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乃々「せっかくのオフの日なのに、外に逃げる羽目になったんですけど…」

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2 :◆h.JLimX5Dc 2016/12/01(木) 21:25:24.50 ID:FCicwrjio
今日はもりくぼが美城プロダクションに所属することになってしまってから少し経って、嫌々ながらも少しずつお仕事にも馴れてきたかな?と思えてきた頃に出来た久しぶりのオフの日です。
のんびりとした一日を過ごせるかな、なんて考えながら、手持ち無沙汰にテレビを無意味にザッピングしていると、ちょうど今日はおうちにもりくぼをアイドルの道にねじ込んだおぢさんが来る日だよ、とお母さんに聞かされました。
あのおぢさんが来たら、アイドル活動について根掘り葉掘り聞かれ続けることが予想できた私は急遽、おうちから逃げ出すことにしたんですけど…

乃々「あぅ…もりくぼ、今日は久しぶりにゆっくりと積んでる漫画を消化したかったんですけど…いぢめですか……」

おぢさんはなにかともりくぼに構ってくるのでたまったものではありません。
お母さんは気に入られてるのねぇなんて笑っていますが、私を気に入っているなら意を汲んでそっとしておいて欲しいんですけど…
急いで出てきてしまったので持ち物もスマホと中身も確認しないで持ってきたポシェットだけですし、もりくぼはこれからどうしたものでしょうか……?
当てもないまましばらくふらふらと歩いていると、いつの間にか事務所へ向かうのに利用している駅の前にいました。
他にいく宛もない私はいつもの流れにのせらるように改札を通り、階段を下りて進行方向からUターンした側にある人気の無いベンチの端にちょこんと座りました。

……ちょこんなんて可愛い擬態語がもりくぼに似合うとは思ってませんけど…

乃々「とはいえもりくぼ、このまま寮に帰っても手持ち無沙汰なんですけど…」

とごちてみていると、そのタイミングに合わせたかのように反対側に電車が来ました。
いつもは反対のホームに来た電車なんて思うところは無いんですけど、今日はなぜか反対に向かっていく電車から頭から離れていきません。
そしてふと前にネットか何かで読んだ記事を思い出していました。
細かい内容まではうろ覚えですが、会社が嫌になったらいつもとは逆に向かう電車に乗って海だか山だかへうんぬんかんぬん、という。
読んだときは社会人は大変なんですね…としか思いませんでしたが、曲がりなりにもアイドルをやってる今思い返してみると、なかなか恐ろしいことをすすめている記事です。
とはいえ、今のもりくぼにはこのままなんとなく寮や事務所に行ってなんとなくいつもの机の下に潜り込み、いるか確認もしていませんが輝子さんやまゆさんの隣でのんびり時間でも潰せたら……なんていうふわふわと組み立てていただけの予定しかなかったので、あえて反対向きの電車に乗ってみる時間的な余裕ならありました。
知らない土地に一人で赴いて、なんて普段のもりくぼなら考えもしないことですけど、どうせもともとどこに行く予定でもなかったですし……

乃々「なんて思ってるうちにすっかり知らないところまで来ちゃってるんですけど…」




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