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先公のハサウェイ、援交のハサウェイ、連行のハサウェイ

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1 :トウカイテイオー 2021/10/22(金) 15:31:29.13 ID:C332p62rO


【先公のハサウェイ】


ハサウェイ「やぁ、生徒の諸君」


ハサウェイ「僕はノア。ハサウェイ・ノア先生だ」


ハサウェイ「マフティー・ナビーユ・エリンと呼んでくれてもいい」


ハサウェイ「早速で悪いが、今日は抜き打ちテストを行う」


生徒たち「えー!!!!」


ギギ「……マフティーのやり方、正しくないよ」


ハサウェイ「なんとでもなるはずだ!」 テスト配り


~10分後~


ハサウェイ「むっ!?」


レーンエイム「ヤバッ……」


ハサウェイ「レーン・エイム!」


ハサウェイ「カンニングをしないと戦えないとは、貴様は情けないヤツなのだな!」


レーンエイム「こ、これは……」


レーンエイム「大佐に言われて見ただけだ! 答案用紙は返す!」バッ


ハサウェイ「潔い男!」


ガウマン(……)


ガウマン(潔いか……???)


ギギ(むしろ言い訳でしかないような)


ケネス(てか俺のせいにされてるの草)






[ 2021/10/23 16:55 ] その他 | TB(0) | CM(0)

ケネス・スレッグ「厄介なものだな……生きるというのは」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/10/16(土) 20:35:38.46 ID:oFH6VTwXO
『人類全部が地球に住むことは出来ないんだ』

マフティー・ナビーユ・エリン。
反連邦主義のテロ組織の主犯格。
奴の言いたいことはシンプルだ。

『全ての人類は地球から出なければならない』

そんなことは子供でも知っている当たり前のことで、大人たちはその常識を織り込み済みの上で地球に居座り環境破壊を続けている。

『例外なく、全ての人類が』

わかっている。平等であることは美しい。
不平等は歪で、その歪みが我慢ならない。
しかしそんな理想は現実的ではないのだ。

「奴の掲げる主義主張は子供じみている」
「子供の論理って正しいことありますよ」

それもわかっている。穢れを知らない子供は純粋だから、正しいことを平然と口にする。
ギギ・アンダルシア。君だってわかる筈だ。

「世の中、そんなに簡単に動いていない」
「そうね。清廉潔白というわけにはいかない……それをどのように考えるんですか?」

パターンで返すのは簡単だが、やめておく。
どのように考えてるか。思考しているのか。
俺は果たして子供の理想と現実との乖離について考えを巡らせた経験があっただろうか。

目の前に存在するのは現実だけで理想という名の虚構は脳内にしか存在していない事実。
それを俺はどのようなプロセスで認識して、受け入れているのだろうか。考えてみよう。




[ 2021/10/18 06:55 ] その他 | TB(0) | CM(0)

ギギ・アンダルシア「嘘」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/06/23(水) 22:45:16.85 ID:SDd2HCINO
「やっちゃいなよ、そんな偽物なんか」

ハウンゼンが地球に降下したそのタイミングで乗り込んできたテロリストはマフティーを名乗り、そしてひとりがマフティー・ナビーユ・エリン本人であると口にした。

しかし、どうにも胡散臭かったので試しに名前について追求したところ、彼は自分自身の名前の意味についてさえ自覚していなくて、疑惑は確信に変わった。

このマフティーを騙るかぼちゃ頭は偽物だ。

丁度、通路を挟んだ向こうの席の軍人らしき青年がテロリストと対峙していたので発破をかけてみると彼は唖然として私を見つめた。

まるで、私の後ろにいる別の女性を見つめるかのような彼の目が、少しだけ気になった。

音を置き去りにした一瞬の空白の後、テロリストを一瞥すると即座に彼は制圧に動いた。

それに呼応して息を合わせるように連邦軍の大佐と思しき軍人も動き、弾き飛ばされたマシンガンが私の足元へと転がってきた。

「きゃっ」

驚いて座席に尻餅をつくと、既に客室のテロリストは制圧されていて大佐の静止も聞かずに青年はコクピットへと向かっていく。

その手際の良さと身のこなしの軽やかさは特殊部隊の隊員というよりも、むしろ彼こそが過激派のテロリストのようで……なるほど。

なんだか私、気づいちゃったかも知れない。




[ 2021/06/24 16:55 ] その他 | TB(0) | CM(0)

アムロ『身構えている時はなかなか出ないものだ』ハサウェイ「言われなくても!!」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/06/14(月) 00:48:01.52 ID:VzOrQwkSO
『マフティーのやりかた、正しくないよ』

ギギ・アンダルシアの指摘が突き刺さる。
ハサウェイはその意味をずっと考えていた。
1年戦争、そしてシャアの反乱におけるアムロ・レイとシャア・アズナブルの主張の違い。

その中でハサウェイは得るべきものを得て、喪うべきものを喪った。

クェス・パラヤ。
奔放なギギ・アンダルシアの言動は、かつてハサウェイの目の前で死んだ彼女のことを彷彿とさせる。未だにその死に囚われていた。

しかしその経験は、ハサウェイを強くした。
もう二度と喪失しないよう、ハサウェイは慎重になり、用心深くなっていた。

それはある種、臆病にも思えるかもしれないが、成長とはそうした一面もあるのだ。

ハサウェイはもうあの頃とは違う。
女の尻を追っかけて、無許可でモビルスーツを駆り、そして目の前で凄惨な場面に遭遇するという愚行は犯さない。

ギギ・アンダルシアは危険だ。
彼女と接しているとハサウェイはあの頃の自分に戻りそうで怖かった。しかし良い女だ。

だが、良い女とは総じて異性を惹きつけるもので、ハサウェイにとって敵であるケネス・スレッグがすでに彼女の手に落ちた。

「僕はあの2人とは違うんだ……!」

アムロ・レイとシャア・アズナブル。
2人の確執の元となったララァ・スン。
男と男が戦う理由はいつの世も女なのだ。




[ 2021/06/14 16:55 ] その他 | TB(0) | CM(3)
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