ヘッドライン

未来「翼と百合営業する話」【ミリマス 】

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1593110716/

2 : ◆z80pHM8khRJd 2020/06/26(金) 03:48:46.06 ID:9rrQTzr/0
ガチャリと学校の屋上へと続くドアを開ける。屋上には私を呼び出した張本人、伊吹翼がいた。

「遅かったねー未来。待ってたんだよ」

翼は給水タンク横の少し高くなっている段からハシゴも使わず飛び降りた。

その姿はすごくサマになっていて、まるで翼が生えているようなんて思った。

「私に用ってなに、翼?」

「もお未来ってば分かってるくせに。それとも分かんない? じゃあ教えてあげる」

そのときタイミングよく風がふいて、翼の髪と私と比べて短く折ってあるスカートを揺らした。

そして今までケラケラと笑っていた翼の雰囲気が変わる。少女漫画のヒロインみたいに顔を赤らめて、目はうるんでるように見えた。

「あのね、わたしはね、好きなの。未来のことが好き」




未来「翼と入れ替わってたときの話」【ミリマス 】

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1564412532/

2 : ◆z80pHM8khRJd 2019/07/30(火) 00:06:02.11 ID:UbedML5p0
「もういいよ春日さん、休憩してて」

トレーナーさんにちょっと冷たくそう言われ、レッスン場の端の壁までトボトボと歩いて、うつむくようにして小さく体育座りをした。もう少しちゃんと練習しておくべきだったんだ。いや、ちゃんと練習してもできたかどうかは分からない。あのステップのトコは本当に難しいから。気分を晴らそうと汗を拭こう思ったけどタオルを忘れたことに気づく。だけれども探すのもめんどくさく感じて、ボーっとみんなのレッスンを眺めることにした。

休憩する私の代わりにダンスレッスンに入ったのは、翼。トレーナーさんの手拍子に合わせて踊っていく。それにしても上手い。私が難しいなって思っている部分をあっさりとクリアしていく。……ダメだ、翼を見てると余計に落ち込む。

もし翼が自主練を頑張ってるのなら私も納得はする。だけど翼は昨日、一日中遊んでたんだよ。え、何で知ってるかって? そりゃ私も一緒に遊びにいったからだよ。

じゃあ翼は家でこっそり練習しているのかな。いや、それもないかなぁ。だってずっと私ラインしてたんだもの。やっぱりそんなに練習しているわけではない。

それなのに翼はちょっとフリ付けをみただけで、すぐマスターしちゃうから、なんだか私が練習する意味がないような気さえしてくる。……なんて考え事をしていると、気づいたらレッスンは終わってて、翼は私にニコニコと話掛けてきた。




未来「安価で静香ちゃんとラジオするよ」【ミリマス】

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1549466096/

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/07(木) 00:14:56.91 ID:Ou5q2ow90
未来「スレタイの通り安価でラジオするよ」

静香「どうしたの? 未来、急に変なこと言いだして」

未来「だってラジオってスゴくおもしろそうなんだもん。最近できた事務所のアイドルたちもデビューしてすぐラジオやってるらしいし」

静香「それは育成上の都合じゃないかしら?」

未来「育成?」

静香「なんでもないわ。でも未来、ラジオってけっこう大変だと思うんだけど、それに機材を用意したり、台本考えたり」

未来「台本ってあるの!?」

静香「あるに決まってるでしょ!」

未来「知らなかった……機材はとりあえずスマホで録音して、あとは……おたよりのコーナーということで」

静香「雑すぎない?」

未来「じゃあここからラジオってテイでいくね。最初のおたよりは安価↓ですっ!」

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/07(木) 00:18:08.09 ID:fO58y0Fso
無い




星梨花「まつりさんのお城に行きたいです」【ミリマス】

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1550589351/

1 : ◆z80pHM8khRJd 2019/02/20(水) 00:15:51.41 ID:1/zxA0lS0
「わたし、まつりさんのお城に遊びにいきたいです」

無邪気な一言にまつりは固まった。何故だか理由は語れないが、とにかく姫のお家には人を上がらせるわけにはいかないのだ。

「ほ? 姫のお城は高い高いお空の上にあるのです。だから星梨花ちゃんが来るは難しいと思うのです」

まつりは汗1つかかずに、切り返す。さすがは我らが姫、かわし方は心得ている。

それを聞いたら、ある程度分別がつく子は察しを込めて、それが難しい子は本当の意味で「じゃあ無理だねと」諦めてしまうであろう。





星梨花「おとぎの国でレッツゴー星梨花」【ミリマス】

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1546207086/

1 : ◆z80pHM8khRJd 2018/12/31(月) 06:58:07.08 ID:JLQuyTR00
紬「起きてください」

星梨花「スゥースゥー」

紬「あかんね……全然起きひん……」

星梨花「むーなんですか」

紬「やっと起きましたか」

星梨花「方言交じりの妖精さんだ……ひょっとしてケロちゃん?」

紬「誰がカードキャプターの黄色い妖精ですか! あれは関西弁でうちは金沢弁やいね!」




P「俺と未来とシュールストレミング」【ミリマス】

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1535839930/

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/09/02(日) 07:12:10.85 ID:VIPRu0e/0
「2位じゃダメなのですか?」

かの議員さんはこう言った。

この台詞を言った状況だとかは一旦置いといて、一般論として2位じゃダメだとは思ってる。

なぜかと言うと、日本で1番高い山や1番広い湖は多くの人が答えられるが、2番目に高い山、2番目に広い湖を答えられる人はぐっと減るからだ。

やはりトップアイドルを目指す女の子をサポートする身である以上、1番を目指すのは至極当然のことなのである。





志保「可奈の才能、私の才能」【ミリマス】

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1535637901/

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/30(木) 23:05:02.00 ID:+KB1imaD0
私には才能がないのだろうか。

最近、私の技術が伸びてないように感じる。

アイドルには歌、ダンス、あとビジュアルの要素が必要なのだけど、どれも得意なものではない。

それだけにレッスンが必要になるのだけど、何かを得たとするならば、何かが抜けていってる気がするのだ。

何かを1つだけを極めていくのだったら、自分の性分に合ってるし、時間さえ貰えれば成し遂げられる気がする。いや成し遂げられる。

ただアイドルとしてやっていくためには、様々なことをやれなければならない。

事務所の同僚たちを比べると、自分の実力不足を痛感させられることが多い。

練習時間では確実に負けていない。もちろん闇雲に時間さえとればいいとも思っていない。体調管理をしながら効率を考えレッスンに取り組んでいる。

それなのに、いつのまにか同僚たちにはどんどん抜かされていく。だがそのことに失望し、その足を止めるわけにはいかない。足を止めたが最後、同僚たちにはさらに距離を開けられ、取り残されるだけだから。




未来「翼がほしい」【ミリマス】

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532896771/

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/30(月) 05:39:31.85 ID:tUd2A4zH0

未来「翼、誕生日おめでとう!」

翼「ありがとー!未来! 事務所のみんなから持ちきれないくらい、プレゼントもらっちゃった」

未来「あはは、よかったね」

翼「もちろん、未来からの誕生日プレゼントもうれしかったよ。大切にするね」

未来「もお、照れくさいよ」

翼「そうだ! 次の未来の誕生日には、わたしからプレゼントあげるね。未来はほしいものある?」

未来「気持ちはうれしいけど、私の誕生日ってほぼ来年だよ?」

翼「だからこそ、だよ。直前だとほしいものは言いづらいけど、ずっと先だと何でも言いやすいでしょ」

未来「そういうものかなぁ」

翼「それに、1年間ず~っと未来のほしいものを覚えていたらなんだかステキな感じ!」

未来「あはは……」

未来(翼はみんなのハッピーライフを願ってるから、妙にこういうこと覚えてそうなんだよね。これと言って欲しいものないし、高い物を貰うのもよくない……ちょっとありえないこと言ってごまかしとこ)





星梨花「帰りの電車にて」【ミリマス】

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1519059614/

1 : ◆z80pHM8khRJd 2018/02/20(火) 02:00:14.89 ID:XtsaYpZt0
「ごめん、星梨花! どうしてもこっちが立て込んでいて迎えに行けそうにないんだ」

一仕事終え、そろそろかなーとお迎えを待っているときに、プロデューサーさんから掛かってきた電話を嬉々としてとると、それはちょっぴり残念な内容でした。

とりあえずお返事をします。

「えっと……大丈夫です。プロデューサーさんがその……お忙しいのは分かってますから」

「ごめんな星梨花。実は……」

プロデューサーさんのお話を聞いていると、どうやら向こうで機材のトラブルが起きて時間が押してしまい、どうしてもその場を離れられないみたいです。

まぁ……仕方ないですよね。プロデューサーさんはわたしだけのプロデューサーさんではないのですから。




P「エミリー喫茶?」【ミリマス】

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516107938/

1 : ◆z80pHM8khRJd 2018/01/16(火) 22:05:38.84 ID:dC1wmwYN0
P「ああ……今日も765に出勤だ。だるいなあ」トビラガチャ

エミリー「おかえりなさいませ! 仕掛け人さま!」


P「おおっどうしたんだ、エミリー。その恰好は」

エミリー「ふふっ似合ってますか?」

P(エミリーは両手をちょこんと持ち上げ、余裕のある袖を軽く振った)

P「ああ、とてもつもなく」

P(エミリーの服装を端的に表せば和風メイド、といったところだろうか。エミリーのイメージカラーの落ち着いた紫を基調にしている。紫というよりかは小豆色と表現した方が近いか。暗めの色のスカートもかつての女学生をイメージするほど長く、コスプレ感を感じない。白いエプロンには大きめのフリルがついていて、それが落ち着きすぎた色から脱却してすこし垢抜けた印象を持たせ、エミリーのかわいらしさをより印象付けていた。足元を見ると白い足袋に草履を履いている。細かいところまでこだわっているな。長々語ったが何が言いたいかと言うと似合っている、だ)

エミリー「仕掛け人さま?」

P「おおっとすまんすまん」





ページランキング