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千早「プロデューサー!旅行ですよ!旅行!」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:10:16.47 ID:8ulrOW2l0
 【12月20日/午後3時/765プロダクション事務所】

P「北海道…ですか。」

社長「うむ。たまたま引いたくじ引きが当たってな。二名様北海道一泊二日の旅が。」

P「…なんでそんな急に」

社長「というわけで誰かと行ってきたまえ」

P「…え?」

社長「私は社長だから忙しいんだ。」

P「…はい?」

社長「というわけでこれは任せた。さらばだ」ダッ

P「…えっ」

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:10:49.46 ID:8ulrOW2l0
P「というわけなんだ…」

千早「それは…なんとも大変な」

P「ほんとになぁ…どう処理したものか」

千早「そ、それでなんでそれ私のところに持ってきたんですか?」ソワソワ

P「ん。ああ、もし良かったら千早に一緒に行ってもらおうかと…」

千早「仕方ありませんね!もちろんです!」

P「お、おう。よろしく。」

千早「ええ。よろしくお願いします。」

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:11:23.44 ID:8ulrOW2l0
 ―後日【羽田空港】―

P「す、すまん千早!待ったか!?」

千早「いえ。私も今来た所です。」

P「そ、そうか。よかった…」

千早「寝坊ですか?」

P「いや…まあ…うん。今日が楽しみで寝付けなかった」

千早「そんな小学生じゃないんですから…」

P「昔からな。何かある前日は寝付けなくて…」

千早「可愛いところもあるんですね。」

P「ああ…というか、千早。そのグラサンは…」

千早「変装です」

P「…ああ。そうか。千早も人気アイドルだもんな。」

千早「そうですよ…って、そんなこと言ってる場合じゃないですよプロデューサー。急がないと飛行機行っちゃいますよ」

P「げっ。走るぞ千早!」ガシッ

千早「ちょ、プロデューサー、手、手を…///」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:12:59.87 ID:8ulrOW2l0
 【機内】

千早「ぜぇ…ぜぇ…」

P「…ゲホッ…ふう。すまんな千早。忙しちゃって」

千早「い、いえ…ゴホッ…でも、間に合ってよかったですね。」

P「ああ…とりあえず、席へ行こうか…ゲホッ」

千早「…ふぅ。で、席はどこですか?」

P「あー、えーっと…そこだな。」

千早「窓はどうします?」

P「どっちでもいいが…千早は乗り物酔いとかしないのか?」

千早「ええ。基本的に」

P「そうか。じゃあ…千早窓際行ってもらっていいか?結構高所恐怖症でな」

千早「ええ。」

P「よいしょっと…それにしても随分のサービスのいい二日間旅行だな」

千早「そうですね。荷物は事前に送ってくれましたし、ツアーでもなんでもない本当に二日滞在するだけですからね」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:13:33.63 ID:8ulrOW2l0
千早「そう…ですね…札幌の時計台に行きたいです。」

P「時計台か。札幌なら昼飯はそこでラーメンでも食べるか」

千早「そうですね。美味しいと評判ですから。」

P「貴音にもやたらプッシュされたしな。おみやげに買ってこいとすら言われた。」

千早「みんなにおみやげも買って帰らないとですね。」

P「そうだな。でもそれは最終日でいい。とりあえず、千早は仕事の疲れを癒すことに集中しよう。」

千早「そうですね。」

P「…そういえば千早。今日明日の分の仕事はどうするんだ?」

千早「社長にロケと同じ扱いにしてもらったので、今日明日はおやすみです。」

P「…あの社長は一体何がしたいんだろうか」

千早「まあ、仕事のことを気にせずに過ごせる日が来るとは思ってもみませんでした。」

P「そうだなぁ。もう千早も一流の売れっ子アイドルだからな。」

千早「765プロも大分大きくなりましたしね。」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:14:05.36 ID:8ulrOW2l0
P「プロデューサーは一人増えたし、皆の仕事も大分増えたな。」

千早「もう一人のプロデューサーのおかげでプロデューサーの負担も大分減ったんじゃないですか?」

P「そうだな。相変わらず全員プロデュースだが、やっぱりもう一人いるだけで大分な。」

千早「おかげで私達の仕事現場にもよく来てくれるようになりましたね。」

P「前まではあんまり行ってやれなかったからな。」

千早「私はソロで売れていますし、春香も料理が得意なアイドルとして大人気ですね。」

P「美希はビジュアルを買われてモデルとしての道を突き進んでるな。竜宮もバッチリ売れてるみたいだし。」

千早「四条さんは謎の美少女みたいな感じで写真集も大分出してましたね。」

P「雪歩は癒し系のアイドルとしていろんなバラエティ番組から引っ張りだこだな。」

千早「真は完全に王子様で売ってますね。やよいも貧乏アイドルとしていろんなところで活躍してますね。」

P「響は運動系とか動物ふれあい系の番組で大人気だな…こう、改めて考えると、みんな人気になったな。」

千早「そうですね…誰一人取り残されること無く、ここまでこれましたね。」

P「…本当に、最初からは考えられないほど、有名になったな。」

千早「そのせいでこんな風に旅行へ行く事もできなくなりましたけどね。」

P「そうだな…いつかみんなで慰安旅行を提案してみるか…って、プロデューサーがアイドルの仕事をサボらせてたら世話ないな」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:14:37.69 ID:8ulrOW2l0
千早「それは私がここに来る前に思うべき事だと思いますよ」

P「嫌だったか?」

千早「まさか。私はプロデューサーとお出掛けできて嬉しいですよ。」

P「…そうか。」

千早「…」

P「…なあ、千早」

千早「はい」

P「…少し寝てもいいか?」

千早「…はい?」

P「いや、今日全然寝てなくてさ…」

千早「…本当に子供ですね…はあ。まあいいですよ。」

P「すまん。この埋め合わせは現地で必ず。」

千早「寝るなら早く寝たほうがいいですよ。1時間半ほどで着くみたいですから。」

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:15:09.73 ID:8ulrOW2l0
P「おう。じゃあ失礼して」

千早「…あの、プロデューサー。肩が重いです」

P「俺人の温かみを感じてないと寝れないタイプなんだ。」

千早「一人暮らしでしょうに…はあ。まあいいですけど。」

P「さんきゅ。」

千早「…はぁ。」

P「…zzz」

千早「早…せっかくの旅行なんですから、もっとおしゃべりしてもバチはあたりませんよ…」

P「…」

千早「…まあ、こんなのもありかな。」

千早「…zzz」

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:15:40.85 ID:8ulrOW2l0
 【北海道/新千歳空港】

P「俺、復活!」

千早「元気ですね」

P「せっかくの千早との旅行だからな。楽しまないと。」

千早「…ええ。そうですね。楽しみましょう。」

P「というわけで右も左も分からないから、とりあえず札幌へ!」

千早「ええ。」

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:16:12.19 ID:8ulrOW2l0
 【北海道/札幌駅】

P「というわけで札幌駅だが」

千早「とりあえずお昼ご飯食べたいですね。お腹空きました。」

P「どっか手近なラーメン屋を…あ、あそこなんかいいんじゃないか?」

千早「そう…ですね。じゃああそこにしましょう。」

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:16:48.45 ID:8ulrOW2l0
 【店】

店員「ラッシャーセー」

千早「じゃあ私は札幌ラーメンで」

P「まあ札幌だしな。すいません。札幌ラーメン2つ。」

店員「カシコマーシター」

P「…ふぅ。結構遠い所まで来たな」

千早「飛行機で一時間半の距離ですからね。」

P「一時間半で北端まで来れると思うと、日本は狭いな。」

千早「遠い所なのか狭いのかどっちなんですか…」

P「まあまあ。この後は時計台に行って…そこからは適当にブラブラだな。」

千早「宿も確保しないとですね」

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:17:19.47 ID:8ulrOW2l0
P「そうだな。」

店員「オマタセシマーター」

P「うい。」

千早「…あ、美味しい。」

P「…お、本当だ。うまい。」

千早「当たりのお店だったみたいですね。」

P「大分な。やっぱりラーメンはうまいな。」

千早「四条さんみたいなこと言ってますね」

P「やはりらぁめんは如何なる物も美味でございますね」

千早「ふふっ。」

P「ぷっ…ははは。」

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:17:52.58 ID:8ulrOW2l0
 【外】

千早「笑いながらご飯なんて久しぶりに食べた気がします。」

P「そうなのか?いつも昼はどうしてるんだ?」

千早「お昼は基本誰とも会わない遠い店を選ぶんです。空気が悪くなったら困りますから。」

P「そう…なのか?」

千早「ええ。たまに春香とご飯食べたりはしますけど、会話は基本的にありませんから。」

P「なんで今日はあんなに喋ってたんだ?」

千早「これから一泊二日するのに空気悪くなったら困るでしょう?」

P「そう…だな。確かにそうだ。」

千早「まぁ、一番はプロデューサーだから、ですけどね。」

P「…それは、一体どういう」

千早「こっちの話ですよ。さあ、時計台行くんでしょう?」

P「あ、ちょっと、置いてかないで!」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:18:23.90 ID:8ulrOW2l0
 【北海道/札幌時計台】

千早「やっぱり北海道と行ったらラーメンと時計台ですよね」

P「もう北海道は遊び尽くしたような物だな」

千早「それはさすがに北海道に失礼ですよ」

P「冗談だ。ちゃんとガイドブック買って勉強済みだ。」

千早「さすがにプロデューサーですね。伊達に社会人じゃありませんか。」

P「もちろんだ」

千早「それにしても私、時計台っていうのは初めて見たんですけど」

P「俺もだ」

千早「大分大きいんですね。」

P「そうだな…ふむ。二時四十分か。鳴るまでにはもう少し時間があるな。中見て回るか?」

千早「え、ここって入れるんですか」

P「らしいぞ。入るか?」

千早「ええ。お願いします。」

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:19:08.18 ID:8ulrOW2l0
P「えっと、大人二枚。」

係員「ウィー。ゴユックリー」



 ―十数分後【札幌時計台外】―

P「どうだった?」

千早「あの時計台って結構昔からあるんですよね?その割には中が綺麗だったな~と」

P「意外と細かいこと気にするのな」

千早「まあ。」

P「まあ、人が入る所だからな。汚いままにして崩壊とかされても困るだろ。」

千早「それもそうですね。」

P「…っと。二時五十九分か。そろそろだな」

 カーン…カーン…カーン…

千早「…三回…ですか?」

P「一時なら一回。二時なら二回。三時なら三回…らしい。」

千早「へぇ…」

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:19:43.64 ID:8ulrOW2l0
P「勉強になったか?」

千早「ええ。大分。」

P「そうかそうか。ならよかった。調べてきた甲斐があったってもんだ。」

千早「プロデューサー物知りですねって褒めようと思ったのにそれですか」

P「何分俺も北海道は初めてだからな。」

千早「そうですか。まあ、初めてのほうが何事も楽しいですよ。」

P「そうだな。」

千早「というわけでそろそろ宿探しましょう。」

P「近くにあるといいなぁ。」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:20:19.29 ID:8ulrOW2l0
 【札幌市/某ホテル前】

P「時計台に近い所は予約一杯だったな。」

千早「やっぱり予約してくるべきでしたね。」

P「野宿は勘弁してほしいな。」

千早「というか、景品なのにホテルとかは手配してくれないんですね。」

P「あくまで行って帰るだけのチケットだからな。それ以外は自己責任なんだろう。」

千早「まあ、よく考えると今日から冬休みですから。みんなも旅行に行こうと思いますよね。」

P「そうだな。とりあえず、ここも聞いてみるか。」

千早「ええ。」

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:21:09.82 ID:8ulrOW2l0
 【札幌市/某ホテル内】

ホテル員「ええ。一部屋だけなら開いてますよ」

P「一部屋か。」

千早「…あの、プロデューサー。ふと思ったんですが」

P「うん?」

千早「寝る時どうするんですか?」

P「…あー…同じ部屋は嫌か?」

千早「…さすがに。」

ホテル員「でもこの時期ですから。おそらく他の所に行っても開いてないか、良くて一部屋ではないですか?」

P「やっぱり予約なしはきついか」

ホテル員「おそらく。」

P「ふーむ…どうする?」

千早「…まあ、我慢します。」

P「そうしてくれるとありがたい。じゃあ今日と…」

千早「…はぁ。同室…」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:21:50.02 ID:8ulrOW2l0
 【札幌市/某ホテル/507号室】

P「おー広いなー」

千早「値段の割に広めですね。」

P「値段は俺が貧乏なのが悪いんだけどな。」

千早「まあ、お金の話はやめましょうよ。じゃあ、荷物置きましょう。」

P「そうだな。えっと、寝室はこ…」

千早「…?どうしました?プロデューサー。」

P「…」

千早「…ん?」ゴソッ

P「…これは…」

千早「ベッドが一つ…ですね。」

P「…ひょっとしてこの部屋一人用か」

千早「納得の値段ですね」

P「…正直、まだ歩いてもいいが」

千早「嫌です」

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:22:40.94 ID:8ulrOW2l0
P「…じゃあ、俺はこの椅子で…」

千早「それも嫌です」

P「…じゃあどうするんだ?」

千早「我慢するので一緒のベッドで寝ましょう。」

P「嫌です」

千早「…どうしてですか」

P「何か間違いが起こったら困ります」

千早「プロデューサーは私をそういう目で見てるんですか?」

P「見てます」

千早「…そこは否定する所では?」

P「正直今すぐ結婚したいみたいな目で見てます」

千早「…はぁ。じゃあ私が間違いが起きないように止めるので、それでいいですか?」

P「全くよろしくない」

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:23:11.96 ID:8ulrOW2l0
千早「じゃあプロデューサーがベッドで寝ないなら私はベランダで寝ます」

P「どうしてそうなった」

千早「脅迫です。」

P「…はぁ。分かったよ。降参。でも、そういうイベントは期待するなよ」

千早「こっちの台詞です。」

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:23:42.57 ID:8ulrOW2l0
P「このホテルは大浴場の他に、露天風呂もあるらしい。」

千早「それは楽しみですね」

P「というわけで、今日はつかれたし、温泉に行こうと思う。」

千早「そうですね。長旅…というほどでもないですけど。疲れました。」

P「もう四時だしな。晩飯前に風呂は入っておきたい。」



 【大浴場前】

P「じゃあ、また後で。」

千早「ええ。また後で。」

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:24:15.27 ID:8ulrOW2l0
P「…さて、と。疲れた体を癒さないとな」

P「昨日寝れなかったのは想定外だったが。明日も千早といろんなところ行きたいしな」

P「よいしょっと」ゴソゴソ

P「よし。では浴場へ出発」


千早「…ふう…長旅の疲れを残しておくと、明日きつそうね。」ゴソゴソ

千早「今日はお風呂でゆっくりしましょう。」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:24:57.38 ID:8ulrOW2l0
 【大浴場】

P「…」

千早「…」

P「…えーっと…どうも。」

千早「…ど、どうも…」

P「…混浴だったみたいですね」

千早「そ、そうみたいですね…」

P「…では、私はのぼせたのでこれで…」

千早「ちょっと待って下さい」

P「いやあの。勘弁してください。鼻血が。」

千早「貴方いつも私の体を適当に侮辱してるじゃないですか」

P「な!馬鹿野郎あれは愛でてるんだよ!ってそんな事言ってる場合じゃないんだって!」

千早「とりあえず、服を脱いだからには温まるまで上がるわけにはいきません。やむを得ないので一緒に入りましょう。」

P「積極的なちーたんは可愛いけど今度はホントに洒落にならないからやめてください」

千早「なんですか。自分のプロデュースするアイドルと一緒にお風呂入って興奮してるんですか」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:25:29.66 ID:8ulrOW2l0
P「当たり前だチキショウめ!」

千早「そこは男らしく諦めてくださいよ。」

P「いやいやいやいや。千早さんはもう少し男を警戒する心をですね」

千早「あんまりグズグズしてると人が入ってきちゃいますよ。」

P「脅しのつもりかちくしょう。というか人が入ってくる可能性があるお風呂に大人気アイドルが入るってどうなんだ。」

千早「慣れてますから。」

P「じゃあ人が入ってきて何が困るんだ」

千早「今のプロデューサー、お風呂で騒いでるうるさいいい年したおじさんにしか見えませんよ」

P「誰がおじさんだ二十代ピチピチだちくしょう」

千早「いいですから。いつまでもウジウジ同じ事で悩まないで体洗って温泉入ってください。さもないと私今日はベランダで寝ますよ」

P「あーはいはい。入ればいいんでしょ。その脅し文句やめろ。」

千早「じゃあ、私はこちらで洗いますのでプロデューサーはあっちで。」

P「はいはい。」

千早「間違ってもこっちは見ないでくださいね」

P「やっぱり上がらせろ!」

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:26:04.94 ID:8ulrOW2l0
千早「ダメです!今プロデューサーが体が熱くなる思いを体験するのと夜に私が実際にベランダで寒い思いを体験するのどっちがいいんですか!」

P「恥ずかしい!」

千早「二十代でしょ!」

P「二十代でも男子校だからな!女性経験は思春期のままだよ!」

千早「大人になってください!」

P「やかましいわ!」



千早「…とりあえず、体洗ってください」ゴシゴシ

P「…あーはいはい。」ゴシゴシ

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:26:44.44 ID:8ulrOW2l0
千早「さて、問題の入浴ですが」

P「よく考えるとなんでこのホテル水着貸し出ししてないんだ何を考えてるんだ」

千早「とりあえず入りたいのは山々なんですが、そこにどうみてもタオル入水禁止の文字が」

P「混浴で水着無しでタオル入水禁止って一体何を狙ってるんだこのホテルは」

千早「値段に納得ですね」

P「ちょっと高い気すらしてきたよ!」

千早「というわけでタオルを取ります」

P「やめろぉ!」

千早「大丈夫ですよ。幸いお風呂は温泉ですから、白く濁ってます」

P「そういう問題じゃねえ!」

千早「というわけでお先に」チャポン

P「くそう。音の一つ一つがやたら艶かしく聞こえる!」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:27:15.91 ID:8ulrOW2l0
千早「早く入ってくださいそこではしゃがれると他のお客さんの邪魔になりますよ」

P「畜生だれのせいではしゃいでると思ってるんだ」

千早「いいから入ってください。あっち向いてますから」

P「いっそ見せびらかしてやろうか」

千早「大声で叫びますよ」

P「勘弁してください」ドボン

千早「…もういいですか」

P「おう」

千早「はあ。入浴一つにどれだけかかってるんですか」

P「一応お前アイドルだからな。自覚持てよ?」

千早「一応じゃないですよ。バッチリ売れっ子アイドルです」

P「そのアイドルが男と同じ風呂に入ってるってどうなんだ」

千早「その男と同じ風呂にはいるハメになったのはプロデューサーがちゃんと最初に聞いておかないからですよ。」

P「申し訳ない」

千早「わかればいいです。」

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:27:49.09 ID:8ulrOW2l0
P「…じゃあ、俺は先に上がるわ」

千早「早すぎです。あんまり早いとガン見しますよ」

P「見たけりゃどうぞ」

千早「そのまま叫びます」

P「そんな理不尽な叫びがあってたまるか」

千早「今は女尊男卑の世の中ですよ」

P「こんな世の中間違ってる」

千早「世の中への不満を爆発させるのは好きにすればいいですけど、とりあえず疲れが取れませんので落ち着いてください」

P「俺は落ち着いても疲れは取れないけどね!」

千早「…」

P「…」

千早「…プロデューサーは、どうして私を誘ったんですか?」

P「…まあ、最近疲れてるように見えたからだよ。」

千早「意外とちゃんとした理由なんですね」

P「君は俺をなんだと思ってるんだ」

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:28:37.72 ID:8ulrOW2l0
千早「けだもの…でしょうか」

P「その認識はやめてくれ。」

千早「冗談ですよ。プロデューサーは私たちの頼りになるプロデューサーです。」

P「…今日は大分しゃべるんだな。」

千早「そうですね。プロデューサーが楽しいからでしょうか。」

P「そうであると願いたいよ」

千早「…プロデューサー。今日は楽しかったですか?」

P「そりゃ俺の台詞だ」

千早「いいから答えてください。」

P「…そうだな。俺は、千早を誘ってよかったと思ってるよ。」

千早「そうですか。」

P「千早は?」

千早「私も、ついてきてよかったと思ってます。プロデューサーと仲良くなれましたから。」

P「今までは仲良くなかったのか?」

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:29:09.01 ID:8ulrOW2l0
千早「…今まで以上にって奴ですよ。」

P「…そか。」

千早「…ええ。」

P「…」

千早「…そろそろ、上がりましょうか。」

P「ああ。」

千早「じゃあプロデューサーから上がってください。私向こう向いてるので。」

P「ああ。頼む。」ザパア

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:29:48.98 ID:8ulrOW2l0
 【大浴場前】

千早「結局誰も来ませんでしたね」

P「大分早めに入ったからな。」

千早「プロデューサー。大分大きかったですね」

P「何が!?」

千早「浴衣。」

P「えっ、あ、うん。サイズ指定忘れてたからな。胸囲当たりが大きいんじゃないか」

千早「喧嘩売ってるんですか」

P「仕返し。」

千早「大人気ないですね」

P「言ってろ」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:30:29.94 ID:8ulrOW2l0
 【部屋】

千早「プロデューサー。疲れは取れましたか?」

P「まさか。逆にもっと疲れたよ。」

千早「それはいけませんね。もう一度行きますか?」

P「勘弁してください。」

千早「冗談ですよ。晩御飯を食べたら今度は交代で行きましょう。」

P「そうしてくれるとありがたい。」

千早「…さて、そろそろ晩御飯ですよ」

P「そうだな。大分お腹減った」

千早「私はさっき昼ごはん食べたばっかりな気がするんですが」

P「まぁ確かにあれから四時間しか立ってない」

千早「でもお腹減りましたね」

P「お腹減ったら我慢しないほうがいいけど、帰ってから体重計乗るのが怖くなるほどは食べるなよ」

千早「料理の質によりますかね」

P「料理の質でアイドルに太られたら溜まったもんじゃない」

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:31:07.15 ID:8ulrOW2l0
 ―夕食【部屋】―

千早「どうですか夕食を見た感想は」

P「想像以上に豪華でびっくりしてる」

千早「そうでしょうね私もです」

P「後で別料金とか取られないだろうな」

千早「さすがにそれはないと思いますけど」

P「そ、そうか…とりあえず…いただきます。」

千早「いただきます。」

P「…うめぇ」

千早「別料金が怖くなって来ました」

P「食事代別のホテルとか…」

千早「まあ、今そんなことを考えても仕方ありませんよ。別料金なら別料金で今のこの味を堪能しましょう」

P「そうだな。」

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:31:42.70 ID:8ulrOW2l0
P「食ったなー…」

千早「食べましたね…」

P「箸が進んだな…」

千早「ええ。大分。」

P「…ゲフッ」

千早「ゲップが出るほどって食べ過ぎでしょう」

P「かたじけない」

千早「じゃあ、プロデューサーが食べ過ぎて倒れてる間に私はお風呂行って来ますね。」

P「ああ。」

千早「覗かないでくださいね」

P「もうお断りだよ」

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:32:27.93 ID:8ulrOW2l0
 ―夜【窓際部屋】―

千早「…いい眺めですね」

P「ああ。星も、月も綺麗だ。」

千早「黒いキャンバスに描かれる綺麗な星々。考えるだけで心が綺麗になってくる気がしますね」

P「ああ。」

千早「…」

P「…さて、と。そろそろ寝るか。ここで緑茶飲みながら星眺めててもいいが、何分寒い」

千早「そうですね。暖房があっても窓際は寒いです。」

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:32:58.36 ID:8ulrOW2l0
 【寝室】

P「…忘れてた」

千早「そういえばベッド一つでしたね」

P「…どうしても一緒に寝ないとダメか」

千早「プロデューサーだけ布団意外の所で寝かせるなんてできません。」

P「…はぁ…分かったよ。」ゴソゴソ

千早「…」ゴソゴソ

P「…思ったよりスペースに余裕はあるな」

千早「ホテルのベッドって結構大きいですからね」

P「今はその大きさがただただにくいよ」

千早「…プロデューサー。」

P「…ん?」

千早「本当に私と来て、楽しかったですか?」

P「…何度目だ?」

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:33:30.82 ID:8ulrOW2l0
千早「どうしても不安で。」

P「…はぁ…千早。着替えて玄関集合」

千早「えっ」

P「いいから。ダッシュ!」

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:34:05.48 ID:8ulrOW2l0
 【もいわ山】

千早「結構電車とバス乗りましたけど…ここは?」

P「もいわ山って言ってな。北海道で一番夜景が綺麗…だと俺はガイドブックを見て思った。」

千早「ロープウェイがありますね。」

P「乗るぞ。」

千早「え、はい。」



 【藻岩山山頂】

P「こっちこっち。」

千早「ちょ、ちょっと。プロデューサー。そんなに引っ張らないで…」

P「あ、すまん。」

千早「はぁ…はぁ…」

P「千早。顔上げてみ」

千早「……これは…」

P「俺もガイドブックでしか見たことなかったけどな。綺麗だな」

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:34:42.99 ID:8ulrOW2l0
千早「…で、なんで急にこんな所に?」

P「ん、あー」ゴソゴソ

千早「?…なんですか?その箱…」

P「夜景に囲まれて箱を差し出すって言ったら決まってるだろ」

千早「…へ?」

P「千早。好きだ。」

千早「…え。いや、そんな急に…ええ!?」

P「俺は、お前のことを一度だって迷惑だって思ったことも、邪魔だって思ったこともない。」

P「今回だって、千早と一緒に来てよかったって。しみじみ思ってる。」

P「だから、そんな自分を卑下するようなことを言うな。」

千早「…でも、私、口下手で…」

P「今日の様子を見た感じで口下手な要素なんて一つもなかったぞ。」

千早「スタイルも悪いし…」

P「俺はそのスタイルが好きなんだが」

千早「…それに、私まだ未成年ですよ。」

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:35:17.06 ID:8ulrOW2l0
P「分かってる。だからこれは、結婚指輪とかじゃなくて、プロポーズ。」

P「俺と付き合ってください。っていう。な。」

千早「…」

P「もう一回言うか。

 千早。好きだ。付き合ってください。」

千早「…ええ。私も…好きです。」

P「…ああ。よろしくな。千早。」

千早「ええ。」

P「…」ギュッ

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:35:48.60 ID:8ulrOW2l0
 【ホテル/部屋】

千早「寒い寒い。」

P「この時間に連れだしたのはやりすぎだったか。」

千早「そうですよ。私まだ未成年ですよ。」

P「未成年のこんな時間の外出は禁止されてますってか。まだ九時だぞ」

千早「そんなまだ九時に寝ようとしてた癖に何を」

P「返す言葉もございません」

千早「…ちょっと着替えるので、外に出てください。」

P「お、おう。」

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:36:19.43 ID:8ulrOW2l0
千早「もういいですよ。」

P「…おう。」ガチャッ

千早「…さ、寝ましょうか。」

P「まだ九時なんだろ?」

千早「いいんですよ。お話してればそのうち時間も立ちます。」

P「そだな」

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:36:50.65 ID:8ulrOW2l0
千早「…ありがとうございます。プロデューサー。」

P「ん?何が?」

千早「今まで。そしてこれからも。」

P「おう。これからもよろしく。」

千早「ええ。」

P「…寝るか」

千早「ふふっ。まだ全然お話してませんよ。」

P「また明日すればいい。明日の元気に温存しとこうぜ。」

千早「そうですね。」

P「おやすみ。」

千早「おやすみなさい。プロデューサー。」

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:37:29.32 ID:8ulrOW2l0
 【朝】

P「ふわぁ……四時か…」

P「…昨日昼寝したせいだな…」

千早「…スー…」

P「…かわいい」

P「…これは何時間眺めてても飽きない」

P「…でもこれ眺めてたら起きた時に軽蔑されるな」

P「…お茶入れるか」

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:38:04.84 ID:8ulrOW2l0
千早「ふわぁ…おはようございます。プロデューサー…」

P「おう。おはよう。」

千早「お早いですね」

P「まぁな。ほれ、顔洗ってこい。お茶入れといてやるから」

千早「了解しました…」

P「寝ぼけてても可愛いなぁ…」コポコポ…

千早「ふぅ…改めておはようございます。」

P「おう。」

千早「おはようのキスでもしますか?」

P「かんべんしてくれ。」

千早「冗談ですよ。」

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:38:43.99 ID:8ulrOW2l0
P「茶、うまいか?」

千早「ええ。どこで練習したんですか?」

P「事務所で雪歩に教えてもらった。」

千早「通りで。」

P「…そういえば、今日はどこ行くんだ?」

千早「そう…ですね。私は特に希望はないですが。」

P「ふむ…」

千早「右も左も分からない場所だと大分行く所に困りますね」

P「…」ペラッ

千早「そんなガイドブック熟読しないでも…私は別にホテルで一日プロデューサーとお話しててもいいんですよ」

P「いやそれは北海道に来た意味が…」

千早「いいんですよ。今回は疲れを取る旅行なんですから。飛行機の時間までのんびりしてても、それはそれでありだと思いますよ」

P「…それもそうか」

千早「慣れない土地をブラブラするよりはいいと思いますよ。」

P「…じゃあ、そうするか。」

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:39:15.62 ID:8ulrOW2l0
千早「ええ。じゃあ、私先にお風呂入ってきますね。」

P「おう」

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:39:46.58 ID:8ulrOW2l0
 【午前十一時/北海道/ホテルおみやげ売り場】

P「春香はこれとかいいんじゃないか」

千早「北海道のおみやげにまりもって結構反応に困るんですよ?」

P「おみやげってそんなもんじゃないか?」

千早「どうせならこのまりものキャラクターが書かれたキーホルダーとか…」

P「それまりもっこりだぞ」

千早「それがどうかしたんですか?」

P「いえ、反応するかと思って言ってみただけです。」

千早「?…とりあえず、これで全員分決まりましたね。」

P「後は適当にお菓子買って、それで十分かな」

千早「そうですね。」

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:40:35.77 ID:8ulrOW2l0
 【部屋】

P「そういえば今気づいたんだが」

千早「はい?」

P「朝飯食べ忘れた」

千早「…あっ」

P「さらにいうとこのホテル昼飯は外食らしい」

千早「値段に大分納得してきましたね」

P「というわけで、着替えて…」

千早「…なんですか」

P「浴衣も可愛いから別に浴衣でいいか」

千早「着替えるので外出てください」

P「ういうい」

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:41:06.93 ID:8ulrOW2l0
 【ホテル前】

千早「おまたせしました」

P「いえいえ。」

千早「…そういえば昨日も思ったんですが」

千早「プロデューサーって女の子の服褒めたりはしないんですね」

P「ん。褒めて欲しいのか?基本頭の中では常に愛でてるぞ」

千早「…まぁ少しぐらいは口に出して欲しいですね」

P「千早のスタイルならゆるい感じのTシャツもバッチリ似合ってて最高だよ今日も可愛い」

千早「やっぱりいいです」

P「ほらな」

千早「あともう一つ」

P「ん?」

千早「プロデューサーどこで着替えてるんですか」

P「男子トイレ」

千早「…」

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:41:46.19 ID:8ulrOW2l0
 【ファミレス】

P「北海道に来てファミレスに入るという」

千早「まぁいいじゃないですか。私ファミレスって久しぶりに入りました。」

P「ふむ…帰ったら何度でもファミレス食べに行こうな」

千早「なんですか急に」

P「昼飯一緒に食べようなって話。」

千早「ええ。」

P「…さて、俺はこのハンバーグを」

千早「じゃあ私はこのパスタを」

P「あとドリンクバー2つ」

店員「カシコマリマシター」

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:42:19.35 ID:8ulrOW2l0
P「というわけでドリンクバーだ千早。」

千早「子供じゃないんですから混ぜて飲んだりしないでくださいね」

P「せ、せんわ!」

千早「…しようとしてましたね?」

P「してません」

千早「…まあいいんですけど。」

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:42:50.82 ID:8ulrOW2l0
P「千早はジンジャエールか」

千早「そういうプロデューサーもコーラなんですね」

P「てっきり紅茶とかだと思ったが」

千早「私もてっきりコーヒーだと思ってました」

P「ぷっ…はははは。」

千早「うふふ」

P「ふぅ…俺がコーヒーばっかり飲んでる渋い大人だと思ったら大間違いだ」

千早「私だって毎日紅茶ばっかり飲んでると思ったら大間違いですよ」

P「…」

千早「…」

P「なぁ千早」

千早「はい?」

P「どっちが真に美味しくない飲み物を作れるかしょうぶ」

千早「しません」

P「…」

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:43:21.19 ID:8ulrOW2l0
千早「恥ずかしいのでやめてください色々と」

P「最近発見したんだが、だいたいどの飲み物でも暖かい抹茶オレを混ぜると」

千早「やめてください」

P「…」

千早「はぁ…まあ、いいですけど。混ぜたいならそれはそれで」

P「いやまあここまで言われたら混ぜないけどな」

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:44:05.04 ID:8ulrOW2l0
 【午後一時/部屋】

P「ふぅ…食ったな」

千早「朝を抜いたのは大きかったですね」

P「というか千早、そんなに食べて大丈夫か?」

千早「…帰ったら運動ですかね」

P「付き合うぞ。俺も多分太った」

千早「…はぁ」

P「ん?どうした」

千早「いえ。旅行も今日で終わりなんだなと思うと」

P「言っても一泊二日だからなぁ…疲れは取れたか?」

千早「ええ。おかげさまで明日から頑張れそうです。」

P「そっか。」

千早「…ええ。」

P「…」

千早「そういえばプロデューサー」

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:44:35.55 ID:8ulrOW2l0
P「…ん?」

千早「昨日の箱に入ってたこの指輪、いつ買ったんですか?」

P「あーそれか…それな…なんつうか、結構前に買ったものだ」

千早「あれ、意外。出発前とかじゃないんですね」

P「千早、こないだ仕事帰りに一緒に公園でブランコしたの覚えてるか?」

千早「微かに覚えてますが…プロデューサーよくそんなこと覚えてますね」

P「うんまあ…で、その時な。ああ、可愛いなぁって。」

千早「なななな、なんですか急に」

P「まあ黙って聞けって。千早が聞いてきたんだろ。」

千早「それでも恥ずかしいものは恥ずかしいですよ」

P「まあ、あんまりにも隣で笑う千早が可愛くて、そんで、買った。」

千早「渡す予定はあったんですか?」

P「いや全く。」

千早「プロデューサーなのに随分と無計画ですね」

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:45:07.65 ID:8ulrOW2l0
P「未来のことなんてわからんからな。」

千早「…そうですね。」

P「まあ今回も偶然社長にチケット貰って、偶然千早と一緒にこれて、偶然指輪渡せたんだ。それだけ。」

千早「まあ、渡せたなら結果オーライじゃないですか?」

P「そうだな。偶然でも全然いいと思う」

千早「…でも、正直前日に準備はしたでしょう?」

P「…まぁ。」

千早「だって初めて北海道に来たプロデューサーが藻岩山なんて知ってるわけありませんから。」

P「まあ、確かにそのとおりだ。」

千早「バスいくつ乗りました?あの時間に」

P「さぁな…まあ、俺はガイドブック見てあそこがいい って妄想してただけだよ」

千早「妄想が叶っちゃったわけですね」

P「そういうわけだ。」

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:45:38.48 ID:8ulrOW2l0
千早「…少し、お昼寝しましょうか」

P「いいのか?もしかしたら飛行機乗り遅れるかも知れないぞ?」

千早「その時はその時ですよ。」

P「…なんていうか、変わったな。千早。」

千早「いつからですか?」

P「初めて事務所に来た時から。」

千早「…色々、ありましたから。」

P「…そうだな。」

千早「さ、お昼寝ですお昼寝。」

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:46:09.18 ID:8ulrOW2l0
 【札幌駅前】

千早「はぁ。これでプロデューサーとの楽しい旅行も終わりですか。」

P「またどっか旅行行こうか。お互い暇な時に。」

千早「暇な時なんてこないほうがいいんですけどね。」

P「まあ…そこはさ。」

千早「冗談ですよ。また来ましょうね。北海道も。」

P「そうだな。結局時計台しか回ってないな」

千早「ええ。二日目はのんびりお昼寝ですから。」

?「あ、あの…すみません」

P「ん?」

千早「…」

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:46:46.74 ID:8ulrOW2l0
写真屋「あの、ご旅行ですか?でしたらもしよろしかったら此度の旅行の思い出を残されませんか?」

P「あー。写真か。どうする?」

千早「まあ、いいんじゃないですか?よく考えると今回一枚も写真撮ってませんから。」

写真屋「はい決まり。じゃあそこの噴水の前に並んで~」


写真屋「…んー。お嬢さん、サングラスは取れない?」

千早「…どうしましょうかプロデューサー。」

P「…まあ、一枚ぐらいならいいんじゃないか」

千早「そうですね。」カチャッ

写真屋「お、お嬢さん美人だね。じゃあ撮るよ~」パシャッ

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:47:17.80 ID:8ulrOW2l0
写真屋「はいお疲れ様。お嬢さんいい笑顔だったよ。」

千早「ありがとうございます。」

写真屋「はい写真。これからお帰りかい?」

P「ええ。」

写真屋「そうかい。気をつけて帰るんだよ」

千早「ええ。ありがとうございます。」

写真屋「テレビの方もがんばってね。」

P「げっ」

写真屋「じゃあね。お嬢さん達。」

千早「…バレてましたね」

P「うかつな行動は避けたほうがいいな。」

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:47:51.06 ID:8ulrOW2l0
 【新千歳空港】

P「さてと、ついに北海道ともお別れか。」

千早「長いようで短い二日間でしたね。」

P「本当にな。」

 「羽田行き、まもなく出発致します」

P「やば。走るぞ千早」

千早「またですか…」タッタッタッ

P「なぁ千早」タッタッタッ

千早「はい?」タッタッ

P「来てくれてありがとう。」タッタッ

千早「…こちらこそ。連れてきてくださってありがとうございますね。プロデューサー。」タッタッ

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:48:21.48 ID:8ulrOW2l0
P「ふー間に合ったー」

千早「間に合いましたね」

P「ふう…あ、千早、窓際頼めるか」

千早「はいはい。」

P「はぁ…はぁ…ふぅ」

千早「プロデューサーって意外と体力ないですよね…ふぅ。」

P「男なのに情けないな」

千早「本当ですね。」

P「そこは励まして欲しかったかな…」

千早「事実ですから」

P「面目ない。」

千早「いえいえ。そこも含めてプロデューサーですから。」

P「…おう。」

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:48:52.18 ID:8ulrOW2l0
千早「プロデューサー、また寝ますか?」

P「さっきまで寝てたからな。さすがにそれはないよ」

千早「じゃあ、お話しましょうか」

P「ああ。」

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:49:24.37 ID:8ulrOW2l0
P「寝てたな」

千早「寝てましたね」

P「千早が寝た記憶も千早より先に寝た記憶もないところをみるに、大体同時か」

千早「ええ。多分。」

P「今何時だ?」

千早「六時二十分です」

P「じゃあそろそろ着くな」

千早「…明日から、またお仕事ですね。」

P「ああ。がんばろうな。」

千早「ええ。」

P「…」

千早「プロデューサー。今回は本当にありがとうございます。」

P「…何が?」

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:49:54.88 ID:8ulrOW2l0
千早「連れてきていただいて。お陰で疲れも取れました。」

P「ああ。それはよかった。」

千早「告白されたのは予想外でしたけどね」

P「なんかすまん」

千早「いえいえ。プロデューサー」

P「ん?」

千早「す「まもなく、羽田空港に到着いたします。忘れ物のないよう…」」

P「…ごめん。聞こえなかった。」

千早「いえ。聞こえなくてよかったと思ってます。」

P「顔真っ赤になってるが」

千早「気のせいです。さあ、そろそろ着きますよ」

P「お、おう。」

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:50:25.35 ID:8ulrOW2l0
 【羽田空港】

千早「東京に帰って来ましたね」

P「ああ。そういえば千早は何で空港まで来たんだ?タクシーか?」

千早「社長さんが迎えに来てくださいましたよ」

P「…何がしたいんだあの人は」

千早「…そういえば、明後日はクリスマスですね」

P「…あー…そうだな。」

千早「萩原さんへのプレゼント、買いましたか?」

P「…しまった。北海道で買っとけばよかった。」

千早「というわけで、明日買いに行きましょう。」

P「…そうだな。というか、千早も雪歩へのプレゼント買ってなかったのか?」

千早「いえ。買ってますよ。プロデューサーと一緒にしないでください」

P「す、すまん」

千早「だって、プロデューサーへのプレゼント、買わないといけないでしょう?」

P「…そうだな。俺も千早に買わないと」

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:50:55.67 ID:8ulrOW2l0
千早「プロデューサーなんですから、事務所の皆にもちゃんとプレゼントあげてくださいね」

P「出費が激しいな」

千早「そんなものですよ。クリスマスって。」

春香「千早ちゃーん!プロデューサー!」

千早「ほら、お迎えみたいですよ」

P「メールしたっけか?」

千早「ええ。さっき私が。」

P「さすが現代っ子」

千早「ふふ。」

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:51:39.06 ID:8ulrOW2l0
亜美「あれ→兄ちゃん、千早お姉ちゃんとやたら仲良くなってな→い?」

真美「これは怪しいぞ→」

千早「気のせいよ。私はもともとプロデューサーと仲良しだもの。」

小鳥「な、なんでしょうこの空気。私達売れ残りは近寄れない空気…」

律子「誰が売れ残りですか。」

あずさ「あらあら~」

貴音「あなた様。札幌らぁめんの方は…」

P「おう。バッチリ。皆にもおみやげあるぞ~」

真美「まじで→!兄ちゃん最高→!」

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:52:09.84 ID:8ulrOW2l0
春香「真美も元気だね。」

千早「ええ。そうね。」

春香「帰ってきたって感じする?」

千早「まさか。一日ほどしか離れてなかったのよ。そんなに感慨深くはないわよ」

春香「そっかー。」

千早「…ただいま。」

春香「…うん。おかえり。」

千早「何か変わったことあった?」

春香「得にはないかなー。所で千早ちゃん。プロデューサーと何か…」

千早「ふふ。なーんにもないわよー」タッタッタッ

春香「あ、ちょっと!怪しい!千早ちゃんすごい怪しいよ!」タッタッタッ

千早「怪しくなんかないわよー」タッタッタッ


          END

90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 01:01:40.96 ID:LN4IWWga0
ちーちゃんかわいい



元スレ: 千早「プロデューサー!旅行ですよ!旅行!」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1355670616/


[ 2018/09/02 23:55 ] アイマスSS | TB(0) | CM(0)
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