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◆q4ctS9nNro 2019/11/14(木) 07:48:51.15 ID:
FcRhZ0HA0
「これ……何ですか?プロデューサーさん?」
「な……なんでそれを……」
プロダクションのデスクの前で、まゆは決定的証拠を突きつけていた。それはまゆのスマホに表示された写真だった。
「ちひろさんとこんな関係だったんですね」
いわゆるハメ撮り、事務所のアシスタント千川ちひろとヤッた時のものだ。俺とちひろ、二人の秘密を佐久間まゆに握られてしまったのである。
「…………」
「まゆは何でも知ってるんですよぉ?」
「すまなかった。この事は秘密に……」
謝罪の言葉。それしか言えなかった。俺が千川ちひろと関係を持っている、そんな事がバレれば俺は社会的立場を失うだろう。
「わかってますよぉ〜まゆはアナタの為なら何でもします。今回の件も許してあげますっ♪」
まゆは素直だった。いや素直すぎる。そんな疑問が浮かぶ。それを察したのか、まゆは俺の顔をじっと見つめてつぶやく。
「まゆの事を信じてくれませんか?」
「信じるよ。恩に着る」
「ふふっいいんですよ〜でも少しだけワガママ聞いてもらっても良いですか?」