2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/14(金) 04:55:31.32 ID:
1UeD0M8Ro
貴音の場合
P「春もうららかとはよく言うが…」
P「天気の崩れは多いし、夜はまだまだ肌寒いな…」
貴音「真でございますね…」
貴音「本日は日中が穏やかな気温でございましたから、つい油断を…」
貴音「今の私の軽装では…凍死は免れないかもしれません…」
P「免れないのか…」
貴音「だから…その…」
貴音「…あなた様?」
P「うん?」
貴音「……」
貴音「私を…」
貴音「…あたためて?」
P「…俺のコート、貸してやるから」
貴音「…あなた様はいけずです」
『貴音に「あたためて?」と言われたい』
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/14(金) 04:56:45.12 ID:
1UeD0M8Ro
響の場合
響「なーなー、プロデューサー?」
P「ん?どうした?」
響「プロデューサーの生まれ故郷ってどこなの?」
P「故郷?」
響「うん」
P「生まれは千葉だけど」
響「そっかー…そうだよねぇー…」
P「…それがどうかしたか?」
響「あー、いや…」
響「もしかしたら沖縄だったりしないかなーなんて…」
響「いつかは自分、沖縄に帰るかもだし…」
P「…響?」
響「ふと、ね」
響「みんなや…プロデューサーと離れ離れになっちゃったらって考えちゃって…」
響「いつかはそういう日も来るってわかってるんだけど…でも…」
響「…ずっと一緒にいたい」
響「…って、ごめん!なんか急に変なこと言っちゃって…」
P「……」
P「響…」ぎゅっ…
響「う、うにゃ…?ぷろでゅーさー…?」
P「俺は…ずっと一緒にいるから」
響「…!」
響「…うんっ」
『響に「ずっと一緒にいたい」と言われたい』
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/14(金) 04:58:01.74 ID:
1UeD0M8Ro
千早の場合
千早「プロデューサー、今お時間よろしいですか?」
P「お、千早」
P「ちょうど昼休憩を取ろうと思っていたところだから大丈夫だぞ」
千早「そうですか…仕事の邪魔にならないのでしたら良かったです」
P「ははっ、千早は真面目だなぁ」
P「そんなこと気にせずに気軽に声をかけてくれて良いんだぞ?」
千早「そんな…」
千早「…でも、ありがとうございます」
P「俺に何か急用か?」
千早「あ、その…」
千早「きゅ、急用と言えばそうなのですか…」
P「?」
千早「…プロデューサーは、明後日のオフの日は何か予定はありますか?」
P「明後日のオフ?…今のところは何も無いかな?」
P「それが…」
千早「で、でしたらっ…!!」
P「うおっ!?」
千早「私と…デートしてくれますか…?」
P「……」
千早「……」
P「…カラオケと食事、それでいいかな?」
千早「…!!」
千早「…はいっ!!」
『千早に「デートしてくれますか?」と言われたい』
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/14(金) 04:59:10.24 ID:
1UeD0M8Ro
真美の場合
真美「真美さー、最近思うんだよねー」
P「イタズラのマンネリ化についてか?」
真美「ちげーし!もっと大人の話題なのっ!」
P「大人の話題ねぇ」
真美「むー…真美のことまだまだ子供扱いしおって…」
P「すまんすまん」
P「で?真美がいうところの大人の話題ってのはなんなんだ?」
真美「いやね、真美ももうせくちーな大人の階段を下りてるわけじゃん?」
P「そこは上っておけよ」
真美「でね!いつまでも兄ちゃんのことを「兄ちゃん」って呼ぶのも子供っぽいかなーなんてこと考えちゃうわけですよ!」
P「なら、今日から俺のこと「プロデューサー」って呼ぶか?」
真美「……」
P「…真美?」
真美「…Pくんっ」
P「……」
真美「…どう?」
P「…特別に許そう」
『真美に「くん付け」で呼ばれたい』
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/14(金) 05:00:27.65 ID:
1UeD0M8Ro
亜美の場合
亜美「おっつーん☆」
P「お、亜美か」
P「あれ?お前、今日オフじゃなかったか?」
亜美「そだよー!でも、遊びに来たのだーっ!」
P「そっか、まぁゆっくりしていけよ」
亜美「うむ!よきにはからえ!」
P「多分だけど、その言葉の意味理解してないだろ?」
P「…そういや、真美もオフだったけど」
P「今日は一緒じゃないのか?」
亜美「……」
P「…亜美?」
亜美「確かにさ、亜美と真美は双子だし仲良しだし…」
亜美「そーいう風に、ひとつにくくられちゃっても仕方ないかもだけどさ…」
P「い、いや…俺はそんなつもりで…」
亜美「たまには…」
亜美「たまには、亜美だけを見てよ…?」
P「亜美…」
P「…なんていうか」
P「俺が思っているよりもずっと大人になってたんだな、亜美は…」
亜美「……」
亜美「んふっ…まさかあたいに惚れちまったかいベイベ…?」
P「…最後の台詞さえ無ければ可能性があったかもな」
亜美「えー!?」
『亜美に「亜美だけを見てよ」と言われたい』
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/14(金) 05:01:17.08 ID:
1UeD0M8Ro
律子の場合
律子「プロデューサー…」
律子「私…」
律子「今夜は…帰りたくありません…」
P「律子…」
P「……」
P「でも、俺も律子も明日も朝一出勤だからなぁ…」
律子「忙しいのは毎日が充実してる証拠ですけどね…」
P「まぁ…お互いに今やってる仕事が落ち着いたら…」
P「日帰りで旅行でも行こうか?二人でさ」
律子「…!」
律子「…約束ですよ?」
『律子に『今夜は帰りたくない』と言われたい』
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/14(金) 05:02:32.85 ID:
1UeD0M8Ro
伊織の場合
P「伊織、レッスンお疲れさま」
伊織「あら、アンタ…今頃になって様子を見に来たの…?」
P「悪い悪い、別の仕事が長引いちゃってさ」
伊織「そう…ま、別にアンタが見てなくても伊織ちゃんならしっかり…」
伊織「やっ…て…!?」フラッ…
P「…っと!」ぎゅっ…!
伊織「…あっ」
伊織「…ありがと」
P「フラフラじゃないか…汗も凄いし一度水分を補給して…」
P「……」
伊織「…?どうしたのよ?」
P「(シャンプーと汗の香りが入り混じって…なんだか…)」クンクン…
伊織「…!?」
伊織「な、なに匂いを嗅いでんのよぉっ!?」
P「…はっ!?」
P「い、いや違うんだ!今のはだな…!!」
伊織「このっ…!!」
伊織「……」
伊織「…えっち」
P「……」
伊織「!?」
伊織「ちょっとアンタ!?鼻血出てるわよっ!?ねぇ!?」
『伊織に「えっち」と言われたい』
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/14(金) 05:03:28.28 ID:
1UeD0M8Ro
美希の場合
美希「ねぇ、ハニー…?」
P「ん?なんだ?」
美希「プロデューサーとアイドルとしてでも良いの…」
美希「ミキ、ハニーの口から…」
美希「ミキのことが好きってセリフを聞きたいな…」
P「…美希、それは」
美希「お願い…」
P「……」
P「…俺は、美希のことが大好きだよ」
美希「…!!」
美希「ずっと…」
美希「ずっと、その言葉が聞きたかった…」
美希「ミキもね…ハニーのこと大好きだよっ…」
P「美希…」
P「俺は…」
『美希に「その言葉が聞きたかった」と言われたい』
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/14(金) 05:04:35.41 ID:
1UeD0M8Ro
いおりんの場合
P「いおりん」
伊織「いおりん言わないのっ」
美希「また勝てない世界線なのっ!?」
『やっぱり「いおりん言わないの」と言わせたい』
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/14(金) 05:05:10.25 ID:
1UeD0M8Ro
おわり
次回は美希が勝てる世界線を書くかもしれない
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元スレ:
P「アイドル達に言われたいセリフ」
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