2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 20:43:13.07 ID:
fe/65Vwq0
久美子「(私の名前は、松山久美子……趣味はピアノ)」
久美子「(憧れの人は、私のお母さん。そしてお母さんよりキレイになりたい、華の21歳!)」
久美子「(その為には見られるのが一番と思って、ウェディングドレスを着たりしてきたけど……)」
久美子「(まさか、ラジオのオファーが私に回ってくるなんて!う~ん、歌う時より緊張しちゃうかも)」
久美子「(でも、ただ見せるだけじゃない露出ってのも重要よね!)」
久美子「(これでちょっとは、私もキレイになれればいいんだけど)」
久美子「(最近は、響子ちゃんと比べて……ちょっと出遅れ気味な感じ?だしね……たはは)」
久美子「(……ううん。私だって、まだまだ若い娘達には負けてらんないもの)」
久美子「(頑張ろう……これから、ビッグになろう!)」グッ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 20:46:43.19 ID:
fe/65Vwq0
~翌日~
久美子「松山!久美子の!」
久美子「チャーム!ポイント~!」
♪~
久美子「こんにちは~!ラジオの前の皆さん、初めまして!松山久美子です!」
久美子「えー、ついに私も、自分の番組を持つ事が出来……」
バターン
未央「はい、そこまでー!」
久美子「!?」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 20:49:43.86 ID:
fe/65Vwq0
久美子「み、未央!?」
未央「松ちゃん、元気してた~?」
久美子「あ、あんたが、何でここに……?」
未央「ごめんねー。今日から、この時間は……」
未央「ミス・パッション!本田未央の!」
未央「タレコミ!相・談・室~!!」
久美子「えっ」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 20:49:44.88 ID:whnxt/uz0
ちゃんみおだと…
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 20:50:54.32 ID:p4feU4BK0
いったいなにが始まるんです?
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 20:53:20.29 ID:
fe/65Vwq0
未央「クミちゃんがメインとか珍しいな~、とか思ったそこの人!」
未央「あぁ、これから腋を絡めたプロデューサーとのいちゃラブ話が~とか思った、そこのあなたも!」
未央「あれ?番組間違えたっけ?と局を変えようとしてるそこのリスナーも!」
未央「やったね!未央ちゃんでしたっ!腋でいちゃラブなんて、あるわけない!」ビシッ
久美子「え?……えっ?」
未央「765プロに潜む961噂を、私、本田未央が徹底追及!」
未央「芸能界に渦巻く闇を暴き、アイドル達の導きの光とならんっ!!」 ド ン
久美子「……はい?」
未央「イェー……決まったぁー」
久美子「ちょ、ちょっと。これは一体、どういう事……」
未央「だから、松ちゃんのラジオ番組なんてのは、最初からなかったんだよ」
久美子「えっ……えぇーっ!?」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 20:58:18.87 ID:
fe/65Vwq0
久美子「……じょ、冗談でしょ?」
未央「………」
久美子「マジで?」
未央「マジです」
久美子「(……う、ウソよ、そんなの……ウソだよね、プロデューサーさん!?)」チラッ
張り紙『未央と仲良くして下さい。Pより』
久美子「(に、逃げられたっ……!)」ぐにゃあ~
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:02:42.46 ID:
fe/65Vwq0
未央「まぁまぁ。少し落ち着こうじゃないか、松ちゃん」
久美子「さっきから松ちゃん松ちゃんって……誰が松ちゃんよ、誰が」
未央「じゃあクミちゃん」
久美子「せめてちゃん付けから離れてくれない?」
未央「クーミン」
久美子「ルーミンみたいな言い方もちょっと……」
未央「クーミンも嫌かぁ……それじゃ、腋女で」
久美子「わ、腋女!?」
未央「だってフルネームでググッたら、予測変換の最初のワードが『腋』なんだもの。仕方ないよね」
久美子「なっ……!」
未央「ここだけの話……腋を見せたがる女で有名ですぜ、姉御」
久美子「わ、腋女とか、絶対認めないからっ!!」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:05:55.60 ID:
fe/65Vwq0
未央「あ、そうそう、さっきのタイトルコールさぁ」
久美子「?……タレコミなんちゃらっての?」
未央「違う違う、松ちゃんが言ってた奴」
未央「ほら、アレだよアレ……松山!久美子の!チャーム!ポイントー!だっけ?」
久美子「………」
未央「やっぱり、腋なの?」
久美子「ち、違うっ!!」バンッ
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:08:56.60 ID:
fe/65Vwq0
未央「んで、どんな番組作ろうとしてたのかにゃ~?」
久美子「ドッキリかました相手に普通それ聞く?」
未央「いやぁ、松ちゃんが考えたタイトルだし、絶対深い意味込めてるよね~って」
久美子「……ど、どこを磨けば、キレイに見られるかな、とか……」
未央「ほうほう」
久美子「それだけじゃなくって、歌はもちろん、ピアノの話題とか……」
久美子「ゲストに響子ちゃんとか呼んだり、リスナーの質問にも答えたりして……」
未央「うんうん……そっかぁ。色々、考えてたんだね……」シミジミ
久美子「………」
未央「松ちゃんにも、カワイイ所あったんだね!」
久美子「もう帰っていいかな?」ガタッ
未央「え!?」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:13:07.25 ID:
fe/65Vwq0
久美子「……ねぇ未央。さっきから不思議だったんだけど、ちょっと聞いてもいい?」
未央「はい」
久美子「何でやたらと馴れ馴れしいの?あんた私より6つも年下だよね?」
未央「何でって、そりゃ同じ衣装を着た仲間だからじゃあないですか~」
久美子「そ、それだけの理由で……?」
未央「でも、それも今はもう、遠い昔のこと」フゥ
久美子「は?」
未央「だって私、ほら……つい最近、クリスマスが似合う女になってしまったから」
未央「もうあの頃には、戻れない」ドヤァ
久美子「(だったらせめてタメ口は止めてくれないかな……)」イラッ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:17:13.84 ID:
fe/65Vwq0
未央「話戻すけどね、プロデューサーは別にウソは言ってないよ、ウソは」
久美子「……何がウソじゃないって?」
未央「松ちゃんはね、この番組で私と一緒にパーソナリティをやる事になってるから」
久美子「えぇ?」
未央「と言う訳で、質問メールタァーイム!いよっ、待ってました!」
久美子「……第一回目なのに、もうメール届いてるんだ」
未央「いやー、こういう番組今度やるからーって、事前に皆に触れ回っておいたのよね~」
久美子「知らなかったのって、私だけ……?」
未央「知ってたらドッキリになんないじゃーん!」バシバシ
久美子「背中叩かないで、痛いから」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:20:34.16 ID:
fe/65Vwq0
未央「アイドルの皆が抱えるお悩みをタレコミで受け付け、私達がそれを勝手に回答しまーす」
未央「ハンドルネームを使って、私の携帯のアドレスにどしどし送ってくださーい」
未央「ちなみに、リスナーからの質問は一切受け付けません!禁則事項です!」
未央「あ、私のアドレスは、ちひろちゃんにでも聞いてね~!」
久美子「はぁ……」
未央「いつまで不貞腐れてるの、松ちゃん。美人が台無しだよ?」
久美子「……ハイハイ、分かった分かった。やればいいんでしょ、やれば」
未央「意外とチョロイんだね」
久美子「やっぱり帰る」ガタッ
未央「そりゃないぜ松ちゃ~ん」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:24:48.01 ID:
fe/65Vwq0
未央「さてさて~……まずは一通目!ハンドルネーム、腹パンマンさんからのお便りです!」
久美子「腹パンマンて……」
未央「松ちゃん、読んで読んで!」
久美子「はいはい……えー、この間、荒木さんと」
未央「あ、名前はイニシャルでお願い」
久美子「……AさんとHさんが最近、二人で集まってどこかで何かをしているみたいです」
未央「ふんふん」
久美子「一体何をしているのか気になります。調査してきてください、だみお(笑)」
未央「誰がだみおじゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」バンッ
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:29:10.88 ID:
fe/65Vwq0
未央「本田未央だよ!ほ・ん・だ・み・お!だみおじゃねぇから!!」
久美子「い、いや、文面にそう書かれてたし」
未央「……でもまぁ、良く考えたら『のだめ』みたいなフレーズだし?割とセンスはあるみたいね」
久美子「あぁそう……」
未央「で、言われた通りブァッチリ調査してきました!」
久美子「してたの!?」
未央「良く分かんないけど、発声練習してたみたいだね。これが証拠の録音です」ピッピッピッ
久美子「(既読であんな反応したんだ……)」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:34:31.79 ID:
fe/65Vwq0
『さ、今日もやるっスよ~、準備はいいっスか?』
『……う、うん』
『いーち、にーの、さーん……ハイ!』
『メぇぇぇ~~リぃぃぃぃクリっスマぁぁぁ―――スぅ!!』
『ひゃ――はっはっはっはっはぁ―――っ!!!』
『ダメダメダメダメ!全っ然声が出てないっス!もっと両手を掲げて!お腹も反って!』
『え、えぇー……まだ、出すの……?』
『そんなんじゃ岩本先生に失礼っス!もっと!もっと声を出すっスよ、輝子ォ!』
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:38:17.50 ID:
fe/65Vwq0
『……め、メぇぇぇ~~リぃぃぃぃ!!クリっスマぁぁぁ―――スぅ!!!』
『詰まったっス!もう一回っ!』
『メぇぇぇ~~リぃぃぃぃ!!クリっスマぁぁぁ―――スぅ!!!』
『何とかクリスマスまでに間に合わせるっスよ……ハイ、もう一度!』
未央「………」
久美子「(何だこれ……)」
未央「これでいいかー、愛され腹パンさんよぉー」
久美子「何でちょっと不機嫌になってるのよ……」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:43:47.02 ID:
fe/65Vwq0
未央「え~、続いてのお便りは~っと……」
未央「ハンドルネーム、おいしいみずさんからいただきました!」
久美子「えーと……先日、A子に今月の友達料金を請求されました」
未央「ほうほう」
久美子「料金としてはいくらが相場でしょうか、教えて下さい……って、えぇっ!?」
未央「3万位じゃない?それか、言い値で」
久美子「ちょ、ちょっと!真面目に答える質問じゃないでしょ、これは!」
未央「だって、いくらが相場かって聞いてるし……」
久美子「おいしいみずさんは、最寄りのプロデューサーさんに相談すること!以上!」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:48:29.12 ID:
fe/65Vwq0
未央「次のお便りは~……これ!」
久美子「ハンドルネーム、まいんちゃんさんから」
未央「あ、今度は私が読むね!なになに……」
未央「先週、瑞樹お姉ちゃんと一緒に、お仕事した時のことです」
久美子「イニシャルは!?」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:51:50.09 ID:
fe/65Vwq0
未央「お仕事の帰りに、プロデューサーの前で……」
未央「私は瑞樹お姉ちゃんを、つい『お母さん』と呼んでしまいました」
久美子「……あらー」
未央「間違えてしまってごめんなさいと謝ったのですが、瑞樹お姉ちゃんは何だか嬉しそうでした」
未央「どうして嬉しそうだったのでしょうか。教えて下さい、シンメトリーさん……」
久美子「なるほどねー」
未央「誰がシンメトリーだコラァァァァァァ!!!」バンッ
久美子「(うるさいなぁ……)」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:56:23.16 ID:
fe/65Vwq0
未央「そりゃ私の名前の漢字は全て線対称だけれども!どんなあだ名だよ!」
久美子「うーん、これはちょっとね。呼ぶ側と呼ばれる側によるだろうし……」
未央「無視っすか」
久美子「近くにプロデューサーがいたのが、功を奏した……という所じゃないかな」
久美子「それも、今回はまいんちゃんだから、喜んだだけで済んだと思うんだけど」
未央「ほうほう」
久美子「例えば……そうね。未央が呼んだら、青筋一つくらい立つんじゃない?多分」
未央「何で私が呼んだら青筋立つの!?」
久美子「だってもう、そうとしか考えられないし」
未央「じゃ、じゃあ……瑞樹ちゃんじゃなくて、早苗ちゃんだったら?」
久美子「笑顔でアームロック」
未央「わかるわー」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:04:43.39 ID:
fe/65Vwq0
久美子「……まぁ、今後は気を付けてね。通じない人だって、いると思うし」
未央「そうだねー。礼子さんとか安倍ちゃんとかは絶対通j」
久美子「え、えー!次のお便りは!」
未央「あー、これだこれだ」
久美子「ハンドルネーム、ピク渋さん」
未央「出たよ……あっざといなぁ~。いや~、あざとい」
久美子「えっ?」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:11:20.62 ID:
fe/65Vwq0
未央「ほら、ピク渋だよ、ピク渋。ピクシーと渋谷を掛けてんだよ、これ」
未央「楓ちゃんみたいな事してウケを狙ってるか、自分を妖精か何かだと勘違いしてるんだね、きっと」
久美子「……何でもいいんだけど、人のハンドルネームにダメ出しって……」
未央「何かさぁー、もう『私が看板です』みたいな扱いされてるけどさぁー!」
未央「シンデレラガールはさぁー、別にあんただけじゃないんだからね!?」クワッ
久美子「突然叫ばないでよ、うるさいから」
未央「あーハイハイ、分かりましたよノーマルさん」
久美子「ねぇ、一発でいいから殴らせてくれない?」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:12:39.78 ID:21SJ0QDr0
これは完全にだみお
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:15:13.76 ID:
fe/65Vwq0
久美子「……えー。最近、皆が愛称で呼ばれるのが気になります」
未央「さいですか」
久美子「でも私の事をプロデューサーは、良くて下の名前でしか呼んでくれません」
未央「へぇへぇ」
久美子「私の友達は愛称で呼んでくれるのですが、プロデューサーにもたまには愛称で呼ばれたいです」
未央「はぁー。それはそれは、贅沢な悩みをお持ちで」
久美子「どうしたら呼んでくれるようになるのでしょうか。教えて下さい、エドモンドさん」
未央「百貫落としでもスーパー頭突きでもすればいいんじゃないんですかね」
久美子「ちょっと、真面目に答えてやんなさいよ」
未央「この相談者から真面目に相談する気が感じられないんだけど」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:19:40.88 ID:
fe/65Vwq0
久美子「で?」
未央「プロデューサーに聞け。以上」
久美子「いや、普通聞けないでしょ……」
未央「……あーもう、しょうがないにゃあ。分かった、分かったよ」
未央「私が一肌脱いで、プロデューサーに口添えしてあげようじゃあないの」
久美子「それでいいのよ」
未央「で、プロデューサーに呼ばれたい愛称ってのは?……私が決めちゃうけど、いいよね?」
未央「投げや凛とか?……みなぎ凛、アスピ凛……あ、それとも、ふたなr」
久美子「あんたスタジオから追い出されたいの?」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:23:29.53 ID:
fe/65Vwq0
未央「……まぁ、愛称ってさ、大切だよね」
久美子「そうね」
未央「松ちゃんとか、今回は松ちゃんって呼んでるけど、これ便宜上だからね」
久美子「……松ちゃんで良いから、もう」
未央「あれ、いいの?」
久美子「何か、慣れちゃったし」
未央「そっかぁ……」
未央「それはそうと、私ちょっとした企画を持ってきてるんだよね」
久美子「そこで話ぶった切る?」
未央「いや、全く関係ない訳じゃないんだな~、これが」ゴソゴソ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:27:25.45 ID:
fe/65Vwq0
未央「普段、皆がプロデューサーにどんな風に思われているのか……」
未央「それは、愛称から分かるのではないか!?」ドン
久美子「はぁ」
未央「と言う訳でね!プロデューサーが密かに付けている皆のあだ名!私がリストアップして参りました」
久美子「えっ?」
未央「いやー、大変だったよー、調べるの。ほぼ全員分だよ、全員分」
久美子「……どっから情報持ってきたのよ?」
未央「んー、蘭子ちゃん的に言うなれば……アカシックレコード?」キリッ
久美子「はぁ?」
未央「今から発信する情報は一応全部事実に基づいてまーす。苦情は受け付けませーん」
未央「直接本人に問いただしてくださいねー。それじゃ、まずは――」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:33:50.02 ID:
fe/65Vwq0
~翌日~
美羽「みうさぎ、ピョーンピョン♪」
美羽「……うーん。イケると思うんだけどなぁ」
ピロリン
美羽「あ、メール……未央ちゃんからだ」
美羽「……えっ?事務所には、行くな?」
バターン
礼「プロデューサーくーん?いるんでしょー?分かってるわよー?」
美羽「!?」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:37:09.97 ID:
fe/65Vwq0
美波「プロデューサーさーん、出てきてくださーい」
ガチャーン
かな子「どこですかー、プロデューサーさーん」
バリーン
美羽「ひぃぃ……じ、事務所が、メチャクチャに荒れてます……!」ブルブル
美嘉「ね、プロデューサー見なかった?」
美羽「み、見てません……わたし、何にも見てません!」ガクガク
美嘉「そっかー。見つけたら、教えてねー★」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:40:32.77 ID:
fe/65Vwq0
P「お、おいおい……こりゃ一体、何の騒ぎ……」
藍子「あーっ!いました、プロデューサーさん!」
礼「やぁっと見つけたわぁ、プロデューサー君」
P「……し、篠原、さん?」
礼「ねぇ……なぞなぞおばさんって、誰のことかしら?」ニコッ
P「!?な、何で、それを知っ……あ」
ビュンッ
P「うぉぉぉっ!?」
美波「誰が……」
P「お、おい美波!球を投げっ……!!」
美波「誰がぁっ!歩くセックスですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ギョーンギョーン
P「ぎゃあああああああああああああああ!!!」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:44:49.09 ID:
fe/65Vwq0
P「ま、待て!……ちょっと待って!待ってくれ!頼む!話せば分かる!」
藍子「私は!ドラム缶じゃ!ありませんっ!」ポカポカ
かな子「ミートテックだのバルーンだの……標準体重の一体何がいけないんですかぁ!!」ガブッ
P「あだだだだだだっ!ち、違う!これは誤解だ!!誤解なんだ!!」
美嘉「誤解で処女ヶ崎なんて付ける?付けないよね!フツーはさっ!!」ゲシゲシ
そばつゆ「わたし……わたし、いまいちなんですかっ……!?」ポロポロ
うどん「陶芸で頑張ってる全国の女子高生とお爺ちゃんに謝って下さい!!」
P「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ガラガシャーン
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:50:55.22 ID:QcLK8yhp0
なぞなぞおばさんはひどいと思う(小並感)
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:51:10.38 ID:
fe/65Vwq0
P「ぐぉぉぉ……な、何故だ……何故皆、知っている……!?」
P「いや、確かにいくつかは……ちょっと思った事は、あるけども……!」
「随分と鍛えられたようだな、プロデューサー殿」
P「え、えぇ……一体、何の恨みがあってこんな……」
「ふむ……身に覚えが無いというのも、なかなか厄介なものだ」
P「身に覚えがないというか……考えたのは俺であって、俺でないというか……」
P「……って、だ、誰だ!?」
マスタートレーナー「やぁ」
P「あ、スペルm」
マスタートレーナー「……そうか。それが、キミの答えか」ポキポキ
P「あ、いや!今のは、ちょっ」
アッー
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:57:10.92 ID:
fe/65Vwq0
久美子「……松山ー、久美子のー」
久美子「タレコミー、相ー談ーしt」
ガチャバターン
P「未央ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
久美子「………」
P「未央の奴はどこだっ!!どこにいる、未央ーーーーーっ!!!」
久美子「ロクでもないあだ名を付けられる自分を見つめ直す旅に出ます、だってさ」
おわり
元スレ:
松山久美子「私が、ラジオに?」モバP「はい」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1354707592/
V.A.
日本コロムビア (2018-10-10)
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