ヘッドライン

【ゆるゆり】撫子「わたしたちの同居物語」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433940885/

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/10(水) 21:54:55.09 ID:nNIvrWi7o
大室 撫子:大学生。妹二人とやかましく過ごす実家から晴れて上京してきた。抜群のルックスとクールな性格は皆から大人気。実は週に一度、実家にちゃんと連絡をとっている。

三輪 藍:大学生。撫子と同じ学部・同じ学科に通っている。朝起きてから昼ごはんを食べ夜寝るまで、ほとんど撫子と一緒にいる。家事の腕前は四人の中で一番。

八重野 美穂:ウェディングプランナー。みんなを振り回す性格だが、一足先に社会人になったので皆の中で一番偉いということになっている。部屋では薄着で過ごしがち。

園川 めぐみ:近所のケーキ屋さんで働くことになった、パティシエ見習い。みんなより数ヶ月遅れて同居を始めることになる。寝相が悪いが、本人は寝ているときの記憶が無い。





向日葵「ゆるゆり短編集ですわ」櫻子「大室家多め!」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421908520/

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/22(木) 15:35:21.11 ID:1bdY9ibeo
【なつの おおむろけ】


ミーンミーン……


櫻子「あぢぃ……」


撫子「ただいまー」ガチャ

花子「あっ、撫子お姉ちゃん」


撫子「暑そうだね櫻子」

櫻子「あっったりまえじゃん!! 誰だって暑いよこんな日は!」

撫子「そんな櫻子に良いものがあるよ」ごそごそ

櫻子「えっ! なになに!? 何か道具を出してくれるの? なでえもん!」


撫子「誰がなでえもんだよ ……はいこれ」ばさっ

花子「なんだしこれ?」


櫻子「あーー! ビニールプールだ!!」

撫子「私の友達が貰ったものらしいんたけど……その友達も使わないからって、私が貰ったんだ」

櫻子「やったーーー! プールー!!」

花子「まあビニールプール程度でも今は大助かりだし」

撫子「よし、作るか」




撫子「ドラマティック・アクシデント」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424249200/

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 17:46:41.17 ID:YvJkjBc4o
「う……嘘……!?」

「どうしたの? 撫子おねえちゃん」

「い、いや……別になんでも……」


『昨日のドラマ、録画してるから帰ったら見るよ』―――その言葉に嘘は無かったのだが、まさかこんなことになるとは思わなかった。

昨今どんな話を描くにしても、現実の流行を取り入れることで話題を集めるのは確かに常套手段といえる。どんな国が舞台でも、仮に「壁ドン」なんて言葉が生まれる前の時代だったとしても、演出としてシーンに組み込むのは悪いことではない。


ただ、今の私にとっては少し複雑な状況を生んでしまう原因になった。

まさか、こんなことになるとは。


「最近壁ドン流行ってるね。学校でも未来とかがばんばん壁に追い詰めようとしてきて、困っちゃうし」

「そうなんだ……」


夜、妹の花子と一緒に録画したドラマを見ていると、劇中のいい所でその問題のシーンが挟まった。今話題を呼んでいる俳優が、最近急速に人気の出てきた女優を、壁と挟むように追い詰めて視線を交わすシーンだ。

俗に言う、壁ドン。

出所は不明だが、少し前から全国民の間で流行りだしている行為。




[ 2019/11/26 13:25 ] ゆるゆりSS | TB(0) | CM(0)

櫻子「私たちの日常を」撫子「短編集でお届けします」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1411399473/

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/23(火) 00:24:43.35 ID:P1/+EThu0
※大室家を中心とした短編集の詰め合わせです

※ギャグ多め、エロもあります。それでも良いよという方はどうぞ。




櫻子「姉ちゃんとあかりちゃんが入れ替わっただってっ!?」


1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2018/11/25(日) 14:50:40 ID:Xa7ENgXk
古谷家

櫻子「姉ちゃんって私にだけ優しくないよね」

向日葵「はい? 何を急に?」

櫻子「いや、撫子姉ちゃんって私にだけ厳しいじゃん?」

向日葵「それは貴女がバカなことばかりするからでは?」

櫻子「いや、きっと花子にばっかりひーきしてるんだ、うん絶対にそうだ」

向日葵「そういうところですわよ?」




撫子「あかりちゃんを安価で妹にしたい」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1541057657/

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/01(木) 16:34:17.42 ID:XPivLJKF0
櫻子「あっ、ねーちゃん!! 今からあかりちゃんとちなつちゃんと、ついでに向日葵が来るけど、お菓子とかあったっけ?」

撫子「昨日あんたが食べたので最後だよ。ところで、あかりちゃんって…あの赤いお団子頭の子?」

櫻子「え、そーそー!! って、お菓子ないの!? んじゃ、ちょっと買ってくんね!! 家来たら部屋で待ってもらってて!!」


バ-ン!!
ダダダダダダダダッ



撫子「お菓子買いに行くだけなのに騒がしい…」

撫子「はぁ…櫻子じゃなくて、あかりちゃんが妹だったら…」

撫子「仕方ないとはいえ、こうも騒がしい日常が続くと癒しが欲しくなるよね…」

撫子「櫻子とトレードしてくれないかなぁ…いや、だめか、向こうの家に迷惑かかるし…」

撫子「何かいい方法ないかな? >>3とか」






向日葵「はい?櫻子と赤座さんが入れ替わった?」

1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2017/09/03(日) 09:42:05 ID:00v05w2U
向日葵「すみません、仰る意味がよくわかりませんが」

あかり「だーかーらー、朝起きたら入れ替わってたって言ってるじゃん!! なんでわかんないんだよ!!」

向日葵「えぇっと、赤座さん。そんな無理して櫻子に付き合うことないんですのよ?」

あかり「無理とかじゃなくてっ!? もう、おっぱいばかりに栄養がいって頭に回ってないんじゃないのか!!」

向日葵「なっ!? あ、赤座さん!?」




【ゆるゆりSS】 撫子「めぐみ遅いな……」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489583195/

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/15(水) 22:06:36.28 ID:RIuXEj2y0
めぐみ「あれ?撫子の家はここ曲がって……いやその先をまがるのかな?」

めぐみ「よく分かんないから撫子に迎えに来てもらおうかな」

めぐみ「と思ったらまさか携帯の充電切れてるとは……」

めぐみ「もしかして私……迷子?」



「お困りですかな?」



めぐみ「はい!道に迷っちゃって……」チラッ

めぐみ「きゃーー!!ばけものーーーーー!!!」ダッ




【大室家】大室家の七不思議

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1479536606/

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/19(土) 15:23:26.92 ID:P6STcQNw0

その一 


花子「櫻子!」

櫻子「ん?」






【ゆるゆり】撫子「なでさくこたせっせ」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1460023268/

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/07(木) 19:01:08.31 ID:IJk3k45co
冬。

夏が終わってやっと過ごしやすい秋になったと思ったら、こがらしと共にいつの間にか目の前にやってきていた季節。

ふと辺りを見渡せば、見ごたえのあった通学路の紅葉もほとんど枯れ落ちてしまっていて、どうやら冬が来たことをいい加減に認めなければいけないようだった。

友達と別れ家路に向かう私の身体に冷たい北風がぴゅうと吹き付ける。服の隙間から入り込む冷気には思わず肩もこわばった。陽の当たる日中であろうとこの風の温度は変わらない。セーターだけで耐えられる季節はやっぱりとうに終わっていたんだ。先週末友達と一緒に選んだ新しいコートには、早速明日から活躍してもらおうと思う。


しかし寒いというのは何も悪いことばかりではない。冬だからこそ生まれる趣きや楽しみというものもこの世にはたくさんある。そのうちのひとつが、今シーズンの我が家で絶賛大好評を博している。


撫子「ただいま」がちゃ

櫻子「おかえりー。今日は早いね」

撫子「大きい模試が終わったから。今日は久しぶりに休憩の日」

櫻子「へ~、おつかれー」


だめな方の妹がテレビを見ながら仰向けに寝転がり、その半身を突っ込んでいる暖房器具。

そう、こたつだ。


櫻子「ほらねーちゃん、私先に帰ってきたからこたつあっためておいてあげたんだよ? 感謝してよね!」

撫子「そんなのさっさと帰ってきて電源つけただけのことでしょ……まあ、ありがと」

櫻子「えっへん!」


こいつが我が家に導入されたのはつい数日前。何も知らずに帰宅した私は、リビングのソファの前に置かれていたいつものテーブルがすり替わっていることに驚いた。

こたつとしてだけでなく、毛布を外せば通常のテーブルとしても使えるタイプのもので、冬以外でも普通に活躍するとのことだった。肌触りの良い毛布を被せて我が家流にアレンジされたそのこたつは今やすっかりうちのアイドル的存在で、みんな隙あらばここに入りたがっている。

我が家にとっての初こたつ。妹たちほどではないが、私も心の底ではテンションが上がっていた。やっぱり日本の冬はこうでなきゃ。






ページランキング