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李衣菜「専用マイク」泰葉「ブローチ」加蓮「内緒」

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1 : ◆5F5enKB7wjS6 2017/03/26(日) 22:07:41.38 ID:HpfpNLfwO


―――事務所


李衣菜「ん?」


泰葉「え?」


加蓮「……なに?」



李衣菜「加蓮、ホワイトデーになに貰ったって?」

加蓮「内緒」

李衣菜「……私マイク貰ったんだ。そのあと一緒にライブハウスに行って何曲か歌わせてもらったんだよ、えへへ」

泰葉「ふふ、良かったね。私も頂いたブローチ、早速着けてもらって……オープンカフェでずっとお話してたの。楽しかった……♪」


「「……で?」」

加蓮「だから内緒だってば」

「「はい?」」


がちゃり


ちひろ「お疲れさまでーす♪ って」



李衣菜「…………」ジトッ

泰葉「…………」ジー…

加蓮「…………」ツーン


ちひろ(ええーっ!?)

2 : ◆5F5enKB7wjS6 2017/03/26(日) 22:09:05.24 ID:HpfpNLfwO
泰葉「……私たち約束しなかった? ホワイトデー、正直にプレゼントされたものを話すって」

加蓮「…………」プイ

泰葉「だんまり? はぁ……加蓮がそんな子だなんて思わなかった」


ちひろ「あ、あの、あのっ。大丈夫ですかこれっ」

李衣菜「平気です。ただの尋問ですから」

ちひろ「じんもんっ!? ダメですよそんなの!」

3 : ◆5F5enKB7wjS6 2017/03/26(日) 22:11:22.57 ID:HpfpNLfwO
泰葉「なにか申し開きはないの?」

加蓮「……じゃあ逆に聞くけど。サーカスの公演が終わったあと、Pさんとずっと2人きりで話してたってのは本当?」

李衣菜「え? なにそれ泰葉」

泰葉「なっ……だ、誰からそれをっ!?」

加蓮「美城の……赤城みりあって子だったかな。美嘉やその妹ちゃんと仲良いって、そのときの話聞けて」


みりあ『すごかったんだよー! 泰葉ちゃん、象さんと息ピッタリで仲良しで!』


みりあ『それにプロデューサーさんとはもっと仲良しだったのー! ふふふ、手もぎゅーって繋いでてねー♪』


加蓮「――って。ふぅ~ん、手を繋いで遅くまでなんの話してたんだろうね? ねぇ泰葉?」

泰葉「くっ、そんなルートで……!」

李衣菜「泰葉……。帰ってきたとき妙に上機嫌だと思ったら……」

ちひろ(あわわ……!)

4 : ◆5F5enKB7wjS6 2017/03/26(日) 22:13:47.61 ID:HpfpNLfwO
泰葉「べ、別にやましいことはなにも! た、ただ、サーカスのお仕事おかげで頑張れたからっ。そのことをすぐに伝えたくて、そしたら……!」

加蓮「はいはいお疲れさま。猛獣使いの泰葉かっこよかったけど、裏でそんなことがあったなんてねー?」

泰葉「うぅ……!」

李衣菜「ま、まぁまぁ加蓮。あんな大きな虎とか象とか手懐けるってすごいことだよ? だからあんまり言わなくても……」

加蓮「李衣菜」ジロリ

李衣菜「え、は、はいっ」

加蓮「アンタも嬉しいね? だって朝起きたらPさんがいたんだもんね? おぶってもらってご飯食べさせてもらって良かったね?」

李衣菜「なんで知ってるのー!?」

泰葉「は?」フッ…

李衣菜「目が一瞬で死んだよ泰葉!?」

5 : ◆5F5enKB7wjS6 2017/03/26(日) 22:15:42.08 ID:HpfpNLfwO
李衣菜「い、いやーあれは、Pさんが勝手に家に来て! び、びびビックリしたんだよ私も! ていうかほんとになんで知って!?」

加蓮「これはPさん本人に聞いた。『起こすの苦労したぞー、加蓮も泰葉もいつも大変だなぁ』って」

李衣菜「うあああああなんで話すのかなあの人ぉぉおおお!!」

泰葉「 <●><●>」リイナ…

李衣菜「だから怖い!」

加蓮「ついでに泰葉のときのことも聞いたら、夜中送ってもらった上にちょっと部屋に上げたらしいじゃない」

泰葉「あうっ!?」

李衣菜「<●><●>」ヤスハ…

泰葉「李衣菜やめてぇ!」


ちひろ(ころころ表情変わって楽しい)

6 : ◆5F5enKB7wjS6 2017/03/26(日) 22:18:32.84 ID:HpfpNLfwO
加蓮「ま、そういうことだから。アンタたちの気持ち分かってるし、Pさんと他になにしたかまでは聞かない。ってことで私もプレゼントは内緒。おーけー?」

李衣菜「お、おーけーです……」

泰葉「分かりました……」


李衣菜(ノーブラシャツ姿とかパンツ見られたとかは流石に……)

泰葉(いつも以上にぺたぺたごろごろ甘えちゃったのは絶対に話せない……)

((2人にバレたらなにされるか……!))ブルブル

加蓮(それでも気になる……。いいもん、私もおっきなお仕事入ったらPさんにいっぱい甘えちゃお)


加蓮「ふふっ♪」

「「はぁ……」」


ちひろ「今日は加蓮ちゃんの勝ちみたいですね……♪」クスクス

7 : ◆5F5enKB7wjS6 2017/03/26(日) 22:20:01.60 ID:HpfpNLfwO
加蓮「んー、ちひろさんっ。勝利のココアくださーい♪」

ちひろ「ふふふ、はいはい。みんなの分も用意しますよー」

加蓮「えー。それじゃ勝利になんないー、ちひろさんにも贔屓されたいー」

ちひろ「だーめ。3人仲良く、ですよ?」

加蓮「仲良くってこれ以上~? 私的にはもうゼロ距離なんだけどなぁ」

ちひろ「それは確かに♪」

加蓮「んふふ、でしょ?」


李衣菜「――でね、Pさんの好きな曲その場で覚えて歌ったり♪」キャッキャ

泰葉「私は普段話せないようなプライベートなこととか……♪」ウフフ


加蓮「って自慢話になってるし。ずるーい、混ぜてよっ!」

ちひろ「ふふ……♪ さ、飲み物飲み物♪」トテトテ

8 : ◆5F5enKB7wjS6 2017/03/26(日) 22:25:01.61 ID:HpfpNLfwO
李衣菜「混ぜてって言われても、加蓮は内緒なんでしょ? それだとちょっとなー」

泰葉「フェアじゃないよね。それとも話してくれる?」

加蓮「む……じゃあいい。絶対話してあげないんだから」

泰葉「残念、気になってるのに♪」

李衣菜「へへ、やっぱりダメかぁ♪」

加蓮「べーっ。私とPさんだけの思い出だもん、ふふふっ♪」


がちゃ


P「ただいま戻りましたー。ちひろさん、今日の……ってあれ、いないのか?」

9 : ◆5F5enKB7wjS6 2017/03/26(日) 22:26:58.28 ID:HpfpNLfwO
泰葉「あ、お疲れさまですPさん」

李衣菜「お疲れさまでーす!」

加蓮「おかえりPさん。ちひろさんなら給湯室にいるよ、どしたの?」

P「ん、いや。ホワイトデーのプレゼントに夕飯ご馳走しようかなと思ってて、今日その約束なんだよ」

加蓮「ん?」

李衣菜「へ?」

泰葉「えっ?」

P「お? ……あっ」


ちひろ「おまちどおさまー♪ あっ、プロデューサーさんおかえりなさい♪」

10 : ◆5F5enKB7wjS6 2017/03/26(日) 22:29:00.00 ID:HpfpNLfwO
P「ええ、今さっき戻りました。……あの、すみません。口滑らせました」

ちひろ「? どういう――」


「「「<●><●>」」」チヒロサン…


ちひろ「ぴえっ!? な、ななななんですかみんな、どうしましたっ!?!?」

加蓮「夕飯? 夕飯ってディナー? ねぇちひろさん?」

泰葉「私、カフェの軽食だったんです。ふふ、素敵ですねディナー」

李衣菜「すごいなぁ大人っぽいなぁ。憧れちゃいますよーあはは」

ちひろ「……プロデューサーさぁぁぁん!? なんでバラしたんですか内緒にしてたのにぃぃぃぃ!!」

P「いやほんとすみません許して!!」

11 : ◆5F5enKB7wjS6 2017/03/26(日) 22:31:19.79 ID:HpfpNLfwO
李衣菜「ディナー」ズイ

泰葉「ディナー」ズズイ

加蓮「ディナー」ズズズイ

ちひろ「ま、待ってくださ、待ってぇ! ごめんなさい謝ります、秘密にしててごめんなさいっ!」

加蓮「いいよ別に? 気にしないで?」

李衣菜「大人の時間、大切にしてくださいね?」

泰葉「お酒も嗜むんでしょう? どうぞ存分にお楽しみください」

ちひろ「ひええええ……!」

P「――ま、待った3人とも。実は予約してる席、全員分あるんだよ。元々みんなで行こうとしてたんだ」

12 : ◆5F5enKB7wjS6 2017/03/26(日) 22:35:17.81 ID:HpfpNLfwO
ちひろ「え……」

李衣菜「へっ?」

泰葉「そう、なんですか?」

P「ああ。秘密にしててごめんな」

加蓮「ほんとに? 苦し紛れのウソっぽい……」

P「ウソじゃないよ。証拠にちゃんと今日のスケジュール、夜は空いてるだろ?」

加蓮「ん……そうだけど。ちひろさん慌てすぎだし、なんかなぁ……」

13 : ◆5F5enKB7wjS6 2017/03/26(日) 22:37:52.90 ID:HpfpNLfwO
ちひろ「あ、あの……私、本当に知りませんでした、よ……?」

李衣菜「ご、ごめんなさいちひろさんっ。早とちりしちゃって」

ちひろ「い、いえいえ! いいんですよ李衣菜ちゃん。加蓮ちゃんも泰葉ちゃんも」

加蓮「……うん、信じる。私もごめんなさい、誤解しちゃった」

泰葉「はい、すみませんでした……」


泰葉「……、Pさん?」ジッ…

P「ん?」

泰葉「…………ふふ、分かりました。いいです。貸しひとつ、ですよ?」

P「……ああ。あはは」

P(こういうときの泰葉に隠し事やウソは通じないなぁ……)

14 : ◆5F5enKB7wjS6 2017/03/26(日) 22:39:51.39 ID:HpfpNLfwO
加蓮「ディナーってどういうのが出るの?」

李衣菜「そりゃ、なんかこう……豪華でリッチな感じの?」

加蓮「それじゃ分かんないしー。それって李衣菜のご飯より美味しいわけ?」

泰葉「ふふ、基準が李衣菜のご飯なのね。私もそうだけど♪」

李衣菜「えええ私の評価高すぎるよ!? 本職に敵うわけないじゃん!」


ちひろ「ぷ、プロデューサーさん?」ヒソッ

P「わりと融通利くレストランって評判ですから。今から席取ります、あの子たちの分」

ちひろ「ええー……!」

15 : ◆5F5enKB7wjS6 2017/03/26(日) 22:41:32.37 ID:HpfpNLfwO
P「代わりと言ったら申し訳ないんですが……だいぶグレード下がりますけど、今度居酒屋でも奢りますから」

ちひろ「……もう。今度はちゃんと内緒にしてくださいね? 楽しみにしてます」

P「はい。高いお酒もドンと来てください」

ちひろ「ちひひ、やったぁ♪」


加蓮「……またこそこそ話してる」

泰葉「いいじゃない。大人にも色々あるの」

李衣菜「泰葉が言うと説得力あるね」

加蓮「むー。大人ってずるいなぁ」


ちひろ「どんなお酒頼もうかしらー♪ 気になってるのがひとつ、ふたつー、みっつ~♪」

P「あの、ものには限度ってものが……あの、ちひろさん? 聞いてますー? ちひろさーん?」



おわり

16 : ◆5F5enKB7wjS6 2017/03/26(日) 22:42:24.95 ID:HpfpNLfwO
というお話だったのさ
遅れたけどホワイトデーSSのつもりで……

17 : ◆5F5enKB7wjS6 2017/03/26(日) 22:43:03.82 ID:HpfpNLfwO
モバP「だりやすかれんと前川さん」

ひとつ前のお話

18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/26(日) 22:48:25.34 ID:RgjjhJl8O
ここのだりーはヤンデレ素質あるレアルート入ってますね……(しろめ



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元スレ: 李衣菜「専用マイク」泰葉「ブローチ」加蓮「内緒」
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