ヘッドライン

松山久美子「私が、ラジオに?」モバP「はい」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 20:39:52.27 ID:fe/65Vwq0
P「来週明けの月曜夕方からなんで。お願いします」

久美子「随分急な話ね」


P「年末ですからね。丁度複数の番組改編の時期にブチ当たったようで」

久美子「ふーん……番組名は?」

P「それは松山さんが自由に決めてもらって結構だそうです」

久美子「そ、そうなんだ……」



久美子「……私も、とうとう番組持ちかぁ。ふふっ」ニヘラ

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 20:43:13.07 ID:fe/65Vwq0
久美子「(私の名前は、松山久美子……趣味はピアノ)」

久美子「(憧れの人は、私のお母さん。そしてお母さんよりキレイになりたい、華の21歳!)」

久美子「(その為には見られるのが一番と思って、ウェディングドレスを着たりしてきたけど……)」

久美子「(まさか、ラジオのオファーが私に回ってくるなんて!う~ん、歌う時より緊張しちゃうかも)」

久美子「(でも、ただ見せるだけじゃない露出ってのも重要よね!)」

久美子「(これでちょっとは、私もキレイになれればいいんだけど)」

久美子「(最近は、響子ちゃんと比べて……ちょっと出遅れ気味な感じ?だしね……たはは)」



久美子「(……ううん。私だって、まだまだ若い娘達には負けてらんないもの)」

久美子「(頑張ろう……これから、ビッグになろう!)」グッ

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 20:46:43.19 ID:fe/65Vwq0
~翌日~

久美子「松山!久美子の!」

久美子「チャーム!ポイント~!」


♪~


久美子「こんにちは~!ラジオの前の皆さん、初めまして!松山久美子です!」

久美子「えー、ついに私も、自分の番組を持つ事が出来……」



バターン

未央「はい、そこまでー!」


久美子「!?」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 20:49:43.86 ID:fe/65Vwq0
久美子「み、未央!?」

未央「松ちゃん、元気してた~?」

久美子「あ、あんたが、何でここに……?」

未央「ごめんねー。今日から、この時間は……」





未央「ミス・パッション!本田未央の!」

未央「タレコミ!相・談・室~!!」

久美子「えっ」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 20:49:44.88 ID:whnxt/uz0
ちゃんみおだと…

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 20:50:54.32 ID:p4feU4BK0
いったいなにが始まるんです?

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 20:53:20.29 ID:fe/65Vwq0
未央「クミちゃんがメインとか珍しいな~、とか思ったそこの人!」

未央「あぁ、これから腋を絡めたプロデューサーとのいちゃラブ話が~とか思った、そこのあなたも!」

未央「あれ?番組間違えたっけ?と局を変えようとしてるそこのリスナーも!」

未央「やったね!未央ちゃんでしたっ!腋でいちゃラブなんて、あるわけない!」ビシッ

久美子「え?……えっ?」

未央「765プロに潜む961噂を、私、本田未央が徹底追及!」

未央「芸能界に渦巻く闇を暴き、アイドル達の導きの光とならんっ!!」 ド  ン



久美子「……はい?」

未央「イェー……決まったぁー」

久美子「ちょ、ちょっと。これは一体、どういう事……」

未央「だから、松ちゃんのラジオ番組なんてのは、最初からなかったんだよ」

久美子「えっ……えぇーっ!?」

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 20:58:18.87 ID:fe/65Vwq0
久美子「……じょ、冗談でしょ?」

未央「………」

久美子「マジで?」

未央「マジです」



久美子「(……う、ウソよ、そんなの……ウソだよね、プロデューサーさん!?)」チラッ



張り紙『未央と仲良くして下さい。Pより』



久美子「(に、逃げられたっ……!)」ぐにゃあ~

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:02:42.46 ID:fe/65Vwq0
未央「まぁまぁ。少し落ち着こうじゃないか、松ちゃん」

久美子「さっきから松ちゃん松ちゃんって……誰が松ちゃんよ、誰が」

未央「じゃあクミちゃん」

久美子「せめてちゃん付けから離れてくれない?」

未央「クーミン」

久美子「ルーミンみたいな言い方もちょっと……」

未央「クーミンも嫌かぁ……それじゃ、腋女で」

久美子「わ、腋女!?」

未央「だってフルネームでググッたら、予測変換の最初のワードが『腋』なんだもの。仕方ないよね」

久美子「なっ……!」

未央「ここだけの話……腋を見せたがる女で有名ですぜ、姉御」

久美子「わ、腋女とか、絶対認めないからっ!!」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:05:55.60 ID:fe/65Vwq0
未央「あ、そうそう、さっきのタイトルコールさぁ」

久美子「?……タレコミなんちゃらっての?」

未央「違う違う、松ちゃんが言ってた奴」

未央「ほら、アレだよアレ……松山!久美子の!チャーム!ポイントー!だっけ?」

久美子「………」





未央「やっぱり、腋なの?」

久美子「ち、違うっ!!」バンッ

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:08:56.60 ID:fe/65Vwq0
未央「んで、どんな番組作ろうとしてたのかにゃ~?」

久美子「ドッキリかました相手に普通それ聞く?」

未央「いやぁ、松ちゃんが考えたタイトルだし、絶対深い意味込めてるよね~って」

久美子「……ど、どこを磨けば、キレイに見られるかな、とか……」

未央「ほうほう」

久美子「それだけじゃなくって、歌はもちろん、ピアノの話題とか……」

久美子「ゲストに響子ちゃんとか呼んだり、リスナーの質問にも答えたりして……」

未央「うんうん……そっかぁ。色々、考えてたんだね……」シミジミ

久美子「………」

未央「松ちゃんにも、カワイイ所あったんだね!」

久美子「もう帰っていいかな?」ガタッ

未央「え!?」

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:13:07.25 ID:fe/65Vwq0
久美子「……ねぇ未央。さっきから不思議だったんだけど、ちょっと聞いてもいい?」

未央「はい」

久美子「何でやたらと馴れ馴れしいの?あんた私より6つも年下だよね?」

未央「何でって、そりゃ同じ衣装を着た仲間だからじゃあないですか~」

久美子「そ、それだけの理由で……?」



未央「でも、それも今はもう、遠い昔のこと」フゥ

久美子「は?」

未央「だって私、ほら……つい最近、クリスマスが似合う女になってしまったから」

未央「もうあの頃には、戻れない」ドヤァ

久美子「(だったらせめてタメ口は止めてくれないかな……)」イラッ

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:17:13.84 ID:fe/65Vwq0
未央「話戻すけどね、プロデューサーは別にウソは言ってないよ、ウソは」

久美子「……何がウソじゃないって?」

未央「松ちゃんはね、この番組で私と一緒にパーソナリティをやる事になってるから」

久美子「えぇ?」

未央「と言う訳で、質問メールタァーイム!いよっ、待ってました!」

久美子「……第一回目なのに、もうメール届いてるんだ」

未央「いやー、こういう番組今度やるからーって、事前に皆に触れ回っておいたのよね~」

久美子「知らなかったのって、私だけ……?」

未央「知ってたらドッキリになんないじゃーん!」バシバシ

久美子「背中叩かないで、痛いから」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:20:34.16 ID:fe/65Vwq0
未央「アイドルの皆が抱えるお悩みをタレコミで受け付け、私達がそれを勝手に回答しまーす」

未央「ハンドルネームを使って、私の携帯のアドレスにどしどし送ってくださーい」

未央「ちなみに、リスナーからの質問は一切受け付けません!禁則事項です!」

未央「あ、私のアドレスは、ちひろちゃんにでも聞いてね~!」

久美子「はぁ……」

未央「いつまで不貞腐れてるの、松ちゃん。美人が台無しだよ?」

久美子「……ハイハイ、分かった分かった。やればいいんでしょ、やれば」

未央「意外とチョロイんだね」

久美子「やっぱり帰る」ガタッ

未央「そりゃないぜ松ちゃ~ん」

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:24:48.01 ID:fe/65Vwq0
未央「さてさて~……まずは一通目!ハンドルネーム、腹パンマンさんからのお便りです!」

久美子「腹パンマンて……」

未央「松ちゃん、読んで読んで!」

久美子「はいはい……えー、この間、荒木さんと」

未央「あ、名前はイニシャルでお願い」

久美子「……AさんとHさんが最近、二人で集まってどこかで何かをしているみたいです」

未央「ふんふん」

久美子「一体何をしているのか気になります。調査してきてください、だみお(笑)」

未央「誰がだみおじゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」バンッ

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:29:10.88 ID:fe/65Vwq0
未央「本田未央だよ!ほ・ん・だ・み・お!だみおじゃねぇから!!」

久美子「い、いや、文面にそう書かれてたし」

未央「……でもまぁ、良く考えたら『のだめ』みたいなフレーズだし?割とセンスはあるみたいね」

久美子「あぁそう……」



未央「で、言われた通りブァッチリ調査してきました!」

久美子「してたの!?」

未央「良く分かんないけど、発声練習してたみたいだね。これが証拠の録音です」ピッピッピッ

久美子「(既読であんな反応したんだ……)」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:34:31.79 ID:fe/65Vwq0
『さ、今日もやるっスよ~、準備はいいっスか?』

『……う、うん』

『いーち、にーの、さーん……ハイ!』



『メぇぇぇ~~リぃぃぃぃクリっスマぁぁぁ―――スぅ!!』

『ひゃ――はっはっはっはっはぁ―――っ!!!』

『ダメダメダメダメ!全っ然声が出てないっス!もっと両手を掲げて!お腹も反って!』

『え、えぇー……まだ、出すの……?』

『そんなんじゃ岩本先生に失礼っス!もっと!もっと声を出すっスよ、輝子ォ!』

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:38:17.50 ID:fe/65Vwq0
『……め、メぇぇぇ~~リぃぃぃぃ!!クリっスマぁぁぁ―――スぅ!!!』

『詰まったっス!もう一回っ!』

『メぇぇぇ~~リぃぃぃぃ!!クリっスマぁぁぁ―――スぅ!!!』

『何とかクリスマスまでに間に合わせるっスよ……ハイ、もう一度!』





未央「………」

久美子「(何だこれ……)」

未央「これでいいかー、愛され腹パンさんよぉー」

久美子「何でちょっと不機嫌になってるのよ……」

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:43:47.02 ID:fe/65Vwq0
未央「え~、続いてのお便りは~っと……」

未央「ハンドルネーム、おいしいみずさんからいただきました!」

久美子「えーと……先日、A子に今月の友達料金を請求されました」

未央「ほうほう」

久美子「料金としてはいくらが相場でしょうか、教えて下さい……って、えぇっ!?」

未央「3万位じゃない?それか、言い値で」

久美子「ちょ、ちょっと!真面目に答える質問じゃないでしょ、これは!」

未央「だって、いくらが相場かって聞いてるし……」

久美子「おいしいみずさんは、最寄りのプロデューサーさんに相談すること!以上!」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:48:29.12 ID:fe/65Vwq0
未央「次のお便りは~……これ!」

久美子「ハンドルネーム、まいんちゃんさんから」

未央「あ、今度は私が読むね!なになに……」





未央「先週、瑞樹お姉ちゃんと一緒に、お仕事した時のことです」

久美子「イニシャルは!?」

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:51:50.09 ID:fe/65Vwq0
未央「お仕事の帰りに、プロデューサーの前で……」

未央「私は瑞樹お姉ちゃんを、つい『お母さん』と呼んでしまいました」

久美子「……あらー」

未央「間違えてしまってごめんなさいと謝ったのですが、瑞樹お姉ちゃんは何だか嬉しそうでした」

未央「どうして嬉しそうだったのでしょうか。教えて下さい、シンメトリーさん……」

久美子「なるほどねー」





未央「誰がシンメトリーだコラァァァァァァ!!!」バンッ

久美子「(うるさいなぁ……)」

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:56:23.16 ID:fe/65Vwq0
未央「そりゃ私の名前の漢字は全て線対称だけれども!どんなあだ名だよ!」

久美子「うーん、これはちょっとね。呼ぶ側と呼ばれる側によるだろうし……」

未央「無視っすか」

久美子「近くにプロデューサーがいたのが、功を奏した……という所じゃないかな」

久美子「それも、今回はまいんちゃんだから、喜んだだけで済んだと思うんだけど」

未央「ほうほう」

久美子「例えば……そうね。未央が呼んだら、青筋一つくらい立つんじゃない?多分」

未央「何で私が呼んだら青筋立つの!?」

久美子「だってもう、そうとしか考えられないし」

未央「じゃ、じゃあ……瑞樹ちゃんじゃなくて、早苗ちゃんだったら?」

久美子「笑顔でアームロック」

未央「わかるわー」

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:04:43.39 ID:fe/65Vwq0
久美子「……まぁ、今後は気を付けてね。通じない人だって、いると思うし」

未央「そうだねー。礼子さんとか安倍ちゃんとかは絶対通j」

久美子「え、えー!次のお便りは!」

未央「あー、これだこれだ」

久美子「ハンドルネーム、ピク渋さん」





未央「出たよ……あっざといなぁ~。いや~、あざとい」

久美子「えっ?」

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:11:20.62 ID:fe/65Vwq0
未央「ほら、ピク渋だよ、ピク渋。ピクシーと渋谷を掛けてんだよ、これ」

未央「楓ちゃんみたいな事してウケを狙ってるか、自分を妖精か何かだと勘違いしてるんだね、きっと」

久美子「……何でもいいんだけど、人のハンドルネームにダメ出しって……」

未央「何かさぁー、もう『私が看板です』みたいな扱いされてるけどさぁー!」

未央「シンデレラガールはさぁー、別にあんただけじゃないんだからね!?」クワッ

久美子「突然叫ばないでよ、うるさいから」

未央「あーハイハイ、分かりましたよノーマルさん」

久美子「ねぇ、一発でいいから殴らせてくれない?」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:12:39.78 ID:21SJ0QDr0
これは完全にだみお

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:15:13.76 ID:fe/65Vwq0
久美子「……えー。最近、皆が愛称で呼ばれるのが気になります」

未央「さいですか」

久美子「でも私の事をプロデューサーは、良くて下の名前でしか呼んでくれません」

未央「へぇへぇ」

久美子「私の友達は愛称で呼んでくれるのですが、プロデューサーにもたまには愛称で呼ばれたいです」

未央「はぁー。それはそれは、贅沢な悩みをお持ちで」

久美子「どうしたら呼んでくれるようになるのでしょうか。教えて下さい、エドモンドさん」

未央「百貫落としでもスーパー頭突きでもすればいいんじゃないんですかね」

久美子「ちょっと、真面目に答えてやんなさいよ」

未央「この相談者から真面目に相談する気が感じられないんだけど」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:19:40.88 ID:fe/65Vwq0
久美子「で?」

未央「プロデューサーに聞け。以上」

久美子「いや、普通聞けないでしょ……」

未央「……あーもう、しょうがないにゃあ。分かった、分かったよ」

未央「私が一肌脱いで、プロデューサーに口添えしてあげようじゃあないの」

久美子「それでいいのよ」

未央「で、プロデューサーに呼ばれたい愛称ってのは?……私が決めちゃうけど、いいよね?」

未央「投げや凛とか?……みなぎ凛、アスピ凛……あ、それとも、ふたなr」

久美子「あんたスタジオから追い出されたいの?」

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:23:29.53 ID:fe/65Vwq0
未央「……まぁ、愛称ってさ、大切だよね」

久美子「そうね」

未央「松ちゃんとか、今回は松ちゃんって呼んでるけど、これ便宜上だからね」

久美子「……松ちゃんで良いから、もう」

未央「あれ、いいの?」

久美子「何か、慣れちゃったし」

未央「そっかぁ……」



未央「それはそうと、私ちょっとした企画を持ってきてるんだよね」

久美子「そこで話ぶった切る?」

未央「いや、全く関係ない訳じゃないんだな~、これが」ゴソゴソ

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:27:25.45 ID:fe/65Vwq0
未央「普段、皆がプロデューサーにどんな風に思われているのか……」

未央「それは、愛称から分かるのではないか!?」ドン

久美子「はぁ」

未央「と言う訳でね!プロデューサーが密かに付けている皆のあだ名!私がリストアップして参りました」

久美子「えっ?」

未央「いやー、大変だったよー、調べるの。ほぼ全員分だよ、全員分」

久美子「……どっから情報持ってきたのよ?」

未央「んー、蘭子ちゃん的に言うなれば……アカシックレコード?」キリッ

久美子「はぁ?」

未央「今から発信する情報は一応全部事実に基づいてまーす。苦情は受け付けませーん」

未央「直接本人に問いただしてくださいねー。それじゃ、まずは――」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:33:50.02 ID:fe/65Vwq0
~翌日~

美羽「みうさぎ、ピョーンピョン♪」

美羽「……うーん。イケると思うんだけどなぁ」


ピロリン


美羽「あ、メール……未央ちゃんからだ」

美羽「……えっ?事務所には、行くな?」


バターン


礼「プロデューサーくーん?いるんでしょー?分かってるわよー?」

美羽「!?」

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:37:09.97 ID:fe/65Vwq0
美波「プロデューサーさーん、出てきてくださーい」


ガチャーン


かな子「どこですかー、プロデューサーさーん」


バリーン


美羽「ひぃぃ……じ、事務所が、メチャクチャに荒れてます……!」ブルブル

美嘉「ね、プロデューサー見なかった?」

美羽「み、見てません……わたし、何にも見てません!」ガクガク

美嘉「そっかー。見つけたら、教えてねー★」

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:40:32.77 ID:fe/65Vwq0
P「お、おいおい……こりゃ一体、何の騒ぎ……」

藍子「あーっ!いました、プロデューサーさん!」

礼「やぁっと見つけたわぁ、プロデューサー君」

P「……し、篠原、さん?」

礼「ねぇ……なぞなぞおばさんって、誰のことかしら?」ニコッ

P「!?な、何で、それを知っ……あ」


ビュンッ


P「うぉぉぉっ!?」

美波「誰が……」

P「お、おい美波!球を投げっ……!!」

美波「誰がぁっ!歩くセックスですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ギョーンギョーン

P「ぎゃあああああああああああああああ!!!」

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:44:49.09 ID:fe/65Vwq0
P「ま、待て!……ちょっと待って!待ってくれ!頼む!話せば分かる!」

藍子「私は!ドラム缶じゃ!ありませんっ!」ポカポカ

かな子「ミートテックだのバルーンだの……標準体重の一体何がいけないんですかぁ!!」ガブッ

P「あだだだだだだっ!ち、違う!これは誤解だ!!誤解なんだ!!」

美嘉「誤解で処女ヶ崎なんて付ける?付けないよね!フツーはさっ!!」ゲシゲシ

そばつゆ「わたし……わたし、いまいちなんですかっ……!?」ポロポロ

うどん「陶芸で頑張ってる全国の女子高生とお爺ちゃんに謝って下さい!!」

P「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」



ガラガシャーン

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:50:55.22 ID:QcLK8yhp0
なぞなぞおばさんはひどいと思う(小並感)

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:51:10.38 ID:fe/65Vwq0
P「ぐぉぉぉ……な、何故だ……何故皆、知っている……!?」

P「いや、確かにいくつかは……ちょっと思った事は、あるけども……!」

「随分と鍛えられたようだな、プロデューサー殿」

P「え、えぇ……一体、何の恨みがあってこんな……」

「ふむ……身に覚えが無いというのも、なかなか厄介なものだ」

P「身に覚えがないというか……考えたのは俺であって、俺でないというか……」

P「……って、だ、誰だ!?」



マスタートレーナー「やぁ」

P「あ、スペルm」

マスタートレーナー「……そうか。それが、キミの答えか」ポキポキ

P「あ、いや!今のは、ちょっ」



アッー

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:57:10.92 ID:fe/65Vwq0
久美子「……松山ー、久美子のー」

久美子「タレコミー、相ー談ーしt」


ガチャバターン


P「未央ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

久美子「………」

P「未央の奴はどこだっ!!どこにいる、未央ーーーーーっ!!!」

久美子「ロクでもないあだ名を付けられる自分を見つめ直す旅に出ます、だってさ」



おわり



元スレ: 松山久美子「私が、ラジオに?」モバP「はい」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1354707592/


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