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【デレマスＳＳ】水本ゆかり「エ〇マンガ令嬢」渋谷凛「ちょっと」

1 ：名無しさん＠おーぷん 2016/10/26(水)07:00:08 ID:3p6

※短め
※
【デレマスＳＳ】乃々「もりくぼ、Ｐさんに騙されたいみたいなんです」

【デレマスＳＳ】乃々「最近Pさんがひどいんです」奈緒「はぁ……」

あたりと、やや関連性あり。

2 ：名無しさん＠おーぷん 2016/10/26(水)07:01:14 ID:3p6

3 ：名無しさん＠おーぷん 2016/10/26(水)07:01:27 ID:3p6

凛「ちょっ！？ゆかりっ！？
なんで事務所にこんな大量のエ◯本、持ってきてるの！？」

ゆかり「Ｐさんのお部屋をお掃除してたら、ベッドの下から出てきたんです」

凛「Ｐのなのっ！？ていうか、なんでゆかりがＰの部屋の掃除をしてるのっ！」

ゆかり「Ｐさんにお願いして、たまに花嫁修業の成果を見てもらってるんです。お料理もするんですよ」

凛「何それ羨ましい」

4 ：名無しさん＠おーぷん 2016/10/26(水)07:02:01 ID:3p6

ゆかり「それでお掃除してたら出てきたのがこの大量の、え、えっちな本なんですけど……。
ど、どうしましょう……」

凛「ど、どうしようって聞かれても……。
お、男の人がこういうのを読むのは普通らしいし、見なかったことにして、元の場所に戻して来たら？」

ゆかり「そ、そうですよね。Ｐさんも男の人ですもんね……。
こういう、小学◯とえっちなことをするやつや、鞭とか木でできたお馬さんが出てくるやつとかも普通ですよね……,」

凛「待って。ちょっと待って」

ゆかり「ナースものとか、スチュワーデスもの、アナウンサーもの、婦人警官ものに、保母さんもの。
幼妻に未亡人、秘書ものや、女社長ものもあります」

凛「守備範囲広っ！」

5 ：名無しさん＠おーぷん 2016/10/26(水)07:03:06 ID:3p6

ゆかり「格闘家、巫女、シスター、ウェイトレス、京娘、任侠、芸人、探偵、ミリタリー、特撮、サイキッカー、宇宙人。
弓道少女に陶芸家、漫画家、文学少女、ゲーマー、アスリート、ダンサー、バレリーナまでありますね」

凛「多過ぎでしょ！」

ゆかり「その他にも、方言っ娘、眼鏡っ娘、ヤンキー系、ガテン系に、スピリチュアル系、ホラー系、時代劇系、神話系、セカイ系、
さらには、パン屋、パティシエ、チャイナ服、ロシアっ娘をはじめとした異国美少女、あと眼鏡系やサンタクロースなんかもあります」

凛「普通に内容が気になるのもあるんだけど！？どんなジャンルっ？
ていうか眼鏡っ娘と眼鏡系が別枠にあったのは、ただのミスだよね？無機物はさすがにないよね？」

ゆかり「少しジャンルに偏りが見られる気がしたので、お嬢様モノを用意してみました」

凛「偏ってない。全く偏ってないよ。それに用意って」

6 ：名無しさん＠おーぷん 2016/10/26(水)07:03:44 ID:3p6

ゆかり「では、これを混ぜてＰさんのベッドの下に戻しておきましょう」

凛「あ。その物量とバラエティー豊かな品揃えの理由が分かった気がするよ」

ゆかり「凛さんも何か足しますか？」

凛「当然のように聞いてくるこの娘が怖い。ナチュラルに怖い。
ゆかりも含めてみんな、ちょっとおかしいよ」

ゆかり「あれ？こんなところに風紀委員調教モノが」

凛「超風紀委員っ！何してるのっ！？」

7 ：名無しさん＠おーぷん 2016/10/26(水)07:04:37 ID:3p6

8 ：名無しさん＠おーぷん 2016/10/26(水)07:05:20 ID:3p6

ゆかり「よく見たら、まゆさんの手作りグラビア写真集(ハードカバー500ページ)が、ゼクシ◯とセットで置いてありますね」

凛「事務所の鍋敷きにでもしてしまおう」

ゆかり「うーん。この月刊誌、いぬのきもちは普通に健全な本ですね」

凛「そ、そそそ、そうだね」

ゆかり「…………」

凛「…………」

ゆかり「…………」

凛「…………」

9 ：名無しさん＠おーぷん 2016/10/26(水)07:05:42 ID:3p6

ゆかり「実は先日、Ｐさんに首輪を戴いたんです」

凛「何それ羨ましい」

ゆかり「…………」

凛「…………」

ゆかり「…………」

凛「…………」

ゆかり「…………」

凛「…………こめんなさい」

10 ：名無しさん＠おーぷん 2016/10/26(水)07:06:01 ID:3p6

12 ：名無しさん＠おーぷん 2016/10/26(水)07:06:50 ID:3p6

※ ※ ※ ※ ※

P「おー。すっげ。随分溜まったなー。ていうか、いつの間にか、また増えてるよ」

森久保乃々「ベッドの下、パンパンじゃないですか……。いい加減処分した方がいいと思うんですけど……」

P「まぁなー。バラエティーに富んでるのはいいけど、さすがにニッチ過ぎてなー。逆に実用性に欠けるっていうか」

乃々「じ、実用って……」

乃々「あ。け、けど、これなんてもりくぼオススメですよ。縄の扱い方についても詳しく解説されていますし……」

P「却下」

乃々「えーっ……」

P「却下」

乃々「……なるほど、ハウツー本なんかには頼らない。実践派というわけですね。
受けて立つんですけど……」

P「立たんでいい、立たんで」

13 ：名無しさん＠おーぷん 2016/10/26(水)07:07:10 ID:3p6

14 ：名無しさん＠おーぷん 2016/10/26(水)07:07:40 ID:3p6

乃々「……せっかく同棲してるのにＰさんが淡白なんですけど。レスなんですけど」

P「レスゆーなや。人聞きの悪い」

乃々「美味しそうなもりくぼがすぐ近くにいるのに、えっちな本にばかり鼻の下を伸ばす……Ｐさんは不健全なんですけど……」

P「伸ばしてねーよ。鼻の下、伸ばしてねーから」

乃々「…………」

P「…………」

乃々「…………」

P「…………？」

15 ：名無しさん＠おーぷん 2016/10/26(水)07:08:01 ID:3p6

乃々「で、結局のところ、最近のお気に入りは、どの本なんですか？」

P「……うーん。このお魚大図鑑かなぁ？」

乃々「七海さんとは縁を切って下さい。今すぐに。いくら何でも歪み過ぎです」

P「さすがにそういう意味じゃねーよっ！」

乃々「魚類ともりくぼ、どっちが大事なんですかっ！」

P「お前に決まってるだろっ、愛してるぞっ！もりくぼォ！！」

乃々「私もですっ！！」

P「乃々ォ！」

乃々「Ｐさんっ！」

イヴ「……なんだこれ」

俺の森久保がこんなに可愛いわけがないエンド