196 :
◆6RLd267PvQ 2019/03/19(火)23:04:40 ID:
q7e
※そんなこんなでちまむーに新機能が付きました。
P「大丈夫か…? また前みたいに床とか色々と破壊したりしないだろうな……」
晶葉「問題ない、今回改良したのはお茶くみ機能だからな」
P「ほう、確かによくお茶淹れて持ってきてくれるしな。なら今回はまぁ安心して…」
ちまむー「プー」ピュー
晶葉「口からお茶を吐くようにした!」
P「戻せ!!!!」
197 :
◆6RLd267PvQ 2019/03/19(火)23:04:56 ID:
q7e
晶葉「何を騒いでいる、茶の品質であれば心配ないぞ、雪乃と桃華に頼んで厳選した茶葉を……」
P「違う、そこじゃない」
晶葉「これまではいちいちお茶をくんで持ってきていただろう、これなら直接口から飲めて手間も省けるんだぞ」
ちまむー「プー」ピュー
P「倫理と良識と常識で考えろ!」
晶葉「そんなものに囚われていては科学技術の発展とこの天才の頭脳がだな!」
ワーワー ギャーギャー
湯呑み持ってきたぷちみお「プハー… モウイッパイ!」
ちまむー「ガンバリマプー」ピュー
晶葉「……これなら絵的にセーフだろう」ドヤ
P「明らかにフォローが後付じゃねえかマッドサイエンティスト」
※ちまむーの魔改造は続く…。
198 :
◆6RLd267PvQ 2019/03/19(火)23:05:12 ID:
q7e
【ダヤー】
美嘉「あ、加蓮。ぷちかれちゃんも。一緒に出かけるの?」
加蓮「まぁね。目を離すとイタズラばっかだから、遊びに連れてこうと思って」
ぷちかれ「ポテェ」
美嘉「何か懐かしいな~、アタシも莉嘉が小さい頃は色々とさぁ…でも、ちょっと羨ましいかも」
加蓮「そのうちちっちゃい莉嘉が出てきたりしてね。ぷちりか、とか」
美嘉「アハハ、そしたらアタシも張り切っちゃおっかな★ 何たってお姉ちゃんだしさ」
加蓮「あ、でもぷちかれ、いつも芋に飛びつくんだよね…ぷちりかだと……カブトムシ?」
美嘉「…ゴメン、やっぱ考えさせて」
199 :
◆6RLd267PvQ 2019/03/19(火)23:05:58 ID:
TdL
~数日後。
P「………腕が重いと思ったらまたか」
ぷちまゆ「マユデスヨォ」ギュー
美嘉「おーっす、お疲れプロデューサー★」
ぷちりか「リカダヤー☆」ギュー
P「………お前もか美嘉……」
美嘉「うん、何かいつの間にかくっついてた…」
※ぷちりかはカブト虫やシールの様に背中に貼り付く様です。
杏「折衷案だねえ、ある意味…」
ぷちりか「ヤッハー☆」
※因みに鳴き声は「リカダヨー」ではなく「リカダヤー」
「ヤッホー」でなく「ヤッハー」だったりします。
200 :
◆6RLd267PvQ 2019/03/19(火)23:06:40 ID:
TdL
~以下、おまけ短編~
※ぷち世界とは別の世界のお話。
なのでぷちは出ませんが、思いついてしまったので敢えて一纏めに。
201 :
◆6RLd267PvQ 2019/03/19(火)23:07:11 ID:
TdL
【星の瞬く夜に】
凛「どんなアイドルになりたいかって?……何、急に改まって、未央らしくもない」
未央「いいからいいから。聞かせてよ、しぶりんの未来予想図っ」
凛「未来予想図……。私は……そうだな……」
未央「うんうん」
凛「……走りたい、かな。この先も、まだまだずっと」
未央「うーん、相変わらずのしぶりん節ですなぁ。よく走るって言うよねしぶりん」
凛「うん。この世界、色んな人がいて、それはアイドルの仲間だけじゃなくて、スタッフさんだったり、作曲家さんだったり、ちひろさんやプロデューサー…ファンの皆だったりさ」
凛「色んな人からバトンを受け取ってるって思うとさ、まだまだ止まれないし、止まりたくないって思うから」
未央「おお~……しぶりん、結構ちゃんと考えてるんだねぇ……」
凛「……そんな風に感心されると照れくさいよ、もう」
未央「あは、ごめんごめん」
凛「…私が言ったんだから、次未央の番だよ。なりたい自分とか、目標とか、ある?」
202 :
◆6RLd267PvQ 2019/03/19(火)23:07:32 ID:
TdL
未央「そりゃあ未央ちゃんはアイドル界にさんざめく星達の中心に輝くスーパースターに………」
凛「真面目に」
未央「……えへへ、お見通しかぁ、しぶりんには」
凛「急にこんな話したって事は……もしかして、迷ってるの?」
未央「……ちょっとだけ、不安になっちゃってさ」
未央「色んな人に支えてもらって、色んな人を笑顔にできてさ、アイドル、頑張ってよかったって思うんだけど」
未央「私がもっともっと頑張ったら、もっともっと輝けたのかなあって」
凛「未央…」
未央「私もしぶりんみたいに強かったらなぁって、たまに思うんだけどさ。でも……しぶりんの弱いとこもちゃんと知ってるから。頑張ってるの知ってるからさ」
未央「頼りすぎて、甘えちゃうのも良くないかなぁ…なんて……ごめん」
未央「迷惑、だった、よね」
203 :
◆6RLd267PvQ 2019/03/19(火)23:07:58 ID:
TdL
凛「……はぁ」
凛「未央って、頭の回転は速いくせにそういうとこバカだよね」
未央「な、なにおう!?バカッて言ったほうがバカなんだぞぉ!」
凛「そういうとこ」クスッ
凛「未央はさ、やっぱり笑ってくれなくちゃ」
未央「えっ」
凛「私が走り続けられるのが凄いって言ってたけどさ、未央だって凄いんだよ?」
未央「そ……そう…なのかな」
凛「…星ってさ、迷い人の道標になるんだよ」
凛「私、いつも未央の底抜けの明るさに助けられてる。もし未央がいなかったら…多分、私もここまで走れなかったから」
凛「未央の弱い部分もちゃんとわかってるけど、強いとこだってさ、ちゃんと持ってるんだよ」
凛「だからさ。自信持ちなって」
未央「……しぶりん……」
凛「私の好きなアイドルならさ。もっと、しっかり輝いててよ」
未央「…しぶりんってさ、人を励ますのヘタだよね」エヘヘ
凛「なっ…私は真面目に…」
未央「そう、しぶりんは真面目真面目が取り柄なんだからね」
204 :
◆6RLd267PvQ 2019/03/19(火)23:08:18 ID:
TdL
凛「……私、甘やかすのとか、上手くないから。柄じゃないしさ」
未央「知ってるー」
凛「……けど、その……ちゃんと知ってるから。未央の事、見てるから」
凛「アンタは広い空に一人きりなんかじゃ、絶対にないんだから。……だから……勝手にいなくなったり、しないで」
未央「……うん、了解」
未央(…ありがとね、しぶりん。弱音聞いてくれて……)
205 :
◆6RLd267PvQ 2019/03/19(火)23:08:34 ID:
TdL
凛「ま、未央の場合なんやかんやで雨が降っても槍が降っても生き残りそうな気はするけどね、意外としぶといし」
未央「おおう……辛辣だね……空気変えようとしてくれたんだろけど」
凛「まぁ、こういう切り替えは大事だと思うし。ズルズル引っ張っても仕方ないでしょ」
未央「むー。じゃあ今日からしぶりんの事はジャベリンと呼んでやろう」
凛「ジャベリン……別に私槍じゃないからね」
未央「空から降る大量のジャベリン…それを使って鍛錬に励む素振りん……」
凛「待って、私結局槍なの、槍使う人なの、どっち」
未央「あ、ダブッちゃってるねこれ……ぷふっ…」
凛「もう、未央ったらいい加減なんだから……ふふふっ」
あはははは……。
206 :
◆6RLd267PvQ 2019/03/19(火)23:08:53 ID:
TdL
未央(きっとこれからも、壁にぶつかって、悩んだり落ち込んだり、泣いちゃったりする日もあるかもしれないけどさ)
未央(それでも私…もっともっと輝いていたい! 周りの誰にも負けないくらい……私を見てくれた誰かも照らせるくらい、思いっきり輝いていたいから)
未央「よーっし………やるぞーっ!おーっ!」
凛「な、何、いきなり大きな声出して」
未央「いいじゃん、こういうのは勢いだって!ほらほらしぶりんも!おーっ!」
凛「お、おー………」
未央「えへへ……なんだかんだノッてくれるから好きだよしぶりーん」
凛「はいはい……もう、あんまり調子に乗って、怪我してもしらないからね」
未央「うーい、わかってまーす」
凛「全く……今日の晩御飯、未央の奢りだからね」
未央「なぬ!?それは流石に不意討ちだよしぶりーん!」
凛「じゃあ相談料って事で。」
未央「うへー、しぶりんのいけずー。もー、なんて時代だー!」
【星瞬く夜に】終
207 :
◆6RLd267PvQ 2019/03/19(火)23:10:59 ID:
TdL
いつもとちょっと違う形式でした。
例年通りなら、そろそろ総選挙ですね。
今年こそは未央に頂点を、と願わずにはいられないです。
ではお目汚し、失礼をば。
おーぷん2ちゃんねるに投稿されたスレッドの紹介です
元スレ:
未央「ちまむーの改良?」ちまむー「ガンバッテマス!」
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1549942443/
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