ヘッドライン

P「ただの熱中症なのに、アイドル達には末期癌だと伝わってた……」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 23:41:13.55 ID:qeEbTH8tO
P「……で、これは一体どういうつもりですか?
何故か俺が末期癌扱いされてるんですが」

小鳥「ぴよっ!?べ、別に面白そうだから噂を広げてみたなんて事はありませんよ?」

社長「そうだとも。落として上げる事でアイドル達の最高の笑顔が見れる
なんて思ってる筈が無いじゃないか」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 23:44:48.75 ID:IrfwrxyPO
社長…

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 00:37:53.39 ID:/3TjE26/P
春香「おはようござ……プロデューサーさん……」

P「おぉ春香。おはよう」

春香「……」

P「どうした?具合でも悪いのか?」

春香「いえ……」

P「そうか。よし、今日も頼むぞ」

春香「は、はい……」


小鳥「いい感じですね!プロデューサーさんは熱中症であるという認識で演技してます!」

高木「いやぁそれにしても春香君かわいそうに……今回も順番に来るようにスケジュールを合わせているのかね?」

小鳥「もちろんです!一人ずつある程度反応を見たら、って話なんで!」

高木「ふむふむなるほど……だが、やはり面白そうだな!」

小鳥「えぇ……わくわくしちゃいますね!」

高木「ははは」

小鳥「えへへ」

P「……」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 00:38:49.93 ID:dbSWcW1r0
安定のトップバッター春香

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 00:42:38.49 ID:/3TjE26/P
P「……という話でな」

春香「そういうことだったんですねぇ……もう最初聞いたときは心臓が止まるかと……」

P「あの人、ニヤニヤするけどこっちに目を合わせないからどうも怪しいと思って春香に聞いて正解だった……」

春香「それで、一体どうするんです?」

P「いつもあの二人にやられてばっかりだろ?目にもの見せてやりたいと思わないか?」

春香「おぉ!いいですね!逆ドッキリですよ逆ドッキリ!」

P「それで方法なんだがな、たぶん他のやつらにも広まってるから春香から伝えて欲しい」

春香「はい、それはもうもちろん。プロデューサーさんじゃ雪歩とか合うだけで失神しそうですし」

P「そうだな。それで、逆ドッキリの設定なんだが……」

――

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 00:51:11.14 ID:/3TjE26/P
P「あ、春香今日のスケジュールなんだけどな」

春香「今日はお休みにさせてもらってます」

P「え?あ、そうかそうか。忘れてたよ、いや~最近な度忘れが激しくって」

春香「そう、ですか……」

P「まだまだ若いんだししっかりしないとなぁ。お前らをトップアイドルにするために、なんてな!」

春香「あの……プロデューサーさん?」

P「ん?どうした?」

春香「……小鳥さん、どこにいます?」

P「え?えー、え、えっとだな……」チラチラッ


小鳥「なっ!こ、これは予想外の反応なんですけど!」

高木「と、とにかく行った方がいいと思うが」

小鳥「そうですね、ちょっと行ってきます!」


小鳥「あ~遅くなっちゃった……あら?春香ちゃん来てたのね」

春香「ちょうどよかった……小鳥さん、ちょっといいですか?」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 00:55:30.48 ID:/3TjE26/P
~給湯室~

小鳥「そ、それでどうしたの?」

春香「……あの、プロデューサーさんがガンって話は本当なんですよね」

小鳥「え、えぇ……残念だけど……」ギュッ

春香「そう、ですよね……わかりました。あの、小鳥さん」

小鳥「何?」

春香「私、アイドル辞めます」

小鳥「えっ!?ちょ、ちょっとどうして!」

春香「……私、プロデューサーさんに憧れてて。でも、いつかいなくなっちゃうんだって知ったら怖くなっちゃって」

春香「だったら、いなくなる前に思い出にしておきたいな、って思ったんです。だから、明日から来ません」

小鳥「ちょ、ちょっと春香ちゃん!待って、考え直して!」

春香「だって、私このままだったら……絶対泣いちゃいますから……」ウルウル

小鳥「春香ちゃん……あ、あの実はこれね……?」

春香「……プロデューサーさんには、何も言わずに今日は帰りますから……それじゃ!」

小鳥「あ、待って春香ちゃん!……こ、これはまずいことに……」

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 01:01:42.88 ID:/3TjE26/P
P「お、話すんだか?」

春香「……はい」

P「うんうん、確かに珍しく今日は音無さんいなかったもんな」

春香「……そうですね。それじゃあ私、そろそろ帰りますね」

P「え?もう帰るのか?まあ、仕事ないし別にいいか。お疲れ」

春香「はい……それじゃ、さよなら……」ギュッ

バタン

P「……?」


小鳥「ただいま帰りました……」

高木「一体何を言われたんだね?」

小鳥「春香ちゃん……アイドルを辞めると……もう、明日から来ないと……」

高木「なっ!そ、それで何も話さず帰したのかね!」

小鳥「だってしょうがないじゃないですか!急に言われちゃったんですもん……とにかくプロデューサーさんにも伝えないと……」

高木「それより天海君に連絡をとらないと取り返しのつかないことに……」

小鳥「あ~もう!それじゃあ社長が電話してください!」

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 01:07:23.49 ID:/3TjE26/P
高木「わ、わかった……ん?誰からだ……はい、こちら765プロ高木……三浦君か」

小鳥「え?」

高木「うむ……い、一応そういう話だが、彼と会って詳しく聞いた方が……」

小鳥「ちょ、ちょっと社長!どうなってるんですか!」

高木「ま、待つんだ!は、早まってはいけないぞ!おい、三浦君?三浦君!!……切れてしまった」

小鳥「……一体なんなんですか?早まるな、って……」

高木「……もう、生きるのをあきらめました、と」

小鳥「嘘、ですよね……?いや、だってガンじゃないんですよ、プロデューサーさん」

高木「……だが……彼女は」

小鳥「だったらなんで止めないんですか!電話で、ドッキリだって言えば済むことだったでしょ!」

高木「君だって天海君を止められなかっただろう!……誰か、来たようだ」

小鳥「あれは……伊織ちゃんね」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 01:10:34.66 ID:ZgmVZIaL0
このパターンは新しいな

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 01:14:27.34 ID:bGMf6nBH0
まあ自業自得もいいとこだわな

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 01:19:13.83 ID:/3TjE26/P
P「おぉ伊織か。おはよう」

伊織「……」

P「ん?どうした、いつもの元気がないな」

伊織「……ねぇあんた」

P「ん?」

伊織「もうすぐ、死んじゃうんでしょ?」

P「は?」

伊織「……」

P「お、おいおい伊織どうしたんだよ。俺が死ぬ?馬鹿いえ、まあ死にたいくらい忙しいってのはあるけどな」

伊織「死にたい……の?」

P「だから冗談だって。どうしたんだよ今日はなんか伊織らしく……」

伊織「……!!」スパッ

P「っ!!!っぶな……いお、り……?」

伊織「……もう、死んじゃうなら、私が……」ユラユラ

P「い、伊織ちょっと落ち着け。わかった、ふざけた俺が悪かった。話し合おう、な?」

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 01:23:30.36 ID:/3TjE26/P
伊織「プロデューサー……?」コッ

P「な、なんだ?」

伊織「私ね、いつも思ってたの」コッ

P「な、何をだ」

伊織「プロデューサーが、私をもっと見てくれるにはどうすればいいのかなって」

P「……どういうことだ」

伊織「でも、できなかったの。もし見てくれなかったらどうしよう。そう思って、素直になれなかった」

P「……」

伊織「でもね、いなくなる。もう、会えなくなるって思ったらどうすればいいのかわからなくなって」

P「だ、だから俺は別にいなくなったり死んだりしないってば……」

伊織「そんなの、もう関係ないの。こうすれば私たち一生永遠、一緒に暮らせるの。わかっちゃった」スッ

P「伊織……早まるな……やめてくれ……」

伊織「私の、プロデューサー……」

P「……伊織、頼む……」

伊織「これで……ずっと一緒」
グサッ

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 01:29:43.12 ID:/3TjE26/P
P「……伊織」

伊織「はずれちゃった……壁に穴が空いちゃったわね」

小鳥「い、伊織ちゃん!ナ、ナイフを捨てて!」

伊織「……小鳥、邪魔するの?」スッ

小鳥「ひっ……」

P「そこまでだ伊織!」サッ

伊織「あっ!か、返して私の……私のプロデューサー!!!」
――

P「……落ち着きましたが。なんと言いました?」

小鳥「伊織ちゃんは家に返しましたが錯乱状態。春香ちゃんはアイドルやめて、あずささんが以前安否確認できてない状況です……」

高木「……すまない、こんなことになるとは予想できず」

P「こんなことになると思わなかった……?ふざけるな!」ガシッ

高木「ぐっ……」

小鳥「プ、プロデューサーさん落ち着いて!」

P「あいつらが、どれだけ苦しんだか分かってるんですか?もう、次から来るアイドルには最初からネタバラシで行きますから」

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 01:34:11.45 ID:/3TjE26/P
高木「あ、あぁ……わかった」

小鳥「プロデューサーさん……ごめんなさい、私たち……」

P「……いいんです。まだあいつらは生きてますから。なんとか連絡を取っておいてください」

小鳥「は、はい……あれはやよいちゃんですか……」


P「やよい、ちょっと聞いてくれ……実はな?」

やよい「プロ……デューサー……」ポロポロ

P「ど、どうした?」

やよい「ぐすっ……あみと、まみがぁ……」

P「わかった、落ち着いて。深呼吸だ」

やよい「すーはー……すーはー……は、はい……」

P「それで、亜美と真美がどうしたんだ?」

やよい「あっ……え、えっと……亜美と真美が……死んじゃったんです……う、うわあああんん!!」

P「なっ!」

高木「なん……」

小鳥「これは……」

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 01:37:31.18 ID:/3TjE26/P
P「……辛いかもしれないけど、話してくれるか?」

やよい「は、はい……」

――
亜美「……ねぇ、聞いた?真美」

真美「うん、聞いた。ガン……って治らないんでしょ?」

亜美「すぐ見つかればなんとかなるかも、って聞いたことあるけど。兄ちゃんのは違うんだよね……」

真美「もう、手遅れなのかな……」グスッ

亜美「……亜美、一つ知ってるんだ」

真美「ふぇっ?な、何を?」

亜美「兄ちゃんが、助かるかもしれない方法」

真美「そ、そんなのあるの!?」

亜美「たしか、結構な人のを移植するっていう方法があるんだよ。例えば亜美のとか」

真美「そ、そうなんだ……じゃあ真美が!」

亜美「ううん、これを言い出したの亜美だし。亜美が兄ちゃんに上げるよ。確か、死んじゃったりしないし」

真美「で、でも!真美も兄ちゃんのために役に立ちたいから!」

亜美「亜美だって!」

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 01:43:49.35 ID:/3TjE26/P
真美「真美がするの!」

亜美「……ごめん、真美。これだけは譲れないから」

真美「あ、亜美……?」

亜美「真美、許してね?怪我、させたくないから亜美に譲って?」

真美「や、やだ!やだやだやだ!真美だって、真美だって兄ちゃんのために!!!」ダッ

亜美「ま、真美のわからずやぁあ!!わああああ!!」

――
やよい「喧嘩して、亜美達のお父さんが気が付いたときには死んじゃっていた……と」

P「……ガンは移植できねぇよ。バカ双子……どうして……どうしてなんだよぉお!!」ガン

高木「……これは早急に手をうった方がよさそうだねェ」

小鳥「え、えぇ……後話をしていないのが6人ほど」

P「律子には話したんですか?」

小鳥「い、一応……」

P「はぁ……じゃあですね。音無さんは貴音、社長は雪歩のところに行ってください」

高木「わ、わかった。これから来るのは確か我那覇君だったか。それはキミに任せるとしよう」

P「えぇ。その間に千早にも連絡つけてみます。終わり次第雪歩と真、美希にも連絡を」

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 01:50:41.83 ID:/3TjE26/P
P「……さて、と。やよいすごいじゃないか!いい演技だったぞ!」

やよい「そ、そうですか!?えへへ~」

P「それじゃ、俺たちも動かないとな……」

――
小鳥「えっと……確かこの辺に貴音ちゃんの家があったような……」

響「おっ、ピヨ子」

小鳥「あっ、響ちゃん!どうしたの?」

響「うん、ちょっと貴音に会ってから事務所に行こうと思ってたんだ。ピヨ子は?」

小鳥「あ、うん……実はねあの話嘘だったって教えに来たの……」

響「嘘?あぁ、プロデューサーが、ガンだって話だな」

小鳥「え、えぇ……もしかして、もう何かしちゃった?」

響「あ、いや。自分は何もしてないぞ?自分、そういうのよくわからないから、残りの時間精一杯プロデューサーと会えたらそれでいいぞ!」

小鳥「そ、そう……よかったわ」

響「あ、でも貴音は何か変わったことをしてたような……ブツブツ電話でも言ってたし。不安だから会いにきたんだ」

小鳥「えっ!?そ、そういうことなら先に言って!」ダッ

響「あっ!ま、待ってくれよ!……頼んだぞハム蔵」

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 01:58:50.03 ID:/3TjE26/P
小鳥「貴音ちゃん!?いるの!?貴音ちゃん!」

貴音「……その声は小鳥嬢。どうかなさったのですか?」

小鳥「あぁ、いるのね貴音ちゃん!とりあえず開けてもらえるかしら?」

貴音「……わかりました。今、開けましょう」

響「もう、先に行かないでほしいぞ」

貴音「その声は響……二人、ですか」

小鳥「それじゃあ、入るわね?……うっ!な、何この匂い……」

響「く、臭いぞ……貴音?」

貴音「ふっふっふ……二人も集まってくるとは……」

小鳥「貴音、ちゃん……?」

貴音「……生贄、この言葉をご存知ですか?……古より伝わる呪術に必要なもの、それは命」

貴音「ですが、治癒となると必要な犠牲は増えます。それが末期の腫瘍となると、死者を蘇らせるに等しい……故に数十人は必要なのです」

小鳥「た、貴音ちゃん……?何を言って……」

貴音「ですが、ようやく終わりを迎えましょう。あなたたち二人で、術は完了します。あの方の病も直に治るはず……」

響「……!ピ、ピヨ子!避けて!!!」

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:03:50.02 ID:/3TjE26/P
グサッ

小鳥「……えっ?」

貴音「……避けられましたか」

響「がっ、は……ピ、ピヨ子逃げ……」ガクッ

小鳥「きゃああ!!ひ、響ちゃん!ち、血が!た、貴音ちゃん貴方なんてこと!!」

貴音「仕方ありません。あの方を救うには、犠牲はつきものなのです」

響「だめだ……ピヨ子、ここにいたら……早く……」

小鳥「っ~~!!!」ダッ

響「貴音……」バタッ


貴音「……もう、よいでしょう」

響「……ふう。いやぁこういうのやったことなかったから楽しかったな!どうだ貴音、自分うまくできてたか?」

貴音「えぇ、完璧と言ってよいでしょう。それに、血のタイミングも」

響「えっへっへ~隠れてたハム蔵のケチャップ作戦!ありがとなハム蔵!」

ハム蔵「ヂュイ!」

響「それにしても小鳥すごい泣きそうだったなぁ。プロデューサーたちがうまくいってるってことだな!それじゃ、自分たちも行こう!」

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:12:24.68 ID:/3TjE26/P
高木「このあたりか……」コンコン

雪歩「……はい?」

高木「あぁ、765プロの高木というものだが、萩原雪歩君かね?ちょっと話たいことがあるんだ、上げてもらえんかね?」

雪歩「……どうぞ」

高木「うむ、失礼するよ」

雪歩「それで、用件というのは?」

高木「あぁ、それが依然音無君が彼、プロデューサーがガンだと話したはずなんだが」

雪歩「……えぇ、確かに」

高木「それ、実は嘘だったのだよ。いやぁ、面目ない」

雪歩「……そう」

高木「すまなかったねぇ、いや今日ネタバラシをしようと事務所によんだのだけどね。いささかうまくいかずに」

雪歩「……それだけですか?」

高木「え?あ、うむ、それだけと言えば、それだけなんだがねぇ」

雪歩「……そうですか」

高木「……驚かないのかね?それとも、気になるかね?」

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:16:51.31 ID:/3TjE26/P
雪歩「……千早ちゃんが失踪した、というのは知ってますか?」

高木「なっ……!い、いつだ……」

雪歩「ちょうど、さっき春香ちゃんから連絡があったんです。亜美ちゃんと真美ちゃん、あずささん、伊織ちゃんのことも」

高木「い、いやぁそれについても今は懸命に捜索してるつもりなんだがねぇ……」

雪歩「必死に、ですか。何人で?」

高木「あ、いや、私と彼と、音無君の3人だが……」

雪歩「それで、今プロデューサーさんは事務所ですよね?音無さんは?」

高木「四条君のところに、行ってもらってるが……」

雪歩「それじゃあ、探せてませんよね?」

高木「う、うむ……し、しかしだねェ。一応生きている確実な君たちの安全を先に確保しようと!」

雪歩「……それじゃあ死ぬかもしれない、もしくは死んだみんなを見捨てるんですか?」

高木「あ、そういうわけでは……」

雪歩「ねぇ、社長?すごいと思いませんか?こんな、ドッキリで人が死ぬなんて。まるでドッキリみたい」

高木「は、萩原君……?」

雪歩「それでも、私の仲間は死んじゃった、いえ殺されたんですよね。こんな嘘に。嘘に、たかが嘘に」

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:21:08.39 ID:+/9iseoC0
こえーよ…

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:22:32.92 ID:/3TjE26/P
高木「だ、だからそれはすまないと……まだ確認もとれていないし……」

雪歩「そう、ですか……それじゃあ、私からのドッキリです」

高木「……え?な、何をする!や、やめろ、離せ!!!」

雪歩「……少々手荒で、すみません。でも、あと少しの辛抱です」

高木「ん~!!ん~!!!」

雪歩「くすっ……社長もこうなってしまうとただのおじさん、いえじじいですか?」

高木「~~!!!」

雪歩「直に解いて上げますから。でも、次見れる景色はそうですね……綺麗な海だったりするかも?いや、もっと綺麗な……」

高木「……」プルプル

雪歩「まあいいですよ。それじゃ、運んでください。あ、その前に」

真「……」

高木「……ごふっ!」

雪歩「あ、ごめんなさい。ちょっと物が当たっちゃったみたいで。気を付けて運んでね?」

真「……」

――

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:26:32.62 ID:/3TjE26/P
小鳥「はぁはぁ……嘘、嘘よ……こんなの……」

小鳥「あ、あはは……私たちが、ちょっと調子に乗りすぎたからかしらね……」

小鳥「みんな、765プロのみんなバラバラになって……」

小鳥「……響ちゃん……うぅ」

美希「あ、小鳥?小鳥~!」

小鳥「え?あ、美希ちゃん……」

美希「あれ?どうしたの、元気ないね?」

小鳥「美希ちゃんは、悲しくないの?」

美希「え?あぁ、ガンの話ね?知ってるよ?」

小鳥「それじゃあどうして、そんなに元気なの?」

美希「だって、ハニーが一緒だから!」

小鳥「……美希ちゃん?」

美希「ね~ハニー!やん!もう、照れるの!」

小鳥「……嘘よね?」

美希「あ、ごめんね小鳥。ちょっとハニーがちょっかい出してくるの!あはっ!」

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:26:58.20 ID:29Z1bn/m0
怖いってレベルじゃねえ

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:28:47.22 ID:nmE3AKE50
美希はシャレにならんわ…

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:29:32.03 ID:/3TjE26/P
小鳥「み、美希ちゃん……一応聞くけど、ハニーってプロデューサーさんよね?」

美希「え?うん、そうだよ?ハニーがね、最近は毎日一緒にいてくれるの!」

小鳥「……今、ここにいるのがそうなのかしら?」

美希「ちょっと!いくら美希たちがラブラブだからっていじけないでほしいの!ハニーはちゃんと、ここ。にいるでしょ?」

小鳥「美希ちゃん……うぅ……も、もう私……」ポロポロ

美希「え?ど、どうしたの小鳥?そんなに泣かなくても、大丈夫!小鳥ならすぐにカレシくらいできるの!」

小鳥「うぅ……私、私……ごめんなさい……」

美希「……小鳥」

小鳥「……ごめんね、美希ちゃん」

美希「……」

小鳥「……」バタッ

美希「……ごめん、小鳥」スッ

――

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:33:11.12 ID:/3TjE26/P
雪歩「……それじゃあ着きましたよ~」

高木「……」


美希「着いたの。小鳥、起きるの」

小鳥「ん、んー……ここは……」




「「「「「ドッキリ大成功~~!!!!!」」」」」



高木「……ん?」

小鳥「え?……え、え?」



P「いや~みんなお疲れ様!なんだよ、そんな演技できるならもっとドラマの仕事増やそうか!」

春香「えへへ~でも、感情こめたら結構本気で泣きそうになっちゃいました!」

伊織「私だってあんなセリフ言いたくなかったし……で、でもナイフでああいう演技するのは嫌いじゃないわね」

やよい「うっうー!うまくいってよかったですー!あ、でも小鳥さん、大丈夫ですか~?」

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:39:05.70 ID:/3TjE26/P
千早「私、何もしてないのだけれど……」

亜美「そーだよ兄ちゃん!なんで亜美たちにはセリフないの!」

真美「そーだそーだ!真美たちなら、チョー感動するシーンとれたっしょ!」

真「僕なんて……蹴るだけ……あ、いえ!何も言ってないですよ!あははは!」

あずさ「私は電話だけだったからちょっと緊張したわぁ~」

雪歩「ふぅ……緊張したぁ……あぁ!社長さんごめんなさい!ど、ドッキリだったので許してくださいぃ……」

美希「ミキも疲れたの。あふぅ……いつもハニーが見えてたらうれしいけど、やっぱり本物じゃないとね!あはっ!」

貴音「誠、楽しませてもらいました。それにしてもこの、刺しても刺さらないナイフは面白いですね」シャコシャコ

響「楽しかったぞ~!ちょっとピヨ子の反応が悲しそうで辛かったけど、ドッキリだしなんくるないさー!」

小鳥「な、なんだ……そういうこと……あは、あはは……」

高木「や、やめてくれぇ……年寄りにそんな、心臓が止まるかと思ったじゃないか……」

P「まあ、いつもはめられてるお返しってことで!これでこれからもお二人のドッキリを受けられますし!」

春香「でも何か忘れてません?」

律子「プ、プロデューサー!ガンって本当ですか!?」


律子「……あ、あれ?」

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:41:23.77 ID:/3TjE26/P
この反応で小鳥さんと社長のドッキリ魂が復活して
以後も765プロでは騙し合いのドッキリがなくなることはなかったとさ

おしまい

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:47:36.66 ID:hSGoDuoW0
乙ん
逆ドッキリは新鮮で良かったぜ

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:53:07.05 ID:+/9iseoC0

面白かった



元スレ: P「ただの熱中症なのに、アイドル達には末期癌だと伝わってた……」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1344782473/


[ 2018/11/09 11:55 ] アイマスSS | TB(0) | CM(1)
[タグ] アイマス 765プロ
コメント
11179: 2018/11/10(土) 04:10
ドッキリとか称して、アイドルに滅茶苦茶するクソssばっかりで
避けてきたからか
これは初めて読んだわ
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