ヘッドライン

高森藍子「あいこでしょ」

1 : ◆cgcCmk1QIM 平成31年 04/12(金)18:37:46 ID:F25
 じゃんけんぽん、あいこでしょ。

 私、あいこは嫌いじゃありません。

 お互いに相手がどんな手を出すか考えて、何を出せばいいか考えて。

 それで出した答えが同じって、なんだか素敵じゃないですか?

 差し入れのケーキを選ぶ順番をかけて、じゃんけんぽん。

 あいこが3回続いたとき、私はそんなことを言いました。

 未央ちゃんは『へえ、ちょっと面白いね』と笑いました。

 プロデューサーさんは『優しい藍子らしいかもしれないな』と微笑みました。

 プロデューサーさんの言葉を聴いて、私はあいまいに笑いました。

 たぶん、プロデューサーさんは、私の思っていることを少し勘違いなさっているのです。

 じゃんけんぽん、あいこでしょ。

 勝負はなかなかつきません。

「じゃあ、3つのケーキを3等分して食べませんか? 沢山の味が楽しめて、みんな楽しいと思います」

 なるほどそれもいいか、と2人がわらいました。

 こういうあいこも、好きは好き。

 誰かが勝つより楽しくなるあいこなら、それは素敵じゃないですか?

 でも――




【モバマス】ほたる・デラックス

1 : ◆cgcCmk1QIM 平成31年 04/11(木)01:02:19 ID:td4
白菊ほたる「ぐすっ……ごめんなさい……ごめんなさい……!!」

プロデューサー「泣くんじゃない、ほたる。多分お前が悪いんじゃないということは、よく解っているから」

ほたる「でも……!」

愛海「そうそう。あたしたちは大丈夫だからね? だから、何故こんなことになったのか、落ち着いてはじめから説明してくれる?」

ほたる「ぐすっ……は、はい!」

P「ほたるはいい子だなあ。今すぐ頭を撫でて上げられないのが残念だ」

ほたる(////)

棟方愛海「照れた顔もかわいいよねえ」

P「ほんとになあ」

ほたる「と、とにかくですね」

P「うん」




夢見りあむ「タレのレシピは酢1、ラー油2、醤油7」

1 : ◆cgcCmk1QIM 2019/03/29(金)22:59:47 ID:C4G

○19時/某芸能事務所レッスンスタジオ

マストレ「よし、今日のレッスンはここまで。今日のステップは今度のレッスンまでに各自練習しておくこと――以上、解散」

辻野あかり(以下あかりんご)「ありがとうございました!」

砂塚あきら「ありがとう、ございました」

あかりんご「……はー、今日もレッスンきつかったねえ」

あきら「でも、だいぶ頑張れるようになったんじゃないかな。レッスンした後、こうやってお喋りできてるし」

あかりんご「あー、言われて見れば。前は余裕なかったよねえ」

あきら「あかりチャン、レッスンの後生まれたての小鹿みたいだったもんね」

あかりんご「あきらちゃんだっていつもレッスン終わったら浜辺に打ち上げられたお魚さんみたいだったよ」

あきら「……へへー」

あかりんご「あはっ。これからも一緒に頑張るんご!(着替え着替え)」

あきら「頑張るけど、レッスン終わりがもうちょっとだけ早いといいのになあ……おなかすいた(着替え着替え)」

あかりんご「あー、それは言える。ウチ晩御飯の時間早かったんご」

あきら「その語尾どうかと思うんだけどなあ――寮まで戻ったら晩御飯タダだけど、どうする? あかりちゃんは寮まで持ちそう?」

あかりんご「うーん、ちょっと無理っぽい……あれ」

<らいーん、らいーん>

あかりんご「あきらちゃん、なんかスマホ鳴ってる」

あきら「あれっ本当だ。えーと、夢見サンから?(ぽちぽち)」

夢見りあむ:<助けて>




【モバマス】あの歌が聞こえる

1 : ◆cgcCmk1QIM 2019/02/17(日)22:36:12 ID:rBb
デレステのストーリーコミュ55話を前提にしたお話です。

2 : ◆cgcCmk1QIM 2019/02/17(日)22:37:12 ID:rBb

○白菊ほたる「あの歌を歌う」

 アイドルを目指して鳥取から出てきて、どれぐらいになるでしょう。

 アイドルを目指す夢はまだ果たせないままだけど、東京での暮らしが長くなるうちに、私――白菊ほたるの生活には、いくつもの習慣ができました。

 夜明け前の、人があまり居ない時間にランニングをすること。

 学校帰り、川沿いの高架下で発生練習をすること。

 少し無理して買った姿見の前で、笑顔を作る練習をすること。

 ――そして辛いとき、公園に行くこと。

 その公園は、私がお世話になっている下宿の最寄り駅近くにあります。

 少しの遊具と緑、そしてベンチがあるだけの、何の変哲もない公園。

 鳥取を思い出す山茶花の影に隠れた、誰も座らないベンチが私の指定席。

 つらい気持ちがあふれそうになって、私は今日もこのベンチに腰掛けて、じっと目を閉じるのです。

 アイドルになるのに苦労があることも、自分の不幸も、覚悟していたことでした。

 ――だけど。




【モバマス】ほたる「みんなが私の口にお菓子を投げ込んできます」

1 : ◆cgcCmk1QIM 2019/02/03(日)14:45:09 ID:E5N
●某日夕方/お仕事からの帰り道

白菊ほたる(トボトボ)

ほたる(はあ……またお仕事上手く行かなかったな……)

ほたる(皆を不幸にしないように気をつけていたつもりだったけど、まさか審査員さんが爆発するなんて思いもしなかった)

ほたる(今の事務所に拾ってもらって、念願のアイドルにもなれたけど、なんだかこのごろ、私の不幸はひどくなる一方の気がする)

ほたる(こんなので、アイドルなんてやっていけるのかな)

ほたる(どんどん不幸がひどくなって行ったら、いつか事務所や、やっとできたお友達に迷惑かけちゃうんじゃないかな)

ほたる(私、ここで続けていていいのかな)

ほたる「はあ……」

???「ほーっ!」つ ≡≡≡≡≡≡≡≡○




白菊ほたる「あなたが」高森藍子「この世界から」

1 : ◆cgcCmk1QIM 2019/01/08(火)21:01:21 ID:Wm8
「――あら、ほたるちゃん。私、56分後にこの世界から消えてしまうんですって」

 藍子さんが不意にそんなことを呟いたのはフェリーの船室、夜明け前のころでした。

 私と藍子さん、二人での地方ロケからの帰路の手段として、Pさんはカーフェリーを選択したのです。

 Pさん自身は3等船室、私たちは二人部屋。

 悪いとは思ったのだけど滅多に無い船の旅に二人ではしゃいでしまって、沢山お喋りして。

 そしてぐっすり寝て起きて――まだ、夜明け前。

 眠った時間が同じだからか、起きる時間も同じでした。

 船はまだ入港前、Pさんはまだ眠っているでしょう。

 船の施設も自販機ぐらいしか動いていないはずです。

 時間をもてあまして二人で身支度したり、他愛の無い話をしたり――
 
 藍子さんの呟きは、そんなときに出てきたものでした。




【モバマス】ほたると菜々のふたりぐらし・ふゆ


1 : ◆cgcCmk1QIM 2019/01/01(火)10:25:37 ID:vws

・Twitterに投稿したデレステSSを修正、まとめたものです
・事務所が潰れて路頭に迷ったほたると地下アイドル時代の菜々さんが同居しています
・白菊ほたる、安部菜々のコミュ1以前の話として書いています

2 : ◆cgcCmk1QIM 2019/01/01(火)10:26:03 ID:vws


【ちゃるめら】

(某所のラーメン屋台)

菜々「おじさん、こんばんは。一杯おねがいします」

ほたる「あ、私も……」

屋台店主「こんばんはナナちゃん、ほたるちゃん。レッスン帰りかい?」

菜々「ナナのバイトとほたるちゃんの学校が終わってからのレッスンだと、どうしても終わりが遅くなっちゃうんですよねえ」

ほたる「そうですよね……」

菜々「でも平日この時間のレッスンは日曜のお昼とかと比べて圧倒的にお得だから遅いのは我慢です」

ほたる「そうなんですよね……!!」

屋台店主「はい、おまちどう」

菜々「いただきまーす……おいしい!」

ほたる「寒いと、よけい美味しく感じますね」

菜々「本当はこんな時間によくないんですけど、たまには自分への御褒美、いいですよね」

ほたる「菜々さん」

菜々「はい?」

ほたる「御褒美、今週三度目です……」

菜々「――ラーメン、おいしいですね」

ほたる「ラーメン、おいしいですね……」




白菊ほたる「どきどき呑み会」片桐早苗「……」

1 : ◆cgcCmk1QIM 2018/12/21(金)15:04:40 ID:Ccq

◎クリスマス後のある夜/女子寮・松尾千鶴私室前

ほたる「こんばんは、こんばんは。入れてください(ノックしてもしもし)」

千鶴「誰?(扉の中から)」

ほたる「私です、ほたるです」

千鶴「ほたるちゃん? 嘘じゃないでしょうね」

ほたる「ううん、本当にほたるです」

千鶴「ほんと?」

ほたる「ほんとですよ」

千鶴「ほんとのほたるちゃんなら、泰葉さんのモノマネが出来るはず」

ほたる「えっ」

千鶴「できないの? やっぱり偽者なんじゃ――」

ほたる「えっ、ええと――(ハイライトを消して)『命令。ソコノ市民、停止シナサイ』」

千鶴「(扉ガチャー)そのマニアックなチョイス、ほんとにほたるちゃんだ!」




松尾千鶴「ほたるちゃんが蛹になった」

1 : ◆cgcCmk1QIM 2018/12/06(木)01:51:19 ID:Qy6


岡崎泰葉「ごめん、千鶴ちゃんが何言ってるのかわからない」

千鶴「だから、ほたるちゃんが蛹になっちゃったんですよ!!」

泰葉「そんな馬鹿な」

千鶴「馬鹿なったって、ほら見てください!!」

蛹になった白菊ほたる(テテーン)

泰葉「うわあ本当だ」




安部菜々「きっとみんな、みんな」


1 : ◆cgcCmk1QIM 2018/12/03(月)18:44:36 ID:4Cr
・アイドルマスターシンデレラガールズの二次創作です。
・菜々さんシンデレラガールおめでとう(今更) 
・拙作「ほたると菜々のふたりぐらし」から直接繋がった話になっています。
・また、過去に安部菜々と白菊ほたるがアパートで同居していたことがある、という設定を引き継いでいます。

2 : ◆cgcCmk1QIM 2018/12/03(月)18:45:48 ID:4Cr
◎ある夜/某芸能事務所女子寮ロビー

 寮の消灯時間なんかとっくに過ぎた午前3時に、私はときどき寮のロビーを訪れます。

 そこの自販機で冷たいコーヒーを買って、真っ暗な外をぼんやり眺めて、色々な事を考えるのです。

 そうしていると時々、私と同じように寮生活している事務所所属のアイドルの子に出会うことがあります。

「あれっ、ほたるちゃん?」

「ああ、千鶴ちゃん――」

 この日はちあわせしたのは、同じユニットのお姉さんである松尾千鶴ちゃん。

「こんな時間だから、誰も起きていないと思っていました」

「――まあ、今日はちょっと。勉強してたら目が冴えてきちゃって」

 首を傾げる私に困ったみたいに笑って、千鶴ちゃんもコーヒーを一本買いました。

 こんな時間ですから、甘くないブラックコーヒーです。




[ 2018/12/03 20:55 ] モバマスSS | TB(0) | CM(0)
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