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【モバマス?】一ノ瀬志希?「志希ちゃん、失踪したくなっちゃったなー」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1515413938/

1 : ◆Z5wk4/jklI 2018/01/08(月) 21:18:58.68 ID:MruIbyxGO
おせじにもあまり気持ちの良い話ではないのでご了承ください。



2 : ◆Z5wk4/jklI 2018/01/08(月) 21:19:48.14 ID:MruIbyxGO
<1>

 横断歩道の向こうのビルの大型液晶には、いまをときめくアイドルが演じるCMが映し出されていた。
 人気アイドルユニット、レイジー・レイジーの一ノ瀬志希。宮本フレデリカ。
 どちらも、私にとって憧れのアイドル。
 私なんかよりもずっとずっと高い、手の届かないようなところにいて、きらきら輝いている。

 私はどうにもならない気持ちが胸の中に渦巻いているのをどうにもできずに、そのまま呑み下す。
 口を結んで、私は、今日もアルバイトに向かう。

「あ、ちょっと、そこのひと!」

 背後から声をかけられて、そちらを振り向く。スーツ姿の男性がこちらに手を振っていた。

「私……ですか?」

 不覚にも返事をしてしまった。これでキャッチセールスの類だったりすると、断るのは少し面倒になる。

「はい。ああ、すいません、私、こういうものでして……」

 スーツ姿の男性は、私に名刺を差し出してきた。
 そこに書かれた文字を見て、思わず胸が高鳴る。

「プロデューサー……さん、ですか……?」

 書かれていたのは、芸能プロダクションの名前。それも、この国で最高峰の。

「ちょっと、お話、できませんか? アイドルに興味とか、ありませんか?」

「あ……」私は苦笑いする。「私……今、一応、アイドル……なんです」




【モバマス】十年後もお互いに独身だったら結婚する約束の比奈と(元)P

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1513345340/

1 : ◆Z5wk4/jklI 2017/12/15(金) 22:42:20.95 ID:pJOnavxQ0
「ほ、ホントっスか? ホントに、アタシなんかで、プロデューサー、じゃなかった、あの……や、ちょっとまってください」荒木比奈は俯き、片手で額を覆う。「ちょ、ちょっと状況について行けてないっス」

 比奈はそれから、うーうーうなったり、ぶつぶつよく聞こえない声でなにか呻いて、あるところで足元を見てぴったり止まった。

「あー、あー」比奈は足元を見たまま首を左右に振る。「すっごくよくない予感するっス。あとできっと、信じられないくらいだらしないことに……なると思うっス」

 声は途中から小さくなった。

 それから長い時間が経って。ようやく比奈は顔をあげた。

 ほんのすこし濡れた目じりと、紅潮した頬と、笑っているのか泣いているのかわからない口角。

 比奈はそのまま、両手を身体の前で揃えて、ゆっくりと頭を下げた。


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【デレマス】「先輩プロデューサーが過労で倒れた」完結編

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498831764/

1 : ◆Z5wk4/jklI 2017/06/30(金) 23:09:25.11 ID:DzD82Pjh0
前作「先輩プロデューサーが過労で倒れた」の完結編です。
日野茜、荒木比奈、上条春菜、関裕美、白菊ほたるの話を主に書きます。
もうしばらくお付き合いくださいませ。

前作はこちら。
【デレマス】「先輩プロデューサーが過労で倒れた」






【デレマス】「先輩プロデューサーが過労で倒れた」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1493641193/

1 : ◆Z5wk4/jklI 2017/05/01(月) 21:19:54.05 ID:z+wGLY660
長くなります。

日野茜と荒木比奈の話を主に書きます。

2 : ◆Z5wk4/jklI 2017/05/01(月) 21:22:35.29 ID:z+wGLY660
 少年の目のまえに立ち、少女が言う。

「わたしね、大きくなったらアイドルになるの! 世界でいちばんのアイドル!」

 少女は一点の曇りもない笑顔だった。――笑顔であるはずだと、少年は思った。少年からはどういうわけか、その少女の顔がぼやけて見えない。

「それでね、あなたはわたしの、プロデューサーになるんだよ!」

「プロデューサーって、なに?」

 少年は尋ねる。問われたほうの少女はきょとんと目を丸くして、それから怒ったようにぷくっと頬を膨らませた。

「そんなの、決まってるでしょ! わたしをプロデュースするひと!」

 少年は困惑する。

「プロデュース、って……なにするの?」

「えっ?」今度は少女のほうが、困ったような顔をした。「……わかんない……でも、プロデュース、してくれる?」

「ええと……うん、わかった、プロデュース、する」

 少年はよくわからないまま頷いた。それで少女が喜んでくれるなら、それでいいと思った。
 少年の答えに、少女はぱっと笑顔を咲かせた。

「やくそくだよ! よろしくね、プロデューサー!」

「うん、よろしく!」

 少年はそう答えた。答えながら、少年はずっと、その少女の顔を思い出そうとしていた。




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