216 :
◆6RLd267PvQ 2018/07/24(火)23:21:38 ID:
zZ5
~事務所~
P「ひゃぁ……見ろよニュース、今年の暑さ、とうとう災害認定されたんだと」
加蓮「道理で……ちょっと異常だもん、この暑さは」
P「熱中症で倒れないように気をつけないとな……可能な限り行き帰りは車出すよ」
ユミラウネ「アツイヨー」ピョコピョコ
加蓮「うわ、あのユミラウネが避難してきたよ」
P「晴れの日はいつもものすごい元気なのになぁ…まぁほら、冷凍庫にスイカバーあるし、水も好きなだけ飲んでいいから」
ユミラウネ「アリガトー…コレジャソトニデラレナイヨッ」
P「うーむ…せめてもう少し涼しくなればなぁ」
217 :
◆6RLd267PvQ 2018/07/24(火)23:22:06 ID:
zZ5
~そして、夕方~
P「日が落ちると、少しはマシになるな…」
ユミラウネ「オサンポッ」ピョコン
P「今からか?薄暗いから車に気をつけるんだぞ」
ユミラウネ「ハーイッ」ピョコンピョコン
218 :
◆6RLd267PvQ 2018/07/24(火)23:22:26 ID:
zZ5
~公園~
ユミラウネ「カダンノオハナガシオレソウ…」
ユミラウネ「オミズ オミズアゲナキャッ」ピョコン
ピョコン ピョコン ピョコン ジャーッ
※近くにあったバケツに水を入れています。
ユミラウネ「ヨイショ ヨイショ」ズリズリ ズリズリ
ユミラウネ「フー」
ユミラウネ「ヨイショ ヨイショ」ズリズリ ズリズリ
ユミラウネ「アトチョットッ」ズリズリ
ユミラウネ「ヒャッ」ズテッ バシャッ
ユミラウネ「ウー…」
ユミラウネ「モウイッカイヤリナオシッ」ピョコン
219 :
◆6RLd267PvQ 2018/07/24(火)23:22:47 ID:
zZ5
ちぇり「アノ」コソッ
ユミラウネ「ナァニ?」
ちぇり「オテツダイシマスッ」パタパタ
ユミラウネ「ワー アリガトウッ」
※四葉を探しに、ちぇりも公園にやってきていたようです。
ちぇり「ヨイショ ヨイショ」パタパタ パタパタ
ユミラウネ「ヨイショ ヨイショ」ズリズリ ズリズリ
※ちぇりには羽があるので飛べます。
※力を合わせてバケツを運び、花壇の前まで来ることができました。
※ですが、困りましたね。じょうろがないのでお水をうまくあげられません。
ちぇり「ドウシマショウ」
ユミラウネ「ドウシヨッカ」
藍子「あらっ?」
※お散歩中の藍子が現れました。
220 :
◆6RLd267PvQ 2018/07/24(火)23:23:08 ID:
zZ5
藍子「なるほど、じょうろが…でも、小さいのに花壇のお花にお水をあげようとするなんて、偉いね、頑張ったね」
ユミラウネ「エヘヘッ」
ちぇり「フフッ…」
藍子「ええと……どこかにホースとかなかったかなぁ…あっ!」
※物置きの脇に、ありました、ホースです。
ユミラウネ「コレ ナァニ?」
ちぇり「スッゴクナガイデスネ」
藍子「これはね、こうやって、水道の蛇口に取り付けて…」
藍子「えいっ」ジャーッ
ユミラウネ「スゴーイッ」ピョコピョコ
ちぇり「オミズガイッパイデテキマスッ」ピョコピョコ
221 :
◆6RLd267PvQ 2018/07/24(火)23:23:25 ID:
zZ5
藍子「ふふっ、使い方は簡単だから、ふたりにも使えると思うよ」
ユミラウネ「カシテカシテッ」ピョコピョコン
ちぇり「コレデオハナタチモオミズガノメマスネッ」パタパタ
藍子「そうだね、ホントによかったよね。二人が頑張ったから、私もお水をあげなきゃって思ったんだよ」
藍子「きっとお花達も二人に、ありがとうって…感謝してくれてると思うよ」ニコッ
222 :
◆6RLd267PvQ 2018/07/24(火)23:23:46 ID:
zZ5
ユミラウネ「アイコチャン」
藍子「何かな?」
ユミラウネ「アリガトネッ」ペカーッ
ちぇり「ハイッ スゴクスゴクタスカリマシタ」ペコッ
藍子「お礼なんて…私こそ、ありがとうって言いたいし……あっ」
※ホースの水で小さな虹がかかりました。
ユミラウネ「ニジダー」
ちぇり「ワァア……トッテモ、キレイデスッ」
藍子「本当……夕方でも、虹ってかかるんだね…あ、そうだ」
藍子「ふたりとも、そのまま笑って笑ってっ」
ユミラウネ「ニコーッ」
ちぇり「ニ、ニコーッ」
藍子「……ぱしゃりっ」
カシャッ
223 :
◆6RLd267PvQ 2018/07/24(火)23:24:03 ID:
zZ5
~数日後、事務所~
藍子「ほら、この前撮った虹の写真っ」
ユミラウネ「ウワアイ」
ちぇり「キレイデスッ」
加蓮「え、何これ、すごくかわいい…」
ありす「ユミラウネとちぇりがいますね、いい笑顔です」
ちーな「キレイダナー」
ぷちりす「ミセテ ミセテクダサイ」ピョンピョン
P「ひゃー暑い暑い暑い」ガチャリ
P「アイス、まだ残ってるかな…お、麦茶が冷えてるじゃないか」
茜「お疲れ様です……!」ガチャリ
224 :
◆6RLd267PvQ 2018/07/24(火)23:24:20 ID:
zZ5
P「うお、茜? いつもの勢いがないじゃないか」
藍子「もしかして、外走ってきたの?」
茜「ええ、まぁ……しかし……流石の私でも……この暑さは……!」
ちーあか「ヒノ…ヒノ…」
加蓮「ちーあかの鳴き声初めて聴いたんだけど」
ありす「い、いつも叫んでますしね…」
P「ほら、まぁ二人もアイス食べて落ち着いてごらん」
茜「これは…ありがとうございます…!んんんーっ!」
ちーあか「ヒヤアアア♪」
茜「冷たくて……! 実に……! 美味しいですね……癒やされます……!」
225 :
◆6RLd267PvQ 2018/07/24(火)23:24:33 ID:
zZ5
ユミラウネ「……キョウモアツイネー」
※窓ぎわから空を仰ぐ一輪の花、ユミラウネ。
藍子「今日も行くなら、お手伝いさせてね、ユミラウネ」
ユミラウネ「…ウンッ!」ペカーッ
※暑い暑い夏。
ユミラウネに、新しいお友達ができたのでした。
226 :
◆6RLd267PvQ 2018/07/24(火)23:24:44 ID:
zZ5
おまけ。
~事務所~
ぷちかれ「ポテテ!」ボコッ
「ポテ」「ポテテ」「ポテェ」「ポポテ」ヨジヨジ
「「「「「ポテエエエエ」」」」」
※朝9時。ぷちかれ、事務所に到着。
227 :
◆6RLd267PvQ 2018/07/24(火)23:25:14 ID:
zZ5
P「お、まーた穴空けて来たのか?」
「「「「「ポテェ?」」」」」
P「まぁ、不思議なことにいつの間にか消えるんだよな、この穴……」
P「とは言え、事務所に穴があくのなんてウチくらいなもんだろなぁ」ハッハッハ
~765プロ~
雪歩「ひとつ掘っては父のため…人を呪わば穴ふたつ~みっつ見かねた悪党を~よっつ四葉のクローバー~♪」ザッザッ
百合子「…深淵の闇に続きそうな程深い穴……はっ………もしかしてこの先に、徳川の埋蔵金が……」
765P「事務所に穴があくのなんてウチくらいなもんだろなぁ」ハッハッハ
おわれ。
228 :
◆6RLd267PvQ 2018/07/24(火)23:27:15 ID:
zZ5
改めまして、今回から酉をつけてみたりしています。
色々と、自分のペースで挑戦できたらと思います。
ひとつお手柔らかに。
PS デレステで加蓮のファンが500万人になりました♪
では、お目汚し、失礼をば。
夏に負けるな、です。
おーぷん2ちゃんねるに投稿されたスレッドの紹介です
元スレ:
加蓮「イモ掘ったら何か食いついてきた」ぷちかれ「ポテエエ」
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1527793435/
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