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池袋晶葉「誕生日デート」

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1 : ◆foQczOBlAI 2020/06/10(水) 23:52:43.19 ID:T17vK0t10

ピピピ……ピピピ……。

極めて電子的なアラームで目が覚める。いや、目は覚めているが意識は完全に覚醒はしていない。

いつもより朝が早いのもある。今日はPと出かける予定があるからな。

それ以上に昨晩の発明が捗りすぎてしまった事が原因かもしれない。きりのいいところまで進めてたらいい時間になっていた。

あー、眠いぞ。もう少しだけ寝ていたって変わらないだろ。少しばかりの二度寝を決めたときだった。


「うひゃあ!」


顔に目掛けて水が飛んできた。驚いてそちらの方向に目を向けると水鉄砲を構えたロボが一体。二度寝防止用ロボ『眠らせない君3号』だった。

誰だ、こんなロボを作ったのは! ……私だった。どうしてこんなものを……。いや、二度寝防止に対しては確かな効力を発揮しているけどな。


「うひゃあ!!」


考え込んでいると二射目が飛んできた。しかし、素晴らしい命中精度だな。さすが私だ。

起きる、起きればいいのだろ。三射目を今か今かと待ち構えている眠らせない君3号の電源を切りベッドから降りる。





[ 2020/06/11 11:55 ] モバマスSS | TB(0) | CM(0)

雷属性の池袋晶葉

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1 : ◆foQczOBlAI 2020/05/14(木) 23:44:53.02 ID:g6AUxLRB0
あぁ、あっちいな。まだ五月だぞ。このまま夏に突入したら今年こそは脳が茹って死んでしまうかもしれない。

戻ったらまずパピコ食べよう、まだストックは十分にあったはず。贅沢に二本食いだ。

炎天下の中では動くのもだるくなるが、その先にある極楽を目指して歩を進める。


「ただ今戻りましたー」


事務所の扉を開いた俺は信じられない光景を見た。

あ、晶葉が激怒してる。あれ絶対激怒してるって。だって髪の毛が逆立ってるじゃん、怒髪天を衝くをそのまま表してるよ。

天に伸びるトレードマークのツインテールが角に見えてきた。鬼がいるぞ、この事務所の鬼はちっひだけで十分だってのに。

なにだ、何が原因なんだ。暑さであまり回らない頭でよく考えろ。

あれも違うだろ……、これも違うだろ……。ま、まさかこの前のロケでやったことがばれたか……。

いや、あれは晶葉のためを思ってやったことなんだよ。俺の親心のようなものだ。




[ 2020/05/15 06:55 ] モバマスSS | TB(0) | CM(0)

三峰結華が初めて煙草を吸った話

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1 : ◆foQczOBlAI 2020/01/19(日) 22:27:16.28 ID:BRDggD7b0

煙草はチェのレッドが一番旨い。彼がいつも言っていた。

事務所に一番近いコンビニ、ではなく少しだけ離れたコンビニに来た。今はそれが都合がよかった。それに、ここのコンビニ来たのには理由がある。

ジッポーは便利だしかっこいいけど肝心なときにオイル切れるし、メンテナンスが面倒くさいから使い捨てライターを使う。ターボライターじゃないと冬場は火がつけにくいけど少し高いとここで愚痴ってもいたのを覚えている。

だけどもなんだかんだジッポー使って、しばらくしたらまた使い捨てライターに戻っていた。


「いらっしゃいやせー」

「280番をください」

「年齢確認を押してくださいー」


レジのバイトがやる気無さそうに、それでいて手慣れた様子で目当てのものを持ってくる。





池袋晶葉と一緒なら

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1 : ◆foQczOBlAI 2019/06/10(月) 23:20:00.52 ID:H019NCNX0

「P、私は死ぬ前に海が見に行きたい」


事務所に来た俺の担当アイドル、池袋晶葉の開口一発目の言葉だった。

……またなにかに影響されたな。もう、ほんとこの子は影響されやすいんだから。

とりあえずデコピンを一発入れておく。


「いてっ、なにをするんだ!」

「アイドルが死ぬなんて言うんじゃない」

「アイドルじゃなかったらいいのか?」

「いや、死ぬなんて軽々しく口に出すなが正しいな。それで、何を見たんだ?」

「ふふふ、わかってしまったか。知ってるか、P。天国ではみんな、海の話をするんだぜ」







[ 2019/06/11 06:55 ] モバマスSS | TB(0) | CM(0)

池袋晶葉「天才と博識」

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1 : ◆foQczOBlAI 2019/04/30(火) 23:39:21.56 ID:E1TQkRPL0

アイドルになり始めたときの私と今の私を比べてみると、それはそれは枕に顔をうずめたくなるものであった。

というのも自分への自信のなさからロボに頼り切ってしまっていたと感じる。

昔は自分よりロボを優先していて、ロボをステージのメインと捉えている節もあった。

アイドルは自分の才能を誇示するための手段の一つだとさえ考えていた。

でも今は違うだろう。

ターニングポイントを挙げるとするのならPに出会えたことと、もう一人彼女に出会えたことかな。


「なんか感謝の気持ちを込めたロボでも作るかな」


優しく微笑みながら私を支えてくれた、誰よりも頼れる彼女。





古澤頼子「眠れない夜に」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1554043533/

1 : ◆foQczOBlAI 2019/03/31(日) 23:45:33.53 ID:wwyKhzBr0
眠れない。

その日はなぜか眠ることが出来なかった。

積み重なった小さな悩み、それが不安となって私の睡眠を妨害する。

布団を頭までかぶって瞼を閉じると不安はビジョンとなって浮かぶ。

確かにアイドルという一般的な女子高生とはかけ離れた生活をしているかもしれない。

しかし私だってまだ17歳の女の子なんです。こんな気分にだってなる日だってある。

原因はなんてことはない、今はどこもかしこも卒業シーズンなので自分もそのことについて考えてしまった。

ただ私の場合は学校についてではない、アイドルからの卒業についてだ。

学校と同じようにアイドルも卒業しなければいけない日は必ず来る。

そのとき私は上手く笑えるのだろうか、答えなど出るはずもない問題に頭を悩ませていた。





三峰結華「こがたんと二人きりのお誕生日会」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1552571189/

1 : ◆foQczOBlAI 2019/03/14(木) 22:46:29.94 ID:cQ0XYiOG0
昨日はこがたんの誕生日、アンティーカのみんなでこがたんを祝った。

今日はこがたんと三峰の二人きりの誕生日会、二十歳になったからお酒とか買って飲もうって会!


「結華ー、お酒いっぱいあるけど、どれにしたらいいと?」

「ちょっとこがたん、お酒買えるようになったからってはしゃぎすぎだよ」

「だってお酒初体験たい、どれもこれも魅力的に見えるけん」


少し発言に食い違いがある気がする。えっ、こがたん。本当にお酒初めてなの?

三峰の家では大学生になるからお酒を覚えとけって兄さんに飲まされたし、実際大学での飲み会もいくつかあった。

このピュアなこがたんが普通なのか、三峰が汚れきってしまっているのか……。




【モバマス】晶葉と頼子と、時々、りあむ

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1551362138/

1 : ◆foQczOBlAI 2019/02/28(木) 22:55:38.65 ID:xvL9+FVe0

晶葉「最近めっきり暖かくなったな」

頼子「日も長くなっているのを感じるね……」

晶葉「……平和だな」

頼子「……平和だね」

晶葉「いや、平和なのはいいことだ。だが少し刺激が足りないのではないだろうか?」

頼子「変なロボ作らないでね……」

晶葉「信用ないな」

頼子「違うよ……、晶葉ちゃんならなんかするなって信用しているんだよ……」

晶葉「それはひどくないか?!」

頼子「晶葉ちゃんの考えてることなら大体わかるからね……」

晶葉「嬉しいような、そうでもないような」





古澤頼子「彼女が白衣を脱いだなら」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1548944413/

1 : ◆foQczOBlAI 2019/01/31(木) 23:20:14.28 ID:hqZCAdX10

頼子(天才ロボ少女、池袋晶葉。私の同僚であり、大切な友達です)

頼子(トレードマークは知的な眼鏡、大きなリボンとツインテール、そして白衣)

頼子「晶葉ちゃん……、どうして白衣を着ていないの……?」

晶葉「これか?今の私は天才じゃないからな」

頼子「晶葉ちゃんが天才じゃない……、体調悪いの……?まさか、インフルエンザ……!」

晶葉「別に高熱で変なことを言っているわけじゃないぞ」

頼子「じゃあ……、どうして……?」

晶葉「それはだな……」




[シャニマス]三峰結華「アンティーカのみんなとお誕生日会」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1547650521/

1 : ◆foQczOBlAI 2019/01/16(水) 23:55:21.62 ID:9gFlr2370
「結華のお誕生日会を開くばい」


きっかけはこがたんの一言だった。

なんだかんだで仲のいい私達「アンティーカ」は何の異議もなく集まる流れとなった。

いやー、ありがたいねぇ。嬉しいけど恥ずかしいというのが本音だった。

三峰の性格上主役となるのはそれなりに珍しいのである。どちらかというとのらりくらりとしていたいからねぇ。

しかし、こがたんはやる気満々だしあのめんどくさがり屋のまみみんまで乗り気だったのだ。素直によろこんでおくべきだろう。

それはそうとして、「三峰は大丈夫だよ」という気持ちを会話の端々にそれはかとなく折混ぜてみたけど効果はなかった。

逆に、目ざといさくやんに「ならばはっきり言おう。祝わせてくれ」なんて言われてしまった。ここまで言われたら逃げるわけにはいかないじゃん。

会場はこがたんの部屋でやることになった。「手料理準備してして待ってるけんね」と眩しい笑顔で言われた。これは楽しみだ。




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