SSびより

ヘッドライン

Ｐ「なぁ、小鳥？」

1 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/25(月) 23:01:58.27 ID:Vfbb9hlwO

――765プロ事務所

Ｐ「…なぁ、小鳥？」ｶﾀｶﾀ､ｶﾁｶﾁ､

小鳥「はい？何ですか？」ｶﾁｶﾁ､ｶﾀｶﾀ､

Ｐ「今日の晩御飯、なに？」ﾁﾗｯ

小鳥「え～っと…ふふっ。何が食べたいですか？」ｸｽｸｽ

Ｐ「そうだなぁ…ハンバーグ！ハンバーグが食べたいな」

小鳥「ふふっ。いいですよ？じゃあ今日も一緒に買い物、行きましょうか」

Ｐ「よし！そうと決まれば、早く仕事終わらせるぞ！」

小鳥「ふふっ。まったく…子どもみたいですよ？」ｸｽｸｽ

6 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/25(月) 23:06:25.06 ID:Vfbb9hlwO

小鳥「ふふっ。本当にプロデューサーさんは甘えんぼさんですね」ｸｽｸｽ

Ｐ「そりゃ…ねぇ？」ﾁﾗｯ

小鳥「？」

Ｐ「好きな人には…思い切り甘えたいじゃないですか」ﾆｺﾆｺ

小鳥「～ッ！」ｷｭﾝｷｭﾝ

小鳥「もうっ！そんなところも大好きです！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

Ｐ「ははっ。ほら、小鳥？皆が見てるぞ？」ﾁﾗｯ

小鳥「えっ？」

アイドルたち「(´;ω;｀)」

小鳥「恥ずかしい///」ﾃﾚﾃﾚ､

Ｐ「…さて！俺の仕事は終わったけど、小鳥は？」

小鳥「あ、はい。私ももう終わります」

Ｐ「うん。じゃあ待ってるよ」

8 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/25(月) 23:09:16.95 ID:WQzussw60

事務所でやんなｗ

9 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/25(月) 23:10:56.64 ID:Vfbb9hlwO

――765プロ事務所前

Ｐ「ん～ッ！終わったぁ！しかも明日は土曜日！仕事も休みだぁ」

小鳥「ふふっ。Ｐさん？それ、この前もしてましたね。クセですか？」ｸｽｸｽ

Ｐ「…あ、あの時、ですか…///」ﾃﾚﾃﾚ､

小鳥「ふふっ。私と貴方が、お付き合いを始めた日、です///」ﾃﾚﾃﾚ､

Ｐ・小鳥「「…///」」ｷﾞｭｯ

小鳥「ふふっ。て、離さないでくださいね？」ｷﾞｭｯ

Ｐ「じゃ、じゃあ買い物に行こうか///」

小鳥「あ～？Ｐさん誤魔化したな～？」ｸｽｸｽ

※Ｐは名前って事で

12 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/25(月) 23:15:29.98 ID:Vfbb9hlwO

――スーパー店内

Ｐ「小鳥！今日もおやつ買っていい？」

小鳥「あんまり買っちゃダメですからね？」

Ｐ「ははっ。分かってるって！じゃあ、行ってくる！」ｽﾀｽﾀｽﾀ

小鳥「くすっ。本当に子どもみたい…。でも、あれがプロデューサーさんの素顔なのね」ｸｽｸｽ

小鳥「さてと！私もちゃちゃっと買い物しちゃおう！」

小鳥「…ふふっ。何だか、新婚さんみたい」

小鳥「…///」

16 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/25(月) 23:20:39.69 ID:Vfbb9hlwO

小鳥「挽き肉、玉ねぎ、牛乳…卵にパン粉っと。うん、これだけあれば足りるかな？」

Ｐ「小鳥ー！」

小鳥「？どうしたんですか？Ｐさん」

Ｐ「これ！懐かしくないか？」ｽｯ

小鳥「あら、あんず棒。懐かしいですねぇ。よく食べてました」

Ｐ「俺もだよ。…これ、買っていい？」ﾁﾗｯ

小鳥「ふふっ。いいですよ？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

Ｐ「…ばっ！恥ずかしいって！///」ﾃﾚﾃﾚ､

小鳥「ふふっ。可愛かったので、つい…」ｸｽｸｽ

Ｐ「まったく…まぁ、小鳥だからいいけど」

小鳥「私だから、ですか？」ｼﾞｰ

Ｐ「…当たり前だろ？」

Ｐ「…」

小鳥「…」

小鳥「ちゅっ」ﾁｭｯ

20 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/25(月) 23:24:01.04 ID:Vfbb9hlwO

――Ｐと小鳥の家

Ｐ「ただいまー！」ｶﾞﾁｬｯ､

小鳥「ただいまー」

小鳥「さ、Ｐさん。いつものアレ、しますよね？」ﾆｺﾆｺ

Ｐ「当たり前だろ？アレをしなきゃ、もう帰った気がしないよ」

小鳥「ふふっ。じゃあ、ドア、一度閉めますね？」ｶﾞﾁｬｯ､

――ﾊﾞﾀﾝ

Ｐ「…」

Ｐ「ただいま。小鳥」ｶﾞﾁｬｯ､

小鳥「お帰りなさい。Ｐさん♪」

――ﾊﾞﾀﾝ

22 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/25(月) 23:27:41.55 ID:Vfbb9hlwO

――室内

Ｐ「ふぅ。やっぱ我が家が一番落ち着くなぁ…それに今は、一人じゃないし」ｷﾞｭｯ

小鳥「私も、です///」ｷﾞｭｯ

小鳥「…だいすき」

Ｐ「小鳥…」ｷﾞｭｰ

小鳥「ふふっ。じゃあ、Ｐさん？お風呂、入ってきてくださいね？」

Ｐ「わかった。美味いハンバーグ、期待してるからな？」ﾆﾔｯ

小鳥「ふふっ。ハンバーグ以外も、期待していてくださいね？」ﾁｭｯ

Ｐ「///」

28 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/25(月) 23:32:04.18 ID:Vfbb9hlwO

――風呂場

Ｐ「…はぁ…生き返る…」ﾁｬﾌﾟﾝ

Ｐ「…それにしても…小鳥と付き合ってから、毎日が、更に楽しい」

Ｐ「…小鳥に惚れて、良かった」

――その頃、キッチン

小鳥「ひきにくこねこね♪パン粉をぱっぱっ♪」ｺﾈｺﾈ､

小鳥「…誰かのために料理をするのが、こんなに楽しいだなんて…ふふっ」

小鳥「作る相手が、Ｐさんだから、なのかな？」

小鳥「Ｐさんを好きになって、良かった」

――

Ｐ・小鳥「「はぁ…」」

31 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/25(月) 23:36:31.25 ID:Vfbb9hlwO

――キッチン

Ｐ「…」ｿﾛﾘ､ｿﾛﾘ､

小鳥「～♪」ｺﾈｺﾈ､ｺﾈｺﾈ

Ｐ「…」ｷﾞｭｯ

小鳥「うひゃあっ！」ﾖﾛﾘ

Ｐ「おっと！大丈夫か？小鳥」ｷﾞｭｰ

小鳥「…もうっ！またそんなイタズラしてー！」ﾑｽｰ

小鳥「…怒っちゃいますよ？」ﾌﾟｸｰ

Ｐ「ははっ。怒った小鳥も可愛いからさ、つい…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ､ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

小鳥「…もうっ」

小鳥「…ばか」ﾁｭｯ

Ｐ「悪かったって」ﾁｭｯ

Ｐ「…で、な？」ﾁﾗｯ

小鳥「…？」ｷｮﾄﾝ

Ｐ「何か、でっかいな。そのハンバーグ」

33 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/25(月) 23:40:07.90 ID:Vfbb9hlwO

小鳥「ふふっ。音無家のハンバーグはいつもこれなんですよ？」

小鳥「わらじハンバーグ！」

Ｐ「焼くのが楽しみだ！」ﾜｸﾜｸ

小鳥「ふふっ。もう焼きますから、Ｐさんはリビングで待っててくださいね？」ｸｽｸｽ

Ｐ「わかった！」ｽﾀｽﾀｽﾀ

小鳥「ふふっ。あんなにはしゃいじゃって…可愛いなぁ…」ｸｽｯ

小鳥「うん！Ｐさんに早く食べてもらいたいから、早速焼いちゃおう！」

小鳥「～♪～♪」ｼﾞｭｰ､ｼﾞｭｰ､

――その頃、リビング

Ｐ「…腹減った…」ｸﾞｩｩｩ

36 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/25(月) 23:44:58.55 ID:Vfbb9hlwO

――リビング

小鳥「お待たせしました。Ｐさん♪」ｽﾀｽﾀｽﾀ

Ｐ「おぉ！美味そうだ！」

小鳥「この間のコロッケもですけど、実はハンバーグも得意なんですよ？私」ｸｽｸｽ

Ｐ「知ってます！」

小鳥「えっ？」

Ｐ「だって、小鳥の料理は全部美味しいから」

小鳥「…ばか///」ﾃﾚﾃﾚ､

Ｐ「ほらほら、二人でご飯の準備しちゃおう？」

小鳥「はいっ♪」

小鳥(Ｐさん、そんな風に思ってくれてたんだ…)ｳﾙｯ

Ｐ「？どうした？」

小鳥「いえ！何でもないです！何でも」ﾆｯｺﾘ

Ｐ「そっか」

小鳥「はいっ♪」

41 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/25(月) 23:49:08.42 ID:Vfbb9hlwO

Ｐ「それでは…いただきます！」

小鳥「ふふっ。いただきます」

Ｐ「じゃあ早速、ハンバーグを…あぐっ！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ､ﾓｸﾞﾓｸﾞ

小鳥「ふふっ。どうですか？」ﾆｺﾆｺ

Ｐ「…美味い！何だコレ！ソースも普通と違う！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

小鳥「私の家のハンバーグソースは、ケチャップとソースを混ぜて作るんです。お口に合いました？」

Ｐ「もぐもぐ、もぐもぐ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ､ﾓｶﾞﾓｶﾞ

小鳥「ふふっ。聞いてないか♪じゃあ、私も」ｸｽｯ

小鳥「もぐもぐ。うん、今日も良く出来た♪」

46 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/25(月) 23:53:08.96 ID:Vfbb9hlwO

――食後

Ｐ「ごちそうさまでした！」

小鳥「ふふっ。お粗末様でした」ｸｽｸｽ

Ｐ「やっぱり、誰かが俺のために料理を作ってくれるってのはいいな」

Ｐ「しかもそれが、俺の小鳥！もう幸せすぎ」

小鳥「ふふっ。おだてても、何も出ませんよ？」ｸｽｯ

Ｐ「じゃあ、俺が出す」ｽｯ

小鳥「えっ？」

49 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/25(月) 23:55:38.55 ID:Vfbb9hlwO

Ｐ「小鳥、結婚しよう」

52 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/25(月) 23:58:52.13 ID:Vfbb9hlwO

小鳥「…えぐっ、ひっく…これ、ゆびわ…」ｸﾞｽｯ､ｸﾞｽｯ､

Ｐ「えっ？ちょっ？こっ、小鳥さん？」ｱｾｱｾ､

小鳥「ぐすっ」ﾌﾙﾌﾙ､

Ｐ「…あ。小鳥？」

小鳥「…」ｺｸﾝ

Ｐ「…で、だな？その…答えは？」

小鳥「…ばか」

小鳥「…ばかぁ！」ﾊﾞｯ､ｷﾞｭｰ

Ｐ「ちょっ！いきなり抱き着いたら危ない！」

53 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 00:01:00.59 ID:01u0J5i7O

小鳥「こんな…大好きな人に、とっても大好きな人にそんな事言われたら…」

小鳥「イヤなんて…言えないですよぅ…」ｷﾞｭｰ

Ｐ「…小鳥」ｷﾞｭｯ

小鳥「…私を、貴方のおよめさんにしてくださいますか？」

58 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 00:07:39.61 ID:01u0J5i7O

――深夜

小鳥「…えへへ…///」ｷﾞｭｰ

Ｐ「…指輪、サイズがピッタリで良かったよ」

小鳥「Ｐさんの、およめさん///」ﾃﾚﾃﾚ､

Ｐ「小鳥は、俺が幸せにするから」

小鳥「…いえ、私だけじゃないですよ？」ﾁﾗｯ

Ｐ「？」

小鳥「…私と、貴方の子どもも…」

小鳥「幸せにしてください」

Ｐ「小鳥…」ｸﾞｽｯ

小鳥「ふふっ。なーんて、ちょっぴり気が早いですかね？」ｸｽｸｽ

Ｐ「…いや、早くなんかないさ」

Ｐ「小鳥も、俺も、俺たちの子どもの幸せも…」

Ｐ「みんなまとめて、俺がプロデュースしてやるさ」

63 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 00:11:51.59 ID:01u0J5i7O

Ｐ「…さ、明日はどんなことしようか。おやすみ、小鳥」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

小鳥「明日も、いっぱいイチャイチャしましょうね？」ｷﾞｭｰ

Ｐ「もちろん」ﾆﾔｯ

小鳥「ふふっ。明日が楽しみです。じゃあ、おやすみなさい、Ｐさん」

Ｐ「…あぁ。おやすみ」

――

Ｐ「…zzz」ｸﾞｰ､ｸﾞｰ､

小鳥「…ふふっ。可愛い寝顔」ｸｽｸｽ

小鳥「ねぇ、プロデューサーさん？眠ってますか？」ﾂﾝﾂﾝ､ﾂﾝﾂﾝ

Ｐ「んっ…すぅ」ｽｩ...

小鳥「…ふふっ。よく寝てる♪」ｸｽｸｽ

68 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 00:17:37.44 ID:01u0J5i7O

小鳥「…あのね？プロデューサーさん」

小鳥「私、貴方に出逢えて良かった。貴方だったから、好きになれた」

小鳥「私が小鳥なら、貴方は空です。だから、これからも…私の空でいてくださいね？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

小鳥「おやすみなさい。Ｐさん」ﾁｭｯ

――数分後

小鳥「…zzz」ｽﾔｽﾔ､ｽﾔｽﾔ､

Ｐ「おやすみ。小鳥」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

小鳥「…んっ…ふふっ…」ｽﾔｽﾔ

Ｐ「小鳥さんから、小鳥に。小鳥から…」

Ｐ「俺の嫁」

おわり