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【モバマスSS】世にも奇妙なシンデレラ

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 21:02:12.10 ID:wyIHPwzXO

これは参加型モバマスssです
よろしければ是非参加して下さい

前回
【モバマス】世にも奇妙な346プロ




大神環「ほんのちょっとだけ夏休み!」

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1 : ◆nIlbTpWdJI 2017/08/26(土) 16:08:12.76 ID:tC5vM0kdo

事務所

環「おやぶーん! あそぼうよー!」

P「……あとでなー」カタカタ

環「おやぶんってばー!」

P「はいはいあとであとで」

環「おーやーぶーん!!」

P「これ片付けたらなー」カタカタ

環「これって、その書類の山?」

P「そうだよ……全然終わる気がしないけど片付けたらな……」ドッサリ

環「えー!? たまきつまんないぞー!」

P「実は俺もそんな面白くない……」

環「じゃあなんで続けてるの?」

P「なんで、ってそりゃお仕事だからだよ。書類抱えたままじゃ明日やることできなくなるし」




[ 2017/08/27 18:55 ] グリマスSS | TB(0) | CM(0)

ライラ「水平線」

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1 : ◆nIlbTpWdJI 2017/07/17(月) 21:49:43.82 ID:b3owXeO0o
 
雲がまばらに浮かんでいる青空は、遥か遠くにある一筋の水平線から大海原に切り替わる。

まっすぐな水平線上は何べんも重なった波にどこからか崩されて乱暴に動き続けている。

波は太陽の光をあっちこっちに跳ね返し水底を隠し続けている。

遥か彼方の向こうからやってきた水平線は、海に乗っかった黄色い浮き二つを潜り抜け、コンクリートの桟橋にぶつかり砕け散った。

水飛沫は潮風に乗って釣り竿を握る手に降りかかる。照り付ける日差しにうんざりしては、冷たい飛沫でまた気分が変わる。

冷たいような生ぬるいような潮風を嗅ぎながらぼんやりと水平線を眺めていると、二つ並んだ浮きの片方がすこし沈んだ。

隣に座る少女はすぐに竿を引っ張り上げてしまった。

よっぽどの大物を期待していたのか、釣り竿を引っ張ろうとしたまま後ろにひっくり返ってしまった。

日よけに被っていたつばの広い麦わら帽子は滑り落ちてしまい、鮮やかな金髪が潮風でふわりと広がり陽に照らされ眩しいくらいだ。

ぽてん、と倒れたまま青い瞳が空中でぶらぶら揺れる何もついていない釣り針を捉えている。仰向けにひっくり返った褐色の肌の少女は残念そうにつぶやいた。







[ 2017/07/18 11:55 ] モバマスSS | TB(0) | CM(0)

星輝子「ぼっち・ばーすでー・とぅー・みー」

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1 : ◆nIlbTpWdJI 2017/06/06(火) 00:00:18.76 ID:M0dxYweBo

真夜中の十二時きっかり。女子寮は完全消灯の時間をとっくに過ぎて、どの子もみんなすやすやと寝息を立てている頃だろう。

「フヒ、日付が変わった……」

シイタケくんを先頭に、私の部屋をぐるりと23種類のトモダチがぽこぽこと顔を出している。
お気に入りのキノコ型ランプが真っ暗な部屋を優しいオレンジ色に照らしている。じめじめなキノコたちもボッチにさせない優しい光だ。

優しい光を放つランプの前にぺたりと座り込む。
そして、他の部屋に聞こえないように、だけどトモダチには届くように、小さく息を吸い込んだ。

「ボッチバースデートゥーミー……♪」






宮本フレデリカ「溢れちゃうほど詰め込んで」

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1 : ◆nIlbTpWdJI 2017/02/14(火) 16:55:21.29 ID:ZuvmV+Wco

拝啓皆さま方!

2月も半分くらい終わっちゃったねー。

まだまだ寒くて大変ー! 今日あったかいけど。青空! おひさま! んー、パリジェンヌってかんじー!

お気に入りのカフェに来たけど暖かいからテラスの席をとっちゃった!

あったかすぎてどうしよー!せっかく作ったチョコが溶けちゃう!

あ、これナイショだった。

だって渡す相手がまだきてない! ビックリさせたい人がいないときにビックリさせても面白くないもんねー。

あれ?ビックリさせたい人がいないときにビックリさせちゃってー……そしたらビックリするのは誰なんだろ?

まあいいや。






白坂小梅「ないとめあ・びふぉあ・くりすます」

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1 : ◆nIlbTpWdJI 2016/12/25(日) 19:24:43.43 ID:hMOjnPXco

幸子「これで頼まれてたものは全部ですね! まったく、暗くなってからお使い頼むなんて!」

輝子「う、うん……買い出し、終わり……」

小梅「く、クリスマスだから……色々足りなくなっちゃうのはしょうがないよ……」

幸子「そうですかね? もっと計画的に用意するべきなんですよ! 前の日の夜にこんなに買うなんて!」

小梅「まぁまぁ……」

輝子「……イルミネーションを眺めるリア充どもが……今だけ停電しろ……ツリーがただの木になっちまえ……!」

小梅「まあまあ……」

幸子「それにしてもあそこの広場すごいですね。あんなおっきいクリスマスツリーとサンタのバルーンなんて初めてみましたよ」

輝子「どっちも30mはあるんじゃないかな……」

小梅「あのツリー……なんか仕掛けがあるんだって……」

幸子「仕掛け?」

輝子「な、何か隠してるみたいだけど、おたのしみだって……秘密にされた……」

幸子「秘密ですか」






喜多見柚「あまあまなバースデー」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1480614609/

1 : ◆nIlbTpWdJI 2016/12/02(金) 02:50:09.41 ID:ABKMmOCbo

P「あーもー、仕事終わらねえ……」

P「とっとと片付けてあれこれ準備しないとマズイってのに……」

P「早くしないとあいつレッスンから帰ってくるぞ……」

ガチャッ

P「あれ?」

柚「やっほー♪」


P「柚!? まだレッスンの時間のはずだろ!?」

柚「今日はねー、早く終わったんだー!」

P「ああ、そういうこと……」

柚「レッスン頑張ったからさーお腹へっちゃったよ! Pサンなんか奢ってー」

P「おごってやってもいいぞ」

柚「ありゃ珍しい。いつもドケチなのに」

P「こないだ立て替えたメシ代返してくれたらな」

柚「……ふゅーふゅー♪」

P「吹けてない吹けてない」






[ 2016/12/02 11:55 ] モバマスSS | TB(0) | CM(0)

星輝子「もこもこな一番星」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1478600299/

1 : ◆nIlbTpWdJI 2016/11/08(火) 19:18:19.74 ID:GERdZb4No

P「はー……あー」カタカタカタ

輝子「まだ、仕事が終わらないのか、親友……?」


P「もうちょっとだけだ。すぐ終わる」

輝子「が、がんばれー……」

P「応援されたら頑張るしかないなー」

輝子「無理しないように……」

P「やさしい……」

輝子「シイタケ君も、応援してるぞ……ガンバレー!……フヒ」

P「シイタケ君に応援されたら鍋にしたくなっちゃうなー」

輝子「何ィィーーーー!!? と、トモダチのシイタケ君に切れ目を入れ、熱々の出汁で煮るつもりかァァーーー!?」

P「うん」

輝子「いい、チョイス……さすが親友……」






[ 2016/11/09 02:55 ] モバマスSS | TB(0) | CM(0)

星輝子「しょーこ・おぶ・ざ・でっど」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1475902944/

1 : ◆nIlbTpWdJI 2016/10/08(土) 14:02:24.54 ID:MakS+VUTo

幸子『キノコ狩りに行ってきたんですか?』

輝子「あ、ああ、……今回はすごいぞ……! 私も実際に見るのが初めてな貴重なキノコが採れた……! 新しいトモダチだ……フヒヒ……」

幸子『そ、そうですか……まぁ輝子さんが満足ならいいんですけど……明日には日本に着くのでそのときに見せてくださいね!』

輝子「おお……! 幸子ちゃんもキノコに興味を持ってくれるのか……! さすがトモダチだ……し、しかし……また、海外か……こ、今回は、何の撮影……?」

幸子『フフーンよくぞ聞いてくれました! テキサスで【カワイイボクとチェーンソーの達人】という企画で』

響子「輝子ちゃーん、ごはん出来たよー!」

輝子「あ、はい、今行きますよー……それじゃ幸子ちゃん、ま、また明日……」

幸子『あっ、ちょ、輝子さ』ピッ

フヒー、キョウノゴハンハ…… 

キノコナベダヨー!

ノォォォォォーーーーーッッッ!

……






輿水幸子「カワイイボクとショッピング!」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1475082929/

1 : ◆nIlbTpWdJI 2016/09/29(木) 02:15:29.79 ID:9ShUdgkto

幸子「……遅いです!せっかくのショッピングなのにこのボクを待たせるだなんて!」

P「おーい幸子―」

幸子「あ!Pさんこっちです!」

P「おーすまんすまん。遅れっちゃったよ」

幸子「んもー!女の子を待たせる時点で言語道断だというのに!なってませんよ!」

P「いやね?出かける直前に食べたチーズトーストが美味しくて」

幸子「何をのんびり食事を楽しんでるんですか!」

P「まあまあ。そんなに食べたかったのか……今度作ってやろう」

幸子「そうじゃありません!」

P「というか待ち合わせ時間ぴったりじゃないか。セーフってことに……」

幸子「なりませんよ!」

P「ははは。カワイイやつめ」

幸子「ハッ……大切なことを忘れていました!そうです!このボクが!カワイイということ!……あれ?Pさん?」

P「はやくいこーよー」スタスタ

幸子「あっ!待って!待ってくださいってばー!」






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