SSびより

ヘッドライン

2 ： ◆TDuorh6/aM 2016/12/14(水) 16:53:38.39 ID:Izd/NcpuO

フレデリカ「フンフンフフーン、フシギダネー」

杏「お、フレデリカちゃんも最新作のパンかムムーン買ったの？」

フレデリカ「フレちゃんはまだgoやってるよー」

肇「私は、始める前にブームが過ぎてしまったので…」

杏「一応まだ結構やってる人いるけどね。単純にリリースされてからしばらくが盛り上がり過ぎただけだよ」

肇「しばらく、その話題で持ちきりでしたからね」

文香「…go？それは、何かの合図でしょうか…？」

フレデリカ「フレちゃんがハマってるゲームだよー。スマホを使って街を歩いてFを捕まえるんだー」

杏「ごめんなんか想像してるのと違った」

3 ： ◆TDuorh6/aM 2016/12/14(水) 16:54:21.61 ID:Izd/NcpuO

肇「Fを集める…？」

フレデリカ「ふふーん、例えばスマホのカメラを文香ちゃんに向けるとねー」

杏「あ、文香ちゃんの周りが丸で囲まれた」

フレデリカ「表示された輪っかに向かってこのボールを投げると…よし！」

杏「おお、新たなFをゲットしたってさ…Fだけゲットしてどうするのさ」

フレデリカ「ふふーん、このゲームはここからだよー。文香ちゃんを見ててごらん」

ぽわわわわわわん

肇「…あっ、文香さんが美嘉さんに！」

杏「凄いけどどう言う原理なんだろ」

フレデリカ「さぁ？」

文香(美嘉の姿)「…面白いですね」

4 ： ◆TDuorh6/aM 2016/12/14(水) 16:54:52.41 ID:Izd/NcpuO

フレデリカ「杏ちゃん何かフで始まるモノ持ってない？」

肇「そんな事言ったら私達全員フが付いてますが…」

杏「あ、冷蔵庫にあったよ。国民的炭酸飲料のファ◯タ」

文香「…一体、どうなるのでしょう…」

フレデリカ「画面内に入れて…いぇい、Fゲットだぜ！」

ぽわわわわわん

肇「…え？私になったんですが」

文香「…私には、私に見えます…」

杏「私には杏に見える…どーゆー事？」

フレデリカ「アンタになったんだよー！」

肇「意味が分かりません…」

5 ： ◆TDuorh6/aM 2016/12/14(水) 16:55:30.51 ID:Izd/NcpuO

文香「…他に…フのつくものは…」

肇「そう言えば、先ほど廊下で拾ったフルートがありますよ」

フレデリカ「よーし、やってみよー！」

杏「あ、杏がやってみていい？」

フレデリカ「どーぞどーぞ」

杏「…あれ？そのアプリまだリンゴだとリリースされてない感じ？」

フレデリカ「このアプリこないだ事務所のアイドルに作って入れてもらったばっかりなんだー。くれぐれも悪用するんじゃないぞ、って」

文香「…そのアプリを有料で売れば…多大な利益が…」

肇「悪用するなって言われたばかりじゃないですか…」

6 ： ◆TDuorh6/aM 2016/12/14(水) 18:00:41.87 ID:Izd/NcpuO

杏「じゃーフレデリカちゃんスマホかしてー」

フレデリカ「ほいさっ」

杏「…よしっ！Fゲット！」

ぽわわわわわわん

肇「…変な記号になりましたね」

文香「…これは…√、でしょうか？」

杏「フルート…√F、なんかのゲームのルートみたいだね」

フレデリカ「ちゃんと進化もするんだよー。杏ちゃん、その画面の√にふしぎなアメあげてみて」

杏「アイテム、ふしぎなアメっと…おぉ」

ぽわわわわわん

文香「…道になりました。これは…ルート66、でしょうか？」

肇「ほんとにどんな原理なんでしょう…」

7 ： ◆TDuorh6/aM 2016/12/14(水) 18:26:15.31 ID:Izd/NcpuO

フレデリカ「それとねー、集めたFを他のものに取り付ける事も出来るんだってさー」

杏「…どーゆーこと？」

フレデリカ「習うより慣れろ！肇ちゃん何か用意してみてー」

肇「では、私が先日田植えをした田んぼを…」

文香「…一体、どうなるのでしょう…」

フレデリカ「いくよー、田にFを与えると…」

ぽわわわわわわん

杏「蓋になった」

フレデリカ「ねー、凄いでしょー」

肇「私の耕した田んぼが！！」

8 ： ◆TDuorh6/aM 2016/12/14(水) 18:29:28.61 ID:Izd/NcpuO

ガチャ

朋「なにしてるの？」

肇「あ、おはようございます朋さん」

杏「丁度いいし、朋ちゃんからF取ってみる？」

フレデリカ「いくよー！朋ちゃんゲットだぜ！」

ぽわわわわわん

朋(お爺ちゃんの姿)「え？なにこれ？！」

杏「あ、お爺ちゃんの友達になった」

肇「私の祖父とよく飲んでいた方みたいに…まさか！」

文香「…爺友になってしまったんでしょうか…」

朋(お爺ちゃんの姿)「何なのよこれ！」

9 ： ◆TDuorh6/aM 2016/12/14(水) 18:31:26.36 ID:Izd/NcpuO

文香「…凄いアプリですね…こんなものを、学生の皆さんは…」

肇「これじゃありませんからね？」

杏「これリリースすれば実際かなり売れそうだよね」

朋(お爺ちゃんの姿)「取り敢えず早くF戻してくれる？」

フレデリカ「らじゃー」

ぽわわわわわわん

朋「ふぅ…」

杏「これダメだ、悪用される未来しか見えないや」

フレデリカ「名前もちゃんと考えたんだけどなー」

10 ： ◆TDuorh6/aM 2016/12/14(水) 19:44:33.03 ID:Izd/NcpuO

杏「そう言えば今杏FFのソフト持ってるんだけどさ。これにFを与えたら…」

肇「…まさか！私達四人が！」

朋「そ、それならあたし達三人だって！」

文香「…はたして、どちらになるでしょう…」

フレデリカ「知名度が高い方になるからね、やってみるまで分からないよー」

朋「うーん、知名度なのね…」

肇「どっちのユニットになるか…」

フレデリカ「…えいっ！」

ぽわわわわわわん

杏「…うん、分かってたよね」

肇「…まぁそうですよね。コンビニに勝てるはずがありませんでした」

11 ： ◆TDuorh6/aM 2016/12/14(水) 19:47:35.70 ID:Izd/NcpuO

朋「それにしても面白いアプリね。あたしもやってみたいんだけど」

杏「リリースしてみる？生き物は対象に取れないようにしてさ」

文香「…売り上げ…焼肉…」

肇「お代わりもいいですよ」

文香「…え、肇さんの奢りで焼肉ですか？」

肇「先に毒ガスからどうぞ」

杏「そーいえばフレデリカちゃんさっき名前決めてるって言ってたよね？」

フレデリカ「一応いつでも配信出来るようにねー」

杏「じゃ、その名前でリリースしてみよっか」