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【ミリマス】コトハジメ

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1518043629/

1 : ◆Xz5sQ/W/66 2018/02/08(木) 07:47:10.01 ID:9Wp9vh8Yo
※独自設定とコミュバレを含みます。

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765プロ、39プロジェクトオーディション会場。
俺は机に向かって腕を組み、ぐぬぬうむむと悩んでいた。

隣では同僚でもある律子が手元の資料を眺めながら。

「それで、どっちにするんです? その子」

問いかけられてまたもムムムッ。

俺たちは今、事務所に迎える新人アイドルの合否を決めているところだった。

もう少し詳しく言うと有望人材かそうでないかの目星をつけてる真っ最中。
既に応募者たちの歌やダンスの実技テストは終了して、後は面接を残すのみなのだが。

「現段階の実力的には不十分。……でもなー、彼女ったらホント楽しそうに歌うんだよ」

「知ってます。一緒にその場で見てましたから」

「落としたくないなー。泣いてるトコとか見たく無いなぁ~」

あてつけがましい俺の態度に、律子が呆れたように嘆息する。

「プロデューサー?」

「……んっふ、ダメぇ?」

「あのですね。社長にだって言いましたけど、ウチも慈善事業じゃないですから。
そう手当たり次第に受け入れてちゃ、オーディションする意味が無いでしょう」




【ミリマス】箱崎星梨花の投げキッス

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1517405561/

1 : ◆Xz5sQ/W/66 2018/01/31(水) 22:32:42.01 ID:2BO+JENwo
===

直撃を喰らうと見事に死ぬ。いわゆるキュン死というやつだ。

箱崎星梨花の投げキッス、それは神をも殺せる殺神的な"愛らしさ"を濃縮させた兵器だった。

見ろ! 今まさに幸運にも――いや、不幸にもだ。
そのキッスを正面から受け止めた男は机に突っ伏す形で死んでいる。

自らの血溜まりに半身を浸し、正真正銘紛れもなく絶賛活動停止中。

冗談じゃない。微動だにしない。

固く閉ざされた瞼を無理やり指でこじ開ければ濁った白目がこんにちわ。

その見事なまでの死にっぷりに、
事の一部始終を間近で目撃した野々原茜も「マジか」と言うのが精一杯。




【ミリマス】志保「私に、妹」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516742150/

1 : ◆Xz5sQ/W/66 2018/01/24(水) 06:15:50.52 ID:9cO+iDUHo

※志保の口調がぶれます。ぶれます。

===

志保「ある日の765プロ劇場にて、何気ない会話が私の興味を刺激した」


やよい「そうしたらウチの妹が」

まつり「姫の妹も同じなのです」

このみ「私の場合、『いい歳なのに似合ってるね~』とか言われちゃってぇ」

貴音「ふふっ。どの家の妹も少なからず、姉に対する憧れの気持ちがあるようですね」


志保「家族談義、ううん。"妹談義"に花を咲かせるメンバーを見て」

志保「内容はそう、『姉のアイドルとしての活動を、妹はどう見ているか?』」


志保「……気になる」




【ミリマス】乙女嵐と初詣

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1514966505/

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 17:01:45.55 ID:SK37WLJIo
===
予定は遅れに遅れていた。

既に集合時間を一時間もオーバーしているのに、未だ待ち合わせ場所に待ち人たちは現れず、

これが初めてのデートだったなら、そろそろ「約束をすっぽかされたかな?」とか
「俺、もしかしてからかわれた?」なんて不安な気持ちになりだしちゃうような頃合いだ。

電話は不通、既読も無し、なんの為の連絡手段なのかとスマホに当たるも無駄なこと。

「うぅ、寒ぃ……!」

寒風さし込むコートの頼りなさは俺の首を縮こまらせ、
無機質な生き物のような冬の空から目の前の雑踏へと視線を戻して考える。




【ミリマス】可奈、生クリームかな

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1514673350/

1 : ◆Xz5sQ/W/66 2017/12/31(日) 07:35:50.61 ID:KdYkCwkoo
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「クリームは~、口溶け滑らかクリーミ~♪」

そう口ずさんで、大きなシュークリームに口をつける。

「カスタード~、プリンと合わせるクリーム~♪」

さらに、右手に持ったスプーンですくったプリンもパクリと口の中。

「スイーツが~、合わさり奏でるハーモニーっ♪」

心底幸せそうな顔をして、歌う彼女には悪いけど。

「……ねぇ可奈、それは少し食べ過ぎじゃない?」

忠告。私は読み込んでいた台本から顔を上げると、
テーブルの上でお一人様スイーツパーティを開いていた可奈をできるだけ優しく睨みつけた。

……するとキョトンなんて音がしそうな顔をして、彼女が私の方を見る。




【ミリマス】メタフィクションとの狭間だぞ琴葉

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1513745338/


1 :本番開始五秒前。4、3…… ◆Xz5sQ/W/66 2017/12/20(水) 13:48:59.06 ID:duWisrhGo
===
――ここは、とある765劇場内廊下――

琴葉「…………」

琴葉「…………あれ?」

琴葉「もしかして、もう始まっていたりします? ――えっ!? 待って、嘘!?」

琴葉「そういうことはもっと早く! カ、カメラはこっちに? では――」


琴葉「――こんにちは皆さん。私、田中琴葉と申します」ぺこり

琴葉「初めての方には初めまして。ご存知の方にはお久しぶりです」

琴葉「最近はあまり出番もありませんでしたが」

琴葉「このSSでは久々に、私がメインですよ! 主役!」


P「――と、いうベタな掴みから始まった」

P「諸君、今回の話はご覧の通りにメタであーる!」

2 : ◆Xz5sQ/W/66 2017/12/20(水) 13:51:34.02 ID:duWisrhGo
このお話は前作

【ミリマス】うちの琴葉知りませんか?

の続きだと思っていただき結構です。




[ 2017/12/20 20:55 ] グリマスSS | TB(0) | CM(1)

【ミリマス】我が恋の運命に応えてあなたっ♪

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1513606800/

1 : ◆Xz5sQ/W/66 2017/12/18(月) 23:20:00.96 ID:YUfqXVrM0
※ 独自設定が多々あります。
===

少女は部屋に飛び込むなり。

「PさんPさん!」

「なんだ、百合子か、おはようさん」

「はい、おはようさんです」

と、朝の挨拶を男と交わし。

「早速ですけど、髪型、変じゃないですか? 寝癖とかついていませんか?」

「いや別に……いつもの編み込みが無いぐらいだな」

「そりゃそうです。今から編み込むんですから」

と、彼の真横に陣取った。

「百合子、近い」

「近くないです」

「あとな、百合子、これはなんだ?」

男は少女から手渡された一本の紐ゴムを見つめてそう尋ねた。彼女が言う。




【ミリマス】金髪撫子は炬燵に入り、たい焼き氷菓に色狂う

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1512480326/

1 : ◆Xz5sQ/W/66 2017/12/05(火) 22:25:27.35 ID:SuJRDoqN0
===
765プロ劇場多目的和室にはこたつがある。
十二畳の畳張り。広い部屋の中央に、もう一度言うがこたつがある。

コタツ、炬燵、おこたコタツ。テーブルと布団の組み合わせ。

俺のこたつが真っ赤に燃える。お前もこたつむりにしてやろうか?
あー、あー、こたつみかん。冬が去ってもおこたは出しておこう……。

さて、そんなこたつにアイドルが入る。劇場にあるのだ当然だ。
道具は、使われるため、利用されるためにそこにあるのである。

日本人の、アイドルの、日本の地に立つ二本の足を温めるためにあるのである。
だからほら、こたつに両足を突っ込んで、蕩け切った表情を浮かべる劇場アイドルエミリースチュアート!!

「……はぁ~……幸せでしゅ」

英国生まれの金髪少女、エミリーはすっかりコタツの虜だった。
今もその一辺を占拠して、日本の誇る冬の文化、こたつみかんを堪能し終わったばかりである。




【ミリマス】白石紬「彼女の笑顔はミリオンドル」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1512227698/

1 : ◆Xz5sQ/W/66 2017/12/03(日) 00:14:58.50 ID:IeQoE4Hm0
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それはここしばらくの間を実家で過ごしていた私が久々に劇場へ顔を出すことのできたある日のことです。
開口一番と申しましょう。私たちのところへやって来た茜さんはいつにも増した爛漫さで。

「おっはようプロちゃんいい朝だね! こういう爽やかな一日の始まりは、グッドニュースで迎えたいとは思わない?
実は! あるのだ! そんなニュースが! さてさて一体それはなんでしょーか?」

と矢継ぎ早に言葉を捲し立て。

「ハイ残念ですけど時間でーす! 正解は、なななんと! 今あなたの目の前に立っている超絶美少女プリティーアイドル
野々原茜ちゃんのたーんじょーうびーっ!! ハッピーバースデー茜ちゃん! お誕生日おめでとう茜ちゃん!!

さあプロちゃんよ、財布の紐を緩める準備はオーケーかい? 明日は朝から晩まで盛大に! ド派手に! ゴージャスに!
天使茜ちゃんの生誕を祝って祝って祝いまくるのだーっ♪」

などと身振り手振りも交えて大変な盛り上がりよう。
対するプロデューサーと私はと言えば、朝から食卓に特盛のカツ丼を振る舞われた胃弱な人の如く顔を曇らせつつ。

「……あー、そうな、誕生日な」

「本当ですか? それはおめでとうございます」

「もうもう二人とも元気ないよー? ほらほら、テンション上げて行こ?」

「いや、別段暗いつもりは無いんだが……」

「どちらかと言えば、茜さんが元気過ぎるのではありませんか?」




【ミリマス】杏奈の好奇心は犬を殺す

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1512036481/

1 : ◆Xz5sQ/W/66 2017/11/30(木) 19:08:01.39 ID:EJI08azK0
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ご存知、765プロ劇場には「多目的和室」と呼ばれる部屋があるの。

十二畳ほどの広さのこの部屋はお茶会の会場になったりお昼寝のできる仮眠室になったり、
はたまたレクリエーションルームの代わりに使われたりと季節や用途に合わせて変幻自在の変身を見せる。

そして今、いつも畳のいい匂いがしてるこの部屋にはコタツがデーンと置かれてた。

アイドル事務所にコタツって? なんて事情を知らない人は首を捻るかもしれないけど、
これは「女の子が体を冷やすのはよくないだろう」なんて社長の粋な計らいから導入に踏み切られた経緯のある一品だよ。




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