぐずるのに!」


禁書「二人とも言い過ぎかも!///」カァァ


上条「何が狙いだと思う? 自分がケーキを受け取りに行くと言いだして、あわよくばケーキ屋で余計なものまで買い食いするってのが濃厚だと思うんだが」ヒソヒソ

美琴「あー、それっぽいわね」ヒソヒソ

上条「インデックスの食い意地の悪さには困ったもんだな」ヒソヒソ

美琴「そういう事言わない! 成長期だからお腹がへって当たり前なの!」メッ

上条「ご、ごめんなさい。……インデックス、お腹が空いてるなら遠慮せずに言うんだぞ?」


禁書「むううーっ!! 私は腹ペコキャラじゃないんだよ! いいから二人ともケーキを受け取りに行くんだよ!!」ガァァ

上条「はいはい、んじゃちょっと出るから留守番頼むわ」

美琴「いってきまーす」


吹寄「変なのに絡まれないように気をつけるのよ」クスクス


677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 01:52:02.84 ID:ehDAmS2j0

吹寄「さてと、残りのお料理、頑張って完成させないとね」


土御門「おおう、おこた温かいにゃー」ホクホク

青ピ「一方通行くんが幼女と猫とベッドで寝とる!?」


一方通行「…………」スヤスヤ

スフィンクス「…………」スヤスヤ

打ち止め「むにゃむにゃ……ってミサカはミサカは……」スヤスヤ


青ピ「こ、ここが桃源郷やったんか!? こうなったら僕も混ぜて…」ハァハァ

土御門「青ピ! あぶなーい!?」

青ピ「へ?」

吹寄「幼女にまで欲情するんじゃない! この変態があああああああああああッ!!!」キラッ

ドゴッッ!!!

青ピ「ひでぶっ!?」バターン

吹寄「まったく、油断も隙もあったもんじゃないわ」ヤレヤレ

土御門「怖ぇー……吹寄おでこDX今年最後の犠牲者ぜよ」ガクブル

吹寄「こういう時にもう一人女子が居てくれたら助かるのに。番外個体がケガで入院してるから仕方ないんだけどね」

土御門「にゃー? そういえば姫神は?」ハテ?

吹寄「…………あ」

土御門「すっかり忘れてたぜよ!? やっべぇ、ナチュラルにはぶっちまったぞ……!」ガビーン

吹寄「ケータイ! ケータイはどこ!?」アタフタ


◇ ◇ ◇ ◇


姫神ちゃんち――


姫神「今日は楽しいクリスマス。……だというのに。私は安定のクリボッチ」クスン

携帯『』シーン

姫神「……虚しいけどチキンとケーキ。買いに行こうかな」

携帯『着信中 お凸DX』ヴヴヴヴヴ

姫神「あ……」パァァ


678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 01:53:40.27 ID:ehDAmS2j0

第七学区――


美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、今度はなんだ?」

美琴「今どこに向かってるの? ケーキは受け取ったし早く戻らないと不味くない?」

上条「そろそろ御坂妹たちも来る時間だもんな」ウン

禁書「いいからいいから♪ 二人とも黙ってついてくるんだよ」


上琴「「?」」


◇ ◇ ◇ ◇


とある病院――


禁書「とうちゃーく♪」

上条「って、いつもの病院じゃねーか! うわ、いつものとか超常連みたいで嫌過ぎる!?」

美琴「常連でしょ」

禁書「常連なんだよ」ウン

上条「ですよねー。は、はは……」ガックリ

美琴「けど病院って…………あ、そっか」

禁書「そうなんだよ」ウン


679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 01:56:35.55 ID:ehDAmS2j0

とある病室――


番外個体「…………」

冥土帰し「ふむ、どこも異常は見当たらないね?」

番外個体「ま、最近は規則正しい生活を送ってるからね。ガッコーに通ってるし」

冥土帰し「結構なことだ」ウン

番外個体「……ハァ、超退屈なんですけどー? 検査終わったなら退院していい?」

冥土帰し「まだ調整が残ってるね?」

番外個体「それは年明けって事で……ダメ?」

冥土帰し「ダメだ。『ぎゃはは! 約束なんてのはなぁ、破るためにあるんだよ!』とか平気で言いそうだね?」

番外個体「チッ」

冥土帰し「君も大概だよねえ」ヤレヤレ

番外個体「じゃあせめてケータイ返してよ」

冥土帰し「病院内での使用は禁止だね? それに…」

番外個体「うがあああああああああああ!!!! いいじゃん少しくらい! ミサカだってあの人に…」ガァァ


コンコン


禁書「メリークリスマスなんだよ!」

美琴「妹ー、お見舞いに来てあげたわよ」

上条「ケガさせたのはミコっちゃんですけどね。よっ、元気してるか?」


番外個体「あ」パァァ

冥土帰し「……それにお人好しの彼らだからね? 退屈はしないだろうよ?」ニッコリ


680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 01:59:02.36 ID:ehDAmS2j0

第七学区 上条さんちへの帰り道――


禁書「ワーストとっても喜んでたね」

上条「クリスマスなのに一人ってのは寂しいもんな」

美琴「インデックスのお陰であの子も楽しく過ごせたみたい。ありがとね」

禁書「ふっふっふ、私はお気遣いシスターさんだからね。当然の配慮かも」ドヤァ

上条「……普段から上条さんにも配慮して欲しいもんだ」ボソッ

禁書「なにか言ったかな、とうま?」

上条「いいえ何も!? あ、あっははー、インデックスはシスターの鑑だなぁ、なんて」ギクッ

美琴「もう、仕方ないんだから」クスクス

上条「それより早く帰ろうぜ。みんなを待たせてるし、天気予報じゃ雪が降るらしくて実際めっちゃ寒いし!」ブルブル

美琴「なら」チラッ

禁書「こうすればいいんだよ!」コクリ


ギュッ


上条「おわっ!?」

美琴「こうやって手をつないだら温かいでしょ?///」

禁書「三人ならどんな寒さにも負けないんだよ!」

上条「たしかに温かいけど三人で手をつないでるから円になってるんですが……。これじゃ歩けないだろ」

禁書「マイムマイムみたいに回るともっと温かいかも!」

美琴「それー、やっちゃうぞー♪」クルクル

上条「ぎゃあ! なんか怪しげな儀式みたいになってる!?」ガビーン

禁書「周りから熱い視線を感じるんだよ///」クルクル

上条「それ不審者を見る眼差しですから!?」クルクル

美琴「ねぇねぇ!」クルクル

上条「はいはい、今度はなんだっつーかオマエら落ちつけ!?」

美琴「やーよ! これからも色んな事に付き合ってもらうんだから♪」

禁書「とうま、覚悟はいい? 私はできてるんだよ!」

上条「羞恥心は投げ捨てるモノではありませんぞ!? ああもう、不幸……じゃないけど何なんだこれーー!!」ギャース


681 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 02:03:41.11 ID:ehDAmS2j0





美琴「ねぇねぇ!」

上条「はいはい、何でも付き合うから風邪引かないうちに帰ろうぜ」

禁書「それじゃお家まで競争なんだよ! よーい、どーん!!」

美琴「あっ、フライングなんてズルイわよ! こらー、待ちなさーい!!」







上条「ったく、呆れるほど不幸(しあわせ)だな」




682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 02:05:04.62 ID:ehDAmS2j0

といったところでこのSSは終了

ここまでお付き合い頂き感謝感激雨あられです。当初の目標の五倍も続いちゃいましたね……。
また何かしら書くと思いますので、見かけたら読んでやってくださいませ。ではではー

685 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 03:40:03.48 ID:I2YRezv20
乙  ほぼまる2年楽しんだんだよ ありがとうね

687 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/30(月) 09:57:04.91 ID:KrhYQuYr0
「中2美琴シリーズ」「じゃっじめんと、ですの」に並ぶ
禁書3大ほのぼのSSと認定します!

いままで乙でした!

690 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/30(月) 23:31:11.30 ID:5Yf8N5Kao
おこがましい願いだが新しい話でも上条さんとみこっちゃんとインデックスさんが仲イイといいな
乙でした

693 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/31(火) 01:34:26.80 ID:s23oUSXz0
よかった~
またいつかこの三人のほのぼのが見られると嬉しいなぁ
ほんとにお疲れ様でした!



元スレ: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1342353390/

とある魔術の禁書目録 (13) (ガンガンコミックス)
鎌池 和馬 近木野 中哉
スクウェア・エニックス

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