ヘッドライン

P「オーバーブッキング」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:00:14.77 ID:xMGqhBQt0
prrrr prrrr

ピッ

P「もしもし」

美希『………』

P「……美希か?」

美希『……春香がね、今度の日曜、ハニーとお菓子作りするんだって』

美希『すっごく、喜んでたの』

P「」

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:03:16.02 ID:xMGqhBQt0
美希『………』

P「い、いや、それはだな……」

美希『いい。聞きたくない』

P「ぐっ……」

美希『……嘘つき』


ブツッ

ツー ツー ツー


P「み、美希……」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:06:18.56 ID:xMGqhBQt0
prrrr prrrr

ピッ

P「もしもし……」

春香『プロデューサーさん、ですか?』

春香『……あの、今度の日曜の件なんですけど』

P「………」

春香『昨日、千早ちゃんに何となく聞いてみたんです。日曜の予定』

P「あ、あぁ」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:09:51.86 ID:xMGqhBQt0
春香『プロデューサーさんと一緒に、オーケストラのコンサート行くんだって……』

春香『千早ちゃん、とても嬉しそうに言ってました』

P「……そうか」

春香『そ、それでですね!私の事なんですけど、その日急用が入っちゃって!……あ、あはは』

P「………」

春香『だ、だからっ!……プロデューサーさんとは……また、今度……!』

P「……わ、分かった」

春香『っ……!』


ブツッ

ツー ツー ツー


P「」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:10:16.63 ID:BCDY+LG30
刺されてしまえ

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:13:04.10 ID:xMGqhBQt0
prrrr prrrr

ピッ

P「はい、もしも……」

千早『今度の日曜、萩原さんと書店巡りをするそうですね』

P「」



千早『よりによって同じ事務所のアイドルと二股だなんて……』

千早『一体どういうつもりなんですか?』

P「あ、いや、あの……」

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:15:11.56 ID:xMGqhBQt0
千早『“いや”も“あの”も聞きたくないです!』

千早『明日から私は、萩原さんとどう顔を会わせたらっ……!』

P「………」

千早『……もういいです。しばらく、あなたと口をきくつもりはありませんから』

P「あっ……おい、千h」


ブツッ

ツー ツー ツー


P「………」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:17:20.39 ID:xMGqhBQt0
prrrr prrrr

ピッ

P「も、もしもし」

雪歩『あっ……ぷ、プロデューサー』

P「雪歩?」

雪歩『は、はいっ……あの、今度の日曜……ですけど』

P「あ、あぁ」

雪歩『探してる詩集は……わ、私一人でも……大丈夫ですからっ』

雪歩『……プロデューサーは、一緒に来なくてもっ……大丈夫、ですからっ……!』

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:20:22.24 ID:xMGqhBQt0
P「……お、おい、雪歩?」

雪歩『……私のことなんかより、真ちゃんの……ぬいぐるみ探し……』

雪歩『ちゃんと……ヒック……手伝って、あげてっ……ください……』

P「………」

雪歩『それじゃ……グスッ』


ブツッ

ツー ツー ツー


P「……雪歩……」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:23:53.08 ID:xMGqhBQt0
prrrr prrrr

ピッ

P「……もしもし」

真『……プロデューサー』

P「真か?」

真『昨日、伊織が自慢してたんですけど……今度の日曜、ショッピングだそうで』

真『プロデューサーと二人で行くんだって、鼻息荒くしてましたよ』

P「……そ、そうか」

真『……どういう事ですか?ボクと約束してましたよね?』

P「あ、あー……それは」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:26:56.76 ID:xMGqhBQt0
真『騙されてるのは、ボクと伊織、一体どっちなんですか?』

真『……ねぇ、答えてくださいよ!プロデューサー!』

P「………」

真『はぁ……一発、ぶん殴る気でいましたけど。その気も失せました』

真『どこへでも行ったらいいじゃないですか、伊織と……!』

P「い、いや、ちょっと待っ……」

真『プロデューサーの事なんか、ボクはもう知りませんっ!』


ブツッ

ツー ツー ツー


P「」

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:30:22.13 ID:xMGqhBQt0
prrrr prrrr

ピッ

P「はい」

伊織『どうしてこのあたしが電話をかけたか、もう分かってるわよね』

P「……ハイ」

伊織『あんたと二人で服を買うって、誰とでも約束しないって事も、分かってるわよね』

P「……ハイ」

伊織『それでいて、同じ日にやよいと遊園地に行くですって?』

P「えー……それは……」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:33:49.76 ID:xMGqhBQt0
伊織『……あたしが今どういう気持ちなのか、あんたに分かる?』

P「え、えぇっと……」

伊織『あんたには分かんないでしょうね。きっと』

P「い、伊織……あのな」

伊織『うるさいっ!』

P「」

伊織『……あんたなんかに……分かる訳、ないっ……!』



ブツッ

ツー ツー ツー

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:34:34.84 ID:0BpOAweoi
このPにいったい何がおきたのか・・・

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:37:10.89 ID:xMGqhBQt0
prrrr prrrr

ピッ

P「……へい」

やよい『あ、プロデューサーですか?』

P「やよい……」

やよい『あのっ!今度の日曜、響さん家にお呼ばれしてるってホントですか!?』

P「……あ、あぁ」

やよい『うー、ホントだったんですね……ごめんなさいー、プロデューサー』

P「えっ?」

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:40:13.61 ID:xMGqhBQt0
やよい『プロデューサーと響さんの予定を、私邪魔しちゃったみたいで……』

P「い、いや!そんな事ないぞ!元々は俺が言い出した事だし」

P「また今度、連れてってやるから……こ、今回は、本当にすまん」

やよい『あ、全然大丈夫ですよー、気にしてませんから』

『……姉ちゃん、遊園地……』

やよい『黙ってて!……そ、それじゃ、また』


ブツッ

ツー ツー ツー


P「くっ……!」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:44:11.92 ID:xMGqhBQt0
prrrr prrrr

ピッ

響『はいさーい、プロデューサー』

P「……響か」

響『え、えっと……自分、ちょっと聞いちゃったんだけど』

響『貴音がなー、今度の日曜にあの方と一日、らぁめん巡りをするのですって』

響『自分、約束の日を間違って覚えちゃったかもしれなくてさー』

響『それで確認しておきたいんだけど、プロデューサーが家に来るのは、いつ……』

P「すまん」



響『えっ?』

P「……すまん」

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:47:34.50 ID:xMGqhBQt0
響『……あ、あのさ、プロデューサー?自分が、約束した日を間違えて』

P「……違うんだ、響」

響『………』

響『……そっか……』

P「………」

響『……わ、分かってたさー、そんな事……だって自分、完璧だからなー!』

響『ベ、別に、プロデューサーが……い、家に来なくたって、平気さー』

P「………」

響『だから、その……貴音となっ?……グスッ……ゆ゙っ゙ぐり゙、ラ゙ー゙メ゙ン゙……』

響『っ……ぅ……!』


ブツッ

ツー ツー ツー


P「」

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:51:48.24 ID:xMGqhBQt0
prrrr prrrr

ピッ

貴音『あなた様には失望致しました』

P「えっ!?」

貴音『それでは』

P「ち、ちょっと待っ……!」

貴音『これ以上、何か言葉が必要なのでしょうか?』

P「うっ……」

貴音『双海亜美との約束があるにも関わらず、わたくしをらぁめんで弄ぶなどと……』

貴音『このような辱めをあなた様から受けるとは、思いもよりませんでした』

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:54:50.44 ID:xMGqhBQt0
P「いや、あの……」

貴音『いいえ、何も仰らずとも結構です』

貴音『あなた様の口から申し開きを聞きに、電話をかけた訳ではありませんので』

貴音『……ただ、失望した。それだけを、伝えに』

P「た、貴音……!」

貴音『……では』


ブツッ

ツー ツー ツー

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 14:58:02.44 ID:xMGqhBQt0
prrrr prrrr

ピッ

P「もしもし」

亜美『……ちょっと兄ちゃん、どういう事?』

P「い、いやぁ……」

亜美『真美から聞いたんだけどさ、今度の日曜に花やしきで一日デートするらしいじゃん』

亜美『亜美とヤキニクマンの映画、見に行くんじゃなかったの?』

P「あー……」

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 15:01:59.80 ID:xMGqhBQt0
亜美『あー、じゃないよ、もー……こーゆー事したらどうなるかって、分かんなかった?』

P「す、すまん真美」

亜美『亜美だよっ!』

P「あぁっ!わ、悪い……」

亜美『……今回は真美に譲ってあげるけどさ。次やらかしたら、兄ちゃんでもショーチしないかんね』

P「ほ、本当に悪かった……許してくr」

亜美『ふーんだ!』


ブツッ

ツー ツー ツー

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 15:05:46.31 ID:xMGqhBQt0
prrrr prrrr

ピッ

P「……はい、もしもし」

真美『……あ、兄ちゃん?』

P「……ま、真美か?」

真美『うん……あのね、日曜の事なんだけど』

真美『また、今度にしてもいいよね?』

P「あ、あぁ……」

真美『……律っちゃんがね、日曜日に兄ちゃんと二人でゲーセン巡りするんだって、言ってたよ!』

真美『んっふっふ~、兄ちゃんも隅に置けませんなぁ、このこの~』

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 15:08:09.69 ID:xMGqhBQt0
P「真美?……あ、あのな」

真美『律っちゃん、すっごく嬉しそうだったよ……うん』

真美『……あっ、大丈夫だよ!律っちゃんには真美との約束、ヒミツだから』

真美『だ、だから……真美の分まで、楽しんできてね!兄ちゃん!』

P「………」

真美『……兄ちゃん……』

P「ど、どうした?」

真美『……律っちゃんには、さっ……グスッ……』

真美『こーゆー思いは……させないで、あげてね!……絶対、だかんね!』


ブツッ

ツー ツー ツー


P「」

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 15:12:42.70 ID:xMGqhBQt0
prrrr prrrr

P「………」

prrrr prrrr



ピッ

律子『死ね!』

P「死ね!?」

律子『……ホンット信じらんない!プロデューサーのバカ!アホ!……ヒック』

P「ま、待て!落ち着け律k」

律子『私は120%冷静れす!むしろあなたの方がろうかしてるんれすっ!!』

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 15:16:31.84 ID:xMGqhBQt0
P「お、お前、呂律が回って……酒飲んでるな!?」

律子『プロデューサーでありながらー、平然とダブルブッキングするなんてー……ヒック』

律子『仕事じゃなければーいいだろー、とでも思ってましたぁ!?』

P「……わ、悪かった!本当にすまなかった、律子!!」

律子『今私がぁっ!どんな気持ちでっ……!』

律子『どんなっ……気持ちでっ……!』

P「………」

律子『グスッ……あずささんと温泉でも何処へでも行っちまえ、バカヤローッ!!』


ブツッ

ツー ツー ツー


P「………」

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 15:19:33.23 ID:xMGqhBQt0
P「………」





P「で、電話が来なくなった……」

P「……それはそれで、静かすぎる」



ピンポーン

P「!?」

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 15:23:14.76 ID:xMGqhBQt0
ガチャッ

あずさ「こんばんわ~」

P「あ、あずささん!?」

あずさ「プロデューサーさんの家って、ここだったんですね~」

P「あ、はい……そうですけど。よくここが分かりましたね」

あずさ「えっと~……来ちゃいました♪」

P「来ちゃいましたって……」





あずさ「……美希ちゃん達の事で、お話があります」

P「」

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 15:27:08.61 ID:xMGqhBQt0
あずさ「プロデューサーさんは今、事務所がどうなってるか、分かりますか?」

P「……ハイ」

あずさ「美希ちゃん、春香ちゃん、伊織ちゃん、雪歩ちゃん、響ちゃん、真美ちゃん……」

あずさ「みぃんな、泣いてましたよ?」

P「……ハイ」

あずさ「……どうしてこうなったか、分かりますよね」

P「……ハイ」

あずさ「プロデューサーさんには、責任を取っていただかないといけません」

P「……責任、ですか」



あずさ「はい♪」シャキン

P「えっ」

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 15:27:38.21 ID:+ZjIuqoB0
アカン

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 15:31:16.70 ID:xMGqhBQt0
あずさ「このままじゃ、とてもじゃないけれど、みんなアイドル活動なんてできません……」

あずさ「ですから、元凶は消さないといけないんですよ~」

P「あ、あの、あずささん?……と、とりあえず、その包丁は降ろしましょう?」

あずさ「……女の子一人笑顔に出来ない人が、運命の人である訳ないですし……」

あずさ「あっ、逃げないでくださいね」

P「ひっ……!」ガタガタ



あずさ「そうそう……楽には、終わらせませんからね♪」





ウワアアアアアアアア

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 15:34:38.34 ID:xMGqhBQt0




高木「―――みたいな、ドッキリをだね」





P「できるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!」バンッ

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 15:39:56.43 ID:xMGqhBQt0
P「もはやドッキリでも何でもないじゃないですかこれ!最後ホラーじゃないですかこれ!!」

P「一体誰が得するんですか、誰がっ!!」

高木「サイコホラーで最後ホラー……ウマいこと言うね、君ィ」

P「全然ウマくありませんっ!」バンッ

高木「安心したまえ。驚異の13連鎖だよ、13連鎖」

P「一体何を安心しろと?俺の心臓はぷよぷよじゃないんですよ!?」

高木「……だが、ハーレムよりはこちらの方が、現実には実現できる可能性は高い。そう思わんかね?」

高木「バカな男のバカな死が、三面記事を飾り立て、世間の物笑いの種になれるんだぞ!確実に」

P「社長は俺に死ねと?……つーかなりたくありませんから!」

P「大体こんなアホなブッキングしませんよ、俺は」

高木「ム……まぁ確かに、こんな間違いを犯すようでは、プロデューサーは務まらんな」

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 15:42:56.68 ID:isp4j3FO0
かわいそうなアイドルはいないんですよね…?

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 15:44:01.00 ID:xMGqhBQt0
P「ったく……」



小鳥「ふっふふ~ん、今度のっ、日曜~っと♪」キュッキュッ

P「……何してるんですか?」

小鳥「カレンダーに印を付けてるんですよ~、プロデューサーさんとデートする日に♪」

P「知りません」



小鳥「そんなっ!?……あの日交わした約束は、ウソだったんですか!?」ウルウル

P「知りません」





おわり

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 15:47:45.15 ID:+sApoYuUO
よかったよかった…乙



元スレ: P「オーバーブッキング」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1345784414/


[ 2019/02/19 02:55 ] アイマスSS | TB(0) | CM(0)
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