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【ミリマス】白石紬「あなたはエッチなのですか?」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1499675790/

1 : ◆Xz5sQ/W/66 2017/07/10(月) 17:36:31.21 ID:aCNVt51G0
===

「一つ、確認しておきます。あなたはエッチなのですか?」

 問われ、男は言葉を失った。

 今、目の前に立つ見目麗しい少女はその澄んだ瞳を真っ直ぐに向け、彼の返事を待っている。

 だがしかし、ここは何と答えることが正解なのか? 

「はい」か「いいえ」か、単純な二択のハズなのに、
 男にはそのどちらを選んだ場合でも、来るべき未来は同じ物に思えてならなかった。

 そしてまた、その予感と予想は至極正しい。

 どちらを選んでもバッドコミュ。

 彼にはとても気の毒だが、この質問に正解など、
 最初(ハナ)から用意されていない。




[ 2017/07/20 22:25 ] グリマスSS | TB(0) | CM(0)

【ミリマス】環「かおりとたまきとおやぶんと!」響「ちょっと、自分は!?」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498844262/

1 : ◆Xz5sQ/W/66 2017/07/01(土) 02:37:43.29 ID:0ligPOBV0
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 休日、空ははろばろいい天気。ポカポカ陽気もちょいと添えて、今日は絶好の外遊び日和と言っていい。
 
 足を運んだ公園は、案の定沢山の子供たちで溢れていて……
 そんな子供の群れに混じって、元気に走る少女が一人。

「おやぶーん! こっちこっち~!」

「おー、見てる見てる。あんまりはしゃぎ過ぎるなよー!」

 こっちに呼びかける環に手を振って、俺は隣にいる女性へと顔を向ける。

「歌織さん、荷物重たくないですか? もう少し俺が持ちましょうか」

「いいえ、平気です。……それよりもプロデューサーさん」

「はい?」

「今日は、晴れて良かったですね。環ちゃんたちも嬉しそうで……ふふっ♪」

 ああ、なんて人の心をほんわかとさせる笑顔なんだ。

 お弁当の入った鞄を手に持って、公園の中を走り回る環を見つめる歌織さんの横顔は美しい。

 今でも信じられないな、こんな綺麗な人を劇場に、アイドルにスカウトできたなんて。




【ミリマス】甘~い亜利沙にご用心

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498555838/

1 : ◆Xz5sQ/W/66 2017/06/27(火) 18:30:39.08 ID:c8riKZqL0
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 松田亜利沙は知っている。

 プロデューサーが個人用メールで自分のことを呼び出す時には、
 誰かしら面識のあるアイドルちゃんが美味しい目に、いや、酷い目に合わされる時であると。

 コンコンコンと劇場に用意された彼の自室をノックして、
 亜利沙は小さく扉に向かって声かける。

「プロデューサーさん、ありさです」

「……入れ」

 ガチャリ。少しだけ開いた扉の隙間から、
 職務に"イっちゃってる"目をした彼が顔を見せた。

 ごくりと、亜利沙の喉がなる。

 ああ! 今日は一体、誰がその毒牙にかけられるのか……。




【ミリマス】P「ふーん……新しい娘が三人ねぇ」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1497280170/

1 : ◆Xz5sQ/W/66 2017/06/13(火) 00:09:31.14 ID:lDpWdKvG0
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N(ナレーション)『今回のお話は、見るに堪えないプロデューサーの顔から始まります』

P「ぐぇっへっへっへっへ。今度入る青羽の美咲ちゃん。この童顔で二十歳だそうじゃあないですか」

秋月律子「楽しみですよね、私より一つ年上で……って、プロデューサー? 顔が悪いですよ、顔が」

P「やい律子! この顔に生まれてこのかた二十と数年。自分がイケメンじゃないことぐらい知ってらぁ!」

音無小鳥「いやいやいや」

小鳥「プロデューサーさん、悪い顔してますよって話ですよ」




【ミリマス】春香「まさかの時のアイドル裁判!」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1496865806/

1 : ◆Xz5sQ/W/66 2017/06/08(木) 05:03:26.26 ID:qcNmfppi0
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 今、パイプ椅子に座って台本に目を通しているのは事前の準備を怠らないことで有名な北沢志保だ。

 彼女は自分の台詞を確認すると、ひょいと客席に向かって顔を上げる。

 その顔は一見すると無表情、しかし、よく見れば自分の仕事に誇りを持つ者に共通する、
 一種のプライドを見つけることができるだろう。

 最も効果的なタイミングを計り、最高の声の調子をイメージし、彼女は堂々と、
 しかし慇懃無礼にはならぬように細心の注意を払って「始まります」――おっと、
 説明をしている間に彼女の台詞が終わってしまった。




【ミリマス】未来「抗議する! 抗議するぞ!」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1496533062/

1 : ◆Xz5sQ/W/66 2017/06/04(日) 08:37:42.39 ID:z27wdgkp0
===

 今、劇場楽屋で一人の少女が立ち上がる! 

 休憩中や待機中の友人たちが何事かと視線を向ける中、
 彼女は拳をえいえいと振りながら宣言した!

「抗議する、抗議するぞ!」

 "こうぎ"と言うより"こーぎ"といった発音で、春日未来は最上静香に詰め寄ると。

「私、静香ちゃんに抗議する!」

「はぁ?」

「抗議するぞ? 抗議しちゃうぞ!」

「未来、一体どうしたの?」

「どうもこうも無いよ! 抗議するの!」




【ミリマス】春の訪れ、未来の予感

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495965704/

1 : ◆Xz5sQ/W/66 2017/05/28(日) 19:01:44.89 ID:QRCL/BKOo
※ 短いです。

===

 未来の第一印象と言えば、

 まず初めに「元気な子だな」という当たり障りの無いもので、
 次が「アホの子だな」だったと記憶する。

 その日、劇場正面の入り口で俺たち二人は出会ったんだ。




【ミリマス】薄切り揚げ芋と優等生の堕とし方

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495792614/

1 : ◆Xz5sQ/W/66 2017/05/26(金) 18:56:54.44 ID:CAU4KMeY0
===

 琴葉にポテチを食べさせたい。琴葉にポテチを詰め込みたい。
 琴葉をポテチまみれにしたい。ポテチのせいで脂っこくなった指先を、お行儀悪くぺろりと一口舐めさせたい。

「と、言うワケで琴葉ちゃん!」

「ポテチを食べてくれ、お願いだ!」

 松田亜利沙とプロデューサー。

 二人に迫られた田中琴葉は、ただ曖昧な笑顔を返すことしかできなかった。

「あの、どうして私なんですか? ……というより、なぜ、その……ポテトチップスを?」

「そんなの決まってるじゃないか!」

「優等生が気を許し、ついつい誘惑に負けるその瞬間!」

「ああ、堕落する姿は美しい!」

 力説する二人の姿に「わ、分かりません、そんなこと……」と琴葉が後ずさりながら距離を取る。




【ミリマス】俺の係は"杏奈係"

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495638491/

1 : ◆Xz5sQ/W/66 2017/05/25(木) 00:08:11.83 ID:FJ75OzKB0
※ 独自設定が多々あります。
===1.

 あんな係なんてもう嫌だ! えっ? 何の話って……"杏奈係"の話だよ。

 生き物係とか、給食係とか、学校にはいろんな係があるだろう?

 で、俺の担当が"杏奈係"。なに? なんの係か分からないって? 

 ……お前、望月杏奈知らないの? そうだよ、それだよ。
 今テレビなんかでやたらと目にする、アイドル杏奈の話だよ。

===

「ん! 休み中のノート。それからテスト範囲をまとめたプリントと、その他諸々の連絡物」

 言って、俺は持ってた物をアイツの机にドサッと置いた。

 なんてことはないホームルーム前の朝の時間。
 何人かのクラスメイトがこっちを見るが、肝心の奴は上の空。

「おい、聞いてんのか?」

 声をかけてからややあって、アイツはこくんと頷いた。

 それからいつもみたいにボーっとした顔のまま、プリント類を机の中にしまいだす。

 まっ、それはいい。

 言われてすぐに動くのは、むしろ褒めたっていいぐらいだ。……しかし。




[ 2017/05/25 16:55 ] グリマスSS | TB(0) | CM(0)

【ミリマス】育桃環と苦いアレ

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495269273/

1 : ◆Xz5sQ/W/66 2017/05/20(土) 17:34:33.82 ID:doYf7wUn0
===

「育も環も分かってない。年齢じゃないの、大人って」

「でも、わたしたちいつも子供扱いされてるし」

「おやぶんはお酒も飲める大人だし」

「だからそれは、ただ二十歳を過ぎてるってだけで。……見てごらんよ、二人とも」

 そうして周防桃子は自分たちの座るソファの隣、ぶぅーんと気怠くファンを鳴らす、
 みすぼらしい小型冷蔵庫のことを指さした。


 ここはご存知765プロ。

 持ち込まれた『お客さん』の存在により、普段より狭くなった談話スペースだ。




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