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キョン「分かち合うって、何を?」佐々木「世界の喪失の、哀しみを」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1642336869/

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/01/16(日) 21:41:09.44 ID:xk4lsT1lO
「キョン、どうかしたのかい?」
「え? 何がだ?」
「さっきからずっと上の空だよ」

中坊の頃、迫り来る高校受験を目前にしてまったく勉学に取り組む姿勢を見せなかった俺に痺れを切らしたお袋に指図され、学習塾に放り込まれた。そうした経緯で漫画やゲームを取り上げられて勉強漬けを余儀なくされた可哀想な俺の唯一の娯楽はライトノベルであり、申し訳程度の挿絵の存在を親が知らないのを良いことに読み耽っていた。ライトノベルはシリーズ形式で何冊も刊行されている作品も多くなかでも好きなシリーズがあった。

「ああ、なるほど。ニュースを見たんだね」

1巻からコツコツ読み進めてようやく最新刊に追いついた俺は、その作品の続きが読めないという現実に直面した。この世の中にはどうしようもないことがあって、それを現実と呼び、受け入れるしかないことを俺は学んだ。

「あの作品、僕も好きだったよ」
「佐々木が?」
「意外かい? 僕もたまにはラノベを嗜む」

いつも小難しい本ばかり読んでいる佐々木がこの作品を読んでいるとは思わなかった俺がようやく視線を向けると、くつくつ微笑み。

「まるで迷子だね。大丈夫。分かち合おう」
「分かち合うって、何を?」
「世界の喪失の、哀しみを」

世界の喪失。そう佐々木は表現した。そこで俺はこの虚無感の正体を理解した。今朝、ニュースを見たあの瞬間に作品を通じて自分の中に広がっている世界が、喪われたのだと。




ルパン三世「ロアナプラに火を灯せ」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1384941754/

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/20(水) 19:02:34.92 ID:+JH+q4vao
―ラグーン商会―

ロック「ダッチ、電話。バラライカさんから」

ダッチ「ラブコール以外はお断りしてくれ」

ロック「相手が相手だ。それ以外にないだろ?」

ダッチ「だな。違うならコールが来る前に銃弾が飛んでくるか」

ロック「急ぎの仕事だってさ」

ダッチ「そうか。――ハロー、クイーン。元気か?」

バラライカ『ハァイ、ダッチ。久しぶりね。そちらも変わりないようで安心したわ』

ダッチ「故に無茶な仕事も任せられるってか?」

バラライカ『ご明察よ。運んで欲しいものがあるのよ』

ダッチ「物によっちゃあ、あんたの頼みでも断るぞ」

バラライカ『貴方たちとも面識がある人物からとっても大事なデータを預かったのよ。それを運んでもらいたいの』

ダッチ「誰だ? 心当たりが多すぎて絞れねえが」

バラライカ『ジャネット・バーイー。ジェーンと呼んだほうが馴染みがあるかしら?』




ロック「レヴィがガンシューティングゲームしてる」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:30:56.65 ID:lSgcOfT40
レヴィ「オラオラオラ!!!」

バチュン!バチュン!

ロック「レヴィ?」

レヴィ「なんだよ?!」

ロック「なんで独りでプレイしてるのに、2P側も使ってるんだ?」

レヴィ「あたしがトゥーハンドだからだよ!!」バチュンバチュン

ロック「寂しくないか?」

レヴィ「ぜんっぜんっ」




レヴィ「ヘイ、ロック!!トリックオアトリート!!」ロック「……」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 11:54:09.38 ID:Ek+tSmGx0
レヴィ「お菓子くれなきゃその頭に穴を2つ開けて、双眼鏡にしちまうぞ?」

ロック「……持ち合わせがないんだけど」

レヴィ「んだと!?ふざけんな!!」

ロック「まさかレヴィがハロウィンに興味があるなんて思わなくて……」

ヘンゼル「トリックオアトリート!!」

グレーテル「お菓子くれなきゃ悪戯するわ」

ロック「はい。どうぞ」

ヘンゼル「わーい。姉様、次に行くよ」

グレーテル「ええ、兄様。でも、次の家はくれるかしら?」

ヘンゼル「大丈夫。そのときは殺しちゃえばいいんだから」

グレーテル「まぁ、素敵。そうしましょう」

レヴィ「……」




[ 2018/10/26 17:55 ] その他 | TB(0) | CM(0)

ロック「レヴィって実は処女?」レヴィ「しょ、処女じゃねーよ!!」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 17:48:03.65 ID:/25tZuJI0
ラグーン商会 事務所

ロック「……」ペラッ

レヴィ「ふわぁぁ……暇だなぁ。頭がバターみたいに溶けちまいそうだ」

ロック「いいことじゃないか」

レヴィ「よくねーよ。このままじゃあたしのカトラスが錆び付いて、弾が出なくなるだろ」

ロック「簡単な荷運びなら俺も大歓迎だね。戦場よろしく銃弾を掻い潜るのは避けたいしね」

レヴィ「けっ。そんなんだから、いつまでたってもそのホワイトカラーと童貞臭さがとれねーんだよ」

ロック「俺は童貞じゃないけどね」

レヴィ「ふーん」

ロック「……」ペラッ

レヴィ「え?」




[ 2018/10/24 10:25 ] その他 | TB(0) | CM(3)

レヴィ「ああロック!ロックロックロック!んああ!」クチュクチュ

10 :名無しさん@おーぷん 2015/02/04(水)15:57:37 ID:CP8
レヴィ「ロック!ロックファックミー!ロックファックミー!」クチャクチュ

ロック「……しないよ」

レヴィ「ロックファックミー!」

ロック「しないってば。ほら仕事いくよ」

レヴィ「ロックファックミー!」クチャクチュ

ロック「……先にいくからな」ガチャ
バタン

レヴィ「ロック!ロックファックミー!ロック!」

11 :名無しさん@おーぷん 2015/02/04(水)16:01:43 ID:NE9
ワロタ
レヴィ頭打ったのか




[ 2018/09/25 17:55 ] その他 | TB(0) | CM(0)

レヴィ「だからガキは嫌いなんだよ」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534582185/

1 : ◆akTsNxs6xE 2018/08/18(土) 17:49:45.40 ID:R0OKRz5m0
――リップオフ教会

ヨランダ「ダッチ坊やから頼まれていた銃器と弾薬。その他諸々は滞りなく揃えたよ。確認しとくれ」

ロック「SIG P210が2丁、SCAR-Lが3丁、ジャベリン2基、9mmパラベラム10カート……はい、他も全て注文通りです。ありがとうございました、シスター」

ヨランダ「やれやれ。いつも大量に買ってってくれるのはありがたいが、坊やのとこは戦争でもおっ始めようってのかい?」

ロック「汝平和を欲さば備えよ、ですよ」

ヨランダ「はっはっはっ。日本人は勤勉と聞くが、まったくだねぇ。なかなか堂に入ってきたじゃないか」

ロック「ビジネスマンとして扱うものの知識は多い方がいいですから」

ヨランダ「そうそう。ビジネスといえば、ラグーンに頼みたいことがあってねぇ」

ロック「頼みたいこと?」

ヨランダ「仕事の依頼さね。お前さんらの普段扱う仕事とはちょいとばかり畑違いだろうが、この街じゃラグーン……というより坊やのような人間が適任なんだよ」

ロック「はぁ……それで、いったい俺になにをしろと?」

ヨランダ「実はねぇ……」




[ 2018/08/26 17:55 ] その他 | TB(0) | CM(0)

ヘンゼルとグレーテル「ボルシチはメインディッシュ、最初はマカロニから」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1481729174/

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/15(木) 00:26:14.65 ID:3SlXFEh7o
グレーテル「二人で話し合ってメニューを決めたわ」

ヘンゼル「ボルシチはメインディッシュ、最初はマカロニから、ね」



ヴェロッキオ「ケッ、クソガキどもが。どういう風の吹き回しだ?」

バラライカ「茶番だけど、それなりのものを用意してもらわないと困るわよ」

張「やれやれ、なんで俺まで……」




ロック「俺が――」ベニー「あの子たちを養う、か?無理だ」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1479993847/

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/24(木) 22:24:07.54 ID:fxN8eD06o
ラグーン号 甲板

ロック「くそ! くそ! 畜生ッ!!」

ロック「なんて……なんてことだ……あんまりだ……」

ロック「みんなが寄ってたかってあの子たちを虎に仕上げたんだ……! 人食い虎にしちまったんだ! 畜生!!」

ベニー「ロック。ああいうものを真っ直ぐ見るな。ここはそういう場所で、それが一番だ。それしかないんだよ、ロック」

ロック「俺が――」

ベニー「養う、か? 無理だ。あの子たちは殺しをやめられないよ」

ロック「くっ……」

ベニー「誰かがほんの少し優しければあの子たちは、学校に通い、友達を作って、幸せに暮らしただろう」

ベニー「でも、そうはならなかった。ならなかったんだよ、ロック。だから、この話はここでお終いなんだ」

ロック「……」

ベニー「わかったかい?」

ロック「誰かがほんの少し優しければ、結果は違ったのか」

ベニー「ああ」

ロック「なら、俺が優しく接したら、こんなクソみたいな結果は変わるんだな?」




ロック「あの子達を人食い虎にしちまったんだ!」ヘンゼルとグレーテル「タイガーアパカ!」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1478945000/

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/12(土) 19:03:20.80 ID:hXlsc20ro
― ロアナプラ ―

グレーテル「タイガーアパカ!」デュクシッ

チンピラ「ウーオウーオウーオウーオ……」ドサッ



グレーテル「やったわ、兄様」

ヘンゼル「見事なアッパーカットだったよ、姉様」

グレーテル「だいぶ腕試しできたし、そろそろロアナプラを出ましょうか」

ヘンゼル「うん、そうしよう。運び屋にところに向かおう」

ヘンゼル「ところで、こいつはどうする?」

グレーテル「救急車を呼んであげましょう」




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