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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/07/21(火) 00:36:20.93 ID:
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「おう、おう! パ、パパ、パワー!」
「なんだよ、パワ子。こんな夜更けに」
ある日の晩。
オレはバディーである血の魔人、パワーに寝込みを襲われた。
「デンジ! 朗報じゃ!」
「だから、なんだよ。また糞が便器に詰まって流れなくなったのか?」
「それもあるが、そんな些事はともかく、ワシと子作りをしよう!!」
一応、高い理性を持つ魔人と位置付けられているパワーであるが、ご覧の通り、意思疎通を交わすことは困難である。
学校に通ったことのないオレもそれほど教養とやらは持ち合わせていないので、ひとまず、オレはオレにわかる範囲でパワ子を嗜める。
「とりあえず、糞詰まりをどうにかしろ」
「ガハハ! どう頑張っても無理じゃった!」
こいつ、またか。常習犯すぎる。
パワ子の糞は頑固で一度詰まるとしぶとい。
時間が経つと取り返しがつかなくなるので、仕方なく、深夜のトイレ掃除をしようと布団から身体を起こすと。
「む? 何故起きる? いいから寝てろ!!」
「ぐえっ!?」
クロスチョップとボディプレスの合わせ技によって、オレはパワ子に押し倒された。