2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 17:15:25.67 ID:
PfKl9t8Ri
P「それはそれは」
真「『真が悪いんだからねっ!』みたいな事を言われました」
P「真はイケメンだからなぁ」
真「そこは、可愛いって言って下さいよ!」
P「スマンスマン」
P「可愛いよ、真は」
真「ふんっ、頭撫でられたくらいでボクの機嫌は治りませんよ♪」
P(むっちゃ良くなった)
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 17:18:21.92 ID:
PfKl9t8Ri
P「ん?待てよ...」
真「どうしました?」
P「今、真とキスすると」
P「アイドル全員と関節キスした事になるのか」
真「引っ叩きますよ?」
P「叩いた後に言うかね...いてて」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 17:21:34.87 ID:
PfKl9t8Ri
真「ボクといる時はボクだけ見てて下さいよ!」
P「悪かった...」
真「...何でこんな人を好きに...」
P「ん?何か言ったか?」
真「いいえ、何でもありませんっ!」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 17:24:32.84 ID:
PfKl9t8Ri
P「そろそろキツイだろ?」
P「体制、変えようか」
真「はい」
P「よっ、と」
真「...んっ」
P「痛かったか?」
真「ううん、大丈夫です」
真「だから...ね?」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 17:31:25.49 ID:
PfKl9t8Ri
P「よし、行くぞ」
真「うんっ...」
真「最近、『カッコいい』って言われる事が多くなったんです」
P「それは側で見てる俺も感じてる」
真「失礼しちゃいます」
真「ボクは...女の子、なんですから」
P「そうだな」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 17:38:31.28 ID:
PfKl9t8Ri
真「ふぁっ!?」
P「こんなに可愛い顔も出来るのに」
真「い、今っ...そこ、触っちゃぁっ」
真「んんっ!だめ、ですっ!」
P「でも、こんな真を知ってるのは俺だけだけどな」
真「はぁっ、こんな風になるのは、プロデューサーの前だけですよっ!」
P「これからも、そうであって欲しいな」
真「ボクは一途です!後はプロデューサー次第ですけどね?」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 17:57:07.38 ID:
PfKl9t8Ri
P「俺の気持ちは変わらないさ」
真「プロデューサー...起き上がってもいいですか?」
P「あぁ」
真「んんっ、ょと」
真「えへへ」
P「急に抱きついてきて、甘えん坊だな」
真「そういう気分なんですっ」
P「そうか」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 18:03:58.96 ID:
PfKl9t8Ri
真「ごつごつしてて、暖かいです」
P「男、だからな」
P「真は、やわらかくて暖かいな」
真「女の子ですから」
真「プロデューサー」
P「うん?」
真「ボク、今とっても幸せです」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 18:10:09.75 ID:
PfKl9t8Ri
P「それはよかった」
真「プロデューサーは、ボクとこうしてて...んっ!?」
真「ぷはっ...ぷ、プロデューサー...」
P「...決まってるだろう?最高に幸せだよ」
真「ぅ...ズルいですよ」
P「ふふん、真の考えてる事なんてお見通しだよ」
真「...ていっ」
P「うぉ!?」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 18:16:53.43 ID:
PfKl9t8Ri
真「ふふ、これは読めましたか?」
P「いや、想定外だったな」
真「今度はボクが上になりましたね?」
P「動けそうか?」
真「うーん、やってみます」
真「こう、んんっ...かな?...ぁんっ」
P「キツくないか?」
真「大丈夫っ、です!ふぁっ」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 18:25:07.57 ID:
PfKl9t8Ri
真「プロデューサー!このままっ、最後まで...」
P「...ああ」
真「も、もうっ...」
P(俺も、そろそろヤバイ)
P「真っ!まことっ!」
真「プロデューサーぁ!好き!好きぃ!」
P「っ!」
真「~~~っ!!」
P「ふぅ...」
真「はっ...はぁっ...んぅ」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 18:32:47.72 ID:
PfKl9t8Ri
真「んっ...ちゅ...ぷはっ」
真「プロデューサーぁ」
P「真...」
P「大好きだぞ、真」
真「ボクも、大好きですよ」
P「流石に、ちと疲れたな」
真「今日だけで三回目ですからね」
真「ボクも、腰が抜けちゃいました」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 18:41:39.79 ID:
PfKl9t8Ri
P「このまま寝ちまおうか」
真「そうしましょう」
P「ん、ほら」
真「ん...」
真「プロデューサーの腕枕、好きですよ」
P「そうか、気に入ってくれて何よりだ」
真「...抱きついても、いいですか?」
P「何を今更...いいぞ」
真「やたっ!」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 18:48:10.61 ID:
PfKl9t8Ri
真「ん~、えへへっ」
P「真...そのままでいいから聞いてくれ」
真「なんですか?」
P「その、いつ事務所の皆に言う?」
P「俺達の関係を」
真「それ、本気で言ってますか?」
P「へ?」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 18:52:22.88 ID:
PfKl9t8Ri
真「みんなとっくに気付いてますよ」
P「そうなのか?」
P「うん?いや、待てよ...」
真「どうしたんです?」
P「いやな、真が事務所の皆にキスされたって言ってたろう?」
真「言いましたね」
P「『真が悪いんだからね』と言われたと」
真「言われました」
P(ひょっとして...)
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 19:00:23.98 ID:
PfKl9t8Ri
P「確認したい事がある」
真「何ですか?」
P「真から見て、事務所に俺に気がありそうだった人はいるか?」
真「全員ですよ、全員」
P「え?」
真(気付いて無かったんだ)
真「ボクを含めて、みんなプロデューサーと結ばれたかったんですからね」
P「そう、だったのか」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 19:05:48.28 ID:
PfKl9t8Ri
真「気付かなかったんですね」
P「気付いてても、俺は真と一緒にいたいと思ってたさ」
真「...そう言われると、照れますね」
P「...話を戻そう」
真「ちぇっ....はい」
P「まぁ拗ねるなって」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 19:10:42.84 ID:
PfKl9t8Ri
P「事務所の皆は、真とキスしたら俺と間接キスした事になる」
P「そう思ったんじゃないか」
真「え?」
P「『真が悪いんだからね』という言葉も」
P「『プロデューサーを独り占めしてる真が悪い』という意味を込めて言ったんだろう」
真「そう、だったのかなぁ」
P「そうだったんじゃないか?自惚れてるみたいで気分は良くないけど」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 19:15:57.15 ID:
PfKl9t8Ri
真「じ、じゃあ」
P「ん?」
真「カッコいいって言われるのが多くなったのは...」
P「それは、まぁ言葉通りだろう」
P「裏はないと思うぞ」
真「う、なんかショックです」
P「嫌か?」
真「嫌ではないですけど...」
真「やっぱり、可愛いって言われたいです」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 19:25:17.46 ID:
PfKl9t8Ri
P「でもな」
真「?」
P「俺は、真のそういうカッコいい所は好きだぞ?」
真「本当ですか?」
P「あぁ」
P「それに、『可愛い真』は出来ることなら俺にだけ見せて欲しいんだ」
真「え?何ですか?」
P「その、何だ、真に惚れる奴が増えてしまう」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 19:32:07.44 ID:
PfKl9t8Ri
真「もしかして嫉妬しちゃうんですか?」
真「えへへっ、いつもと立場が逆転ですね」
P「ぬぅ...」
真「わかりました」
真「プロデューサーが望むなら、ボクはカッコいいボクであり続けます」
P「うん」
真「でも、本当のボクは」
真「プロデューサーが、受け止めて下さいね?」
P「あぁ、約束するよ」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 19:36:43.61 ID:
PfKl9t8Ri
真「ふあぁ~、眠くなってきちゃいました」
P「そろそろ寝ようか」
真「あ、そうだ」
真「お休みの、キス」
P「はいはい」
真「...ん、お休みなさい」
P「あぁ、お休み」
FIN
元スレ:
真「見つめ合うと」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1338970319/
如月千早、秋月律子、菊地真、四条貴音、我那覇響
日本コロムビア (2018-02-07)
売り上げランキング: 98