ヘッドライン

P「貴音…おまえ吸血鬼だったのか」

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:06:23.79 ID:btQg/SFD0
貴音「はい」

P「はいって…この前ニンニクラーメン食べてたじゃないか」

貴音「そうですがあのらぁめんは仕事の後、尚且つ次の日がオフの場合にしか食べられないのです。それが非常に残念ではあります…おいしいのに」

P「いやいや、ラーメンの話じゃなくて…」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:08:47.45 ID:btQg/SFD0
貴音「違うのですか?」

P「えーともう一度聞くけど、貴音は吸血鬼なんだよな?」

貴音「あっはい、そっちの話でしたか。ふふふ、実は吸血鬼はニンニクを食べられるのですよ貴方様」

P「そうだったのか…吸血鬼とわかって、新たな問題が発生したんだけど…」

貴音「と申しますと?」

P「俺、貴音に噛まれておまけに血を吸われたんだけど」

貴音「…とても美味しかったですよ。貴方様」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:09:43.06 ID:btQg/SFD0
P「え!?な、何か照れるなぁ///いや、そうじゃ無くて!まさか俺吸血鬼になってる?」

貴音「たぶん、おそらく」

P「?」

貴音「いえ、あの…なにぶん始めて血を吸ったので」

P「じ、じゃあ俺がこれからどうなるかってことは分からないのか!?」

貴音「聞いて知ってはいるのですが、実際にどうなるかは確信を持っては言えませんね。ただ確かなのは貴方様は吸血鬼になって私の下僕であることでしょうか」

P「」

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:10:31.29 ID:btQg/SFD0

貴音「?貴方様」

P「はっ!きゅ吸血鬼になったてことは寿命はもちろん?」

貴音「延びますね。あとは傷の治りが早かったりetc」

P「なんかあまり実感がないな」

貴音「あっ!実感出来るものといえば、少し試して見たいことがあります貴方様」

P「何?」

貴音「貴方様の影に私が入ることが出来るのです。逆も然り。これは血を吸った吸われた関係のある者同士が出来る技だとか、百聞は一見に如かず、やって見ましょう。」

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:11:29.15 ID:btQg/SFD0

P「おお!入れる!入れるぞ!貴音!」ズズッ

貴音「ふふふ、何と面妖な」

P「中は真っ暗かと思ったけど、違うんだな。外の景色が見えるよ。しかもなかなか居心地がいい。」

貴音「貴方様出て来て下さい。私も試して見たいです。」

P「了解」ズズッ

貴音「ふふふ」

P「どうした?」

貴音「いえ、貴方様が影から上がって来る姿が少し面白おかしかったので」

P「そうか?」

貴音「では失礼します。貴方様」ズズッ

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:12:29.56 ID:btQg/SFD0

P「どうだ?」

貴音「はい、すごく居心地がイイです。疲れが溜まっている時に、来てみたい場所ですね」

P「ははは、確かに」

貴音「では一旦出ます」ズズッ

P「!」クスクス

貴音「ふぅ…貴方様?」

P「貴音の言った通り、人が影から出て来るすがたはなんか面白いね」

貴音「ふふふ」

P「ははは」

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:13:27.62 ID:btQg/SFD0

P「そうそう、下僕って言ってたけど、あれは…?」

貴音「!言い方がよろしくなかったですね、申し訳ありません」

P「ああいやそういうことじゃ無くて」

貴音「要するに貴方様は私が吸血鬼として出す命令に逆らえないのです」

P「下僕ってあながち間違った表現ではなかったな」

貴音「試してみますか?貴方様」

P「…ああ、ソフトな奴を一つ」

貴音「では…」

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:14:14.43 ID:btQg/SFD0

P(おっ!目が赤くなった。瞳孔がまるで猫だな。綺麗だ…何だか興奮してきた)

貴音「P…貴方に命令します」

P「はい、何なりと私にお申し付け下さい。貴音様」

貴音「コンビニへ行って、かっぷらあぁめんを買って来なさい」

P「何味を御所望ですか?」

貴音「ふっ、愚問ですね。店にある全種類に決まっているでしょ」

P「了解致しました。貴音様」ガチャ

貴音「…行ってしまわれました。ちょっと調子に乗ってしまいました」

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:14:56.81 ID:btQg/SFD0

P「只今戻りました。貴音様」

貴音「おかえりなさい。まぁこんなに///ふふふ、あっ元に戻さないといけませんね」

貴音「えいっ!///」

P「……おっ!あれ?うわぁ!貴音顔近い」

貴音「あああ申し訳ありません貴方様、戻って早々に質問なのですが、あの命令されていた時の記憶というのは?」

P「えぇっと命令されてコンビニでカップラーメンを買って、その後事務所に戻って机に買って来た袋を置いて、そしたら貴音の顔が間近にあって…」

貴音「大方覚えておられるのですね(戻し方は覚えてない様子ですね、よかった)」

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:16:04.71 ID:btQg/SFD0

貴音「すっかり夜も更けてまいりました。今後のことはまた後日話し合うことにしましょう。貴方様、では私はこれで」

P「そうだな、今日はこの辺にしておこう。危ないし送って行こうか?」

貴音「貴方様」グイッ

P「な、なんだ?(顔近い!)」

貴音「大変魅力的な提案でありますが、夜というのは私…いえ、私たちの時間。恐れるものでも、怖がるものでもありません。ましてや危ないなどとむしろ逆です。貴方様、危ないというのは人間に対していうものですよ。ふふふ」

P「ははは、そそうだな。まったく」

貴音「では貴方様、おやすみなさい」

P「ああ、また明日」

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:17:01.64 ID:btQg/SFD0

バタン

P「あれ?カップラーメンの袋が…貴音のやつ」

P「…俺も帰るか、いろいろあってまったく実感が持てない。やっぱ吸血鬼になったからかな!うーん!なんだか体、全体が軽いな!財布が特に」

オワタァア

次の日

P「遅刻した」

春香「プロデューサーが遅刻なんて…大丈夫ですか?体調が良くないんじゃ?」

P「大丈夫、むしろ今までより調子がいいぐらいだ。まあそれのおかげで、寝不足になったというべきか」

春香「?」

小鳥「でも、本当に無理なときはすぐに言って下さいね。プロデューサーがこの765プロの大黒柱と言っても過言ではないんですから」

P「えーと今日のスケジュールはー」

小鳥「午前のスケジュールがある子はみんな予定通り、レッスンやお仕事に行きましたよ。プロデューサーがいない間、社長があれこれ指示してくれたみたいです。」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:19:32.63 ID:btQg/SFD0

P「アァ社長すいません」

小鳥「私に言ってどうするんです!?ちゃんと社長の前で言って下さい!まったくもう」

P「午後のスケジュールは貴音と春香がレッスンとドラマの撮影か…あれ?貴音は?」

春香「そこのソファで寝てます。」

P「あらまぁホント」

春香「……貴音ちゃんも寝不足なのかな」

P「春香は大丈夫か?」

春香「はい!わたしは元気いっぱいですよ!」

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:20:48.87 ID:btQg/SFD0

車の中

春香「プロデューサーに送ってもらうの久し振りな気がしますよ」

P「そうか?一昨日も送って行ったような気がするが」

春香「あれ?そうでした?あはは」

P「そうこうしているうちに着いたみたいだな」

貴音「では貴方様行って参ります」

P「おう、がんばれよ」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:22:50.93 ID:btQg/SFD0

車の中

P「春香、ドラマの撮影現場って○×公園で合ってるよな」

春香「……えっええ?!はい、そうですよ」

P「どうしたんだ?考え事か?」

春香「まぁそうなんですが」

P「?」

春香「ただ貴音ちゃんって綺麗だなぁって思ったんです。神秘的っていうんですかね。うまく言えないけど、なんかちょっと憧れちゃいます」

P「そりゃー春香と貴音はそもそも比べるベクトルが違うというか。貴音は貴音で一つのジャンルとして出来上がっているから、そう思うんじゃないか。春香だって貴音にない魅力を持ってるじゃ無いか」

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:24:48.90 ID:btQg/SFD0

春香「うーん、なんていえばいいのかなぁ……私、貴音ちゃんが年を取っている姿が想像できないんです。」

P「…ははは、確かにそうかもな。でも春香、人間誰しもいずれは年を取って、老けるよ。貴音だって例外じゃ無いさ」

春香「…そうですね、いずれ分る事ですね」

P「着いたぞ」

春香「…あっ!はい、ありがとうございます!いってきまーす」

P「おう、頑張って来い」

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:26:51.26 ID:btQg/SFD0

数時間後

P(もう夜か、貴音以外は帰宅したと連絡があったけど)ブーブー

貴音メール『貴方様、にんにくらあぁめんを食べに行きませんか?』

P(まぁ断る理由が無いし、むしろ二人きりで話がしたかったし『了解』っと)

ラーメン店ニンニクにて

P「これホントに食べても大丈夫なのか?死なないよな?遺書とか書いた方がイイかな?」ヒソヒソ

貴音「ふふふ、そんなに怖がらなくても大丈夫ですよ。貴方様」

P「えぇーい!いったれー」ガツガツ

P「うっ!?」

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:28:04.59 ID:btQg/SFD0

貴音「!?」

P「うまい!やったー!俺普通にニンニク食べられるぞ!」

貴音「ふふふ」

車の中

P「食ったな。特に貴音が」

貴音「ご馳走様でした」

P「んじゃあ送ってくよ」

貴音「貴方様、差し支えなければですが、今夜貴方様のお家に泊まらせていただいても宜しいでしょうか?」

P「え?」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:29:31.93 ID:btQg/SFD0

貴音「積もる話もありますし、あの…」

P「あうううん?いいよ?ダイジョウブオッケー(明日は休みだし、貴音もニンニクラーメンを食べたってことはそうなんだよな…)」

貴音「そうですか!ありがとうございます!では参りましょう!(よかった。命令せずに、済みました)」

Pのマンション前

P「さてどうする?やっぱ別々に入った方が」

貴音「ふふふ、貴方様」ズズッ

P「あー!影か!なるほど、使えるなぁ。この機能」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:31:00.92 ID:btQg/SFD0

Pの部屋

P「ようこそ、下っ端吸血鬼のアジトへ」

貴音「お邪魔致します」ズズッ

P「ははは、影から」

貴音「ふふふ、影からです」

P「おいおい、あまりジロジロ見るなよ。恥ずかしいだろ」

貴音「貴方様のお部屋は大変綺麗ですね」

P「意外?」

貴音「いえ、そうでは無く。独り暮らしをしている殿方のお部屋はもので溢れかえり、足の踏み場もろくにないと聞いていましたので(少し残念ではあります)」

P「そりゃ、もちろん。そんな時もあるよ」

貴音「!その時は是非私を呼んで下さい。貴方様」

P「お、おう(掃除を手伝ってくれるのか?それともただ汚い部屋を見たいのか?どっちなんだああぁ!)」

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:32:55.61 ID:btQg/SFD0

貴音「あの突然で申し訳ないのですが、シャワーを浴びさせてもらっても宜しいですか?」

P「ああそうか。そうなると着替えの服が…確かジャージとか寝間着とかあったな。適当に出しとくから好きなのを着てくれ。タオルはこれね。何かあったら呼んでね。」

貴音「はい、わかりました(呼んだら、貴方様はどこまでくるのでしょうか)」

そんなこんなで貴音は上がり、Pも上がった

貴音「…むにゃ」ウトウト

P「ふぅ、あれ?貴音?」

貴音「ぁぁ貴方様で…すか」

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:33:56.53 ID:btQg/SFD0

P「貴音さんお眠みたいですね?歯磨きちゃんとしましたか?」

貴音「はい…渡された…こっぷぅと歯ブラシでゴシゴシ……」

P「よろしい。布団敷くから、ちょっと待ってて」

貴音「…あいzZZ」

P「よし!オッケーだ!貴音ってあれ?」

貴音「zZZ」

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:35:28.80 ID:btQg/SFD0


P「よいしょ。貴音って意外と軽いな」

貴音「zZZ」

P(確かに綺麗だなぁ。春香の言った通り、神秘的だな。吸血鬼とわかっても尚、まだ何か隠されている。そんな…)ジー

P(俺も寝よ。しかし、ベット男臭)

深夜

P「zZZ」

貴音「貴方様ー」

P「zZZ」

貴音「ふふふ、完全に寝ていますね。吸血鬼なのに深夜に熟睡とは…吸血鬼の風上にも置けないですね。貴方様」ギシギシ

貴音(これが貴方様のベットの匂い…とっても安心する)クンクン

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:38:57.61 ID:btQg/SFD0
貴音(貴方様…)ギュッ

P「zZZ」

貴音(この調子ならば、何をしても起きませんね……起きない貴方様が悪いんですよ。ふふふ)



P(俺は今まさに天国と地獄、その両極端を一度に味わっていると言えよう。

朝起きると知らぬ間に貴音の抱き枕になっていた。

女の子って少し近づいただけでもいい匂いするなぁと思っていたけど、こんなに間近で嗅ぐと鼻では無く、男の理性が狂いそうだ。これは貴音だからそうなのか?

いやいや、今はそんなこと考えたって答えが出るわけなし。

とりあえず鎮まれ、俺の如意棒。この状況で動けないのは生殺し以外の何者でも無い)

貴音「…むにゃ、…貴方…様」

P「おはよう貴音!ナイスタイミング!とりあえず」

貴音「…今何時ですか?」

P「えーと朝の7時」

貴音「ではまだ少し寝ていられますねzZZ」

P「」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:40:40.40 ID:btQg/SFD0

朝食

P「どうだ?お味の方は?」

貴音「とっても美味しいです。しかし意外です。貴方様がこんなにも料理がお上手なんて」

P「そうか?ははは、何か照れるなぁ///」

貴音「……」

P「どうした?貴音」

貴音「本当に申し訳ございません」

P「?(まさかホントはお口に合わなかったのか!?)」

貴音「本来ならば、此方から先にいうべきでした。ついつい貴方様に甘えてしまい、言おうにもなかなか言い出せなかったのです。本当に」

P「おいおい、貴音話が見えないぞ!少し落ち着け!何に対して申し訳ないんだ?」

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:41:45.84 ID:btQg/SFD0

貴音「貴方様を吸血鬼にしてしまったことに対して…」

P「あーあ…そうだな。でも正直な事言うと自分が吸血鬼になったことに対して未だに実感が持てないんだ。以前と変わった所といえば、影に入ったり入られたりするぐらいの事で」

貴音「でも時が経てば経つほど、否応無しにそれを実感することになります」

P「だからその時は貴音に頼ることにするよ。俺を吸血鬼にしたんだから、それ位は面倒みてくれよ」

貴音「はい!それはもちろん!」

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/10(金) 00:43:00.08 ID:btQg/SFD0


P「とりあえず、今は考えたって始まらない。それに吸血鬼になったからってプロデューサーでなくなることは無い。」

貴音「貴方様…」

P「それにきっと吸血鬼になった責任は俺にもあると思う。だから、この話は今はここでお終い。問題が起こった時にまた話し合おう。明日からはまた以前のように俺はプロデューサー、貴音は俺がプロデュースするアイドル。それでいいよな?」

貴音「はい!」

P「よし!なんだか支離滅裂ような気もするけど、多分伝わった!」

この後、二人出てかけてとは言ってもPは貴音の影の中だが
そして美希と鉢合わせをしてしまい、その恐ろしい嗅覚を持って貴音がPの家にいたことがばれた。このことから765プロ妖怪大戦争の幕開けとなるのだが、それはまた別のお話

P(実を言うと一昨日は吸血鬼になったことが怖くて寝られなかった…いや、結局は寝た。だって遅刻してたし)

おわり



元スレ: P「貴音…おまえ吸血鬼だったのか」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1328799755/

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