1 :
以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2020/05/12(火) 23:35:12.329 ID:
MK2KjXEt0.net
─1週間前、ファミレス─
大友「はぁ…荻野くん転校したのホントにショック…」
友達A「あんたまだ言ってんの?」
友達B「いい加減忘れなって」
大友「だってさ~…今でも好きなんだもん…」
友達A「早く次探しなよ。そっちの学校に良い人居ないの?」
大友「全然。…ああもう!どれもこれもあのクソ石上のせいよ!」
友達B「怖いよね、ストーカー」
友達A「暴れて彼氏殴るとか最低だよね。それで何とかなると思ってたのかな?」
大友「知らないよ…でもホント無理」
友達B「そりゃそうだよね…でさ、実際何されたの?石上に」
大友「え?」
友達B「だってストーカーなんでしょ?付け回されるとか私物盗まれるとか、そういった事なかったの?」
大友「えーっと…特に身に覚えは…」
友達A「えっ?何もされてないの?」
友達B「それでいきなり彼氏殴りに行くって…逆に凄いよね」
大友「ちょっと、他人事だと思って」
友達A「でもそれ、本当にストーカーなの?」
大友「だって荻野くんがそう言ってたし…」
友達B「ストーカー要素ないじゃん」
大友「そんな事言われても…」
友達A「それと、私もあの騒動知ってから石上嫌ってたけどさ…体育祭の時にちょっと印象変わったかな」
友達B「確かに、思ってたのと全然違ったよ。ただの暗くてキモい奴だと思ってけど、応援団の時とか生徒会の人達と居る時の感じとか、凄く真面目そうだったし」
友達A「あー、石上って結構上級生に可愛がられてるよね。この前も四宮先輩に図書室で勉強教えてもらってたって聞いたし、体育祭の時も白銀会長と凄く仲良さそうだったし」
大友「…なんかムカつく。あんな事したくせに。上手く取り入ったんじゃないの?」
友達B「そりゃ無理でしょ。だってあの完璧な二人だよ?」
大友「あの、って言われても私が知るわけないよ。高等部入れなかったんだし」
友達A「まあ、あの二人に取り入れるんだったら逆に方法教えて欲しいよねー」
友達B「ねー」
大友「もー!ふざけないでよ!」