2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 22:38:27.19 ID:
ZS4LFoJP0
コポコポコポ…
P「ほら、お茶だ」コトッ
貴音「ありがとうございます……」
P「で、どうだ?体調の方は」
貴音「薬で大分楽にはなりましたが……まだあまり、良くは……」
P「そうか……色々と精のつくもの、買ってきたからな。早く元気になってくれよ」
愛『今日のゲストをご紹介します!……秋月涼さんでーす!』
涼『どうも~』パチパチパチパチ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 22:40:20.74 ID:
ZS4LFoJP0
貴音「………」ズズッ
貴音「はぁ……美味です。あなた様の入れたお茶は、身体が温まりますね」
P「……なぁ、貴音」
貴音「?」
P「収録、やっぱり出たかったか?」
貴音「……未練がないと言えば、嘘になりますね」
グゥゥゥ
貴音「あっ……」
P「ハハハ……あぁ、そうか。もうこんな時間か。ちょっと待っててくれ、何か作るよ」
貴音「そ、そこまでしていただかなくとも……」
P「病人は大人しく寝てる!」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 22:43:01.32 ID:
ZS4LFoJP0
~スタジオ~
愛「という訳で今回はですね、この番組始まって以来の大イベントを!行おうと思ってますっ!」
涼「フードファイト、だよね?私も楽しみにしてたんだ~」
愛「はい!その記念すべき第一回目のチャレンジャーは、あの超有名アイドルさんなんですよ!」
涼「えっ?も、もしかして、そのアイドルさんがフードファイトを……?」
愛「……涼さんは、今きっとこう思ってますね?『アイドルにフードファイトやらせるとかマジキチだろ』って」
涼「あ、愛ちゃん、それ放送禁止用語!一応生放送なんだから……」
愛「そのご心配は無用です!……なぜなら!」ドンッ
愛「本日のメインメニューは!ママ特製のスペッシャルなラーメンだからですっ!!」
涼「……愛ちゃん?それ、答えになってないよ?」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 22:44:15.16 ID:
ZS4LFoJP0
愛『それでは、ご登場していただきましょう!』
愛『四条、貴音さんです!!』パチパチパチパチ
貴音「……あなた様」
P「んー?」ザクザク
貴音「わたくしが、番組に出ているようです」
P「そうかぁ」グツグツ
貴音「あの……生放送、なのですが……」
P「……そういう事もあるだろ」コトコト
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 22:46:16.75 ID:
ZS4LFoJP0
愛「早速、チャレンジャーとしての意気込みを聞いて回りたいと思います!」
涼「う、うん……」
愛「四条貴音さん!今日はどんな気持ちでママのラーメンに臨まれますかっ!?」
貴音「へへっ!ボ……じゃなかった、ワタクシはやっぱり、目指せ完食ゥ!」グッ
愛「果たして無事に完食できるのでしょうか!?今回の勝負、非常に気になりますねぇー!」
涼「そ、そうだね……」
愛「では、二番目の四条貴音さんにも意気込みを聞いてみたいと思います!」
二番目の貴音「わ、私……四条さんの為にも、頑張りますぅ!」
愛「四条さんが四条さんの為に頑張るそうです!自分の為に頑張れるって、良い事ですねぇー!」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 22:48:42.56 ID:
ZS4LFoJP0
愛『三番目の貴音さん、今のお気持ちは!?』
三番目の貴音『ミ……タカネはね、やっぱり味の方が気になっちゃう、かな?』
愛『そうですよね!やっぱりママの料理は、おいしくなくっちゃ!』テヘペロ
貴音「……あなた様」
P「あつつっ!……ど、どうした?」コトコト
貴音「わたくしが、三人もテレビに出ております」
P「そうかそうか……よし、次は、と……」グツグツ
貴音「心無しか皆、底の厚い履き物を履いているような……」
P「貴音は身長が高いからなぁ」カチャカチャ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 22:51:29.14 ID:
ZS4LFoJP0
絵理『愛ちゃん、愛ちゃん』
愛「はい、キッチンレポーターの絵理さん!」
絵理『……舞さん、料理の方、できたみたい?』
舞『ちょっと作り過ぎちゃったかも♪こんな感じで良いのかしら?』
絵理『スタジオに運ぶから、ちょっと待っててね』
愛「はーい、待ってまーす!」
ゴ ト ン
舞「さぁ、お待た~せ~。新しいおいしさを、プレゼンツ!」
涼「こ、これは……」
舞「ラーメン特盛り順二朗オオブタトリプルヤサイマシマシマシ……え、全マシ?」
舞「あと、ニンニク……アブラ、えぇっと……何たらよ、何たら。うん」
貴音ABC「「「……………」」」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 22:54:21.53 ID:
ZS4LFoJP0
愛『遂にラーメンがスタジオに到着!大皿に載った豚肉と野菜が、天を衝く勢いです!』
舞『残さず、食べてね♪』
貴音「あぁ……」ジュルリ
P「こっちも出来たぞー、あつつつつ」ゴトッ
貴音「……これは?」
P「卵雑炊だ。醤油でサラッと味付けした」
貴音「………」シュン
P「……ラーメンは流石に勘弁してくれ」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 22:57:52.46 ID:
ZS4LFoJP0
貴音A「あ、あの……これ、何キロあるんですか?」
舞「んー?大分材料使ったから……そうねぇ、7.65キロぐらいあるんじゃない?」
貴音B「な、7.65キロ……!?」
貴音C「いただきますなの!」パン
涼「あっ」
愛「まずは三番目の貴音さんが行ったぁー!」
貴音C「………」モグモグ
愛「どうですか、お味の方は……!?」
貴音C「おいしいの!」テーレッテレー
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:00:38.16 ID:
ZS4LFoJP0
貴音C「このお野菜、火も通ってるし……」モグモグ
貴音C「とても柔らかいんだけど、ちゃんと歯ごたえあるよ」
愛「ママ特製ですからね!そこは抜かりありません!」
貴音C「お肉もね、お口の中でフワッて溶けちゃったの」
貴音C「あ、麺の方はね……」ハフハフ
貴音C「スープがしっかり染み込んでて、お口の中でハーモニーを奏でてるの!」チュルチュル
舞「ウチの秘伝のたれ、ちょ~っと入れてみたのよね~」
涼「ホントにおいしそうに食べてるなぁ……」ゴクリ
愛「そうですね!でも、涼さんはゲストですから。今日は食べられません!」
涼「(……じゃあ何で僕呼ばれたんだろう……)」
貴音C「あふぅ……ごちそうさまでした!あとはよろしく~」カチャ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:03:04.36 ID:
ZS4LFoJP0
愛「あれ?……も、もうですか!?」
舞「……んん?」
貴音C「え?……だって、ミキって人が出てる番組だと、こんな感じでオッケー出るよ?」
貴音A「番組違うから!趣旨が全然違うからね!」
貴音B「そ、それにしたって、もう少しくらい食べたって……」
貴音C「お昼に真君とパフェ、食べに行ったから。もうお腹いっぱいなの」ゲプー
貴音B「……へぇ」
貴音A「あ、あははは……つ、次は、ワタクシの番、ですね!」カチャッ
貴音B「………」
貴音A「だ、大丈夫だって!絶対ラーメンなんかに、負けたりしないから!」ハフハフ
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:05:44.63 ID:
ZS4LFoJP0
貴音A『……ごめん、雪歩……ラーメンには勝てなかったよ……』ゲフー
貴音B『今日は間食ダメって、あれほど言ったのに!もう!』
貴音「……つっ!」
P「ほら。他所見して食べるからだ」
貴音「……わたくしには少し、熱過ぎるようです」
P「そうか。じゃあ少し冷ましてやるよ」フーフー
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:08:45.23 ID:
ZS4LFoJP0
カチャン
貴音B「うっぷ……」
愛「あぁっと!ど、どうしました!?」
舞「……手が、止まってるわよ?」ニコッ
貴音B「(食べても食べても、野菜が消えない……麺が全然、見えてこない……)」
貴音B「(も、もう無理……小食でちんちくりんな私には、限界ですぅ……!)」
涼「しかし、ものすごい量だなぁ……」
愛「涼さんがモノスゴイ涼って言っても、面白くもなんともないです!」
涼「えっ」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:10:46.97 ID:
ZS4LFoJP0
舞「はぁ……四条貴音の実力って、この程度だったの?」
貴音B「(……ごめんなさい、四条さん……わ、私は……もう……)」
舞「……この順ちゃんラーメンを完食できる四条貴音は、もういないのかしら?」
「ちょーっと待ったぁー!!」
愛「!?」
涼「あ、あの人達は……!」
貴音D「んっふっふ~……四条貴音、なら!」
貴音E「ここにも、いるさー!」
貴音F「……まぁ、何でもいいですけれど」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:12:49.29 ID:
ZS4LFoJP0
愛『突如現れた三人の四条貴音さん!これはまだまだ終わりそうにありませんねぇー!』
愛『あっ、絵理さん!……CMですか?はい!それでは、CM入りまーす!』
貴音「あなた様、これは一体どういう……」
P「ほれ、あーん」ヒョイ
貴音「あむっ」
貴音「………」ムグムグ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:14:51.54 ID:
ZS4LFoJP0
P「どうだ?」
貴音「……美味です」
P「ハハハ……風邪引いた時にゃ、これが一番ウマいってね」
貴音「……そうかも、しれませんね」
貴音「あなた様」
P「ん?」
貴音「真美のかつらが、少しズレておりました」
P「そ、そうか」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:17:03.81 ID:
ZS4LFoJP0
貴音F「……はい。これでもう大丈夫」
貴音D「ありがと、ちは……じゃなかった、お姫ちん!」
愛「はい!という事で現在、怒涛の展開が続いております!」
愛「何と言うことでしょうか!ママ特製のラーメンに、四条貴音さんが猛反撃です!!」
貴音E「ふっふーん、こんなの朝飯前さー!貴音、完璧だからなー!」パクパク
愛「口に運んだ肉が!野菜が!麺が!消えていきます!物凄い速さですっ!!」
涼「って言うか、ホントに消えてない?」
舞「………」
貴音D「その調子だー!いけいけお姫ちーん!」
貴音F「(真美?さっきから連呼してるけど、お姫ちん、じゃなくて……)」ヒソヒソ
貴音D「あっ……そ、そっか。じゃあ……いっけぇー!わたくしー!!」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:20:24.01 ID:
ZS4LFoJP0
貴音E「………」ヒョイヒョイ
貴音E「(……さぁブタ太、次のもやしを……)」
ブタ太「ブヒィー」
貴音E「(え、もうお腹いっぱい?……そ、そっか、それなら仕方ないなー)」
貴音E「(それじゃ、今度はいぬ美に交代……)」
舞「ふぅん……まさに豚のエサってわけね」
貴音E「あははは、面白いこと言うな~……え?」
貴音E「……あっ」
舞「CM入りまーす♪」キャピッ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:23:44.22 ID:
ZS4LFoJP0
舞『みんなー、遠慮せずにじゃんじゃん食べてね♪たっぷりあるから』ニコッ
貴音DF『『は、はい』』
涼『………』
愛『え、えー……四条貴音さんの皆さん、張りきって食べちゃってください!』
貴音「あなた様。響の座っていた席に、ぬいぐるみが……」
P「ほい」ヒョイ
貴音「あむっ」
貴音「………」ムグムグ
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:26:19.29 ID:
ZS4LFoJP0
貴音D「(ひびきん、別室行きだって……)」ヒソヒソ
貴音F「(でも幾分かは、我那覇さんが個人的なノルマとして持って行ってくれたわ)」ヒソヒソ
貴音D「(そ、そだね。ひびきんには感謝しないと)」ヒソヒソ
~別室~
絵理「……今週の響チャレンジは、こちら」●REC
響「グスッ……こ、こんなに自分、食べられないよ……」モグモグ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:29:21.98 ID:
ZS4LFoJP0
貴音D「そんじゃまぁ、お腹くくって本気出すとしますかね~」コキコキ
愛「ほ、本気を?……ま、まさか……!」
貴音G「ククク……今までのお姫ちんは、お姫ちんの中でも最弱……!」
愛「!……四条貴音さんが、もう一人!?」
涼「(そこ、今更驚く事なの?)」
貴音D「やっぱりさ、シングルスじゃダメダメだよね~」
貴音G「うんうん」
舞「まさか、あなた達……」
貴音DG「「……なら、ダブルスで行くよ」」 ド ン
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:32:23.73 ID:
ZS4LFoJP0
涼「何……だと……!?」
貴音G「お姫ちん+お姫ちん、二人揃えばいつもの二倍の消費スピードが加わるのだ!」ズルズル
愛「す、すごい早さでラーメンを……!」
貴音D「さらに二人が協力して食べる事により、その早さは二倍!四倍に!!」バクバク
涼「つまり……どういうこと?」
舞「まさかここまでとはね。大した子達だわ……」
貴音D「そしてそして!その上でもう一人のお姫ちんが加わればっ!」ジュルジュルジュル
愛「ま、まさか!?」
貴音G「ヤキニクマン!お前を上回る、8倍の加速だぁーっ!!」モグモグモグ
貴音F「(優……見ていてね。お姉ちゃん、頑張るから)」グッ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:35:13.06 ID:
ZS4LFoJP0
カチャン
貴音D「ぶぇぇぇ……あ、脂っこすぎ……」ガクッ
貴音G「も、もぉ……食べれないよぉ」バタッ
貴音F「……やっぱり無理よ……私に、こんなマネ……うっぷ」
涼「あんなに急いで食べるから……」
舞「ちょっとおバカだけど、その姿勢……嫌いじゃないわ」
愛「ラーメンは未だ山盛り太郎さんです!どうやってこれを崩していくと言うのでしょうか!?」
「へぇ……まだ私達が食べる分、残ってるみたいじゃない」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:38:23.56 ID:
ZS4LFoJP0
愛「!?」
貴音H「ほ、ホントに……ホントに、アレをお腹いっぱい食べていいんですか!?」
貴音I「えぇ、今日だけはいくらでも食べていいわ」
貴音J「(……どこにいったのかしら、あずささん……)」
愛「し、四条貴音さんです!四条貴音さんが、まだ三人も!!」
涼「あの……貴音さん、ちょっと多過ぎやしませんか?」
愛「スゴイですよねー、四条貴音さんがこんなにいたなんて。あたしもビックリです!」
涼「えっ?……あ、あぁ、うん」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:41:25.39 ID:
ZS4LFoJP0
貴音H「そ、それじゃ……いただきます!」パカッ
愛「四条貴音さんが、何かのフタを開けつつラーメンに手を付け……あれは、タッパー!?」
舞「まぎれもなくタッパーね。私もよく使ってるタイプ」
涼「ど、どうしてタッパーなんか取り出して……」
愛「まさか、お持ち帰りを!?……いえ、あ、あれは……!」
貴音H「ハムッハフハフッ!ハフッ!」パクパク
愛「も、もやしです!あのタッパーの中身は、もやしですっ!!」
涼「もやしに自家製のもやしをトッピングして食べてる……」
貴音H「ふぅぅ……こんなにおいしいラーメン、食べたことないですー!」パクパク
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:44:35.81 ID:
ZS4LFoJP0
愛「あ、あの!お食事中、申し訳ありません!」
貴音H「何ですかー?」パクパク
愛「何で、もやしを一緒に……?」
貴音H「もやしは何にでも合うんです!最高の食材ですよー!」パクパク
貴音I「(その調子よ、やよい!このまま一気に片付け……)」
キュルキュルキュルキュル……
貴音H「………」プルプル
愛「な、何でしょう、今の音は……!?」
貴音H「……す、すみませんー……あ、ぁ……あの!お、おトイ」
舞「はーい、CMー」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:46:40.50 ID:
ZS4LFoJP0
P「食欲はあるんだな。ペロッと平らげちまうとは」ジャブジャブ
貴音「……なにゆえ、皆がわたくしの身代わりを?」
P「……俺は反対したんだがな。言っても聞かなかったんだよ、あいつら」キュッキュッ
貴音「………」
P「だが、不本意とは言えドタキャンはドタキャンだ。今や超有名番組の、しかもナマでそれはマズい」
P「んで、こっちで色々考えた末に屁理屈こねてみたら、条件付きだが向こうも了承してくれてな」
貴音「屁理屈?」
P「『“四条貴音”であれば、誰を出演させても構いませんよね?』」
貴音「それで、あのような変装を……」
P「『愛が気付かなければ別に構わない』って、舞さんは笑ってOK出してくれたよ」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:50:02.64 ID:
ZS4LFoJP0
貴音I「うぐっ……」ピタッ
舞「あら?箸が止まってるようね?」
貴音I「な、なんでこんなに量があるのよ……話が違うじゃない」
舞「だって、貴音ちゃんが来るって言うから~♪私ぃ、張りきり過ぎちゃってぇ♪」テヘペロ
貴音I「(こ、こいつ……!)」プルプル
舞「(私は愛と楽しくちちくりあえれば、別に何だって構わないわ)」
舞「(でも折角ナマなんだし、それじゃあ面白くないじゃない?)」
舞「(だからこれは、私が用意したあなた達への挑戦であり、ただの余興)」
舞「(あなた達が身を挺して守るその覚悟の程、戯れに確かめちゃおっかなーって)」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:53:03.20 ID:
ZS4LFoJP0
貴音I「脂ばっかりで……き、気分が……」ウップ
愛「貴音さんが良く食べるラーメンを徹底研究して作ったら、そうなったみたいです!」
貴音I「(どうやったらこんな量を処理できるのよ、あいつ……)」
貴音K「……ストップ。もうそこまでにしておきなさい」
貴音I「は?な、何勝手な事言ってんのよ?私はまだ……」
貴音K「来週に撮影、控えてるでしょう?これ以上は仕事に障るわ」
貴音I「ぐっ……」
貴音K「後は、私に任せて」
愛「メガネをかけた貴音さんが、遂に動きました……!」
涼「……メガネ、かけてたっけ?」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:56:08.22 ID:
ZS4LFoJP0
貴音K「野菜よりも、スープが染み込んで重くなる麺を先に……」ズルズル
貴音K「チャーシューは先に食べ、後に残さない……」ムシャムシャ
涼「……この食べ方は……」
愛「完全に手慣れてますね!」
舞「確実なペースで、しかも早い……出来るわ、この子」
貴音K「(変装とは言え、周りを気にせずこんなに食べられるって……ちょっぴり、幸せね)」ハフハフ
涼「………」
愛「どうしたんですか、涼さん?」
涼「……間違いない。律子姉ちゃんと同じ食べ方だ」
貴音K「」ピタッ
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 23:59:19.79 ID:
ZS4LFoJP0
愛「律子さんとですか!?」
涼「うん。他人の空似なんでしょうけど、ちょっと昔を思い出しちゃって……あはは」
貴音K「………」ズルズル
舞「どんなお姉さんだったの?」
涼「昔からですけど、意外と食べる方なんですよ」
涼「よく自分は寸胴だからー、なんて遠慮して言ってるけど、それってあながち間違ってないんです」
涼「だってまだ律子姉ちゃんが中学のこr」
ガタン
貴音K「カメラ止めてください」
愛「え?あっ、ちょっと」
貴音K「早く止めて」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 00:02:37.92 ID:
v0T36PxS0
愛「え、えぇっと……」
愛「涼さんは体調不良で、スタジオを一旦離れるそうです!」
愛「代わりに、腰を凹ませるとぎゃおんと唸る、可愛い涼さん人形を置いておきました!」
舞「テレビの前の皆は、これでガマンしてね♪」
貴音K「も、もうお腹いっぱいだわー、これ以上食べられなーい」カチャン
舞「あら、ホントに?」
貴音K「…」
貴音K「……た、食べられません」グスッ
舞「(周りが気になり過ぎて、かしら……悪い事しちゃったわね)」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 00:05:53.13 ID:
v0T36PxS0
~別室~
涼「あの人が律子姉ちゃんだなんて知らなかったんだよ……」ガタガタ
絵理「……あれ、涼さん?」
涼「あ、絵理ちゃん」
絵理「どうしてここに?」
涼「わ、私もスタジオから追い出されちゃった……あはは」
響「グスッ……エグッ……も、もう、ズルしないからぁ……許して……」
絵理「ダメ。愛ちゃんのお母さんから、残すなって言われてる」
涼「………」グゥ
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 00:08:53.43 ID:
v0T36PxS0
響「うぅぅ……」モグモグ
涼「……ねぇ、絵理ちゃん」
絵理「何?」
涼「それだったら、私も食べていいかな」
響「えっ!?」
涼「残すなって言われてるだけなんでしょ?」
絵理「……うん」
涼「じゃ、私も参戦で」
響「うぅ……ぁ、ぁ……りょ、涼~!」ブワッ
ガチャッ
貴音L「こんばんは~、四条貴音です~。フードをファイトしに……あら?」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 00:11:57.68 ID:
v0T36PxS0
P「ふぅ、やっと食器が片付いた……ん?」
貴音「………」ゴソゴソ
貴音「……あなた様、退いて下さい」
P「他所行きの服に着替えて、どこに行くつもりだ?」
貴音「行かねば、ならないのです。これ以上、彼女達に迷惑は……」
P「ダメだ」
貴音「っ……何故です!」
P「俺はあいつらを信頼しているからな。お前は、信じてないのか?」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 00:14:29.37 ID:
v0T36PxS0
貴音「しかし……!」
P「しかしもだってもない」
貴音「……致し方ありません」
P「そうだ、今日は大人しく寝て……」
貴音「かくなる上は……!」ビュッ
P「!」グイッ
ビターン
P「ぐぇっ……!」
貴音「ケホッ……あなた様、申し訳ありません……」ダッ
P「ば、バカッ!行くんじゃない、貴音!」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 00:17:39.25 ID:
v0T36PxS0
舞「……それで?四条貴音は、これで打ち止め?」
貴音K「い、いえ。あずささんはともかく、まだあの子がいるはず……」
「す、すいませーん!遅れちゃいましたー!!」ドタドタ
愛「!……もしかしてあなたも、四条貴音さんですか!?」
貴音M「いぇい!四条貴音、ただ今到ちゃk……わ、わゎっ」グラッ
愛「あっ」
ドンガラガッシャーン
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 00:19:50.48 ID:
v0T36PxS0
春香「いたたたた……も、もぉ~、厚底ブーツのバカぁ……」
愛「は、春香さん!?」
春香「えっ?……ち、違うよ愛ちゃん?私は……」
貴音K「は、春香、ウィッグが!」
春香「へ?あっ……わ、わぁ~っ!」ゴソゴソ
愛「春香さん、ですよね?」
貴音M「……え、えぇっと」
舞「………」
貴音K「(舞さんの目が笑ってない……)」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 00:22:51.24 ID:
v0T36PxS0
貴音M「そ、そうなんです!私は天海春香でもあるんですよ!」
愛「あ、やっぱりそうだったんですね!」
貴音M「でも!それは世をしのぶ仮の姿!」ババッ
愛「!?」
貴音M「本当の私……それは今の私、四条貴音なんです!」
愛「も、もしかして……春香さんって、実は貴音さんだったんですか!?」
貴音M「そ、そう!それ!その通り!いやー、やっぱり愛ちゃんは賢いなぁ~」
舞「……ふぅん」
貴音M「あ、あはははは……」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 00:26:16.57 ID:
v0T36PxS0
愛「さ、席へどうぞ!まだたっぷり残ってますから!」
貴音M「……あ、その前にちょっといいかな?」ゴソゴソ
愛「?」
貴音M「今度、私ソロでライブをやるんですよ~」トン
貴音K「い、いつの間にフリップを……」
貴音M「新宿BLAZEで午後5時から開場、6時から開演となっています!」
貴音M「出演は私、四条貴音こと天海春香で、料金は5500円です!」
貴音M「販売は8月から行っていますので、皆さん是非見に来てくださいね~!」
愛「わぁ~!あたし、絶対見に行きますね!」
舞「………」イラッ
貴音K「(春香、あなた……転んでもタダでは起きないのね)」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 00:29:43.85 ID:
v0T36PxS0
舞「で?……食べるの?食べないの?」
貴音M「は、はい!それでは早速、いただきますね!」カチャ
貴音M「………」モグモグ
貴音M「あっ、おいしい……!」テーレッテレー
舞「あぁ、そう」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 00:31:58.85 ID:
v0T36PxS0
貴音M「このお野菜も、火が通ってますし……」モグモグ
貴音M「とても柔らかいんですけど、ちゃんと歯ごたえがあります!」
舞「へぇ」
愛「あれ……?」
貴音M「お肉の方も、お口の中でフワッて……あ、麺の方はですね……」ハフハフ
貴音M「うーん……スープがしっかり染み込んでて、口の中でハーモニーg」
愛「あ、あの!ちょっといいですか!?」
貴音M「?」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 00:35:00.98 ID:
v0T36PxS0
愛「そのコメントなんですけど、全部最初の貴音さんが言ってました!」
貴音M「え、ウソッ!?」
愛「はい!ほぼ同じ内容でしたよ!」
貴音M「え、えぇっと……」
舞「………」
貴音M「ぐ、偶然ですよ、偶然!……あははは」
舞「食事の時は人に向かって喋らない」
貴音M「………」モグモグ
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 00:38:21.37 ID:
v0T36PxS0
貴音K「(私達で半分以上減らせたけれど……あのラーメンは、まだ大分余ってる)」
貴音M「うっぷ……」モグモグ
貴音K「(今の様子じゃ、春香も限界が近い……どうすれば……)」
「うっうー!ただ今戻りましたー!」
愛「!?」
舞「あら……」
貴音H「お食事中にすいませんでした!私、もう一度頑張りますっ!」ゲッソリ
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 00:40:11.04 ID:tKUwE5PHO
脂にやられたんだなー
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 00:43:01.51 ID:
v0T36PxS0
愛「だ、大丈夫なんですか?お腹の方は……」
貴音H「大丈夫です!全部、出してきましたから!」フラフラ
舞「全然大丈夫じゃないじゃない。残念だけど……」
貴音H「む、無理なんかじゃありません!」
貴音M「や、やよい……」
舞「………」
貴音H「無理って思うから無理なんです!出来るって思えば、何でもやり遂げられます!」
舞「んー……なかなか良い事言うけど、私も鬼じゃないし。ダメよ」
貴音H「お願いします!私達が完食出来なきゃ、貴音さんが安心して病気を治せないんです!」
舞「だぁめ。今は自分の身体の方を大事になさい」
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 00:46:17.66 ID:
v0T36PxS0
貴音H「お願いします!お願いしますっ!!」ポロポロ
愛「ま、ママ……」
舞「……泣いたってダメ、絶対」
貴音H「うぅぅ……」
貴音M「も、もう無理かも……」ゲフー
貴音K「(打つ手なし、か……)」
愛「!?……あ、あれって……」
舞「ん?」
愛「四条貴音さん、ですか!?」
貴音N「………」コヒュー コヒュー
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 00:49:12.77 ID:
v0T36PxS0
貴音K「あずささん……ではないようね」
貴音M「えっ?」
貴音K「顔もよく見えなくなるようなマスクなんて渡してないし、付けさせないわよ」
貴音H「じゃ、じゃあ、もしかして……」
貴音K「いいえ、本物が来る事はあり得ない」
貴音K「もしもの時に備えて、プロデューサーが止める手筈になってるから」
貴音M「で、でも……もしかして、止められなかったんじゃ……」
舞「何でもいいじゃない?四条貴音なら。貴女も、食べに来たんでしょう?」
貴音N「………」コクリ
舞「そう。じゃ、そこの席へどうぞ」
貴音N「………」スタスタ
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 00:51:50.42 ID:
v0T36PxS0
愛「突如として現れたマスク姿の四条貴音さん!その実力やいかn」
ズルズルズルズルルルル
貴音M「な、な……なっ……!?」
愛「な、流れるように、麺が!野菜が……!!」
ズルズルゴクゴクモグモグバクバクジュルルルルルルルルル
貴音H「うわぁ……」
舞「まだ3キロ弱は、残ってたわよね……?」
貴音K「な、なんてスピード……ま、まさか……本物!?」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 00:54:53.70 ID:
v0T36PxS0
カラン
貴音N「……ふぅ」ペロリ
舞「あーらららららぁ……」
愛「す、すごい事が起こっちゃいました!」
愛「まだあんなに残っていたラーメンが!またたく間に、器だけに!!」
愛「四条貴音さん……チャレンジ、成功です!!」
貴音K「な、何なの、あの食いっぷり……」
貴音H「す、すごい……」
貴音M「もうあの人一人で良かったんじゃないかな……」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 00:59:01.93 ID:
v0T36PxS0
舞「見事にやってくれたわねぇ……」
愛「貴音さん!完食した貴音さん!ぜひ、ぜひ一言を!!」
貴音N「……じゃあ、一言だけ」スッ
愛「お願いします!」
貴音N「………」
貴音N「……社長。明日から私、有給取ります」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 01:03:33.95 ID:
v0T36PxS0
P「……ったく、こんな所にいたか」
貴音「ゲホッ、ゲホッ……」
P「その格好じゃ寒いだろ。ほら、帰るぞ」
貴音「わ、わたくしは、まだ……」
P「……歩けるか?」
貴音「……足元が、少しふらつく程度です……」
P「無茶しやがって……ほれ、肩貸せ」
貴音「うぅ……らぁめん……特盛り、順二朗……」グスッ
P「……元気になったら、な」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 01:06:16.59 ID:
v0T36PxS0
~数日後~
高木「ふ……ふぁ……は……」
高木「ぶぁっくしょぉいっ!!」
高木「ズズッ……えー、四条君の件もあるが、最近は特に風邪が流行りつつある」
高木「諸君らも喉をやられたりしないよう、くれぐれも気を付けたまえ」
「「「「「はーい」」」」」
P「……もう体調はいいのか、貴音」
貴音「はい。あなた様のおかげで、もうこの通りです」ガバッ
P「上着は脱がなくていい」
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 01:08:33.64 ID:
v0T36PxS0
貴音「わたくしのせいで皆の時間を割いてしまい、本当に……」
雪歩「気にしないでください。私達、仕事が終わった合間に来てましたし」
春香「うんうん、いいですよそんな、別に……ライブの宣伝もできたし」
千早「なっ!?……私も、やっておくべきだったかしら……?」
律子「やめといた方がいいわよー。あの時の舞さん、目が笑ってなかったから」
真「ぬ、抜け目ないなぁ、春香は……」
春香「えへへ……」
美希「褒めてないと思うの」
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 01:11:25.24 ID:
v0T36PxS0
亜美「んで、ひびきんは完食出来たん?」
響「途中からな、涼とあずささんが協力してくれたんだー」
あずさ「最後に絵理ちゃんも一緒に皆で食べられたし、とても楽しかったわね~」
真美「いいなぁー、真美も行きたかったよ別室……」
伊織「番組の方は本当に地獄だったわね……」
やよい「お持ち帰り出来ればよかったのにねー……」
貴音「………」
P「どうした、貴音?」
貴音「このままでは終われません……りべんじを、致したいと思います」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 01:14:54.98 ID:
v0T36PxS0
~数日後~
愛「それでは!今日のゲストをご紹介します!」
愛「四条、貴音さんでーす!」パチパチパチパチ
貴音「よろしくお願い致します」
愛「今日のメニューはですね、あたしのはなまるハンバーg」
貴音「らぁめん」
愛「えっ?」
貴音「らぁめんを所望します」
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 01:18:22.47 ID:
v0T36PxS0
舞「……もしかして、順ちゃんラーメン?」
貴音「えぇ。特盛り順二朗を、一つ」
愛「そ、そんな、急に言われてもですね、材料が……」
舞「ふっふっふ……」
愛「ま、ママ……?」
舞「貴女一人で、アレを食べ切れる覚悟はあるの?」
貴音「なければ、ここには来ておりません」
愛「えぇっ!?」ガーン
貴音「……らぁめんに立ち向かった皆の無念、わたくしが晴らします」キリッ
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 01:20:25.92 ID:
v0T36PxS0
舞「無念って……完食はしたんだけどねぇ。ま、いいわ」
愛「え?」
舞「愛ー、キッチン借りるわよー」
愛「えぇーっ!?はなまるハンバーグはー!?」
舞「また今度で良いじゃない」
愛「そ、そんなぁ……あたしの番組なのに……」
貴音「特盛り順二朗……必ずや……!」ジュルリ
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 01:23:43.61 ID:
v0T36PxS0
ギュルルルルル……
小鳥「ふぇぇ……ぽんぽん痛いよぉ……」
小鳥「有給が……私の、休日が……トイレに流されていくなんて……」
ゴロゴロゴロゴロ……
小鳥「はぁうぅ……い、一番頑張ったのに、この仕打ち……」
小鳥「あっ……で、出る……今度こそ、出る!」
小鳥「ふああぁぁぁぁぁっ!あ、穴から!穴から出ちゃううぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
プスー
小鳥「……ですよねー」ガクッ
おわり
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 01:27:14.23 ID:7ZuKVCz70
小鳥「ふぇぇ……ぽんぽん痛いよぉ……」
かわいい
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/11(日) 01:31:42.69 ID:nhE1fIIP0
ぴよちゃん頑張ったかわいい
元スレ:
雪歩「四条さんの穴は、私達が埋めます!」P「えっ」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1352554638/
バンダイナムコエンターテインメント (2017-12-21)
売り上げランキング: 141
普通に貴音なのかと…マスクしていたのは舞さんにバレたくないからか