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依田芳乃『失せ物は其方と』

1 : ◆cgcCmk1QIM 22/10/31(月) 08:48:06 ID:Sk8c
 ある秋の日。依田芳乃とプロデューサーの曲がりくねった旅の発端は、ほんの些細な出来事を装って現れた。

 いつものように事務所でお煎餅を食べていた依田芳乃が、不意にキョトンとした顔で手を止めたのである。

「どうしたんだ、芳乃」

「どうやら失せ物を探さねばななぬようですー」

 聞いてみたら神妙な顔をしてそう返され、プロデューサーは驚いた。彼が知る限り、依田芳乃はアイドルになって以来余程の事がない限り自分から物探しを始めることはない。彼女は常に誰かに請われて初めて失せ物探しを始めるのだ。




[ 2022/10/31 18:45 ] モバマスSS | TB(0) | CM(0)

【モバマス】池袋晶葉「10年後カメラ」

1 : ◆cgcCmk1QIM 22/10/08(土) 18:07:52 ID:QULF

松尾千鶴「10年後カメラ?」

池袋晶葉「そう。これこそが私の新たな発明、10年後カメラだ!!」

ライラさん「おー?」

千鶴「私の目には正直、ただの古いごついカメラとしか見えないんだけど……」

ライラ「一眼レフ、というのでございますですねー」

千鶴「コニ……コニカって書いてあるね」

晶葉「ウサミンちに風呂釜を修理しに行った時に、このカッコイイカメラを見つけてな。壊れているって言うから貰って来たんだ」

千鶴「なんか古いものいっぱい持ってるよね、あの人」

ライラ「昔の事もいっぱい知っていますです、はい」




岡崎泰葉「ラジオ体操第一」

1 : ◆cgcCmk1QIM 22/08/08(月) 16:21:11 ID:Kx9i
 夏休みが始まり、斉藤洋子の発案で女子寮で暮らすアイドル向けにラジオ体操を始めることになった。

 女子寮前の駐車場で朝食前にラジオをかけて、任意参加でラジオ体操第1第2をやるのである。

 アイドルといえば忙しい身、夏はビールがおいしいのよねと深酒して朝寝を決め込む悪い大人もいる。乗り気でないものも多い中、ひとり岡崎泰葉は大変に乗り気であった。

「カードくれるんですよね? スタンプ押してくれるんですよね? 本当に?」

 開始前からそわそわと、スタンプカードを待ちきれない有様である。




【モバマス】ほたる「ウサミンと」 菜々「スマイル!!」

1 : ◆cgcCmk1QIM 22/05/15(日) 16:49:38 ID:x0Qw

~ある雨の日~
ザアアアアアアアアア……

安部菜々「わあああああ」

白菊ほたる「わあああああ」

菜々「わあん突然こんな降ってくるなんてえ」

ほたる「痛い!雨粒が痛いです!!」

菜々「ほたるちゃんダッシュです! もうすぐナナのアパ……じゃなくてウサミ……ええいもうアパートに着きますからね!!」

ほたる「はい! (ビューン)」

菜々「わああ十代の瞬発力についていけなーい!」

ほたる「何言ってるんですか、安部さんだって十代じゃないですか(快速)」

菜々「ひい、ひい、まあそれはそういうことになってるんですけどぉ……あ、ほらほらあれです。あの建物がウサミン星!!」

ほたる「あの築40年ぐらい経ってそうな二階建てアパートですね!?」

菜々「その通りだけどもうちょっとオブラートに包んでください。二階の角です(階段登り中)」




白菊ほたる「茄子大神はなんの神」

1 : ◆cgcCmk1QIM 22/01/21(金)14:56:47 ID:sFaA
○年の瀬/東京・某芸能事務所

P「……というわけでこれが新春に向けた茄子の新衣装[ひかり・満ちるとき]だァーッ!!」

鷹富士茄子「じゃーん(衣装着てくるり)」

白菊ほたる「わあ、わああ……(ぴょんぴょん)」

茄子「ふふふほたるちゃん落ち着いて、落ちついて」

ほたる「だって、すごい衣装です。すごいきれい、すごいすてき……」

茄子「もー。大げさですよ♪」

P「いやいやほたるは決して大げさじゃない。似合ってるぞ茄子」

茄子「ふふ、ありがとうございます」




【モバマス】白菊ほたる「メリーに行こうよ」

1 : ◆cgcCmk1QIM 21/12/03(金)20:52:09 ID:pIJS
○12月上旬・某芸能プロダクション

P「えー、そういうわけで今年のプロダクション10周年記念クリスマスライブでサンタやってくれる子を募集する」

岡崎泰葉「サンタ?」

P「そうサンタ。ライブ前にサンタコスを着て、会場の入り口でプレゼント配ってもらう」

泰葉「ということはサンタの子たちはライブ前に着替えとメイクやり直さないといけないわけですよね。そういうのこの時期に言い出すのってどうなんですか」

P「仰ることはもっともなんだが、社長が突然ティンと来たもんだからさ」

泰葉「うわあ」

松尾千鶴「社長さん、時々ティンと来ちゃうんだよね」

白菊ほたる「ティンと来たなら仕方ないですね」

関裕美「唐突だけど、絶対当たるんだもんなあ」




【モバマス】白菊ほたるスーパートップアイドル伝説

1 : ◆cgcCmk1QIM 21/09/11(土)13:10:14 ID:xUMh

P「いやあほたる君。ウチの事務所によくきてくれたねえ待ってたよぉ」

ほたる「あ、ありがとうございます」

P「ウチの事務所は見ての通り出来たばかりだけど、ちひろさんはがめついし僕ぁこれでも敏腕Pで通ってるんだ」

ほたる「はい」

P「だから君には大船に乗ったつもりでね! うちの事務所のアイドル第一号として全力を尽くして欲しい!!」

ほたる「……」

P「どしたの黙っちゃって」

ほたる「その、隠しておくのは、フェアじゃないと思うので」

P「うん?」




【モバマス】ロボかた。

1 : ◆cgcCmk1QIM 21/08/14(土)16:21:38 ID:qOiN
 プロダクションの受付にコンパニオンAIを導入することになり、岡崎泰葉が声と外見データを提供することになった。
 幅広い年代に馴染みがある親しみやすい存在感と尖ったところのない普遍的にかわいらしい外見、演技経験の豊富さからの判断だ。
 身体や声のデータをサンプリングしつつ、対話形式でAIに対人対応を教育するのも泰葉の仕事だ。
 自分と同じ顔のAIに演技を指導するのは妙な気分だが、乾いた土が水を吸うように伸びる相手を指導するのは楽しいことだ。
 自然指導にも熱が入り、AIはその完成度をぐんぐんとあげていく。
 実際、AIの教育は上手く行っていると思われていた。
 だが、しかし。




[ 2021/08/15 09:25 ] モバマスSS | TB(0) | CM(1)

【モバマス】フレデリカ「台本を」泰葉「ぶっとばせ!」りあむ「!?」

1 : ◆cgcCmk1QIM 21/06/28(月)17:57:50 ID:r0Oh
スタッフ「では、お2人の控え室はこちらになります」

宮本フレデリカ「ワオ! 結構ひろーい!!」

岡崎泰葉「本当。これ、普段大御所さんが入る部屋じゃないですか?」

スタッフ「こちらの手違いで、かなりお待たせすることになってしまいますし、せめてものお詫びということで、ひとつ」

泰葉「夢見さんは別コーナーの撮影で1時間後の到着でしたっけ」

フレデリカ「シンウチは遅れて来るって奴だね!」

泰葉「言葉としては解るんですが、それ真打ちで合ってましたっけ」

フレデリカ「ううん、知らない!」

泰葉「そうだろうと思いました」




【モバマス】黒猫ほたる顛末記

1 : ◆cgcCmk1QIM 21/06/17(木)16:56:53 ID:uHFJ
「大変だよ、みんな大変だよ!!」

 関裕美が血相変えて千鶴と泰葉のもとに飛び込んでくる。

 どうしたのと首を傾げるふたりに、裕美は驚きの事態を告げる。

「ほたるちゃんに、猫耳が生えたんだよ!!」

 いやそんな馬鹿なと取り合わない千鶴と泰葉の眼前に、すぐさま証拠が付きつきられた。

 すなわちネコミミぷるぷる震わせて不安そうな顔したほたるが、裕美の後ろからぴょこんと顔を覗かせたのである。




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