SSびより

ヘッドライン

P「暇だから安価でアイドルと仲良くなるか……」

1 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 18:54:53.61 ID:UNWiYy5E0

P「早速、>>4と>>8しよう！」

4 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 18:56:53.36 ID:CciFeZh30

千早

8 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:01:52.39 ID:V1j7eASR0

腹筋

9 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:03:26.03 ID:UNWiYy5E0

P「……よし！」

P「千早と仲良くなろう！」

P「千早とは入社以来、あまり距離が近づいていないからな！」

P「千早は応接室にいたはずだ！」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

10 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:05:42.03 ID:UNWiYy5E0

――応接室――

千早「～♪」

P（音楽聴いてるのか……）

P（譜面持ってるし、新曲の確認か？）

P（邪魔したら怒られるかなあ……）

P（でも、ここで引き下がったら距離は縮まらない！）

P「千早」

ﾎﾟﾝｯ

12 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:08:39.65 ID:UNWiYy5E0

千早「……？」

千早「……プロデューサー？」

P「……」ﾆｺﾆｺ

千早「どうかしたんですか？」

P「いや、何してるかなと思って」

千早「今度、歌わせてもらう曲の確認をしていました」

P「ふむふむ」

P「どれどれ、ちょっと見せてくれ」ﾋｮｲ

P「むむむ……」

15 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:11:55.07 ID:UNWiYy5E0

P「な……ッ！」

P（なんだこの曲は！？）

P（この曲を作った奴は本当に音楽をわかっているのか！？）

P「千早、これ、おかしいと思わないか？」

千早「……え？」

P「だって、こんなの歌い手のことを何にも考えてない」

P「歌えるはずがない……」

千早「どうしてそう思われるんですか？」

18 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:15:25.34 ID:UNWiYy5E0

P「だって、息継ぎのタイミングとか、低音から高音への切り替えとか……」

P「どう考えたって、無理だ……」

千早「プロデューサー」

P「……？」

千早「それは――」

千早「これを見てからでも、言えますか？」ﾊﾞｯ

P「な……ッ！」

19 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:18:23.80 ID:UNWiYy5E0

P（なんて見事なシックスパック……ッ！）

P（これなら幕の内のボディ打ちにも……）

P「み、見事だ。千早」

千早「ありがとうございます」

P「なるほど、それならこの曲にも……」

千早「プロデューサー」

P「……？」

20 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:20:39.92 ID:UNWiYy5E0

千早「プロデューサーの腹筋も見せてもらっていいですか？」

P「え……？」

P「いやいや、俺はそんな、人に見せるようなもんじゃ……」

千早「是非、お願いします」

P「じゃ、じゃあ……」

Pのお腹は

１．ぷよぷよ

２．バッキバキ

>>22

22 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:21:33.28 ID:A8B0bJgB0

24 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:24:27.73 ID:UNWiYy5E0

P「……」

千早「……おい」

P「はい……」

千早「なんですか、これは？」

P「いや、違うんスよ……」

P「この仕事って、不規則だし……」

千早「脱げ」

P「え……？」

千早「パンイチだ。パンイチ」

27 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:27:02.96 ID:UNWiYy5E0

P（寒い……）ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

千早「腹筋ヨーイッ！」

P「へ？」

千早「腹筋ヨーイッ！」

P「ぐ……」ｺﾞﾛﾝ

千早「イーッチ！」

P「ふぎ……」

千早「ニーッ！」

P「ふぐ……」

28 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:30:23.59 ID:UNWiYy5E0

千早「三十イチーッ！」

P「……」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

千早「三十イチーッ！」

P「……」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

千早「もう終わりですかッ！？」

千早「三十で終わり！？」

P「……」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

千早「終わりじゃないならさっさとやりなさいッ！」

31 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:33:48.08 ID:UNWiYy5E0

千早「三十イチーッ！」

P「ぐ……」

千早「終わり！？　終わりですか！？」

P「……」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

千早「三十イチーッ！」

P「う……、ぐ……」ｸﾞｸﾞｯ

千早「……」

35 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:38:06.50 ID:UNWiYy5E0

P「で、できた……」ｾﾞｴｾﾞｴ

P「で、出来たよ！　千早！」

千早「はい。出来ましたね、プロデューサー」ﾆｺｯ

P「……」////

千早「偉かったですね、プロデューサー」ｷﾞｭｯ

P「……ちょ、千早」

千早「偉い偉い」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

P「……」////

千早「それじゃあ、また明日、同じ時間に」ﾆｯｺﾘ

P「え……」

千早「……」ｽﾁｬ

千早「～♪」

P「あ、明日……？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おわり

39 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:39:32.46 ID:UNWiYy5E0

P「よし！　>>42と>>46だ！」

42 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:40:48.42 ID:F8ui1mWF0

貴音

46 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:41:13.26 ID:A8B0bJgB0

登山

51 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:45:03.81 ID:UNWiYy5E0

P「……」ｺﾞｯｷｭｺﾞｯｷｭ

貴音「あなた様？」

P「ん……？　どうした貴音？」

貴音「何を飲んでおられるのですか？」

P「生卵」

貴音「卵を……、そのままですか？」

P「ああ！　うまいぞ！　たんぱく質が豊富だからな！」

P「あとは、鶏肉だな！　ささみだささみ！」

貴音「……？」

52 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:45:35.28 ID:FcQcvU9h0

矯正されとる

53 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:47:23.94 ID:UNWiYy5E0

貴音「そうだったのですか」

P「ああ！　人間、生まれたからには綺麗な体のラインを保持しなければな！」

P「いま思えば、よくいままであんなだらしない格好で……」

P「恥ずかしげもなく、人前に出ていたなと……」

P「我ながら恥ずかしいよ……」ﾌｯ

貴音「……」

54 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:50:47.69 ID:UNWiYy5E0

P「登りてえな……」ｺﾞｼｺﾞｼ

貴音「は……？」

P「山だよ、山」

P「千早さんも休日にはたまに鍛錬しに行くらしい」

P「登山は全身運動だし、空気も綺麗だからな」

P「のどの調子も良くなるそうだ」

P「行くかー」ｽｸｯ

貴音「……」

59 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:54:06.41 ID:UNWiYy5E0

P「明日、行くかー」

貴音「そう、ですか……」

P「そうですかって、貴音も行くんだぞ？」ｸｽｸｽ

貴音「な、なんと……ッ！」

P「装備買いに行くか」

P「付いてこい！　貴音！」

貴音「お、お供いたします！」

61 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 19:58:18.02 ID:UNWiYy5E0

――神保町――

P「ナップザックに、寝袋、十得ナイフに鍋セット、ランタンに――」

P「テントは……、休憩所のを使いからいらないか、どっちにしろ持てないし」

P「あと靴だな……」

貴音（さっき……）

貴音（美味しそうならぁめん屋さんが……）

62 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 20:00:29.50 ID:UNWiYy5E0

P「よし……！　これでいいだろう！」

P「貴音も、大丈夫か？」

貴音「はい。問題ありません」

P「じゃあ、帰るか！」

貴音「あ、あの……！」

P「なんだ？」

67 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 20:06:38.50 ID:UNWiYy5E0

貴音「らぁめん屋さんに寄っていきませんか？」

貴音「ちょうど、夕飯時ですし……」

P「あー……」

P「悪いけど、俺はいいや」

P「節制してるからな」

貴音「そう、ですか……」

P「貴音が食べるなら、俺、外で待ってるけど？」

P「その間、スクワットでもしてるよ」

貴音「いえ、よいのです……」

P「そうか？　遠慮しなくてもいいんだぞ？」

貴音「本当に、大丈夫です」

貴音（一人で食べても……、美味しくありません……）

68 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 20:08:21.15 ID:UNWiYy5E0

――翌日

P「よし！　行くか！」

貴音「はい！」

貴音「しかし、あなた様」

貴音「山登りはこんなに朝が早いものなのですか？」

69 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 20:11:01.12 ID:UNWiYy5E0

P「ああ、山には照明なんてないからな」

P「日が沈んだら身動きが取れなくなる」

P「日の出とともに出発して、日の入りとともに床に就く」

P「これが基本だ！　電車の始発なんて当たり前だ！」

P「よし！　もたもたしてたらあっという間に日が沈んじまう！」

P「急ぐぞ！」

貴音「はい！」

70 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 20:15:21.18 ID:UNWiYy5E0

貴音「……」ﾌｩﾌｩ

P「空気が綺麗だなー！　貴音！」

貴音「そ、そうですね……」ﾌｩﾌｩ

P「小鳥たちのさえずりがなんとも気持ちがいい！」ﾊｯﾊｯﾊ

貴音「……」ﾌｩﾌｩ

P「……大丈夫か？」ｽｯ

貴音「あ、ありがとうございます」ｷﾞｭｯ

P「休憩しよう」

72 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 20:18:41.96 ID:UNWiYy5E0

P「氷砂糖、食うか？」

貴音「いただきます」

貴音「……」ｼﾞｰｯ

貴音「……」ﾊﾟｸｯ

貴音「なんと……」

P「うまいだろ？」

貴音「はい、とても」

73 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 20:22:36.82 ID:UNWiYy5E0

P「こんなの普段なら絶対に食わないんだけどな」

P「こういう所で食うと格別にうまく感じる」

P「空腹は最高の調味料なんていう言葉も……」

P「本当なんだなって思うよ」

貴音「……そうですね」ﾑｯｼｬﾑｯｼｬ

P「……それしかないから残しとけよ？」

75 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 20:26:26.13 ID:UNWiYy5E0

P「頑張れ、もうすぐ頂上だ」

貴音「はい……」ﾌｩﾌｩ

P「1000m足らずの山でもこんなに疲れるんだから……」

P「あの女タレントは本当に化け物だな……」

貴音「……」ﾌｩﾌｩ

76 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 20:29:05.73 ID:UNWiYy5E0

――頂上――

P「……」

貴音「着き、ました……」

P「ああ……」

貴音「座っても、よろしいですか」

P「……」ｺｸﾘ

貴音「……」

貴音「……」ﾎﾟｽﾝｯ

78 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 20:31:30.78 ID:UNWiYy5E0

貴音（疲れました……）

貴音（これでまだ全行程の半分も行っていないとは……）

貴音（くじけそうです……）

P「貴音」

貴音「……？」

P「どっちがいい？」

79 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 20:37:02.29 ID:UNWiYy5E0

P「シーフードとカレー」

貴音「かっぷらぁめん……」

P「昨日、一緒に食べられなかったからな」

P「と言っても、これはただのカップ麺だけどな」ﾊﾊｯ

貴音「……」

貴音「……」ｸﾞｽｯ

P「また今度一緒に……って」

P「な、泣いてるのか！？」

貴音「な、泣いてなどおりません！」

貴音「か、かれぇ味を所望します！」

P「よし！　すぐ作るから待ってろよー！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おわり

81 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 20:40:21.17 ID:JLfcwHyA0

お姫ちんは泣き虫だなぁ

84 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 20:46:52.43 ID:UNWiYy5E0

P「よし！　ラストチャンスだ！」

P「>>86と>>90しよう！」

86 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 20:47:16.41 ID:rbv6wRU40

響

90 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 20:48:29.05 ID:2gfycCZx0

寒中水泳

92 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 20:51:38.06 ID:UNWiYy5E0

響「なあ、プロデューサー」

P「あ？」

響「自分、一緒に泳ぎに行こうって言われて……」

P「うん。それが？」

響「もう十一月も終わりだぞ！？」

響「来月は十二月なんだぞ！？」

P「ああ……、それが」

千早「どうか」

貴音「したのですか？」

響「なんで海にいるんだよ！！」

93 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 20:54:44.83 ID:VeAXE2860

貴音おまえもか

94 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 20:55:01.77 ID:UNWiYy5E0

響「こんな閑散とした海水浴場でなにするって言うんだ！」

P「海に来て泳がねえ奴がいるかよッ！」ﾍﾟﾁﾝｯ

響「へぷッ！」

P「じゃあ、さっさと着替えるぞ！」

千早「はい」

貴音「時間は有限です」

響（騙された……。騙されたぞ……）

96 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 20:55:57.21 ID:rbv6wRU40

なぜしばいた

97 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 21:01:00.97 ID:UNWiYy5E0

――更衣室――

響（プロデューサーにかわいいって言ってもらえるように……）

響（思い切ってビキニにしたのに……）

響（寒中水泳には完全に不利だぞ……！）

響（貴音と千早は知ってたみたいだし……）

響（二人だけしっかり準備してたに違いないぞ……！）ｷｯ!

貴音「……」

千早「……」

響（なんで二人ともビキニなんだよッ！？）

響（しかも自分のより際どいし！）

100 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 21:05:15.11 ID:UNWiYy5E0

千早「四条さん……、週末はプロデューサーと山登りに行ってたらしいですね」

貴音「……ええ。とても、有意義な時間でした」

千早「あまり勝手なことはしないでほしいですね」

貴音「……どういう意味でしょう？」

千早「わかるはずですよ」

貴音「私は誘われた立場ですので……」ﾆｯｺﾘ

千早「くっ……」

響（なんで険悪なんだ……？）ﾀﾞｸﾀﾞｸ

101 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 21:10:18.80 ID:UNWiYy5E0

――海――

P「じゃあ、泳ぐぞ！」

響（水着には一切触れないのか……）

響（しかもプロデューサーはブーメランパンツだし……）

響（普通に考えてこんなの無理だぞ！）

響（ここにいるだけで凍えそうなのに……ッ！）ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

響「プロデューサー！　やっぱりこんなの無理――」

P「じゃあ、行くぞー！」ｻﾞﾌﾞﾝ

響「ちょ、待っ――」

千早「……」ｻﾞﾌﾞﾝ

貴音「……」ｻﾞﾌﾞﾝ

ｻﾞﾊﾞｻﾞﾊﾞｻﾞﾊﾞッ

響「」

103 ：>>98響はかわいいなあ 2013/11/29(金) 21:14:41.22 ID:UNWiYy5E0

――数分後

響「み、みんなもう見えなくなっちゃったぞ……」

ﾋｭｰ

響「しゃ、しゃぶい……」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

響「ど、どうしよう……」

１．思い切って泳ぐ

２．寒いから更衣室に戻ってる

>>105

105 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 21:15:09.59 ID:pmpIh+Nt0

女は度胸！
１

106 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 21:17:44.18 ID:UNWiYy5E0

響「ここで待っててもしょうがないぞ！」

響「言っちゃあなんだけど、泳ぎなら自信あるさー！」

響「おりゃあ！」

ﾁｬﾌﾟﾝ

響「ぴゃあッ！」

響「ち、ちべたい……」

響「……」

響「うおおおおお！！！」

ｻﾞﾌﾞﾝ

108 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 21:20:16.28 ID:UNWiYy5E0

響（冷たい！）ｻﾞﾌﾞｻﾞﾌﾞ

響（寒い！）ｻﾞﾌﾞｻﾞﾌﾞ

響（死んじゃうよ！）ｻﾞﾌﾞｻﾞﾌﾞ

響（でも、もう泳ぎだしちゃったんだから……）ｻﾞﾌﾞｻﾞﾌﾞ

響（泳ぎきらなきゃ！）ｷﾞﾗｯ

ﾋﾟｷｰﾝｯ

響（え……）

112 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/29(金) 21:24:35.15 ID:UNWiYy5E0

響（あ、足が……）

響（そ、そういえば準備運動してから結構時間経ってたし……）

響（体も冷えて……）

響（いったん岸に……）

ｻﾞﾌﾞｰﾝ

響「うわっ！」

響（な、波が高い！）

響（夢中で泳いだから思ってたより沖に来ちゃってたんだ！）

ｻﾞﾌﾞｰﾝ

響（お、おとなしく更衣室に戻ってれば良かった……）

――――――
――――