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モバP「説明しよう!Fruity Girlsとは桃華・ありす・梨沙の3人から成るユニットである」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1468742759/

1 : ◆kXGFzRinFumi 2016/07/17(日) 17:05:59.62 ID:ze8ykRsJ0

急に応接室に呼ばれたと思えば、プロデューサーから謎の説明を受けました。
意味が分かりません。

モバP「…というわけなんだけど」

橘ありす「というわけなんだけど。では、ありません。もっと論理的に説明してください」


すかさず私はそう返しました。

櫻井桃華「橘さんのおっしゃる通りですわ。プロデューサーちゃま、もう少し詳しくお願い致しますわ」


桃華さんも私に続けるようにそう言います。

P「あ、ああ。桃華もありすも梨沙も名前に果物が入ってるだろ?」

返ってきたのそんな返事でした。

的場梨沙「あー、確かにね。アンタにしてはいい目の付け所じゃない」


両腕を腰に当てて傍観していた梨沙さんがようやく事態を呑み込んだようで口を開きます。

P「お褒めにあずかり光栄だ。それで、ある企業から新商品のPRにうちのアイドルを使わせてほしいってオファーがあったわけ」

桃華「なるほど。その新商品が果物に関係のあるもの、というわけですわね」

P「その通り」

梨沙「じゃあ最初からそう言いなさいよ」

P「それは…その、返す言葉もない」

あの、プロデューサー。大人なんですからもう少し威厳をですね。





渋谷凛「七夕の話」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467817999/

1 : ◆kXGFzRinFumi 2016/07/07(木) 00:13:19.93 ID:LTh7JzyF0

今日は織姫と彦星が年に一度だけ会うことが許される日。

そして、自分勝手な願い事を紙切れに書き散らして笹に括り付ける日。

別にそれが悪いことだとは思わないけどさ。

だって、誰でも自分の力じゃどうにもならないことはたくさんあるし。

だから神頼みって選択も時には必要なんだと思う。

でも、なんでもかんでも神様にお願いするのはちょっとずるくないかなぁ、って。

そういう経験が自分にもあるから、嫌なんだ。

自分の積み上げてきたものの結果を運とか巡り合わせとかそういうもののせいにするのは。





[ 2016/07/07 06:55 ] モバマスSS | TB(0) | CM(0)

大槻唯「ねーねー、プロデューサーちゃん」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467037220/

1 : ◆kXGFzRinFumi 2016/06/27(月) 23:20:20.57 ID:AEkHJu7v0

事務所にゆいとプロデューサーちゃんは二人っきり。

ゆいはもう上がってもいいんだけど、あの人が日報とか色々やんなきゃいけないらしーから待ってるってワケ♪

ゆいってば健気ー?

でも、プロデューサーちゃんはそんなゆいには目もくれずパソコンとばっかり仲良しってさー。

ちょっとヒドくないかなぁ。

あ!そうだ、構ってくれないプロデューサーちゃんにはイタズラしちゃお☆





[ 2016/07/05 08:55 ] モバマスSS | TB(0) | CM(0)

神谷奈緒「不退の約束」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467481817/

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/03(日) 02:50:18.28 ID:/E4WT7OF0

「奈緒は、さ。ちょっと優し過ぎるんだよ」

いつだったかプロデューサーさんに言われたコトバ。

そのときは「ふーん」って感じで聞き流したけど、きっとアレはアタシのためなんだよな。

アタシのために精一杯言葉を選んで言ってくれたんだと思う。





渋谷凛「10センチを埋める雨」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467132720/

1 : ◆kXGFzRinFumi 2016/06/29(水) 01:52:00.84 ID:MjJrsZex0

現在、私とプロデューサーは喫茶店で雨宿り中。

プロデューサーはコーヒーを、私はクリームソーダをそれぞれ頼んで雨が止むのを待っていた。

......かれこれ1時間くらい。

「止みそうもないなぁ」

痺れを切らしたのか、腕を組んで外を眺めていたプロデューサーがぽつりと呟く。

「そうだね」

既に空っぽになったグラスから目を離し、私はそう返す。

「悪いけど、少しここで待っててくれよ。傘、買ってくるから」

そう言ってプロデューサーは席を立つ。

「なんか、ごめんね。私のワガママでこんなことになっちゃって」

「気にするなって。まぁ待っててくれ」

プロデューサーは私の肩をぽんっと叩くとそのまま店の外へ。

ざーざー降る雨の中スーツで全力疾走している姿がすごく気の毒に思えてしまって、私は「はぁ」と溜息をついた。





[ 2016/06/29 08:55 ] モバマスSS | TB(0) | CM(0)

モバP「凛が反抗期になったらしい」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1464369430/

1 : ◆kXGFzRinFumi 2016/05/28(土) 02:17:10.78 ID:4KYo/ItE0

渋谷凛「私、今日から反抗期だから」


モバP「反抗期?急にどうしたんだ?」

渋谷凛「反抗期だから、教えてあげない」

P「そうか」

凛「理由、気にならないの?」

P「ああ、まぁ別に」

凛「そっか...」





[ 2016/05/28 18:55 ] モバマスSS | TB(0) | CM(0)

渋谷凛「ハナコの散歩に付き合ってよ」モバP「いいよ」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463321473/

1 : ◆kXGFzRinFumi 2016/05/15(日) 23:11:13.97 ID:2l/nmEEG0

あるよく晴れた日。

俺は仕事を終えた凛を自宅へと送り届けた。

そうして「それじゃあまた明日」と別れようとしたところに、

凛が愛犬との散歩に同行してほしいと言ったので

俺は二つ返事で了承した。

彼女は俺の返事を聞くとくるりと振り返り愛犬に声を投げる。

「やっちゃえハナコ!」

彼女の声に応じてハナコと呼ばれたヨークシャテリアは発光を始める。

その輝きがピークに達し、次第に収束していった後に“それ”は顕現した。

黒い体毛に覆われ筋骨隆々。

四足で大地を捉えたナックルウォーキングと呼ばれる歩行方法。

・・・・・・間違いない。コイツはゴリラだ。





[ 2016/05/16 08:55 ] モバマスSS | TB(0) | CM(0)

渋谷凛「学校?今日は休みだよ」鷺沢文香「そうですか」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462721701/

1 : ◆kXGFzRinFumi 2016/05/09(月) 00:35:02.01 ID:50ZA1Re00
前々作
渋谷凛「ハナコに名古屋弁のババアの人格が生まれた」
スレ内で凛×文香の濃厚な絡みを書けと言われたので。


2 : ◆kXGFzRinFumi 2016/05/09(月) 00:36:57.34 ID:50ZA1Re00

プロローグ

「今日は学校はよろしいのですか?」

私が平日にお仕事を入れると文香は決まってこう聞くんだ。

「学校?今日は休みだよ」

だから私も決まってこう返す。

自慢できることじゃないけど私だって進級に必要な単位数や出席数は分かってるし

それを計算した上で休んでるんだから口出ししなくてもいいのに、と思う。

文香が私のこと心配して言ってくれてるのは分かってるから、なおさら...ね。




【モバマスSS】「はんぶんおとな。はんぶんこども」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462302421/

1 : ◆kXGFzRinFumi 2016/05/04(水) 04:07:02.25 ID:Ga39tkM/0

先に断っておくと、この話は輝く靴を手に入れた彼女の話ではない。

もちろんその彼女と共に歩んだ男の話でもない。

そうだなぁ、何かに例えるならば花の話だ。

まだ芽吹いたばかりのとある花の話。





[ 2016/05/05 20:55 ] モバマスSS | TB(0) | CM(0)

渋谷凛「ハナコに名古屋弁のババアの人格が生まれた」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461352954/

1 : ◆kXGFzRinFumi 2016/04/23(土) 04:22:34.69 ID:KHkx5YRL0

ある日の朝方、私はプロデューサーに電話をかけた。

1コール目。

2コール目。

やっぱりまだ寝てるよね。あとでかけなおそう、そう思った直後にプロデューサーが電話に出た。

P『おはよう、凛。どうしたんだ?こんな朝早くに』

プロデューサーはふわああという大きな欠伸と寝起きの低い声のあとそう言った。

凛『おはよう、プロデューサー。朝早くにごめん。どうしても相談したいことがあって』


P『ああ、構わないよ』

凛『今から話すことは嘘じゃないからね。絶対に笑わないでよ?』

P『分かってるよ。もちろん誰にも言わない』

凛『うん。ありがとう』

P『それで、何があったんだ』

凛『.....ハナコに名古屋弁のババアの人格が生まれた』

P『は?』

そりゃあそうだ、誰だってこんな反応になる。





[ 2016/04/23 14:55 ] モバマスSS | TB(0) | CM(1)
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